JPH1187372A - 半導体実装装置 - Google Patents

半導体実装装置

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JPH1187372A
JPH1187372A JP9254305A JP25430597A JPH1187372A JP H1187372 A JPH1187372 A JP H1187372A JP 9254305 A JP9254305 A JP 9254305A JP 25430597 A JP25430597 A JP 25430597A JP H1187372 A JPH1187372 A JP H1187372A
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JP
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collet
chip
heating element
bonding agent
adhesive
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Mikio Naruse
幹夫 成瀬
Risaburo Tsuchiya
利三郎 土屋
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Nissan Motor Co Ltd
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    • HELECTRICITY
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ICチップをマウントする際に、コレットの
連通路内に付着したダイボンド剤が、次に吸着したIC
チップに付着することを防止する。 【解決手段】 コレット1でICチップ14を吸着し、
基板上にダイボンディングした後、コレット1を引き上
げると、発熱体13の表面には、ダイボンド剤が付着し
ていることがある。制御部19は、発熱体13の電極に
電圧を印加し、発熱体13は、ダイボンド剤が熱分解す
るため充分な温度まで、高温化する。所定時間後、電圧
の印加を停止し、吸引部18は、吸引口11に負圧をか
け、吸引を行う。熱分解されたダイボンド剤は、吸引に
より、粉砕され多数のかけら状になり、負圧吸引により
吸引口11から外部に除去される。次にコレット1で吸
着するICチップにダイボンド剤が付着することを防止
でき、ICチップ実装の信頼度を向上させることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICチップを移動
および実装する際に使用される半導体実装装置に関し、
特にICチップを吸着するコレットに付着した接着剤に
よるICチップの汚染を防止した半導体実装装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体実装装置としては、図10
の(a)に示すような角錐状の開口部である連通路12
の上部に吸引口11を設けたコレット5で、吸引口から
の負圧による吸引力により、ICチップ14を、コレッ
ト5に吸着させ、ICチップ14の移動および実装を行
っているものがあった。図10の(b)は、コレット5
の底面図であり、このようにICチップ14の形状に合
わせた開口部を有するコレット5によりICチップ14
を吸着するので、ICチップ14と連通路12の壁面
は、線接触となり、面接触によりICチップ表面に傷等
の損傷を与えることが防止されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ICチ
ップを基板上にマウントする際に、ICチップを固定す
るためのダイボンド剤が、コレットの内壁面に付着し、
このダイボンド剤が付着したままの状態で、次にマウン
トするICチップを吸着すると、吸着したICチップに
ダイボンド剤が付着し、ダイボンド剤が導電性の場合に
は、ダイボンド剤が付着した部分で回路が短絡したり、
ボンディングワイヤが短絡し、ICチップの動作に異常
が生じることがあるという問題があった。
【0004】また、ダイボンド剤が非導電性のものであ
るときには、回路の短絡は生じないが、ボンディングワ
イヤを溶着する際に溶着不良となることがあるという問
題があった。本発明は、このような従来の問題点に鑑
み、ICチップをマウントする際に、コレットの内壁面
に付着したダイボンド剤が、次に吸着したICチップに
付着することを防止し、ICチップ実装の信頼度を向上
させることのできる半導体実装装置を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、本発明は、I
Cチップをコレットで吸着し、基板上に接着剤を介して
マウントする半導体実装装置において、コレットの内壁
面に設けられた発熱体と、ICチップをマウント後に、
発熱体を接着剤が熱分解する温度まで高温化し、コレッ
トの負圧吸引を行う制御部を有するものとする。発熱体
は、コレットがICチップを吸着した時に、ICチップ
の周縁角部がコレットと接触する部分であるICチップ
吸着ラインを含む、帯状の形状を有するものとすること
ができる。また、発熱体は、コレットがICチップを吸
着した時に、ICチップの周縁角部がコレットと接触す
る部分であるICチップ吸着ラインの上側と下側に設け
られ、互いに離間した帯状の形状を有するものでもよ
い。
【0006】ICチップをコレットで吸着し、基板上に
導電性の接着剤を介してマウントする半導体実装装置に
おいて、コレットの先端部に設けられた第1の電極と、
接着剤と電気的に接続された第2の電極と、第1の電極
と第2の電極間の電気的特性の変化を測定する測定部
と、測定部の測定結果に基づいて、コレットの内壁面へ
の接着剤の付着の有無を判断する判断部を有し、判断部
で、前記コレットの内壁面への前記接着剤の付着が有る
と判断された場合に、警報を発する警報部を有するもの
とする。また、判断部で、コレットの内壁面への前記接
着剤の付着が有ると判断された場合に、自動的にコレッ
トを清掃する清掃手段を有することもできる。
【0007】
【作用】ICチップを基板上に接着剤を介してマウント
する際に、コレットの内壁面に接着剤がが付着しても、
内壁面に設けられた発熱体の温度を上昇させ、付着した
接着剤を熱分解したのち、負圧吸引により、熱分解され
た接着剤を除去することにより、次にコレットで吸着す
るICチップに接着剤が付着することを防止できる。ま
た、発熱体の形状を、ICチップ吸着ラインを含む、帯
状の形状とすることにより、発熱体が所定温度まで上昇
するために必要な時間が短縮できる。さらに、発熱体の
形状を、ICチップ吸着ラインの上側と下側に設けられ
た、互いに離間した帯状とすることにより、ICチップ
の周縁角部は、従来と同様に、コレットの発熱体の設け
られていない内壁面と直接接触するので、発熱体表面の
平滑度は必要ではなくなり、発熱体形成時に要求される
平滑度合は緩和される。
【0008】また、コレットの先端部に設けられた第1
の電極と、基板上に塗布された接着剤と電気的に接続さ
れた第2の電極との間の電気的特性の変化を測定し、コ
レットの内壁面への接着剤の付着の有無を判断して、警
報を発することにより、簡単な電気回路を付け加えるだ
けで、ICチップに接着剤が付着することを防止でき
る。さらに、コレットの内壁面への接着剤の付着が有る
と判断された場合に、自動的にコレットを清掃する清掃
手段を設けることにより、自動的にコレットが清掃さ
れ、ICチップの実装が再開される。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を実施例によ
り説明する。図1は第1の実施例の構成を示す図であ
り、図2は、図1におけるコレット1の底面図である。
本実施例は、ICチップ14を吸着するコレット1と、
コレット1を移動する駆動部17と、コレット1を負圧
吸引する吸引部18と制御部19から構成される。駆動
部17および吸引部18は、図示しない全体制御部によ
り制御されている。コレット1は、角錐状の開口部であ
る連通路12を有する角柱部の上に吸引口11を有する
円柱部が接続され、連通路12の内壁面の、連通路12
の開口端からわずかに内側に入った位置から、吸引口1
1の接続部まで、発熱体13が設けられている。
【0010】発熱体13は白金の薄膜抵抗からなり、ダ
イボンド剤を熱分解できる温度まで高温化可能であり、
図2に示すように、連通路12の壁面を覆っている。発
熱体13の連通路12の開口側と、吸引口11の接続部
側には、それぞれ図示しない環状の電極が設けられてい
る。ICチップ14を吸着する時に、ICチップ14の
周縁角部を損傷することの無いように、発熱体13の表
面は、凸凹の少ない平滑面に形成されている。制御部1
9は、吸引部18および発熱体13に接続されている。
【0011】次に、図3のフローチャートを用いて、本
実施例の動作を説明する。ステップ101では、図4の
(a)に示すように、吸引部18が、コレット1の吸引
口11に負圧をかけ、ICチップ14を吸着する。ステ
ップ102では、図4の(b)に示すように、駆動部1
7が、吸着したICチップをダイパッド15に塗布され
たダイボンド剤16a上にマウントする。ICチップを
ダイボンド剤16a上にマウントするダイボンディング
工程の後、コレット1を引き上げると、発熱体13の表
面には、ダイボンド剤16bが付着している。
【0012】ステップ103で、制御部19は、発熱体
13の電極に電圧を印加する。発熱体13には、放射状
に電流が流れ、ダイボンド剤16bが熱分解するために
充分な温度まで、発熱体13は高温化する。ダイボンド
剤の熱分解に必要な所定時間が経過した後、制御部19
は電圧の印加を停止する。ステップ104では、制御部
19は、吸引部18を制御し、吸引口11に負圧をか
け、吸引を行う。図5に示すように、ステップ103で
熱分解されたダイボンド剤16cは、吸引により、粉砕
され多数のかけら状になり、負圧吸引により吸引口11
から外部に除去される。また、この負圧吸引工程によ
り、ダイボンド剤16cが除去されると同時に、発熱体
13の温度は低下する。発熱体13の表面に付着したダ
イボンド剤が除去され、発熱体13の温度が低下したの
ち、吸引部18は、負圧吸引を停止する。ステップ10
1へ戻り、次のICチップを吸着する。
【0013】したがって、ICチップ14をダイボンデ
ィングする際に、コレット1の連通路12内部にダイボ
ンド剤が付着しても、発熱体13の温度を上昇させ、付
着したダイボンド剤を熱分解したのち、負圧吸引によ
り、熱分解されたダイボンド剤を除去することにより、
次にコレットで吸着するICチップにダイボンド剤が付
着することを防止でき、ICチップ実装の信頼度を向上
させることができる。
【0014】図6は、発熱体の形状を変えた第2の実施
例のコレットの構成を示す図である。図6の(a)は縦
断面図であり、(b)は底面図である。図6の(a)に
示すように、コレット2の連通路12の壁面の、ICチ
ップを吸着したときに、ICチップの周縁角部が接触す
る部分であるICチップ吸着ラインLの上下に、ICチ
ップ吸着ラインLを含む帯状の発熱体21が形成されて
いる。図6の(b)に示すように、発熱体21は、連通
路12の内壁面をほぼ一周し、その端部からは、電極部
22aおよび22bが引き出されている。
【0015】この実施例では、ICチップとコレット2
の内壁面が接触する部分の近傍のみに、発熱体21を形
成したので、発熱体21の熱容量が小さく、発熱体21
が所定温度まで上昇するために必要な時間が短縮でき
る。その他の構成および作用は、図1に示す第1の実施
例と同様である。したがって、本実施例では、第1の実
施例と同様な効果が得られるとともに、付着したダイボ
ンド剤を短時間で除去でき、ダイボンド剤除去のために
必要な電力も低減できる。
【0016】図7は発熱体の形状を変えた第3の実施例
のコレットの構成を示す図である。図7の(a)は縦断
面図であり、(b)は底面図である。図7の(a)に示
すように、コレット3の連通路12の壁面の、ICチッ
プ吸着ラインLの上側と下側に、互いに離間して帯状の
発熱体31および32が形成されている。図7の(b)
に示すように、発熱体31は、連通路12の内壁面をほ
ぼ一周し、その端部からは、電極部33aおよび33b
が吸引口側へ引き出されている。同様に発熱体32も、
連通路12の壁面をほぼ一周し、その端部からは、電極
部34aおよび34bが開口部側へ引き出されている。
その他の構成は図1に示す第1の実施例と同様である。
【0017】ICチップとコレット3の内壁面が接触す
るコレット吸着ラインLの部分には、発熱体を形成せ
ず、その近傍のみに発熱体31および32を形成するこ
とにより、ICチップの周縁角部は、従来と同様に、コ
レットの発熱体の設けられていない内壁面と直接接触す
るので、発熱体表面の平滑度は必要ではなくなり、発熱
体形成時に要求される平滑度合は緩和される。その他の
作用は、図1に示す第1の実施例と同様である。したが
って、本実施例では、第1の実施例と同様な効果が得ら
れるとともに、発熱体付きコレットの生産歩留まりが向
上できる。なお、上記の各実施例においては、発熱体と
して白金薄膜抵抗を用いたが、これに限られるものでは
なく、厚膜抵抗等でもよく、すなわち、コレットの内壁
面に容易に形成可能で、かつ、表面温度が均一に高温化
し、ICチップを吸着する際にICチップに損傷を与え
ない発熱体であればよい。
【0018】図8は、ダイボンド剤の付着を検出するよ
うにした第4の実施例の構成図である。基板41のダイ
パッド42に塗布された導電性のダイボンド剤43aの
上へ、ICチップ44をマウントする場合を例として、
本実施例の構成を説明する。本実施例の半導体実装装置
は、コレット4の連通路12の壁面の開口部近傍に、壁
面を覆おう薄板状の絶縁体45を介して電極46が取付
けられているコレット4と、基板41のダイパッド部4
2と電気的に接続されているランド部47に接触する位
置に配置されている電極48と、電極46と電極48間
の電気抵抗値を測定する測定部49と、測定部49の測
定結果に基づいて、コレット4の内壁面へのダイボンド
剤の付着の有無を判断する判断部50と、判断部50
で、ダイボンド剤の付着が有ると判断された場合に、警
報を発する警報部51と、コレット4を駆動する駆動部
52から構成される。
【0019】ICチップ44をダイパッド42に塗布さ
れたダイボンド剤43aの上へ、マウントする際、コレ
ット4の内壁面にダイボンド剤が付着していない場合
と、図8に点線で示すように前回のマウントの時に付着
したダイボンド剤43bがコレット4の内壁面に残って
いる場合とでは、電極46と電極48間の電気抵抗が異
なる。測定部49は、電気抵抗値を測定し、測定結果を
判断部50へ出力する。判断部50では、測定部49の
測定値が所定の値を越えると、ダイボンド剤がコレット
4の内壁面に付着していると判断し、判断結果を警報部
51と駆動部52へ出力する。警報部51は、ダイボン
ド剤の付着を報知し、駆動部52はコレット4の駆動を
停止する。
【0020】これにより、コレット4の内壁面にダイボ
ンド剤が付着しているときには、コレット4の駆動を停
止し、警報により報知するので、簡単な電気回路を付け
加えるだけで、ICチップにダイボンド剤が付着するこ
とを防止でき、ICチップ実装の信頼度を向上させるこ
とができる。
【0021】図9は、ダイボンド剤の付着を検出し、自
動清掃を行う第5の実施例の構成図である。本実施例に
おいては、判断部50が、コレット4の内壁面にダイボ
ンド剤が付着しているとした判断結果を駆動部53へ送
る。また、回転スポンジ54からなる清掃手段が予め設
けられている。
【0022】駆動部53は、判断部50から、コレット
4の内壁面にダイボンド剤が付着しているとした判断結
果を送られると、コレット4を駆動して、回転スポンジ
54までコレット4を移動する。回転スポンジ54によ
り、付着したダイボンド剤が除去されたコレット4は、
再び駆動部53により、所定の動作位置に移動され、I
Cチップの実装を続ける。その他の構成および動作は、
図8に示す第4の実施例と同様である。
【0023】これにより、第4の実施例と同様の効果を
えられるとともに、自動的にコレットが清掃され、IC
チップの実装が再開されるので、ICチップの実装効率
が向上する。なお、第4および第5の実施例では、電極
間の電気抵抗を測定したが、これに限られるものではな
く、電極間の電位、電流または静電容量等を単独でまた
は組み合わせて測定するものや、それぞれの電気特性の
変化量を測定するものでもよく、即ち、ダイボンド剤の
付着により生じる電気的特性の変化を検出できるもので
あればよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体実
装装置によれば、ICチップを基板上に接着剤を介して
マウントする際に、コレットの内壁面に接着剤が付着し
ても、内壁面に設けられた発熱体の温度を上昇させ、付
着した接着剤を熱分解したのち、負圧吸引により、熱分
解された接着剤を除去することにより、次にコレットで
吸着するICチップに接着剤が付着することを防止で
き、ICチップ実装の信頼度を向上させることができ
る。
【0025】また、発熱体の形状を、コレットがICチ
ップを吸着した時に、ICチップの周縁角部がコレット
と接触する部分であるICチップ吸着ラインを含む、帯
状の形状とすることにより、発熱体が所定温度まで上昇
するために必要な時間が短縮できるので、付着した接着
剤を短時間で除去でき、接着剤除去のために必要な電力
も低減できる。さらに、発熱体の形状を、ICチップ吸
着ラインの上側と下側に設けられ、互いに離間した帯状
とすることにより、ICチップの周縁角部は、従来と同
様に、コレットの発熱体の設けられていない内壁面と直
接接触するので、発熱体表面の平滑度は必要ではなくな
り、発熱体形成時に要求される平滑度合は緩和され、発
熱体付きコレットの生産歩留まりが向上する。
【0026】また、コレットの先端部に設けられた第1
の電極と、基板上に塗布された接着剤と電気的に接続さ
れた第2の電極との間の電気的特性の変化を測定し、コ
レットの内壁面への接着剤の付着の有無を判断して、警
報を発することにより、簡単な電気回路を付け加えるだ
けで、ICチップに接着剤が付着することを防止でき、
ICチップ実装の信頼度を向上させることができる。さ
らに、コレットの内壁面への接着剤の付着が有ると判断
された場合に、自動的にコレットを清掃する清掃手段を
設けることにより、自動的にコレットが清掃され、IC
チップの実装が再開されるので、ICチップの実装効率
が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の構成を示す図である。
【図2】図1におけるコレットの底面図である。
【図3】動作を説明するフローチャートである。
【図4】コレットにおける動作を説明する図である。
【図5】コレットにおける動作を説明する図である。
【図6】第2の実施例のコレットの構成を示す図であ
る。
【図7】第3の実施例のコレットの構成を示す図であ
る。
【図8】第4の実施例の構成を示す図である。
【図9】第5の実施例の構成を示す図である。
【図10】従来例のコレットの構成を示す図である。
【符号の説明】
1、2、3、4、5 コレット 11 吸引口 12 連通路 13、21、31、32 発熱体 14、44 ICチップ 15、42 ダイパッド 16a、16b、16c、43a、43b
ダイボンド剤 17、52、53 駆動部 18 吸引部 19 制御部 22a、22b、33a、33b、34a、34b、4
6、48 電極 41 基板 45 絶縁体 47 ランド部 49 測定部 50 判断部 51 警報部 54 回転スポンジ L ICチップ吸着ライン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ICチップをコレットで吸着し、基板上
    に接着剤を介してマウントする半導体実装装置におい
    て、前記コレットの内壁面に設けられた発熱体と、IC
    チップをマウント後に、前記発熱体を前記接着剤が熱分
    解する温度まで高温化し、前記コレットの負圧吸引を行
    う制御部を有することを特徴とする半導体実装装置。
  2. 【請求項2】 前記発熱体は、前記コレットがICチッ
    プを吸着した時に、前記ICチップの周縁角部が前記コ
    レットと接触する部分であるICチップ吸着ラインを含
    む、帯状の形状を有することを特徴とする請求項1記載
    の半導実装装置。
  3. 【請求項3】 前記発熱体は、前記コレットがICチッ
    プを吸着した時に、前記ICチップの周縁角部が前記コ
    レットと接触する部分であるICチップ吸着ラインの上
    側と下側に設けられ、互いに離間した帯状の形状を有す
    ることを特徴とする請求項1記載の半導体実装装置。
  4. 【請求項4】 ICチップをコレットで吸着し、基板上
    に導電性の接着剤を介してマウントする半導体実装装置
    において、前記コレットの先端部に設けられた第1の電
    極と、前記接着剤と電気的に接続された第2の電極と、
    前記第1の電極と前記第2の電極間の電気的特性の変化
    を測定する測定部と、該測定部の測定結果に基づいて、
    前記コレットの内壁面への接着剤の付着の有無を判断す
    る判断部を有することを特徴とする半導体実装装置。
  5. 【請求項5】 前記判断部で、前記コレットの内壁面へ
    の前記接着剤の付着が有ると判断された場合に、警報を
    発する警報部を有することを特徴とする請求項4記載の
    半導体実装装置。
  6. 【請求項6】 前記判断部で、前記コレットの内壁面へ
    の前記接着剤の付着が有ると判断された場合に、自動的
    にコレットを清掃する清掃手段を有することを特徴とす
    る請求項4または5記載の半導体実装装置。
JP9254305A 1997-09-03 1997-09-03 半導体実装装置 Withdrawn JPH1187372A (ja)

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