JPH118934A - 医療用装置 - Google Patents

医療用装置

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Publication number
JPH118934A
JPH118934A JP9159490A JP15949097A JPH118934A JP H118934 A JPH118934 A JP H118934A JP 9159490 A JP9159490 A JP 9159490A JP 15949097 A JP15949097 A JP 15949097A JP H118934 A JPH118934 A JP H118934A
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JP
Japan
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power supply
turned
power
data
relay
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9159490A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomosato Hayashi
知里 林
Nobuaki Matsuba
信顕 松場
Kazuo Miyamoto
一夫 宮本
Hideo Miyagawa
英夫 宮川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Aloka Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP9159490A priority Critical patent/JPH118934A/ja
Publication of JPH118934A publication Critical patent/JPH118934A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 超音波診断装置などの医療装置において、電
源遮断時に装置の設定データや計測データの保存制御が
行われるようにする。 【解決手段】 電源スイッチ18がオフにされると時定
数回路20がそのオフ操作から一定時間後にリレー22
を遮断動作させる。このように電源スイッチ18がオフ
操作されてから一定時間だけ装置本体12に電源が供給
されるため、その間に、保存制御部32は例えばRAM
30上のデータをハードディスク34に保存する制御を
行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は医療装置に関し、特
に、電源の遮断制御に関する。
【0002】
【従来の技術】超音波診断装置、電気手術器、X線撮像
装置などの各種の医療装置に対しては一般の機器よりも
高い安全性が求められる。医療装置は一般に外部電源
(交流100V)から電力の供給を受けるが、装置使用
後あるいは緊急事態の発生時においては、各装置が完全
に外部電源から遮断される必要がある。
【0003】その一方、医療装置の高機能化を背景とし
て、デジタル信号処理やソフトウエアによる処理が活用
されている。近年では、ハードディスク装置などの記憶
装置を備えた医療装置もみられる。そのような装置にお
いて、電源スイッチのオフ操作の直後に外部電力の供給
を完全に遮断すると、ハードディスクのアクセス中であ
ればハードディスクの故障の問題が生じ、また、装置の
設定条件や計測データがRAM上に管理されている場合
にはそれらのデータの消失の問題が生じる。
【0004】そこで、電源スイッチのオフ操作から一定
時間を遅延させたタイミングで外部電源を遮断すること
が望まれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、その遮
断制御をソフトウエアを利用して行うと、ソフトウエア
の暴走などにより電源が完全に遮断されないおそれがあ
る。また、ディジタル回路を利用して電源の遮断を行わ
せると、装置構成が複雑になったり、部品点数が大幅に
増加することから、故障時に電源が遮断できないリスク
が増大するという問題がある。
【0006】本発明は、上記従来の課題に鑑みなされた
ものであり、その目的は、電源の遅れた遮断を簡単な構
成で実現し、かつ確実に電源を遮断することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、外部電源から電力が供給される医療用装
置において、外部電源のオンオフを行うための電源スイ
ッチと、前記外部電源と装置本体との間に設けられ、外
部電源を接続・遮断するリレーと、所定の時定数をもっ
た遅延回路で構成され、前記電源操作スイッチがオフに
されたタイミングで起動し、前記時定数に従った遅延時
間の後に前記リレーを遮断動作させる遅延手段と、を含
むことを特徴とする。
【0008】上記構成によれば、電源スイッチがオフに
されると、遅延手段によってそのオフ操作後から一定時
間後に実際に電源が遮断される。よって、電源遮断前に
回路保護制御やデータ保存制御などを行う時間を確保で
きる。その時間は例えば長くても数秒程度であり、操作
者に苛立ちを与えるほどでなない。なお、電源ランプな
どの表示を実際に電源が遮断したタイミングで消失させ
れば操作者に電源が確実に遮断されたことを明示でき
る。本発明では、遅延手段がアナログ遅延回路で構成さ
れ、ソフトウエアの暴走や回路構成にの複雑化を招くこ
となく、確実に電源の遅延遮断を行える。
【0009】本発明の望ましい態様では、データが書き
込まれる不揮発性の記憶装置と、前記電源スイッチのオ
フ操作に連動し、前記遅延時間内に、保存が必要なデー
タを前記記憶手段に書き込む保存制御手段と、を含む。
ここで、記憶手段は例えばハードディスクであり、保存
されるデータは例えば操作の設定条件データや計測デー
タである。
【0010】本発明は、超音波診断装置、電気手術器、
超音波手術器、X線装置、などの各種の医療機器に適用
できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を
図面に基づいて説明する。
【0012】図1には、本発明の好適な実施形態が示さ
れており、図1は本実施形態に係る超音波診断装置の構
成例を示す図である。
【0013】超音波診断装置の装置本体12には電源ユ
ニット14から電力が供給される。電源ユニット14は
交流電源(AC100V)16に接続されている。電源
ユニット14の電源16側には絶縁トランスが設けられ
ているが図1においては図示省略されている。また、電
源ユニット14の装置本体12側には電圧変換用のトラ
ンスや整流回路等が設けられているが図示省略されてい
る。
【0014】電源スイッチ18は装置本体12の操作パ
ネル付近に設けられるものであり、操作者によって操作
され、電源のオン/オフを制御するためのスイッチであ
る。時定数回路20は、電源スイッチ18がオンされた
場合には、そのオン操作と同時にリレー22に対して電
源の接続動作を行わせ、一方、電源スイッチ18がオフ
操作された場合にはそのオフ操作から一定時間(例えば
数秒)経過した後にリレー22を遮断動作させる回路で
ある。本実施形態において、この時定数回路20はアナ
ログ回路で構成される。よって、電源16と装置本体1
2の経路上にリレー22が設けられ、そのリレー22が
時定数回路20によって制御されるため、電源をオフに
したときにデータの保存などを行うための時間を確保す
ることができる。
【0015】装置本体12内には、主記憶としてのRA
M30と不揮発性の記憶装置であるハードディスク34
と、RAM30からハードディスク34へデータを転送
する保存制御部32と、が設けられている。保存制御部
32は、電源スイッチ18がオフされた場合にそれを検
出し、時定数回路20がリレー22に対して遮断動作を
行わせる前に、保存すべきデータをRAM30からハー
ドディスク34へ転送させる制御を行う。この場合、保
存されるデータは、例えば装置の設定条件を表すデータ
であり、あるいは計測データである。
【0016】なお、図1に示す構成例では、時定数回路
20に交流電源の電圧がそのまま供給されているが、電
源スイッチ18や時定数回路20は、例えば5V程度の
低電圧で動作する回路としてもよい。いずれにしても、
電源スイッチ18のオフ動作に連動して時定数回路20
による遅延制御が行われ、これと共に保存制御部32に
よるデータ保存制御が行われる。
【0017】図2には、時定数回路20の一例が示され
ている。この時定数回路20は整流作用を有するダイオ
ードDと、電力を蓄積するコンデンサCと、抵抗Rとで
構成され、コンデンサCの容量と抵抗R及びリレーのコ
イル抵抗の直列抵抗値とによって時定数が定められてい
る。いま、コンデンサCに電荷がチャージされている状
態で電源スイッチ18がオフにされると、コンデンサC
に蓄えられた電荷の作用によって一定時間の間はリレー
22のコイル22Aに電流が流れることになる。すなわ
ち、リレー22のスイッチ22Bが電源スイッチ18の
オフ操作後も一定時間だけオン動作することになる。そ
して、一定時間経過すると、コイル22Aに電流が流れ
なくなり、その結果スイッチ22Bがオフになり、電源
が完全に遮断される。
【0018】なお、図2に示す回路構成例は最もシンプ
ルなものを例示したまでであって、もちろんこれ以外の
アナログ回路を利用することもできる。例えば、電源ス
イッチ18がオン操作された場合にコンデンサCを切り
離してリレー22の立ち上がりを良好にすると共に、リ
レー22が接続動作を行っている間にコンデンサCにチ
ャージを行わせるような回路構成を採用してもよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電源の遅れた遮断を簡単な構成で実現でき、確実に電源
を遮断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る実施形態を示す概略構成図であ
る。
【図2】 時定数回路の具体例を示す回路図である。
【符号の説明】
10 超音波診断装置、12 装置本体、14 電源ユ
ニット、16 電源、18 電源スイッチ、20 時定
数回路、22 リレー、30 RAM、32保存制御
部、34 ハードディスク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮川 英夫 東京都三鷹市牟礼6丁目22番1号 アロカ 株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部電源から電力が供給される医療用装
    置において、 外部電源のオンオフを行うための電源スイッチと、 前記外部電源と装置本体との間に設けられ、外部電源を
    接続・遮断するリレーと、 所定の時定数をもった遅延回路で構成され、前記電源ス
    イッチがオフにされたタイミングで起動し、前記時定数
    に従った遅延時間の後に前記リレーを遮断動作させる遅
    延手段と、 を含むことを特徴とする医療用装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の装置において、 データが書き込まれる不揮発性の記憶装置と、 前記電源スイッチのオフ操作に連動し、前記遅延時間内
    に、保存が必要なデータを前記記憶手段に書き込む保存
    制御手段と、 を含むことを特徴とする医療用装置。
JP9159490A 1997-06-17 1997-06-17 医療用装置 Pending JPH118934A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9159490A JPH118934A (ja) 1997-06-17 1997-06-17 医療用装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9159490A JPH118934A (ja) 1997-06-17 1997-06-17 医療用装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH118934A true JPH118934A (ja) 1999-01-12

Family

ID=15694912

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9159490A Pending JPH118934A (ja) 1997-06-17 1997-06-17 医療用装置

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JP (1) JPH118934A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103402432A (zh) * 2011-03-04 2013-11-20 富士胶片株式会社 射线照相摄影方法和装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103402432A (zh) * 2011-03-04 2013-11-20 富士胶片株式会社 射线照相摄影方法和装置

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