JPH1191067A - スタンプ製造装置 - Google Patents

スタンプ製造装置

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JPH1191067A
JPH1191067A JP27220897A JP27220897A JPH1191067A JP H1191067 A JPH1191067 A JP H1191067A JP 27220897 A JP27220897 A JP 27220897A JP 27220897 A JP27220897 A JP 27220897A JP H1191067 A JPH1191067 A JP H1191067A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光源の閃光を利用して多孔性樹脂製の印面形
成部材を部分的に溶融固化させるスタンプ製造装置にお
いて、原稿載置部分に用いる透明樹脂板が原稿に印刷さ
れた黒色インクの発熱によって損傷を受けない様にす
る。 【解決手段】 キセノン管11の上方にアクリル板13
と印面形成部材81との間に、下側から透明フィルムF
LM、インク付着面INK、保護フィルム85の順番で
挟まれた状態にセットする。印面形成部材81としてカ
ーボンブラックを0.1〜15重量%の割合で分散含有
されたポリウレタン系発泡樹脂を用いると共に、透明フ
ィルムFLMとして厚さ0.019mm以上のPETフ
ィルムを用いる。キセノン管11を発光させると原稿の
黒色インクも発熱するが、透明フィルムFLMの存在に
より、アクリル板13を損傷するに至らない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スタンプ製造装置
に係り、特に、光源の閃光を利用して多孔性樹脂製の印
面形成部材を原稿に対応して部分的に溶融固化させるこ
とによってスタンプを製造する装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、装置本体内に配置されたサーマル
ヘッドを駆動して熱転写リボンのインクを印刷紙リボン
側に転写し、これによって形成したネガフィルムを紫外
線照射光源と印面形成部材との間に搬送し、この状態で
紫外線を照射することにより印面形成部材を構成する紫
外線硬化性樹脂をネガフィルムの透明部分に対応する様
に部分的に硬化させ、その後、印面形成部材の未硬化の
部分を所定の液体中で洗浄して除去することによってス
タンプを製造する装置が知られている(特開平6−27
8350号参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来技術では、紫外線硬化性樹脂を印面形成部材として用
いているため、光が入らないように厳重に保管しなけれ
ばならないという問題がある。また、光照射後に未硬化
の樹脂を除去するための洗浄処理が必要となり、スタン
プの製造に手間がかかるという問題もある。
【0004】そこで、本出願人は、カーボンブラックま
たは光エネルギー吸収性物質を分散させて含有しかつ連
続気泡を有してスタンプインクを含浸可能な多孔性の印
面形成部材を、発光ユニット上にセットしたポジ原稿に
対して押し付けることによって所定量押し潰された状態
にし、該ポジ原稿を通して光を照射することによって前
記印面形成部材を前記ポジ原稿の透明部分に対応して溶
融固化させてスタンプを製造するための装置を発明し、
別途出願している。
【0005】この装置によれば、従来技術の様な後処理
が不要であると共に、紫外線を遮断した状態でスタンプ
製造用の材料を保管するといった面倒もなく、保管及び
処理が簡単である。
【0006】ところで、発光ユニットの上面の光透過窓
としてアクリル板を使用し、透明フィルムに黒色インク
で文字や画像を印刷した原稿を用いる場合、原稿の黒色
インクの発熱によってアクリル板が損傷する問題が考え
られる。
【0007】この様な問題は、上述の様な光吸収性物質
を含まない多孔性樹脂製の印面形成部材を使用し、この
印面形成部材の下にカーボンシートを間に挟む様にネガ
原稿を配置し、ネガ原稿の透明部分を透過してカーボン
シートに到達した閃光によってカーボンシートを発熱さ
せることで印面形成部材を部分的に溶融固化させる方式
のスタンプ製造装置においても発生し得る。
【0008】そこで、本発明は、裏側に閃光発生用の光
源を備える透明樹脂板の表面に、黒色インクで印刷され
た原稿を間に挟む様にして多孔性樹脂製の印面形成部材
を押圧し、前記光源の閃光によって前記原稿に対応した
部分的な溶融固化部を前記印面形成部材に形成すること
により当該溶融固化部をインク非滲出部とし、溶融固化
されなかった部分をインク滲出部とするスタンプを製造
する装置において、原稿の黒色インクの発熱によって透
明樹脂板が損傷するのを防止することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされた請求項1記載の装置は、裏側に閃光発生用裏
側に閃光発生用の光源を備える透明樹脂板の表面に、黒
色インクで印刷された原稿を間に挟む様にして多孔性樹
脂製の印面形成部材を押圧し、前記光源の閃光によって
前記原稿に対応した部分的な溶融固化部を前記印面形成
部材に形成することにより当該溶融固化部をインク非滲
出部とし、溶融固化されなかった部分をインク滲出部と
するスタンプを製造する装置において、前記透明樹脂板
と、前記原稿に印刷された黒色インクとの間に、0.0
19mm以上の厚さの透明シートを介在させたことを特
徴とする。
【0010】この請求項1記載の装置によれば、透明樹
脂板と原稿に印刷されている黒色インクとの間に0.0
19mm以上の厚さの透明シートを介在させたことによ
り、閃光による光製版時に原稿の黒色インク自体が赤外
線吸収作用によって発熱したとしても、上記厚さの透明
シートの存在によって透明樹脂板への熱伝導を妨げ、ア
クリル板が熱によって損傷を受けることを防止する。な
お、この透明シートは、例えば0.025mm以上とす
るなど、厚ければ厚い程、透明樹脂板の損傷防止効果を
高める。
【0011】また、請求項2記載の装置は、裏側に閃光
発生用の光源を備える透明樹脂板の表面に、黒色インク
で印刷された原稿を間に挟む様にして多孔性樹脂製の印
面形成部材を押圧し、前記光源の閃光によって前記原稿
に対応した部分的な溶融固化部を前記印面形成部材に形
成することにより当該溶融固化部をインク非滲出部と
し、溶融固化されなかった部分をインク滲出部とするス
タンプを製造する装置において、0.019mm以上の
厚さの透明シートに対して黒色インクで印面形状に対応
する文字や画像を印刷して前記原稿を形成すると共に、
該原稿のインク付着面を前記印面形成部材側とする様に
前記透明樹脂板の表面に該原稿を配置することを特徴と
する。
【0012】この請求項2記載の装置によれば、原稿自
体が0.019mm以上の厚さを有する透明シートによ
って構成され、しかも、インク付着面が印面形成部材側
となる様に透明樹脂板の上に配置されるので、この原稿
を構成する透明シート自体により、閃光による光製版時
の黒色インクの発熱による透明樹脂板の損傷防止を行う
ことができる。従って、この請求項2記載の装置によれ
ば、透明樹脂板の表面に透明シートを別途配置するとい
ったことをしなくてもよく、より簡単に本発明の目的を
達成することができる。
【0013】なお、請求項3に記載した様に、請求項1
又は請求項2に記載のスタンプ製造装置において、前記
透明樹脂板が透明なアクリル板であり、前記印面形成部
材がカーボンブラック又は光吸収性物質を分散含有する
発泡性樹脂製であり、前記光源が、該発泡性樹脂に分散
含有された前記カーボンブラック又は光吸収性物質の赤
外線発熱作用を誘発して該発泡性樹脂を溶融可能な強さ
の光を照射し得る閃光発生手段であり、前記透明シート
がポリエチレンテレフタレート製であることを特徴とす
るスタンプ製造装置とすることができる。ここで、上記
発泡性樹脂としては、ポリウレタン系樹脂、ポリオレフ
ィン系樹脂、塩化ビニル系樹脂等をあげることができ
る。また、閃光発生手段としては、フラッシュバルブや
キセノン管等をあげることができる。
【0014】請求項4記載の装置は、この請求項3記載
のスタンプ製造装置において、特に、前記印面形成部材
がカーボンブラックを0.1〜15重量%の割合で分散
含有するポリウレタン系発泡樹脂製であり、前記光源
が、該ポリウレタン系発泡樹脂に分散含有された前記カ
ーボンブラックの赤外線発熱作用を誘発して該ポリウレ
タン系発泡樹脂を溶融可能な強さの光を照射し得るキセ
ノン管であることを特徴とする。なお、カーボンブラッ
クの含有量を0.1重量%以上としたのは、これ以下で
は発熱量が不十分となり、原稿を透過して来た光でポリ
ウレタン系樹脂の表面を十分に溶融固化できなくなるか
らである。また、カーボンブラックを15重量%以下に
制限しているのは、印面形成部材が黒くなってしまい、
スタンプインクの色が分からなくなるなどの不具合が予
想されるからである。閃光手段をキセノン管とする理由
は、フラッシュバルブの場合は光製版を行うたびにこれ
を交換する必要があるが、キセノン管であれば、発光エ
ネルギーの制御が容易にして十分な強さの閃光を発し得
る上に、交換の必要もないという利点があるからであ
る。
【0015】ここで、ポリウレタン系樹脂は融点が約1
20℃であり、0.1〜15重量%のカーボンブラック
を分散させて含有することで、例えば、コンデンサ容量
=8000μF、電圧=330Vにてキセノン管を発光
させてやれば原稿を通して光が到達した部分を溶融させ
ることができる。当然ながら、このキセノン管などの発
光エネルギーは、印面形成部材を溶融固化するに足れば
十分であり、必要以上に大きくすることはない。即ち、
印面形成部材を、そこに分散含有されているカーボンブ
ラックの赤外線吸収による発熱作用によって溶融するの
に十分であって過大とならない発光エネルギーのものと
することが望ましい。これによって原稿に対応する溶融
固化部を形成することができる。この強さの光が照射さ
れることによって原稿の表面に黒色インクで印刷した画
像等も発熱するが、上述の様に0.019mmの厚さの
PET製透明シートがインク付着面とアクリル板との間
に介在するので、黒色インクが閃光を受けて発生した熱
はPET製透明シートで妨げられ、あるいは透明シート
に沿って分散されて伝達される結果、透明樹脂板として
採用されるアクリル板を損傷するということがない。な
お、PETの融点は約230℃であって、上記強さの光
を照射して黒色インクが発熱したとしてもそれによって
溶融することはない。
【0016】ここで、ポリオレフィン系樹脂であれば、
その融点は約70℃とさらに低いので、キセノン管によ
る発光エネルギーはさらに小さくても足りる。従って、
0.019mmの透明なPET製シートを介在させてや
れば、この場合もアクリル板の損傷を防止できることは
もちろんである。
【0017】また、上記請求項4記載の装置において
は、原稿のインク付着面と印面形成部材との間に0.0
25mm以上の厚さのPETシートを介在させることが
望ましい。これにより、印面形成部材が原稿の黒色イン
クの発熱の影響を受けるのを防止でき、本発明の目的に
加えて、さらに、精度よく印面を形成することができる
からである。この場合、キセノン管の発光エネルギー
は、0.025mm以上の厚さのPETシートによって
印面形成部材としてのウレタン系発泡樹脂が黒色インク
の発熱の影響で溶融されず、かつ、原稿の透明部分を透
過して到達した光により印面形成部材中に分散含有され
たカーボンブラックの発熱作用によって印面形成部材を
溶融することができる範囲のものとして規定することが
できる。
【0018】
【発明の実施の形態】次に本発明を具体化した一実施の
形態について、図面を参照しつつ説明する。まず、実施
の形態のスタンプ製造装置の概略構成について説明す
る。このスタンプ製造装置1には、図1に示す様に、本
体2の中央下部に装着される発光ユニット10の上面を
通って透明フィルムFLMを搬送可能な様に、フィルム
元巻ロールカセット20とフィルム巻取ロールカセット
30とが装着される。また、フィルム元巻ロールカセッ
ト20の上方にサーマルヘッド41が備えられている。
このサーマルヘッド41の下方には、カム42によって
上下方向に回動されるアーム43が配置され、このアー
ム43にプラテン44及びピンチローラ45が取り付け
られている。また、ピンチローラ45の上動位置に対応
して、熱転写リボンRBNを透明フィルムFLMと共に
搬送するための搬送ローラ46が取り付けられている。
【0019】また、フィルム元巻ロールカセット20の
上方には、サーマルヘッド41と透明フィルムFLMの
間に熱転写リボンRBNを挟み込み得る様に、熱転写リ
ボンカセット50が装着される。印刷実行時には、カム
42によってアーム43が押し上げられた状態となり、
サーマルヘッド41とプラテン44との間、及び搬送ロ
ーラ46とピンチローラ45との間に、熱転写リボンR
BN及び透明フィルムFLMが挟み付けられた状態とな
る。そして、この状態にて、サーマルヘッド41を駆動
しつつ、搬送ローラ46を駆動して、熱転写リボンRB
N及び透明フィルムFLMを巻き取り方向へ間欠的に送
ることによって、透明フィルムFLMの上面に熱転写リ
ボンRBNの黒色インクが転写され、印面形状に対応す
る文字や画像が印刷される。なお、この装置では、本体
2の左側面に設けたカットシート挿入口61からカット
シートCSを挿入し、送込ローラ62,63によって熱
転写リボンRBNと透明フィルムFLMの間にカットシ
ートCSを送り込んで印刷を行い、これを本体内に設け
たガイドフレーム64に沿って本体上部の排出口65か
ら排出することで、スタンプ本体STPの上面に貼り付
ける見出しラベルの印刷も可能に構成されている。
【0020】また、発光ユニット10は、図1,図2,
図3に示す様に、キセノン管11と、このキセノン管1
1の上方に配置される透明アクリル板13と、キセノン
管11の周囲を覆うリフレクタボックス15とを備えて
いる。そして、その上方には、スタンプ本体STPを前
後左右から挟み付けてセッティングするためのスタンプ
セッティングユニット100を備えている。上述の様に
ポジ原稿を印刷された透明フィルムFLMを透明アクリ
ル板13の上面に搬送して停止させることでポジ原稿を
製版位置にセットし、さらに、その上にスタンプ本体S
TPを載せ、スタンプセッティングユニット100でス
タンプ本体STPを前後左右から押さえて位置合わせす
る。そして、上蓋3を図3に示す様に閉じてやること
で、上蓋3の裏面に固定された押圧板PLでスタンプ本
体STPを透明アクリル板13に押し付ける。
【0021】上蓋3は、図2,図3に示す様に、本体内
の背面側フレームFR1から正面側に伸びるブラケット
4によってその回動軸3aを支持されている。そして、
この回動軸3aに捲回されたトーションバネ3bによっ
て、解放時にはほぼ垂直位置へと回動された状態となる
様に構成されている。また、上蓋3の前端には、上前蓋
5が回動可能に取り付けられている。この上前蓋5もト
ーションバネ5aによって開き方向に付勢されている。
このトーションバネ5aにより、上前蓋5も、解放時に
は、図2に示す様に上方へ立ち上がった状態とされる。
この結果、セッティングユニット100に対してスタン
プ本体STPをセットする際に上蓋3及び上前蓋5が邪
魔にならない。
【0022】また、上前蓋5の裏側に伸びるリブ5bの
円弧状の切り込み部5cを、正面側フレームFR2の正
面に設けた引掛け棒6に係合させることで上蓋3及び上
前蓋5を図3の如く閉じた状態としておくことができ
る。なお、このとき、リブ5bがフレームFR2に取り
付けられているフォトセンサPS1の発光素子と受光素
子の間を遮ることにより、蓋が閉じた状態になっている
ことを検出できる様に構成されている。
【0023】ここで、本実施の形態で使用するスタンプ
本体STPについて説明しておく。スタンプ本体STP
は、図4に示す様に、ホルダ部71と、スカート部73
と、取っ手部75とから構成されている。
【0024】ホルダ部71は、印面形成部材81をスペ
ーサ部材83と共に装着するホルダ本体71aと、この
ホルダ本体71aから上方に伸びる支持筒71bとを備
えている。そして、支持筒71bの外面には2つの係合
溝71c,71dが設けられている。
【0025】スカート部73は、ホルダ部71のホルダ
本体71aを受け入れるスカート本体73aと、このス
カート本体73aから上方へ伸び、ホルダ部71の支持
筒71bを摺動可能にガイドするガイド筒73bと、こ
のガイド筒73bの外側に設けられる外筒73cとを備
えている。この外筒73cとガイド筒73bの間には圧
縮コイルバネ77が装着される。この圧縮コイルバネ7
7は、ホルダ部71に固定したバネ押さえ78によって
頭を押さえられた状態となり、スカート部73を常時下
方へ付勢する役割を果たしている。なお、スカート部7
3には、その前後の中心位置にスタンプセッティングユ
ニット100に対して中心を合わせるための位置合わせ
用突起73d,73dが設けられている。
【0026】取っ手部75は、その上端面が曲面形状と
されている。これは、押圧板PLによる押圧状態を安定
させるためである。そして、ホルダ部71の支持筒71
bを受け入れるための内筒75aと、この内筒75aの
下端に設けられる係合爪75bとを備えている。この係
合爪75bは、ホルダ部71の支持筒71bの上側の係
合溝71cに係合することにより、取っ手部75に対し
てホルダ部71を一体化させるためのものである。な
お、ホルダ部71と取っ手部75は、この係合爪75b
と係合溝71cの係合によって固定されているだけであ
るから、必要に応じて分離することができる。図中符号
79はキャップである。このキャップ79は、ホルダ部
71に注入したインクの乾燥と漏れを防止するためのも
のである。インクの詰め替えが必要になったときは、ホ
ルダ部71を取っ手部75から分離し、このキャップ7
9を外してインクを注入することができる。
【0027】なお、印面形成部材81は2層構造となっ
ており、上側の層81aには硬質多孔性樹脂(ポリビニ
ルホルマール)を、下側の層81bには軟質多孔性樹脂
(ウレタン系樹脂)を使用している。また、この軟質多
孔性樹脂には、カーボンブラックを0.1〜15重量%
の割合で分散させて含有させてある。また、この下側層
81bの表面には、保護フィルム85が剥離可能に貼り
付けられている。この保護フィルム85としては、0.
025mm〜0.2mmの厚さのPETフィルムを用い
る。保護フィルム85は、ポジ原稿の印刷面との間に透
明層を形成し、印刷面の黒色インクが赤外線吸収作用に
よって発熱しても、その熱が印面形成部材81を溶融さ
せることがないようにするために装着されている。
【0028】再び、製版動作について説明を戻す。製版
を実行する際には、図2の様に上蓋3及び上前蓋6を開
いた状態にしておき、スタンプセッティングユニット1
00にてスタンプ本体STPをポジ原稿が印刷された透
明フィルムFLMの上にセットする。そして、図3に示
す様に、上蓋3及び上前蓋5を閉じることによって、押
圧板PLでスタンプ本体STPを透明アクリル板13に
対して所定量押し付けた状態とする。このとき、スタン
プ本体STPのホルダ部71に装着されている印面形成
部材81の内、カーボンブラックを含んだ下側層81b
は1〜2mm程度押し潰された状態となる様に押圧板P
Lの取り付け高さなどを設定しておく。
【0029】本実施の形態では、フォトセンサPS1に
よって蓋閉じ状態が検出されることによって製版動作が
開始され、キセノン管11を発光させ。キセノン管11
を発光させることにより、ポジ原稿を通して印面形成部
材81の下側層81bに光が照射され、原稿の透明部分
に対応して光の当たった部分だけが下側層81bに分散
含有されているカーボンブラックの発熱作用によって溶
融される。キセノン管11の発光を停止すると、この溶
融部分は固化する。そして、この後、上蓋3及び上前蓋
5を開いてスタンプ本体STPを取り出せば、押し潰さ
れていた下側層81bの内、溶融固化されなかった部分
が弾性的に復元し、凸の印面が形成される。
【0030】本実施の形態においては、キセノン管11
として、トーカド株式会社製の商品名「S−1012
0」を使用している。このキセノン管11は、ウレタン
系発泡樹脂に対して上述の割合(0.1〜15重量%)
でカーボンブラックを分散含有させた印面形成部材81
の下側層81bを、ポジ原稿の透明部分に対応して溶融
可能な強さの光を照射し得るもので、コンデンサ容量C
=8000μF、電圧V=330Vにて発光させる様に
構成されている。ここで、光の強さは、発光エネルギー
E=0.5CV2 によって規定することができる。キセ
ノン管の場合、フラッシュバルブの様に光製版を実行す
る度に取り換えるといった手間がかからない。また、発
光エネルギーについても上記式により容易に決定でき、
必要な発光エネルギーを簡単に設定できるという利点が
ある。
【0031】また、本実施の形態では、図1に示した構
造からも明らかな様に、透明フィルムFLMはインクの
転写されたインク付着面が光の出射側となる様にアクリ
ル板13上にセッティングされる。本実施の形態では、
この透明フィルムFLMとして、厚さ0.019mm以
上のPETフィルムを使用している。従って、印刷時の
状況を模式的に表すと、図5に示す様に、キセノン管1
1の上方にアクリル板13が配置され、印面形成部材8
1とアクリル板13との間に、下側から透明フィルムF
LM、透明フィルムFLMのインク付着面FLMaに付
着した黒色インクINK、保護フィルム85の順番で挟
まれた状態となっている。
【0032】この結果、キセノン管11から発射された
光は、透明フィルムFLMの透明部分の形状に対応して
原稿を透過し、印面形成部材81に到達する。すると、
印面形成部材81に分散含有されているカーボンブラッ
クが赤外線吸収作用によって発熱し、印面形成部材81
をポジ原稿の透明部分に対応して溶融させる。このと
き、透明フィルムFLMに付着している黒色インクIN
Kが赤外線吸収作用によって発熱するが、保護フィルム
85が存在するため、黒色インクINKにより発生した
熱は弱められ、あるいは分散されてから印面形成部材8
1に到達することになる。従って、印面形成部材81に
おいては、ポジ原稿の透明部分に対応する箇所のみが溶
融されることになる。また、黒色インクINKで発生し
た熱は、下方のアクリル板13にも伝達されるが、透明
フィルムFLMとして上述の様な厚さのPETフィルム
を用いているので、アクリル板13に到達する熱も弱め
られ、あるいは分散された状態となっており、アクリル
板13に損傷を与えることもない。
【0033】最後に、透明フィルムFLMとして0.0
19mm以上の厚さのPETフィルムを用いることによ
り、製版時にアクリル板13が損傷を受けることがない
という点を確認するために行った実験結果について説明
する。
【0034】この実験例では、図6に示す様に、アクリ
ル板201の上に、PETフィルム202、インク付着
面203を下にした原稿204、印面形成部材205の
順番で積層し、PETフィルム202を種々の厚さのも
のに取り換えながらアクリル板201の損傷状況を確認
した。なお、原稿204用のシートとして厚さ0.02
5mmのPETフィルム(東洋紡株式会社製の商品名
「E5001」)を用いた。また、インク付着面203
には、熱転写リボン(フジコピアン株式会社製の商品名
「TTM−11」)にて黒色インクINKで所定の印面
形状が印刷されている。また、印面形成部材205とし
ては、ポリウレタン系発泡樹脂に10重量%の割合でカ
ーボンブラックを分散含有させたものを使用した。さら
に、PETフィルム202としては、東洋紡株式会社製
の商品名「E5001」の中から、厚さ0.016m
m、0.019mm、0.025mm、0.038mm
及び0.050mmの5種類のものを用いて実験を行っ
た。なお、キセノン管206として、トーカド株式会社
製の商品名「S−1020」を用い、発光条件をコンデ
ンサ容量C=8000μF、電圧V=330Vに設定し
て実験を行った。なお、キセノン管206からアクリル
板201の上面までの距離を25mmとして実験してい
る。実験結果を表1に示す。
【0035】
【表1】
【0036】ここで、表1における判定は、製版実行後
のアクリル板201の表面を目視によって観察した結果
による。この実験例から明らかな様に、PETフィルム
202として0.019mm以上のものを用いる場合に
は、アクリル板201において熱による損傷が発生しな
いということが分かる。この実験では、便宜的に原稿2
04をインク付着面203が下になる様にして用いた
が、インク付着面203を上にして用いるならば、原稿
204自体の厚さを0.019mm以上としておくこと
で、アクリル板201に損傷を与えないであろうことが
明らかである。
【0037】また、上記実験例によれば、インク付着面
203と印面形成部材205との間に、原稿204によ
る厚さ0.025mmのPETシートの層が存在する結
果、印面形成部材205側に対する黒色インクINKの
発熱による熱伝導も妨げられ、インク滲出部を正確に残
すことができていた。
【0038】以上、本発明の実施の形態及び具体的な実
験例について説明してきたが、本発明はその要旨を逸脱
しない範囲内においてさらに種々なる態様で実施するこ
とができる。
【0039】例えば、ポジ原稿ではなくネガ原稿を用い
て白抜き文字の印面を有するスタンプを製造する装置に
おいても上記厚さの透明フィルムを原稿印刷用に用い
て、インク付着面を光の出射側とする様にアクリル板の
表面にセットすることで、アクリル板の損傷を防止する
ことができる。また、キセノン管に代えて、フラッシュ
バルブを用いる装置であっても構わない。さらに、実験
例に見られる様に、アクリル板の損傷防止用の透明シー
トを別途配置する様にしてもよい。
【0040】また、透明樹脂板としては、アクリル板の
他に、ポリスチレン樹脂製のものやABS樹脂製のもの
などを採用してもよい。
【0041】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、裏
側に閃光発生用の光源を備える透明樹脂板の表面に、黒
色インクで印刷された原稿を間に挟む様にして多孔性樹
脂製の印面形成部材を押圧し、前記光源の閃光によって
前記原稿に対応した部分的な溶融固化部を前記印面形成
部材に形成することにより当該溶融固化部をインク非滲
出部とし、溶融固化されなかった部分をインク滲出部と
するスタンプを製造する装置において、原稿に印刷され
た黒色インクが閃光によって発熱しても、0.019m
m以上の厚さの透明シートによって透明樹脂板に到達す
る熱量が制限され、透明樹脂板の損傷を防止することが
できる。
【0042】また、請求項2記載の装置によれば、上記
効果に加えて、原稿自体を透明樹脂板の損傷防止用の透
明シートに兼用することができ、透明樹脂板の表面に熱
損傷防止用の透明シートを別途配置するといったことを
しなくてもよく、より簡単に本発明の目的を達成するこ
とができる。
【0043】また、請求項3,請求項4に記載の装置に
よれば、透明シートとして発泡性樹脂よりも融点の高い
PETを用いることにより、透明シート自体も損傷を受
けることがなく、また、透明樹脂板として採用されるア
クリル板への熱の到達を確実に防止することができる。
そして、請求項4記載の装置によれば、閃光手段として
キセノン管を用いることで、必要な強さの発光エネルギ
ーを容易に設定でき、制御が容易であると共に、閃光手
段を光製版毎に取り換えるといった手間もかからないと
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態としてのスタンプ製造装置の構成を
示す断面図である。
【図2】実施の形態としてのスタンプ製造装置の構成を
示す要部の断面図である。
【図3】実施の形態としてのスタンプ製造装置の構成を
示す要部の断面図である。
【図4】実施の形態において使用するスタンプ本体を示
し、(A)は断面図、(B)は正面図である。
【図5】実施の形態における製版時の原稿等の配置関係
を示す模式図である。
【図6】実験例における実験装置の構成を示す模式図で
ある。
【符号の説明】
1・・・スタンプ製造装置、10・・・発光ユニット、
11・・・キセノン管、13・・・透明アクリル板、2
0・・・フィルム元巻ロールカセット、30・・・フィ
ルム巻取ロールカセット、41・・・サーマルヘッド、
44・・・プラテン、50・・・熱転写リボンカセッ
ト、81・・・印面形成部材、85・・・保護フィル
ム、100・・・スタンプセッティングユニット、20
1・・・アクリル板、202・・・PETフィルム、2
03・・・インク付着面、204・・・原稿、205・
・・印面形成部材、206・・・キセノン管、FLM・
・・透明フィルム、FLMa・・・インク付着面、IN
K・・・黒色インク、PL・・・押圧板、PS1・・・
フォトセンサ、RBN・・・熱転写リボン、STP・・
・スタンプ本体。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 裏側に閃光発生用の光源を備える透明樹
    脂板の表面に、黒色インクで印刷された原稿を間に挟む
    様にして多孔性樹脂製の印面形成部材を押圧し、前記光
    源の閃光によって前記原稿に対応した部分的な溶融固化
    部を前記印面形成部材に形成することにより当該溶融固
    化部をインク非滲出部とし、溶融固化されなかった部分
    をインク滲出部とするスタンプを製造する装置におい
    て、 前記透明樹脂板と、前記原稿に印刷された黒色インクと
    の間に、0.019mm以上の厚さの透明シートを介在
    させたことを特徴とするスタンプ製造装置。
  2. 【請求項2】 裏側に閃光発生用の光源を備える透明樹
    脂板の表面に、黒色インクで印刷された原稿を間に挟む
    様にして多孔性樹脂製の印面形成部材を押圧し、前記光
    源の閃光によって前記原稿に対応した部分的な溶融固化
    部を前記印面形成部材に形成することにより当該溶融固
    化部をインク非滲出部とし、溶融固化されなかった部分
    をインク滲出部とするスタンプを製造する装置におい
    て、 0.019mm以上の厚さの透明シートに対して黒色イ
    ンクで印面形状に対応する文字や画像を印刷して前記原
    稿を形成すると共に、該原稿のインク付着面を前記印面
    形成部材側とする様に前記透明樹脂板の表面に該原稿を
    配置することを特徴とするスタンプ製造装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のスタンプ
    製造装置において、 前記透明樹脂板が透明なアクリル板であり、 前記印面形成部材がカーボンブラック又は光吸収性物質
    を分散含有する発泡性樹脂製であり、 前記光源が、該発泡性樹脂に分散含有された前記カーボ
    ンブラック又は光吸収性物質の赤外線発熱作用を誘発し
    て該発泡性樹脂を溶融可能な強さの光を照射し得る閃光
    発生手段であり、 前記透明シートがポリエチレンテレフタレート製である
    ことを特徴とするスタンプ製造装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のスタンプ製造装置にお
    いて、 前記印面形成部材がカーボンブラックを0.1〜15重
    量%の割合で分散含有するポリウレタン系発泡樹脂製で
    あり、 前記光源が、該ポリウレタン系発泡樹脂に分散含有され
    た前記カーボンブラックの赤外線発熱作用を誘発して該
    ポリウレタン系発泡樹脂を溶融可能な強さの光を照射し
    得るキセノン管であることを特徴とするスタンプ製造装
    置。
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JP2001175241A (ja) * 1999-12-20 2001-06-29 Brother Ind Ltd 文字画像処理装置、文字画像処理方法及び文字画像処理プログラムを記録した記録媒体
JP2009066786A (ja) * 2007-09-11 2009-04-02 Shachihata Inc 赤外線露光機及びスタンプ印面作成方法
JP2009066788A (ja) * 2007-09-11 2009-04-02 Shachihata Inc スタンプ印面作成方法
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