JPH1191894A - オイル供給装置 - Google Patents
オイル供給装置Info
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- JPH1191894A JPH1191894A JP27224197A JP27224197A JPH1191894A JP H1191894 A JPH1191894 A JP H1191894A JP 27224197 A JP27224197 A JP 27224197A JP 27224197 A JP27224197 A JP 27224197A JP H1191894 A JPH1191894 A JP H1191894A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 オイル交換の際に、供給すべき新オイルの適
正量を簡単に設定できるオイル供給装置を提供する。 【解決手段】 自動車のエンジンオイル等のオイルを交
換するに際し、少なくとも前記オイルを自動車へ供給す
る機能を備えたオイル供給装置において、顧客を識別す
るための顧客データを入力する手段と、前記顧客データ
と対応させて供給するオイルの量または設定データを記
憶する手段と、該記憶手段に前回供給のオイル量が記憶
されている場合は、前記顧客データ入力手段で与えられ
る顧客データに基づいて前記記憶手段から前回のオイル
量または設定データを呼び出し、この前回のオイル量ま
たは設定データに基づく量のオイルを自動供給可能とす
る制御手段とを備える。
正量を簡単に設定できるオイル供給装置を提供する。 【解決手段】 自動車のエンジンオイル等のオイルを交
換するに際し、少なくとも前記オイルを自動車へ供給す
る機能を備えたオイル供給装置において、顧客を識別す
るための顧客データを入力する手段と、前記顧客データ
と対応させて供給するオイルの量または設定データを記
憶する手段と、該記憶手段に前回供給のオイル量が記憶
されている場合は、前記顧客データ入力手段で与えられ
る顧客データに基づいて前記記憶手段から前回のオイル
量または設定データを呼び出し、この前回のオイル量ま
たは設定データに基づく量のオイルを自動供給可能とす
る制御手段とを備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のエンジンオイ
ル、トルクコンバータオイル等のオイルを交換するに際
して使用される装置に関し、具体的には自動車に対し使
用済みオイルの抜取と新オイルの注入を行うオイル交換
装置、及び使用済みオイルの排出後の自動車に新オイル
の注入を専ら行うオイル注入装置等の、オイルを自動車
へ供給する機能を備えたオイル供給装置に関するもので
ある。
ル、トルクコンバータオイル等のオイルを交換するに際
して使用される装置に関し、具体的には自動車に対し使
用済みオイルの抜取と新オイルの注入を行うオイル交換
装置、及び使用済みオイルの排出後の自動車に新オイル
の注入を専ら行うオイル注入装置等の、オイルを自動車
へ供給する機能を備えたオイル供給装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種の装置として、予め設定
入力した量の新オイルを自動供給可能としたプリセット
供給装置や、抜き取った使用済みオイルの量と同量の新
オイルを自動供給可能とした自動交換装置が知られてい
る。
入力した量の新オイルを自動供給可能としたプリセット
供給装置や、抜き取った使用済みオイルの量と同量の新
オイルを自動供給可能とした自動交換装置が知られてい
る。
【0003】しかしながら、前者の場合、供給すべき新
オイルの量はオイル交換を行う度毎に手動で設定入力し
なければならず、また、後者の場合は、抜き取った使用
済みオイルの量が供給当初より減少していたり、重量で
オイル量を計測した場合には新オイルと使用済みオイル
で比重が異なるということが考えられ、必ずしも供給さ
れる新オイルの量が各車両あるいは各エンジンに対して
適正であるとは言えなかった。また、同じ自動車である
以上、供給するオイル量は各回とも同じでよいはずであ
るが、従来の装置ではオイル交換の度に供給するオイル
量が一定せず、客の不信を買う不都合もあった。
オイルの量はオイル交換を行う度毎に手動で設定入力し
なければならず、また、後者の場合は、抜き取った使用
済みオイルの量が供給当初より減少していたり、重量で
オイル量を計測した場合には新オイルと使用済みオイル
で比重が異なるということが考えられ、必ずしも供給さ
れる新オイルの量が各車両あるいは各エンジンに対して
適正であるとは言えなかった。また、同じ自動車である
以上、供給するオイル量は各回とも同じでよいはずであ
るが、従来の装置ではオイル交換の度に供給するオイル
量が一定せず、客の不信を買う不都合もあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決すべき課
題は、オイル交換の際に、供給すべき新オイルの適正量
を簡単に設定できるオイル供給装置を提供することにあ
る。
題は、オイル交換の際に、供給すべき新オイルの適正量
を簡単に設定できるオイル供給装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、自動車のエンジンオイル等のオイルを交換
するに際し、少なくとも前記オイルを自動車へ供給する
機能を備えたオイル供給装置において、顧客を識別する
ための顧客データを入力する手段と、前記顧客データと
対応させて供給するオイルの量を記憶する手段と、該記
憶手段に前回供給のオイル量が記憶されている場合は、
前記顧客データ入力手段で与えられる顧客データに基づ
いて前記記憶手段から前回のオイル量を呼び出し、この
前回のオイル量に基づく量のオイルを自動供給可能とす
る制御手段とを備える。
に本発明は、自動車のエンジンオイル等のオイルを交換
するに際し、少なくとも前記オイルを自動車へ供給する
機能を備えたオイル供給装置において、顧客を識別する
ための顧客データを入力する手段と、前記顧客データと
対応させて供給するオイルの量を記憶する手段と、該記
憶手段に前回供給のオイル量が記憶されている場合は、
前記顧客データ入力手段で与えられる顧客データに基づ
いて前記記憶手段から前回のオイル量を呼び出し、この
前回のオイル量に基づく量のオイルを自動供給可能とす
る制御手段とを備える。
【0006】また、自動車のエンジンオイル等のオイル
を交換するに際し、少なくとも前記オイルを自動車へ供
給する機能を備えたオイル供給装置において、顧客を識
別するための顧客データを入力する手段と、供給すべき
オイルの量を設定するための車両型式等の設定データを
入力する手段と、該設定データ入力手段で与えられる設
定データに基づいて供給すべきオイル量を設定する手段
と、前記顧客データと対応させて供給するオイル量を記
憶する手段と、前記設定手段で与えられるオイル量を自
動供給可能であり、また前記記憶手段に前回供給のオイ
ル量が記憶されている場合は、前記顧客データ入力手段
で与えられる顧客データに基づいて前記記憶手段から前
回のオイル量を呼び出し、この前回のオイル量に基づく
量のオイルを自動供給可能とする制御手段とを備える。
を交換するに際し、少なくとも前記オイルを自動車へ供
給する機能を備えたオイル供給装置において、顧客を識
別するための顧客データを入力する手段と、供給すべき
オイルの量を設定するための車両型式等の設定データを
入力する手段と、該設定データ入力手段で与えられる設
定データに基づいて供給すべきオイル量を設定する手段
と、前記顧客データと対応させて供給するオイル量を記
憶する手段と、前記設定手段で与えられるオイル量を自
動供給可能であり、また前記記憶手段に前回供給のオイ
ル量が記憶されている場合は、前記顧客データ入力手段
で与えられる顧客データに基づいて前記記憶手段から前
回のオイル量を呼び出し、この前回のオイル量に基づく
量のオイルを自動供給可能とする制御手段とを備える。
【0007】また、自動車のエンジンオイル等のオイル
を交換するに際し、少なくとも前記オイルを自動車へ供
給する機能を備えたオイル供給装置において、顧客を識
別するための顧客データを入力する手段と、供給すべき
オイルの量を設定するための車両型式等の設定データを
入力する手段と、前記顧客データと対応させて前記設定
データ入力手段で与えられる設定データを記憶する手段
と、前記設定データ入力手段で与えられる設定データま
たは前記記憶手段で与えられる前回の設定データに基づ
いて供給すべきオイル量を設定する手段と、該設定手段
で与えられるオイル量を自動供給可能とする制御手段と
を備える。
を交換するに際し、少なくとも前記オイルを自動車へ供
給する機能を備えたオイル供給装置において、顧客を識
別するための顧客データを入力する手段と、供給すべき
オイルの量を設定するための車両型式等の設定データを
入力する手段と、前記顧客データと対応させて前記設定
データ入力手段で与えられる設定データを記憶する手段
と、前記設定データ入力手段で与えられる設定データま
たは前記記憶手段で与えられる前回の設定データに基づ
いて供給すべきオイル量を設定する手段と、該設定手段
で与えられるオイル量を自動供給可能とする制御手段と
を備える。
【0008】また、自動車のエンジンオイル等のオイル
を交換するに際し、少なくとも前記オイルを自動車へ供
給する機能を備えたオイル供給装置において、供給すべ
きオイルの量を設定するための車両型式等の設定データ
を入力する手段と、オイルフィルタの交換の有無を指定
する手段と、前記入力手段で与えられる設定データと前
記指定手段で与えられるオイルフィルタの交換の有無と
に基づいて供給すべきオイルの量を設定する手段と、該
設定手段で与えられるオイル量を自動供給可能とする制
御手段とを備える。
を交換するに際し、少なくとも前記オイルを自動車へ供
給する機能を備えたオイル供給装置において、供給すべ
きオイルの量を設定するための車両型式等の設定データ
を入力する手段と、オイルフィルタの交換の有無を指定
する手段と、前記入力手段で与えられる設定データと前
記指定手段で与えられるオイルフィルタの交換の有無と
に基づいて供給すべきオイルの量を設定する手段と、該
設定手段で与えられるオイル量を自動供給可能とする制
御手段とを備える。
【0009】さらに、前記オイル供給装置において、供
給するオイルの油種を指定する手段を備え、前記記憶手
段では、前記オイル供給量または設定データと共に前記
指定手段で与えられる油種を記憶するようにする。ま
た、前記顧客データ入力手段では、顧客データとして顧
客自動車の車両登録番号を入力する。また、前記設定デ
ータ入力手段では、車両型式およびエンジン型式を入力
する。
給するオイルの油種を指定する手段を備え、前記記憶手
段では、前記オイル供給量または設定データと共に前記
指定手段で与えられる油種を記憶するようにする。ま
た、前記顧客データ入力手段では、顧客データとして顧
客自動車の車両登録番号を入力する。また、前記設定デ
ータ入力手段では、車両型式およびエンジン型式を入力
する。
【0010】
【作用】請求項1の発明によれば、予め顧客データに対
応させて記憶されている前回オイル供給時の供給オイル
量に基づいて、新オイルの自動供給を行い、前回と変わ
らない量のオイルを供給できる。また、請求項2の発明
によれば、車両型式等設定データの入力によって的確に
決定されたオイル供給量を自動供給し、さらに、顧客デ
ータに対応させてこの供給オイル量を記憶しておき、次
回のオイル供給時に呼び出し、これに基づいて毎回適正
な量のオイルを自動供給する。また、請求項3の発明に
よれば、設定データ入力手段による入力あるいは顧客デ
ータに対応させて記憶されている設定データの呼び出し
によって与えられる設定データに基づいて決定される量
のオイルを自動供給する。また、請求項4の発明によれ
ば、オイルフィルタの交換の有無を入力することによっ
て、交換有りの場合と無しの場合とそれぞれに対応した
量のオイルを自動供給する。また、請求項5の発明によ
れば、油種の選択が可能であり、前記設定データに油種
を含め、これを顧客データに対応させて記憶しておくこ
とにより、設定データ呼び出し時に、供給オイル量を決
定するのと同時に前回使用した油種の指定を行う。ま
た、請求項6の発明によれば、顧客自動車の車両登録番
号を顧客データとして入力するようにしたので、作業員
は顧客自動車を見てその車両登録番号を入力するだけで
顧客の識別が行える。さらに、請求項7の発明によれ
ば、供給オイル量の決定に際し、車両型式およびエンジ
ン型式を設定データとして入力することにより、各顧客
自動車のエンジンに対して最適量のオイルを自動供給す
る。
応させて記憶されている前回オイル供給時の供給オイル
量に基づいて、新オイルの自動供給を行い、前回と変わ
らない量のオイルを供給できる。また、請求項2の発明
によれば、車両型式等設定データの入力によって的確に
決定されたオイル供給量を自動供給し、さらに、顧客デ
ータに対応させてこの供給オイル量を記憶しておき、次
回のオイル供給時に呼び出し、これに基づいて毎回適正
な量のオイルを自動供給する。また、請求項3の発明に
よれば、設定データ入力手段による入力あるいは顧客デ
ータに対応させて記憶されている設定データの呼び出し
によって与えられる設定データに基づいて決定される量
のオイルを自動供給する。また、請求項4の発明によれ
ば、オイルフィルタの交換の有無を入力することによっ
て、交換有りの場合と無しの場合とそれぞれに対応した
量のオイルを自動供給する。また、請求項5の発明によ
れば、油種の選択が可能であり、前記設定データに油種
を含め、これを顧客データに対応させて記憶しておくこ
とにより、設定データ呼び出し時に、供給オイル量を決
定するのと同時に前回使用した油種の指定を行う。ま
た、請求項6の発明によれば、顧客自動車の車両登録番
号を顧客データとして入力するようにしたので、作業員
は顧客自動車を見てその車両登録番号を入力するだけで
顧客の識別が行える。さらに、請求項7の発明によれ
ば、供給オイル量の決定に際し、車両型式およびエンジ
ン型式を設定データとして入力することにより、各顧客
自動車のエンジンに対して最適量のオイルを自動供給す
る。
【0011】
【実施例】以下、図面を基に本発明の実施例について説
明する。
明する。
【0012】図1は本発明の一実施例のオイル供給装置
の全体構成図であり、1はオイル供給装置本体、2はオ
イル供給装置本体1と別に設けられた新油貯蔵タンク収
容室を表している。新油貯蔵タンク収容室2には複数の
新油貯蔵タンク3が配置されており、新油貯蔵タンク3
それぞれには種類の異なるオイルが貯蔵されている。新
油貯蔵タンク3のそれぞれは配管4でオイル供給装置本
体1と連結されており、該配管4の新油貯蔵タンク3側
には新油貯蔵タンク3内のオイルをオイル供給装置本体
1へ送出するためのポンプPが備えられている。一方、
各配管4のオイル供給装置本体1側は、オイル供給装置
本体1内を通過して外部へ連通し、一端に手元弁付ノズ
ル5が設けられた可撓性のホース6と接続されており、
オイル供給装置本体1内の各配管4途中にそれぞれ流量
計Mと電磁弁7が備えられている。
の全体構成図であり、1はオイル供給装置本体、2はオ
イル供給装置本体1と別に設けられた新油貯蔵タンク収
容室を表している。新油貯蔵タンク収容室2には複数の
新油貯蔵タンク3が配置されており、新油貯蔵タンク3
それぞれには種類の異なるオイルが貯蔵されている。新
油貯蔵タンク3のそれぞれは配管4でオイル供給装置本
体1と連結されており、該配管4の新油貯蔵タンク3側
には新油貯蔵タンク3内のオイルをオイル供給装置本体
1へ送出するためのポンプPが備えられている。一方、
各配管4のオイル供給装置本体1側は、オイル供給装置
本体1内を通過して外部へ連通し、一端に手元弁付ノズ
ル5が設けられた可撓性のホース6と接続されており、
オイル供給装置本体1内の各配管4途中にそれぞれ流量
計Mと電磁弁7が備えられている。
【0013】8は操作パネルで、顧客データあるいは供
給オイル量を設定するための設定データ等様々な設定入
力を行うキーボード9とその操作内容等を表示する表示
部10を有する。11は操作パネル8によって入力され
る顧客データ及び設定データを記憶する手段としての記
憶部11である。12はマイクロコンピュータを有し電
磁弁7やポンプP等の動作を制御しオイルを自動供給可
能とする手段である制御部で、車両のメーカー、車両型
式、エンジン型式、フィルター交換の有無に対するオイ
ル供給量がテーブルとして記憶されている。13は制御
部12からの出力信号に応じて各モータ等の通電操作を
行いオイルの供給動作を実行する駆動部である。なお、
前記テーブルは操作パネル8からの入力により追加登録
が可能であるので、未登録の車両が入車した場合にも対
応できる。
給オイル量を設定するための設定データ等様々な設定入
力を行うキーボード9とその操作内容等を表示する表示
部10を有する。11は操作パネル8によって入力され
る顧客データ及び設定データを記憶する手段としての記
憶部11である。12はマイクロコンピュータを有し電
磁弁7やポンプP等の動作を制御しオイルを自動供給可
能とする手段である制御部で、車両のメーカー、車両型
式、エンジン型式、フィルター交換の有無に対するオイ
ル供給量がテーブルとして記憶されている。13は制御
部12からの出力信号に応じて各モータ等の通電操作を
行いオイルの供給動作を実行する駆動部である。なお、
前記テーブルは操作パネル8からの入力により追加登録
が可能であるので、未登録の車両が入車した場合にも対
応できる。
【0014】図2は本発明の一実施例のオイル供給装置
の操作パネル8を示している。操作パネル8には操作内
容を表示する表示部10、作業内容をプリント出力する
プリンタ14、設定内容の修正や決定を行ったり数字や
文字を入力するキーボード9が設けられている。さらに
作業場所に車両が入車したことを報知する入車完了報知
キー15、作業内容のプリント出力を開始するプリント
キー16、手動でオイルを供給することを選択する手動
キー17、オイル供給スタートキー18、オイル供給ス
トップキー19等が備えられており、顧客に関する住
所、氏名、車種、エンジン型式、過去の利用時の供給オ
イル量や油種等のデータの入力及び管理、そしてオイル
供給時のメニュー設定などを行うものである。
の操作パネル8を示している。操作パネル8には操作内
容を表示する表示部10、作業内容をプリント出力する
プリンタ14、設定内容の修正や決定を行ったり数字や
文字を入力するキーボード9が設けられている。さらに
作業場所に車両が入車したことを報知する入車完了報知
キー15、作業内容のプリント出力を開始するプリント
キー16、手動でオイルを供給することを選択する手動
キー17、オイル供給スタートキー18、オイル供給ス
トップキー19等が備えられており、顧客に関する住
所、氏名、車種、エンジン型式、過去の利用時の供給オ
イル量や油種等のデータの入力及び管理、そしてオイル
供給時のメニュー設定などを行うものである。
【0015】本発明は前述のように構成されており、個
々の車両に最適量のオイルを供給できる。以下その動作
例を図3のフローチャート図および図4〜図9に示す表
示部の表示内容を示す説明図に従って説明する。顧客自
動車がオイル交換のために所定位置に停車され、エンジ
ンが停止されると、作業者は操作パネル8上の入車完了
報知キー15を押す。そして表示部10の受付画面(図
4)で、車両登録番号を操作パネル8のキーボード9よ
り入力し、同時に使用済みオイルの抜き取りを開始する
(S1)。S2において、入力された車両登録番号を記
憶部11に予め登録されている車両登録番号と照合し、
入力された車両登録番号と一致する車両登録番号が存在
する場合は、その車両登録番号に対応する氏名などの顧
客データおよび前回利用時の供給オイル量や油種等の設
定データが記憶部11より呼び出され(S3)、図5に
示すように表示部10に前回のデータが表示される。な
お、顧客の識別方法としては、予め顧客に対して発行さ
れている会員カードをカードリーダに通して、カードに
記憶されている氏名等の顧客データ及び前回オイル供給
時の供給オイル量や油種等の設定データを読み込んだ
り、前記車両登録番号と同様に、予め各顧客に与えられ
ている会員番号をキーボードによって入力するか、その
番号を記憶したカードを読み取ってオイル供給装置の記
憶部11にデータ照会するようにしてもよい。
々の車両に最適量のオイルを供給できる。以下その動作
例を図3のフローチャート図および図4〜図9に示す表
示部の表示内容を示す説明図に従って説明する。顧客自
動車がオイル交換のために所定位置に停車され、エンジ
ンが停止されると、作業者は操作パネル8上の入車完了
報知キー15を押す。そして表示部10の受付画面(図
4)で、車両登録番号を操作パネル8のキーボード9よ
り入力し、同時に使用済みオイルの抜き取りを開始する
(S1)。S2において、入力された車両登録番号を記
憶部11に予め登録されている車両登録番号と照合し、
入力された車両登録番号と一致する車両登録番号が存在
する場合は、その車両登録番号に対応する氏名などの顧
客データおよび前回利用時の供給オイル量や油種等の設
定データが記憶部11より呼び出され(S3)、図5に
示すように表示部10に前回のデータが表示される。な
お、顧客の識別方法としては、予め顧客に対して発行さ
れている会員カードをカードリーダに通して、カードに
記憶されている氏名等の顧客データ及び前回オイル供給
時の供給オイル量や油種等の設定データを読み込んだ
り、前記車両登録番号と同様に、予め各顧客に与えられ
ている会員番号をキーボードによって入力するか、その
番号を記憶したカードを読み取ってオイル供給装置の記
憶部11にデータ照会するようにしてもよい。
【0016】次に、図6に示す設定画面に移り、先ずS
4において現在の走行距離を、例えば「37890」k
mというようにキーボード9より入力し、続いてオイル
フィルタ交換の有無を設定する(S5)。オイルフィル
タ交換の有無によって供給すべきオイル量が増減するの
で、オイルフィルタ交換の有無の設定は、適正な供給オ
イル量を求めるためには必ず入力しなければならない事
項である。前回と今回のオイルフィルタ交換の有無の関
係によって、オイル供給量は前回と同じ、前回より+α
多い、前回より−α少ないというように三者択一とな
る。なお、図6の設定画面は、前回のオイル交換時の設
定が表示されており、前回オイルフィルタの交換を行っ
た場合は、「1」となっているので、今回もオイルフィ
ルタの交換をするのであればそのままの設定とし、交換
しない場合は改めて「2」を入力する。一般に、オイル
フィルタの交換は、エンジンオイルの交換2回に対して
1回程度の頻度で行われるので、前回のオイルフィルタ
交換が「2(無し)」となっていれば、作業員は顧客に
対してオイルフィルタ交換を勧めることができる。
4において現在の走行距離を、例えば「37890」k
mというようにキーボード9より入力し、続いてオイル
フィルタ交換の有無を設定する(S5)。オイルフィル
タ交換の有無によって供給すべきオイル量が増減するの
で、オイルフィルタ交換の有無の設定は、適正な供給オ
イル量を求めるためには必ず入力しなければならない事
項である。前回と今回のオイルフィルタ交換の有無の関
係によって、オイル供給量は前回と同じ、前回より+α
多い、前回より−α少ないというように三者択一とな
る。なお、図6の設定画面は、前回のオイル交換時の設
定が表示されており、前回オイルフィルタの交換を行っ
た場合は、「1」となっているので、今回もオイルフィ
ルタの交換をするのであればそのままの設定とし、交換
しない場合は改めて「2」を入力する。一般に、オイル
フィルタの交換は、エンジンオイルの交換2回に対して
1回程度の頻度で行われるので、前回のオイルフィルタ
交換が「2(無し)」となっていれば、作業員は顧客に
対してオイルフィルタ交換を勧めることができる。
【0017】次にオイルの供給方法に関し、顧客の持ち
込んだオイルを使用するかどうかを選択する(S6、図
7)。自動給油は「1」を、持ち込み給油は「2」を選
択し、自動給油の場合は続いて油種を選択する(S
7)。油種は、例えば等級別にSJ,SH,SG,C
F,CDというように複数用意されているのでその中か
ら1つを選択する(図8)。図8に示すように、設定画
面の設定は前回の設定データが表示されているので、前
回と同様の油種で給油を行うのであれば改めて選択し直
す必要はない。以上の設定から供給すべきオイル量と油
種が決定されるので、図9のように表示部10に表示さ
れる設定内容とオイル抜取が完了しているかどうかを確
認(S8)した後、スタートキー18を押して給油を開
始する(S9)。制御部12ではその入力信号を受け、
選択した油種がSHであるとすると、SH用のポンプP
を駆動させ、同じくSH用の電磁弁7を開放する。作業
者は、SH用のノズル5を取ってオイル供給口にノズル
5を挿入し、手元弁を開いて給油を行う(S10)。す
ると、SHのオイルが新油貯蔵タンク3から、配管4と
ホース6を経由して手元弁付きノズル5からエンジン内
に供給され、同時に、SH用の流量計Mから制御部12
に流量パルス信号が送られ、これによって得られる供給
量値を表示部10及び表示板20に表示する。オイルが
設定量まで供給されると、ポンプPを停止すると共に電
磁弁7を閉じて給油を停止する。そして、作業者は、ノ
ズル5を所定位置に戻し、オイル供給口の蓋を閉じる。
給油終了後、給油を実行した日付、また、その内容等の
実績データを記憶部に書き込む(S11)。さらに、作
業者が操作パネル8のプリントキー16を押して出力す
る(S12)と、表示部10には再び受付の画面が表示
され、次の給油作業に備えて待機状態になる。
込んだオイルを使用するかどうかを選択する(S6、図
7)。自動給油は「1」を、持ち込み給油は「2」を選
択し、自動給油の場合は続いて油種を選択する(S
7)。油種は、例えば等級別にSJ,SH,SG,C
F,CDというように複数用意されているのでその中か
ら1つを選択する(図8)。図8に示すように、設定画
面の設定は前回の設定データが表示されているので、前
回と同様の油種で給油を行うのであれば改めて選択し直
す必要はない。以上の設定から供給すべきオイル量と油
種が決定されるので、図9のように表示部10に表示さ
れる設定内容とオイル抜取が完了しているかどうかを確
認(S8)した後、スタートキー18を押して給油を開
始する(S9)。制御部12ではその入力信号を受け、
選択した油種がSHであるとすると、SH用のポンプP
を駆動させ、同じくSH用の電磁弁7を開放する。作業
者は、SH用のノズル5を取ってオイル供給口にノズル
5を挿入し、手元弁を開いて給油を行う(S10)。す
ると、SHのオイルが新油貯蔵タンク3から、配管4と
ホース6を経由して手元弁付きノズル5からエンジン内
に供給され、同時に、SH用の流量計Mから制御部12
に流量パルス信号が送られ、これによって得られる供給
量値を表示部10及び表示板20に表示する。オイルが
設定量まで供給されると、ポンプPを停止すると共に電
磁弁7を閉じて給油を停止する。そして、作業者は、ノ
ズル5を所定位置に戻し、オイル供給口の蓋を閉じる。
給油終了後、給油を実行した日付、また、その内容等の
実績データを記憶部に書き込む(S11)。さらに、作
業者が操作パネル8のプリントキー16を押して出力す
る(S12)と、表示部10には再び受付の画面が表示
され、次の給油作業に備えて待機状態になる。
【0018】また、図3のS2で入力された車両登録番
号に対応する車両登録番号が記憶部11に記憶されてい
ないと判断された場合は、今回の給油に利用されるべき
前回のデータがないので、必要となるデータを入力しな
ければならない。先ず、顧客を識別するための顧客デー
タを操作パネル8より入力する(S13)。顧客データ
としては、住所、氏名、電話番号、車両登録番号など、
顧客を識別できるものならなんでもよいが、本実施例で
は少なくとも氏名と車両登録番号を入力するものとす
る。なお、住所、郵便番号などを登録しておけば後述す
る販売促進活動に利用することが可能である。次に、そ
の車両のエンジンに最適な供給オイル量を求める。供給
すべきオイル量は、エンジンのオイルパンの形状によっ
て異なるため、オイルを供給しようとする自動車のオイ
ルパンの形状を特定するために、車両型式とエンジン型
式を設定データとして入力することが必要となる。そこ
で、S14,S15,S16において、車両のメーカー
及び車両型式さらにエンジン型式の入力を行う。顧客デ
ータと設定データを入力し終わったら(S17)、記憶
部11にデータを登録し(S18)、次に続く給油作業
を上記図3中S4以降と同様に行う。
号に対応する車両登録番号が記憶部11に記憶されてい
ないと判断された場合は、今回の給油に利用されるべき
前回のデータがないので、必要となるデータを入力しな
ければならない。先ず、顧客を識別するための顧客デー
タを操作パネル8より入力する(S13)。顧客データ
としては、住所、氏名、電話番号、車両登録番号など、
顧客を識別できるものならなんでもよいが、本実施例で
は少なくとも氏名と車両登録番号を入力するものとす
る。なお、住所、郵便番号などを登録しておけば後述す
る販売促進活動に利用することが可能である。次に、そ
の車両のエンジンに最適な供給オイル量を求める。供給
すべきオイル量は、エンジンのオイルパンの形状によっ
て異なるため、オイルを供給しようとする自動車のオイ
ルパンの形状を特定するために、車両型式とエンジン型
式を設定データとして入力することが必要となる。そこ
で、S14,S15,S16において、車両のメーカー
及び車両型式さらにエンジン型式の入力を行う。顧客デ
ータと設定データを入力し終わったら(S17)、記憶
部11にデータを登録し(S18)、次に続く給油作業
を上記図3中S4以降と同様に行う。
【0019】また、図3中S6で持ち込み給油「2」を
選択した場合は、オイル抜き取りが完了したところで
(S19)、作業者はオイルジョッキなどを用いて直接
エンジンへ給油を行うことができる(S20)。その際
にも、上述の記憶部11に登録されたデータおよび走行
距離などの設定データから供給すべきオイル量が求めら
れているので、参考にして給油することができる。
選択した場合は、オイル抜き取りが完了したところで
(S19)、作業者はオイルジョッキなどを用いて直接
エンジンへ給油を行うことができる(S20)。その際
にも、上述の記憶部11に登録されたデータおよび走行
距離などの設定データから供給すべきオイル量が求めら
れているので、参考にして給油することができる。
【0020】なお、ノズルには手元弁が付いているので
作業者自身が給油量を確認しながら手動で給油を行うこ
とも可能である。
作業者自身が給油量を確認しながら手動で給油を行うこ
とも可能である。
【0021】また、実績データを複数回分継続して蓄積
しておけば、これらを分析することにより各顧客がどの
程度の走行距離または周期でオイル交換を行っているか
を知ることができる。そこで、この分析結果と予め指定
される推奨オイル交換距離または時期とから各顧客の次
回オイル交換時期を推測し、交換時期の迫った顧客に対
しダイレクトメールを送付する等して交換時期を知ら
せ、来店を促すようにすることが可能であり、オイル販
売の促進と固定客の確保を図ることができる。
しておけば、これらを分析することにより各顧客がどの
程度の走行距離または周期でオイル交換を行っているか
を知ることができる。そこで、この分析結果と予め指定
される推奨オイル交換距離または時期とから各顧客の次
回オイル交換時期を推測し、交換時期の迫った顧客に対
しダイレクトメールを送付する等して交換時期を知ら
せ、来店を促すようにすることが可能であり、オイル販
売の促進と固定客の確保を図ることができる。
【0022】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。
る。
【0023】図10は本発明の他の実施例であるオイル
供給装置の全体構成図である。本体1内部には新油貯蔵
タンク3と廃油貯蔵タンク21が備えられ、それぞれに
外部とオイルの交換を行うための配管41,42が設け
られている。新油貯蔵タンク3の配管41の途中には注
入ポンプP1、流量計M及び電磁弁7が備えられ、一端
に手元弁付ノズル5を有する可撓性のホース61と接続
されている。一方、廃油貯蔵タンク21の配管42に
は、途中に抜取ポンプP2が備えられ、一端に抜取ノズ
ル22を有する可撓性のホース62が接続される。12
は制御部、8は操作パネル、11は記憶部、13は駆動
部である。
供給装置の全体構成図である。本体1内部には新油貯蔵
タンク3と廃油貯蔵タンク21が備えられ、それぞれに
外部とオイルの交換を行うための配管41,42が設け
られている。新油貯蔵タンク3の配管41の途中には注
入ポンプP1、流量計M及び電磁弁7が備えられ、一端
に手元弁付ノズル5を有する可撓性のホース61と接続
されている。一方、廃油貯蔵タンク21の配管42に
は、途中に抜取ポンプP2が備えられ、一端に抜取ノズ
ル22を有する可撓性のホース62が接続される。12
は制御部、8は操作パネル、11は記憶部、13は駆動
部である。
【0024】オイル交換は、先ず、抜取ノズル22をエ
ンジンのオイル供給口に挿入し、抜取ポンプP2を駆動
して使用済みオイルをすべて廃油貯蔵タンク21へ回収
する。そして、抜取ノズル22をオイル供給口から抜
き、代わって手元弁付ノズル5を差し込んで新オイルを
注入する。このとき供給されるオイル量は、上記一実施
例と同様に、記憶部11に保存されている前回の供給オ
イル量または設定データ、あるいは新規に入力される車
両型式およびエンジン型式等の設定データ、さらにオイ
ルフィルタ交換の有無や油種の設定に基づいて決定され
る。そして、供給すべきオイル量が決定されると、注入
ポンプP1を駆動すると共に電磁弁7を開放し、エンジ
ン側へ新オイルを送出する。新オイルが設定量まで供給
されると、注入ポンプP1を停止すると共に電磁弁7を
閉じて給油を停止してオイル交換を終了する。本オイル
交換で設定したデータは、実績データとして記憶部11
に書き込まれ、次回のオイル交換等に利用される。
ンジンのオイル供給口に挿入し、抜取ポンプP2を駆動
して使用済みオイルをすべて廃油貯蔵タンク21へ回収
する。そして、抜取ノズル22をオイル供給口から抜
き、代わって手元弁付ノズル5を差し込んで新オイルを
注入する。このとき供給されるオイル量は、上記一実施
例と同様に、記憶部11に保存されている前回の供給オ
イル量または設定データ、あるいは新規に入力される車
両型式およびエンジン型式等の設定データ、さらにオイ
ルフィルタ交換の有無や油種の設定に基づいて決定され
る。そして、供給すべきオイル量が決定されると、注入
ポンプP1を駆動すると共に電磁弁7を開放し、エンジ
ン側へ新オイルを送出する。新オイルが設定量まで供給
されると、注入ポンプP1を停止すると共に電磁弁7を
閉じて給油を停止してオイル交換を終了する。本オイル
交換で設定したデータは、実績データとして記憶部11
に書き込まれ、次回のオイル交換等に利用される。
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明では、前
回オイル供給時の供給オイル量を各顧客データに対応し
て記憶しておき、その供給オイル量に基づいて決定され
るオイル量を供給するので、毎回供給オイル量を設定す
る手間が省け、前回と変わらない量のオイルを供給でき
る。したがって、操作ミスの軽減と作業効率の向上が可
能である。また、請求項2の発明では、車両型式等設定
データの入力によって決定された量のオイルを自動供給
し、さらに、顧客データに対応させてこの供給オイル量
を記憶しておき、次回のオイル供給時に呼び出して前回
の供給オイル量に基づく量のオイルを自動供給するの
で、毎回細かな設定をする必要がなく、自動車について
あまり知識のない人でも簡単に適正量のオイルを供給す
ることができる。また、請求項3の発明では、設定デー
タ入力手段による入力あるいは顧客データに対応させて
記憶されている設定データの呼び出しによって与えられ
る前回の設定データに基づいて決定される量のオイルを
自動供給するので、前回のデータがない場合でも、設定
データ入力手段によって車両型式等の設定データを入力
すれば、速やかに供給すべきオイル量を決定し正確に自
動給油を行うことができる。また、各回において設定デ
ータに変更があった場合にも前回の設定データを呼び出
した時点で変更部分だけ書き替えることができる。ま
た、請求項4の発明では、オイルフィルタの交換の有無
を入力することによって、交換有りの場合と無しの場合
とそれぞれに対応したオイル量を設定できるので、各顧
客自動車のエンジンに対してより適切な量のオイルを正
確に供給できる。また、請求項5の発明では、複数の油
種の中から選択が可能であり、顧客の要望に沿った給油
ができる。さらに、前記設定データに油種を含め、これ
を顧客データに対応させて記憶しておくことにより、設
定データ呼び出し時に、供給オイル量を決定するのと同
時に前回使用した油種の指定を行うことができるので、
毎回同じ油種を指定するのであれば、油種を設定する手
間が省ける。また、請求項6の発明では、顧客自動車の
車両登録番号を顧客データとして入力するようにしたの
で、作業員が顧客自動車を見てその車両登録番号を入力
するだけで簡単に顧客の識別と前回の設定データを呼び
出すことができるので、速やかに次の給油作業に移行で
き、受付から給油完了までの作業時間を短縮できる。ま
た、請求項7の発明では、設定データとして車両型式と
エンジン型式を入力するので、常にエンジンの形状に対
して最適量のオイルを正確に供給できる。さらに、継続
して記憶される複数回分の実績データの分析から各顧客
の次回のオイル交換時期を推測し、交換時期の迫った顧
客に対してオイル交換の時期を知らせるようにすれば、
より効率的な販売促進活動を行うことができる。
回オイル供給時の供給オイル量を各顧客データに対応し
て記憶しておき、その供給オイル量に基づいて決定され
るオイル量を供給するので、毎回供給オイル量を設定す
る手間が省け、前回と変わらない量のオイルを供給でき
る。したがって、操作ミスの軽減と作業効率の向上が可
能である。また、請求項2の発明では、車両型式等設定
データの入力によって決定された量のオイルを自動供給
し、さらに、顧客データに対応させてこの供給オイル量
を記憶しておき、次回のオイル供給時に呼び出して前回
の供給オイル量に基づく量のオイルを自動供給するの
で、毎回細かな設定をする必要がなく、自動車について
あまり知識のない人でも簡単に適正量のオイルを供給す
ることができる。また、請求項3の発明では、設定デー
タ入力手段による入力あるいは顧客データに対応させて
記憶されている設定データの呼び出しによって与えられ
る前回の設定データに基づいて決定される量のオイルを
自動供給するので、前回のデータがない場合でも、設定
データ入力手段によって車両型式等の設定データを入力
すれば、速やかに供給すべきオイル量を決定し正確に自
動給油を行うことができる。また、各回において設定デ
ータに変更があった場合にも前回の設定データを呼び出
した時点で変更部分だけ書き替えることができる。ま
た、請求項4の発明では、オイルフィルタの交換の有無
を入力することによって、交換有りの場合と無しの場合
とそれぞれに対応したオイル量を設定できるので、各顧
客自動車のエンジンに対してより適切な量のオイルを正
確に供給できる。また、請求項5の発明では、複数の油
種の中から選択が可能であり、顧客の要望に沿った給油
ができる。さらに、前記設定データに油種を含め、これ
を顧客データに対応させて記憶しておくことにより、設
定データ呼び出し時に、供給オイル量を決定するのと同
時に前回使用した油種の指定を行うことができるので、
毎回同じ油種を指定するのであれば、油種を設定する手
間が省ける。また、請求項6の発明では、顧客自動車の
車両登録番号を顧客データとして入力するようにしたの
で、作業員が顧客自動車を見てその車両登録番号を入力
するだけで簡単に顧客の識別と前回の設定データを呼び
出すことができるので、速やかに次の給油作業に移行で
き、受付から給油完了までの作業時間を短縮できる。ま
た、請求項7の発明では、設定データとして車両型式と
エンジン型式を入力するので、常にエンジンの形状に対
して最適量のオイルを正確に供給できる。さらに、継続
して記憶される複数回分の実績データの分析から各顧客
の次回のオイル交換時期を推測し、交換時期の迫った顧
客に対してオイル交換の時期を知らせるようにすれば、
より効率的な販売促進活動を行うことができる。
【図1】本発明の一実施例のオイル供給装置の全体構成
図である。
図である。
【図2】本発明の一実施例のオイル供給装置の操作パネ
ルである。
ルである。
【図3】本発明の一実施例のオイル供給装置のフローチ
ャ−ト図である。
ャ−ト図である。
【図4】〜
【図9】本発明の一実施例のオイル供給装置の表示部の
表示内容を示す説明図である。
表示内容を示す説明図である。
【図10】本発明の他の実施例であるオイル供給装置の
全体構成図である。
全体構成図である。
1 オイル供給装置本体 2 新油貯蔵タンク収容室 3 新油貯蔵タンク 4,41,42 配管 5 手元弁付ノズル 6,61,62 ホース 7 電磁弁 8 操作パネル 9 キーボード 10 表示部 11 記憶部 12 制御部 13 駆動部 14 プリンタ 15 入車完了報知キー 16 プリントキー 17 手動キー 18 スタートキー 19 ストップキー 20 表示板 21 廃油貯蔵タンク 22 抜取ノズル P,P1,P2 ポンプ M 流量計
Claims (7)
- 【請求項1】 自動車のエンジンオイル等のオイルを交
換するに際し、少なくとも前記オイルを自動車へ供給す
る機能を備えたオイル供給装置において、 顧客を識別するための顧客データを入力する手段と、前
記顧客データと対応させて供給するオイルの量を記憶す
る手段と、該記憶手段に前回供給のオイル量が記憶され
ている場合は、前記顧客データ入力手段で与えられる顧
客データに基づいて前記記憶手段から前回のオイル量を
呼び出し、この前回のオイル量に基づく量のオイルを自
動供給可能とする制御手段とを備えたことを特徴とする
オイル供給装置。 - 【請求項2】 自動車のエンジンオイル等のオイルを交
換するに際し、少なくとも前記オイルを自動車へ供給す
る機能を備えたオイル供給装置において、 顧客を識別するための顧客データを入力する手段と、供
給すべきオイルの量を設定するための車両型式等の設定
データを入力する手段と、該設定データ入力手段で与え
られる設定データに基づいて供給すべきオイル量を設定
する手段と、前記顧客データと対応させて供給するオイ
ル量を記憶する手段と、前記設定手段で与えられるオイ
ル量を自動供給可能であり、また前記記憶手段に前回供
給のオイル量が記憶されている場合は、前記顧客データ
入力手段で与えられる顧客データに基づいて前記記憶手
段から前回のオイル量を呼び出し、この前回のオイル量
に基づく量のオイルを自動供給可能とする制御手段とを
備えたことを特徴とするオイル供給装置。 - 【請求項3】 自動車のエンジンオイル等のオイルを交
換するに際し、少なくとも前記オイルを自動車へ供給す
る機能を備えたオイル供給装置において、 顧客を識別するための顧客データを入力する手段と、供
給すべきオイルの量を設定するための車両型式等の設定
データを入力する手段と、前記顧客データと対応させて
前記設定データ入力手段で与えられる設定データを記憶
する手段と、前記設定データ入力手段で与えられる設定
データまたは前記記憶手段で与えられる前回の設定デー
タに基づいて供給すべきオイル量を設定する手段と、該
設定手段で与えられるオイル量を自動供給可能とする制
御手段とを備えたことを特徴とするオイル供給装置。 - 【請求項4】 自動車のエンジンオイル等のオイルを交
換するに際し、少なくとも前記オイルを自動車へ供給す
る機能を備えたオイル供給装置において、 供給すべきオイルの量を設定するための車両型式等の設
定データを入力する手段と、オイルフィルタの交換の有
無を指定する手段と、前記入力手段で与えられる設定デ
ータと前記指定手段で与えられるオイルフィルタの交換
の有無とに基づいて供給すべきオイルの量を設定する手
段と、該設定手段で与えられるオイル量を自動供給可能
とする制御手段とを備えたことを特徴とするオイル供給
装置。 - 【請求項5】 請求項1乃至3いずれかに記載のオイル
供給装置において、供給するオイルの油種を指定する手
段を備え、前記記憶手段では、前記オイル供給量または
設定データと共に前記指定手段で与えられる油種を記憶
するようにしたことを特徴とするオイル供給装置。 - 【請求項6】 請求項1乃至3いずれかに記載のオイル
供給装置において、前記顧客データ入力手段では、顧客
データとして顧客自動車の車両登録番号を入力すること
を特徴とするオイル供給装置。 - 【請求項7】 請求項2乃至4いずれかに記載のオイル
供給装置において、前記設定データ入力手段では、車両
型式およびエンジン型式を入力するようにしたことを特
徴とするオイル供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27224197A JPH1191894A (ja) | 1997-09-17 | 1997-09-17 | オイル供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27224197A JPH1191894A (ja) | 1997-09-17 | 1997-09-17 | オイル供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1191894A true JPH1191894A (ja) | 1999-04-06 |
Family
ID=17511105
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27224197A Pending JPH1191894A (ja) | 1997-09-17 | 1997-09-17 | オイル供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1191894A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002157510A (ja) * | 2000-11-21 | 2002-05-31 | Sankyo Kk | 遊技場情報の提供方法 |
-
1997
- 1997-09-17 JP JP27224197A patent/JPH1191894A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002157510A (ja) * | 2000-11-21 | 2002-05-31 | Sankyo Kk | 遊技場情報の提供方法 |
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