JPH1189243A - パルス幅変調方式インバータの制御装置 - Google Patents

パルス幅変調方式インバータの制御装置

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JPH1189243A
JPH1189243A JP9259361A JP25936197A JPH1189243A JP H1189243 A JPH1189243 A JP H1189243A JP 9259361 A JP9259361 A JP 9259361A JP 25936197 A JP25936197 A JP 25936197A JP H1189243 A JPH1189243 A JP H1189243A
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JP9259361A
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Mutsuhiro Terunuma
照沼  睦弘
Kiyoshi Nakada
仲田  清
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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    • Y02T10/72Electric energy management in electromobility

Abstract

(57)【要約】 【課題】 3レベルインバータのPWM制御としてダイ
ポーラ変調と部分ダイポーラ変調を採用した場合におい
て、瞬時の電圧指令に忠実に出力電圧を連続制御可能と
することにある。 【解決手段】 基本変調波を設定したバイアス量Bによ
って、正の出力電圧パルスを発生させるための正の瞬時
電圧指令abpと負の出力電圧パルスを発生させるため
の負の瞬時電圧指令abnに分割する手段を有し、この
正負いずれか一方の瞬時出力電圧指令が所定値以下にな
る期間では、一方の瞬時出力電圧指令を零にするととも
に、他方の瞬時出力電圧指令を所定値だけ減少させるよ
うに、正負の瞬時出力電圧指令を調整する電圧指令調整
手段(演算器24、25、最小オンパルス幅を作成する
変調率相当データ△A26、ゲイン調整器27、28、
加減算器210、220、230、240)を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直流を交流に変換
する3レベルインバータに係り、特に、交流電圧を連続
制御するパルス幅変調方式インバータの制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】3レベルインバータは、直流電源電圧
(架線電圧)を直列接続されたコンデンサで2つの直流
電圧に分圧することにより、正(高電位)、零(中間電
位)及び負(低電位)の3つの電圧レベルを作り、主回
路スイッチング素子のオン・オフ動作により、これら3
レベルの電圧をインバータ出力端子に選択的の導出して
出力電圧を制御するものである。この3レベルインバー
タの出力電圧のPWM制御法として、例えば、特開平5
−146160号公報に示されたダイポーラ変調(出力
電圧の半周期内にパルスを零電圧を介して正負交互に出
力することにより、出力電圧を表現)、ユニポーラ変調
(出力電圧の半周期中に単一極性のパルスを出力するこ
とにより、出力電圧を表現)、部分ダイポーラ変調(上
記ダイポーラ変調とユニポーラ変調が同一周期中に交互
に混在するモード)を用いた方法が知られている。この
PWM制御では、図3(b)に示す正負にシフトした2
本の変調波のシフト量に相当するバイアスBを、図4に
示すように、変調率Aに応じて連続可変することによ
り、ダイポーラ変調(A/2≦B<0.5)とユニポー
ラ変調(B=0)の連続移行を部分ダイポーラ変調(0
<B<A/2)を介して実現している。図3に、ダイポ
ーラ変調領域における変調波と出力電圧の波形の一例を
示す。このPWM制御では、出力電圧基本波に比例した
基本変調波a(図3(a))を2分割して、振幅1/2
でバイアスBだけ正負にシフトした正負バイアス変調波
abp及びabn(図3(b))を正負出力電圧パルス
(図3(c))の瞬時指令(瞬時出力電圧指令)に用い
ている。ここで、図3(b)における±△A(網かけの
部分)は、主回路を構成するスイッチング素子の特性に
よって定まる最小オンパルス幅よりも出力パルスが狭く
なる領域(図3(c))であり、このようなパルス幅の
設定指令が発せられても、この領域ではパルス幅を最小
オンパルス幅に制限して、素子故障を避けるようにPW
M制御装置を構成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、上記従来の
図3(b)の斜線で示した部分の電圧が制御できず、ト
ータルとして図3(d)に示す電圧分A/2−(B−△
A)だけ出力電圧が減少する。このような電圧低下は、
ダイポーラ変調から部分ダイポーラ変調へ移行する際に
発生し、特に、電圧低下量が最大となるのは、ダイポー
ラ変調から部分ダイポーラ変調へ移行する直前(図4に
示す○印)である。例えば、キャリア周波数3kHz、
ダイポーラ変調で出力電圧30%(方形波電圧出力にな
る1パルスを出力電圧100%とする。)までをカバー
するものとすると、この電圧低下量は最大約3%とな
る。このような電圧低下により、出力電流やトルクの変
動などの問題が生じる。
【0004】本発明の課題は、PWM制御としてダイポ
ーラ変調と部分ダイポーラ変調を採用した場合におい
て、瞬時の電圧指令に忠実に出力電圧を連続制御するこ
とが可能なパルス幅変調方式インバータの制御装置を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題は、3レベルイ
ンバータにおいて、基本変調波を設定したバイアス量に
よって、正の出力電圧パルスを発生させるための正の瞬
時電圧指令と負の出力電圧パルスを発生させるための負
の瞬時電圧指令に分割する手段を有し、この正負いずれ
か一方の瞬時出力電圧指令が所定値以下になる期間で
は、正負の瞬時出力電圧指令の一方を零にするととも
に、他方を所定値だけ減少させるように調整する電圧指
令調整手段を設けることによって、解決される。また、
3レベルインバータにおいて、基本変調波を設定したバ
イアス量によって、正の出力電圧パルスを発生させるた
めの正の瞬時電圧指令と負の出力電圧パルスを発生させ
るための負の瞬時電圧指令に分割する手段を有し、前記
バイアス量が所定値範囲では、正負の瞬時電圧指令の一
方を零にするとともに、他方を所定値だけ減少させるよ
うに調整するバイアス補正手段を設けることによって、
解決される。
【0006】本発明は、正負の電圧パルスが零電圧を介
して交互に出力される期間であって、PWM制御された
出力パルスが最小パルス幅に制限される領域において、
最小パルス幅以下のパルスを発生させない。これによ
り、瞬時の出力電圧指令に忠実に出力電圧を連続制御す
ることが可能になる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて説明する。図1は、本発明の一実施形態を示すパ
ルス幅変調方式インバータの制御装置である。図1にお
いて、Gは直流電圧源である電車線(架線)、61、6
2は直流電圧源Gの電圧から交流出力側の零電位に相当
する中間電圧(中性点電圧)を作り出すために分割した
コンデンサ(分圧コンデンサ)である。ここでは、分圧
コンデンサ電圧はEd/2であるものとした。70〜7
3は還流用の整流素子を備えた自己消弧可能なスイッチ
ング素子(この例ではIGBTとしたが、GTO、トラ
ンジスタ等でも良い。)、74、75はコンデンサの中
性点電圧を導出する補助整流素子であり、7aでU相一
相分のスイッチングアームを構成する。7b及び7c
は、7aと同様にそれぞれV相分とW相分のスイッチン
グアームを構成する。8は負荷であり、誘導電動機の場
合を示す。スイッチングアーム7a〜7cは、それぞれ
相毎に独立に動作可能であり、スイッチング素子の選択
的なオン・オフ制御により3レベルの出力電圧を発生す
る。(なお、3レベルインバータの主回路の詳細は、特
開昭51−47848号公報、特開昭56−74088
号公報など、また、PWM制御の詳細は特開平3−30
1512号などに記載されている。)
【0008】次に、PWM制御部について説明する。図
1において、基本波電圧指令発生器1は、インバータ出
力電圧の周波数指令Fi*を入力してSIN発生器11
を介してsinΘを出力し、また、出力電圧実効値指令
E*及び直流電圧Edを入力して振幅設定器12を介し
て基本波振幅指令値A(変調率)を出力し、乗算器13
を介して瞬時のインバータ出力電圧指令A・sinΘを
求め、振幅指令分配器2に出力する。振幅指令分配器2
は、インバータ出力電圧指令A・sinΘを割算器20
によって1/2にし、さらにバイアス設定器21によっ
て基本波振幅指令値A(変調率)に応じて設定されたバ
イアス量Bを加算器22によって加算または減算器23
によって減算して、正側バイアス指令abp及び負側バ
イアス指令abnを発生する。極性判別分配器3は、正
側バイアス指令abp及び負側バイアス指令abnを信
号分配器30、31、33、34及び加算器32、35
を介して正負パルスのための正負電圧指令ap及びan
に分配する。パルス発生器4は、正負電圧指令ap及び
anを入力し、主回路スイッチング素子70と73のP
WM信号を作り、それらの信号を反転して1相分のPW
M信号S1〜S4を作る。これらのPWM信号を受け
て、ゲート論理部5は最小オン・オフ時間の確保や素子
短絡を防止する非ラップ時間等を管理したPWMパルス
列を生成し、図示していないゲートドライバを介して主
回路スイッチング素子にゲート信号を送る。
【0009】本実施形態では、前述のPWM制御部に、
最小オンパルス幅を作成する変調率相当データ△A2
6、正側バイアス指令abpと変調率相当データ△Aと
の差分を求める演算器24、負側バイアス指令abnと
変調率相当データ△Aとの差分を求める演算器25、演
算器24の出力が正なら零、負なら変調率相当データ△
Aを出力するゲイン調整器27、演算器25の出力が正
なら変調率相当データ△A、負なら零を出力するゲイン
調整器28、正側バイアス指令abpからゲイン調整器
27の出力を減算する減算器210及びゲイン調整器2
8の出力を減算する減算器230、負側バイアス指令a
bnからゲイン調整器27の出力を加算する加算器22
0及びゲイン調整器28の出力を加算する加算器240
を設け、正側バイアス指令abpと負側バイアス指令a
bnの大きさが最小オンパルス幅を作成する変調率以下
になる領域において、正負の出力電圧指令を調整する動
作をさせることを特徴とする。すなわち、正側バイアス
指令abpと最小オンパルス幅を作成する変調率相当デ
ータ△Aを演算器24で比較し、この出力をゲイン調整
器27に入力して、ゲイン調整器27では入力が正なら
零、負なら変調率相当データ△Aとするdapを出力す
る。一方、負側バイアス指令abpと最小オンパルス幅
を作成する変調率相当データ△Aを演算器25で比較
し、この出力をゲイン調整器28に入力して、ゲイン調
整器28では入力が正なら変調率相当データ△A、負な
ら零とするdanを出力する。これらゲイン調整器2
7、28の出力dap、danを正側バイアス指令ab
pから減算し、同時に負側バイアス指令abnに加算し
て、最終の正負のバイアス指令ap1とan1を作成す
る。したがって、図2に示すように、正側バイアス指令
abpが△A以下になるT 2の期間において、ゲイン調
整器27の作用により、最終の正側バイアス指令ap1
は△A分減算されて零、同時に最終の負側バイアス指令
an1は△A分加算された特性となる。また、負側バイ
アス指令abnが△A以下になるT1の期間において、
ゲイン調整器28の作用により、最終の負側バイアス指
令an1は△A分加算されて零、同時に最終の正負バイ
アス指令ap1は△A分減算された特性となる。この結
果、各バイアス指令が△A以下で強制的に零にした期間
の電圧の補正を逆側のバイアス指令を減少させるように
して、正負のバイアス指令は図3(b)の斜線で示した
部分の電圧領域±△Aに入らないように動作する。これ
により、本実施形態では、スイッチング素子の特性によ
って定まる最小オンパルス幅よりも幅広の所定の出力パ
ルスを確保でき、そのため、瞬時の電圧指令に忠実に出
力電圧を連続制御することが可能となり、電圧指令に対
する実電圧との誤差が縮小される。
【0010】図5は、本発明の他の実施形態を示す。本
実施形態は、図1の実施形態に対し、バイアス量検出器
29、正側バイアス指令abpと変調率相当データ△A
との差分を求める演算器24の出力が正なら零、負なら
差分の絶対値を出力する差分調整器271、負側バイア
ス指令abnと変調率相当データ△Aとの差分を求める
演算器25の出力が正なら差分、負なら零を出力する差
分調整器281、バイアス量検出器29の出力と差分調
整器271の出力を乗算する乗算器272、バイアス量
検出器29の出力と差分調整器281の出力を乗算する
乗算器282を設け、バイアス量の変化に応じて電圧補
正を行うことに特徴がある。その他の構成は図1の実施
形態と同様である。バイアス量検出器29は、図6に示
す変調率AのA1からA2までの期間において、差分調
整器271、281の出力と乗算器272、282で各
々乗算した結果のdap、danが最小オンパルス幅を
作成する変調率相当データ△Aになるような補償値△B
をdaBとして出力する。本実施形態では、バイアス量
検出器29の出力daBと差分調整器271の出力を乗
算器272で乗算することにより、また、daBと差分
調整器281の出力を乗算器282で乗算することによ
り、最小オンパルス幅を作成する変調率相当データ△A
を得、図2と同等のdap、danを得る。これらda
p、danは図1の実施形態と同様に正側バイアス指令
abp、負側バイアス指令abpに各々減算、加算し
て、最終の正負バイアス指令ap1、an1を得る。こ
れにより、図1と同様の効果を得ることが可能となる。
【0011】以上、本発明の実施形態として誘導電動機
を例にとって説明したが、この他の交流電動機でも同様
である。また、ここではインバータにおける実施形態を
示したが、これらのインバータの出力端子をリアクタン
ス要素を介して交流電源と接続し、交流を直流に変換す
る自励式コンバータとして動作(回生動作)させること
も可能である。この場合も、インバータの場合と同様に
効果が期待できる。当然ながら、マイクロプロセッサ等
を用いれば、上記パルス発生手段の一部または全てをプ
ログラム化して、ソフトウェア的に実現することが可能
である。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
正負の電圧パルスが零電圧を介して交互に出力される期
間であって、PWM制御された出力パルスがスイッチン
グ素子特性によって定まる最小パルス幅に制限される領
域において、最小パルス幅以下のパルスを発生させない
ように瞬時電圧指令を調整するので、出力電圧の連続制
御を実現することができ、出力電流やトルクの変動を抑
制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すパルス幅変調方式イ
ンバータの制御装置
【図2】図1の正負のバイアス指令の調整を説明する図
【図3】電圧補正を説明する図
【図4】3レベルインバータの出力電圧を説明する図
【図5】本発明の他の実施形態
【図6】図5のバイアス量検出器の動作を説明する図
【符号の説明】
1…基本波電圧指令発生器 2…振幅指令分配器
3…極性判別分配器 4…パルス発生器 5…ゲート論理部 G…直流電
圧源 7a、7b、7c…スイッチングアーム 8
…誘導電動機 21…バイアス設定器 24、25
…演算器 26…最小オンパルス幅を作成する変調率
相当データ△A 27、28…ゲイン調整器 29…バイアス量検出器
30、31、33、34…信号分配器 61、6
2…分圧コンデンサ 70〜73…スイッチング素子
74、75…補助整流素子 210、230…減
算器 220、240…加算器 271、281…
差分調整器 272、282…乗算器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 PWM制御により、直流電圧を正の電圧
    パルスと負の電圧パルス及び零電圧の3つの電位を有す
    る交流相電圧に変換して交流端子に導出する3レベルイ
    ンバータにおいて、基本変調波を設定したバイアス量に
    よって、正の出力電圧パルスを発生させるための正の瞬
    時電圧指令と負の出力電圧パルスを発生させるための負
    の瞬時電圧指令に分割する手段を有し、この正負いずれ
    か一方の瞬時出力電圧指令が所定値以下になる期間にお
    いて、正負の瞬時出力電圧指令を調整する電圧指令調整
    手段を設けることを特徴とするパルス幅変調方式インバ
    ータの制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記電圧指令調整手
    段は、インバータを形成するスイッチング素子の特性に
    よって定まる最小オンパルス幅を作成する変調率相当デ
    ータと、前記正の瞬時出力電圧指令と前記変調率相当デ
    ータとの差分を求め、該差分が負であれば前記変調率相
    当データを発生する第一のゲイン調整器と、前記負の瞬
    時電圧指令と前記変調率相当データとの差分を求め、該
    差分が正であれば前記変調率相当データを発生する第二
    のゲイン調整器と、前記第一のゲイン調整器出力と第二
    のゲイン調整器出力を正の瞬時電圧指令から減算する手
    段と、前記第一のゲイン調整器出力と第二のゲイン調整
    器出力を負の瞬時電圧指令に加算する手段とを有し、正
    負いずれか一方の瞬時電圧指令が所定値以下になる期間
    において、一方の瞬時出力電圧指令を零にするととも
    に、他方の瞬時出力電圧指令を所定値だけ減少させるこ
    とを特徴とするパルス幅変調方式インバータの制御装
    置。
  3. 【請求項3】 PWM制御により、直流電圧を正の電圧
    パルスと負の電圧パルス及び零電圧の3つの電位を有す
    る交流相電圧に変換して交流端子に導出する3レベルイ
    ンバータにおいて、基本変調波を設定したバイアス量に
    よって、正の出力電圧パルスを発生させるための正の瞬
    時電圧指令と負の出力電圧パルスを発生させるための負
    の瞬時電圧指令に分割する手段を有し、前記バイアス量
    が所定値範囲において、正負の瞬時電圧指令を調整する
    バイアス補正手段を設けることを特徴とするパルス幅変
    調方式インバータの制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記バイアス補正手
    段は、バイアス量の変化に対応した変調率相当データを
    出力するバイアス量検出器と、インバータを形成するス
    イッチング素子の特性によって定まる最小オンパルス幅
    を作成する変調率相当データと前記正の瞬時出力電圧指
    令との差分を求め、該差分が負であれば、該差分の絶対
    値を出力する第一の差分調整器と、前記バイアス量検出
    器出力と前記第一の差分調整器出力を乗算する第一の乗
    算器と、前記インバータを形成するスイッチング素子の
    特性によって定まる最小オンパルス幅を作成する変調率
    相当データと前記負の瞬時出力電圧指令との差分を求
    め、該差分が正であれば、該差分の値を出力する第二の
    差分調整器と、前記バイアス量検出器出力と前記第二の
    差分調整器出力を乗算する第二の乗算器と、前記第一の
    差分調整器出力と第二の差分調整器出力を正の瞬時電圧
    指令から減算する手段と、前記第一の差分調整器出力と
    第二の差分調整器出力を負の瞬時電圧指令に加算する手
    段とを有し、正負いずれか一方の瞬時出力電圧指令が所
    定値以下になる期間において、一方の瞬時出力電圧指令
    を零にするとともに、他方の瞬時出力電圧指令を所定値
    だけ減少させることを特徴とするパルス幅変調方式イン
    バータの制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101118376B1 (ko) 2009-12-30 2012-03-09 엘에스산전 주식회사 고압 인버터의 과전압 보호장치 및 방법
US9669720B2 (en) 2015-03-27 2017-06-06 Nissan North America, Inc. Managing the exchange of electrical power with rechargeable vehicle batteries in V2X systems

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