JPH1191293A - プロッタ - Google Patents
プロッタInfo
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- JPH1191293A JPH1191293A JP27641297A JP27641297A JPH1191293A JP H1191293 A JPH1191293 A JP H1191293A JP 27641297 A JP27641297 A JP 27641297A JP 27641297 A JP27641297 A JP 27641297A JP H1191293 A JPH1191293 A JP H1191293A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- suction force
- recording medium
- drive roller
- roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J11/00—Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
- B41J11/0085—Using suction for maintaining printing material flat
Landscapes
- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
- Handling Of Cut Paper (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】作画面方向に駆動ローラとピンチローラとで搬
送される用紙が、作画面から浮き上がらないようにす
る。 【解決手段】 駆動ローラ30と加圧ローラ32とで記
録媒体42の両側を挾持し、この記録媒体42を用紙吸
引力の作用する作図面24a上で、記録ヘッド26によ
り印字作画しつつ、駆動ローラ30の回転によって記録
媒体42を、排出側のペーパーガイド18に順次搬送す
る。記録媒体42として薄手の用紙を使用するときは、
用紙吸引力を可変制御し、記録媒体42の先端が排出側
のペーパーガイド18の直線案内部上に位置するとき
は、設定値の60%の強さの用紙吸引力で吸引し、直線
案内部を越え、下向きに折れると、設定値の100%の
強さの用紙吸引力で吸引する。厚手の用紙を使用すると
きは、用紙吸引力を一定状態に制御し、設定値の100
%の強さの用紙吸引力で吸引する。
送される用紙が、作画面から浮き上がらないようにす
る。 【解決手段】 駆動ローラ30と加圧ローラ32とで記
録媒体42の両側を挾持し、この記録媒体42を用紙吸
引力の作用する作図面24a上で、記録ヘッド26によ
り印字作画しつつ、駆動ローラ30の回転によって記録
媒体42を、排出側のペーパーガイド18に順次搬送す
る。記録媒体42として薄手の用紙を使用するときは、
用紙吸引力を可変制御し、記録媒体42の先端が排出側
のペーパーガイド18の直線案内部上に位置するとき
は、設定値の60%の強さの用紙吸引力で吸引し、直線
案内部を越え、下向きに折れると、設定値の100%の
強さの用紙吸引力で吸引する。厚手の用紙を使用すると
きは、用紙吸引力を一定状態に制御し、設定値の100
%の強さの用紙吸引力で吸引する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータの出
力機器として用いられるインクジェット型などのプロッ
タ(プリンタ)に関し、更に特定すれば、紙浮き防止機
能を備えたプロッタに関する。
力機器として用いられるインクジェット型などのプロッ
タ(プリンタ)に関し、更に特定すれば、紙浮き防止機
能を備えたプロッタに関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、インクジェットプロッタ(プ
リンタ)の用紙搬送機構としては、例えば、特開平9−
11566号に開示されているように、「記録用紙は、
ドラム型のメインローラと押えローラとによって挾圧保
持されるとともに、サブローラと拍車状ローラとによっ
て挾持され、その浮きが防止されて上位ガイド板に沿っ
てこれに密着しながら排出口に向けて搬送される機構」
を採用している。また、図4(A)に示すように、駆動
ローラ(2)とピンチローラ(4)とで用紙(6)の両
側を挾持し、同一平面上で対向するペーパーガイド
(8)と、作図プレートを兼ねたペ−パーガイド(1
0)に沿って用紙(6)を矢方向に搬送する機構が知ら
れている。 また、図4(B)に示すように、駆動ロー
ラ(2)とピンチローラ(4)による挾持部(12)の
手前に、排出側の、作図プレートを兼ねた、ペーパーガ
イド(14)より高い凸部(16a)を有するペーパー
ガイド(16)を配置した機構が開発されている。上記
駆動ローラとピンチローラとで用紙の両側を挾持する図
4に示す機構のプロッタは、排出側のペーパーガイド
(10)(14)に用紙が密着するように、用紙(6)
に吸気装置のバキューム力を作用させている。
リンタ)の用紙搬送機構としては、例えば、特開平9−
11566号に開示されているように、「記録用紙は、
ドラム型のメインローラと押えローラとによって挾圧保
持されるとともに、サブローラと拍車状ローラとによっ
て挾持され、その浮きが防止されて上位ガイド板に沿っ
てこれに密着しながら排出口に向けて搬送される機構」
を採用している。また、図4(A)に示すように、駆動
ローラ(2)とピンチローラ(4)とで用紙(6)の両
側を挾持し、同一平面上で対向するペーパーガイド
(8)と、作図プレートを兼ねたペ−パーガイド(1
0)に沿って用紙(6)を矢方向に搬送する機構が知ら
れている。 また、図4(B)に示すように、駆動ロー
ラ(2)とピンチローラ(4)による挾持部(12)の
手前に、排出側の、作図プレートを兼ねた、ペーパーガ
イド(14)より高い凸部(16a)を有するペーパー
ガイド(16)を配置した機構が開発されている。上記
駆動ローラとピンチローラとで用紙の両側を挾持する図
4に示す機構のプロッタは、排出側のペーパーガイド
(10)(14)に用紙が密着するように、用紙(6)
に吸気装置のバキューム力を作用させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ドラム型のメインロー
ラや拍車状ローラを使用したプロッタは機構が複雑であ
り、しかも用紙のセッティングが面倒であるとの問題点
があった。そこで、上記問題点を解決するため、図4に
示すように、駆動ローラとピンチローラとで用紙の両側
を挾持し、用紙を搬送する機構が採用されている。この
機構は、用紙の両側の2点で用紙を保持しているので、
上記のドラム式用紙搬送機構に比較して作図面から用紙
が浮き易い。その解決策として用紙の浮きをバキューム
力によって防止しているが、用紙の種類(コシ/厚さ)
によっては、用紙に浮きが発生する。
ラや拍車状ローラを使用したプロッタは機構が複雑であ
り、しかも用紙のセッティングが面倒であるとの問題点
があった。そこで、上記問題点を解決するため、図4に
示すように、駆動ローラとピンチローラとで用紙の両側
を挾持し、用紙を搬送する機構が採用されている。この
機構は、用紙の両側の2点で用紙を保持しているので、
上記のドラム式用紙搬送機構に比較して作図面から用紙
が浮き易い。その解決策として用紙の浮きをバキューム
力によって防止しているが、用紙の種類(コシ/厚さ)
によっては、用紙に浮きが発生する。
【0004】図4(A)に示す、駆動ローラ(2)の上
流側と下流側に、互いに高さに段差のないフラットなペ
ーパーガイド(8)(10)を配置した構成の場合、用
紙(6)の両側を駆動ローラ(2)とピンチローラ
(4)で挾持し、駆動ローラ(2)を回転させて用紙
(6)を左方向に搬送した時、用紙(6)に下向き垂直
方向に働くバキューム力により、用紙(6)の中央部が
両側に対して遅れて移動する。この遅れにより、用紙の
幅が広く、且つ、薄くコシがないと、用紙(6)の中央
が記録時、作図面から点線(6a)で示すように浮き上
がってしまい、正確な印字作画が出来なくなってしま
う。図4(A)の互いに段差のないフラットなペーパー
ガイドの場合、厚い紙では紙浮きはなく問題がない。
流側と下流側に、互いに高さに段差のないフラットなペ
ーパーガイド(8)(10)を配置した構成の場合、用
紙(6)の両側を駆動ローラ(2)とピンチローラ
(4)で挾持し、駆動ローラ(2)を回転させて用紙
(6)を左方向に搬送した時、用紙(6)に下向き垂直
方向に働くバキューム力により、用紙(6)の中央部が
両側に対して遅れて移動する。この遅れにより、用紙の
幅が広く、且つ、薄くコシがないと、用紙(6)の中央
が記録時、作図面から点線(6a)で示すように浮き上
がってしまい、正確な印字作画が出来なくなってしま
う。図4(A)の互いに段差のないフラットなペーパー
ガイドの場合、厚い紙では紙浮きはなく問題がない。
【0005】図4(B)に示すように、駆動ローラ
(2)の手前のペーパーガイド(16)に凸部(16
a)を形成し、駆動ローラ(2)とピンチローラ(4)
間のニップに供給される用紙(6)をわん曲して用紙
(6)にコシを作ると、幅の広い薄い用紙でも、浮きが
なくなる。しかしながら、この凸部(16a)のある機
構に、コシのある厚い用紙を使用すると、点線(6b)
で示すように、用紙(6)のコシにより、用紙(6)に
浮きが生じてしまう。以上のように、厚い紙と薄い紙
を、駆動ローラとピンチローラとで送ろうとしたとき、
駆動ローラの上流側のペーパーガイドの形状で、それぞ
れ良好に送れる形状があるが、多種類の紙を使用する場
合、採用されている上流側ペーパーガイドの高さによっ
て、使用出来る用紙の種類が限定されてしまうという問
題点があった。本発明は上記問題点を解決することを目
的とするものである。
(2)の手前のペーパーガイド(16)に凸部(16
a)を形成し、駆動ローラ(2)とピンチローラ(4)
間のニップに供給される用紙(6)をわん曲して用紙
(6)にコシを作ると、幅の広い薄い用紙でも、浮きが
なくなる。しかしながら、この凸部(16a)のある機
構に、コシのある厚い用紙を使用すると、点線(6b)
で示すように、用紙(6)のコシにより、用紙(6)に
浮きが生じてしまう。以上のように、厚い紙と薄い紙
を、駆動ローラとピンチローラとで送ろうとしたとき、
駆動ローラの上流側のペーパーガイドの形状で、それぞ
れ良好に送れる形状があるが、多種類の紙を使用する場
合、採用されている上流側ペーパーガイドの高さによっ
て、使用出来る用紙の種類が限定されてしまうという問
題点があった。本発明は上記問題点を解決することを目
的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、駆動ローラ(30)と加圧ローラ(3
2)とで記録媒体の少なくとも両側を挾持し、この記録
媒体に用紙吸引力の作用する作図面(24a)上で記録
ヘッド(26)により印字作画し、前記駆動ローラ(3
0)の回転によって記録媒体を、排出側のペーパーガイ
ド(18)に順次搬送するようにしたプロッタにおい
て、記録媒体として薄手の用紙を使用するとき、該記録
媒体の前記排出側のペパーガイド(18)上における位
置によって、前記用紙吸引力を可変制御するようにし、
また、記録媒体として、厚手の用紙を使用するとき、前
記用紙吸引力を一定状態に制御するようにし、前記駆動
ローラ(30)の表面の上端と、該駆動ローラ(30)
の前後の用紙ガイド面の高さを略同一平面上に設定した
ものである。
め、本発明は、駆動ローラ(30)と加圧ローラ(3
2)とで記録媒体の少なくとも両側を挾持し、この記録
媒体に用紙吸引力の作用する作図面(24a)上で記録
ヘッド(26)により印字作画し、前記駆動ローラ(3
0)の回転によって記録媒体を、排出側のペーパーガイ
ド(18)に順次搬送するようにしたプロッタにおい
て、記録媒体として薄手の用紙を使用するとき、該記録
媒体の前記排出側のペパーガイド(18)上における位
置によって、前記用紙吸引力を可変制御するようにし、
また、記録媒体として、厚手の用紙を使用するとき、前
記用紙吸引力を一定状態に制御するようにし、前記駆動
ローラ(30)の表面の上端と、該駆動ローラ(30)
の前後の用紙ガイド面の高さを略同一平面上に設定した
ものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を、添
付した図面を参照して詳細に説明する。図2において、
(18)は、インクジェットプロッタ(20)の前部ペ
ーパーガイドであり、上部水平部(18a)と下向きわ
ん曲部(18b)とから構成されている。(22)は後
部ペーパーガイドであり、上部水平部(22a)と下向
きわん曲部(22b)とから構成されている。これらペ
ーパーガイド(18)(22)の同一平面上の上部水平
部の対向部には、ペーパーガイドを兼ねた作図プレート
(24)が水平に配置され、該作図プレート(24)
は、前部ペーパーガイド(18)に固定されている。前
記ペーパーガイド(18)(22)の上部水平部(18
a)(22a)、作図プレート(24)及び駆動ローラ
(30)の表面の上端は、互いに同一平面上に配置さ
れ、直線案内領域を構成している。前記前部と後部のペ
ーパーガイド(18)(22)は、脚台(25)に支承
されている。前記作図プレート(24)及びその近傍の
ペーパーガイド(18)(22)の上部水平部(18
a)(22a)には多数の吸引孔が穿設され、作図プレ
ート(24)の下方に配置されたファン駆動モータ(V
M)によって駆動されるバキューム装置(34)のバキ
ューム力が、作図プレート(24)上の用紙(6)の所
定の範囲にわたって作用するように構成されている。
付した図面を参照して詳細に説明する。図2において、
(18)は、インクジェットプロッタ(20)の前部ペ
ーパーガイドであり、上部水平部(18a)と下向きわ
ん曲部(18b)とから構成されている。(22)は後
部ペーパーガイドであり、上部水平部(22a)と下向
きわん曲部(22b)とから構成されている。これらペ
ーパーガイド(18)(22)の同一平面上の上部水平
部の対向部には、ペーパーガイドを兼ねた作図プレート
(24)が水平に配置され、該作図プレート(24)
は、前部ペーパーガイド(18)に固定されている。前
記ペーパーガイド(18)(22)の上部水平部(18
a)(22a)、作図プレート(24)及び駆動ローラ
(30)の表面の上端は、互いに同一平面上に配置さ
れ、直線案内領域を構成している。前記前部と後部のペ
ーパーガイド(18)(22)は、脚台(25)に支承
されている。前記作図プレート(24)及びその近傍の
ペーパーガイド(18)(22)の上部水平部(18
a)(22a)には多数の吸引孔が穿設され、作図プレ
ート(24)の下方に配置されたファン駆動モータ(V
M)によって駆動されるバキューム装置(34)のバキ
ューム力が、作図プレート(24)上の用紙(6)の所
定の範囲にわたって作用するように構成されている。
【0008】前記作図プレート(24)の上方には、イ
ンクジェット式の記録ヘッド(26)が、配置され、該
記録ヘッド(26)は、Yモータの駆動によって、図2
中、紙面垂直方向のY軸方向に沿って、往復移動可能に
Y軸ガイド(図示省略)に支承されている。(28)は
基台(図示省略)に回転可能に支承された駆動軸であ
り、これに用紙(6)の両側部に位置するように一対の
駆動ローラ(30)が固着され、該駆動ローラの表面の
上端のレベルは、前記作図プレート(24)の作図面
(24a)と同一のレベルに設定されている。前記駆動
軸(28)はXモータ(MX)にドライバを介して連結
している。(32)はピンチローラであり、前記駆動ロ
ーラ(32)の上方に配置され、前記Y軸ガイドにロ−
ラ支持ア−ム(図示省略)を介して昇降可能に且つ回転
自在に支承されている。
ンクジェット式の記録ヘッド(26)が、配置され、該
記録ヘッド(26)は、Yモータの駆動によって、図2
中、紙面垂直方向のY軸方向に沿って、往復移動可能に
Y軸ガイド(図示省略)に支承されている。(28)は
基台(図示省略)に回転可能に支承された駆動軸であ
り、これに用紙(6)の両側部に位置するように一対の
駆動ローラ(30)が固着され、該駆動ローラの表面の
上端のレベルは、前記作図プレート(24)の作図面
(24a)と同一のレベルに設定されている。前記駆動
軸(28)はXモータ(MX)にドライバを介して連結
している。(32)はピンチローラであり、前記駆動ロ
ーラ(32)の上方に配置され、前記Y軸ガイドにロ−
ラ支持ア−ム(図示省略)を介して昇降可能に且つ回転
自在に支承されている。
【0009】前記ピンチローラ(32)は、下降時、前
記駆動ローラ(30)に、スプリング(図示省略)の弾
力によって、弾接するように構成されている。(36)
(37)は、用紙検出センサであり、前記ペーパーガイ
ド(22)と作図プレート(24)に取り付けられ、コ
ントローラ(38)に接続している。前記記録ヘッド
(26)、Xモータ(MX)、Yモータ(MY)、ファ
ン駆動モータ(VM)は、それぞれコントローラ(3
8)に、ドライバを介して接続し、コントローラ(3
8)によって制御されるように構成されている。コント
ローラ(38)は、インターフェースを介してホストコ
ンピュータに接続し、ホストコンピュータから、印字、
作図情報が入力されるように構成されている。前記コン
トローラ(38)には、用紙吸引力可変制御プログラム
と用紙吸引力一定制御プログラムが格納されている
記駆動ローラ(30)に、スプリング(図示省略)の弾
力によって、弾接するように構成されている。(36)
(37)は、用紙検出センサであり、前記ペーパーガイ
ド(22)と作図プレート(24)に取り付けられ、コ
ントローラ(38)に接続している。前記記録ヘッド
(26)、Xモータ(MX)、Yモータ(MY)、ファ
ン駆動モータ(VM)は、それぞれコントローラ(3
8)に、ドライバを介して接続し、コントローラ(3
8)によって制御されるように構成されている。コント
ローラ(38)は、インターフェースを介してホストコ
ンピュータに接続し、ホストコンピュータから、印字、
作図情報が入力されるように構成されている。前記コン
トローラ(38)には、用紙吸引力可変制御プログラム
と用紙吸引力一定制御プログラムが格納されている
【0010】次に、本実施形態の動作について説明す
る。まず、操作者は、使用する用紙が厚紙か薄紙かの、
用紙の種類をキーボード(40)の操作によって、コン
トローラ(38)に入力する。コントローラ(38)
は、使用される用紙が厚紙のときは、用紙吸引力が設定
値の100%作図面に発生するように、ファン駆動モー
タ(VW)を制御する用紙吸引力一定制御プログラムを
選択し、使用される用紙が薄紙のときは、用紙吸引力が
設定値の100%と60%の2段階に変化するようにし
た用紙吸引力可変プログラムを選択する。以下に、印字
媒体として薄紙が使用される場合の動作について説明す
る。
る。まず、操作者は、使用する用紙が厚紙か薄紙かの、
用紙の種類をキーボード(40)の操作によって、コン
トローラ(38)に入力する。コントローラ(38)
は、使用される用紙が厚紙のときは、用紙吸引力が設定
値の100%作図面に発生するように、ファン駆動モー
タ(VW)を制御する用紙吸引力一定制御プログラムを
選択し、使用される用紙が薄紙のときは、用紙吸引力が
設定値の100%と60%の2段階に変化するようにし
た用紙吸引力可変プログラムを選択する。以下に、印字
媒体として薄紙が使用される場合の動作について説明す
る。
【0011】ロール紙の引き出し部分あるいはカット紙
などの薄紙から成る記録媒体(42)が、記録時、後部
ペーパーガイド(22)上に載置セットされ、記録媒体
(42)がセンサ(36)によって検出されるととも
に、先端部分が駆動ローラ(30)とピンチローラ(3
2)とで挾持され、センサ(37)に搬送され、センサ
(37)の信号によって、記録媒体(42)の先端の位
置がコントロ−ラ(38)によって認識される。記録媒
体(42)がセットされると、ファン駆動モータ(V
M)が駆動され、設定吸引力の60%の用紙吸引力が発
生する。駆動ローラ(30)の、図1中、反時計方向の
間欠的回転により、記録媒体(42)は、作図プレート
(24)の作図面(24a)の上に送られる。作図面
(24a)上では、記録ヘッド(26)がY軸方向に往
復移動し、記録ヘッド(26)のインク吐出口からイン
クが吐出されて、作図プレート(24)上の記録媒体
(42)に記録が行われる。記録の行われた記録媒体
(42)は、順次、前部ペーパガイド(18)上に搬送
される。
などの薄紙から成る記録媒体(42)が、記録時、後部
ペーパーガイド(22)上に載置セットされ、記録媒体
(42)がセンサ(36)によって検出されるととも
に、先端部分が駆動ローラ(30)とピンチローラ(3
2)とで挾持され、センサ(37)に搬送され、センサ
(37)の信号によって、記録媒体(42)の先端の位
置がコントロ−ラ(38)によって認識される。記録媒
体(42)がセットされると、ファン駆動モータ(V
M)が駆動され、設定吸引力の60%の用紙吸引力が発
生する。駆動ローラ(30)の、図1中、反時計方向の
間欠的回転により、記録媒体(42)は、作図プレート
(24)の作図面(24a)の上に送られる。作図面
(24a)上では、記録ヘッド(26)がY軸方向に往
復移動し、記録ヘッド(26)のインク吐出口からイン
クが吐出されて、作図プレート(24)上の記録媒体
(42)に記録が行われる。記録の行われた記録媒体
(42)は、順次、前部ペーパガイド(18)上に搬送
される。
【0012】記録媒体(42)の先端が、図1(A)の
書き始め位置からペパーガイド(22)(24)(1
8)の直線案内領域(a)に沿って、図1(B)に示す
直線案内領域(a)の終端に至るまでは、バキューム装
置(34)による用紙吸引力が設定値の60%に保持さ
れる。これにより、記録媒体(42)が、作図プレート
(24)の作図面(24a)から浮き上がることがな
い。次に、記録媒体(42)の先端が直線案内領域
(a)を越え、図1(c)に示すように、記録媒体(4
2)がペーパーガイド(18)の下向きわん曲部(18
b)にならって下向きに折れる位置まで移動すると、コ
ントローラ(38)は、ファン駆動モータ(VM)への
出力をアップして、用紙吸引力を設定値の100%のレ
ベルに設定する。
書き始め位置からペパーガイド(22)(24)(1
8)の直線案内領域(a)に沿って、図1(B)に示す
直線案内領域(a)の終端に至るまでは、バキューム装
置(34)による用紙吸引力が設定値の60%に保持さ
れる。これにより、記録媒体(42)が、作図プレート
(24)の作図面(24a)から浮き上がることがな
い。次に、記録媒体(42)の先端が直線案内領域
(a)を越え、図1(c)に示すように、記録媒体(4
2)がペーパーガイド(18)の下向きわん曲部(18
b)にならって下向きに折れる位置まで移動すると、コ
ントローラ(38)は、ファン駆動モータ(VM)への
出力をアップして、用紙吸引力を設定値の100%のレ
ベルに設定する。
【0013】コントローラ(38)は、記録媒体(2
2)の先端の位置を、Xモータ(MX)の回転量と、用
紙検出センサ(37)の信号タイミングとにより、内部
カウンタによって測定する。記録媒体(42)が、排出
側のペーパーガイド(18)から垂れさがる状態となれ
ば、記録媒体(42)は、直線案内領域(a)の支持面
に密着し、バキューム力を高めても、中央部が作図面
(24a)から浮き上がることがない。厚紙を選択した
場合には、書き始めから、用紙吸引力を設定値の100
%に設定し、この設定値で一定に制御する。コシのある
厚紙の用紙の場合、駆動ローラ(30)を境として、上
流側と下流側の用紙ガイド支持面が、上下方向に段差の
ない、フラットな状態であれば、用紙に強い吸引力を作
用させても、コシのない薄い用紙のように、用紙の中央
部が作図面(24a)から浮き上がることがなく、作図
面(24a)に密着する。
2)の先端の位置を、Xモータ(MX)の回転量と、用
紙検出センサ(37)の信号タイミングとにより、内部
カウンタによって測定する。記録媒体(42)が、排出
側のペーパーガイド(18)から垂れさがる状態となれ
ば、記録媒体(42)は、直線案内領域(a)の支持面
に密着し、バキューム力を高めても、中央部が作図面
(24a)から浮き上がることがない。厚紙を選択した
場合には、書き始めから、用紙吸引力を設定値の100
%に設定し、この設定値で一定に制御する。コシのある
厚紙の用紙の場合、駆動ローラ(30)を境として、上
流側と下流側の用紙ガイド支持面が、上下方向に段差の
ない、フラットな状態であれば、用紙に強い吸引力を作
用させても、コシのない薄い用紙のように、用紙の中央
部が作図面(24a)から浮き上がることがなく、作図
面(24a)に密着する。
【0014】
【発明の効果】本発明は、上述の如く、薄手の用紙が、
ペーパーガイド上に位置する領域によって、用紙バキュ
ーム力を可変制御するようにしたので、薄手の用紙の搬
送でも用紙浮きが防止でき、且つ用紙バキューム力を一
定制御すれば、厚手の用紙の搬送も用紙浮きが防止でき
る。
ペーパーガイド上に位置する領域によって、用紙バキュ
ーム力を可変制御するようにしたので、薄手の用紙の搬
送でも用紙浮きが防止でき、且つ用紙バキューム力を一
定制御すれば、厚手の用紙の搬送も用紙浮きが防止でき
る。
【図1】本発明の説明図である。
【図2】本発明であるプロッタの概略側面断面図であ
る。
る。
【図3】本発明のプロッタのブロック説明図である。
【図4】従来技術の説明図である。
2 駆動ローラ 4 ピンチローラ 6 用紙 8 ペーパーガイド 10 ペーパーガイド 12 挾持部 14 ペーパーガイド 16 ペーパーガイド 16a 凸部 18 前部ペーパーガイド 20 インクジェットプロッタ 22 後部ペーパーガイド 22c ガイド穴 24 作図プレート 24a 作図面 26 記録ヘッド 28 駆動軸 30 駆動ローラ 32 ピンチローラ 34 バキューム装置 36 用紙検出センサ 37 用紙検出センサ 38 コントローラ 40 キーボード 42 記録媒体
Claims (3)
- 【請求項1】 駆動ローラ(30)と加圧ローラ(3
2)とで記録媒体の少なくとも両側を挾持し、この記録
媒体に用紙吸引力の作用する作図面(24a)上で記録
ヘッド(26)により印字作画し、前記駆動ローラ(3
0)の回転によって記録媒体を、排出側のペーパーガイ
ド(18)に順次搬送するようにしたプロッタにおい
て、記録媒体として薄手の用紙を使用するとき、該記録
媒体の前記排出側のペパーガイド(18)上における位
置によって、前記用紙吸引力を可変制御するようにした
ことを特徴とするプロッタ。 - 【請求項2】 記録媒体として、厚手の用紙を使用する
とき、前記用紙吸引力を一定状態に制御するようにした
ことを特徴とする『請求項1』に記載のプロッタ。 - 【請求項3】 前記駆動ローラ(30)の表面の上端
と、該駆動ローラ(30)の前後の用紙ガイド面の高さ
を略同一平面上に設定したことを特徴とする『請求項
1』に記載のプロッタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27641297A JPH1191293A (ja) | 1997-09-24 | 1997-09-24 | プロッタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27641297A JPH1191293A (ja) | 1997-09-24 | 1997-09-24 | プロッタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1191293A true JPH1191293A (ja) | 1999-04-06 |
Family
ID=17569055
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27641297A Pending JPH1191293A (ja) | 1997-09-24 | 1997-09-24 | プロッタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1191293A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN118629328A (zh) * | 2024-08-15 | 2024-09-10 | 江西大湖流域国土空间生态保护修复工程技术创新中心 | 一种国土空间规划图纸展示装置 |
-
1997
- 1997-09-24 JP JP27641297A patent/JPH1191293A/ja active Pending
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Legal Events
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---|---|---|---|
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Effective date: 20040921 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20061218 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20070418 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |