JPH1189867A - 男性用尿取りパッド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の男性用尿取りパッドをペニスに装着し
た状態で、パッドがペニスに確実にフィットせず、体が
動いたときなどにペニスから外れることがあった。 【解決手段】 内シートと吸収コアと外シートとで形成
された積層体で袋体１が形成され、この袋体１の開口部
２に、板状の弾性部材８が設けられている。弾性部材８
を指で挟んで力Ｆを与えると、弾性部材８が座屈変形し
て開口部２が開く。開口部２にペニスを挿入して前記力
Ｆを除くと、座屈変形した弾性部材８の弾性復元力で、
ペニスが適度に押圧され、外れとめがなされる。弾性部
材８の座屈変形による押圧力は小さいため、ペニスの圧
迫感が小さい。また片手で装着することが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、吸収コアを有する
積層体によって、ペニスが挿入可能な袋状に形成され
た、病人用、老人介護用、失禁患者用の男性用尿取りパ
ッドに関する。

【０００２】

【従来の技術】従来の、病人用、老人介護用、失禁患者
用の尿取りパッドは、吸収コアを有するシート状のもの
で、この尿取りパッドでペニスを包むようにしている。
そして、その上からおむつを装着する。しかし、シート
状の尿取りパッドをペニスを包む形状に変形させなくて
はならず、装着が面倒である。また、ペニスを包んでい
るシートの先部から尿が洩れ出やすい欠点がある。そこ
で、実開昭６３−１６０８５号公報、実開平４−４４９
１３号公報、実開平６−２６８２８号公報には、ペニス
の挿入口が形成された尿とりパッドが提案されている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のこの種
の尿取りパッドは、人が動いたり寝返りをうったとき
に、前記挿入口からペニスが抜けやすかったり、または
多量の尿が排泄されたときに、挿入口から尿がパッド外
に洩れやすい欠点がある。すなわち、男性のペニスの形
状、大きさ、向きなどは個人により差があり、全ての人
のペニスにフィットする挿入口を形成することは困難で
ある。また装着時に挿入口とペニスとがフィットしてい
たとしても、ペニスの膨張や収縮により、ペニスが締め
付けられたり、またはペニスと挿入口とがルーズになり
やすい。

【０００４】したがって、前記挿入口の開口面積をペニ
スよりも十分に広くしておくことが必要になる。そのた
め、挿入口からペニスが抜けやすくなり、また挿入口と
ペニスとの間に隙間が形成されて尿が洩れやすくなる。
また、介護者などが尿取りパッドを装着するときに、ペ
ニスを手で掴んで挿入口から挿入することが必要にな
り、装着が面倒である。

【０００５】本発明は上記従来の課題を解決するもので
あり、ペニスに簡単に着脱でき、また容易にペニスが抜
けることがない男性用尿取りパッドを提供することを目
的としている。

【０００６】また、本発明は、ペニスに手を触れること
なく装着することが可能な男性用尿取りパッドを提供す
ることを目的としている。

【０００７】さらに、本発明は、ペニスが挿入される開
口部から尿が洩れにくいようにした男性用尿取りパッド
を提供することを目的としている。

【０００８】

【課題を解決するための手段】本発明は、透液性の内シ
ートと、不透液性の外シートと、前記両シート間に設け
られた吸収コアとを有する積層体により袋体が形成さ
れ、この袋体にペニスが挿入される開口部が形成された
男性用尿取りパッドにおいて、前記開口部の少なくとも
一方の縁部に沿って、座屈変形時の弾性力でペニスを押
圧する板状または線状の弾性部材が設けられていること
を特徴とするものである。

【０００９】この尿取りパッドは、開口部の縁部に沿っ
て設けられた板状または線状弾性部材を、その長手方向
両端から指で挟んで押すと、座屈変形を生じて開口部が
開く。そのままペニスを開口部に挿入して指を離すと、
弾性部材が平坦な状態に復元しようとし、座屈変形状態
の弾性部材によりペニスが押圧される。よって、その後
はペニスが開口部から容易に抜け出なくなる。

【００１０】前記弾性部材は、プラスチックの板、プラ
スチックの棒などであるが、使い捨て後に焼却すること
を考慮したとき、前記弾性部材は厚紙の板、または紙の
棒、あるいは前記厚紙などに補強樹脂を含浸させたもの
が好ましい。

【００１１】例えば、平坦な前記積層体が二つ折りさ
れ、折られた部分が袋体の底部で、この底部と逆の側で
積層体が合わされた部分が前記開口部となり、且つ他の
辺が閉じられて、前記袋体が形成され、前記弾性部材
は、前記開口部の縁部に沿って設けられるものとなる。

【００１２】さらに、前記積層体が、開口部の一方の縁
部から袋体と逆の方向へ延出して、洩れ吸収シートが形
成されていることが好ましい。

【００１３】ペニスが袋体内に挿入された状態で、この
洩れ吸収シートは、睾丸の部分さらには股の部分に当て
られる。よって、開口部から尿が洩れ出た場合でも、洩
れた尿が洩れ吸収シートの吸収コアで吸収され、尿取り
パッドの外へ尿が洩れにくくなる。ただし、この洩れ吸
収シートは必ずしも設けなくてもよい。

【００１４】また前記弾性部材は、前記外シートと吸収
コアとの間に介装されていることが好ましい。あるいは
弾性部材が外シートの外側に張り付けられていてもよ
い。

【００１５】次に、少なくとも前記開口部の吸収コア
は、液吸収性繊維を有する液吸収層と、この液吸収層と
前記内シートとの間に設けられ前記液吸収層よりも低密
度の繊維ウエッブで形成された閉塞層とから構成されて
いることが好ましい。

【００１６】前記閉塞層を設けると、開口部にペニスが
挿入され、開口部が弾性部材の弾性力で閉じたときに、
前記閉塞層がペニスの回りを包み込むようになって、ペ
ニスと開口部との隙間が閉じられ、袋体内から開口部を
経て外部へ流れようとする尿が閉塞層で止められるよう
になる。

【００１７】なお、前記開口部に挿入されたペニスを前
記弾性部材が押圧する力が３０〜７０ｇｆであることが
好ましい。

【００１８】

【発明の実施の形態】図１は本発明の男性用尿取りパッ
ドを示す斜視図、図２は男性用尿取りパッドが男性に装
着された状態を示す断面図、図３は図２のＩＩＩ−ＩＩ
Ｉ線の断面図である。この男性用尿取りパッドは、袋体
１と、この袋体１に形成された開口部２と、この開口部
の一方の縁部から、袋体１と逆の方向へ延出する洩れ吸
収シート３とから成る。前記袋体１および洩れ吸収シー
ト３は、図２に示すような積層体のシートで形成されて
いる。この積層体は、内シート５と外シート７、および
内シート５と外シート７との間に挟まれた吸収コア６と
が積層されたものである。

【００１９】内シート（トップシート）５は透液性であ
り、着用者の肌に対して柔らかいシートである。内シー
ト５は、例えばレーヨン繊維、ポリエステルまたはポリ
エチレン繊維などの合成繊維、またはこれらの繊維の組
合せで形成された、繊維交絡不織布（スパンレース不織
布）などである。また内シート５は、尿を透過しやすい
ように多数の孔が形成されているものでもよい。外シー
ト（バックシート）７は不透液性であり、通気性で且つ
防水性のプラスチックフィルムなどで形成される。吸収
コア６は、天然パルプ繊維などの液吸収性繊維を主体と
した繊維ウエッブに、高吸収性ポリマー（ＳＡＰ）の粒
子が混在しているものであり、これらがティッシュで挟
まれまたは包まれている。

【００２０】袋体１は、内シート５、吸収コア６、外シ
ート７から成る積層体が二つ折りにされて構成され、折
られた部分が袋体１の底部１ａとなる。開口部２の一方
の縁部２ａにおいて、内シート５と外シート７とがホッ
トメルト接着剤などで接合されている。図３に示すよう
に、袋体１の前記底部１ａおよび開口部２を除く他の辺
（図１では２辺）１ｂ，１ｂでは、吸収コア６を介在さ
せることなく、内シート５と外シート７の縁部どうしが
ホットメルト接着剤などで接着され、さらに二つ折りさ
れた一方の積層体Ａと他方の積層体Ｂの内シート５どう
しがホットメルト接着剤などで接着されている。よっ
て、袋体１は、開口部２のみが開放され、他の部分は封
止された形状である。また底部１ａでは積層体が二つ折
りされているため、前記底部１ａは吸収コア６が存在し
ている。二つ折りとされた他方の積層体Ｂは、開口部２
からさらに袋体１と逆の方向に延出され、この延出され
た部分では、内シート５が皮膚側に向けられた前記洩れ
吸収シート３となっている。

【００２１】図１に示すように、袋体１の前記開口部よ
りもやや底部１ａ寄りの部分では、左右両側の辺１ｂ，
１ｂに窪み１ｃ，１ｃが対称形状に形成され、この部分
で袋体１の幅寸法Ｗが他の部分よりも細くなっている。
この細くなっている部分では、図２および図３に示すよ
うに、板状の弾性部材８が介装されている。この板状の
弾性部材８は、プラスチック板、または厚紙による板で
ある。あるいは厚紙による板に樹脂が含浸されて弾性力
が補強されているものでもよい。この弾性部材８は、積
層体の外シート７の内面にホットメルト接着剤などで固
定されている。または、この弾性部材８が、外シート７
の外面に接着されて固定されてもよい。なお、前記窪み
１ｃ，１ｃにより細くなっている部分の袋体１の幅寸法
Ｗは、大人が親指と人差し指、または親指と中指とで弾
性部材８の両端部を保持しやすいように、８ｃｍまたは
１０ｃｍ以上で、１２ｃｍ以下程度に設定されることが
好ましい。

【００２２】上記尿取りパッドの装着方法を説明する。
前記弾性部材８，８が平坦に延びようとする弾性復元力
により、非装着時は、開口部２において、二つ折りにし
た一方の積層体Ａと他方の積層体Ｂが密着し、開口部２
が閉じられている。装着するときには、袋体１の窪み１
ｃ，１ｃの部分に、親指と人差し指、または親指と中指
を当て、窪み１ｃと１ｃの部分で袋体１に対し、弾性部
材８，８の両側から力Ｆ、Ｆを与える。その結果、弾性
部材８，８が共に座屈変形し、弾性部材８と８の中央部
分どうしが互いに離れ、開口部２が開いて挿入口が形成
される。図２に示すように、そのまま開口部２に形成さ
れた挿入口にペニスＰの先部を入れ、開口部２をペニス
Ｐの根元まで移動させる。このとき、袋体１から延出す
る洩れ吸収シート３は、図２に示すように睾丸の下およ
び股間部に当てられる。

【００２３】開口部２がペニスＰの根元まで至った時点
で、窪み１ｃ，１ｃを挟んでいた指を離すと、図３に示
すように、座屈している弾性部材８と８の復元弾性力
で、ペニスＰが力Ｆ１とＦ１とで押圧される。その結
果、ペニスＰの根元部分と開口部２とがフィットし、袋
体１がペニスＰから外れないように装着される。尿取り
パッドを装着した状態で、大人用おむつを装着する。こ
の尿取りパッドでは、図１に示すように、弾性部材８，
８の両端側を指で挟んで力Ｆ、Ｆを与えると開口部２が
簡単に開くために、片手で尿取りパッドを持ってそのま
ま開口部２を開くことができる。開口部２を開いたま
ま、ペニスＰを袋体１内に挿入して、指を窪み１ｃ，１
ｃから離すだけで装着を完了できるため、装着作業が簡
単である。また左手でペニスを掴まなくても、装着が可
能である。

【００２４】装着が完了すると、弾性部材８，８の押圧
力Ｆ１，Ｆ１でペニスＰの根元が挟まれるため、おむつ
内でペニスＰから尿取りパッドが外れることがなく、着
用者が動いても、おむつ内で尿取りパッドが位置ずれを
生じることがない。この尿取りパッドでは座屈変形する
弾性部材８，８を使用しているため、装着状態で、弾性
部材８，８がペニスを押圧する力が非常に弱く、例えば
２枚の弾性部材８，８の押圧力Ｆ１，Ｆ１の合計で３０
〜７０ｇｆ程度である。よってペニスＰへの圧迫感が弱
く、装着者が違和感を感じにくい。さらにペニスが膨
張、収縮しても、開口部がこれに追従でき、しかもペニ
スが膨張したときの弾性部材８，８の押圧力Ｆ１の変化
はほとんどないため、常に最適な状態で、ペニスＰを保
持できる。また、図３に示すように弾性部材８，８が座
屈変形した状態で３０〜７０ｇｆ程度の押圧力Ｆ１，Ｆ
１を発揮するものでは、この弾性部材８，８を座屈させ
るために必要な力Ｆ，Ｆはわずかであり、片手の指の力
で弾性部材８，８を容易に座屈変形させることが可能で
ある。

【００２５】尿が排泄されると、尿は内シート５を透過
して吸収コア６に吸収されるが、袋体１は、開口部２以
外の部分が閉鎖されており、さらに底部１ａは積層体が
折られており、この底部１ａに吸収コア６が介在してい
るため、排泄された尿は袋体１内で確実に吸収でき、外
部に洩れにくい。仮に多量の尿が排泄されその一部が、
開口部２から洩れたとしても、この洩れた尿は睾丸およ
び股の部分に当てられた洩れ吸収シート３の吸収コア６
により吸収されるため、おむつ内に多量の尿が洩れ出る
ことが防止できる。また、取り外すときも、袋体１の窪
み１ｃ，１ｃを指で挟んで、弾性部材８，８を座屈変形
させ開口部２の開口面積を大きくすれば、そのまま片手
でペニスＰから離すことができる。外した後に指を離す
と、弾性部材８，８の弾性復元力により、開口部２が自
然に閉じる。

【００２６】図４と図５は、本発明の尿取りパッドの変
形例を示すものであり、開口部２の部分の断面（図３と
同じ部分の断面）を、ペニスが装着されていない状態で
示したものである。この変形例では、少なくとも開口部
２の部分で、吸収コア１０が、液吸収層１１と、その内
側の閉塞層１２との２層構造となっており、この閉塞層
１２の内側が前記内シート５で覆われている。

【００２７】前記液吸収層１１は、図３に示した吸収コ
ア６と同じであり、天然パルプ繊維などの液吸収性繊維
を主体としたウエッブに、高吸収性ポリマー（ＳＡＰ）
の粒子が混在しているものである。また、閉塞層１２
は、前記液吸収層１１よりも密度が低く、液吸収層１１
を構成する繊維よりも弾性力の大きい繊維で形成された
ウエッブである。この閉塞層１２を構成する繊維は、ポ
リエステル繊維などの疎水性の合成繊維を主体とし、必
要に応じてレーヨンなどの吸水性繊維が混合されたもの
である。前記ポリエステル繊維などの合成繊維を使用す
る場合、親水処理されたもの、または吸汗性のものを使
用することが好ましい。

【００２８】図４に示すものでは、二つ折りされた一方
の積層体Ａで、前記閉塞層１２の幅方向の中央が凸形状
部分１２ａとなり、他方の積層体Ｂでは、前記凸形状部
分１２ａに対応する部分が凹形状部分１２ｂである。図
５に示すものでは、前記閉塞層１２がいわゆるキルティ
ング形状であり、この閉塞層１２を覆う内シート５が部
分的に縫い込まれ、または熱融着されるなどして、複数
の凸形状部分が形成されている。

【００２９】図４および図５に示すものでは、弾性部材
８，８の座屈変形状態での弾性力で、ペニスＰが押圧さ
れたとき、繊維の密度が粗で且つ弾性に富む繊維ウエッ
ブで形成された前記閉塞層１２によりペニスＰが包ま
れ、図３に示すような、ペニスＰと開口部２との隙間
（ｉ）（ｉ）が極力塞がれるようになる。よって袋体１
内から開口部２を経て洩れ出ようとする尿は、閉塞層１
２で留められ、開口部２から外へ洩れにくくなる。な
お、前記弾性部材８が一方の積層体Ａ側にのみ設けられ
たものであっても、開口部２に挿入されたペニスを保持
することが可能である。

【００３０】

【発明の効果】以上のように、本発明の男性用尿取りパ
ッドでは、袋体の開口部に沿って座屈変形による弾性力
を発揮する弾性部材が設けられているため、ペニスが袋
体の開口部に保持されるものとなり、袋体がペニスから
外れにくい。また座屈変形の弾性力でペニスが保持され
るため、その保持力が過大にならず、装着時の違和感が
ない。また片手で装着し且つ離脱する操作を簡単に行う
ことができる。

【００３１】さらに、開口部の吸収コアに閉塞層を設け
ることにより、ペニスと開口部との隙間を塞ぎやすくな
り、開口部から尿が洩れにくくなる。さらに袋体から延
出する洩れ吸収シートを設けると、開口部から洩れた尿
をこの洩れ吸収シートで吸収できるようになる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の男性用尿取りパッドの一例を示す斜視
図、

【図２】図１に示す男性用尿取りパッドが装着された状
態を示す断面図、

【図３】袋体の開口部付近を示すもので、図２のＩＩＩ
−ＩＩＩ線の断面図、

【図４】変形例の男性用尿取りパッドの開口部付近を示
す断面図、

【図５】変形例の男性用尿取りパッドの開口部付近を示
す断面図、

【符号の説明】

１ 袋体 １ａ 袋体の底部 ２ 開口部 ３ 洩れ吸収シート ５ 内シート ６ 吸収コア ７ 外シート ８ 弾性部材 １０ 吸収コア １１ 液吸収層 １２ 閉塞層

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 透液性の内シートと、不透液性の外シー
   トと、前記両シート間に設けられた吸収コアとを有する
   積層体により袋体が形成され、この袋体にペニスが挿入
   される開口部が形成された男性用尿取りパッドにおい
   て、前記開口部の少なくとも一方の縁部に沿って、座屈
   変形時の弾性力でペニスを押圧する板状または線状の弾
   性部材が設けられていることを特徴とする男性用尿取り
   パッド。
2. 【請求項２】 平坦な前記積層体が二つ折りされ、折ら
   れた部分が袋体の底部で、この底部と逆の側で積層体が
   合わされた部分が前記開口部となり、且つ他の辺が閉じ
   られて、前記袋体が形成され、前記弾性部材は、前記開
   口部の縁部に沿って設けられている請求項１記載の男性
   用尿取りパッド。
3. 【請求項３】 前記積層体が、開口部の一方の縁部から
   袋体と逆の方向へ延出して、洩れ吸収シートが形成され
   ている請求項１または２記載の男性用尿取りパッド。
4. 【請求項４】 前記弾性部材は、前記外シートと吸収コ
   アとの間に介装されている請求項１ないし３のいずれか
   に記載の男性用尿取りパッド。
5. 【請求項５】 少なくとも前記開口部の吸収コアは、液
   吸収性繊維を有する液吸収層と、この液吸収層と前記内
   シートとの間に設けられ前記液吸収層よりも低密度の繊
   維ウエッブで形成された閉塞層とから構成されている請
   求項１ないし４のいずれかに記載の男性用尿取りパッ
   ド。
6. 【請求項６】 前記開口部に挿入されたペニスを前記弾
   性部材が押圧する力が３０〜７０ｇｆである請求項１な
   いし５のいずれかに記載の男性用尿取りパッド。