JPH118596A - 無瞬断系切替方法 - Google Patents

無瞬断系切替方法

Info

Publication number
JPH118596A
JPH118596A JP9158387A JP15838797A JPH118596A JP H118596 A JPH118596 A JP H118596A JP 9158387 A JP9158387 A JP 9158387A JP 15838797 A JP15838797 A JP 15838797A JP H118596 A JPH118596 A JP H118596A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
phase
state
phase difference
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9158387A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3389062B2 (ja
Inventor
Yoichi Tsukioka
陽一 月岡
Kinji Yoshida
欣司 吉田
Noriyuki Kawamura
仙志 河村
Hiroshi Sugawara
浩 菅原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Hitachi Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP15838797A priority Critical patent/JP3389062B2/ja
Publication of JPH118596A publication Critical patent/JPH118596A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3389062B2 publication Critical patent/JP3389062B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 支障移転の有無に拘らず、少ないメモリ容量
を以て一定範囲内の系間定常位相差を常時吸収した上、
MF信号の無瞬断状態での系切替を行うこと。 【解決手段】 運用・予備系間定常位相差から位相比較
回路1ー2,2ー2各々により例えば運用系が位相遅れにある
と一旦認識されれば、以降、運用系対応メモリ1ー3への
データ蓄積量が最小に抑えられつつ、メモリ1ー3,2ー3各
々から同一タイミングでデータが読み出される場合に
は、この状態では、支障移転等により予備系位相が変化
するとしても、予備系への系切替が可能とされている系
間定常位相差であれば、予備系からもデータが無瞬断状
態として読み出され得るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、運用系、予備系そ
れぞれの伝送路上でのジッタが前処理により吸収されて
いるものとして、系間伝送経路長等の違いによる系間定
常位相差が系対応メモリで吸収されるに際し、それらメ
モリの容量を必要最小限として系間定常位相差が吸収さ
れた上、系切替が無瞬断で行われるようにした無瞬断系
切替方法、更には、予備系伝送路上での支障移転に伴い
系間定常位相差が変動する場合であっても、その支障移
転後での系間定常位相差が吸収された上、系切替が無瞬
断で行われるようにした無瞬断系切替方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】これまで、伝送路(例えば光ファイバ伝
送路)が2重化として構成されている場合に、運用系
(現用系)、予備系(待機系)それぞれの伝送路上での
ジッタが既に吸収されているものとして、系間伝送経路
長等の違いによる系間位相差を吸収するには、例えば特
開平7ー327018号公報に記載されたものが知られ
ている。これによる場合、系間での相対的な位相進み/
遅れ関係とその際での定常的な位相進み/遅れ量とが判
定された上、位相進み状態にある系からの入力データ
(m・p(m:2以上の整数、p:1以上の整数)フレ
ームからなるマルチフレーム(MF)信号)は、他系に
対する位相進み量分、系共通に設けられているメモリ上
で遅延記憶された後、そのメモリ上から読出しされるも
のとなっている。位相進み状態にある系からの入力デー
タがメモリ上で位相進み量分、遅延されることで、他系
からの入力データとの位相同期状態が図られているもの
である。しかしながら、伝送システムの運用状態で、位
相遅れ状態にある系が予備系で、予備系伝送路側に支障
移転(予備系伝送路が一時的に断状態(支障移転中)に
おかれた上、その伝送経路長が延長/縮小される変更を
いう)が生じた場合を想定すれば、もはや、その支障移
転には対処し得ないものとなる。
【0003】また、以上とは別に、系対応に2pフレー
ム容量メモリが設けられた上、運用系、予備系のうち、
何れか一方の系での位相を基準位相として、系間位相差
をそれらメモリ上で吸収することも考えられている。支
障移転の有無に拘らず、系間位相差がpフレーム以下で
ある場合には、系間位相差の再吸収が可能とされている
わけであるが、これによる場合にはまた、系対応に2p
フレーム容量メモリが必要となり、徒に多くのメモリ容
量が要されるものとなっている。
【0004】更に、系対応にpフレーム容量メモリが設
けられた上、系間位相差をそれらメモリ上で吸収するこ
とも考えられているが、この方法に係る無瞬断系切替装
置のブロック構成を図4に示す。この構成とその動作を
説明すれば以下のようである。
【0005】即ち、運用系受信部におけるMF同期回路
1−1では、運用系伝送路上からの入力データはジッタ
による位相変動が既に吸収された状態として、そのMF
同期処理によりMF同期が確立された状態で、MF同期
信号がm・pフレーム周期毎に抽出されているが、この
MF同期信号からはまた、これを時間基準として、メモ
リ(具体的には、例えばpフレーム容量のエラスティッ
クメモリ)1−3へのライトリセット信号(書込初期設
定信号)が、そのMF同期信号を先頭ライトリセット信
号としてpフレーム周期毎に発生されたものとなってい
る。ライトリセット信号が発生される度に、メモリ1―
3上では、その初期アドレスより連続アドレス順にpフ
レーム分に亘る入力データが順次記憶されているもので
ある。このような事情は予備系でも同様とされる。予備
系受信部におけるMF同期回路2−1では、予備系伝送
路上からの入力データは既にジッタによる位相変動が吸
収された状態として、MF同期処理によりMF同期が確
立された状態で、MF同期信号がm・pフレーム周期毎
に抽出されているが、このMF同期信号からはまた、こ
れを時間基準として、メモリ(具体的には、例えばpフ
レーム容量のエラスティックメモリ)2−3へのライト
リセット信号が、そのMF同期信号を先頭ライトリセッ
ト信号としてpフレーム周期毎に発生されているもので
ある。
【0006】さて、運用系伝送路上からの入力データと
予備系伝送路上からの入力データとの間には、通常、伝
送経路長等の違いによる位相差(一定)が定常的に存在
しているが、この位相差は運用系で抽出されたMF同期
信号と、予備系で抽出されたそれとの間での相対位相差
としてm・pフレーム周期毎に検出され得るものとなっ
ている。より具体的には、位相比較回路1−2,2―2
各々では、それらMF同期信号がm・pフレーム周期毎
に位相比較されることで、自系のMF同期信号に対する
他系のそれの位相進み/遅れ量が知れているものであ
る。したがって、運用系で抽出されたMF同期信号に対
し予備系で抽出されたそれが位相遅れ状態にある場合に
は、予備系で抽出されたMF同期信号を時間基準とし
て、また、これとは逆に、予備系で抽出されたMF同期
信号に対し運用系で抽出されたそれが位相遅れ状態にあ
る場合には、運用系で抽出されたMF同期信号を時間基
準として、メモリ1―3,2−3各々から同一タイミン
グ、同一アドレスとして入力データが順次読み出される
ようにすればよいものである。具体的に、例えば運用系
でのMF同期信号が予備系でのそれに比し時間α相当分
位相遅れ状態にある位相比較結果が位相比較回路1−
2,2―2各々から得られた場合を想定すれば、位相比
較回路1−2,2―2各々からは、その際での系間位相
差を吸収するための遅延量td ,td +α(td :事前
設定遅延量(≠0))が得られるが、これら遅延量t
d ,td +αにもとづき、メモリ読出し制御回路1―
4,2―4各々からは、リードリセット信号(読出初期
設定信号)が同一タイミングで、しかもpフレーム周期
毎に順次発生されているものである。このリードリセッ
ト信号が発生される度に、メモリ1―3,2―3上から
は、ともにその初期アドレスより連続アドレス順に、遅
延量td ,td +α相当前に既に記憶されている入力デ
ータが順次読出しデータとして読出しされているもので
ある。換言すれば、メモリ1―3,2―3上からは、常
時同一入力データが系間で常時位相同期された状態とし
て読み出されているものである。
【0007】ところで、通常、無瞬断切替部3からは、
運用系対応メモリ1―3からの読出しデータが選択的に
出力された上、後位装置(図示せず)で所定に受信処理
されているが、このような状態で、もしも系切替信号に
より運用系、予備系がそれぞれ新予備系、新運用系に同
時に切替された場合を想定すれば、その新運用系からの
読出しデータは新予備系からの読出しデータと常時位相
同期状態にあり、しかもデータ自体も常時同一とされて
いることから、常時、無瞬断状態での系切替が可能とさ
れているものである。
【0008】なお、特開平8ー149114号公報によ
る場合、送信器各々からの同一データはそれぞれ一旦バ
ッファメモリに保持されつつ、フレーム同期・位相差検
出機能によりそれらバッファメモリ各々より位相同期状
態として読み出された後、それぞれメモリに保持されつ
つ、そのデータ誤りが監視されたものとなっている。そ
の監視の結果として、何れか一方のメモリへのデータか
らデータ誤りが検出された場合には、他方のメモリから
読み出されるデータが受信データとして選択的に得られ
たものとなっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図4に示すように、こ
れまでにあっては、MF同期信号間での位相進み/遅れ
量が、通常、一定であるにも拘らず、MF同期信号間で
の位相進み/遅れ量がm・pフレーム周期毎に得られた
上、系間位相差を吸収するための遅延量がm・pフレー
ム周期毎に決定されているが、このような方法による場
合、予備系側での支障移転には対処し得ない場合がある
ものとなっている。これは、例えば運用系に対し予備系
が一定位相遅れ状態にある場合に、予備系伝送路側での
支障移転により予備系位相が変化し、したがって、その
位相変化によりリードリセット信号の周期的発生が一時
的に保証されなくなる結果として、運用系、予備系各々
からの読出しデータがともに一時的に不連続状態におか
れてしまうからである。
【0010】図5には、図4に示す無瞬断切替装置の一
例での動作が示されているが、これからも判るように、
本例では、支障移転前にあっては、予備系が運用系に対
し一定位相遅れ状態にあり、したがって、メモリ各々へ
のリードリセット信号は予備系MF同期信号にもとづき
常時発生されている場合が想定されたものとなっている
(a点)。しかしながら、その後での支障移転により予
備系位相が変化し、例えば予備系位相が運用系位相に比
し位相進み状態ともなれば(b点)、その時点以降、そ
れまでの予備系MF同期信号に代わって、メモリ各々へ
のリードリセット信号は運用系MF同期信号にもとづき
常時発生される結果として、メモリリードリセット信号
の位相タイミングが支障移転前後で変化してしまい、運
用系、予備系各々からの読出しデータに一時的に不連続
状態(非無瞬断状態)が発生するものであることが判る
(c点)。
【0011】本発明の第1の目的は、系間伝送経路長等
の違いによる、広範囲に亘る系間定常位相差が系対応メ
モリで吸収されるに際し、それらメモリの容量が必要最
小限に抑えられた状態で、その系間定常位相差が吸収さ
れた上、系切替が無瞬断で行われ得る無瞬断系切替方法
を供するにある。本発明の第2の目的は、系間伝送経路
長等の違いによる、広範囲に亘る系間定常位相差が系対
応メモリで吸収されるに際し、たとえ、予備系伝送路上
で支障移転があったとしても、その支障移転前後での系
間定常位相差が吸収された上、系切替が無瞬断で行われ
得る無瞬断系切替方法を供するにある。本発明の第3の
目的は、系間伝送経路長等の違いによる、広範囲に亘る
系間定常位相差が系対応メモリで吸収されるに際し、予
備系伝送路上の支障移転前に対する支障移転後での予備
系位相の想定され得る最大位相遅れを考慮の上、それら
メモリの容量が必要最小限に抑えられた状態で、その支
障移転前後での系間定常位相差が吸収された上、系切替
が無瞬断で行われ得る無瞬断系切替方法を供するにあ
る。本発明の第4の目的は、系間定常位相差の系対応メ
モリでの吸収が不可となる度に、系対応メモリでの吸収
が再び可能ならしめられ得る無瞬断系切替方法を供する
にある。本発明の第5の目的は、系間定常位相差の系対
応メモリでの吸収が不可となる度に、系対応メモリでの
吸収が再び可能ならしめられるに際しては、後位装置で
の誤動作が防止されるべく、特定パターンが通知されつ
つ、吸収可能状態に復帰され得る無瞬断系切替方法を供
するにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的は、系対
応マルチフレーム同期信号からpフレーム周期毎に作成
される系対応書込初期設定信号にもとづき、系対応のメ
モリ上には、pフレーム分のマルチフレームデータが連
続アドレス順に書込みされる一方、系対応初期マルチフ
レーム同期信号の系間位相比較により位相遅れ状態にあ
る系が一旦選択された以降においては、その系対応書込
初期設定信号に対し、メモリ制御上、可能な限り直後に
系共通の読出初期設定信号がpフレーム周期毎に作成さ
れる度に、上記系対応のメモリ上からは、pフレーム分
のマルチフレームデータが連続アドレス順に読み出され
ることで達成される。
【0013】また、上記第2の目的は、系対応のメモリ
上から、pフレーム分のマルチフレームデータが連続ア
ドレス順に読み出されている状態で、予備系伝送路上の
支障移転に伴い予備系対応書込初期設定信号の作成が一
時的に停止され、該支障移転に伴い系間定常位相差が変
化した場合であっても、支障移転中以外においては、支
障移転前後での系間定常位相差が常時吸収されることで
達成される。
【0014】更に、上記第3の目的は、予備系伝送路上
の支障移転前に対する支障移転後での予備系位相の想定
され得る最大位相遅れがβ(≠0)フレーム分であると
して、系対応のメモリ上にはpフレーム分のマルチフレ
ームデーが連続アドレス順に書込みされる一方、系対応
に抽出された初期マルチフレーム同期信号の系間位相比
較により位相遅れ状態にある系が一旦選択された以降に
おいては、該選択された系についての系対応書込初期設
定信号に対し、βフレーム分とメモリ制御上、最低限必
要な容量分とを合せた分、遅れた状態として系共通の読
出初期設定信号がpフレーム周期毎に作成される度に、
上記系対応のメモリ上からはpフレーム分のマルチフレ
ームデータが連続アドレス順に読み出されている状態
で、少なくとも(p+β)フレーム分とメモリ制御に必
要な最低限のメモリ容量とを合せた分の容量を有するメ
モリを使って、pフレーム相当分以内の系間定常位相差
以外に、予備系伝送路上の支障移転に伴い予備系対応書
込初期設定信号の作成が一時的に停止され、該支障移転
に伴いβフレーム分以下で系間定常位相差が変化した場
合であっても、支障移転中以外においては、支障移転前
後での系間定常位相差が常時吸収されることで達成され
る。
【0015】更にまた、上記第4の目的は、予備系対応
書込初期設定信号の、系共通の読出初期設定信号に対す
る位相差が常時監視されている状態で、予備系伝送路上
の支障移転等を要因として、該位相差が無瞬断系切替許
容範囲外にある状態で系切替が行われる度に、該位相差
が無瞬断系切替許容範囲内に再復帰されるべく、系共通
の読出初期設定信号のタイミング位相が再設定されるこ
とで達成される。
【0016】上記第5の目的はまた、系共通の読出初期
設定信号のタイミング位相が再設定されるに際して、運
用系として読み出されているマルチフレーム信号は位相
タイミング再設定前後に亘る一定時間の間、瞬断による
マルチフレームデータの乱れによる誤動作を防止すべ
く、特定パターンデータに置換された状態として読出し
されることで達成される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明一実施形態を図1か
ら図3により説明する。先ず本発明に係る無瞬断系切替
装置について説明すれば、図1はその一例での基本ブロ
ック構成を示したものである。図示のように、そのブロ
ック構成上、既述の図4に示すものと実質的に異なると
ころは、新たな構成要素、即ち、挿抜検出部1―5,2
―5、運用状態監視部1―6,2―6、書込み・読出し
位相比較回路1―7,2―7、マスク回路1―8,2―
8およびタイマ回路1―9,2―9が設けられているこ
とである。また、メモリ制御上、最低限必要とされてい
るメモリ容量を無視するとすれば、メモリ1−3,2―
3各々でのメモリ容量としては、少なくともpフレーム
容量、具体的には、予備系伝送路上の支障移転前に対す
る支障移転後での予備系位相の想定され得る最大位相遅
れがβフレーム分であるとした場合、少なくとも(p+
β)フレーム容量として設定されればよいものとなって
いる。
【0018】以降、メモリ制御上、最低限必要とされて
いるメモリ容量を無視するとして、それら構成要素のう
ち、先ず挿抜検出部1―5,2―5、運用状態監視部1
―6,2―6各々での動作について説明すれば、挿抜検
出部1―5,2―5各々では、相互に他系受信部自体の
その挿抜状態が常時監視された上、その監視結果は運用
状態監視部1―6,2―6に通知されているが、運用状
態監視部1―6,2―6各々ではまた、自系運用状態、
他系運用状態および他系挿抜状態から、以下の表1,表
2として示す如くに、自系の運用状態および運用フェー
ズが所定に選択されたものとなっている。
【0019】
【表1】
【0020】
【表2】
【0021】これからも判るように、運用系、予備系各
々では、他系との間で位相比較回路1−2,2―2各々
による、MF初期同期信号の位相比較調整がまだ行われ
ていなく(位相調整前)、かつ他系受信部自体が挿入状
態にない場合は、他系とは無関係に自律制御下にメモリ
からの読出し制御が行われたものとなっている。即ち、
運用系では、MF同期信号が抽出される度に、その抽出
時点から任意設定時間後に、メモリ読出し制御回路1―
4からは、リードリセット信号がメモリ1―3に対し周
期的に発生されるようにすればよいものであり、このよ
うな事情は予備系でも同様とされているものである。ま
た、運用系、予備系各々では、自系がまだ他系との間で
位相調整されていなく(位相調整前)、かつ他系受信部
自体が挿入状態にある状態で、自系、他系がともにMF
初期同期状態におかれた上、他系との間で一旦位相調整
が行われた場合には、自系は、その時点以降、原則とし
て他系とメモリ1−3,2―3各々からの読出し位相が
一致されたホールド状態(自走状態)におかれるもので
あることが判る。即ち、系対応初期MF同期信号の系間
位相比較により位相遅れ状態にある系が一旦選択された
以降においては、その系対応ライトリセット信号より少
なくとも1アドレス分、またはβフレーム分、遅れた状
態として系共通リードリセット信号がpフレーム周期毎
に発生されているものである。メモリ1−3,2―3各
々でのメモリ容量が、少なくとも(p+β)フレーム容
量であるとして、βフレーム分、遅れた状態として系共
通リードリセット信号がpフレーム周期毎に発生される
場合には、予備系伝送経路長の縮小に係る支障移転に対
しての対処は勿論のこと、その延長に係る支障移転に対
しても、その際での位相遅れが想定され得る最大位相遅
れ(βフレーム分)以下であれば、容易に対処し得るも
のである。
【0022】既述の説明からして、運用系でのそのホー
ルド状態が直接本発明に係わっているわけであるが、そ
の運用系がホールド状態にある間、予備系ではまた、そ
のライトリセット信号の系共通リードリセット信号に対
する位相差が許容範囲内にあるか否かが常時監視された
ものとなっている。即ち、例えば運用系がホールド状態
にある間、予備系では、ライトリセット信号のリードリ
セット信号に対する位相差が許容範囲内にあるか否かが
書込み・読出し位相比較回路2―7により常時監視され
ているが、たとえ、予備系側で支障移転等が行われたと
しても、そのライトリセット信号、リードリセット信号
間位相差が許容範囲内にある限りにおいては、リードリ
セット信号の位相タイミング調整不要として、予備系か
らは、入力データが常時無瞬断系切替可な状態として読
出しされているものである。しかしながら、予備系側で
の支障移転により予備系位相が大きく変化した場合を想
定すすれば、それに伴いライトリセット信号のリードリ
セット信号に対する位相差も大きく変化し、もはや、予
備系側での無瞬断系切替可能な状態は保証され得なくな
ることは明らかである。よって、書込み・読出し位相比
較回路2―7によりライトリセット信号のリードリセッ
ト信号に対する位相差が許容範囲外であることが検出さ
れる度に、そのリードリセット信号の位相タイミングが
所望に再設定される場合は、運用系からの読出しデータ
に一時的に不連続状態は生じるにしても、その位相差は
許容範囲内に再復帰され得、予備系からは、再び入力デ
ータが常時無瞬断系切替可な状態として読出しされ得る
ものである。また、その位相タイミングの再設定に際
し、タイマ回路1―9によりその再設定前後に亘る一定
時間の間、運用系からの読出しデータがマスク回路1―
8を介し特定パターンデータ(例えばオール“1”の固
定パターンデータ)として読出しされた上、後位装置で
受信認識される場合は、後位装置では、その特定パター
ンデータの出現を以て、対向装置、即ち、自装置での系
切替に係る障害が認識された上、その特定パターンが検
出されている間、誤動作を防止するための必要な措置が
採られるものである。
【0023】ここで、図2により予備系側での無瞬断系
切替可能な状態について説明すれば、図示のように、ラ
イトリセット信号WR、リードリセット信号RRの周期
をともにpフレーム周期(=p×125μs)、無瞬断
系切替保障時間をq(s)(p>q)、位相比較回路1
−2,2−2各々により検出された系間相対位相差をr
(s)とすれば、それら位相比較回路1−2,2−2各
々での位相比較結果より、運用系、予備系のうち、何れ
の系が位相遅れ状態にあるかが知れるものとなってい
る。本例では、運用系が位相遅れ状態にある場合が想定
されたものとなっている。これにより、先ず運用系で
は、運用系MF同期信号にもとづき、リードリセット信
号RRおよびライトリセット信号WRが既述の如くに発
生されるが、その際、リードリセット信号RR、ライト
リセット信号WR間位相差は、p×125μs−q以内
に設定された状態として発生されるものとなっている。
一方、予備系では、ライトリセット信号WRは運用系と
同様、予備系MF同期信号にもとづき発生されるも、リ
ードリセット信号RRは運用系でのリードリセット信号
RRと同一タイミングとして発生されるものとなってい
る。予備系でのライトリセット信号WRは系間相対位相
差r(s)がq>rであれば、無瞬断系切替保証範囲内
である“無瞬断保証範囲”内に収る結果として、系共通
なリードリセット信号RRによる運用系、予備系各々か
らの読出しデータ間には位相差がなくなり、無瞬断系切
替が可能とされているものである。
【0024】最後に、図3に示すフローにより運用系に
対し電源が投入された時点から、その運用系がホールド
状態におかれるまでのシーケンスについて説明する。運
用系受信部、予備系受信部がともに挿入されているとし
て、先ず運用系受信部のみに電源が投入されれば、挿抜
検出部1−5から予備系に対しては挿入通知が送出され
る一方、運用状態監視部1−6ではまた、挿抜検出部1
−5からの通知(予備系未挿入、位相調整前)と、自系
での運用状態(位相調整前)とから、既述の表1として
示す如く、その運用フェーズとして、運用系自律制御下
に、予備系とは無関係にメモリからの読出し制御が行わ
れるものとなっている。このような状態で、やがて、予
備系受信部にも電源が投入されれば、挿抜検出部2−5
から運用系に対しては挿入通知が送出されるものとなっ
ている。この通知により運用状態監視部1−6では、予
備系が挿入、位相調整前へと変化し、運用系での運用フ
ェーズとして、既述の表1として示す如く、位相比較結
果としての系間相対位相差によりそれぞれの系で位相調
整された遅延量にもとづき、系共通のリードリセット信
号が発生された上、メモリからの読出し制御が行われる
ことになるが、これと並行して、予備系でも、位相比較
結果としての系間相対位相差により位相調整された遅延
量にもとづき、系共通のリードリセット信号が発生され
た上、メモリからの読出し制御が行われているものであ
る。この時点では、既に、運用系、予備系はともに位相
調整後の状態にあるが、この状態を相互に確認すべく、
他系に対し位相調整完了が通知されるものとなってい
る。このように、相互に位相調整完了が通知された後、
運用系、予備系はともにその運用状態が位相調整後とな
り、したがって、その運用フェーズはホールド状態に設
定されているものである。この状態では、たとえ、予備
系での支障移転により予備系位相が変化するとしても、
予備系での無瞬断系切替が可能とされている範囲内での
支障移転に対しては、予備系とは無関係に、運用系はそ
のまま、ホールド状態におかれた上、無瞬断系切替が可
能とされているものである。
【0025】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1による
場合は、系間伝送経路長等の違いによる、広範囲に亘る
系間定常位相差が系対応メモリで吸収されるに際し、そ
れらメモリの容量が必要最小限に抑えられた状態で、そ
の系間定常位相差が吸収された上、系切替が無瞬断で行
われ得系間伝送経路長等の違いによる、広範囲に亘る系
間定常位相差が系対応メモリで吸収されるに際し、ま
た、請求項2による場合には、系間伝送経路長等の違い
による、広範囲に亘る系間定常位相差が系対応メモリで
吸収されるに際し、たとえ、予備系伝送路上で支障移転
があったとしても、その支障移転前後での系間定常位相
差が吸収された上、系切替が無瞬断で行われ得、更に、
請求項3による場合には、系間伝送経路長等の違いによ
る、広範囲に亘る系間定常位相差が系対応メモリで吸収
されるに際し、予備系伝送路上の支障移転前に対する支
障移転後での予備系位相の想定され得る最大位相遅れを
考慮の上、それらメモリの容量が必要最小限に抑えられ
た状態で、その支障移転前後での系間定常位相差が吸収
された上、系切替が無瞬断で行われ得、更にまた、請求
項4による場合は、系間定常位相差の系対応メモリでの
吸収が不可な状態で系切替が行われる度に、その系切替
直後に系対応メモリでの吸収が再び可能ならしめられ
得、請求項5による場合にはまた、系間定常位相差の系
対応メモリでの吸収が不可な状態で系切替が行われる度
に、その系切替直後に系対応メモリでの吸収が再び可能
ならしめられるに際しては、その旨が後位装置に通知さ
れることでその後位装置での誤動作が防止され得る無瞬
断系切替方法がそれぞれ得られるものとなっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る無瞬断系切替装置の一例
での基本ブロック構成を示す図
【図2】図2は、予備系側での無瞬断系切替可能な状態
を説明するための図
【図3】図3は、運用系に対し電源が投入された時点か
ら、その運用系がホールド状態におかれるまでの一例で
のフローを示す図
【図4】図4は、従来技術に係る無瞬断系切替装置の一
例でのブロック構成を示す図
【図5】図5は、その無瞬断系切替装置の一例での動作
を説明するための図
【符号の説明】
1−1,2−1…MF同期回路、1−2,2−2…位相
比較回路、1−3,2−3…メモリ、1−4,2−4…
メモリ読出し制御回路、1−5,2−5…挿抜検出部、
1−6,2−6…運用状態監視部、1−7,2−7…書
き込み・読出し位相比較回路、1−8,2−8…マスク
回路、1−9,2−9…タイマ回路、3…無瞬断切替部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河村 仙志 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 菅原 浩 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運用系、予備系それぞれの伝送路上での
    ジッタによる系間位相差が既に吸収されているものとし
    て、p(1以上の整数)フレーム以下の系間定常位相差
    が吸収されつつ、系切替が無瞬断で行われるようにした
    無瞬断系切替方法であって、運用系伝送路、予備系伝送
    路それぞれからの、m・p(m:2以上の整数)フレー
    ムからなるマルチフレーム信号からはm・pフレーム周
    期毎にマルチフレーム同期信号が系対応に抽出された
    上、該マルチフレーム同期信号からpフレーム周期毎に
    系対応書込初期設定信号が作成される度に、系対応のメ
    モリ上にはpフレーム分のマルチフレームデータが連続
    アドレス順に書込みされる一方、系対応に抽出された初
    期マルチフレーム同期信号の系間位相比較により位相遅
    れ状態にある系が一旦選択された以降においては、該選
    択された系についての系対応書込初期設定信号に対し、
    メモリ制御上、可能な限り直後に系共通の読出初期設定
    信号がpフレーム周期毎に作成される度に、上記系対応
    のメモリ上からは、pフレーム分のマルチフレームデー
    タが連続アドレス順に読み出されることによって、少な
    くともpフレーム分とメモリ制御に必要な最低限のメモ
    リ容量とを合せた分の容量を有するメモリを使って、p
    フレーム相当分以内の系間定常位相差が常時吸収されつ
    つ、マルチフレーム信号の無瞬断状態での系切替が行わ
    れるようにした無瞬断系切替方法。
  2. 【請求項2】 運用系、予備系それぞれの伝送路上での
    ジッタによる系間位相差が既に吸収されているものとし
    て、p(1以上の整数)フレーム以下の、予備系伝送路
    上の支障移転前後での系間定常位相差が吸収されつつ、
    該支障移転後での系切替が無瞬断で行われるようにした
    無瞬断系切替方法であって、運用系伝送路、予備系伝送
    路それぞれからの、m・p(m:2以上の整数)フレー
    ムからなるマルチフレーム信号からはm・pフレーム周
    期毎にマルチフレーム同期信号が系対応に抽出された
    上、該マルチフレーム同期信号からpフレーム周期毎に
    系対応書込初期設定信号が作成される度に、系対応のメ
    モリ上にはpフレーム分のマルチフレームデータが連続
    アドレス順に書込みされる一方、系対応に抽出された初
    期マルチフレーム同期信号の系間位相比較により位相遅
    れ状態にある系が一旦選択された以降においては、該選
    択された系についての系対応書込初期設定信号に対し、
    メモリ制御上、可能な限り直後に系共通の読出初期設定
    信号がpフレーム周期毎に作成される度に、上記系対応
    のメモリ上からは、pフレーム分のマルチフレームデー
    タが連続アドレス順に読み出されている状態で、予備系
    伝送路上の支障移転に伴い予備系対応書込初期設定信号
    の作成が一時的に停止され、該支障移転に伴い系間定常
    位相差が変化した場合であっても、支障移転中以外にお
    いては、支障移転前後での系間定常位相差が常時吸収さ
    れつつ、マルチフレーム信号の無瞬断状態での系切替が
    行われるようにした無瞬断系切替方法。
  3. 【請求項3】 運用系、予備系それぞれの伝送路上での
    ジッタによる系間位相差が既に吸収され、かつ予備系伝
    送路上の支障移転前に対する支障移転後での予備系位相
    の想定され得る最大位相遅れがβ(≠0)フレーム分で
    あるとして、p(1以上の整数であり、>β)フレーム
    以下の、予備系伝送路上の支障移転前後での系間定常位
    相差が吸収されつつ、系切替が無瞬断で行われるように
    した無瞬断系切替方法であって、運用系伝送路、予備系
    伝送路それぞれからの、m・p(m:2以上の整数)フ
    レームからなるマルチフレーム信号からはm・pフレー
    ム周期毎にマルチフレーム同期信号が系対応に抽出され
    た上、該マルチフレーム同期信号からpフレーム周期毎
    に系対応書込初期設定信号が作成される度に、系対応の
    メモリ上にはpフレーム分のマルチフレームデーが連続
    アドレス順に書込みされる一方、系対応に抽出された初
    期マルチフレーム同期信号の系間位相比較により位相遅
    れ状態にある系が一旦選択された以降においては、該選
    択された系についての系対応書込初期設定信号に対し、
    βフレーム分とメモリ制御上、最低限必要な容量分とを
    合せた分、遅れた状態として系共通の読出初期設定信号
    がpフレーム周期毎に作成される度に、上記系対応のメ
    モリ上からはpフレーム分のマルチフレームデータが連
    続アドレス順に読み出されている状態で、少なくとも
    (p+β)フレーム分とメモリ制御に必要な最低限のメ
    モリ容量とを合せた分の容量を有するメモリを使って、
    pフレーム相当分以内の系間定常位相差以外に、予備系
    伝送路上の支障移転に伴い予備系対応書込初期設定信号
    の作成が一時的に停止され、該支障移転に伴いβフレー
    ム分以下で系間定常位相差が変化した場合であっても、
    支障移転中以外においては、支障移転前後での系間定常
    位相差が常時吸収されつつ、マルチフレーム信号の無瞬
    断状態での系切替が行われるようにした無瞬断系切替方
    法。
  4. 【請求項4】 予備系対応書込初期設定信号の、系共通
    の読出初期設定信号に対する位相差が常時監視されてい
    る状態で、予備系伝送路上の支障移転等を要因として、
    該位相差が無瞬断系切替許容範囲外にある状態で系切替
    が行われる度に、該位相差が無瞬断系切替許容範囲内に
    再復帰されるべく、系共通の読出初期設定信号のタイミ
    ング位相が再設定されるようにした、請求項1〜3の何
    れかに記載の無瞬断系切替方法。
  5. 【請求項5】 系共通の読出初期設定信号のタイミング
    位相が再設定されるに際して、運用系として読み出され
    ているマルチフレーム信号は位相タイミング再設定前後
    に亘る一定時間の間、瞬断によるマルチフレームデータ
    の乱れによる誤動作を防止すべく、特定パターンデータ
    に置換された状態として読出しされるようにした、請求
    項4記載の無瞬断系切替方法。
JP15838797A 1997-06-16 1997-06-16 無瞬断系切替方法 Expired - Fee Related JP3389062B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15838797A JP3389062B2 (ja) 1997-06-16 1997-06-16 無瞬断系切替方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15838797A JP3389062B2 (ja) 1997-06-16 1997-06-16 無瞬断系切替方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH118596A true JPH118596A (ja) 1999-01-12
JP3389062B2 JP3389062B2 (ja) 2003-03-24

Family

ID=15670621

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15838797A Expired - Fee Related JP3389062B2 (ja) 1997-06-16 1997-06-16 無瞬断系切替方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3389062B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013157856A (ja) * 2012-01-31 2013-08-15 Nec Commun Syst Ltd 無瞬断切替装置と方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013157856A (ja) * 2012-01-31 2013-08-15 Nec Commun Syst Ltd 無瞬断切替装置と方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3389062B2 (ja) 2003-03-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6690644B1 (en) Mechanism for 1:1, 1+1, and UPSR path-switched protection switching
JP2000134246A (ja) 伝送装置
US6754172B1 (en) Non-interruptive protection switching device and network system using the same
JP3389062B2 (ja) 無瞬断系切替方法
KR100251680B1 (ko) 비동기 전송모드 망에서 보수운용관리 고장상태 처리방법 및장치
JP3950741B2 (ja) 無瞬断切替方式
JP2829602B2 (ja) 伝送データの位相合わせ方式及び無瞬断切替装置
JP4679090B2 (ja) 送端切替方法およびセット予備端局装置
JP2011019046A (ja) 通信制御装置、通信制御方法、プログラム、及び記録媒体
KR100313756B1 (ko) 통신 시스템의 기지국 제어카드의 이중화 장치 및 방법
KR100228306B1 (ko) 핫-스탠바이 이중화 장치 및 그의 구현 방법
KR100735435B1 (ko) 이중화 보드에서의 데이터 처리 방법
JP5863030B2 (ja) 無瞬断切替装置と方法
JP2894435B2 (ja) 無瞬断切替システムの位相調整回路
KR19990054051A (ko) 개인휴대통신시스템의 기지국 클럭 공급장치
KR100825458B1 (ko) 기지국 제어장치 망동기 보드 이중화를 위한 이중화 보드장치
JPH0787065A (ja) データ切替え器
JP2802772B2 (ja) ループバック方式
JPH04156022A (ja) フレーム位相同期回路
JPH11168487A (ja) ループ通信方法
JPH02294136A (ja) ループ状伝送路障害自動回復方式
JPH09284262A (ja) 複数回線の相互同期方法及び相互同期装置
JPS62284539A (ja) ル−プネツトワ−ク装置
JPH03181243A (ja) 信号同期方式
JPH04304725A (ja) 伝送路切替方式

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080117

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090117

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090117

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100117

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110117

Year of fee payment: 8

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110117

Year of fee payment: 8

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110117

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120117

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130117

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees