JP3667095B2 - ローリー出荷装置における出荷予約装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ローリー出荷装置における出荷予約装置に関し、より詳細には、キーボード操作を介することなく直接油種選択、油量設定等予約可能なローリー出荷装置における出荷予約装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ローリー出荷装置における出荷予約システムには、コンピュータを使用する予約照合システムや落し込みカードを使用するカードリーダシステムが知られている。
【0003】
ローリー出荷装置は、概略を述べると、(1)発注元である予約センターから、油槽所事務室に設置されたコンピュータ装置に発注者名、タンクローリー車名(車番)、積み込み油種、積み込み量、配送先、配送日などの出荷データが送付され、(2)該コンピュータ装置は、出荷データに基づき、当該タンクローリー車について各ハッチ毎に積み込む油種、数量等を設定した予約データを作成、記憶する、(3)タンクローリー車が油槽所の出荷ステージに到着しカードリーダに車番カードを読み取らせると、カードリーダは、前記コンピュータ装置から予約データを読み出し表示器に前記出荷ステージのローデイングアームが挿入されるハッチ番号を表示させる、(4)運転者は、接地作業やガスブロアなどの作業を行った後、表示器に表示されたローデイングアームをハッチ給油口に挿入し、当該ハッチのハッチカードをローデイングアームに設けられたハッチセンサに読み取らせハッチ番号が入力されたかどうかをチェックする、(5)このチェック後、ハッチ番号に対応する油種データを予約データから読み出し、(6)指定された油種に対応するポンプを作動させるとともに、出荷開始リモートスイッチを操作し出荷装置の定量弁を開弁させる、(7)これら操作により油液の出荷が開始され、流量計は流量の計測を開始され、流量計が所定の流量を測定すると、定量弁は閉弁し、当該ラインの当該ハッチに対する予約油種の油液の出荷を終了する、というものである。
【0004】
コンピュータを使用する予約照合システムでは、キーボード操作により予約のためのコマンドを呼び出し、該コマンドに従って予約データの入力を行い、出荷予約を行っている。
【0005】
また、落し込みカードを使用するカードリーダ方式では、運転者が携行した油種別、油量別のカードを油槽所のカードボックスへ次々に落とし込み、カードに書き込まれた情報を読み取らせることにより出荷予約を行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来、ローリー出荷装置において出荷予約をする場合、運転者など日頃コンピュータ操作に馴染みのない者が、予約コマンドの呼び出しやそれに従ったキーボード操作をしなけらばならず、特に高齢者にはこのような予約操作に抵抗のあるものがあった。また、落し込みカードを使用するカードリーダ方式においては、カード作成段階で上記と同様の操作を余儀なくされることがあり、しかも一台のタンクローリー車について油種別、油量別に何枚ものカードを携行しなければならないという問題点があった。
【0007】
本発明は、上述のような実情に鑑みてなされたもので、誰にでも手軽に出荷予約ができるとともに、タンクローリー車一台について一枚のカードで済むローリー出荷装置における出荷予約装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、磁気カードに記録された車番データを読み取るとともに油種及び油量に関する予約データを書き込む磁気カードリードライターと、前記予約データを入力するための油種選択釦及び油量設定釦、入力した前記予約データを表示する油種別予約量表示器、入力した前記予約データを取り消すキャンセル釦、入力した前記予約データを予約設定する照光式予約ENT釦を備えた予約器とからなるローリー出荷装置における出荷予約装置であって、前記磁気カードはローリー1台につき1枚を付与し、前記磁気カードリードライターに挿入された前記磁気カードを読み取り後、前記照光式予約ENT釦の照光を点滅させ、予約する油種及び油量に関するすべての予約データを前記油種選択釦及び油量設定釦によって入力し、前記油種別予約量表示器に表示した後、前記照光式予約ENT釦を押釦することによって前記照光を点灯させ、前記予約データを前記磁気カードリードライターによって前記磁気カードに書き込んで予約完了後、前記照光を消灯するとともに前記磁気カードが前記磁気カードリードライターから飛び出すようにしたことを特徴とし、もって、出荷予約に際し、複雑なキーボード操作をなくすようにしたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施例を説明するためのローリー出荷装置の全体構成図で、図中、Aは油槽所事務所内設備、Bは油槽所積場設備、Cは油槽所事務所内設備A及び油槽所積場設備Bに電源を供給する電源設備であり、油槽所積場設備Bは1ステージ分の積場の例を示しているが、実際には積場規模に応じて複数ステージ分の設備が設置される。
【0010】
1は後述する予約器、2は車番データを読み、書き込むための磁気カードリードライター、3は事務所コントローラである。4は現場制御ユニット、5は予約データを読み取る磁気カードリーダ、6はバリヤーユニット、7はアースチャック、8はアースチャック7を接地するジャンクションボックスである。9は油液供給装置であり、図示しない油液貯溜タンクから油液を給送するためのポンプ9a、ストレーナ9b、流量計9c、定量計9d、図示しないローデイングアームに設置された出荷開始リモートスイッチ9e等から構成される。10は表示器、11はブザーボックスである。
【0011】
図2は、本発明の予約器の構成を示す図で、図中、1aは油種選択釦、1bは油量設定釦、1cは油種別予約量表示器(7油種表示)、1dは照光式予約ENT釦、1eはキャンセル釦である。
【0012】
予約器1による予約方法を述べると、(イ)運転者は油槽所事務所に到着すると、携行してきた磁気カードを磁気カードリードライター2に挿入して自己の車番等のデータを読み取らせる。(ロ)読み取りが終了すると、照光式の予約ENT釦が点滅するので、この点滅を確認したあと油種選択釦1aを押して油種を選択し、続いて油量設定釦1bを操作して、油種毎の予約量を油種別予約量表示器1cで確認しながら油量を入力する。入力途中での誤入力は、キャンセル釦1eでキャンセル(油種別予約量表示器1cの表示がゼロになる)し、改めて入力し直す。(ハ)予約する油種に対してすべて予約量を入力したら、油種別予約量表示器1cで再確認し、予約ENT釦1dを押す。このとき、照光式の予約ENT釦1dは点滅から点灯に変わる。(ニ)予約が完了すると予約ENT釦1dが消灯し、図示しない磁気カードが磁気カードリードライター2の図示しないカード挿入口から約30mm飛び出してくる。(ホ)運転者は、この磁気カードを図1の積場Bへ携行する。
【0013】
前記磁気カードを図1の磁気カードリーダ5に挿入すると、磁気カードの予約データは、読み取られ、現場制御ユニット4でハッチ割付がなされ、ハッチ番号に対応する油種、油量が表示器10に表示される。この間、運転者はアースチャック7をタンクローリー車に取り付けて接地を行い、またガスパージ等の作業を実施する。
【0014】
更に運転者は、表示器10の表示を確認しながら図示しないローデイングアームをタンクローリーのハッチに挿入し、出荷開始リモートスイッチ9eを操作すると、例えばポンプ9aが作動し油液貯溜タンク(図示しない)から油液がストレーナ9b、流量計9c、定量計9dを通ってハッチに送給される。なお、緊急時又は異常な状況が発生したような時には、ブザーボックス11のブザーが緊急事態等を知らせる。
【0015】
【発明の効果】
本発明によれば、磁気カードに記録された車番データを読み取るとともに油種及び油量に関する予約データを書き込む磁気カードリードライターと、前記予約データを入力するための油種選択釦及び油量設定釦、入力した前記予約データを表示する油種別予約量表示器、入力した前記予約データを取り消すキャンセル釦、入力した前記予約データを予約設定する照光式予約ENT釦を備えた予約器とからなるローリー出荷装置における出荷予約装置であって、前記磁気カードはローリー1台につき1枚を付与し、前記磁気カードリードライターに挿入された前記磁気カードを読み取り後、前記照光式予約ENT釦の照光を点滅させ、予約する油種及び油量に関するすべての予約データを前記油種選択釦及び油量設定釦によって入力し、前記油種別予約量表示器に表示した後、前記照光式予約ENT釦を押釦することによって前記照光を点灯させ、前記予約データを前記磁気カードリードライターによって前記磁気カードに書き込んで予約完了後、前記照光を消灯するとともに前記磁気カードが前記磁気カードリードライターから飛び出すようにしたので、複雑なキーボードによる操作をすることなく、また、タンクローリー車一台について一枚の磁気カードで複数の油種、油量の出荷予約を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を説明するためのローリー出荷装置の全体構成図である。
【図2】 本発明の予約器の構成を示す図である。
【符号の説明】
1…予約器、1a…油種選択釦、1b…油量設定釦、1c…油種別予約量表示器、1d…予約ENT釦、1e…キャンセル釦、2…磁気カードリードライター、3…事務所コントローラ、4…現場制御ユニット、5…磁気カードリーダ、6…バリヤーユニット、7…アースチャック、8…ジャンクションボックス、9…油液供給装置、9a…ポンプ、9b…ストレーナ、9c…流量計、9d…定量計、9e…出荷開始リモートスイッチ、10…表示器、11…ブザーボックス、A…油槽所事務所内設備、B…油槽所積場設備、C…電源設備。
Claims (1)
- 磁気カードに記録された車番データを読み取るとともに油種及び油量に関する予約データを書き込む磁気カードリードライターと、前記予約データを入力するための油種選択釦及び油量設定釦、入力した前記予約データを表示する油種別予約量表示器、入力した前記予約データを取り消すキャンセル釦、入力した前記予約データを予約設定する照光式予約ENT釦を備えた予約器とからなるローリー出荷装置における出荷予約装置であって、前記磁気カードはローリー1台につき1枚を付与し、前記磁気カードリードライターに挿入された前記磁気カードを読み取り後、前記照光式予約ENT釦の照光を点滅させ、予約する油種及び油量に関するすべての予約データを前記油種選択釦及び油量設定釦によって入力し、前記油種別予約量表示器に表示した後、前記照光式予約ENT釦を押釦することによって前記照光を点灯させ、前記予約データを前記磁気カードリードライターによって前記磁気カードに書き込んで予約完了後、前記照光を消灯するとともに前記磁気カードが前記磁気カードリードライターから飛び出すようにしたことを特徴とするローリー出荷装置における出荷予約装置。
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1998
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