JPH1191741A - 容器内沈澱異物の検出方法 - Google Patents
容器内沈澱異物の検出方法Info
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- JPH1191741A JPH1191741A JP24845697A JP24845697A JPH1191741A JP H1191741 A JPH1191741 A JP H1191741A JP 24845697 A JP24845697 A JP 24845697A JP 24845697 A JP24845697 A JP 24845697A JP H1191741 A JPH1191741 A JP H1191741A
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N21/00—Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
- G01N21/84—Systems specially adapted for particular applications
- G01N21/88—Investigating the presence of flaws or contamination
- G01N21/90—Investigating the presence of flaws or contamination in a container or its contents
- G01N21/9018—Dirt detection in containers
- G01N21/9027—Dirt detection in containers in containers after filling
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- Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 壜等の底に沈殿している異物を確実に検出す
ることのできる容器内沈澱異物の検出方法を得る。 【解決手段】 沈澱異物７が壜１の底コーナー部１ａと
隣接する壜胴部１ｄに沈澱するように壜１の傾斜角度を
設定し、壜１をランプ４からの光で照射すると共に壜胴
部１ｄにビデオカメラ５により撮像位置を定め、ビデオ
カメラ５からの撮像信号を検査機に出力し、検査機によ
って壜胴部１ｄに検査ウインドウを設定し、検査ウイン
ドウ内を検出処理し沈澱異物を検出するようにした。
ることのできる容器内沈澱異物の検出方法を得る。 【解決手段】 沈澱異物７が壜１の底コーナー部１ａと
隣接する壜胴部１ｄに沈澱するように壜１の傾斜角度を
設定し、壜１をランプ４からの光で照射すると共に壜胴
部１ｄにビデオカメラ５により撮像位置を定め、ビデオ
カメラ５からの撮像信号を検査機に出力し、検査機によ
って壜胴部１ｄに検査ウインドウを設定し、検査ウイン
ドウ内を検出処理し沈澱異物を検出するようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体が充填されて
いる例えば壜や壜形のプラスチック容器内に混在する沈
澱異物を検出するための検出方法に関するものである。
いる例えば壜や壜形のプラスチック容器内に混在する沈
澱異物を検出するための検出方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、壜等の容器内に液体からなる内容
物が充填された製品の場合では、その後の工程として内
容物中に異物の混在の有無を検査する工程が行われる。
この異物の検査は内容物中に混じって浮遊する異物の場
合と、例えば、壜の破片等のように壜底に沈んでいる異
物の場合とで検査方法がそれぞれ異なる。
物が充填された製品の場合では、その後の工程として内
容物中に異物の混在の有無を検査する工程が行われる。
この異物の検査は内容物中に混じって浮遊する異物の場
合と、例えば、壜の破片等のように壜底に沈んでいる異
物の場合とで検査方法がそれぞれ異なる。
【０００３】前者の場合は、壜を揺動して異物を液体中
に浮揚させた状態において、壜の一方の側面より光源に
より光を照射し、他方の側面よりビデオカメラで撮像
し、その画像から浮遊する異物を検出する方法である。
に浮揚させた状態において、壜の一方の側面より光源に
より光を照射し、他方の側面よりビデオカメラで撮像
し、その画像から浮遊する異物を検出する方法である。
【０００４】また、後者の場合は、壜を揺動しても異物
が浮揚しないので、この場合は壜底下方から光源により
光を照射し、壜口の上方から壜内をビデオカメラにより
撮像し、その壜底に沈澱している異物を検出する方法で
ある。
が浮揚しないので、この場合は壜底下方から光源により
光を照射し、壜口の上方から壜内をビデオカメラにより
撮像し、その壜底に沈澱している異物を検出する方法で
ある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところが、壜底に沈澱
している異物を壜口の上方からビデオカメラで撮像する
検出方法では、壜底の外表面には壜の製造番号等の表示
文字等による凹凸や、壜底面の外周面に筋状のナーリン
グが形成されているため、これら表示文字等による凹凸
やナーリングによる陰影、あるいはこれら部分に反射す
る散乱光が妨げとなり壜底に沈澱する異物の検出精度を
高めることができなかった。
している異物を壜口の上方からビデオカメラで撮像する
検出方法では、壜底の外表面には壜の製造番号等の表示
文字等による凹凸や、壜底面の外周面に筋状のナーリン
グが形成されているため、これら表示文字等による凹凸
やナーリングによる陰影、あるいはこれら部分に反射す
る散乱光が妨げとなり壜底に沈澱する異物の検出精度を
高めることができなかった。
【０００６】このため、別の方法として壜を傾斜させて
沈澱する異物を壜底のコーナー部分に集めて検出する方
法が提案されている。
沈澱する異物を壜底のコーナー部分に集めて検出する方
法が提案されている。
【０００７】この例を図９について説明すると、符号１
が内容物である液体が充填された被検出容器としての壜
であり、複数の搬送治具２により壜１がほぼ４５°の傾
斜角度の姿勢に保持されて検査ステージに移送される。
この検査ステージには壜１の特に壜底付近を側面方向か
ら光拡散板３を介して均一な拡散光として照射するラン
プ４を有し、ランプ４とは反対側から壜底コーナー部１
ａを撮像するビデオカメラ５が配置されている。ビデオ
カメラ５には沈殿する異物を画像処理する検査機６が接
続されている。
が内容物である液体が充填された被検出容器としての壜
であり、複数の搬送治具２により壜１がほぼ４５°の傾
斜角度の姿勢に保持されて検査ステージに移送される。
この検査ステージには壜１の特に壜底付近を側面方向か
ら光拡散板３を介して均一な拡散光として照射するラン
プ４を有し、ランプ４とは反対側から壜底コーナー部１
ａを撮像するビデオカメラ５が配置されている。ビデオ
カメラ５には沈殿する異物を画像処理する検査機６が接
続されている。
【０００８】ここで、ビデオカメラ５は壜底コーナー部
１ａを撮像し、その撮像信号を検査機６に出力して画像
処理され、例えば明暗等の変化により壜底に沈澱してい
る異物を検出するものであるが、壜底コーナー部１ａは
壜の胴部や壜底に対して一般に図１０に示すように肉厚
状部となっているので、ビデオカメラ５で捉えた撮像信
号は不安定な陰影等の成分を含んだ状態となり、また、
壜底コーナー部１ａの外周面にはナーリング１ｂが形成
されていることからランプ４からの光がナーリング１ｂ
で散乱光となり、このため、図１１Ａに示すように壜底
コーナー部１ａに沈澱している異物７の場合では不安定
な成分や散乱光が沈澱異物の検出の妨げとなり的確に異
物７を検出することが困難であった。また、図１１Ｂに
示すように壜底コーナー部１ａに凹凸部１ｃが生じてい
るような場合では、この凹凸部１ｃで散乱光が生じ異物
７の検出はさらに困難となる。
１ａを撮像し、その撮像信号を検査機６に出力して画像
処理され、例えば明暗等の変化により壜底に沈澱してい
る異物を検出するものであるが、壜底コーナー部１ａは
壜の胴部や壜底に対して一般に図１０に示すように肉厚
状部となっているので、ビデオカメラ５で捉えた撮像信
号は不安定な陰影等の成分を含んだ状態となり、また、
壜底コーナー部１ａの外周面にはナーリング１ｂが形成
されていることからランプ４からの光がナーリング１ｂ
で散乱光となり、このため、図１１Ａに示すように壜底
コーナー部１ａに沈澱している異物７の場合では不安定
な成分や散乱光が沈澱異物の検出の妨げとなり的確に異
物７を検出することが困難であった。また、図１１Ｂに
示すように壜底コーナー部１ａに凹凸部１ｃが生じてい
るような場合では、この凹凸部１ｃで散乱光が生じ異物
７の検出はさらに困難となる。
【０００９】本発明は、上述したような課題を解消する
ためになされたもので、壜底等に沈澱している異物を確
実に検出することのできる容器内沈澱異物の検出方法を
得ることを目的とする。
ためになされたもので、壜底等に沈澱している異物を確
実に検出することのできる容器内沈澱異物の検出方法を
得ることを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明による検出方法は、沈澱異物が容器の底コー
ナー部と隣接するエリア部分に沈殿するように容器の傾
斜角度を設定すると共に、異物が沈澱しているエリア部
分に検査機により検査ウインドウを設定し、検査ウイン
ドウ内のみを検出処理し沈澱異物を検出するようにした
ものである。
め、本発明による検出方法は、沈澱異物が容器の底コー
ナー部と隣接するエリア部分に沈殿するように容器の傾
斜角度を設定すると共に、異物が沈澱しているエリア部
分に検査機により検査ウインドウを設定し、検査ウイン
ドウ内のみを検出処理し沈澱異物を検出するようにした
ものである。
【００１１】上述した検出方法により、容器の底コーナ
ー部を避けたエリア部分を検査ウインドウとするように
したので、容器の底コーナー部の陰影やナーリングの影
響を受けこともなく沈澱異物の確実な検出が可能とな
る。
ー部を避けたエリア部分を検査ウインドウとするように
したので、容器の底コーナー部の陰影やナーリングの影
響を受けこともなく沈澱異物の確実な検出が可能とな
る。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、本発明による容器内沈澱異
物の検出方法の実施の形態を壜に適用した例をとって図
面を参照して説明する。
物の検出方法の実施の形態を壜に適用した例をとって図
面を参照して説明する。
【００１３】図１は本発明による検出方法の代表的な一
例を示し、従来例で説明した構成部分と同一部分には同
じ符号を付して説明する。
例を示し、従来例で説明した構成部分と同一部分には同
じ符号を付して説明する。
【００１４】本例では壜１を大きく傾斜させた姿勢で壜
底をビデオカメラ５で撮像するようにしている。すなわ
ち、壜１を大きく傾斜させることによって壜底の沈澱異
物７は壜底コーナー部１ａに隣接する壜胴部１ｄ側に沈
澱する。この壜胴部１ｄは壜厚が薄い均一部分であり、
従って、壜底のコーナー部１ａの陰影やナーリングの影
響を受けることなく沈澱する異物７の検出に適してい
る。
底をビデオカメラ５で撮像するようにしている。すなわ
ち、壜１を大きく傾斜させることによって壜底の沈澱異
物７は壜底コーナー部１ａに隣接する壜胴部１ｄ側に沈
澱する。この壜胴部１ｄは壜厚が薄い均一部分であり、
従って、壜底のコーナー部１ａの陰影やナーリングの影
響を受けることなく沈澱する異物７の検出に適してい
る。
【００１５】このため、本発明では壜底コーナー部１ａ
を含めて異物７が沈澱している壜胴部１ｄをビデオカメ
ラ５で捉えられるように撮像位置を設定し、かつ壜底コ
ーナー部１ａが映らないように壜胴部１ｄに検査ウイン
ドウを設け、この検査ウインドウ内の沈澱異物を検出す
るようにするものである。
を含めて異物７が沈澱している壜胴部１ｄをビデオカメ
ラ５で捉えられるように撮像位置を設定し、かつ壜底コ
ーナー部１ａが映らないように壜胴部１ｄに検査ウイン
ドウを設け、この検査ウインドウ内の沈澱異物を検出す
るようにするものである。
【００１６】図２は検査機６のブロック回路図を示す。
ビデオカメラ５が捉えた壜の撮像信号はＡ／Ｄコンバー
タ８によりデジタル信号に変換される。９は壜底コーナ
ー部１ａに所定形状のウインドウを設定するためのウイ
ンドウ設定手段、１０はＡ／Ｄコンバータ８からのビデ
オカメラ５の撮像信号に基づき壜底コーナー部１ａの位
置をウインドウ設定する位置検出手段である。１１はこ
の位置検出手段１０からの信号により検査領域のための
ウインドウを設定するための検査領域設定手段、１２は
検査領域設定手段１１により設定された検査領域内の異
物を検出する異物検出手段である。
ビデオカメラ５が捉えた壜の撮像信号はＡ／Ｄコンバー
タ８によりデジタル信号に変換される。９は壜底コーナ
ー部１ａに所定形状のウインドウを設定するためのウイ
ンドウ設定手段、１０はＡ／Ｄコンバータ８からのビデ
オカメラ５の撮像信号に基づき壜底コーナー部１ａの位
置をウインドウ設定する位置検出手段である。１１はこ
の位置検出手段１０からの信号により検査領域のための
ウインドウを設定するための検査領域設定手段、１２は
検査領域設定手段１１により設定された検査領域内の異
物を検出する異物検出手段である。
【００１７】図３〜図５を参照して沈澱異物の検出の仕
方の幾つかの方法について説明する。図３において、符
号１３が検査領域設定手段１１により設定した検査ウイ
ンドウであり、ビデオカメラ５が捉えた画像を目視によ
り手動で検査ウインドウ１３の位置を壜底コーナー部１
ａに隣接する壜胴部１ｄに設定し、この検査ウインドウ
１３の領域内の沈澱異物を検出する方法である。
方の幾つかの方法について説明する。図３において、符
号１３が検査領域設定手段１１により設定した検査ウイ
ンドウであり、ビデオカメラ５が捉えた画像を目視によ
り手動で検査ウインドウ１３の位置を壜底コーナー部１
ａに隣接する壜胴部１ｄに設定し、この検査ウインドウ
１３の領域内の沈澱異物を検出する方法である。
【００１８】図４の場合では壜底コーナー部１ａの位置
を検出するため、まず、位置検出手段１０により予めバ
ー状の位置検出ウインドウ１４，１４で検出範囲を設定
し、壜底コーナー部１ａの位置を検知した上で、検査領
域設定手段１１により壜底コーナー部１ａと隣接する壜
胴部１ｄに検査ウインドウ１３を設定し、この検査ウイ
ンドウ１３の領域内の沈澱異物を検出する方法である。
尚、検査ウインドウ１３の設定は検査機６の図示しない
ＣＰＵからのソフトウエアにより実行される。
を検出するため、まず、位置検出手段１０により予めバ
ー状の位置検出ウインドウ１４，１４で検出範囲を設定
し、壜底コーナー部１ａの位置を検知した上で、検査領
域設定手段１１により壜底コーナー部１ａと隣接する壜
胴部１ｄに検査ウインドウ１３を設定し、この検査ウイ
ンドウ１３の領域内の沈澱異物を検出する方法である。
尚、検査ウインドウ１３の設定は検査機６の図示しない
ＣＰＵからのソフトウエアにより実行される。
【００１９】図５の場合では、壜底コーナー部１ａの位
置を検出するため別の手段として、位置検出手段１０に
より面状の位置検出ウインドウ１４ａで検出範囲を設定
し、以下、壜底コーナー部１ａの位置を検知した上で、
検査領域設定手段１１により壜底コーナー部１ａと隣接
する壜胴部１ｄに検査ウインドウ１３を設定し、検査ウ
インドウ１３の領域内の沈澱異物を検出する方法であ
る。
置を検出するため別の手段として、位置検出手段１０に
より面状の位置検出ウインドウ１４ａで検出範囲を設定
し、以下、壜底コーナー部１ａの位置を検知した上で、
検査領域設定手段１１により壜底コーナー部１ａと隣接
する壜胴部１ｄに検査ウインドウ１３を設定し、検査ウ
インドウ１３の領域内の沈澱異物を検出する方法であ
る。
【００２０】ここで上述した各検出方法において、検査
ウインドウ１３による沈澱異物の検出手段１２として
は、例えば検査ウインドウ１３の画像の明暗度に閾値を
設定して沈澱異物を検知したり、あるいは、検査ウイン
ドウ１３の画像の明暗度の変化を微分計算により検出す
る等、種々の方法が実施可能である。
ウインドウ１３による沈澱異物の検出手段１２として
は、例えば検査ウインドウ１３の画像の明暗度に閾値を
設定して沈澱異物を検知したり、あるいは、検査ウイン
ドウ１３の画像の明暗度の変化を微分計算により検出す
る等、種々の方法が実施可能である。
【００２１】また、沈澱異物を検出した際の表示として
は、警報音を発したり、あるいはランプの点灯等の方法
を行って沈澱異物の有する壜を搬送ラインから分離する
ようにする。
は、警報音を発したり、あるいはランプの点灯等の方法
を行って沈澱異物の有する壜を搬送ラインから分離する
ようにする。
【００２２】また、本発明による検出方法では、傾斜す
る壜１に対するビデオカメラ５の撮像位置は図１に示し
た例に限るものでなく、例えば図６に示したように壜胴
部１ｄ側よりランプ４の光で照射し、壜底を通して壜胴
部１ｄの部分をビデオカメラ５で撮像するようにしても
上述した検出方法と同様の検出作用を得ることができ
る。
る壜１に対するビデオカメラ５の撮像位置は図１に示し
た例に限るものでなく、例えば図６に示したように壜胴
部１ｄ側よりランプ４の光で照射し、壜底を通して壜胴
部１ｄの部分をビデオカメラ５で撮像するようにしても
上述した検出方法と同様の検出作用を得ることができ
る。
【００２３】また、壜底に沈澱する異物は壜底コーナー
部１ａより壜胴部１ｄ側へ移動させる以外の検出方法と
して、図７に示すように壜１を僅かに傾けることで、異
物７を壜底コーナー部１ａと隣接する壜底部１ｅ側に移
動させることであってもよい。この壜底部１ｅ側も壜の
厚みが比較的に薄い均一部分であり、壜底コーナー部１
ａの陰影やナーリングの影響を受けることなく沈澱異物
の検出に適している部分である。
部１ａより壜胴部１ｄ側へ移動させる以外の検出方法と
して、図７に示すように壜１を僅かに傾けることで、異
物７を壜底コーナー部１ａと隣接する壜底部１ｅ側に移
動させることであってもよい。この壜底部１ｅ側も壜の
厚みが比較的に薄い均一部分であり、壜底コーナー部１
ａの陰影やナーリングの影響を受けることなく沈澱異物
の検出に適している部分である。
【００２４】図７の場合、壜１の側面から光拡散板３を
介してランプ４の光で照射し、ランプ４と対向側の壜側
面よりビデオカメラ５で壜底部分を撮像し、沈澱異物を
検出するようにする。
介してランプ４の光で照射し、ランプ４と対向側の壜側
面よりビデオカメラ５で壜底部分を撮像し、沈澱異物を
検出するようにする。
【００２５】また、図８の場合は、壜底よりビデオカメ
ラ５で壜底部分を撮像し沈澱異物を検出する様子を示し
ている。
ラ５で壜底部分を撮像し沈澱異物を検出する様子を示し
ている。
【００２６】本発明は、上述しかつ図面に示した形態に
限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲内で
種々の変形実施が可能である。
限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲内で
種々の変形実施が可能である。
【００２７】本例では沈澱異物の検出方法として、壜底
に沈澱している異物の検出の場合について説明したが、
壜以外のプラスチック等の容器内に沈殿している異物の
検出にも広く適用可能である。
に沈澱している異物の検出の場合について説明したが、
壜以外のプラスチック等の容器内に沈殿している異物の
検出にも広く適用可能である。
【００２８】沈澱異物の検出の仕方としては、容器の形
状や容器底の形状、容器へのランプ４からの光の反射状
態等に応じて決定すればよく、容器のコーナー部分等の
陰影やナーリングの影響を受けない位置に沈澱異物を移
動しビデオカメラ５で撮像されるようにすればよい。
状や容器底の形状、容器へのランプ４からの光の反射状
態等に応じて決定すればよく、容器のコーナー部分等の
陰影やナーリングの影響を受けない位置に沈澱異物を移
動しビデオカメラ５で撮像されるようにすればよい。
【００２９】
【発明の効果】以上説明したように本発明の容器内沈澱
異物の検出方法は、沈澱異物が容器の底コーナー部と隣
接するエリア部分に沈澱するように容器の傾斜角度を設
定し、異物が沈澱しているエリア部分に検査機により検
査ウインドウを設定し、検査ウインドウ内のみを検出処
理し沈澱異物を検出するようにしたので、容器の底コー
ナー部の不安定な陰影やナーリングの影響を受けことも
なく沈澱異物を確実に検出することができ、例えば、壜
や壜形のプラスチック容器等における沈澱異物の検出に
適用して信頼性の高い検出方法となる。
異物の検出方法は、沈澱異物が容器の底コーナー部と隣
接するエリア部分に沈澱するように容器の傾斜角度を設
定し、異物が沈澱しているエリア部分に検査機により検
査ウインドウを設定し、検査ウインドウ内のみを検出処
理し沈澱異物を検出するようにしたので、容器の底コー
ナー部の不安定な陰影やナーリングの影響を受けことも
なく沈澱異物を確実に検出することができ、例えば、壜
や壜形のプラスチック容器等における沈澱異物の検出に
適用して信頼性の高い検出方法となる。
【図１】本発明による容器内沈澱異物の検出の仕方の説
明図である。
明図である。
【図２】沈澱異物検出のブロック回路図である。
【図３】検査ウインドウによる沈澱異物検出の説明図で
ある。
ある。
【図４】検査ウインドウによる沈澱異物検出の別の例の
説明図である。
説明図である。
【図５】検査ウインドウによる沈澱異物検出のさらに別
の例の説明図である。
の例の説明図である。
【図６】図１と異なる容器内沈澱異物の検出の仕方の説
明図である。
明図である。
【図７】容器内沈澱異物の検出の仕方の別の例の説明図
である。
である。
【図８】図７とは異なる容器内沈澱異物の検出の仕方の
説明図である。
説明図である。
【図９】従来の容器内沈澱異物の検出の説明図である。
【図１０】異物が壜底コーナー部に沈澱した様子の断面
図である。
図である。
【図１１】Ａ 異物が壜底コーナー部に沈澱している位
置での検出の説明図である。 Ｂ 異物が壜底コーナー部に沈澱している位置での検出
の別の例の説明図である。
置での検出の説明図である。 Ｂ 異物が壜底コーナー部に沈澱している位置での検出
の別の例の説明図である。
１ 壜 １ａ 壜底コーナー部 １ｄ 壜胴部 １ｅ 壜底部 ３ 光拡散板 ４ ランプ ５ ビデオカメラ ６ 検査機 ７ 沈澱異物 ９ ウインドウ設定手段 １０ 位置検出手段 １１ 検出領域設定手段 １２ 異物検出手段 １３ 検査ウインドウ １４，１４ａ 位置検出ウインドウ
Claims (3)
- 【請求項１】 容器を傾斜させて容器内の沈澱異物を容
器底部の一部のコーナー部に集め、上記コーナー部を光
源からの光により照射した状態で撮像機器により撮像
し、この撮像機器からの撮像信号を検査機により画像処
理し上記沈澱異物を検出するようにした検出方法におい
て、 上記沈澱異物が上記容器の底コーナー部と隣接するエリ
ア部分に沈澱するように上記容器の傾斜角度を設定する
と共に、異物が沈澱している上記エリア部分に上記検査
機により検査ウインドウを設定し、当該検査ウインドウ
内のみを検出処理し沈澱異物を検出するようにしたこと
を特徴とする容器内沈澱異物の検査方法。 - 【請求項２】 請求項１記載の容器内沈澱異物の検査方
法において、 上記容器を大きな角度で傾斜させることで、異物をコー
ナー部と隣接する胴部側のエリア部分に沈澱させ、この
胴部側のエリア部分に上記検査機により検査ウインドウ
を設定し、当該検査ウインドウ内のみを検出処理し沈澱
異物を検出するようにしたことを特徴とする容器内沈澱
異物の検出方法。 - 【請求項３】 請求項１記載の容器内沈澱異物の検出方
法において、 上記容器を小さな角度で傾斜させることで、異物をコー
ナー部と隣接する底部側のエリア部分に沈澱させ、この
底部側のエリア部分に上記検査機により検査ウインドウ
を設定し、当該検査ウインドウ内のみを検出処理し沈澱
異物を検出するようにしたことを特徴とする容器内沈澱
異物の検出方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24845697A JPH1191741A (ja) | 1997-09-12 | 1997-09-12 | 容器内沈澱異物の検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24845697A JPH1191741A (ja) | 1997-09-12 | 1997-09-12 | 容器内沈澱異物の検出方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1191741A true JPH1191741A (ja) | 1999-04-06 |
Family
ID=17178413
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24845697A Pending JPH1191741A (ja) | 1997-09-12 | 1997-09-12 | 容器内沈澱異物の検出方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1191741A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102918382A (zh) * | 2010-05-31 | 2013-02-06 | 日立信息控制系统有限公司 | 异物检查装置以及异物检查方法 |
| CN104743172A (zh) * | 2013-12-25 | 2015-07-01 | 中国科学院沈阳自动化研究所 | 低成本高检率的灌装生产线倒瓶/漏盖检测装置及方法 |
-
1997
- 1997-09-12 JP JP24845697A patent/JPH1191741A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102918382A (zh) * | 2010-05-31 | 2013-02-06 | 日立信息控制系统有限公司 | 异物检查装置以及异物检查方法 |
| CN104743172A (zh) * | 2013-12-25 | 2015-07-01 | 中国科学院沈阳自动化研究所 | 低成本高检率的灌装生产线倒瓶/漏盖检测装置及方法 |
| CN104743172B (zh) * | 2013-12-25 | 2016-09-14 | 中国科学院沈阳自动化研究所 | 低成本高检率的灌装生产线倒瓶/漏盖检测装置及方法 |
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