JPH119069A - 脱穀機の扱胴カバ−開閉装置 - Google Patents

脱穀機の扱胴カバ−開閉装置

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JPH119069A
JPH119069A JP18080397A JP18080397A JPH119069A JP H119069 A JPH119069 A JP H119069A JP 18080397 A JP18080397 A JP 18080397A JP 18080397 A JP18080397 A JP 18080397A JP H119069 A JPH119069 A JP H119069A
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JP
Japan
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cover
handle cover
sliding groove
locking pin
open state
Prior art date
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Pending
Application number
JP18080397A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Yamanaka
健史 山中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Agribusiness Co Ltd
Original Assignee
Seirei Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Seirei Industry Co Ltd filed Critical Seirei Industry Co Ltd
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Publication of JPH119069A publication Critical patent/JPH119069A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 扱胴カバ−の開閉をワンタッチ化して容易に
する。 【解決手段】 一端がわを機体(1)に樞着して他端が
わの上下動により開閉する扱胴カバ−(2)を、支承部
材(3)により開放状態を保持するもので、その扱胴カ
バ−(2)を開放状態から一定量上動させることによっ
て自動的に開放状態の保持を解除するようにする。その
場合、支承部材(3)による開放状態の保持解除を、扱
胴カバ−(2)の一定量の上動操作に関連して作動する
切換具(4)により行わせるのが好ましい。また、支承
部材(3)に設けた摺動溝(6)下部がわの上側部分を
切除して係止部(7)を有する空間部(P)を形成し、
その空間部(P)の側部で揺動可能の切換具(4)を取
付け、扱胴カバ−(2)の一定量の上動により係止ピン
(5)が係止部(7)から摺動溝(6)がわに案内され
る状態にするとよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自走式脱穀機ある
いはコンバイン用脱穀機等の扱胴カバ−開閉装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、扱胴カバ−開閉装置は図6に示す
ように、一端がわを機体(1)に樞着して他端がわの上
下動により開閉する扱胴カバ−(2)を、機体(1)と
の間に介装した支承部材(3)により開放状態を保持す
るようにしているのであって、その支承部材(3)に機
体(1)がわの係止ピン(5)が摺動する摺動溝(6)
が形成され、その摺動溝(6)の下部がわが上方に折曲
して係止ピン(5)が係合する係止部(7)となって開
放状態を保持しているのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものは、こ
のような手段によって扱胴カバ−の開放状態を保持して
いるから、扱胴カバ−を閉動するときはその扱胴カバ−
を若干もち上げながら支承部材を動かして係止部の係止
ピンとの係合を解き摺動溝を係止ピンに合致させるよう
にしなければならず、脱穀機が大型化するにつれて手が
届きにくく扱胴カバ−の閉動が非能率的なものになって
いる。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明はこの扱
胴カバ−の閉動をし易くするために、一端がわを機体に
樞着して他端がわの上下動により開閉する扱胴カバ−
を、機体との間に介装した支承部材により開放状態を保
持するもので、その扱胴カバ−を前記開放状態から一定
量上動させることによって自動的に開放状態の保持を解
除する構成にすることにより、扱胴カバ−の開放状態の
保持が自動的に解かれ、従来のもののように、扱胴カバ
−を若干もち上げながら支承部材を動かして係止部の係
止ピンとの係合を解き摺動溝を係止ピンに合致させると
いう作業が不要になり、扱胴カバ−の開閉がワンタッチ
化され容易に行えるものになる。
【0005】また、支承部材による前記開放状態の保持
解除を、扱胴カバ−の一定量の上動操作に関連して作動
する切換具により行わせる構成にすれば、開放状態の保
持解除が確実に行えるのである。
【0006】そして、支承部材には機体がわの係止ピン
が摺動して扱胴カバ−が閉動する摺動溝を設けるととも
に、該摺動溝の下部がわにおける上側部分を大きく切除
して係止ピンが係合する係止部を有する空間部を形成
し、その空間部の側部で揺動可能の切換具を取付けて、
扱胴カバ−の一定量の上動により係止ピンが係止部から
摺動溝がわに案内される状態にすることにより、扱胴カ
バ−の一定量の上動操作による開放状態の保持解除が確
実に行えるものになりながら、構成が簡単で安価に提供
できる。
【0007】
【発明の実施の形態】
【実施例】以下、本発明による扱胴カバ−開閉装置につ
いて図1〜図5に示す実施例図に基づいて説明すると、
(2)は扱胴の上側周りを覆う扱胴カバ−で、一端がわ
を機体(1)に樞着し手前がわの他端がわを上下動させ
ることにより開閉するのである。(8)は手前がわで機
体(1)にそって設けたフィ−ドチエンのチエンカバ−
を示してあって、扱胴カバ−(2)の幅方向の中間位置
にロック装置(9)が取着されて扱胴カバ−(2)が閉
状態のときロックしている。
【0008】そして、(3)は機体(1)の一側がわで
扱胴カバ−(2)と機体(1)との間に介装して扱胴カ
バ−(2)を開状態で保持する支承部材で、上端を扱胴
カバ−(2)に樞着し下部がわが機体(1)がわに取着
した取付金(10)から内方に向けて突出する係止ピン
(5)に係合して扱胴カバ−(2)を開状態に保持する
のである。
【0009】即ち、支承部材(3)には前記の係止ピン
(5)が嵌合して摺動する摺動溝(6)が形成され、そ
の摺動溝(6)の下部がわにおける上側部分は大きく切
除されて空間部(P)を形成するとともに、この空間部
(P)に前記係止ピン(5)が係合する係止部(7)が
形設されているのである。
【0010】(4)は切換具で、上端を前記係止部
(7)の近傍部に樞着して垂下する垂下部(4a)と、
この垂下部(4a)の中途部から摺動溝(6)がわに向
けて突出するガイド部(4b)とから成り、前記空間部
(P)の側部において上端を支点にして揺動可能に取付
けられている。
【0011】このように、垂下部(4a)とガイド部
(4b)とから成り空間部(P)の側部で揺動可能に取
付けられた切換具(4)が、図1に示すように、支承部
材(3)の係止部(7)が係止ピン(5)に係合して扱
胴カバ−(2)の開放状態を保持しているときは、ガイ
ド部(4b)は係止ピン(5)の下側に位置し、この状
態から扱胴カバ−(2)を一定量上動させると、ガイド
部(4b)は係止ピン(5)に接触し垂下部(4a)の
上端を支点にして矢印(イ)のように揺動しガイド部
(4b)の先端が係止ピン(5)から外れると、切換具
(4)は自重により図3のように戻りガイド部(4b)
は係止ピン(5)の上側に位置するようになって、この
ガイド部(4b)により係止ピン(5)を摺動溝(6)
がわに案内する状態にし扱胴カバ−(2)の開放状態の
保持が解除され、また、係止ピン(5)は空間部(P)
の下端に位置するようになって扱胴カバ−(2)の上動
は一定量に規制される。
【0012】そして、この図3の状態で扱胴カバ−
(2)を閉動すると、ガイド部(4b)は係止ピン
(5)に接触して摺動溝(6)がわに案内し係止ピン
(5)は該摺動溝(6)内を移動する。これにより扱胴
カバ−(2)は閉じロック装置(9)によって固定され
るのである。
【0013】また、図4に示す扱胴カバ−(2)の固定
状態からロック装置(9)を解き扱胴カバ−(2)を上
動させて開放すると、図5のようにガイド部(4b)は
係止ピン(5)により下方に押されて揺動し係止部
(7)への通路が開放され、支承部材(3)は自重によ
り(ロ)のように揺動して係止部(7)は係止ピン
(5)に係合し扱胴カバ−(2)は開放状態を保持する
ようになる。
【0014】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、次に記載するような効果を奏するのである。
【0015】即ち、一端がわを機体に樞着して他端がわ
の上下動により開閉する扱胴カバ−を、機体との間に介
装した支承部材により開放状態を保持するもので、その
扱胴カバ−を前記開放状態から一定量上動させることに
よって自動的に開放状態の保持を解除する構成にしたこ
とにより、扱胴カバ−の開放状態の保持が自動的に解か
れ、従来のもののように、扱胴カバ−を若干もち上げな
がら支承部材を動かして係止部の係止ピンとの係合を解
き摺動溝を係止ピンに合致させるという作業が不要にな
り、扱胴カバ−の開閉がワンタッチ化され容易に行うこ
とができるものになる。
【0016】また、支承部材による前記開放状態の保持
解除を、扱胴カバ−の一定量の上動操作に関連して作動
する切換具により行わせるようにすることにより、開放
状態の保持解除が確実に行えるのである。
【0017】そして、支承部材には機体がわの係止ピン
が摺動して扱胴カバ−が閉動する摺動溝を設けるととも
に、該摺動溝の下部がわにおける上側部分を大きく切除
して係止ピンが係合する係止部を有する空間部を形成
し、その空間部の側部で揺動可能の切換具を取付けて、
扱胴カバ−の一定量の上動により係止ピンが係止部から
摺動溝がわに案内される状態にすることにより、扱胴カ
バ−の一定量の上動操作による開放状態の保持解除が確
実に行えるものになりながら、構成が簡単で安価なもの
にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】開放状態を保持している扱胴カバ−の側面図で
ある。
【図2】同開放状態を保持している支承部材の部分を手
前がわから見た図である。
【図3】開放状態から閉動する間の扱胴カバ−の作動説
明図である。
【図4】閉動し固定した扱胴カバ−の側面図である。
【図5】閉状態から開放状態で保持する間の扱胴カバ−
の作動説明図である。
【図6】従来の扱胴カバ−の開放状態を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
1 機体 2 扱胴カバ− 3 支承部材 4 切換具 5 係止ピン 6 摺動溝 7 係止部 P 空間部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端がわを機体(1)に樞着して他端が
    わの上下動により開閉する扱胴カバ−(2)を、機体
    (1)との間に介装した支承部材(3)により開放状態
    を保持するもので、その扱胴カバ−(2)を前記開放状
    態から一定量上動させることによって自動的に開放状態
    の保持を解除する構成にしたことを特徴とする脱穀機の
    扱胴カバ−開閉装置。
  2. 【請求項2】 支承部材(3)による前記開放状態の保
    持解除を、扱胴カバ−(2)の一定量の上動操作に関連
    して作動する切換具(4)により行わせる構成にしてあ
    ることを特徴とする請求項1.記載の脱穀機の扱胴カバ
    −開閉装置。
  3. 【請求項3】 支承部材(3)には機体(1)がわの係
    止ピン(5)が摺動して扱胴カバ−(2)が閉動する摺
    動溝(6)を設けるとともに、該摺動溝(6)の下部が
    わにおける上側部分を大きく切除して係止ピン(5)が
    係合する係止部(7)を有する空間部(P)を形成し、
    その空間部(P)の側部で揺動可能の切換具(4)を取
    付けて、扱胴カバ−(2)の一定量の上動により係止ピ
    ン(5)が係止部(7)から摺動溝(6)がわに案内さ
    れる状態にしたことを特徴とする請求項1.記載の脱穀
    機の扱胴カバ−開閉装置。
JP18080397A 1997-06-20 1997-06-20 脱穀機の扱胴カバ−開閉装置 Pending JPH119069A (ja)

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