JPH1188456A - 複素信号を処理する方法、および処理するための装置 - Google Patents

複素信号を処理する方法、および処理するための装置

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JPH1188456A
JPH1188456A JP10185814A JP18581498A JPH1188456A JP H1188456 A JPH1188456 A JP H1188456A JP 10185814 A JP10185814 A JP 10185814A JP 18581498 A JP18581498 A JP 18581498A JP H1188456 A JPH1188456 A JP H1188456A
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phase
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complex
amplitude
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JP10185814A
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Joshua L Koslov
ジョシュア・エル・コスロフ
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Hitachi Ltd
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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 復調される複素信号、例えばQAM信号ある
いはQPSK信号、のI(同相)信号成分およびQ(直
交位相)信号成分の間に存在する位相および振幅アンバ
ランスを検出し補正するための方法および装置を提供す
る。 【解決手段】 本発明の位相および振幅アンバランスの
検出および補正回路は、全決定志向型ゲイン制御ループ
と共に用いることができる決定志向型制御ループとして
実現される。振幅アンバランスは、IおよびQ信号成分
の1つのゲインの調整、位相アンバランスは信号成分の
1つの一部をその残りの1つへの加算、により補正され
る。全振幅制御は、信号成分の両方のゲインを同じ量だ
け調整することにより達成される。実施の形態の復調器
システム500は、位相および振幅アンバランス補正回
路506、振幅アンバランス検出・計算回路514、位
相アンバランス検出・計算回路516、全振幅ゲイン制
御回路518が付加される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、復調器の方法およ
び装置に関し、特に同相および直交位相の信号成分間の
アンバランスを補正するための方法および装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】様々なタイプの情報をディジタルデータ
として伝送することの重要性は増大しつづけている。直
交振幅変調(QAM)および4相位相変調(QPSK)
は、ディジタルデータを伝送する魅力的な伝送手段とし
てその用途がますます検討されている。
【0003】以下に詳細に説明するように、本発明の方
法および装置は、QAMやQPSK、または他の様々な
タイプの変調信号と共に用いることができる。これら様
々なタイプの変調信号を処理するには、例えば、信号伝
送の前の変調時の信号生成のときであれ、それに続く、
例えば、受信のときであれ、しばしば、伝送されている
複素信号の同相(I)信号成分と直交位相(Q)信号成
分とを別々に処理しなければならない。これらI信号成
分とQ信号成分とを別々に処理する結果、振幅および位
相のアンバランスがこれら信号成分に入り込み、コンス
テレーションロックを達成することや、受信信号を適切
に復調することが、そうでなければ可能な場合に比べて
より困難になる。振幅および位相のアンバランスは、特
に、IおよびQ信号成分を別々に処理するためにアナロ
グ回路を用いた場合にしばしば発生する。IおよびQ信
号成分の処理のために何らかのアナログ回路を使用する
ことは、従来のQAM変調器および復調器の設計におい
て、通常のことである。
【0004】振幅および位相のアンバランスの影響を減
少させるために、そのようなアンバランスを減少、およ
び/または補正するための方法および装置が必要とされ
ている。
【0005】説明のため、本発明の方法および装置は、
例としてQAM復調器を用いた実施の形態により説明す
る。まず、QAMおよび従来のQAM搬送波再生回路に
ついて簡単に説明する。
【0006】本質的に、QAMは2次元複素シンボル
(即ち、同相(I)成分と直交(Q)成分の両方を備え
たシンボル)の列としての伝送データに依存している。
各シンボルは、それが表しているデータに基づいて、特
定の所定の値を取っている。伝送に利用できるすべての
値の集合によってアルファベットが定義され、それを普
通2次元で図示的に表示すると、コンステレーションが
形成される。コンステレーションの大きさや形状は、集
合の離散値の数と、コンステレーションにおけるそれら
の空間的な配置に依存している。多くの場合、コンステ
レーションにおけるシンボルは図示されて方形のパター
ンを形成する。16QAM信号の場合がそうであり、そ
の場合、各複素シンボルは16の異なる値(状態)の1
つに対応している。
【0007】図1は、16−QAMコンステレーション
100を図示したものである。コンステレーションにお
ける各シンボルは“x”により示されている。従来の1
6QAMでは、xおよびyの両座標に関して許容される
公称シンボル値は(±1,±3)であり、絶対値の二乗
は約2,10,18である。コンステレーション100
が(例えば、搬送波ロックが達成される前に)回転する
と、コンステレーションは、シンボルの二乗された絶対
値の2,10,18にそれぞれ対応する3つのリングを
含んでいるように見えるが、そのうち、一番内側と中間
のリング113,117だけが特に図示されている。コ
ンステレーションにおいて“x”によって示されている
点は、それぞれが4つの異なる信号象限の1つに位置す
る4つの点で正方形のパターンを形成していることに注
目されたい。
【0008】放送されたQAMデータを受信するため
に、QAM受信器は本質的に、通信チャンネルの受信出
力をサンプリングし、フィルタリングし、その結果得ら
れたフィルタリングされたサンプルを復号器(例えば、
ビタビ復号器)に引き渡す。復号器は通常1つあるいは
それ以上のスライサを有し、検波信号を生成するために
それを用いている。次いで、これら後者の信号に含まれ
るデータは、それが圧縮されたビデオ情報を含んでいる
場合、適切に解凍されて元のソースビデオデータを生成
する。特にQAM受信を達成するために、受信器内のQ
AM復調器は、タイミングの再生、等化、搬送波再生の
機能を実行する。
【0009】QAMおよびQPSKにおいて、搬送波再
生は通常、決定志向型ベースで、パイロットトーン無し
で実行される。搬送波再生では基準搬送波を生成し、そ
れを基準にして、受信された復調シンボルが回転しない
ように、同相ならびに直交変調成分を(例えば、周波数
および位相に関して)決定することができる。シンボル
によって直交変調され、受信器に伝送されるのは搬送波
信号である。搬送波再生が適切に機能するためには、Q
AM信号の受信されたI成分およびQ成分の間の振幅お
よび位相のアンバランスが比較的小さくて、基準搬送波
と復調シンボルとの間で、周波数ロックが達成されなけ
ればならない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】直交振幅変調(QA
M)変調器および復調器の従来の実現例の中には、同相
(I)信号成分と直交位相(Q)信号成分との間で振幅
の差異が存在し得るものがある。IおよびQ信号成分の
間の振幅の差異は振幅アンバランスと呼ばれることがあ
る。振幅アンバランスに加えて、IおよびQ信号成分の
間に位相アンバランスが生じることもある。位相アンバ
ランスは、I信号成分およびQ信号成分の位相が完全に
直交していない場合、即ち、信号が互いに対して90°
でない場合に生じる。振幅アンバランスおよび/あるい
は位相アンバランスが発生すると、受信信号のノイズ閾
値は低くなる。これは、受信シンボルが誤った場所にあ
り、不正シンボルボックスのスライサ決定閾値に近づく
からである。従って、振幅アンバランスおよび/あるい
は位相アンバランスの結果、スライサの性能が低下し得
る。加えて、振幅アンバランスおよび/あるいは位相ア
ンバランスが存在する場合には、正しい決定に依存する
他の受信器回路(例えば、決定志向型自動ゲイン制御回
路、搬送波再生回路、および/またはイコライザ更新回
路)も性能の低下を示すことがある。
【0011】図2Aおよび図2Bは、振幅アンバランス
がシンボルコンステレーションの形状におよぼす影響を
示したものである。それに加えて、図3Aおよび図3B
は位相アンバランスがシンボルコンステレーションの形
状におよぼす影響を示すものである。図2A、図2B、
図3A、図3Bにおいて、破線はシンボルコンステレー
ションの理想的な形状を示すために用いられている。こ
れら同じ図において、実線は、図示された特定の振幅ア
ンバランスあるいは位相アンバランスの結果としての、
シンボルコンステレーションの歪曲された形状を示して
いる。
【0012】図2Aでは、Q成分が理想的な値(例え
ば、スライスされたシンボル値)に比較して小さすぎ
る。図2Bでは、Q成分が理想的な値(例えば、スライ
スされたシンボル値)に比較して大きすぎる。どちらの
場合でも、コンステレーションの形状は正方形ではなく
長方形である。長方形の向きは、必要とされる振幅補正
のタイプを示している。
【0013】図3Aおよび図3Bは、位相アンバランス
がシンボルコンステレーションの形状に与える歪曲的な
影響を示したものである。位相アンバランスのために、
シンボルコンステレーションの通常の正方形形状は、取
り得る2つのひし形パターンの1つに変形している。
【0014】様々な従来のシステムでは、実数(I)信
号成分と虚数(Q)信号成分との間の振幅アンバランス
および位相アンバランスを、比較的正確な回路を(例え
ば、発信器と受信器の両方に)用いることにより小さく
しようとしている。発信器および復調器システムの構成
要素に高い精度が要求されることにより、そのような従
来のシステムのコストは増加する。また、そのようなア
ンバランスが発生したときにそれを補正あるいは補償す
るための何らかの手段を提供することはできない。
【0015】図4は従来の復調器システム400の一部
を示したものである。システム400への入力は、受信
複素信号であり、それは複数のシンボルを表すものであ
る。入力信号は、例えば、イコライザの出力とすること
ができる。
【0016】従来のシステム400は、2つの基本的な
ループを含んでおり、内側の搬送波再生ループはミキサ
404、スライサ406、搬送波再生回路410が互い
に図4に示されているように結合されて形成されてい
る。ミキサ404は複素信号(例えばシンボルを含んで
いる)を受信し、それらを複素搬送波再生回路の出力信
号と混合し、回転を復元した一連のシンボルを生成す
る。搬送波再生回路410が周波数ロックを達成する
と、ミキサ404の出力に含まれるシンボルによって示
されるコンステレーションは回転を停止するので、受信
シンボルを適切に復号することができる。図4の実施の
形態では、スライサ406はミキサ404により出力さ
れるシンボルの値をターゲット値あるいは理想値の集合
と比較する。16QAMの場合には、受信シンボルの各
々に対して、受信シンボル値と16の可能ターゲット値
の集合との間で比較がなされる。受信シンボルの各々に
対して、スライサ406はスライスされたシンボル値Z
SLを出力するが、それは受信されたシンボル値にもっと
も近いターゲットシンボル値である。搬送波再生回路4
10の出力は、受信シンボル値とターゲットシンボル値
との両方の関数として決定される。搬送波再生出力信号
はスライサ406によってなされる決定の関数であるた
め、その信号は決定志向型搬送波再生信号と呼ばれるこ
とがある。
【0017】上記のように、復調器システム400はま
た、外側の全振幅制御ループをも含んでいる。この外側
のループは、複素半乗算器402と、ミキサ404と、
スライサ406と、全振幅ゲイン制御回路408とによ
って形成されている。全振幅ゲイン制御回路408は、
ミキサ404により出力されるシンボルとスライサ40
6により出力されるシンボルとの関数として、決定志向
型ゲイン制御信号を生成する。当技術分野では公知であ
るが、これは、ミキサの出力がより正確にターゲットシ
ンボル値を近似するように入力信号レベルを調整するこ
とを意図して、受信シンボル値とターゲットシンボル値
とを比較し、その関数としてゲイン制御信号を生成する
ことによりなされる。複素半乗算器402は同じゲイン
を、受信複素信号のI信号成分とQ信号成分に適用する
ため、これら2つの信号成分の間に存在し得る振幅アン
バランスあるいは周波数アンバランスに対しては通常、
何の影響も与えない。
【0018】図示された復調器システムは多くの応用分
野で適切に機能するが、振幅アンバランスおよび/ある
いは位相アンバランスを補償あるいは補正することはし
ない。従って、変調信号のI成分とQ成分との間の振幅
および/あるいは位相アンバランスを検出し、補正ある
いは補償することのできる方法および装置が必要とされ
ている。
【0019】
【課題を解決するための手段】上に説明したように、本
発明は、復調器の方法および装置に関し、特に同相およ
び直交位相の信号成分間のアンバランスを補正するため
の方法および装置に関する。
【0020】以下の詳細な説明において、複素信号(例
えば、復調されているQAM信号あるいはQPSK信
号)のI(同相)信号成分とQ(直交位相)信号成分と
の間に存在する位相アンバランスおよび振幅アンバラン
スを検出し、補正するための様々な方法および装置を説
明する。本発明の位相および振幅アンバランス検出・補
正回路は、決定志向型の制御ループを用いて実現され
る。これら制御ループは、全決定志向型のゲイン制御ル
ープと共に用いてもよい。振幅アンバランスが検出さ
れ、次いで、I信号成分およびQ信号成分の少なくとも
1つのゲインを調整することにより補正される。位相ア
ンバランスは、I信号成分およびQ信号成分の1つの一
部をそのIおよびQ信号成分の他の1つに加えることに
より補正される。
【0021】本発明の様々な実施の形態では、I/Q差
動増幅およびクロスカップリングを利用して、振幅アン
バランスあるいは位相アンバランスが補償されるが、そ
れに用いられる振幅および位相補正因子は、スライスさ
れた誤差とそれに対応するターゲットシンボルの位置を
調査することにより、自動閉ループの方法で計算され
る。本発明は、例えばQPSおよび/あるいはQAM復
調器に適用するのに非常に適している。
【0022】本発明により位相および/あるいは振幅ア
ンバランスを減少および/あるいは補正することによ
り、そうでないときに可能であるものに比べて、より大
きな雑音排除性を達成することができる。更に、他の場
合に可能であるものに比べて、本発明により変調器およ
び復調器を実現する場合には、より費用の少ない回路を
用いることが可能である。これは、本発明によって提供
される位相および振幅アンバランスの減少および/ある
いは補正のための方法および装置は、そのような回路を
用いて実現することができるからである。
【0023】本発明の他の多くの特徴ならびに実施の形
態を以下に詳細に説明する。
【0024】
【発明の実施の形態】上記のように、本発明は復調器に
おける同相信号と直交位相信号との間のアンバランスを
補正するための方法および装置に関する。
【0025】図5は、本発明により実現される復調器シ
ステムを示したものである。図4に示された従来の復調
器システムとは異なり、本発明の復調器システム500
は、振幅と位相の両アンバランスを検出し補正するため
の回路を含んでいる。システム500はまた、決定志向
型搬送波再生ループと全決定志向型ゲイン制御ループと
を含んでいる。
【0026】図5〜図7において、太線は複素信号を示
すために用いられており、細線は実数信号を示すために
用いられている。
【0027】図5に示されたシステム500は、複素半
乗算器502と、ミキサ504と、スライサ508と、
搬送波再生回路510とを含んでいる。これらの構成要
素502,504,508,510は、図4に示された
従来のシステムの対応する回路要素と同じあるいは同様
のものである。それに加えて、システム500は、位相
および振幅アンバランス補正回路506と、振幅アンバ
ランス検出・計算回路514と、位相アンバランス検出
・計算回路516と、全振幅ゲイン制御回路518とを
含んでいる。
【0028】図5に示されたシステム500の構成要素
は、一連の内側および外側制御ループを形成するように
配列されている。一番外側の制御ループは、全振幅ゲイ
ン制御ループであり、システム500の全体としてのゲ
インの制御を担うものである。全振幅ゲイン制御ループ
は、複素半乗算器502と、ミキサ504と、位相およ
び振幅アンバランス補正回路506と、スライサ508
と、全振幅ゲイン制御回路518とを含んでいる。全振
幅ゲイン制御回路518は、スライサ508の出力と位
相および振幅アンバランス補正回路506により処理さ
れた受信シンボルZRECPとの関数として、決定志向型ゲ
イン制御信号(DDGAIN)を生成する。
【0029】搬送波再生ループは、ミキサ504と、位
相および振幅アンバランス補正回路506と、スライサ
508と、搬送波再生回路510とを含んでいる。搬送
波再生回路510はミキサ504の制御を担っている。
搬送波再生回路510は、スライサ508により出力さ
れるスライスされたシンボルZSLと、位相および振幅ア
ンバランス補正回路506により出力される、受信され
処理されたシンボルZRECPとをその入力としている。
【0030】本発明によれば、振幅アンバランスの検出
および補正は、決定志向型振幅アンバランス制御ループ
を用いて達成され、そのループは、位相および振幅アン
バランス補正回路506と、スライサ508と、振幅ア
ンバランス検出・計算回路514とを含んでいる。振幅
アンバランス検出・計算回路514は、受信信号のI信
号成分とQ信号成分との間に存在し得る振幅アンバラン
スの大きさの推定値を生成し、信号QGAINを生成する役
割を担っている。信号QGAINを用いて、位相および振幅
アンバランス補正回路506を制御して、I信号成分と
Q信号成分との間で相対的な振幅を調整し、それによっ
て検出された振幅アンバランスを補正する。
【0031】振幅アンバランスの検出と補正に加えて、
本発明はまた、位相アンバランスの検出と補正も扱って
いる。位相アンバランスの検出および補正は、決定志向
型位相アンバランス検出・補正制御ループを用いて達成
される。位相アンバランス検出・補正制御ループは、位
相および振幅アンバランス補正回路506と、スライサ
508と、位相アンバランス検出・計算回路516とを
有している。本発明によれば、位相アンバランス検出・
計算回路516は、I信号成分とQ信号成分との間の位
相アンバランスをスライサ508により出力されるスラ
イスされたシンボルと全振幅ゲイン制御回路518によ
り供給されるシンボルサイズ指示信号との関数として検
出する。それに加えて、位相アンバランス検出・計算回
路516は制御信号IQGAINを生成し、それを用いて位
相および振幅アンバランス補正回路506を制御して、
検出された位相アンバランスを補正するが、これについ
ては以下に説明する。
【0032】図6Aおよび図6Bは、本発明のシステム
500をより詳細に示したものである。図6Aはシステ
ム500の左半分、図6Bは右半分を示し、以降合わせ
て図6と称する。図6に示されているように、全振幅ゲ
イン制御回路518は、第1および第2の二乗回路52
0,522を含んでおり、それらは、スライスされた複
素シンボル値ZSLを二乗した絶対値の表現と受信され処
理されたシンボル値ZRECPを二乗した絶対値の表現とを
それぞれ生成するためのものである。第1および第2の
二乗回路520,522は、実数信号成分と虚数信号成
分とを二乗し、それらの二乗値を加算することにより実
現することができる。更に、全振幅ゲイン制御回路51
8は、受信され処理されたシンボル値ZRECPの絶対値
が、そのシンボルに対応するスライスされたシンボル値
SLの絶対値を超えるか超えないかを示す出力をシンボ
ル対シンボルベースで生成するためのコンパレータ52
4を含んでいる。図6の実施の形態では、受信され処理
されたシンボル値ZRECPの絶対値が、そのシンボルに対
応するスライスされたシンボル値ZSLの絶対値より大き
い場合には、コンパレータ524の出力は“1”であ
り、それは全体としての信号振幅が大きすぎ、例えばD
GAINを減少させることにより、減少させる必要がある
ことを示している。受信され処理されたシンボル値Z
RECPの絶対値が対応するスライスされたシンボル値の絶
対値を超えない場合には、コンパレータ524の出力は
ゼロであり、それは、ほとんどの場合、受信信号の全振
幅が小さすぎ、例えばDDGAINを増加させることによ
り、増加させるべきであることを示している。
【0033】コンパレータ524の出力は、シンボルサ
イズ指示信号であり、それは位相アンバランス検出・計
算回路516の対応する信号入力と、カウンタ526と
に供給される。カウンタ526は、信号DDGAINをシン
ボルサイズ指示信号の関数として生成する。図示された
実施の形態では、コンパレータ524が“1”を出力す
るたびに、例えば、処理された受信シンボルがスライス
されたシンボル値を超える絶対値を有していると決定さ
れるたびに、信号DDGAINは小さな固定量(デルタ)の
分だけ減少される。同様に、コンパレータ526がゼロ
を出力するたびに、信号DDGAINは小さな固定量(デル
タ)だけ増加される。
【0034】信号DDGAINの値を増加あるいは減少する
ことは、カウンタ526により実行され、1つの実施の
形態ではそれは固定ステップサイズΔDDGAINを用いて
なされる。信号DDGAINの値が(例えば、一時的な信号
ノイズの状態の結果として)過度に大きいあるいは小さ
いものとならないことを保証するために、飽和的な計算
法を用いてカウンタ526を実現する。即ち、制御信号
DDGAINの全体としての範囲は予め選択された範囲、例
えば、0.9ないし1.1に限定されている。
【0035】ゲインDDGAINはコンステレーションのす
べての点の絶対値に影響を与えるために、その効果はコ
ンステレーションの向きからは独立である。このよう
に、複素半乗算器502は、搬送波の再生に用いられる
複素回転復元器504の前に配置してもよいし、後に配
置してもよい。しかし、複素回転復元器504の後に乗
算器502を配置する場合にはその結果として遅延が導
入されるのに対して、図5および図6に示されているよ
うに回転復元器504の前に配置して実現する場合には
搬送波再生ループに遅延を導入することが避けられると
いう利点がある。
【0036】以上、システム500に含まれる全ゲイン
制御ループの作用について説明したが、次に、本発明に
よる新規な位相および振幅制御回路について説明する。
【0037】本発明によれば、位相および振幅アンバラ
ンス補正回路506は、複素回転復元器504の後で、
かつ、スライサ508および搬送波再生回路510の前
において、搬送波再生ループに挿入されている。
【0038】位相および振幅アンバランス補正回路50
6は、第1および第2の実数乗算器530,532と総
和器534とを含んでいる。従って、複素半乗算器50
2に加えて、回路500は2つの追加的なゲイン制御乗
算器、即ち、第1および第2の乗算器530,532を
含んでいる。第1の乗算器530は振幅アンバランスを
補正するために用いられる。それは、その入力として、
受信ベースバンド信号ZREC の1つの成分を受け取る。
図示された実施の形態の場合には、Q信号成分ZREC,Q
が乗算器530の第1の入力に供給される。振幅アンバ
ランスゲイン制御信号QGAINが乗算器530の第2の入
力に供給される。信号QGAINはQ信号成分の振幅を調整
するために用いられる。I信号成分の振幅は、乗算器5
30からQ信号成分に向けられるゲインによって影響を
受けないため、乗算器530は、I信号成分とQ信号成
分との間の振幅アンバランスを補正するための機構を提
供している。この補正は、振幅計算回路514により生
成される信号QGAINの関数として実行される。
【0039】本発明の1つの実施の形態では、位相アン
バランスはI信号成分およびQ信号成分の1つの一部
を、それらI信号成分およびQ信号成分の他の1つに加
えることにより補正される。図示された実施の形態で
は、総和器534と第2の乗算器532がこの機能を果
たしている。図示されているように、第2の総和器53
2は、受信された複素信号ZREC のI信号成分を第1の
入力において受け取る。このI信号成分は、ZREC,I
表記することにより表す。第2の乗算器532の第2の
入力は、位相アンバランス検出・計算回路516により
出力されるゲイン制御信号IQGAINを受け取る。乗算器
532は信号ZREC,I と位相補正信号IQGA INとを乗算
して信号を生成し、次いで総和器534によってそれを
第1の乗算器530により出力される直交位相信号に加
算する。このようにして、信号IQGA INは、検出された
位相アンバランスを補正するためにI信号成分のどれだ
けをQ信号成分に加算すべきかを決定するために用いら
れる。
【0040】次に、振幅および位相アンバランスを補正
するために用いられる信号QGAINおよび信号IQGAIN
生成について詳細に説明する。振幅アンバランス検出・
計算回路514は、振幅アンバランス補正信号IQGAIN
を、複素信号ZRECPに含まれ位相および振幅アンバラン
ス補正回路506により出力されるシンボル値と、スラ
イサ508により出力されるスライスされたシンボル値
SLとの関数として生成する役割を担っている。
【0041】振幅アンバランス検出・計算回路514
は、どの程度の振幅補正を行う必要があるかを決定する
ために、I成分およびQ成分を別々に調査し、決定する
役割を担っているが、それは例えば、受信され処理され
た信号成分値|ZRECP,I|および|ZRECP,Q|を、対応
するスライスされた絶対値|ZSL,I|および|ZSL,Q
とそれぞれ比較することによりなされる。もし、|Z
RECP,I|>|ZSL,I|であれば、受信信号のI成分が大
きすぎ、そのサイズを減少すべきことを示している。も
し、|ZRECP,Q|>|ZSL,Q|であれば、受信信号のQ
成分が大きすぎ、そのサイズを減少すべきことを示して
いる。
【0042】I成分およびQ成分が大きすぎるかどうか
を決定するために用いられる回路としては様々な回路が
あり、その中には絶対値回路も含まれている。しかし、
本発明の1つの実施の形態では、絶対値回路を使用する
ことは避けており、回路を実現するためにより単純なも
のを用いている。本発明の1つの実施の形態では、Z
RECP,IとZSL,Iを比較し、次いでそれらの符号を検討す
るほうがハードウェアコストの観点からより効率的であ
るという事実を有利に用いている。ZRECP,IとZSL,I
は同じ符号であるために、ZSL,Iの符号だけ調査すれば
よい。
【0043】即ち、ZRECP,I>ZSL,Iであって、ZSL,I
>0であれば、|ZRECP,I|>|ZSL,I|である。
【0044】同様に、ZRECP,I>ZSL,Iであって、Z
SL,I<0であれば、|ZRECP,I|<|ZSL,I|である。
【0045】図5の実施の形態によれば、2の補数によ
る表示を用いて、信号成分値を表すことができる。信号
の符号(SIGN)を決定するために、即ち、信号がプ
ラスあるいはマイナスの値かどうかを決定するために、
符号ビットが調べられる。図5の実施の形態では、符号
ビットの“1”はマイナスの数を表し、ゼロはマイナス
ではない数を表す。ブロック514において、ZSL,I
SL,Qのラインのドットは、符号ビットを取って出力
し、それがXORゲート544,548の入力として用
いられることを表している。
【0046】I信号成分が大きすぎないかどうかを決定
するための上述の計算と同じタイプの計算を用いて、Q
信号成分ZRECP,Qを処理し、それが大きすぎないかどう
かを決定することができる。
【0047】次に、図6を参照すると、振幅アンバラン
ス検出・計算回路514が、第1および第2のコンパレ
ータ542,546と、第1および第2の符号演算子5
43,545と、第1および第2のイクスクルーシブO
R(XOR)ゲート544,548と、カウンタ550
とを含んでいることが分かる。カウンタ550は、XO
Rゲート544,548の出力の関数として、信号Q
GAINの値をインクリメントし、デクリメントするために
用いられる。
【0048】図示されているように、第1のコンパレー
タ542は複素信号ZRECPのI信号成分ZRECP,Iと、ス
ライサ508により出力される複素信号ZSLのI成分Z
SL,Iとを受け取る。第1のコンパレータ542は、これ
ら2つの信号を比較し、出力信号を生成する。その出力
信号の値は、ZRECP,I>ZSL,Iの場合、1である。第1
のコンパレータ542の出力は、第1のXORゲート5
44の第1の入力に結合されている。第1の符号演算子
543は、その入力信号として、信号ZSLのI成分Z
SL,Iを受け取る。符号演算子543は、1ビットの信号
を出力するが、その値は、ZSL,Iがプラスの場合、0で
あり、ZSL,Iがマイナスの場合、1である。第1の信号
演算子543の出力は、第1のXORゲート544の第
2の入力に供給される。第1のXORゲート544の出
力の値は、|ZRECP,I|>|ZSL,I|の場合、即ち、受
信され処理された信号ZRECPのI信号成分ZRECP,Iが大
きすぎる場合には、1であり、他の場合には0である。
【0049】Q信号成分が大きすぎるかどうかを決定す
るために用いられる回路は、I信号成分の処理のために
用いられるものと同様である。図示されているように、
第2のコンパレータ546は、複素信号ZRECPのQ信号
成分ZRECP,Qを受け取り、複素信号ZSLのQ信号成分Z
SL,Qを受け取る。第2のコンパレータ546は、これら
2つの信号を比較し、出力信号を生成するが、その出力
信号の値はZRECP,Q>ZSL,Qのとき1である。第2のコ
ンパレータ546の出力は第2のXORゲート548の
第1の入力に結合されている。第2の符号演算子545
は、その入力信号として、信号ZSLのQ成分ZSL,Qを受
け取る。符号演算子545は1ビットの信号を出力する
が、その値はZSL,Qがプラスのとき0であり、ZSL,Q
マイナスのとき1である。第2の信号演算子545の出
力は第2のXORゲート548の第2の入力に供給され
る。第2のXORゲート548の出力の値は、|Z
RECP,Q|>|ZSL,Q|の場合に、即ち、受信し処理され
た信号ZRECPのQ信号成分ZRE CP,Qが大きすぎる場合
に、1であり、他の場合には0である。
【0050】このように、第1および第2のXORゲー
ト544,548の出力は、受信され処理された信号Z
RECPのそれぞれI信号成分およびQ信号成分の大きさ、
即ち、絶対値が大きすぎる場合にアサートされる。
【0051】第1および第2のXORゲート544,5
48の出力はカウンタ550の入力に結合されている。
カウンタ550は、新たに受信したシンボルが処理され
るたびに、カウンタの入力信号の値に応じてインクリメ
ントあるいはデクリメントされる。全振幅ゲイン制御回
路518のカウンタ526の場合と同様に、カウンタ5
50を実現するにあたっては飽和的な計算法が用いら
れ、信号QGAINの値が予め選択された範囲、例えば0.9
ないし1.1の範囲に確実に入るようにされている。カウ
ンタのインクリメントおよびデクリメントについては、
固定ステップサイズΔQGAINを用いて行うことができ
る。
【0052】カウンタ550の出力、信号QGAINはカウ
ンタ550の値を取る。図5に示された本実施の形態で
は、各受信シンボルに対して1回、次の論理テーブルに
したがってカウンタ入力信号に応じてカウンタの値が調
整される。
【0053】 入力AB カウンタ値の修正 00 何もしない 01 デクリメント 10 インクリメント 11 何もしない 従って、次の文の左側の条件が満たされる場合、符号
“=>”の右側の条件が実行される。
【0054】 (|ZRECP,I|>|ZSL,I|)かつ(|ZRECP,Q|≦|ZSL,Q|) => QGAINを増加させる (|ZRECP,I|≦|ZSL,I|)かつ(|ZRECP,Q|>|ZSL,Q|) => QGAINを減少させる (|ZRECP,I|>|ZSL,I|)かつ(|ZRECP,Q|>|ZSL,Q|) => 何もしない (|ZRECP,I|≦|ZSL,I|)かつ(|ZRECP,Q|≦|ZSL,Q|) => 何もしない 以上の論理によれば、I信号成分およびQ信号成分の両
方が大きすぎる場合、あるいは両方が小さすぎる場合、
GAINは変更されないままとされる。そのような条件の
修正は、信号DDGAINを所望に応じて調整する全振幅ゲ
イン制御回路518の動作によって扱われる。
【0055】このように、振幅アンバランス検出・計算
回路514は、位相および振幅アンバランス補正回路5
06と連携して動作することにより、IおよびQ信号成
分を同じ振幅とし、従って、存在し得る振幅アンバラン
スを補正するあるいは減少させる効果を有する。
【0056】次に、位相アンバランスの検出および補正
について説明する。図3Aおよび図3Bは、受信コンス
テレーションの形状に対する位相アンバランスの影響を
示したものである。図3Aおよび図3Bにおいて、理想
的なコンステレーションの輪郭が破線により示されてい
る。受信コンステレーションの輪郭は実線により示され
ている。位相アンバランスによりコンステレーションは
ひし形の形状となるが、その向きは図示された2つの向
きのうちの1つとなる。位相アンバランスは、I信号成
分とQ信号成分との間の望ましくないクロスカップリン
グとみなすことができる。位相アンバランスを補正する
ために、I成分およびQ成分のうち1つが他の成分によ
って汚染されていると仮定することができる。説明のた
め、Q成分がI成分によって汚染されていると仮定す
る。しかし、位相補正の目的のためには、逆を仮定する
こともでき、その場合でも、本発明の位相補正技術はや
はり機能する。
【0057】従って、受信されたQ信号成分は次のよう
に表現することができる。
【0058】 ZREC,Q =ZACTUAL,Q+KUNWANTED*ZREC,I ここで、ZREC,Q は回転復元器504により出力される
信号のQ成分であり;ZACTUAL,Qは、位相アンバランス
のない場合の受信信号のQ成分であり;KUNWANTEDは、
Q信号成分に加算されるI信号成分の量を表すパラメー
タであり;ZREC,I は、回転復元器504により出力さ
れる受信信号のI成分である。
【0059】本発明によれば、位相および振幅アンバラ
ンス補正回路506の第2の乗算器532および総和器
534は、ZREC,I の成分をQ信号成分に加算するため
に用いられるが、それはQのゲインにおけるネットのI
成分をゼロとすることを意図したものである。即ち、本
発明によれば、ZRECP,Q=ZREC,Q +KUNWANTED*Z
REC,I +IQGAIN*ZREC,Iここで、ZRECP,Qは受信さ
れ処理された複素信号ZRECPのQ信号成分を表してお
り、後者の信号ZRECPは位相および振幅アンバランス補
正回路506により出力される信号である。
【0060】図3Aの場合、I成分のQ成分に対するネ
ットの加算は大きすぎる。図3Aにおいて、I信号成分
がプラス方向に増加すると、Q信号成分はそのターゲッ
ト値からより一層プラス方向にかい離していることが分
かる。図3Bの場合、Q成分中のネットのI成分は小さ
すぎる。図3Bでは、I信号成分がプラス方向に増加す
ると、Q信号成分はそのターゲット値からより一層マイ
ナス方向にかい離していることが分かる。
【0061】受信シンボルの大きさとそれに対応する
(スライスされた)ターゲットシンボルとの関係を調
べ、シンボルが4つの象限のうちどれに位置しているか
を確認することにより、位相アンバランスが図3Aに示
されたタイプか図3Bに示されたタイプかを決定し、検
出された位相アンバランスを減少するためにシンボル値
の調整すべき方向を決定することができる。図3Aおよ
び図3Bのひし形のコンステレーションの各々のコーナ
ーの矢印は、正方形のコンステレーション形状から外れ
た位相アンバランスを減少させるために、対応するシン
ボルをどちらの方向に引っ張るべきかを示すものであ
る。
【0062】図6に示された実施の形態では、位相アン
バランス検出・計算回路516は、処理されているシン
ボルが位置する象限を、ZSLのI成分およびQ成分の符
号ビットを用いて決定する。しかし、ZREC のI成分お
よびQ成分の符号ビットを用いることもできる。
【0063】位相アンバランス検出・計算回路516
は、ドットで示された第1および第2の符号演算子51
7,519と、第1および第2のXORゲート521,
523とを含んでいる。第1および第2の符号演算子5
17,519は複素信号ZSLのI信号成分およびQ信号
成分(ZSL,I),(ZSL,Q)をそれぞれ受け取る。符号
演算子517,519の各々はそれに供給される入力信
号の符号を決定し、その入力信号の符号を示す1ビット
の信号を出力する。符号演算子517,519に対する
入力信号がプラスの場合、符号演算子の出力はゼロであ
る。しかし、符号演算子517,519への入力信号が
マイナスの場合、符号演算子の出力はゼロである。
【0064】第1および第2の符号演算子517,51
9の出力は第1のXORゲート521に供給される。Z
SLに対応する処理されている受信シンボルZREC が図3
Aあるいは図3Bの偶数象限、即ち第2象限あるいは第
4象限に位置する場合、XORゲート521の出力はア
サートされる。しかし、ZSLに対応する処理されている
受信シンボルZREC が図3Aあるいは図3Bの奇数象
限、即ち第1象限あるいは第3象限に位置する場合、X
ORゲート521の出力は“0”の値を取る。
【0065】言い換えれば、2の補数による表現が用い
られる場合:偶数象限に対しては、SIGNBIT(Z
SL,I)XOR SIGNBIT(ZSL,Q)は1(即ち、
I信号成分とQ信号成分は異符号である);であり、奇
数象限に対しては、SIGNBIT(ZSL,I)XOR
SIGNBIT(ZSL,Q)は0(即ち、I信号成分とQ
信号成分は同符号である)である。
【0066】信号IQGAINの調整を制御するために用い
られるインクリメント/デクリメント信号を生成するた
めに、第1のXORゲート521により出力される象限
指示信号が第2のXORゲート523の第1の入力に供
給される。第2のXORゲート523の第2の入力はコ
ンパレータ524により出力される信号を受け取る。そ
の信号は、ZRECPの絶対値がZSLの絶対値より大きい場
合にアサートされる。第2のXORゲート523の出力
は、IQGAINの現行値が大きすぎて、検出された位相ア
ンバランスを補正するためにはその現行値を減少させる
必要がある場合にアサートされる信号である。
【0067】第2のXORゲート523の出力はカウン
タ525の入力に供給される。カウンタ525に格納さ
れている値は、カウンタ525により生成される信号I
GA INを表すものであり、処理されるシンボルの各々に
対して1回、第2のXORゲート523により出力され
る信号に応じてインクリメントあるいはデクリメントさ
れる。即ち、XORゲート523の出力がアサート
(1)で、IQGAINの値が大きすぎることを示している
場合、信号IQGAINの値はデクリメントされ、XORゲ
ート523の出力がゼロ(0)で、IQGAINの値が小さ
すぎることを示している場合、信号IQGAINの値はイン
クリメントされる。
【0068】従って、信号IQGAINは次のように調整さ
れる: |ZRECP 2 |>|ZSL 2 |かつZSLが第1あるいは第3
象限にある=> IQGAINを減少する; |ZRECP 2 |>|ZSL 2 |かつZSLが第2あるいは第4
象限にある=> IQGAINを増加する; |ZRECP 2 |≦|ZSL 2 |かつZSLが第1あるいは第3
象限にある=> IQGAINを増加する; |ZRECP 2 |≦|ZSL 2 |かつZSLが第2あるいは第4
象限にある=> IQGAINを減少する。
【0069】信号IQGAINについての上記の調整によっ
て、成分間補償ゲインが正しく生成され、I軸およびQ
軸の直交化が効果的に行われて、位相アンバランスが補
正される。信号IQGAINを増加させあるいは減少させる
ことは、図示された実施の形態の場合、予め選択された
固定ステップサイズΔIQGAINを用いて実行される。信
号IQGAINの値のインクリメント/デクリメントのため
に用いられるカウンタ525は飽和的な計算法を用いて
いる。1つの特定の実施の形態では、制御信号IQGAIN
のための全体的な範囲は、例えば、−0.1ないし+0.1
の範囲に限定されている。このように、IQGAINの値
は、受信されたコンステレーションが図3Aのように固
定されているかあるいは図3Bのように固定されている
かによって、プラスあるいはマイナスである。
【0070】図7は、結合信号回転復元器/位相および
振幅アンバランス補正回路700を示したものである。
回路700は、第1〜第8の実数乗算器702,70
4,706,708,714,716,718,720
と、第1〜第4の総和器710,712,722,72
4とを含んでおり、それらは図7に示されたように互い
に結合されている。回転復元器の図5および図6の実施
の形態は、複素乗算器として実現することができる。そ
のような複素乗算器は、4つの実数乗算器を組み込んで
用いることにより、単一の複素乗算器を実現することが
できる。図7においては、回路700の復元器の部分
は、4つの実数乗算器714,716,718,720
を用いて実現されており、通常単一の復元器で用いられ
る単一の複素乗算器の機能をそれらが果たしている。
【0071】回路700は直接、図5および図6に示さ
れた回転復元器504と位相および振幅アンバランス補
正回路の代わりをしている。回路700は、搬送波再生
ループの中からIQGAINおよびQGAIN乗算器532,5
30と加算器534とを取り除くことができるので、有
利である。上述のように、搬送波再生の場合、遅延が最
小化されることが重要である。特に、回転復元器とソフ
トによるスライスされた決定の出力との間の遅延ができ
る限り短いことが重要である。というのは、これらの出
力は、回転復元器に供給される複素シヌソイドcos
(ωt)+jsin(ωt)を更新するのに用いられる
からである。
【0072】図5および図6において、振幅および位相
アンバランスが補正された出力シンボルZRECPのI成分
およびQ成分は次のように表すことができる: ZRECP,I=ZP,I *cos(ωt)−ZP,Q *sin
(ωt); ZRECP,Q=(ZP,I *sin(ωt)+ZP,Q *cos
(ωt))*QGAIN+(ZP,I *cos(ωt)−Z
P,Q *sin(ωt))*IQGA IN;そして、 ZRECP,Q=(ZP,Q *QGAIN+ZP,I *IQGAIN)*c
os(ωt)+(ZP,I *QGAIN−ZP,Q *IQGAIN
*sin(ωt); ここで:ZP は、決定志向型AGC乗算器502から生
じる複素通過帯域信号であり;ZP,I およびZP,Q は複
素信号ZP のそれぞれ実数部および虚数部であり;co
s(ωt)+jsin(ωt)は回転復元器504に供
給される複素搬送波再生信号であり;cos(ωt)お
よびsin(ωt)は、複素搬送波再生信号のそれぞれ
実数成分および虚数成分である。
【0073】複素信号ZRECPのI成分およびQ成分であ
り、回路700により出力される信号ZRECP,IおよびZ
RECP,Qは、図5および図6の実施の形態に関して上に示
されたものと同じ式の組である。しかし、図5および図
6の実施の形態とは対照的に、図7の実施の形態では、
位相および振幅アンバランスの補正は搬送波再生の前に
なされる。その結果、ハードウェアの性能は向上する。
【0074】本発明による位相および振幅検出および補
正方法および装置は広範な応用分野で用いることができ
る。応用の例としては、例えば優先モデムあるいはディ
ジタルCATVシステムで用いられるQPSK受信器や
QAM受信器を挙げることができる。
【0075】本発明の1つの特定の実施の形態として、
本発明による振幅および位相アンバランスの検出および
補正のための回路を、搬送波再生信号のロックがなされ
た場合にのみアクティブとすることができる。更に、そ
れらの回路搬送波再生信号のロックが損なわれた場合に
は、非アクティブとすることができる。従って、そのよ
うな実施の形態では、振幅および位相の補正のためのそ
れらの回路は、位相および振幅アンバランスの決定およ
び補正を有効に行うために用いることができるスライス
されたシンボルが供給された場合にのみ動作する。
【0076】
【発明の効果】本発明によって提供される位相および振
幅アンバランスの減少および/あるいは補正のための方
法および装置は、そのような回路を用いて位相および/
あるいは振幅アンバランスを減少および/あるいは補正
することにより、そうでないときに可能であるものに比
べて、より大きな雑音排除性を達成することができる。
更に、他の場合に可能であるものに比べて、本発明によ
り変調器および復調器を実現する場合には、より費用の
少ない回路を用いることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】16QAMのコンステレーションを示す図であ
る。
【図2A】振幅アンバランスがQAMコンステレーショ
ンに及ぼす影響を示す図である。
【図2B】振幅アンバランスがQAMコンステレーショ
ンに及ぼす影響を示す図である。
【図3A】位相アンバランスがQAMコンステレーショ
ンに及ぼす影響を示す図である。
【図3B】位相アンバランスがQAMコンステレーショ
ンに及ぼす影響を示す図である。
【図4】従来の搬送波再生回路を示す図である。
【図5】本発明の例示的な実施の形態によって実現され
る復調器システムを示す図である。
【図6A】図5に示された復調器をより詳細に示す図で
ある。
【図6B】図5に示された復調器をより詳細に示す図で
ある。
【図7】図5および図6A,図6Bに示された復調器に
おいて用いるのに適した回路を示す図である。
【符号の説明】
500 復調器システム 502 複素半乗算器 504 ミキサ 506 位相および振幅アンバランス補正回路 508 スライサ 510 搬送波再生回路 514 振幅アンバランス検出・計算回路 516 位相アンバランス検出・計算回路 517,519 符号演算子 518 全振幅ゲイン制御回路 520,522 二乗回路 521,523 XORゲート 524 コンパレータ 525,526 カウンタ 530,532 乗算器 534 総和器 542,546 コンパレータ 543,545 符号演算子 544,548 XORゲート 550 カウンタ 700 結合信号回転復元器/位相および振幅アンバラ
ンス補正回路 702,704,706,708,714,716,7
18,720実数乗算器 710,712,722,724 総和器

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同相信号成分と直交位相信号成分とを含
    む複素信号を処理する方法であって、 前記複素信号を受信するステップと、 受信された複素信号を処理して、それに含まれる前記同
    相信号成分と前記直交位相信号成分との間の振幅アンバ
    ランスを検出するステップと、 検出された振幅アンバランスを減少させるために、受信
    された複素信号について振幅アンバランス補正処理を実
    行するステップとを含むことを特徴とする複素信号を処
    理する方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の複素信号を処理する方法
    であって、前記振幅アンバランス補正処理が、前記同相
    信号成分および前記直交位相信号成分のうちの1つのゲ
    インを調整するステップを含むことを特徴とする複素信
    号を処理する方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の複素信号を処理する方法
    であって、前記受信された複素信号が複数の複素シンボ
    ル値を含み、前記方法が更に、 受信された複素シンボル値の各々についてスライス処理
    を実行して、スライスされたシンボル値を生成するステ
    ップを含み、 前記受信された複素信号を処理して振幅アンバランスを
    検出するステップが、少なくとも1つの受信された複素
    シンボル値とそれから生成されたスライスされたシンボ
    ル値の関数として実行されることを特徴とする複素信号
    を処理する方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の複素信号を処理する方法
    であって、更に、 振幅アンバランス制御信号値を、前記少なくとも1つの
    受信された複素シンボル値とそれから生成されたターゲ
    ットシンボル値の関数として修正することにより振幅ア
    ンバランス制御信号を生成するステップと、 前記同相信号成分および前記直交位相信号成分のうちの
    1つのゲインに対してなされる調整の量を制御するため
    に、生成された振幅アンバランス制御信号を用いるステ
    ップとを含むことを特徴とする複素信号を処理する方
    法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の複素信号を処理する方法
    であって、更に、前記同相信号成分および前記直交位相
    信号成分の両方のゲインを同じ量だけ修正することによ
    り、前記受信された複素信号の全ゲインを調整するステ
    ップを含むことを特徴とする複素信号を処理する方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の複素信号を処理する方法
    であって、前記振幅アンバランス制御信号値を修正する
    ステップが、前記振幅アンバランス制御信号値を固定量
    だけインクリメントあるいはデクリメントするステップ
    を含むことを特徴とする複素信号を処理する方法。
  7. 【請求項7】 請求項3記載の複素信号を処理する方法
    であって、更に、 前記受信された複素信号を処理して、それに含まれる前
    記同相信号成分と前記直交位相信号成分との間の位相ア
    ンバランスを検出するステップと、 検出された位相アンバランスを減少させるために、受信
    された複素信号について位相アンバランス補正処理を実
    行するステップとを含むことを特徴とする複素信号を処
    理する方法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の複素信号を処理する方法
    であって、前記位相アンバランス補正処理を実行するス
    テップが、前記同相信号成分および前記直交位相信号成
    分のうちの1つの一部を前記同相信号成分および前記直
    交位相信号成分の他の1つに加算するステップを含むこ
    とを特徴とする複素信号を処理する方法。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の複素信号を処理する方法
    であって、更に、 前記受信された複素信号を処理して、それに含まれる前
    記同相信号成分と前記直交位相信号成分との間の位相ア
    ンバランスを検出するステップと、 検出された位相アンバランスを減少させるために、受信
    された複素信号について位相アンバランス補正処理を実
    行するステップとを含むことを特徴とする複素信号を処
    理する方法。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の複素信号を処理する方
    法であって、前記位相アンバランス補正処理を実行する
    ステップが、前記同相信号成分および前記直交位相信号
    成分のうちの1つの一部を前記同相信号成分および前記
    直交位相信号成分の他の1つに加算するステップを含む
    ことを特徴とする複素信号を処理する方法。
  11. 【請求項11】 同相信号成分と直交位相信号成分とを
    含む複素信号を処理する方法であって、 前記複素信号を受信するステップと、 受信された複素信号を処理して、それに含まれる前記同
    相信号成分と前記直交位相信号成分との間の位相アンバ
    ランスを検出するステップと、 前記同相信号成分と前記直交位相信号成分との間の位相
    アンバランスを減少させるために、受信された複素信号
    について位相アンバランス補正処理を実行するステップ
    とを含むことを特徴とする複素信号を処理する方法。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の複素信号を処理する
    方法であって、前記位相アンバランス補正処理が、前記
    同相信号成分および前記直交位相信号成分のうちの1つ
    の一部を前記信号成分の他の1つに加算するステップを
    含むことを特徴とする複素信号を処理する方法。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の複素信号を処理する
    方法であって、前記受信された複素信号が複数の複素シ
    ンボル値を含み、前記方法が更に、 受信された複素シンボル値の各々についてスライス処理
    を実行して、スライスされたシンボル値を生成するステ
    ップを含み、 前記受信された複素信号を処理して位相アンバランスを
    検出するステップが、少なくとも1つの受信された複素
    シンボル値とそれから生成されたスライスされたシンボ
    ル値の関数として実行されることを特徴とする複素信号
    を処理する方法。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の複素信号を処理する
    方法であって、更に、 位相アンバランス制御信号値を、前記少なくとも1つの
    受信された複素シンボル値とそれから生成されたターゲ
    ットシンボル値の関数として修正することにより位相ア
    ンバランス制御信号を生成するステップと、 前記同相信号成分および前記直交位相信号成分のうちの
    1つの、前記信号成分の他の1つに加算される前記一部
    の大きさを制御するために、生成された位相アンバラン
    ス制御信号を用いるステップとを含むことを特徴とする
    複素信号を処理する方法。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の複素信号を処理する
    方法であって、更に、前記同相信号成分および前記直交
    位相信号成分の両方のゲインを同じ量だけ修正すること
    により、前記受信された複素信号の全ゲインを調整する
    ステップを含むことを特徴とする複素信号を処理する方
    法。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の複素信号を処理する
    方法であって、前記位相アンバランス制御信号値を修正
    するステップが、前記位相アンバランス制御信号値を固
    定量だけインクリメントあるいはデクリメントするステ
    ップを含むことを特徴とする複素信号を処理する方法。
  17. 【請求項17】 同相信号成分と直交位相信号成分とを
    含む複素信号を処理するための装置であって、 前記同相信号成分と前記直交位相信号成分との間の振幅
    アンバランスを検出し、振幅アンバランス補正信号を生
    成するための振幅アンバランス検出・計算回路と、 前記同相信号成分と前記直交位相信号成分との相対的な
    振幅を前記振幅アンバランス補正信号の関数として調整
    するために、前記振幅アンバランス検出・計算回路に結
    合された振幅アンバランスを減少させるための手段とを
    含むことを特徴とする複素信号を処理するための装置。
  18. 【請求項18】 請求項17記載の複素信号を処理する
    ための装置であって、更に、 前記複素信号を受信するための信号回転復元器と、 前記信号回転復元器と前記振幅アンバランス検出・計算
    回路とに結合されたスライサとを含むことを特徴とする
    複素信号を処理するための装置。
  19. 【請求項19】 請求項17記載の複素信号を処理する
    ための装置であって、更に、 前記同相信号成分と前記直交位相信号成分との間の位相
    アンバランスを検出し、位相アンバランス補正信号を生
    成するための位相アンバランス検出・計算回路と、 受信された前記複素信号における位相アンバランスを前
    記位相アンバランス補正信号の関数として減少させるた
    めの手段とを含むことを特徴とする複素信号を処理する
    ための装置。
  20. 【請求項20】 請求項19記載の複素信号を処理する
    ための装置であって、前記振幅アンバランスを減少させ
    るための手段が、前記受信された複素信号に含まれる前
    記同相信号成分および前記直交位相信号成分のうちの1
    つのゲインを調整するための乗算器を含むことを特徴と
    する複素信号を処理するための装置。
  21. 【請求項21】 請求項19記載の複素信号を処理する
    ための装置であって、前記位相アンバランスを減少させ
    るための手段が、前記受信された複素信号に含まれる前
    記同相信号成分および前記直交位相信号成分のうちの1
    つの一部を前記同相信号成分および前記直交位相信号成
    分の他の1つに加算するための手段を含むことを特徴と
    する複素信号を処理するための装置。
  22. 【請求項22】 請求項18記載の複素信号を処理する
    ための装置であって、前記振幅アンバランスを減少させ
    るための手段が、前記受信された複素信号に含まれる前
    記同相信号成分および前記直交位相信号成分のうちの1
    つのゲインを調整するための乗算器を含むことを特徴と
    する複素信号を処理するための装置。
  23. 【請求項23】 同相信号成分と直交位相信号成分とを
    含む複素信号を処理するための装置であって、 前記同相信号成分と前記直交位相信号成分との間の位相
    アンバランスを検出するための位相アンバランス検出・
    計算回路と、 前記位相アンバランス検出・計算回路に結合された位相
    アンバランスを減少させるための手段とを含むことを特
    徴とする複素信号を処理するための装置。
  24. 【請求項24】 請求項23記載の複素信号を処理する
    ための装置であって、前記位相アンバランスを減少させ
    るための手段が、受信された前記複素信号に含まれる前
    記同相信号成分および前記直交位相信号成分のうちの1
    つの一部を前記同相信号成分および前記直交位相信号成
    分の他の1つに加算するための手段を含むことを特徴と
    する複素信号を処理するための装置。
  25. 【請求項25】 請求項24記載の複素信号を処理する
    ための装置であって、更に、 前記複素信号を受信するための信号回転復元器と、 前記信号回転復元器と前記位相アンバランス検出・計算
    回路とに結合されたスライサとを含むことを特徴とする
    複素信号を処理するための装置。
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