JPH1191447A - 内装トリムにおけるポケット構造 - Google Patents
内装トリムにおけるポケット構造Info
- Publication number
- JPH1191447A JPH1191447A JP26226397A JP26226397A JPH1191447A JP H1191447 A JPH1191447 A JP H1191447A JP 26226397 A JP26226397 A JP 26226397A JP 26226397 A JP26226397 A JP 26226397A JP H1191447 A JPH1191447 A JP H1191447A
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- Japan
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- trim
- interior trim
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- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 内装トリムにおけるポケット構造において、
マップ類や比較的大型の本等が急ハンドル等により車室
内側に倒れ込むことがなく、確実にマップ類等の収容が
可能なポケット構造を提供することを課題とする。 【解決手段】 ポケットメンバー20の表面側に伸縮自
在なネット30を添設する一方、ネット30の下縁をポ
ケットメンバー20の下縁側に固定する一方、ネット3
0の上縁にフック部材32を設置し、このフック部材3
2をアームレスト13の下部に設けた係止部材14に着
脱することにより、ポケットメンバー20内に収容した
マップ類Mやポケット内に入りきれない大型の荷物類P
をネット30により支持でき、マップ類Mや各種荷物類
Pの確実な収容を可能にする。
マップ類や比較的大型の本等が急ハンドル等により車室
内側に倒れ込むことがなく、確実にマップ類等の収容が
可能なポケット構造を提供することを課題とする。 【解決手段】 ポケットメンバー20の表面側に伸縮自
在なネット30を添設する一方、ネット30の下縁をポ
ケットメンバー20の下縁側に固定する一方、ネット3
0の上縁にフック部材32を設置し、このフック部材3
2をアームレスト13の下部に設けた係止部材14に着
脱することにより、ポケットメンバー20内に収容した
マップ類Mやポケット内に入りきれない大型の荷物類P
をネット30により支持でき、マップ類Mや各種荷物類
Pの確実な収容を可能にする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車用ドアト
リム,リヤサイドトリム,ラゲージサイドトリム等の内
装トリムにおけるポケット構造に関するもので、特に、
ポケット内にマップ類や大型の本等を確実に収容できる
ようにした内装トリムにおけるポケット構造に関する。
リム,リヤサイドトリム,ラゲージサイドトリム等の内
装トリムにおけるポケット構造に関するもので、特に、
ポケット内にマップ類や大型の本等を確実に収容できる
ようにした内装トリムにおけるポケット構造に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、自動車室内には、種々の備品を収
容するために、ドアトリムやリヤサイドトリム等にポケ
ットが設置されている。図6,図7は、ポケットを設置
した自動車用ドアトリムの外観図、並びに断面図であ
り、図面においてドアトリム1は、所望の曲面形状に成
形された芯材2の表面に、クッション性,装飾性を備え
た表皮材3を貼着して構成されており、ドアトリム1の
表面中央部には、室内側に膨出するアームレスト4が形
成されているとともに、その下方に、備品を収容するた
め、樹脂成形体からなるドアポケット5が設置されてい
る。
容するために、ドアトリムやリヤサイドトリム等にポケ
ットが設置されている。図6,図7は、ポケットを設置
した自動車用ドアトリムの外観図、並びに断面図であ
り、図面においてドアトリム1は、所望の曲面形状に成
形された芯材2の表面に、クッション性,装飾性を備え
た表皮材3を貼着して構成されており、ドアトリム1の
表面中央部には、室内側に膨出するアームレスト4が形
成されているとともに、その下方に、備品を収容するた
め、樹脂成形体からなるドアポケット5が設置されてい
る。
【0003】上記ドアポケット5は、上部にポケット用
開口5aを備え、周縁裏面に沿って形成されている取付
用ボス5bに、ドアトリム1の裏面側からビス6を締め
付け固定することにより、アームレスト4の下方所定箇
所に取付固定されている。
開口5aを備え、周縁裏面に沿って形成されている取付
用ボス5bに、ドアトリム1の裏面側からビス6を締め
付け固定することにより、アームレスト4の下方所定箇
所に取付固定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ドアト
リム1に設置されるドアポケット5の取付面は、フラッ
ト面である必要から、曲面状のアームレスト4のすぐ下
方に、ドアポケット5の取付面をスペース上、大きく確
保できないため、ドアポケット5のポケット深さ(図7
中hで示す)を深く設定することは造形上困難であっ
た。
リム1に設置されるドアポケット5の取付面は、フラッ
ト面である必要から、曲面状のアームレスト4のすぐ下
方に、ドアポケット5の取付面をスペース上、大きく確
保できないため、ドアポケット5のポケット深さ(図7
中hで示す)を深く設定することは造形上困難であっ
た。
【0005】また、ドアポケット5の使い勝手を考慮し
た場合、小物等の備品を取り出す際、ドアポケット5の
ポケット深さhを深く設定できないという使い勝手上の
制約もあった。
た場合、小物等の備品を取り出す際、ドアポケット5の
ポケット深さhを深く設定できないという使い勝手上の
制約もあった。
【0006】このように、従来では、造形上、あるいは
使い勝手上、ドアポケット5のポケット深さhを深く設
定できないのが実情であり、そうした場合、ドアポケッ
ト5内にマップ類や大型の本等を収容した際、マップ類
や本類が室内側に倒れ込み、運転に支障を来す等の不具
合が指摘されていた。
使い勝手上、ドアポケット5のポケット深さhを深く設
定できないのが実情であり、そうした場合、ドアポケッ
ト5内にマップ類や大型の本等を収容した際、マップ類
や本類が室内側に倒れ込み、運転に支障を来す等の不具
合が指摘されていた。
【0007】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、ドアトリム,リヤサイドトリム等の内装ト
リムの表面下側の限られたスペース面にポケットを設置
する内装トリムにおけるポケット構造において、ポケッ
ト内にマップ類や大型の本等を収容しても、急ハンドル
等により、室内側にマップ類や本等が倒れ込むことがな
いため、運転に支障を来すことがなく、しかも使い勝手
に優れた内装トリムにおけるポケット構造を提供するこ
とを目的としている。
れたもので、ドアトリム,リヤサイドトリム等の内装ト
リムの表面下側の限られたスペース面にポケットを設置
する内装トリムにおけるポケット構造において、ポケッ
ト内にマップ類や大型の本等を収容しても、急ハンドル
等により、室内側にマップ類や本等が倒れ込むことがな
いため、運転に支障を来すことがなく、しかも使い勝手
に優れた内装トリムにおけるポケット構造を提供するこ
とを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る内装トリムにおけるポケット構造は、
内装トリムの表面下側に、内装トリムと一体、あるいは
別体にポケット部が形成されるとともに、このポケット
部の表面に伸縮自在なネットが添設され、このネットの
下縁は、ポケット部の下縁側に固定される一方、ネット
の上縁はポケット部の開口縁、あるいはアームレスト下
部側に設けられた係止部材に係止手段を介して着脱自在
に係合されることを特徴とする。
に、本発明に係る内装トリムにおけるポケット構造は、
内装トリムの表面下側に、内装トリムと一体、あるいは
別体にポケット部が形成されるとともに、このポケット
部の表面に伸縮自在なネットが添設され、このネットの
下縁は、ポケット部の下縁側に固定される一方、ネット
の上縁はポケット部の開口縁、あるいはアームレスト下
部側に設けられた係止部材に係止手段を介して着脱自在
に係合されることを特徴とする。
【0009】ここで、内装トリムとしては、自動車用ド
アトリム,リヤサイドトリム,ラゲージサイドトリム等
に適用でき、後述するが、ネットの上端を引っ張り上げ
て固定するために、アームレスト等、室内側に膨出する
部位を備えることが必要である。
アトリム,リヤサイドトリム,ラゲージサイドトリム等
に適用でき、後述するが、ネットの上端を引っ張り上げ
て固定するために、アームレスト等、室内側に膨出する
部位を備えることが必要である。
【0010】また、ポケット部としては、内装トリムと
一体、あるいは別体に形成しても良く、一体に形成する
場合は、芯材と表皮材とを所要形状に成形する際、ポケ
ット部に相当する部位を室内側に膨出させ、成形後、ポ
ケット用開口をピアス加工すれば良く、また、内装トリ
ムと別体にPP樹脂成形体等からポケットを成形し、ビ
ス等により内装トリム所定部分に固定しても良い。尚、
ネットは伸縮性に優れたことが条件であることから、ゴ
ム系材料が適している。
一体、あるいは別体に形成しても良く、一体に形成する
場合は、芯材と表皮材とを所要形状に成形する際、ポケ
ット部に相当する部位を室内側に膨出させ、成形後、ポ
ケット用開口をピアス加工すれば良く、また、内装トリ
ムと別体にPP樹脂成形体等からポケットを成形し、ビ
ス等により内装トリム所定部分に固定しても良い。尚、
ネットは伸縮性に優れたことが条件であることから、ゴ
ム系材料が適している。
【0011】以上の構成から明らかなように、ポケット
部の外表面に伸縮自在なネットが添設されており、ネッ
トの上縁をポケット部の開口縁部、あるいはアームレス
トの下部側に設けた係止部材に着脱自在に係合すること
により、ポケット内に収納したマップ類や大型の本等の
荷物類をこのネットにより保持することが可能となる。
部の外表面に伸縮自在なネットが添設されており、ネッ
トの上縁をポケット部の開口縁部、あるいはアームレス
トの下部側に設けた係止部材に着脱自在に係合すること
により、ポケット内に収納したマップ類や大型の本等の
荷物類をこのネットにより保持することが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る内装トリムに
おけるポケット構造の実施形態について、添付図面を参
照しながら詳細に説明する。
おけるポケット構造の実施形態について、添付図面を参
照しながら詳細に説明する。
【0013】図1は本発明に係るポケット構造を適用し
た自動車用ドアトリムを示す斜視図、図2は同ドアトリ
ムの構成を示す断面図、図3乃至図5は同ポケット構造
の使用形態を示す各断面図である。
た自動車用ドアトリムを示す斜視図、図2は同ドアトリ
ムの構成を示す断面図、図3乃至図5は同ポケット構造
の使用形態を示す各断面図である。
【0014】図1,図2において、自動車用ドアトリム
10は、所望の曲面形状に成形された芯材11の表面
に、装飾性,緩衝性を備えた表皮材12を貼着して構成
されており、表面中央に室内側に膨出するアームレスト
13が形成されている。更に、アームレスト13の下方
に樹脂成形体からなるポケットメンバー20が取り付け
られており、小物類あるいはマップ類や本類等を収容す
る機能を備えている。
10は、所望の曲面形状に成形された芯材11の表面
に、装飾性,緩衝性を備えた表皮材12を貼着して構成
されており、表面中央に室内側に膨出するアームレスト
13が形成されている。更に、アームレスト13の下方
に樹脂成形体からなるポケットメンバー20が取り付け
られており、小物類あるいはマップ類や本類等を収容す
る機能を備えている。
【0015】上記ポケットメンバー20は、上部にポケ
ット用開口21が開設されているとともに、両側並びに
下縁に沿う裏面には、取付用ボス22が一体に形成され
ており、ドアトリム10の裏面側からビス23を介して
取付用ボス22のボス孔内に締め付け固定することによ
り、ポケットメンバー20はドアトリム10の所定箇所
に取り付けられている。
ット用開口21が開設されているとともに、両側並びに
下縁に沿う裏面には、取付用ボス22が一体に形成され
ており、ドアトリム10の裏面側からビス23を介して
取付用ボス22のボス孔内に締め付け固定することによ
り、ポケットメンバー20はドアトリム10の所定箇所
に取り付けられている。
【0016】ところで、上記ポケットメンバー20は、
アームレスト13の下方という限られたスペースに設置
され、かつ、小物類等の取り出しを容易に行なうため
に、ポケット深さを深く設定できないという制約があ
り、マップ類や大型の本等の収容に難点があったが、本
発明は、小物類等の収容に便利なポケット深さの比較的
浅いポケットメンバー20を使用しても、マップ類や大
型の本等が室内側に倒れ込むことがなく、運転上、支障
を来さないようなポケット構造を提供することを目的と
している。
アームレスト13の下方という限られたスペースに設置
され、かつ、小物類等の取り出しを容易に行なうため
に、ポケット深さを深く設定できないという制約があ
り、マップ類や大型の本等の収容に難点があったが、本
発明は、小物類等の収容に便利なポケット深さの比較的
浅いポケットメンバー20を使用しても、マップ類や大
型の本等が室内側に倒れ込むことがなく、運転上、支障
を来さないようなポケット構造を提供することを目的と
している。
【0017】すなわち、ポケットメンバー20の表面側
に伸縮自在なネット30が添設されており、このネット
30は、ゴム系材料を使用し、伸縮性に優れており、こ
のネット30の下縁に沿って複数の固定具31によりポ
ケットメンバー20に固着されているとともに、ネット
30の上縁にはフック部材32が左右2箇所に取り付け
られている。
に伸縮自在なネット30が添設されており、このネット
30は、ゴム系材料を使用し、伸縮性に優れており、こ
のネット30の下縁に沿って複数の固定具31によりポ
ケットメンバー20に固着されているとともに、ネット
30の上縁にはフック部材32が左右2箇所に取り付け
られている。
【0018】このフック部材32は、図2中実線で示す
ように、ポケット用開口21縁部に着脱自在に係止でき
るとともに、ネット30を引き伸ばし、図2中点線で示
すようにアームレスト13の下部に固定されている係止
部材14にフック部材32を係止することにより、ポケ
ット用開口21の上方スペースをネット30により被覆
することができる。
ように、ポケット用開口21縁部に着脱自在に係止でき
るとともに、ネット30を引き伸ばし、図2中点線で示
すようにアームレスト13の下部に固定されている係止
部材14にフック部材32を係止することにより、ポケ
ット用開口21の上方スペースをネット30により被覆
することができる。
【0019】この係止部材14は、強度等を考慮すれ
ば、ドアトリム10に捩込み式に固定するものが好まし
い。また、ネット30の上縁に沿って、塩ビ樹脂板等の
フレームを設置すれば、片手操作でネット30のフック
部材32をポケット用開口21の縁部、あるいはアーム
レスト13下部側の係止部材14に着脱操作できる。
ば、ドアトリム10に捩込み式に固定するものが好まし
い。また、ネット30の上縁に沿って、塩ビ樹脂板等の
フレームを設置すれば、片手操作でネット30のフック
部材32をポケット用開口21の縁部、あるいはアーム
レスト13下部側の係止部材14に着脱操作できる。
【0020】尚、上述実施形態では、ドアトリム10の
構成として、芯材11は熱硬化性樹脂バインダを含浸さ
せた木質系繊維マットをホットプレス成形することによ
り、所要形状に成形するとともに、表皮材12は、芯材
11表面に真空成形により一体化して構成しているが、
ドアトリム10の成形材料、並びに成形方法として、タ
ルク等のフィラーを混入したポリプロピレン系樹脂をモ
ールドプレス成形することにより、型内にセットされた
表皮材12と一体にモールドプレス成形しても良く、熱
可塑性複合樹脂板を押出成形によりシート状に押し出し
た後、シート材を加熱軟化させて、コールドプレス成形
することにより、芯材11を成形するようにしても良
い。また、ドアトリム10と一体にポケット部を形成し
ても良い。
構成として、芯材11は熱硬化性樹脂バインダを含浸さ
せた木質系繊維マットをホットプレス成形することによ
り、所要形状に成形するとともに、表皮材12は、芯材
11表面に真空成形により一体化して構成しているが、
ドアトリム10の成形材料、並びに成形方法として、タ
ルク等のフィラーを混入したポリプロピレン系樹脂をモ
ールドプレス成形することにより、型内にセットされた
表皮材12と一体にモールドプレス成形しても良く、熱
可塑性複合樹脂板を押出成形によりシート状に押し出し
た後、シート材を加熱軟化させて、コールドプレス成形
することにより、芯材11を成形するようにしても良
い。また、ドアトリム10と一体にポケット部を形成し
ても良い。
【0021】次いで、本発明に係るポケット構造の使用
形態について、図3乃至図5に基に説明する。まず、図
3に示すように、ポケットメンバー20内にマップ類M
を収容する場合には、ポケット用開口21を通してマッ
プ類Mを収容した後、ネット30のフック部材32をポ
ケット用開口21縁部から外して、上方にネット30を
伸ばし、ネット30の上縁に設けたフック部材32をア
ームレスト13下部に設けられている係止部材14に係
止する。従って、マップ類Mは室内側に倒れ込もうとす
るが、ネット30によりその上端部分が保持され、走行
中の急ハンドル等によりマップ類Mが室内側に脱落する
ことがなく、確実に保持される。
形態について、図3乃至図5に基に説明する。まず、図
3に示すように、ポケットメンバー20内にマップ類M
を収容する場合には、ポケット用開口21を通してマッ
プ類Mを収容した後、ネット30のフック部材32をポ
ケット用開口21縁部から外して、上方にネット30を
伸ばし、ネット30の上縁に設けたフック部材32をア
ームレスト13下部に設けられている係止部材14に係
止する。従って、マップ類Mは室内側に倒れ込もうとす
るが、ネット30によりその上端部分が保持され、走行
中の急ハンドル等によりマップ類Mが室内側に脱落する
ことがなく、確実に保持される。
【0022】また、図4に示すように、ポケット用開口
21のポケット幅(図中符号aで示す)よりも大型の例
えばティッシュボックス等の荷物類Pを収容するには、
図示するように、ポケットメンバー20の上部に荷物類
Pを載置した後、ネット30を上方に引き上げ、ネット
30のフック部材32をアームレスト13下部側の係止
部材14に係止することにより、このネット30により
荷物類Pを保持することができる。
21のポケット幅(図中符号aで示す)よりも大型の例
えばティッシュボックス等の荷物類Pを収容するには、
図示するように、ポケットメンバー20の上部に荷物類
Pを載置した後、ネット30を上方に引き上げ、ネット
30のフック部材32をアームレスト13下部側の係止
部材14に係止することにより、このネット30により
荷物類Pを保持することができる。
【0023】更に、図5に示すように、大型の本類P
1,P2を一方の本類P1をポケットメンバー2内に収
容するとともに、他方側の本類P2をポケットメンバー
20外部でネット30により保持するようにしても良
い。
1,P2を一方の本類P1をポケットメンバー2内に収
容するとともに、他方側の本類P2をポケットメンバー
20外部でネット30により保持するようにしても良
い。
【0024】このように、ネット30を使用することに
より、マップ類Mの倒れ込みを防止することができると
ともに、ティッシュボックス等の大型の荷物類Pやぶ厚
い本類P1,P2等の収容も可能となり、使い勝手を著
しく向上させることができる。
より、マップ類Mの倒れ込みを防止することができると
ともに、ティッシュボックス等の大型の荷物類Pやぶ厚
い本類P1,P2等の収容も可能となり、使い勝手を著
しく向上させることができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明に係る内装ト
リムにおけるポケット構造は、以下に記載する格別の作
用効果を有する。
リムにおけるポケット構造は、以下に記載する格別の作
用効果を有する。
【0026】(1)本発明によれば、ポケットの表面側
に伸縮自在なネットを添設するとともに、ネットを上方
に伸ばして、アームレスト下部の係止部材にネットの上
縁を着脱自在に係合させるという構成であるため、ポケ
ット内に収容されるマップ類や大型の本類等の上縁をネ
ットにより確実に支持でき、小物類等の取り出しが容易
に行なえる比較的ポケット深さの浅いポケットメンバー
を使用して、マップ類や大型の本等を収容した場合にお
いても、走行中の急ハンドル等によりマップ類や本等が
室内側に倒れ込むことがなく、安全走行が期待できると
ともに、マップ類や本等を確実に収容でき、使い勝手が
向上するという効果を有する。
に伸縮自在なネットを添設するとともに、ネットを上方
に伸ばして、アームレスト下部の係止部材にネットの上
縁を着脱自在に係合させるという構成であるため、ポケ
ット内に収容されるマップ類や大型の本類等の上縁をネ
ットにより確実に支持でき、小物類等の取り出しが容易
に行なえる比較的ポケット深さの浅いポケットメンバー
を使用して、マップ類や大型の本等を収容した場合にお
いても、走行中の急ハンドル等によりマップ類や本等が
室内側に倒れ込むことがなく、安全走行が期待できると
ともに、マップ類や本等を確実に収容でき、使い勝手が
向上するという効果を有する。
【0027】(2)本発明によれば、ポケットの表面側
に伸縮自在なネットを添設するとともに、ネットを上方
に伸ばして、アームレスト下部の係止部材にネットの上
縁を着脱自在に係合させるという構成であるため、ティ
ッシュボックス等、ポケット用開口に入りきれない大型
の荷物類や厚みの厚い本を複数収容する場合において
も、ネットでこれらを保持することができ、ポケット開
口幅に左右されない多くの荷物類を有効に収容すること
ができるという効果を有する。
に伸縮自在なネットを添設するとともに、ネットを上方
に伸ばして、アームレスト下部の係止部材にネットの上
縁を着脱自在に係合させるという構成であるため、ティ
ッシュボックス等、ポケット用開口に入りきれない大型
の荷物類や厚みの厚い本を複数収容する場合において
も、ネットでこれらを保持することができ、ポケット開
口幅に左右されない多くの荷物類を有効に収容すること
ができるという効果を有する。
【図1】本発明に係るポケット構造を適用した自動車用
ドアトリムを示す外観図。
ドアトリムを示す外観図。
【図2】図1中II−II線断面図。
【図3】本発明に係るポケット構造の使用形態を示す断
面図。
面図。
【図4】本発明に係るポケット構造の使用形態における
変形態様を示す断面図。
変形態様を示す断面図。
【図5】本発明に係るポケット構造の使用形態における
変形態様を示す断面図。
変形態様を示す断面図。
【図6】ドアポケットを設置した従来のドアトリムを示
す外観図。
す外観図。
【図7】図6中VII −VII 線断面図。
10 自動車用ドアトリム 13 アームレスト 14 係止部材 20 ポケットメンバー 21 ポケット用開口 30 ネット 31 固定具 32 フック部材 M マップ類 P 荷物類 P1,P2 本類
Claims (1)
- 【請求項1】 内装トリム(10)の表面下側に、内装
トリム(10)と一体、あるいは別体にポケット部(2
0)が形成されるとともに、このポケット部(20)の
表面に伸縮自在なネット(30)が添設され、このネッ
ト(30)の下縁は、ポケット部(20)の下縁側に固
定される一方、ネット(30)の上縁はポケット部(2
0)の開口縁、あるいはアームレスト(13)下部側に
設けられた係止部材(14)に係止手段(32)を介し
て着脱自在に係合されることを特徴とする内装トリムに
おけるポケット構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26226397A JP3214692B2 (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | 内装トリムにおけるポケット構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26226397A JP3214692B2 (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | 内装トリムにおけるポケット構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1191447A true JPH1191447A (ja) | 1999-04-06 |
JP3214692B2 JP3214692B2 (ja) | 2001-10-02 |
Family
ID=17373363
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26226397A Expired - Fee Related JP3214692B2 (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | 内装トリムにおけるポケット構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3214692B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008049805A (ja) * | 2006-08-24 | 2008-03-06 | Nissan Motor Light Truck Co Ltd | トレイ装置 |
CN110356332A (zh) * | 2018-03-26 | 2019-10-22 | 株式会社本田阿克塞斯 | 车辆用网状口袋 |
-
1997
- 1997-09-26 JP JP26226397A patent/JP3214692B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008049805A (ja) * | 2006-08-24 | 2008-03-06 | Nissan Motor Light Truck Co Ltd | トレイ装置 |
CN110356332A (zh) * | 2018-03-26 | 2019-10-22 | 株式会社本田阿克塞斯 | 车辆用网状口袋 |
US10946806B2 (en) | 2018-03-26 | 2021-03-16 | Honda Access Corp. | Mesh pocket for vehicle |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3214692B2 (ja) | 2001-10-02 |
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