JPH1189667A - 自動車用シートのランバーサポート装置 - Google Patents
自動車用シートのランバーサポート装置Info
- Publication number
- JPH1189667A JPH1189667A JP25080797A JP25080797A JPH1189667A JP H1189667 A JPH1189667 A JP H1189667A JP 25080797 A JP25080797 A JP 25080797A JP 25080797 A JP25080797 A JP 25080797A JP H1189667 A JPH1189667 A JP H1189667A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lumbar support
- lumber
- seat back
- lumber support
- seat
- Prior art date
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- Pending
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- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】自動車用シートのランバーサポート装置を簡略
化し、コスト低減、重量軽減を図るとともに、ランバー
サポートの仕様を多様化することを目的とする。 【解決手段】シートバック８から分離し脱着可能にした
四角柱状のランバーサポート本体９の各側面に、形状、
クッション硬さがことなるランバーサポート９ａ、９
ｂ、９ｃ、９ｄを形成して、シートバック８にランバー
サポート本体９を脱着することにより、ランバーサポー
ト９ａ、９ｂ、９ｃ、９ｄの中からな適当なランバーサ
ポートの選択を可能にする。
化し、コスト低減、重量軽減を図るとともに、ランバー
サポートの仕様を多様化することを目的とする。 【解決手段】シートバック８から分離し脱着可能にした
四角柱状のランバーサポート本体９の各側面に、形状、
クッション硬さがことなるランバーサポート９ａ、９
ｂ、９ｃ、９ｄを形成して、シートバック８にランバー
サポート本体９を脱着することにより、ランバーサポー
ト９ａ、９ｂ、９ｃ、９ｄの中からな適当なランバーサ
ポートの選択を可能にする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用シートの
シートバックに関するものである。
シートバックに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】自動車用シートのシートバックにおいて
は、長時間走行時の疲労軽減を目的として、シートの背
もたれの腰の部分の張り具合や形状を変え乗員の腰椎部
の支持力を可変にするランバーサポートが用いられてお
り、この例には実開平４−１２９７５号に開示されたも
の、また、図３に示すような公知のものがある。
は、長時間走行時の疲労軽減を目的として、シートの背
もたれの腰の部分の張り具合や形状を変え乗員の腰椎部
の支持力を可変にするランバーサポートが用いられてお
り、この例には実開平４−１２９７５号に開示されたも
の、また、図３に示すような公知のものがある。
【０００３】図３の事例では、レーバー１を操作するこ
とによりフレーム２に固定したリンク機構３を介してサ
ポートプレート４を前後に動かし、パッド５の前後方向
の押し出し代を調製することにより、シートバック６の
乗員の腰の部分の張り具合を変更するようにしている。
とによりフレーム２に固定したリンク機構３を介してサ
ポートプレート４を前後に動かし、パッド５の前後方向
の押し出し代を調製することにより、シートバック６の
乗員の腰の部分の張り具合を変更するようにしている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の従来技術のランバーサポートは、前述のリンク機構な
ど装置が複雑で、コスト増、重量増となる欠点があり、
また、ランバーサポートの調製代、変更程度に変化に乏
しいという欠点があった。
の従来技術のランバーサポートは、前述のリンク機構な
ど装置が複雑で、コスト増、重量増となる欠点があり、
また、ランバーサポートの調製代、変更程度に変化に乏
しいという欠点があった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】これに対して本発明は、
シートバックから切り離し脱着可能にした四角柱状のラ
ンバーサポート本体の各側面に、形状、クッション硬さ
がことなるランバーサポートを形成して、ランバーサポ
ート本体の脱着により適当なランバーサポートの選択が
可能にしたことを特徴とする。
シートバックから切り離し脱着可能にした四角柱状のラ
ンバーサポート本体の各側面に、形状、クッション硬さ
がことなるランバーサポートを形成して、ランバーサポ
ート本体の脱着により適当なランバーサポートの選択が
可能にしたことを特徴とする。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図１、２に基い
て説明する。シート７のシートバック８から４角柱状の
ランバーサポート本体９が脱着可能に切り離されてお
り、シートバック８前面下部の装着穴１０に差し込み装
着するようになされている。
て説明する。シート７のシートバック８から４角柱状の
ランバーサポート本体９が脱着可能に切り離されてお
り、シートバック８前面下部の装着穴１０に差し込み装
着するようになされている。
【０００７】４角柱状のランバーサポート本体９は、同
様４角柱状のフレーム１０を内芯とし、フレーム１０の
各側面をパッド１１で覆い、さらにそのパッドの表面を
表皮１２で覆って構成されており、各側面のパッドの形
状等をかえて各側面にそれぞれ異なるランバーサポート
を形成するようにしている。
様４角柱状のフレーム１０を内芯とし、フレーム１０の
各側面をパッド１１で覆い、さらにそのパッドの表面を
表皮１２で覆って構成されており、各側面のパッドの形
状等をかえて各側面にそれぞれ異なるランバーサポート
を形成するようにしている。
【０００８】第一の側面部において、厚みが一定のパッ
ド１１にさらに長手方向中央部が膨んだパッド１１ａを
重ねて中央部が膨らんだランバーサポート９ａ形成し、
これと反対側の第二の側面部においては、パッド１１を
長手方向中央部を窪ませて中央部が凹んだランバーサポ
ート９ｂ形成する。
ド１１にさらに長手方向中央部が膨んだパッド１１ａを
重ねて中央部が膨らんだランバーサポート９ａ形成し、
これと反対側の第二の側面部においては、パッド１１を
長手方向中央部を窪ませて中央部が凹んだランバーサポ
ート９ｂ形成する。
【０００９】第三の側面部においては、厚みが一定のパ
ッド１１にさらに大きさの異なる複数個のボール状の突
起１３ａを有する硬質樹脂板１３をかさねてこの突起１
３ａが表皮表面に突出するようにしたランバーサポート
９ｃを形成し、残りの第四の側面部においては、パッド
１１の厚みが一定の平板状のランバーサポート９ｄを形
成するようにする。以上により、シートバック８と別体
のランバーサポート本体９の四つの側面にそれぞれ形
状、クッション硬さのことなるランバーサポートを形成
して、シートバック８にこのランバーサポート本体９を
脱着することにより、４種のランバーサポート中から適
当なものを選択することが出来るようにしている。
ッド１１にさらに大きさの異なる複数個のボール状の突
起１３ａを有する硬質樹脂板１３をかさねてこの突起１
３ａが表皮表面に突出するようにしたランバーサポート
９ｃを形成し、残りの第四の側面部においては、パッド
１１の厚みが一定の平板状のランバーサポート９ｄを形
成するようにする。以上により、シートバック８と別体
のランバーサポート本体９の四つの側面にそれぞれ形
状、クッション硬さのことなるランバーサポートを形成
して、シートバック８にこのランバーサポート本体９を
脱着することにより、４種のランバーサポート中から適
当なものを選択することが出来るようにしている。
【００１０】ここで、ランバーサポート本体９のフレー
ム１０の両端部に、バネ１４で背面が支えられたボール
１５を配置し、ランバーサポート本体９をシートバック
８の装着穴１０に装着した場合、シートバックの内部壁
８ａに設けた丸穴１６に、前記ボール１５を嵌合させて
シートバック８にランバーサポート本体９を保持するよ
うにしている。ただし、ランバーサポート本体９は表面
部が弾性に富んでおり、装着穴１０に嵌め込むようにす
るだけで、十分、シートバック８に保持することが出来
るので、上記に保持機構を省いても良い。
ム１０の両端部に、バネ１４で背面が支えられたボール
１５を配置し、ランバーサポート本体９をシートバック
８の装着穴１０に装着した場合、シートバックの内部壁
８ａに設けた丸穴１６に、前記ボール１５を嵌合させて
シートバック８にランバーサポート本体９を保持するよ
うにしている。ただし、ランバーサポート本体９は表面
部が弾性に富んでおり、装着穴１０に嵌め込むようにす
るだけで、十分、シートバック８に保持することが出来
るので、上記に保持機構を省いても良い。
【発明の効果】シートバックから分離し脱着可能にした
四角柱状のランバーサポート本体の各側面に、形状、ク
ッション硬さがことなるランバーサポートを形成して、
シートバックにランバーサポート本体を脱着すること
で、適当なランバーサポートの選択が可能にしたことに
より、ランバーサポートの調整のための複雑なリンク機
構などが不要となり構造が簡易化し、コストダウン、重
量軽減が可能になる。また、ランバーサポート本体が取
り替え可能であるので、ランバーサポートの仕様が多様
化できる。
四角柱状のランバーサポート本体の各側面に、形状、ク
ッション硬さがことなるランバーサポートを形成して、
シートバックにランバーサポート本体を脱着すること
で、適当なランバーサポートの選択が可能にしたことに
より、ランバーサポートの調整のための複雑なリンク機
構などが不要となり構造が簡易化し、コストダウン、重
量軽減が可能になる。また、ランバーサポート本体が取
り替え可能であるので、ランバーサポートの仕様が多様
化できる。
【図１】本発明の実施例のシートを示したの斜視図であ
る。
る。
【図２】本発明の実施例のランバーサポートを示した正
面図、平面図である。
面図、平面図である。
【図３】従来事例を示したの斜視図である。
８ シートバック ９ ランバーサポート本体 ９ａ ランバーサポート ９ｂ ランバーサポート ９ｂ ランバーサポート ９ｄ ランバーサポート
Claims (1)
- 【請求項１】シートバックから分離し脱着可能にした四
角柱状のランバーサポート本体の各側面に、形状、クッ
ション硬さがことなるランバーサポートを形成して、シ
ートバックにランバーサポート本体を脱着することによ
り、適当なランバーサポートの選択が可能にしたことを
特徴とする自動車用シートのランバーサポート装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25080797A JPH1189667A (ja) | 1997-09-16 | 1997-09-16 | 自動車用シートのランバーサポート装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25080797A JPH1189667A (ja) | 1997-09-16 | 1997-09-16 | 自動車用シートのランバーサポート装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1189667A true JPH1189667A (ja) | 1999-04-06 |
Family
ID=17213348
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25080797A Pending JPH1189667A (ja) | 1997-09-16 | 1997-09-16 | 自動車用シートのランバーサポート装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1189667A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009292426A (ja) * | 2008-06-09 | 2009-12-17 | Toyota Motor Corp | シート装置 |
| DE102011000477A1 (de) * | 2011-02-03 | 2012-08-09 | Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft | Lordosenstütze |
-
1997
- 1997-09-16 JP JP25080797A patent/JPH1189667A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009292426A (ja) * | 2008-06-09 | 2009-12-17 | Toyota Motor Corp | シート装置 |
| DE102011000477A1 (de) * | 2011-02-03 | 2012-08-09 | Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft | Lordosenstütze |
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