JPH118827A - 撮像装置及び撮像方法 - Google Patents

撮像装置及び撮像方法

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JPH118827A
JPH118827A JP10126744A JP12674498A JPH118827A JP H118827 A JPH118827 A JP H118827A JP 10126744 A JP10126744 A JP 10126744A JP 12674498 A JP12674498 A JP 12674498A JP H118827 A JPH118827 A JP H118827A
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JP10126744A
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Inventor
Makoto Yokoi
誠 横井
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コストの削減及び回路規模の小型化を図ると
ともに消費電力の低減を図ることのできる撮像装置を提
供する。 【解決手段】 記録モードでは、カラープロセス回路1
1が一定の周期で出力する1フレーム分のYUVデータ
は、DMAコントローラ12を経由して、DMA転送に
よりDRAM14に周期的に書き込まれる。この1フレ
ーム分のYUVデータの書き込みは、所定の画像マップ
により行う。また、DMAコントローラ12は、ビデオ
エンコーダ15に対して、周期的にカラープロセス回路
11からDRAM14上に展開されるYUVデータを前
記画像マップに準じて読み出し、出力する。したがっ
て、CCD6が取り込んだ画像情報のDRAM14上の
周期的更新に応じて、ビデオエンコーダ15は自動的に
更新された情報を元にビデオ信号を発生し、VRAMコ
ントローラやVRAMを用いずとも、表示装置16に現
在画像を表示することができる

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被写体を撮像して
その画像データに基づき表示や記録を行う撮像装置及び
撮像方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の撮像装置として、図8に示す所謂
デジタルカメラが知られている。このデジタルカメラ
は、記録モードと再生モードとを設定可能であり、記録
モードの状態においては、レンズ30の後方に配置され
たCCD31は、タイミング発生器32、垂直ドライバ
33によって駆動され、一定周期毎に光電変換出力を1
画面分出力する。この光電変換出力は、サンプルホール
ド回路34でサンプルホールドされ、A/D変換器35
でデジタルデータに変換され、カラープロセス回路36
でカラープロセス処理が行われて、デジタルの輝度、色
差マルチプレクス信号(YUVデータ)とが、DMA(D
irect Memory Access)コントローラ37に出力される。
DMAコントローラ37は、カラープロセス回路36の
YUVデータ出力を、同じくカラープロセス回路36の
同期信号、メモリ書き込みイネーブル、クロック出力を
用いて一度DMAコントローラ37内部のバッファに書
き込み、DRAMI/F38を介してDRAM39にD
MA転送を行う。
【0003】CPU40は、前記YUVデータのDRA
M39へのDMA転送終了後に、このYUVデータをD
RAMI/F38を介してDRAM39より読み出し
て、VRAMコントローラ41介してVRAM42に書
き込む。デジタルビデオエンコーダ(以下、単にビデオ
エンコーダという。)43は、前記YUVデータをVR
AMコントローラ41を介してVRAM42より周期的
に読み出し、これらのデータを元にビデオ信号を発生し
て表示装置44に出力する。これにより、表示装置44
には、現在CCD31から取り込んでいる画像情報に基
づく画像が表示される。
【0004】そして、このように表示装置44に現在画
像が表示されている状態で、記録保存を行いたいタイミ
ングでシャッターキー45を操作するとトリガを発生す
る。するとCPU40は、このトリガに応じて現在CC
D31から取り込んでいる1画面分のYUVデータのD
RAM39へのDMA転送の終了後、直ちにCCD31
からのDRAM39への経路を停止し、記録保存の状態
に遷移する。この記録保存の状態では、CPU40がD
RAM39に書き込まれている1フレーム分のYUVデ
ータをDRAMI/F38を介してY,Cb,Crの各
コンポーネント毎に縦8画素×横8画素の基本ブロック
と呼ばれる単位で読み出してJPEG回路46に書き込
み、JPEG回路16で圧縮した符号データを該JPE
G回路16より読み出して、不揮発性メモリであるフラ
ッシュメモリ47に書き込む。そして、1フレーム分の
YUVデータの圧縮処理及びフラッシュメモリ47への
全圧縮データの書き込み終了に伴って、CPU40は再
度CCD31からDRAM39への経路を起動する。
【0005】また、再生モードでは、CPU40はCC
D31からDRAM39への経路を停止し、画像選択キ
ー等の押下に応じてCPU40がフラッシュメモリ47
から特定の1フレーム分の符号データを読み出してJP
EG回路46に書き込み、JPEG回路46で伸長処理
を行って得られた8×8の基本ブロック単位に、VRA
Mコントローラ41を介して、VRAM42へ1フレー
ム分のYUVデータを展開する。すると、ビデオエンコ
ーダ43は、VRAM42に展開されている1フレーム
分のYUVデータを元にビデオ信号を発生し、表示装置
44で表示を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のデジタルカメラにあっては、前述したように
記録モード及び再生モードにおいて、1フレーム分のY
UVデータをDRAM39に展開し、このYUVデータ
のDRAM39への展開終了毎に、このYUVデータを
DRAM39からVRAM42へ転送して、ビデオエン
コーダ43によりVRAM42のYUVデータを読み出
して表示を行う。つまり、DRAM39を作業用のメモ
リとして使用し、かつVRAM42を表示用のメモリと
して使用しつつ、画像の表示を行うことから、作業用の
メモリと表示用のメモリとが別個に存在することにより
より、コストの増加及び回路規模の大型化を招いてしま
う。また、両メモリが別個に存在すると、記録モードに
おけるCCD31から取り込んだ画像情報の更新や、再
生モードにおける圧縮したYUVデータの伸長の度に、
DRAM39に展開されているYUVデータをVRAM
42に転送しなくてはならず、その結果消費電力の損失
が不可避的に生じてしまう。
【0007】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、コストの削減及び回路規模の小型
化を図るとともに消費電力の低減を図ることのできる撮
像装置及び撮像方法を提供することを目的とするもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明の撮像装置にあっては、被写体を撮像して被写
体像を表す信号を発生する撮像手段と、該撮像手段より
発生した信号に基づき前記被写体像の画像データを生成
する生成手段と、この生成手段により生成された画像デ
ータに基づき被写体像を表示させる表示制御手段とを有
する撮像装置において、作業用のメモリ手段と、このメ
モリ手段に、前記生成手段からの画像データを所定のフ
ォーマットで転送するとともに、このメモリ手段から前
記表示制御手段に前記画像データを前記所定のフォーマ
ットで転送する転送手段とを設けてある。
【0009】したがって、生成手段により生成された画
像データは転送手段により転送されて所定のフォーマッ
トで作業用のメモリ手段に記憶され、この所定のフォー
マットで記憶された画像データが、表示制御手段に転送
されることにより、撮像手段により撮像されている被写
体の画像が表示される。つまり、画像の表示は、作業用
のメモリ手段から所定のフォーマットで画像データを直
接的に転送することにより行うことから、表示用のメモ
リが不要となるとともに、メモリ間での画像データの授
受に伴う電力消費もない。
【0010】また、本発明の他の構成にかかる撮像装置
にあっては、被写体を撮像して被写体像を表す信号を発
生する撮像手段と、該撮像手段より発生した信号に基づ
き前記被写体像の画像データを生成する生成手段と、こ
の生成手段により生成された画像データに基づき被写体
像を表示させる表示制御手段と、取り込み操作に応答し
て前記生成手段により生成された画像データを記録する
記録手段とを有する撮像装置において、作業用のメモリ
手段と、このメモリ手段に、前記生成手段からの画像デ
ータを所定のフォーマットで転送するとともに、このメ
モリ手段から前記表示制御手段及び前記記録手段に前記
画像データを前記所定のフォーマットで転送する転送手
段とを設けてある。
【0011】したがって、生成手段により生成された画
像データは転送手段により転送されて所定のフォーマッ
トで作業用のメモリ手段に記憶され、この所定のフォー
マットで記憶された画像データが、表示制御手段や記録
手段に転送されることにより、撮像手段により撮像され
ている被写体の画像が表示され、あるいは記録される。
【0012】また、本発明の他の構成にかかる撮像装置
にあっては、被写体を撮像して被写体像を表す信号を発
生する撮像手段と、該撮像手段より発生した信号に基づ
き前記被写体像の画像データを生成する生成手段と、取
り込み操作に応答して前記生成手段により生成された画
像データを記録する記録手段と、再生操作に応答して前
記記録手段に記録されている画像データに基づく画像を
表示させる表示制御手段とを有する撮像装置において、
作業用のメモリ手段と、このメモリ手段に、前記生成手
段及び前記記録手段からの画像データを所定のフォーマ
ットで転送するとともに、このメモリ手段から前記表示
制御手段に前記画像データを前記所定のフォーマットで
転送する転送手段とを設けてある。
【0013】したがって、生成手段により生成された画
像データは転送手段により転送されて所定のフォーマッ
トで作業用のメモリ手段に記憶され、この所定のフォー
マットで記憶された画像データが、表示制御手段に転送
されることにより、撮像手段により撮像されている被写
体の画像が表示される。また、記録手段に記録された画
像データも同様にして、所定のフォーマットで作業用の
メモリ手段に記憶され、この所定のフォーマットで記憶
された画像データが、表示制御手段に転送されることに
より、記録された画像データに基づく画像が表示され
る。
【0014】また、本発明の他の構成にかかる撮像装置
にあっては、被写体を撮像して被写体像を表す信号を発
生する撮像手段と、該撮像手段より発生した信号に基づ
き前記被写体像の画像データを生成する生成手段と、取
り込み操作に応答して前記生成手段により生成された画
像データを記録する記録手段と、前記生成手段により生
成された画像データに基づき被写体像を表示させるとと
もに、再生操作に応答して前記記録手段に記録されてい
る画像データに基づく画像を表示させる表示制御手段と
を有する撮像装置において、 作業用のメモリ手段と、
このメモリ手段に、前記生成手段及び前記記録手段から
の画像データを所定のフォーマットで転送するととも
に、このメモリ手段から前記表示制御手段及び前記記録
手段に前記画像データを前記所定のフォーマットで転送
する転送手段とを設けてある。
【0015】したがって、生成手段により生成された画
像データは転送手段により転送されて所定のフォーマッ
トで作業用のメモリ手段に記憶され、この所定のフォー
マットで記憶された画像データが、表示制御手段に転送
されることにより、撮像手段により撮像されている被写
体の画像が表示される。また、生成手段により生成され
て所定のフォーマットで作業用のメモリ手段に記憶され
た画像データが、所定のフォーマットで記録手段に転送
されて記録される。さらに、この記録手段に記録された
画像データも同様にして、所定のフォーマットで作業用
のメモリ手段に記憶され、この所定のフォーマットで記
憶された画像データが、表示制御手段に転送されること
により、記録された画像データに基づく画像が表示され
る。
【0016】また、本発明の他の構成にかかる撮像装置
にあっては、前記メモリ手段に、前記生成手段により生
成される画像データが交互に書き込まれる一対の領域を
設け、前記転送手段は、この一対の領域のうち非書き込
み状態にある領域の画像データを、前記表示制御手段に
転送する。したがって、メモリ手段への書き込みとメモ
リ手段からの転送とが同一領域で生ずることがなく、両
者が同一時点で行われることに起因する、表示制御手段
が表示させる画像のずれが回避される。
【0017】さらに、本発明の他の構成にかかる撮像装
置にあっては、前記転送手段により、前記メモリ手段に
転送される画像データを圧縮処理するとともに、このメ
モリ手段から転送される画像データを伸長処理するデー
タ処理手段をさらに有する。したがって、作業用のメモ
リ手段に圧縮された状態で画像データを記憶させること
ができ、作業用のメモリ手段に必要なメモリ容量が少な
くなる。
【0018】また、本発明の撮像方法にあっては、被写
体を撮像して被写体像を表す信号を発生し、この発生し
た信号に基づき前記被写体像の画像データを生成し、取
り込み操作に応答して前記画像データを記録する一方、
前記生成された画像データに基づき被写体像を表示させ
るとともに、再生操作に応答して記録されている前記画
像データに基づく画像を表示させる撮像方法において、
各動作時に用いる画像データを共通のフォーマットで転
送する。したがって、画像データの記録、被写体像の表
示、記録された画像データに基づく画像の表示は、共通
のフォーマットで画像データが直接的に転送されること
により行うことから、画像データの授受が効率的になさ
れる。
【0019】また、本発明の他の構成にかかる撮像方法
にあっては、前記生成される画像データを転送して一対
の領域に交互に書き込み、この一対の領域のうち非書き
込み状態にある領域から画像データを読み出して転送
し、前記被写体像の表示に供する。したがって、書き込
みと転送とが同一領域で生ずることがなく、両者が同一
領域において同一時点で行われることに起因する、表示
する画像のずれが回避される。
【0020】また、本発明の他の構成にかかる撮像方法
にあっては、前記画像データを圧縮処理するとももに、
この圧縮処理した画像データを伸長処理する。したがっ
て、画像データを効率的に転送し得る。
【0021】
【実施の形態】本発明の一実施の形態を図に従って説明
する。図1(a)(b)は本実施の形態にかかるデジタ
ルカメラの外観図である。同図に示すように、デジタル
カメラは、直方体形状の本体1を有し、この本体1の背
面には表示画面2が、前面隅部にはレンズ3が各々配設
され、上面にはシャッターキー4、及び画像選択キー等
で構成される複数のその他のキー5が配設されている。
【0022】図2は、本実施の形態にかかるデジタルカ
メラのブロック構成図であり、前記レンズ3の後方に配
置されたCCD6は、タイミイング発生器7、垂直ドラ
イバ8によって駆動され、一定周期毎に光電変換出力を
1画面分出力する。この光電変換出力は、サンプルホー
ルド回路9でサンプルホールドされ、A/D変換器10
でデジタルデータに変換され、カラープロセス回路11
でデジタルの輝度と色差を含んだマルチプレクス信号
(少なくとも輝度信号と色差信号を含んだ信号で、以
下、YUVデータという)がDMA(Direct Memory Acc
ess)コントローラ12に出力される。このDMAコント
ローラ12には、JPEG回路13、DRAM(Dynami
c Random Access Memory)14、及びビデオエンコーダ
15が接続されており、このビデオエンコーダ15には
前記表示画面2を有する表示装置16が接続されてい
る。前記DMAコントローラ12には、さらにバスライ
ンを介してCPU17とフラッシュメモリ18とが接続
されており、CPU17には前記シャッターキー4やそ
の他のキー5で構成されるキー部19から操作情報が入
力される。
【0023】図3は、前記DMAコントローラ12およ
びこの前記DMAコントローラ12と他のブロックとの
接続状態を示したブロック構成図であり、前記カラープ
ロセス回路11のYUVデータ出力は第1FIFO(Fir
st In First Out circuit)20に書き込まれ、DMAコ
ントロール回路21によってDRAMI/F22を介し
て、前記DRAM14にDMA転送される。また、DM
Aコントロール回路21は、ビデオエンコーダ15に対
してDRAM14からDRAMI/F22を介してDM
A転送で、YUVデータを第2FIFO23に書き込
み、ビデオエンコーダ15の読み出し制御信号に応じて
第2FIFOよりYUVデータを出力する。また、DM
Aコントロール回路21は、DRAM14からDRAM
I/F22を介してYUVデータの8×8基本ブロック
切り出しを行ってDMA転送で第3FIFO24に転送
し、JPEG回路13のデータ読み出し制御信号に応じ
て、第3FIFO24からYUVデータをJPEG回路
13に出力する。
【0024】以上の構成にかかる本実施の形態におい
て、記録モードでのデータの移動経路を図4(a)の
(S1−S4)に示して説明する。
【0025】まず上述したように、CCDから取り入れ
られた撮像データは、カラープロセス回路11が一定の
周期で出力する1フレーム分のYUVデータとされて
(S1)、DMAコントローラ12を経由して、DMA
転送によりDRAM14に周期的に書き込まれる(S
2)。このとき、この1フレーム分のYVUデータの書
き込みは、図5に示す画像マップにより、輝度Y、色差
Cb、Crの各コンポーネント毎に縦8画像データ×横
8画像データの基本ブロックを単位として行う。
【0026】また、DMAコントローラ12は、周期的
にカラープロセス回路11からDRAM14上に展開さ
れるYUVデータをDRAM14から前記画像マップに
準じて読み出し、ビデオエンコーダ15に対して出力す
る(S2−S3)。したがって、CCD6が取り込んだ
画像情報のDRAM14上の周期的更新に応じて、ビデ
オエンコーダ15は自動的に更新された情報を元にビデ
オ信号を発生することとなる。よって、従来の装置が具
備するVRAMコントローラやVRAMを用いずとも、
表示装置16の表示画面2に現在画像を表示することが
できる(S4)。
【0027】よって、これによりコストの低減と回路規
模の縮減とを図ることができるのみならず、VRAMへ
のデータ転送が不要となることにより、消費電力の損失
を回避することができる。
【0028】なお、この一連の動作(S1−S4)はC
PU17の指示によって行われるが、データはCPU1
7を介さないため高速にデータ移動が可能となる。
【0029】また、撮像時すなわち、記録モード時(S
1−S4)にこのデジタルカメラの操作者によって、シ
ャッターキー4が押下された時のデータの移動経路を図
4(b)に示して説明する。CPU17は、画像の記録
保持状態に推移し、カラープロセス回路11からDRA
M14に転送しているフレームの転送終了時点で、DM
Aコントローラ12に対してYUVデータの取り込みを
停止させる。また、停止と同時に、JPEG回路13を
起動し、DMAコントローラ12はJPEG回路13に
対して、DRAM14から1フレーム分のYUVデータ
を前記画像マップに準じて8×8基本ブロック単位のD
MA転送を行う(S5)。CPU17は、JPEG回路
13で生成した圧縮データを逐次、JPEG回路13か
ら読み出し、フラッシュメモリ18への書き込みを行う
(S6)。
【0030】このとき、JPEG回路13でのデータ圧
縮中もDMAコントローラ12のビデオエンコーダ15
に対するYUVデータの転送(S7)は継続可能であ
り、表示装置16はビデオエンコーダ15からのビデオ
信号によって、圧縮処理をしている画像情報と同じ画像
の表示を行う(S8)こともできる。
【0031】なお、JPEG回路13からのデータ読み
出しとフラッシュメモリ18へのデータ書き込み以外
は、CPU17の指示によってDMAコントローラ12
等によって行われ、データはCPU17を介さないため
高速にデータ移動が可能となる。
【0032】また、再生モードでは図4(c)に示すよ
うにデータは移動する。すなわち、CPU17の指示に
よってYUV信号処理回路6及びその前段は停止状態に
される。CPU17は、操作者によるその他のキー5中
の画像選択キーの操作に応じて、フラッシュメモリ18
から特定画像の符号データを読み出してJPEG回路1
3に書き込む(S9)。そして、CPU17の指示によ
って、JPEG回路13の伸長処理で得られた8×8基
本ブロック単位のデータが、DMAコントローラ12に
よりDRAM14への前記画像マップに準じたDMA転
送が行われる。(S10)同時にDMAコントローラ1
2は、ビデオエンコーダ15に対して前記画像マップに
準じたDMA転送を行い、これにより伸長された画像は
自動的に表示装置16の表示画面2に表示される。(S
11−S12)よって、前述と同様に、従来の装置が具
備するVRAMコントローラやVRAMを用いずとも、
表示装置16の表示画面2に、フラッシュメモリ18に
記憶されている画像選択キーの操作により選択された画
像を表示することができる。
【0033】なお、フラッシュメモリ18からのデータ
読み出しとJPEG回路13へのデータ書き込み以外
は、CPU17の指示によってDMAコントローラ12
等によって行われ、データはCPU17を介さないため
高速なデータ移動が可能となる。
【0034】なお、このように実施の形態においては、
カラープロセス回路11のYUVデータのメモリ上の周
期的な展開エリアとビデオエンコーダ15のメモリ上の
読み出しエリアは、共にDRAM14の同一エリアとな
る。しかし、YUV信号処理回路のYUVデータのフレ
ーム展開周期と、ビデオエンコーダ15のYUVデータ
のフレーム読み出し周期とは必ずしも同期しているわけ
ではないから、このように同一エリアを双方がアクセス
する場合、図6(a)〜(d)に示すような双方の周期
的な関係によっては、表示装置16の画像表示を劣化さ
せる場合がある。
【0035】すなわち、図6(a)〜(d)は、カラー
プロセス回路11のYUVデータの展開エリアと、ビデ
オエンコーダ15のYUVデータの読み出しエリアを同
一とした場合の、カラープロセス回路11のYUVデー
タ書き込みラインとビデオエンコーダ15のYUVデー
タの読み出しラインを時間軸で表現したものである。こ
こで、ラインとは画像の水平ラインを意味しており、こ
の画像の水平ラインを縦軸で示し、横軸に時間を設定し
てある。また、図6(a)〜(d)において一点鎖線は
カラープロセス回路11の展開を示し、よって、隣接す
る一点鎖線の間隔が展開周期である。また、実線はビデ
オエンコーダ15の第1フィールドの読み出しを、点線
は第2フィールドの読み出しを示し、よって、隣接する
実線の間隔及び隣接する点線の間隔が、ビデオエンコー
ダ15の読み出し周期である。さらに、図6(a)〜
(d)において、カラープロセス回路11の展開周期と
ビデオエンコーダ15の読み出し周期との関係は、図6
(a)が展開周期=読み出し周期の場合であり、図6
(b)が展開周期>読み出し周期の場合であり、図6
(c)が展開周期<読み出し周期の場合である。
【0036】すると、図6(a)及び図6(c)の場
合、t1,t2,t3の各時点で展開ラインと読み出し
ラインとの交差が発生し、図6(b)の場合t1,t
2,t3,t4の各時点で展開ラインと読み出しライン
との交差が発生することがわかる。このように、展開ラ
インと読み出しラインとの交差が発生するということ
は、表示画面2に表示しているフィールド(1/2フレ
ーム)における展開フレームの更新前と更新後の画像が
混在することを意味し、動いている被写体の画像を取り
込んでいる場合、被写体像表示が表示画面2内でずれを
発生することとなる。
【0037】しかし、図6(d)に示すように、カラー
プロセス回路11の展開タイミングが、ビデオエンコー
ダ15の読み出しタイミングに対して間欠的であった場
合、交差(t1,t2)は生ずるものの、その時間間隔
は広がるため、図6(a)〜図6(c)と同様に被写体
像表示のずれは生ずるが、視覚上はこのずれが目立ちに
くくなる。よって、カラープロセス回路11の展開タイ
ミングが、図6(d)のように間欠的となるように、タ
イミング発生器7によりCCD6の周辺あるいはカラー
プロセス回路11を駆動することにより、同一エリアを
カラープロセス回路11とビデオエンコーダ15とでア
クセスしても、動いている被写体の画像を取り込んでい
る場合における、被写体像表示のずれを抑制することが
できる。
【0038】図7は、本発明の他の実施の形態を示すも
のであり、被写体像表示のずれを2つのエリアを用いる
ことにより解消するようにしたものである。すなわち、
タイミング発生器7により、カラープロセス回路11の
展開周期とビデオエンコーダ15のフィールド(1/2
フレーム)の読み出し周期との関係を、展開周期>読み
出し周期に設定する。また、DRAM14にエリアAと
エリアBとを形成し、DMAコントロール回路21によ
り、カラープロセス回路11はエリアAとエリアBとに
交互に展開を行う。このとき、カラープロセス回路11
がエリアAへの展開終了時に立ち上がり、エリアBへの
展開終了時に立ち下がるエリア制御信号SをDMAコン
トロール回路21において生成し、ビデオエンコーダ1
5はこのエリア制御信号Sがロウレベルの状態ではエリ
アBから読み出しを行い、ハイレベルの状態ではエリア
Aから読み出しを行う。これにより、同一エリアで展開
ラインと読み出しラインとの交差が発生することがなく
なり、動いている被写体の画像を取り込んでいる場合に
おける、被写体像表示の表示画面2内でのずれを解消す
ることができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、画像デー
タを共通のフォーマットで各部に転送して、表示に供す
るようにしたことから、表示用のメモリやコントローラ
を削減することができ、これにより、コストの削減及び
回路規模の縮小化を図ることができるとともに、メモリ
間でのデータ転送を削減して消費電力の低減を図ること
ができ、さらには処理速度の向上を図ることもできる。
また、生成された画像データを一対の領域に交互に書き
込んで、非書き込み状態にある領域から画像データを表
示手段に転送するようにしたことから、書き込みと転送
とが同一領域で生ずることがなく、書き込みと転送とが
同一領域同一時点で行われることに起因する、表示画像
のずれを解消することができる。また、転送される画像
データの圧縮処理及び圧縮処理された画像データの伸長
処理をも行うようにしたことから、作業用のメモリ手段
に必要なメモリ容量を少なくすることものできる。
【0040】
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施の形態のかかるデジタ
ルカメラの外観を示す斜視図、(b)は同装置の異方向
からの斜視図である。
【図2】同デジタルカメラのブロック構成図である。
【図3】DMAコントローラの詳細を示すブロック構成
図である。
【図4】同デジタルカメラの動作説明図である。
【図5】1フレーム分のYUVデータの画像マップを示
す図である。
【図6】カラープロセス回路のYUVデータ書き込みラ
インとビデオエンコーダのYUVデータ読み出しライン
との関係を示す図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態を示すカラープロセ
ス回路のYUVデータ書き込みラインとビデオエンコー
ダのYUVデータ読み出しラインとの関係図である。
【図8】従来のデジタルカメラを示すブロック構成図で
ある。
【符号の説明】
6 CCD 11 カラープロセス回路 12 DMAコントローラ 14 DRAM 15 ビデオエンコーダ 16 表示手段 18 フラッシュメモリ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を撮像して被写体像を表す信号を
    発生する撮像手段と、該撮像手段より発生した信号に基
    づき前記被写体像の画像データを生成する生成手段と、
    この生成手段により生成された画像データに基づき被写
    体像を表示させる表示制御手段とを有する撮像装置にお
    いて、 作業用のメモリ手段と、 このメモリ手段に、前記生成手段からの画像データを所
    定のフォーマットで転送するとともに、このメモリ手段
    から前記表示制御手段に前記画像データを前記所定のフ
    ォーマットで転送する転送手段とを設けたことを特徴と
    する撮像装置。
  2. 【請求項2】 被写体を撮像して被写体像を表す信号を
    発生する撮像手段と、該撮像手段より発生した信号に基
    づき前記被写体像の画像データを生成する生成手段と、
    この生成手段により生成された画像データに基づき被写
    体像を表示させる表示制御手段と、取り込み操作に応答
    して前記生成手段により生成された画像データを記録す
    る記録手段とを有する撮像装置において、 作業用のメモリ手段と、 このメモリ手段に、前記生成手段からの画像データを所
    定のフォーマットで転送するとともに、このメモリ手段
    から前記表示制御手段及び前記記録手段に前記画像デー
    タを前記所定のフォーマットで転送する転送手段とを設
    けたことを特徴とする撮像装置。
  3. 【請求項3】 被写体を撮像して被写体像を表す信号を
    発生する撮像手段と、該撮像手段より発生した信号に基
    づき前記被写体像の画像データを生成する生成手段と、
    取り込み操作に応答して前記生成手段により生成された
    画像データを記録する記録手段と、再生操作に応答して
    前記記録手段に記録されている画像データに基づく画像
    を表示させる表示制御手段とを有する撮像装置におい
    て、 作業用のメモリ手段と、 このメモリ手段に、前記生成手段及び前記記録手段から
    の画像データを所定のフォーマットで転送するととも
    に、このメモリ手段から前記表示制御手段に前記画像デ
    ータを前記所定のフォーマットで転送する転送手段とを
    設けたことを特徴とする撮像装置。
  4. 【請求項4】 被写体を撮像して被写体像を表す信号を
    発生する撮像手段と、該撮像手段より発生した信号に基
    づき前記被写体像の画像データを生成する生成手段と、
    取り込み操作に応答して前記生成手段により生成された
    画像データを記録する記録手段と、前記生成手段により
    生成された画像データに基づき被写体像を表示させると
    ともに、再生操作に応答して前記記録手段に記録されて
    いる画像データに基づく画像を表示させる表示制御手段
    とを有する撮像装置において、 作業用のメモリ手段と、 このメモリ手段に、前記生成手段及び前記記録手段から
    の画像データを所定のフォーマットで転送するととも
    に、このメモリ手段から前記表示制御手段及び前記記録
    手段に前記画像データを前記所定のフォーマットで転送
    する転送手段とを設けたことを特徴とする撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記メモリ手段に、前記生成手段により
    生成される画像データが交互に書き込まれる一対の領域
    を設け、前記転送手段は、この一対の領域のうち非書き
    込み状態にある領域の画像データを、前記表示制御手段
    に転送することを特徴とする請求項1から4のいずれか
    に記載の撮像装置。
  6. 【請求項6】 前記転送手段により、前記メモリ手段に
    転送される画像データを圧縮処理するとともに、このメ
    モリ手段から転送される画像データを伸長処理するデー
    タ処理手段をさらに有することを特徴とする請求項1か
    ら5のいずれかに記載の撮像装置。
  7. 【請求項7】 被写体を撮像して被写体像を表す信号を
    発生し、この発生した信号に基づき前記被写体像の画像
    データを生成し、取り込み操作に応答して前記画像デー
    タを記録する一方、前記生成された画像データに基づき
    被写体像を表示させるとともに、再生操作に応答して記
    録されている前記画像データに基づく画像を表示させる
    撮像方法において、 各動作時に用いる画像データを共通のフォーマットで転
    送することを特徴とする撮像方法。
  8. 【請求項8】 前記生成される画像データを転送して一
    対の領域に交互に書き込み、この一対の領域のうち非書
    き込み状態にあるメモリから画像データを読み出して転
    送し、前記被写体像の表示に供することを特徴とする請
    求項7記載の撮像方法。
  9. 【請求項9】 前記画像データを圧縮処理するともも
    に、この圧縮処理した画像データを伸長処理することを
    特徴とする請求項7又は8記載の撮像方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000356984A (ja) * 1999-06-14 2000-12-26 Canon Inc 信号処理装置および信号処理方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000356984A (ja) * 1999-06-14 2000-12-26 Canon Inc 信号処理装置および信号処理方法

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