JPH119003A - ロータリ作業機の土付着防止板固定方法 - Google Patents

ロータリ作業機の土付着防止板固定方法

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JPH119003A
JPH119003A JP16596997A JP16596997A JPH119003A JP H119003 A JPH119003 A JP H119003A JP 16596997 A JP16596997 A JP 16596997A JP 16596997 A JP16596997 A JP 16596997A JP H119003 A JPH119003 A JP H119003A
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JP
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plate
soil
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soil adhesion
preventing plate
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Katsunari Nagaya
克成 長屋
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Kobashi Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シールドカバーの左右両側のサイドカバー部
の内面に設けられる土付着防止板を、裏側に土が入り込
むのを防止し、装着・交換を容易にする。 【解決手段】 .トラクタの後部に3点リンクヒッチ
機構を介して昇降可能に装着され、水平方向に延びる作
業ロ−タの上方をシールドカバーにより覆い、該シール
ドカバーの左右両側のサイドカバー部の内面に、合成樹
脂製の土付着防止板を、その上端部を係止板によりサイ
ドカバー部に対して挟みつけるようにして係止し、該土
付着防止板の下部を部分的に、サイドカバー部に対し表
面側に突出部のない固定具により固定する。.係止板
に、土付着防止板の厚さとほぼ等しい段部を形成し、こ
の段部により土付着防止板の上端部を挟みつけて係止す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シールドカバーの
左右両側のサイドカバー部の内面に設けられる土付着防
止板を、裏側に土が入り込むのを防止し、装着・交換を
容易にするようにしたロータリ作業機の土付着防止板固
定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、トラクタの後部に3点リンクヒッ
チ機構を介して昇降可能に装着され、水平方向に延びる
作業ロ−タの上方をシールドカバーにより覆い、該シー
ルドカバーの左右両側のサイドカバー部の内面に、作業
ロ−タにより耕起された土が付着するのを防止する合成
樹脂製の土付着防止板を設けたロータリ作業機が知られ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の土付着防止
板は、その上部及び下部のそれぞれ3箇所程度を、サイ
ドカバー部に対しボルト・ナットにより固着していた。
このため、作業ロ−タにより耕起された土が、特に上部
から土付着防止板の裏側に入ってしまい、土付着防止板
を作業ロ−タ側に膨出させてしまって摩擦が大きくな
り、耐久性を悪くなる。また、土付着防止板を装着した
り交換したりするときは、全部のボルト・ナットを挿通
して締め付けたり、あるいは取り外す必要がある。さら
に、ボルト・ナットが土付着防止板の表面から作業ロ−
タ側に突出していると、ここに藁稈等が引っかかってし
まい、これを取り除く必要がある、等の問題点があっ
た。
【0004】本発明は、シールドカバーの左右両側のサ
イドカバー部の内面に設けられる土付着防止板を、その
裏側に土が入り込むのを防止すると共に、サイドカバー
部への装着・交換が容易に行え、藁稈等が引っかかるこ
とがないようにしたロータリ作業機の土付着防止板固定
方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、 A.トラクタの後部に3点リンクヒッチ機構を介して昇
降可能に装着され、水平方向に延びる作業ロ−タの上方
をシールドカバーにより覆い、該シールドカバーの左右
両側のサイドカバー部の内面に、作業ロ−タにより耕起
された土が付着するのを防止する合成樹脂製の土付着防
止板を設けたロータリ作業機において、上記土付着防止
板の上端部を係止板によりサイドカバー部に対して挟み
つけるようにして係止し、該土付着防止板の下部を部分
的に、サイドカバー部に対し表面側に突出部のない固定
具により固定するようにしたことを特徴としている。
【0006】B.上記係止板に、土付着防止板の厚さと
ほぼ等しい段部を形成し、この段部により土付着防止板
の上端部を挟みつけて係止するようにしたことを特徴と
している。
【0007】
【作用】上記の手段により本発明のロータリ作業機の土
付着防止板固定方法は、 .土付着防止板の上端部を係止板によりサイドカバー
部に対して挟みつけるようにして係止し、該土付着防止
板の下部を部分的に、サイドカバー部に対し表面側に突
出部のない固定具により固定することで、作業ロ−タに
より耕起された土が係止板により土付着防止板の裏側に
入り込むことがない。また、係止板や固定具に藁稈等が
引っかかることがない。
【0008】.係止板に、土付着防止板の厚さとほぼ
等しい段部を形成し、この段部により土付着防止板の上
端部を挟みつけて係止することで、サイドカバー部に対
する土付着防止板の装着・取り外しが簡単、かつ容易に
行われる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
の図面を参照して具体的に説明する。図1及び図2にお
いて、符号1は左右方向の長さが長く耕耘機能を持つ耕
耘ロータリである。この耕耘ロータリ1の前部には、図
示しないトラクタのトップリンクとロアーリンクとから
なる周知の3点リンクヒッチ機構に連結されるトップマ
スト2とロアーリンク連結部3が設けられ、耕耘ロータ
リ1はトラクタの後部に昇降可能に装着される。また、
トラクタのPTO軸から、ユニバーサルジョイント、伝
動シャフト等を介して、耕耘ロータリ1の前側左右中央
部に設けられた変速ギヤボックス4から前方に突出して
いる入力軸4aに動力が伝達される。
【0010】上記ギヤボックス4から左右両側に、本体
フレームを兼ね、伝動シャフト5を内装した伝動フレー
ム6、及び中空の支持フレーム7が水平方向に延設され
ている。この伝動フレーム6の側端部にはチェン伝動ケ
ース8が垂設され、また、支持フレーム7の側端部には
側部フレーム9がチェン伝動ケース8と対向して垂設さ
れている。このチェン伝動ケース8の下端部と側部フレ
ーム9の下端部との間にロータリ軸10が軸架されてい
る。このロータリ軸10の軸周には多数の耕耘爪11が
取付けられて耕耘ロ−タ12を構成している。そして、
入力軸4aに伝達された動力はギヤボックス4内でギヤ
変速され、伝動シャフト5を回転させてチェン伝動ケー
ス8を介してロータリ軸10を回転駆動し、耕耘ロ−タ
12を所定方向に回転させて耕耘作業を行う。
【0011】耕耘ロ−タ12の前側には、該耕耘ロ−タ
12の耕深を調節するための、左右一対のゲージホイー
ル13が設けられている。このゲージホイール13は、
本体フレーム14から前方に突出するように固定された
ホイールブラケット15の上下方向のホイールアーム挿
通部15aに、ゲージホイール13を下端部に軸支した
ホイールアーム13aを、その軸心線がホイールアーム
挿通部15aの軸心線と同じになるようにして挿通し、
ホイールアーム挿通部15aに形成したピン穴15b
(2個)とホイールアーム13aに形成した多数のピン
穴13bの一つを合致させ、そこに係止ピン16を挿通
してゲージホイール13を上下調節して固定するように
している。
【0012】上記ホイールアーム13aの上端には上下
操作用グリップ17が設けられ、この上下操作用グリッ
プ17の取付け具17aの下端部と上記ホイールアーム
挿通部15aの上端部にはそれぞれバネ座18が固設さ
れ、このバネ座18,18間に、バランサーとしてのコ
イルバネ19を介装し、ホイールアーム13aを上方に
向け付勢している。
【0013】上記耕耘ロ−タ12の上側はシールドカバ
ー20により覆われ、このシールドカバー20の左右両
側端部には側部カバー21が設けられている。上記シー
ルドカバー20の後端部には枢支部22を介してエプロ
ン23の前端部が上下回動可能に枢支され、このエプロ
ン23の左右両側部にも側部カバー23aが設けられて
いる。このエプロン23の上面と本体フレームとの間に
はコンプレッションロッド24が設けられ、このコンプ
レッションロッド24には、ロックピン25が設けられ
ていて、エプロン23をはね上げた状態でロック可能と
なっている。
【0014】図3及び図4に示すように、シールドカバ
ー20の左右両側のサイドカバー部26の内面(チェン
伝動ケース8及び側部フレーム9の内面側)に、作業ロ
−タ12により耕起された土が付着するのを防止する合
成樹脂製の土付着防止板27を設けている。この土付着
防止板27は、その上端部を係止板28によりサイドカ
バー部26に対して挟みつけるようにして係止し、土付
着防止板27の下部を部分的に、サイドカバー部26に
対し表面側に突出部のないサラボルト29により3箇所
固定している。
【0015】上記係止板27には、土付着防止板27の
厚さとほぼ等しい段部28aが形成されており、この段
部28aにより土付着防止板27の上端部を挟みつけて
係止している。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明のロータリ作
業機の土付着防止板固定方法によれば、以下の効果を奏
することができる。
【0017】.土付着防止板の上端部を係止板により
サイドカバー部に対して挟みつけるようにして係止し、
該土付着防止板の下部を部分的に、サイドカバー部に対
し表面側に突出部のない固定具により固定するようにし
たので、作業ロ−タにより耕起された土が土付着防止板
によりチェン伝動ケース8や側部フレーム9の内面に付
着するのが防止され、また、土が係止板により土付着防
止板の裏側に入り込むのが防止される。また、係止板や
固定具に藁稈等が引っかかることがない。
【0018】.係止板に、土付着防止板の厚さとほぼ
等しい段部を形成し、この段部により土付着防止板の上
端部を挟みつけて係止するので、サイドカバー部に対す
る土付着防止板の装着・取り外しを簡単、かつ容易に行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を装備した耕耘ロータリ全体の側面図で
ある。
【図2】同要部の平断面図である。
【図3】本発明の要部の側面図である。
【図4】同部分断面図である。
【符号の説明】
1 耕耘ロータリ 2 トップマスト 3 ロアーリンク連結部 4 変速ギヤボックス 4a 入力軸 5 伝動シャフト 6 伝動フレーム 7 支持フレーム 8 チェン伝動ケース 9 側部フレーム 10 ロータリ軸 11 耕耘爪11 12 耕耘ロ−タ 13 ゲージホイール 13a ホイールアーム 13
b ピン穴 14 本体フレーム 15 ホイールブラケット 15a ホイールアーム挿
通部 15b ピン穴 16 係止ピン 17 上下操作用グリップ 17a 取付け具 18 バネ座 19 コイルバネ 20 シールドカバー 21 側部カバー 22 枢支部 23 エプロン 23a 側部カバー 24 コンプレッション 25 ロックピン 26 サイドカバー部 27 土付着防止板 28 係止板 28a 段部 29 サラボルト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラクタの後部に3点リンクヒッチ機構
    を介して昇降可能に装着され、水平方向に延びる作業ロ
    −タの上方をシールドカバーにより覆い、該シールドカ
    バーの左右両側のサイドカバー部の内面に、作業ロ−タ
    により耕起された土が付着するのを防止する合成樹脂製
    の土付着防止板を設けたロータリ作業機において、 上記土付着防止板の上端部を係止板によりサイドカバー
    部に対して挟みつけるようにして係止し、該土付着防止
    板の下部を部分的に、サイドカバー部に対し表面側に突
    出部のない固定具により固定するようにしたことを特徴
    とするロータリ作業機の土付着防止板固定方法。
  2. 【請求項2】 上記係止板に、土付着防止板の厚さとほ
    ぼ等しい段部を形成し、この段部により土付着防止板の
    上端部を挟みつけて係止するようにしたことを特徴とす
    る請求項1記載のロータリ作業機の土付着防止板固定方
    法。
JP16596997A 1997-06-23 1997-06-23 ロータリ作業機の土付着防止板固定方法 Expired - Fee Related JP3762045B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180064511A (ko) 2015-12-22 2018-06-14 쇼와 덴코 가부시키가이샤 염화수소 혼합물과 그 제조 방법 및 충전 용기

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20180064511A (ko) 2015-12-22 2018-06-14 쇼와 덴코 가부시키가이샤 염화수소 혼합물과 그 제조 방법 및 충전 용기

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