JPH1188307A - 同期回路 - Google Patents

同期回路

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JPH1188307A
JPH1188307A JP9244892A JP24489297A JPH1188307A JP H1188307 A JPH1188307 A JP H1188307A JP 9244892 A JP9244892 A JP 9244892A JP 24489297 A JP24489297 A JP 24489297A JP H1188307 A JPH1188307 A JP H1188307A
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clock
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正之 水野
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    • H03K5/135Arrangements having a single output and transforming input signals into pulses delivered at desired time intervals by the use of time reference signals, e.g. clock signals
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    • H03K5/125Discriminating pulses
    • H03K5/1252Suppression or limitation of noise or interference

Abstract

(57)【要約】 【課題】 デバイスのばらつきや、温度、電源変動によ
らず、またクロックスキュー等に影響されないクロック
同期回路を得る。 【解決手段】 クロック信号の一方向へのレベル遷移タ
イミングに応答して所定期間だけ当該入力端子からの入
力信号を当該出力端子に伝達し、残余の期間は当該出力
端子の信号状態を保持する第一のラッチ回路1と、クロ
ック信号の他方向へのレベル遷移タイミングに応答して
所定期間だけ当該入力端子からの入力信号を当該出力端
子に伝達し、残余の期間は当該出力端子の信号状態を保
持する第二のラッチ回路3とを設け、その間に所望の論
理回路2を挿入する。これ等第一及び第二のラッチ回路
に共通クロック信号を供給して同期動作させれば、デバ
イスのばらつきや、温度、電源変動によらず、またクロ
ックスキュー等に影響されないクロック同期回路とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は同期回路に関し、特
に半導体集積回路における高速同期回路に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】クロック信号に同期して動作する同期回
路にあっては、現在では、クロック信号とDタイプフリ
ップフロップ(DFF)を基本とした設計が多く行われ
ており、クロック信号に同期して動作するDFFの間に
所定の論理回路を挟んだ回路構成を複数段縦続接続した
ものがある。この場合、DFFはクロック信号に同期し
て前段論理回路からの入力信号をラッチし、後段論理回
路へ当該ラッチ信号をこれまたクロック信号に同期して
伝達するラッチ回路としての機能を有するものである。
これ等DFFへのクロック信号の供給は共通のクロック
信号をクロックツリーを通して行われる様になってい
る。
【0003】この種の同期回路に使用されるDFFであ
るラッチ回路の周知の構成例を図7に示している。図7
において、入力端子INからの入力信号はトランスファ
ゲート73,インバータ74,トランスファゲート7
7,インバータ78をこの順に介して出力端子OUTへ
導出される。インバータ74の出力はインバータ75及
びトランスファゲート76を介してインバータ74の入
力に帰還されている。
【0004】またインバータ78の出力はインバータ7
9及びトランスファゲート80を介してインバータ78
の入力に帰還されている。クロック入力端子CLKから
のクロック信号はインバータ71,72を介して各トラ
ンスファゲート73,76,77,80のオンオフ制御
をなすものである。
【0005】かかる構成のDFFでは、クロック信号の
立上がる時間よりも前に入力データが変化してはいけな
い時間、すなわちセットアップ時間Tsuと、クロック信
号が立上がってから入力データが変化してはいけない時
間、すなわちホールド時間Tholdと、クロック信号が立
上がってから出力データが変化する時間、すなわち遅延
時間Tpdを考えた時、図7を参照して次の様に定義でき
る。
【0006】セットアップ時間Tsuは、クロック信号が
変化してトランスファゲート73が閉じる時間と、入力
端子INの入力信号が変化してその信号がノードA6に
達するまでの時間差で定義される。ホールド時間Thold
は、クロック信号が変化してトランスファゲート73が
閉じるまでの時間で定義される。延時間Tpdは、クロッ
ク信号が変化してトランスファゲート77が開きノード
A4の信号が出力端子OUTまで伝播される時間で定義
される。
【0007】いま、論理回路に要求される入出力遅延時
間の最小値を考える。つまり、クロック信号が立上がっ
た時に、その直前のクロック信号の立上がった時の入力
データを受けとった論理回路の出力データを、次段の論
理回路へ入力できる条件を考える。更に言い換えると、
クロック信号が立上がった時に同時にあるDFFの出力
データが1つ以上の論理回路をとおり別のDFFの出力
データとならない様な条件を考える。
【0008】また、論理回路に要求される入出力遅延時
間の最大値を考える。つまり、クロック信号が立上がっ
た時に、DFFがデータを出力し、論理回路をとおり、
その出力が次のクロック信号の立上がった時にDFFの
出力データとなる条件を考える。
【0009】同期回路に用いられる論理回路への入出力
遅延時間は、上記の最小値と最大値とが存在するからで
ある。
【0010】クロック信号の周期をTcyc としたとき、
DFFの間に挿入できる論理回路の入出力遅延時間の最
大値は、クロック周期Tcyからセットアップ時間Tsu、
ホールド時間Thold、遅延時間Tpd、クロック信号のス
キュー及びそのジッタを引いた時間となる。また、DF
Fの間に挿入できる論理回路の入出力遅延時間の最小値
はホールド時間Tholdとクロック信号のスキューの和か
ら遅延時間Tpdを引いた時間となる。
【0011】例えば、一般的な0.35μmCMOSプ
ロセスで作成された回路の場合、セットアップ時間Tsu
は150ps、ホールド時間Tholdは150ps、遅延
時間Tpdは200ps、クロック信号のスキューは15
0ps、そのジッタは150ps程度である。
【0012】いま、クロック信号の周期Tcyc を10n
s(100MHz)としたとき、DFF間に挿入できる
論理回路の入出力遅延時間の最大値は9.2nsとな
り、同様に最小値は100psとなる。同様に、クロッ
ク信号の周期Tcyc を1ns(1GHz)としたとき、
DFF間に挿入できる論理回路の入出力遅延時間の最大
値は200psとなり、同様に最小値は100psとな
ってしまう。
【0013】一般に、デバイスの拡散条件のばらつき、
すなわちトランジスタのチャネル長や酸化膜のばらつ
き、温度や電源電圧の変動などにより論理回路の入出力
遅延時間は変動し、例えば、最小値を1とした場合、最
大値は2程度にまで変化する。
【0014】すなわち、クロック信号の周期を1ns
(1GHz)としたとき、論理回路の入出力遅延時間を
100psから200psの間にすることは非常に困難
になる。もし、論理回路の入出力遅延時間を100ps
から200psの間となる様にするには、製造歩留まり
を下げることで、デバイスの拡散条件のばらつきの少な
いものを使用し、温度や電源電圧の変動がない様に温度
制御や高精度電源を使用する必要があり、コストアップ
の要因となる。
【0015】また、LSIの素子数の増大や面積の増大
等によりLSI内部の個々のDFFに供給されるクロッ
ク信号のタイミングずれにより、クロックスキューが増
加してしまう。クロックスキューが生じると、DFFの
ホールド時間を満足するのが困難となり、DFF間に多
くのディレイ素子を追加し、予め定めた最小遅延時間以
下の信号経路が存在しない様に設計する必要が生じる。
この場合、LSI全体のディレイ素子の数が膨大とな
り、チップ面積の増加と消費電力の増加とを招来する。
また、仮に、ディレイ素子を追加しない場合、LSIが
誤動作することになる。
【0016】かかる問題点を解決するための手法とし
て、特開平7−249967号公報に開示の例があり、
図8にその構成を示す。図8において、入力端子INの
入力信号はトランスファゲート88,インバータ89,
トランスファゲート90,インバータ91,インバータ
92,トランスファゲート94,インバータ95をこの
順に介して出力端子OUTから導出される。また、イン
バータ92の出力はトランスファゲート93を介してイ
ンバータ91の入力へ帰還されている。
【0017】クロック信号CLKは、インバータ81,
バッファ82,83により所定時間遅延されてナンドゲ
ート84の一入力となり、その他入力にはクロック信号
が直接供給されている。このナンドゲート84の出力は
インバータ85,86,87を介してトランスファゲー
ト88,90,93,94のオンオフ制御を行う様にな
っている。
【0018】クロック信号の立上がり時間でノードB3
にて発生したパルス信号の立上がりにおいて、入力端子
INからの入信データが取込まれ、当該パルス信号の立
下りにおいて、この取込んだデータを出力端子OUTへ
導出する。
【0019】この回路のセットアップ時間Tsuは、クロ
ック信号が変化してトランスファゲート88が閉じる時
間と、入力端子INの入力信号が変化してその信号がノ
ードB1に達するまでの時間との差で定義される。ホー
ルド時間Tholdは、クロック信号が変化してトランスフ
ァゲート88が閉じるまでの時間で定義される。遅延時
間Tpdは、クロック信号が変化してトランスファゲート
94が開きノードB2の信号が出力端子OUTまで伝播
される時間で定義される。
【0020】次に、図7の従来例と同様に、論理回路の
入出力時間の最小値と最大値とを求める。論理回路の入
出力遅延時間の最大値は、クロック周期Tcyc からセッ
トアップ時間Tsu、ホールド時間Thold、遅延時間Tp
d、パルスB3の幅Tpw、クロック信号のスキュー及び
そのジッタを引いた時間となる。また、最小値は、パル
ス幅Tpwをクロックスキューより大きくすれば、ホール
ド時間Tholdから遅延時間Tpdを引いた時間となる。
【0021】すなわち、図8の従来例を使用した同期回
路では、クロック分配のタイミングずれ等に起因するク
ロックスキューによるLSIの誤動作を防止できる。
【0022】しかしながら、依然として論理回路に要求
される入出力遅延時間の最小値をゼロにすることはでき
ない。またパルス幅Tpwをクロックスキューと同じとし
ても、論理回路の入出力遅延時間の最大値は図7の従来
例を使用した回路よりも小さくすることはできない。
【0023】また、別の従来例として、図9に示す構成
のものがある。この例は1996,IEEEInternational Solid
State Circuits Digest of Technical Papers のpp.13
8-139に開示のものである。
【0024】図9を参照すると、入力端子INからの入
力信号はNMOSトランジスタ(以下トランジスタは略
するものとする)101,PMOS103の各ゲートへ
供給されている。電源間には、PMOS99,NMOS
100,101,102がこの順に直列接続されてい
る。MOS103はMOS100のドレインと基準電位
との間に接続されている。また、PMOS105,NM
OS106〜108がこの順に電源間に直列接続されて
おり、またPMOS104がMOS105のゲートと基
準電位との間に接続されており、当該MOS105のゲ
ートとMOS100のドレインとは共通接続されてい
る。
【0025】そして、MOS106のドレインには、出
力アンプとして動作する正帰還構成の一対のインバータ
109,110が設けられており、この出力アンプの出
力が出力端子OUTとなっている。
【0026】クロック信号CLKはMOS99,10
0,106の各ゲートへ直接供給されており、またイン
バータ96〜98の直列接続回路を介してMOS10
2,104,108のゲートへ供給されている。
【0027】この回路では、クロック信号信号の立上が
り時間から、クロック信号がノードIT1まで伝播する
時間(パルス幅Tpw)だけ入力端子INのデータがその
まま出力端子OUTに導出される。それ以外の期間は、
出力端子OUTの信号レベルは保持される。
【0028】クロック信号の立上がる時間より前に入力
データが変化してはいけない時間、すなわちセットアッ
プ時間Tsuはゼロ、クロック信号が立上がってから入力
データが変化してはいけない時間、すなわちホールド時
間Tholdはゼロ、クロック信号が立上がってから出力デ
ータが変化するまでの時間、すなわち遅延時間Tpdはク
ロック信号CLKが変化してノードIT2の信号が出力
端子OUTまで伝播される時間で定義される。
【0029】次に、先の従来例と同様に、論理回路の入
出力遅延時間の最大値と最小値を求める。当該最大値は
クロック信号の周期Tcyc から遅延時間Tpdを引いた値
となる。しかし、論理回路に要求される入出力遅延時間
の最小値は、パルス信号のパルス幅Tpwとクロック信号
のスキューとの和から遅延時間を引いた時間となる。
【0030】すなわち、この第三の回路を使用した従来
例では、論理回路の入出力遅延時間の最大値は、クロッ
クスキューやジッタ、第一や第二の従来例で存在したセ
ットアップ時間やホールド時間の影響を受けない様に設
定できるが、クロック分配のタイミングずれ等に起因す
るクロックスキューによるLSIの誤動作は防止できな
い。また、第一の従来例で説明した様に、誤動作防止の
ためのディレイ素子が必要となり、消費電力の増加と高
速回路での設計及び動作検証が困難となる。
【0031】
【発明が解決しようとする課題】以上述べた様に、DF
Fの間に所望の論理回路を挟んで設けた回路を縦続接続
した構成として、クロック信号に同期動作する同期回路
では、クロック信号のスキューやジッタの影響が無視で
きず、またデバイス製造時の温度等のばらつきにより生
じるチャネル長やゲート酸化膜のばらつき、更には、動
作時の温度の変動や電源電圧の変動に回路動作が影響を
受けるという欠点がある。
【0032】本発明の目的は、クロック信号のスキュー
やジッタ等の影響をなくしたクロック信号に同期動作す
る同期回路を提供することである。
【0033】本発明の他の目的は、デバイス製造時の温
度等のばらつきにより生じるチャネル長やゲート酸化膜
のばらつき、更には、動作時の温度の変動や電源電圧の
変動に回路動作が影響を受けないようにした同期回路を
提供することである。
【0034】本発明の更に他の目的は、クロック信号に
よってデータの流れを制御するレジスタにおいて、その
レシスタ間に挿入される論理回路の入出力遅延時間の最
大値をできるだけ大とするようにした同期回路を提供す
ることである。
【0035】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、入力端
子と、出力端子と、クロック端子とを有し、このクロッ
ク端子への入力クロック信号の一方向へのレベル遷移タ
イミングに応答して所定期間だけ当該入力端子からの入
力信号を当該出力端子に伝達し、残余の期間は当該出力
端子の信号状態を保持する第一のラッチ回路と、入力端
子と、出力端子と、クロック端子とを有し、このクロッ
ク端子への入力クロック信号の他方向へのレベル遷移タ
イミングに応答して所定期間だけ当該入力端子からの入
力信号を当該出力端子に伝達し、残余の期間は当該出力
端子の信号状態を保持する第二のラッチ回路と、前記第
一及び第二のラッチ回路間に接続された論理回路とを含
み、前記第一及び第二のラッチ回路のクロック端子に共
通クロック信号を供給してなることを特徴とする同期回
路が得られる。
【0036】また、前記第一のラッチ回路と同一構成の
第三のラッチ回路と、前記第二のラッチ回路と前記第三
のラッチ回路との間に接続された第二の論理回路とを更
に含み、前記第三のラッチ回路のクロック端子に前記共
通のクロック信号を供給してなることを特徴とする。
【0037】更に、前記クロック信号の第一のレベルの
期間をTch、第二のレベルの期間をTcl、前記クロック
信号のスキューとジッタとの和の期間をTs とし、前記
第一または第三のラッチ回路の入力端子の入力信号が出
力端子に伝達される期間の最小値をTwh、最大値をk×
Twh(kは1より大なる実数)とし、前記第二のラッチ
回路の入力端子の入力信号が出力端子に伝達される期間
の最小値をTwl、最大値をk×Twlとしたとき、 Ts <Twh<(Tch−Ts )/k Ts <Twl<(Tcl−Ts )/k なる関係に設定してなることを特徴とする。
【0038】そして、前記第一または第三のラッチ回路
は、前記クロック信号が前記一方向へのレベル遷移タイ
ミングに応答して前記所定期間だけ有効となるパルス信
号を生成するパルス発生部と、前記パルス信号が有効の
期間は前記入力端子の入力信号を前記出力端子へ伝達
し、残余の期間は前記出力信号の状態を保持するラッチ
部と有することを特徴とする。
【0039】また、前記第二のラッチ回路は、前記クロ
ック信号の前記他方向へのレベル遷移タイミングに応答
して前記所定期間だけ有効となるパルス信号を生成する
パルス発生部と、前記パルス信号が有効の期間は前記入
力端子の入力信号を前記出力端子へ伝達し、残余の期間
は前記出力信号の状態を保持するラッチ部とを有するこ
とを特徴としており、また、前記ラッチ部は複数設けら
れており、前記パルス発生部はこれ等複数のラッチ部に
共通して設けられていることを特徴とする。
【0040】本発明の作用を述べる。クロック信号の立
上がりや立下り等のレベル遷移タイミングに同期して一
定時間有効となるパルスを生成し、このパルスが有効な
期間だけ入力データが出力端子に出力されるラッチ回路
を用いて同期回路を構成する。これにより、ラッチ回路
間に挿入される論理回路の入出力遅延時間の最大値はク
ロックスキューやジッタ、セットアップ時間やホールド
時間の影響を受けない様にすることが可能になる。
【0041】また、クロック信号の一方向のレベル遷移
タイミングに同期してパルス信号を生成し、このパルス
が発生している期間だけ入力データが出力端子へ導出さ
れる第一のラッチ回路と、クロック信号の他方向のレベ
ル遷移タイミングに同期してパルス信号を生成し、この
パルスが発生している期間だけ入力データが出力端子へ
導出される第二のラッチ回路との間に論理回路を挿入
し、当該構成を縦続接続するように同期回路を構成す
る。これにより、クロックスキューによるLSIの誤動
作をなくすことができる。
【0042】更に、クロック信号の第一のレベルの期間
をTch、第二のレベルの期間をTcl、クロック信号のス
キューとジッタとの和の期間をTs とし、第一または第
三のラッチ回路の入力端子の入力信号が出力端子に伝達
される期間の最小値をTwh、最大値をk×Twh(kは1
より大なる実数)とし、第二のラッチ回路の入力端子の
入力信号が出力端子に伝達される期間の最小値をTwl、
最大値をk×Twlとしたとき、 Ts <Twh<(Tch−Ts )/k Ts <Twl<(Tcl−Ts )/k なる関係に設定することで、デバイスの製造時の温度等
のばらつきにより生じるチャネル長、ゲート酸化膜等の
ばらつきや、動作時の温度変動、電源電圧変動に影響さ
れない様になる。
【0043】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照しつつ本発明
の実施例につき詳述する。
【0044】図1は本発明の実施例を示す図であり、ラ
ッチ回路1とラッチ回路3との間に所定論理回路2が挿
入されており、またラッチ回路3とラッチ回路5との間
に同じく論理回路4が挿入されている。この場合、ラッ
チ回路1とラッチ回路3とは回路構成が相違するもので
あり、前者のラッチ回路1は図2に示す構成であり、後
者のラッチ回路3は図3に示す構成である。また、ラッ
チ回路5はラッチ回路1と同等であり、図2の構成であ
る。
【0045】本例では、ラッチ回路1,3,5の各間に
論理回路2,4が挿入されている構成であるが、要は、
2種のラッチ回路の間に論理回路が挟まれた構成を基本
として、この基本構成を縦続接続して設けた構造として
も良い。これ等ラッチ回路にはクロックツリー6から共
通のクロック信号が供給される。
【0046】ラッチ回路1,5は、クロック信号CLK
がローレベルからハイレベルに立上がるタイミングを検
出して、そのタイミングからある所定時間だけ入力端子
INからの入力信号が出力端子OUTへ伝達し、残余の
期間は出力信号を保持する機能を有する。
【0047】ラッチ回路3は、クロック信号CLKがハ
イレベルからローレベルに立下がるタイミングを検出し
て、そのタイミングからある所定時間だけ入力端子IN
からの入力信号が出力端子OUTへ伝達し、残余の期間
は出力信号を保持する機能を有する。
【0048】図2はラッチ回路1,5の構成を示す図で
ある。入力端子INの入力データはCMOS26〜28
によるインバータ回路へ入力される。尚、MOS28は
ノードNT1のパルスにより制御される。このCMOS
インバータ出力は次段のCMOS30〜32によるイン
バータ回路へ入力される。尚、MOS31はノードNT
1のパルスにより制御される。
【0049】この後段のインバータ回路による出力はイ
ンバータ33を介して出力端子OUTへ導出される。ま
た、PMOS29が電源とCMOS26,27によるイ
ンバータ回路の出力点との間に挿入されており、このM
OS29はノードNT1のパルスにより制御される。
【0050】クロック信号CLKはナンドゲート24の
一入力となり、その他入力には、インバータ21,バッ
ファ22,23を介したクロック信号が供給されてい
る。このナンドゲート24の出力はインバータ25を経
てノードNT1のパルスとなる。
【0051】クロック信号CLKがローレベルからハイ
レベルへ遷移した時、ノードNT1にはパルスが生成さ
れる。このパルスの幅(ハイレベルが有効とする)はク
ロック信号CLKがクロック入力端子からノードNT2
まで伝播する時間で定義される。ノードNT1がハイレ
ベルのとき、入力端子INの信号は出力端子OUTに伝
播する。但し、論理は反転される。すなわち、入力信号
がハイの場合、出力信号はローとなり、入力信号がロー
の場合、出力信号はハイとなる。
【0052】ノードNT1がローのとき、ノードNT3
はハイに固定され、ノードNT4はいわゆるダイナミッ
クノードとなる。すなわち、ノードNT4の電位は、ノ
ードNT1がハイのときの値が保持される。つまり、ノ
ードNT1がローになると、出力端子OUTのレベルは
保持されるのである。
【0053】図3はラッチ回路3の構成を示す図であ
り、図2と同等部分は同一符号にて示す。本例におい
て、図2と相違する部分のみを述べると、パルス発生部
分の回路構成が相違するのみであり、図2のインバータ
25をなくして、ナンドゲート24の出力をノードNT
1としたものである。他の構成は図2のそれと同一であ
る。
【0054】クロック信号信号CLKがハイレベルから
ローレベルへ遷移した時、ノードNT1にはパルスが生
成される。このパルスの幅(ハイレベルが有効とする)
はクロック信号CLKがクロック入力端子からノードN
T2まで伝播する時間で定義される。ノードNT1がハ
イレベルのとき、入力端子INの信号は出力端子OUT
に伝播する。但し、論理は反転される。すなわち、入力
信号がハイの場合、出力信号はローとなり、入力信号が
ローの場合、出力信号はハイとなる。
【0055】ノードNT1がローのとき、ノードNT3
はハイに固定され、ノードNT4はいわゆるダイナミッ
クノードとなる。すなわち、ノードNT4の電位は、ノ
ードNT1がハイのときの値が保持される。つまり、ノ
ードNT1がローになると、出力端子OUTのレベルは
保持されるのである。
【0056】いま、本発明の論理回路に要求される入出
力遅延時間の最小値を考える。つまり、クロック信号が
立上がったときに、その直前のクロック信号が立ち下が
ったときの入力データを受け取った論理の回路の出力デ
ータを、次段の論理回路へ入力し、クロック信号が立ち
下がったときに、その直前のクロック信号が立上がった
時の入力データを受け取った論理回路の出力データを次
段の論理回路へ入力できる条件を求める。
【0057】更に言い換えると、クロック信号が立上が
った時に、同時にラッチ回路1の出力データが、2つ以
上の論理回路をとおり、別の同種のラッチ回路5の出力
データとならない様な、またクロック信号が立ち下がっ
た時に、同時にラッチ回路3の出力データが、2つ以上
の論理回路をとおり、別の同種のラッチ回路(図1では
特に図示されておらず、敢えていえば、ラッチ回路5の
後段の論理回路の次に接続されるべきラッチ回路)の出
力データとならない様な条件を、図4のタイミング図を
参照しつつ求める。
【0058】図4にこの場合の実施例の動作を示すタイ
ミング図を示す。ラッチ回路1,5のパルス(ノードN
T1)をP1-1B,P1-2B,P1-1W,P1-2Wとして示し、
ラッチ回路3のパルス(ノードNT1)をP2-1B,P2-
2B,P2-1W,P2-2Wとして示す。
【0059】P1-1B,P1-1Wは、クロック信号が一番早
く立上がる場合であり、P1-2B,P1-2Wはクロック信号
が一番遅く立上がる場合である。また、P1-1B,P1-2B
はデバイスの製造時の温度等のばらつきにより生じるチ
ャネル長、ゲート酸化膜等のばらつきや、動作時の温度
変動、電源電圧のゆらぎによって、パルスが一番早く立
ち下がる場合である。また、P1-1W,P1-2Wはデバイス
の製造時の温度等のばらつきにより生じるチャネル長、
ゲート酸化膜等のばらつきや、動作時の温度変動、電源
電圧のゆらぎによって、パルスが一番遅く立ち下がる場
合である。
【0060】一般的なLSIの製造条件や動作温度範囲
では、図中のk、すなわち、パルス幅の最小値と最大値
との比は2程度である。
【0061】本発明のラッチ回路では、ラッチ回路1,
5の種類のラッチ回路と、ラッチ回路3の種類のラッチ
回路とを交互に使用し、論理回路をその間に夫々挟んで
縦続接続する構成であるので、P1-2Wのパルスの立ち下
がった時刻が、P2-1B及びP2-1Wのパルスの立ち下がっ
た時刻より前にあり、P2-2Wのパルスが立ち下がった時
刻が、P1-1B及びP1-1Wのパルスの立ち上がった時刻よ
り前にあれば、すなわち、 Ts +Twh×k<Tch Ts +Twl×k<Tcl であれば、本発明の論理回路に要求される入力遅延時間
の最小値はゼロにできることになる。すなわち、請求項
3記載の不等式の要件となる。
【0062】次に、本発明の論理回路に要求される入出
力遅延時間の最大値を考える。まり、クロック信号が立
上がった時に、ラッチ回路がデータを出力し、論理回路
をとおり、その出力が、次のクロック信号が立ち下がっ
たときにラッチ回路の出力データとなり、またクロック
信号が立ち下がった時にラッチ回路がデータを出力し、
論理回路をとおり、その出力が、次のクロック信号が立
上がったときにラッチ回路の出力データとなる条件を求
める。
【0063】図4を参照すると、パルス幅の最小値Tw
h,Twlがクロック信号のスキューとジッタの和より大
きいと、本発明の論理回路に要求される入出力遅延時間
の最大値は、クロック信号がハイの期間Tchあるいはク
ロック信号がローの期間Tclからラッチ回路の入力端子
INから出力端子OUTまでの遅延時間Tpdを引いた値
となる。
【0064】すなわち、本発明の論理回路の入出力遅延
時間の最大値を、クロックスキューやジッタ、更には、
第1及び第2の従来例で存在したセットアップタイムや
ホールドタイムの影響を受けない様に設定でき、遅延時
間Tpdのみが最大値を小さくする要因となる。論理回路
の入出力遅延時間の最大値を大きくできることにより、
1つの論理回路により複雑な回路を構成することができ
る。これにより、同期回路全体からみたとき、ラッチ回
路の段数の削減ができるので、クロック信号の分配のた
めの電力を削減することが可能となる。また、同期回路
の入力から出力までの遅延時間(レーテンシ)を小さく
することもできる。
【0065】また、論理回路に要求される入出力遅延時
間の最小値をゼロにしても、デハイスの拡散条件のばら
つき、すなわちチャネル長や酸化膜等ばらつき、温度や
電源変動によらず動作可能となる。また、同時にLSI
素子の増大や面積の増大などにより、LSI内の個々の
ラッチ回路に供給されるクロック信号のタイミングにず
れ、すなわちクロックスキューによるLSIの誤動作を
防止できる。
【0066】例えば、一般的な0.35μmCMOSプ
ロセスで作成した場合、本発明のラッチ回路の遅延時間
Tpdは100ps、クロック信号スキューは150p
s、ジッタは150ps、図4のk(デバイスばらつき
や動作温度変動等の変動割合を示し、1より大なる実
数)は2程度である。
【0067】論理回路の入出力遅延時間の最小値をゼロ
とできるためには、前述のとおり、 Ts <Twh<(Tch−Ts )/k Ts <Twl<(Tcl−Ts )/k とパルス幅を設定できれば良い。
【0068】いま、Tch,Tclを1ns(1GHz)と
すると、上記値を代入して、 300<TwhまたはTwl<350 となり、パルス幅を例えば325psとなるように設定
すれば、本発明の同期回路はデバイスばらつきや動作温
度等の変化によらず、またクロックスキューやジッタに
影響なく動作可能となる。更に、このとき論理回路の入
出力遅延時間の最小値がゼロであるから、無駄に論理回
路に遅延素子を挿入する必要がない。
【0069】また、このときの論理回路の入出力遅延時
間の最大値は900psとなることから、ほとんどクロ
ック信号のサイクル時間を無駄にすることなく有効に利
用でき、複雑な論理回路を構成することができる。
【0070】図5は図1のラッチ回路1,5の他の具体
例を示す図であり、図2と同等部分は同一符号にて示
す。図5においては、図2のラッチ機能部分を複数並列
的に設け(図では、単に2個並列して設けており、各符
号の添字をa,bとして示しいる)、パルス発生部分
(ノードNT1でのパルス)を共通に一個設けた構造で
ある。
【0071】図6は図1のラッチ回路3の他の具体例を
示す図であり、図3と同等部分は同一符号にて示す。図
5においては、図3のラッチ機能部分を複数並列的に設
け(図では、単に2個並列して設けており、各符号の添
字をa,bとして示しいる)、パルス発生部分(ノード
NT1でのパルス)を共通に一個設けた構造である。
【0072】かかる図5,6の構成を図1の対応するラ
ッチ回路に使用することで、並列の複数本(複数ビッ
ト)の信号を同時にラッチするレジスタ構成となり、パ
ルス発生部分の面積の増大がなくなることになる。
【0073】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ク
ロック信号のスキューやジッタ等の影響をなくしたクロ
ック信号に同期動作する同期回路を提供することがで
き、また、デバイス製造時の温度等のばらつきにより生
じるチャネル長やゲート酸化膜のばらつき、更には、動
作時の温度の変動や電源電圧の変動に回路動作が影響を
受けないようにした同期回路を提供することが可能とな
る。
【0074】更に、クロック信号によってデータの流れ
を制御するレジスタにおいて、そのレシスタ間に挿入さ
れる論理回路の入出力遅延時間の最大値をできるだけ大
とすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図である。
【図2】図1のブロックのラッチ回路1,5の一例を示
す図である。
【図3】図1のブロックのラッチ回路3の一例を示す図
である。
【図4】本発明の実施例の作用を説明するためのタイミ
ング図である。
【図5】図1のブロックのラッチ回路1,5の他の例を
示す図である。
【図6】図1のブロックのラッチ回路3の他の例を示す
図である。
【図7】従来技術の一例を示す図である。
【図8】従来技術の他の例を示す図である。
【図9】従来技術の更に他の例を示す図である。
【符号の説明】 1,5 第一種のラッチ回路 3 第二種のラッチ回路 2,4 論理回路 6 クロックツリー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力端子と、出力端子と、クロック端子
    とを有し、このクロック端子への入力クロック信号の一
    方向へのレベル遷移タイミングに応答して所定期間だけ
    当該入力端子からの入力信号を当該出力端子に伝達し、
    残余の期間は当該出力端子の信号状態を保持する第一の
    ラッチ回路と、 入力端子と、出力端子と、クロック端子とを有し、この
    クロック端子への入力クロック信号の他方向へのレベル
    遷移タイミングに応答して所定期間だけ当該入力端子か
    らの入力信号を当該出力端子に伝達し、残余の期間は当
    該出力端子の信号状態を保持する第二のラッチ回路と、 前記第一及び第二のラッチ回路間に接続された論理回路
    と、を含み、前記第一及び第二のラッチ回路のクロック
    端子に共通クロック信号を供給してなることを特徴とす
    る同期回路。
  2. 【請求項2】 前記第一のラッチ回路と同一構成の第三
    のラッチ回路と、前記第二のラッチ回路と前記第三のラ
    ッチ回路との間に接続された第二の論理回路とを更に含
    み、前記第三のラッチ回路のクロック端子に前記共通の
    クロック信号を供給してなることを特徴とする請求項1
    記載の同期回路。
  3. 【請求項3】 前記クロック信号の第一のレベルの期間
    をTch、第二のレベルの期間をTcl、前記クロック信号
    のスキューとジッタとの和の期間をTs とし、 前記第一または第三のラッチ回路の入力端子の入力信号
    が出力端子に伝達される期間の最小値をTwh、最大値を
    k×Twh(kは1より大なる実数)とし、 前記第二のラッチ回路の入力端子の入力信号が出力端子
    に伝達される期間の最小値をTwl、最大値をk×Twlと
    したとき、 Ts <Twh<(Tch−Ts )/k Ts <Twl<(Tcl−Ts )/k なる関係に設定してなることを特徴とする請求項1また
    は2記載の同期回路。
  4. 【請求項4】 前記第一または第三のラッチ回路は、 前記クロック信号が前記一方向へのレベル遷移タイミン
    グに応答して前記所定期間だけ有効となるパルス信号を
    生成するパルス発生部と、 前記パルス信号が有効の期間は前記入力端子の入力信号
    を前記出力端子へ伝達し、残余の期間は前記出力信号の
    状態を保持するラッチ部と、を有することを特徴とする
    請求項1〜3いずれか記載の同期回路。
  5. 【請求項5】 前記第二のラッチ回路は、 前記クロック信号の前記他方向へのレベル遷移タイミン
    グに応答して前記所定期間だけ有効となるパルス信号を
    生成するパルス発生部と、 前記パルス信号が有効の期間は前記入力端子の入力信号
    を前記出力端子へ伝達し、残余の期間は前記出力信号の
    状態を保持するラッチ部と、を有することを特徴とする
    請求項1〜4いずれか記載の同期回路。
  6. 【請求項6】 前記ラッチ部は複数設けられており、前
    記パルス発生部はこれ等複数のラッチ部に共通して設け
    られていることを特徴とする請求項4または5記載の同
    期回路。
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