JPH1189191A - 2相誘導モータ - Google Patents
2相誘導モータInfo
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- JPH1189191A JPH1189191A JP23833697A JP23833697A JPH1189191A JP H1189191 A JPH1189191 A JP H1189191A JP 23833697 A JP23833697 A JP 23833697A JP 23833697 A JP23833697 A JP 23833697A JP H1189191 A JPH1189191 A JP H1189191A
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- Japan
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- voltage
- coil
- sub
- phase
- power supply
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- Pending
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- Control Of Ac Motors In General (AREA)
Abstract
逆転や速度制御が容易で、しかも静粛性が向上された2
相誘導モータを提供する。 【解決手段】 電源ライン13,14に主コイル15が
接続され、電源ライン13に直列にダイオード16のア
ノードが接続され、カソードはトランジスタ17のソー
スに接続され、トランジスタ17のドレインは副コイル
18に接続点25で接続され、副コイル18の他端は接
続点24で電源ライン14に接続され、接続点25に
は、トランジスタ20のソースが接続されドレインはダ
イオード21のアノードに接続され、ダイオード21の
カソードはダイオード16のアノードに接続され、電源
ライン13には位相判定回路26が接続され、位相判定
回路26からの判定結果信号は通電ロジック回路27に
入力され、通電ロジック回路27は位相判定回路26で
判定された電源電圧の位相に基づいてトランジスタ1
7,20のオン/オフを制御する制御信号を出力する。
Description
関する。
されるモータの回転方向が頻繁に切り替えられる利用分
野において、コンデンサ型誘導モータ(以下、モータ)
が多く用いられている。
図を示す。
た電源ライン4,5間に主コイル6が接続され、この主
コイル6と並列に、コンデンサ7と副コイル8からなる
直列回路が接続されている。交流電源3からの電源電流
は、主コイル6と副コイル8とを図3に示されるよう
に、矢符A1,A2,A3,A4方向にこの順にそれぞ
れ流れ、モータ1において回転磁界を発生させ回転子
(図示せず)を回転させる。
流特性を示すグラフである。上述した従来技術のモータ
1では、図4に示されるように、主コイル6に流れる主
コイル電流Im(曲線Lmで示す)は回転速度の増大に
対応して減少し、副コイル8を流れる副コイル電流Ia
(曲線Laで示す)は回転速度の増大に対応して増大す
るように変化する。このため、主コイル電流Imと副コ
イル電流Iaとは、図4の曲線Lm,Laの交点で示さ
れる定格状態の一点でしかバランスしないという不具合
がある。また、このため、モータ1の始動時では、副コ
イル8を流れる電流が小さいため、モータ1の始動トル
クが小さいという不具合がある。さらに、モータ1の回
転速度を位相制御で行う場合、電圧波形の歪みに起因し
て高調波音等の騒音が発生するという不具合が生じる。
されたものであり、その目的は、始動トルクが増大され
ると共に、回転方向の逆転や速度制御が容易で、しかも
静粛性が向上された2相誘導モータを提供することであ
る。
2相誘導モータは、交流電源からの電源電圧は主コイル
に印加されると共に、電圧整流変換手段を介して副コイ
ルに印加される。電圧整流変換手段は、交流電源からの
交流電圧を整流し、電圧位相を主コイルに印加される電
源電圧の位相と1/4周期の奇数倍ずらした変換電圧を
出力する。
電源電流は、主コイルに供給されると共に、副コイルへ
は電流の位相をずらす素子を直列に介さず供給されるの
で、主コイル近傍の回路と副コイル近傍の回路との間の
インピーダンスの差異が解消される。これにより、主コ
イルを流れる主コイル電流と副コイルを流れる副コイル
電流とのモータの回転速度の変化に対応する電流値の各
変化はそれぞれ同一の態様になる。即ち、主コイル電流
と副コイル電流とは常にバランスした状態になる。これ
により、モータの始動トルクを増大することができる。
相差90°を維持できるために、高調波音等の騒音など
の不具合の発生を防止することができ静粛性を向上する
ことができる。
おいて、前記電圧整流変換手段と副コイルとの間にスイ
ッチング素子が配置され、主コイル及び副コイルへの電
圧のレベルや位相を制御する場合がある。このような場
合、回転方向の逆転や速度制御を容易に行うことができ
る。
明する。
モータ)11の電気的構成を示す回路図であり、図2は
モータ11の動作を説明するグラフである。
して説明する。
された電源ライン13,14間に主コイル15が交流電
源12に並列に接続される。電源ライン13に直列に電
圧整流変換手段に含まれる整流素子であるダイオード1
6のアノードが接続され、カソードはスイッチング素子
であるトランジスタ17のソースに接続されている。ト
ランジスタ17のドレインは副コイル18に接続点25
で接続され、副コイル18の他端は接続点24で電源ラ
イン14に接続される。接続点24とダイオード16の
カソードとの間には電圧整流変換手段に含まれる電流平
滑用のコンデンサ19が接続されている。すなわち、コ
ンデンサ19は副コイル18よりも交流電源12側に副
コイル18と並列に接続されている。
スが接続されドレインはダイオード21のアノードに接
続される。ダイオード21のカソードはダイオード16
のアノードに接続される。トランジスタ20のドレイン
と接続点24との間には電流平滑用のコンデンサ22が
接続されている。すなわち、コンデンサ22は副コイル
18よりも交流電源12側に副コイル18と並列に接続
されている。
定する位相判定回路26が接続されて、位相判定回路2
6から出力される判定結果信号は通電ロジック回路27
に入力され、通電ロジック回路27では、位相判定回路
26で判定された電源電圧の位相に基づいてトランジス
タ17,20のオン/オフを制御する制御信号をそれぞ
れ出力する。
電圧は主コイル15に直接印加されると共に、電圧整流
変換手段であるダイオード16及びコンデンサ19を介
して整流・平滑化され、トランジスタ17を介して副コ
イル18に印加される。電圧整流変換手段に含まれるダ
イオード16及びコンデンサ19は、交流電源12から
の交流電圧を整流し、電圧位相を主コイル15に印加さ
れる電源電圧の位相に対し1/4波長進めた変換電圧を
副コイル18に出力する。
合を正の半サイクル、ダイオード21を通る場合を負の
半サイクルと称する。
圧は、主コイル15及び副コイル18を図1に示される
ように、矢符B1,B2の順に印加され、電源電圧が負
の半サイクルのとき、電源電圧は、主コイル15及び副
コイル18を図1に示されるように、矢符B3,B4の
順に印加される。これにより、主コイル15及び副コイ
ル18によって回転磁界を発生する。また、通電ロジッ
ク回路27によって、トランジスタ17,20を、モー
タ11の回転速度或いはモータ11の正転・逆転の動作
態様に対応するタイミングでオン/オフすることによ
り、モータ11の回転速度や回転方向の変更を容易に行
うことができる。
12からの電源電流は、主コイル15に供給されると共
に、副コイル18へは従来技術のように電流の位相をず
らす素子を直列に介さず供給されるので、主コイル15
近傍の回路と副コイル18近傍の回路との間のインピー
ダンスの差異が解消される。これにより、図2に示され
るように、主コイル15を流れる主コイル電流Imと副
コイル18を流れる副コイル電流Iaとのモータ11の
回転速度の変化に対応する電流値の各変化はそれぞれ同
一の変化態様になる。すなわち、主コイル電流Imと副
コイル電流Iaとは常にバランスした状態になる。これ
により、モータ11の始動トルクを増大することができ
る。
相差90°を維持できるために、位相差のずれによる高
調波音等の騒音発生を防止することができ静粛性を向上
することができる。
位相差90°を維持するだけでなく、意図的に位相差を
90°進ませたり、遅らせたりできるために、この位相
コントロールによってモータ11にブレーキをかけるこ
とも可能となる。また、この位相コントロールによって
回転速度を制御できる。
によって、モータ11にブレーキをかけることも可能と
なる。
ータ回路よりも安価に製造でき、コストの削減となる。
では、交流電源からの電源電流は、主コイルに供給され
ると共に、副コイルへは電流の位相をずらす素子を直列
に介さず供給されるので、主コイル近傍の回路と副コイ
ル近傍の回路との間のインピーダンスの差異が解消され
る。これにより、主コイルを流れる主コイル電流と副コ
イルを流れる副コイル電流とのモータの回転速度の変化
に対応する電流値の各変化はそれぞれ同一の態様にな
る。すなわち、主コイル電流と副コイル電流とは常にバ
ランスした状態になる。これにより、モータの始動トル
クを増大することができる。
整流変換手段と副コイルとの間にスイッチング素子が配
置され、主コイル及び副コイルへの電圧のレベルや位相
を制御する場合がある。このような場合、回転方向の逆
転や速度制御を容易に行うことができる。
示す回路図である。
Claims (2)
- 【請求項1】交流電源に接続された主コイルと、 前記交流電源からの交流電圧を整流し、電圧位相を前記
主コイルに印加される電源電圧の位相と1/4周期の奇
数倍ずらした変換電圧を出力する電圧整流変換手段と、 前記電圧整流変換手段からの前記変換電圧が入力される
副コイルとを備えることを特徴とする2相誘導モータ。 - 【請求項2】前記電圧整流変換手段と前記副コイルとの
間にスイッチング素子が配置され、 前記主コイル及び前記副コイルへの電圧のレベルや位相
を制御する制御手段を設けたことを特徴とする請求項1
に記載の2相誘導モータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23833697A JPH1189191A (ja) | 1997-09-03 | 1997-09-03 | 2相誘導モータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23833697A JPH1189191A (ja) | 1997-09-03 | 1997-09-03 | 2相誘導モータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1189191A true JPH1189191A (ja) | 1999-03-30 |
Family
ID=17028696
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23833697A Pending JPH1189191A (ja) | 1997-09-03 | 1997-09-03 | 2相誘導モータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1189191A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109660234A (zh) * | 2018-12-17 | 2019-04-19 | 珠海亿智电子科技有限公司 | 一种利用1.8v耐压器件实现的耐5v电平偏移电路 |
-
1997
- 1997-09-03 JP JP23833697A patent/JPH1189191A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109660234A (zh) * | 2018-12-17 | 2019-04-19 | 珠海亿智电子科技有限公司 | 一种利用1.8v耐压器件实现的耐5v电平偏移电路 |
CN109660234B (zh) * | 2018-12-17 | 2023-04-11 | 珠海亿智电子科技有限公司 | 一种利用1.8v耐压器件实现的耐5v电平偏移电路 |
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Legal Events
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Effective date: 20040901 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
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A521 | Written amendment |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070612 |