JPH1185876A - 手術管理方法 - Google Patents
手術管理方法Info
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- JPH1185876A JPH1185876A JP23608297A JP23608297A JPH1185876A JP H1185876 A JPH1185876 A JP H1185876A JP 23608297 A JP23608297 A JP 23608297A JP 23608297 A JP23608297 A JP 23608297A JP H1185876 A JPH1185876 A JP H1185876A
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- 201000010099 disease Diseases 0.000 claims abstract description 61
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 72
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- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 病名、術式、器材などの手術情報を入力する
ときのユーザの操作性を向上し、器材の準備を効率化す
る。また器材チェック時のユーザの負担を軽減する。 【解決手段】 病名術式相関ファイル107は、病名に
対応する術式を網羅的に格納する。術式器材相関ファイ
ル108は、術式に対応して選択可能な器材を格納す
る。入力装置を介して病名が入力されたとき、手術管理
プログラム140は病名術式相関ファイル107を検索
して対応する術式を表示装置133上に表示する。また
術式が選択されたとき術式器材相関ファイル108を検
索して選択可能な器材を表示する。器材を表示する際に
は、ユーザの選択によつて器材名称の文字列又は器材画
像の形式で表示できる。また選択入力した器材は器材チ
ェックファイル110に登録し、器材チェック時に器材
チェック画面105を表示し、器材チェックを支援す
る。
ときのユーザの操作性を向上し、器材の準備を効率化す
る。また器材チェック時のユーザの負担を軽減する。 【解決手段】 病名術式相関ファイル107は、病名に
対応する術式を網羅的に格納する。術式器材相関ファイ
ル108は、術式に対応して選択可能な器材を格納す
る。入力装置を介して病名が入力されたとき、手術管理
プログラム140は病名術式相関ファイル107を検索
して対応する術式を表示装置133上に表示する。また
術式が選択されたとき術式器材相関ファイル108を検
索して選択可能な器材を表示する。器材を表示する際に
は、ユーザの選択によつて器材名称の文字列又は器材画
像の形式で表示できる。また選択入力した器材は器材チ
ェックファイル110に登録し、器材チェック時に器材
チェック画面105を表示し、器材チェックを支援す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療機関において
手術に関する情報をコンピュータ利用によって管理する
手術管理方法に係わり、特に手術の際に使用される器材
を選択入力する方法に関する。
手術に関する情報をコンピュータ利用によって管理する
手術管理方法に係わり、特に手術の際に使用される器材
を選択入力する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータを利用する手術管理システ
ムは、表示画面を介して手術を受ける患者の基本情報、
手術日、主治医、病名、術式、使用する器材等の情報を
入力し、入力し登録された手術記録情報を基にして手術
室の割当、手術器材の準備等、術前の準備を行う。この
ようにして蓄積された手術記録のデータベースを以後の
手術の際に活用する。
ムは、表示画面を介して手術を受ける患者の基本情報、
手術日、主治医、病名、術式、使用する器材等の情報を
入力し、入力し登録された手術記録情報を基にして手術
室の割当、手術器材の準備等、術前の準備を行う。この
ようにして蓄積された手術記録のデータベースを以後の
手術の際に活用する。
【0003】手術情報入力画面を介して病名、術式、器
材等を入力するとき、あらかじめ病名、術式、器材等の
候補をファイルに登録しておいて入力画面上に表示し、
マウス等の入力装置を介して選択された候補を入力デー
タとみなす方式が一般的である。しかし従来は病名、術
式、器材等の間の関連が考慮されず、独立した検索情報
とみなして選択入力されていた。またこれらの情報はす
べて文字情報だけで表示されていた。さらに手術前に準
備した器材をチェックする際には、手術管理システムが
印刷出力した器材一覧表の器材名称と器材の現物とを比
較照合してチェックを行っていた。例えば第12回医療
情報学連合大会論文集589〜592ページ(1992
年)は、代表的な手術管理システムの方式を開示する。
材等を入力するとき、あらかじめ病名、術式、器材等の
候補をファイルに登録しておいて入力画面上に表示し、
マウス等の入力装置を介して選択された候補を入力デー
タとみなす方式が一般的である。しかし従来は病名、術
式、器材等の間の関連が考慮されず、独立した検索情報
とみなして選択入力されていた。またこれらの情報はす
べて文字情報だけで表示されていた。さらに手術前に準
備した器材をチェックする際には、手術管理システムが
印刷出力した器材一覧表の器材名称と器材の現物とを比
較照合してチェックを行っていた。例えば第12回医療
情報学連合大会論文集589〜592ページ(1992
年)は、代表的な手術管理システムの方式を開示する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】手術管理システムにお
いて、病名、術式、器材等の入力を行う際に病名、術
式、器材のそれぞれの候補を各々独立して入力すると
き、表示画面に表示される非常に多くの名称の中から入
力すべき名称を選択しなければならず、時間と手間がか
かるという問題があつた。特に手術器材の名称が文字情
報のみで表示されるため、看護婦等が器材の入力、準備
又はチェックを行なう際に手間がかかることがあった。
すなわち余り使われることのない器材に関しては名称だ
けではわかりにくいことが多い。また器材のチェックを
行う際には、器材一覧表を印刷する時間がかかるととも
に一覧表の器材名称と器材とを突き合わせる作業に手数
がかかり間違いが生じる恐れがあった。
いて、病名、術式、器材等の入力を行う際に病名、術
式、器材のそれぞれの候補を各々独立して入力すると
き、表示画面に表示される非常に多くの名称の中から入
力すべき名称を選択しなければならず、時間と手間がか
かるという問題があつた。特に手術器材の名称が文字情
報のみで表示されるため、看護婦等が器材の入力、準備
又はチェックを行なう際に手間がかかることがあった。
すなわち余り使われることのない器材に関しては名称だ
けではわかりにくいことが多い。また器材のチェックを
行う際には、器材一覧表を印刷する時間がかかるととも
に一覧表の器材名称と器材とを突き合わせる作業に手数
がかかり間違いが生じる恐れがあった。
【0005】本発明の目的は、手術情報を入力するとき
のユーザの操作性を向上し、器材の準備を効率化するこ
とにある。
のユーザの操作性を向上し、器材の準備を効率化するこ
とにある。
【0006】また本発明の他の目的は、器材チェック時
のユーザの負担を軽減するとともにチェックミスを削減
することにある。
のユーザの負担を軽減するとともにチェックミスを削減
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、コンピュータ
を利用して手術の際に使用される器材を選択入力する方
法において、術式に対応して選択可能な器材を格納する
術式器材相関ファイルを準備し、術式の候補を表示装置
上に表示し、入力装置を介していずれかの術式が選択さ
れたとき術式器材相関ファイルを検索して選択された術
式に対応して選択可能な器材を表示装置上に表示し、入
力装置を介して選択された器材をまとめて別のファイル
に登録する手術管理方法を特徴とする。さらに病名と術
式との対応を網羅的に格納する病名術式相関ファイルを
準備し、病名と術式のうちの一方が入力されたとき病名
術式相関ファイルを検索して対応する他方の候補を選択
可能なように表示装置上に表示する手術管理方法を特徴
とする。なお器材を表示装置上に表示する際には、ユー
ザの選択によって任意の器材の名称表示を器材画像表示
に切り替えることができるので、余りなじみのない器材
の把握が容易になり、器材の準備も迅速に行える。さら
に術式及び器材の候補を使用頻度の多いものから順に表
示画面上に表示するので、術式及び器材の選択が容易と
なる。
を利用して手術の際に使用される器材を選択入力する方
法において、術式に対応して選択可能な器材を格納する
術式器材相関ファイルを準備し、術式の候補を表示装置
上に表示し、入力装置を介していずれかの術式が選択さ
れたとき術式器材相関ファイルを検索して選択された術
式に対応して選択可能な器材を表示装置上に表示し、入
力装置を介して選択された器材をまとめて別のファイル
に登録する手術管理方法を特徴とする。さらに病名と術
式との対応を網羅的に格納する病名術式相関ファイルを
準備し、病名と術式のうちの一方が入力されたとき病名
術式相関ファイルを検索して対応する他方の候補を選択
可能なように表示装置上に表示する手術管理方法を特徴
とする。なお器材を表示装置上に表示する際には、ユー
ザの選択によって任意の器材の名称表示を器材画像表示
に切り替えることができるので、余りなじみのない器材
の把握が容易になり、器材の準備も迅速に行える。さら
に術式及び器材の候補を使用頻度の多いものから順に表
示画面上に表示するので、術式及び器材の選択が容易と
なる。
【0008】また本発明は、選択されファイルに登録さ
れた器材をチェック未完の状態で表示装置上に表示し、
入力装置を介してチェック済みの指示のあった器材をチ
ェック済みの状態に変更する手術管理方法を特徴とす
る。器材チェックの際にも器材の名称表示を器材画像表
示に切り替え可能とすることによって、表示画面上の器
材と現物との照合が容易になり、器材の入力時と器材チ
ェック時で担当者が変わっても担当者に合わせて器材の
確認が容易になる。
れた器材をチェック未完の状態で表示装置上に表示し、
入力装置を介してチェック済みの指示のあった器材をチ
ェック済みの状態に変更する手術管理方法を特徴とす
る。器材チェックの際にも器材の名称表示を器材画像表
示に切り替え可能とすることによって、表示画面上の器
材と現物との照合が容易になり、器材の入力時と器材チ
ェック時で担当者が変わっても担当者に合わせて器材の
確認が容易になる。
【0009】なお本発明になる手術管理方法の処理ステ
ップを実体化するコンピュータプログラムをコンピュー
タ読み取り可能な記憶媒体に格納し、頒布することが可
能である。
ップを実体化するコンピュータプログラムをコンピュー
タ読み取り可能な記憶媒体に格納し、頒布することが可
能である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施形態について
図面を用いて詳細に説明する。
図面を用いて詳細に説明する。
【0011】図1は、本発明の手術管理方法を実現する
本実施形態の情報処理装置(コンピュータ)の構成図で
ある。処理装置100には、キーボード131、マウス
132、バーコードリーダ134、表示装置133及び
手術管理プログラム120や各種ファイルを格納する記
憶装置が接続される。表示装置133は、手術記録情報
を表示する手術記録画面103、手術に用いる器材を選
択し入力するための器材入力画面104及び手術前に器
材を準備する際に器材チェックのために使用される器材
チェック画面105を表示する。キーボード131は、
患者名など手術記録情報の一部の文字列を入力する装置
である。マウス132は、表示装置133の画面に表示
される術式や器材の候補を選択したり機能ボタンを指示
するための入力装置である。バーコードリーダ134
は、器材に付されたバーコードを入力する装置である。
記憶装置に格納される病名術式相関ファイル107は、
病名に対応する術式を格納する。術式器材相関ファイル
108は、術式に対応して選択可能な器材を登録する。
手術記録ファイル109は、入力が完了した手術記録情
報を登録するファイルである。器材表示ファイル112
は、表示装置133に表示可能なすべての器材の情報を
集約して格納するファイルである。器材画像ファイル1
13は、各器材の画像情報を格納する。器材チェックフ
ァイル110は、選択し入力された器材についての情報
を器材チェックのために保存するファイルである。手術
管理プログラム120は、ディスク記憶装置のような駆
動装置を介して処理装置100が読み取り可能な記憶媒
体上に格納されるプログラムであり、処理装置100の
主記憶装置に読み込まれて手術管理プログラム140と
なる。
本実施形態の情報処理装置(コンピュータ)の構成図で
ある。処理装置100には、キーボード131、マウス
132、バーコードリーダ134、表示装置133及び
手術管理プログラム120や各種ファイルを格納する記
憶装置が接続される。表示装置133は、手術記録情報
を表示する手術記録画面103、手術に用いる器材を選
択し入力するための器材入力画面104及び手術前に器
材を準備する際に器材チェックのために使用される器材
チェック画面105を表示する。キーボード131は、
患者名など手術記録情報の一部の文字列を入力する装置
である。マウス132は、表示装置133の画面に表示
される術式や器材の候補を選択したり機能ボタンを指示
するための入力装置である。バーコードリーダ134
は、器材に付されたバーコードを入力する装置である。
記憶装置に格納される病名術式相関ファイル107は、
病名に対応する術式を格納する。術式器材相関ファイル
108は、術式に対応して選択可能な器材を登録する。
手術記録ファイル109は、入力が完了した手術記録情
報を登録するファイルである。器材表示ファイル112
は、表示装置133に表示可能なすべての器材の情報を
集約して格納するファイルである。器材画像ファイル1
13は、各器材の画像情報を格納する。器材チェックフ
ァイル110は、選択し入力された器材についての情報
を器材チェックのために保存するファイルである。手術
管理プログラム120は、ディスク記憶装置のような駆
動装置を介して処理装置100が読み取り可能な記憶媒
体上に格納されるプログラムであり、処理装置100の
主記憶装置に読み込まれて手術管理プログラム140と
なる。
【0012】手術管理プログラム140は、表示制御部
102を介して表示装置133上に手術記録画面103
を表示し、キーボード131および入力制御部101を
介して病名が入力されると、ファイル管理部106を介
して病名術式相関ファイル107を参照して対応する術
式をすべて取り出して手術記録画面103上に表示す
る。マウス132を介していずれかの術式が選択される
と、術式器材相関ファイル108を参照して術式に対応
して選択可能な器材をすべて取り出して器材入力画面1
04上に表示する。器材の選択操作の間、器材表示ファ
イル112及び器材画像ファイル113を参照して器材
入力画面104上に器材を文字列又は画像によつて表示
する。器材入力処理が終了すると、手術管理プログラム
140は、選択された器材を器材チェックファイル11
0に登録し、入力が完了した手術記録情報を手術記録フ
ァイル109に登録する。手術前の器材チェックの際に
は、手術管理プログラム140は、手術記録ファイル1
09から手術記録情報を取り出して表示装置133上に
手術記録画面103を表示し、登録された器材チェック
ファイル110を取り出して表示装置133上に器材チ
ェック画面105を表示し、器材チェック処理を行う。
102を介して表示装置133上に手術記録画面103
を表示し、キーボード131および入力制御部101を
介して病名が入力されると、ファイル管理部106を介
して病名術式相関ファイル107を参照して対応する術
式をすべて取り出して手術記録画面103上に表示す
る。マウス132を介していずれかの術式が選択される
と、術式器材相関ファイル108を参照して術式に対応
して選択可能な器材をすべて取り出して器材入力画面1
04上に表示する。器材の選択操作の間、器材表示ファ
イル112及び器材画像ファイル113を参照して器材
入力画面104上に器材を文字列又は画像によつて表示
する。器材入力処理が終了すると、手術管理プログラム
140は、選択された器材を器材チェックファイル11
0に登録し、入力が完了した手術記録情報を手術記録フ
ァイル109に登録する。手術前の器材チェックの際に
は、手術管理プログラム140は、手術記録ファイル1
09から手術記録情報を取り出して表示装置133上に
手術記録画面103を表示し、登録された器材チェック
ファイル110を取り出して表示装置133上に器材チ
ェック画面105を表示し、器材チェック処理を行う。
【0013】入力制御部101は入力装置と手術管理プ
ログラム140との間に介在するハードウェア/ソフト
ウェア機構、表示制御部102は表示装置133と手術
管理プログラム140との間に介在するハードウェア/
ソフトウェア機構、ファイル管理部106は、プログラ
ムやファイルを管理するハードウェア/ソフトウェアの
総称である。
ログラム140との間に介在するハードウェア/ソフト
ウェア機構、表示制御部102は表示装置133と手術
管理プログラム140との間に介在するハードウェア/
ソフトウェア機構、ファイル管理部106は、プログラ
ムやファイルを管理するハードウェア/ソフトウェアの
総称である。
【0014】図2は、表示装置133上に表示される手
術記録画面103の事例を示す図である。患者番号、患
者名、生年月日、手術日及び主治医は、各々文字列が入
力される領域である。病名入力部201は、患者の病名
が文字列によって入力される領域である。術式入力部2
03は、選択された術式が入力される領域である。術式
選択部204は、病名に関連する術式の候補を表示する
領域である。器材ボタン205は、器材入力画面104
を開くためのボタンである。器材表示部206は、選択
され登録された器材の全体を表示する領域である。器材
名称207は、文字列によって表示される器材の名称で
ある。器材画像208は、表示される器材の名称(文字
列)と器材の画像である。登録ボタン209は、手術記
録画面103を介して入力された情報を手術記録ファイ
ル109に登録するよう指示するためのボタンである。
器材チェックボタン210は、器材チェック画面105
を開くためのボタンである。キャンセルボタンは、手術
記録画面103を閉じるためのボタンである。
術記録画面103の事例を示す図である。患者番号、患
者名、生年月日、手術日及び主治医は、各々文字列が入
力される領域である。病名入力部201は、患者の病名
が文字列によって入力される領域である。術式入力部2
03は、選択された術式が入力される領域である。術式
選択部204は、病名に関連する術式の候補を表示する
領域である。器材ボタン205は、器材入力画面104
を開くためのボタンである。器材表示部206は、選択
され登録された器材の全体を表示する領域である。器材
名称207は、文字列によって表示される器材の名称で
ある。器材画像208は、表示される器材の名称(文字
列)と器材の画像である。登録ボタン209は、手術記
録画面103を介して入力された情報を手術記録ファイ
ル109に登録するよう指示するためのボタンである。
器材チェックボタン210は、器材チェック画面105
を開くためのボタンである。キャンセルボタンは、手術
記録画面103を閉じるためのボタンである。
【0015】図3は、表示装置133に表示される器材
入力画面104の事例を示す図である。器材入力画面1
04は、術式に関連する手術用器材を入力するための画
面である。器材入力部301は、器材を入力するために
セットになった器材の名称や画像を表示する領域であ
る。器材選択部302は、器材を入力するためにセット
以外の器材の名称や画像を表示する領域である。登録ボ
タン303は、器材の入力完了を手術管理プログラム1
40に通知するためのボタンである。キャンセルボタン
は、器材入力画面104を閉じるためのボタンである。
入力画面104の事例を示す図である。器材入力画面1
04は、術式に関連する手術用器材を入力するための画
面である。器材入力部301は、器材を入力するために
セットになった器材の名称や画像を表示する領域であ
る。器材選択部302は、器材を入力するためにセット
以外の器材の名称や画像を表示する領域である。登録ボ
タン303は、器材の入力完了を手術管理プログラム1
40に通知するためのボタンである。キャンセルボタン
は、器材入力画面104を閉じるためのボタンである。
【0016】図4は、表示装置133に表示される器材
チェック画面105の事例を示す図である。器材表示部
401は、登録済みの器材を表示する領域である。確認
ボタン402は、特定の器材の存在を確認したとき押下
されるボタンである。再表示ボタンは、消去された器材
表示部401上の器材を再表示させるためのボタンであ
る。「閉じる」ボタンは、器材チェック画面105を閉
じるためのボタンである。
チェック画面105の事例を示す図である。器材表示部
401は、登録済みの器材を表示する領域である。確認
ボタン402は、特定の器材の存在を確認したとき押下
されるボタンである。再表示ボタンは、消去された器材
表示部401上の器材を再表示させるためのボタンであ
る。「閉じる」ボタンは、器材チェック画面105を閉
じるためのボタンである。
【0017】図5は、病名術式相関ファイル107のデ
ータ構成を示す図である。病名術式相関ファイル107
は、病名506に対応する術式507を網羅的に配列す
るファイルであり、各術式507にはその術式が採用さ
れた頻度508を保持する。
ータ構成を示す図である。病名術式相関ファイル107
は、病名506に対応する術式507を網羅的に配列す
るファイルであり、各術式507にはその術式が採用さ
れた頻度508を保持する。
【0018】図6は、術式器材相関ファイル108のデ
ータ構成を示す図である。術式器材相関ファイル108
は、術式509に対応する器材510を配列するファイ
ルであり、各器材510に対応して員数511、頻度5
12、セット513及び画像514を保持する。員数5
11はその器材の所要数であり、頻度512はその器材
の使用頻度である。セット513はその器材が手術を行
う際に最低限必要となる器材セットに含まれるか否かに
応じてそれぞれ1か0を設定する。画像514はその器
材を画像で表示する場合の器材画像ファイル113のフ
ァイル名を設定する。
ータ構成を示す図である。術式器材相関ファイル108
は、術式509に対応する器材510を配列するファイ
ルであり、各器材510に対応して員数511、頻度5
12、セット513及び画像514を保持する。員数5
11はその器材の所要数であり、頻度512はその器材
の使用頻度である。セット513はその器材が手術を行
う際に最低限必要となる器材セットに含まれるか否かに
応じてそれぞれ1か0を設定する。画像514はその器
材を画像で表示する場合の器材画像ファイル113のフ
ァイル名を設定する。
【0019】図7は、器材表示ファイル112のデータ
構成を示す図である。器材表示ファイル112の各レコ
ードは、器材515、頻度516、セット517、画像
518、表示方法519及びバーコード531から構成
される。頻度516、セット517及び画像518は、
それぞれ頻度512、セット513及び画像514と同
じである。ただし術式器材相関ファイル108が術式5
09ごとに選択可能な器材510が出現するのに対して
器材表示ファイル112の器材515の各器材は1回出
現するだけである。従って頻度516はその器材の総使
用回数を示す。表示方法519は、その器材の名称を文
字列のみで表示するときには0、画像付きで表示すると
き1が設定される。表示方法519の初期値として、適
当な基準によって頻度516が大きくなると予想される
器材については0を設定し、頻度516が大きくならな
いと予想される器材については1を設定することが可能
である。あるいはすべての器材の表示方法519を0に
設定しておいてもよい。以後表示方法519の設定を自
由に変更できる。バーコード531は、その器材に付さ
れたバーコード情報を示す数字である。
構成を示す図である。器材表示ファイル112の各レコ
ードは、器材515、頻度516、セット517、画像
518、表示方法519及びバーコード531から構成
される。頻度516、セット517及び画像518は、
それぞれ頻度512、セット513及び画像514と同
じである。ただし術式器材相関ファイル108が術式5
09ごとに選択可能な器材510が出現するのに対して
器材表示ファイル112の器材515の各器材は1回出
現するだけである。従って頻度516はその器材の総使
用回数を示す。表示方法519は、その器材の名称を文
字列のみで表示するときには0、画像付きで表示すると
き1が設定される。表示方法519の初期値として、適
当な基準によって頻度516が大きくなると予想される
器材については0を設定し、頻度516が大きくならな
いと予想される器材については1を設定することが可能
である。あるいはすべての器材の表示方法519を0に
設定しておいてもよい。以後表示方法519の設定を自
由に変更できる。バーコード531は、その器材に付さ
れたバーコード情報を示す数字である。
【0020】図8は、手術記録ファイル109のデータ
構成を示す図である。手術記録ファイル109は、入力
された手術記録情報を登録するファイルであり、患者番
号や患者名など手術に関する一般的事項のほかに病名5
20に対応して術式521及び選択された器材522を
格納する。
構成を示す図である。手術記録ファイル109は、入力
された手術記録情報を登録するファイルであり、患者番
号や患者名など手術に関する一般的事項のほかに病名5
20に対応して術式521及び選択された器材522を
格納する。
【0021】図9は、器材チェックファイル110のデ
ータ構成を示す図である。器材チェックファイル110
の各レコードは、頻度、員数、チェック902、画像、
バーコード及び表示方法903から構成される。頻度、
員数及び画像は、それぞれ頻度512、員数511及び
画像514と同じである。チェック902は、初期値が
0であり、その器材のチェックが済むと1に変更される
フラグである。バーコードはバーコード531と同じで
ある。表示方法903は表示方法519と同様である
が、器材チェック処理の際に参照され更新される。
ータ構成を示す図である。器材チェックファイル110
の各レコードは、頻度、員数、チェック902、画像、
バーコード及び表示方法903から構成される。頻度、
員数及び画像は、それぞれ頻度512、員数511及び
画像514と同じである。チェック902は、初期値が
0であり、その器材のチェックが済むと1に変更される
フラグである。バーコードはバーコード531と同じで
ある。表示方法903は表示方法519と同様である
が、器材チェック処理の際に参照され更新される。
【0022】図10aは、手術管理プログラム140の
うち手術記録の入力処理の流れを示すフローチャートで
ある。手術管理プログラム140は、表示制御部102
を介して表示装置133上に手術記録画面103を表示
する。キーボード131及び入力制御部101を介して
患者番号、患者名等の領域にデータが入力され(ステッ
プ601)、キーボード131を介して又はあらかじめ
表示された病名候補をマウス132で指して病名入力部
201に病名が入力されると(ステップ602)、図1
0bに示す術式入力処理を実行する(ステップ60
3)。術式入力処理が終了すると、図10cに示す器材
入力処理を実行する(ステップ604)。このようにし
て術式と器材の入力が終了し、登録ボタン209の押下
を検出すると(ステップ605)、手術記録画面103
を介して入力された手術記録情報を手術記録ファイル1
09に登録する(ステップ606)。最後に病名術式相
関ファイル107の選択された術式の頻度508、術式
器材相関ファイル108の選択された術式に関する選択
された器材の頻度512及び器材表示ファイル112の
選択された器材の頻度516に1を加える(ステップ6
07)。
うち手術記録の入力処理の流れを示すフローチャートで
ある。手術管理プログラム140は、表示制御部102
を介して表示装置133上に手術記録画面103を表示
する。キーボード131及び入力制御部101を介して
患者番号、患者名等の領域にデータが入力され(ステッ
プ601)、キーボード131を介して又はあらかじめ
表示された病名候補をマウス132で指して病名入力部
201に病名が入力されると(ステップ602)、図1
0bに示す術式入力処理を実行する(ステップ60
3)。術式入力処理が終了すると、図10cに示す器材
入力処理を実行する(ステップ604)。このようにし
て術式と器材の入力が終了し、登録ボタン209の押下
を検出すると(ステップ605)、手術記録画面103
を介して入力された手術記録情報を手術記録ファイル1
09に登録する(ステップ606)。最後に病名術式相
関ファイル107の選択された術式の頻度508、術式
器材相関ファイル108の選択された術式に関する選択
された器材の頻度512及び器材表示ファイル112の
選択された器材の頻度516に1を加える(ステップ6
07)。
【0023】図10bは、ステップ603の術式入力処
理を展開して示すフローチャートである。手術管理プロ
グラム140は、入力された病名をキーにして病名術式
相関ファイル107を検索し(ステップ701)、該当
する病名506に対応する術式507をすべて抽出して
得られた術式を頻度508の大きいものから順に並べ替
えて(ステップ702)、手術記録画面103の術式選
択部204に表示する(ステップ703)。マウス13
2を介して術式選択部204内のいずれかの術式が選択
されたとき、選択された術式が入力されたものとみな
し、術式入力部203に表示する(ステップ704)。
理を展開して示すフローチャートである。手術管理プロ
グラム140は、入力された病名をキーにして病名術式
相関ファイル107を検索し(ステップ701)、該当
する病名506に対応する術式507をすべて抽出して
得られた術式を頻度508の大きいものから順に並べ替
えて(ステップ702)、手術記録画面103の術式選
択部204に表示する(ステップ703)。マウス13
2を介して術式選択部204内のいずれかの術式が選択
されたとき、選択された術式が入力されたものとみな
し、術式入力部203に表示する(ステップ704)。
【0024】図10cは、ステップ604の器材入力処
理を展開して示すフローチャートである。術式の入力が
済んで手術記録画面103の器材ボタン205が押下さ
れたとき、手術管理プログラム140は器材入力画面1
04を開き(ステップ801)、入力された術式をキー
にして術式器材相関ファイル108を検索し(ステップ
802)、該当する術式509に対応する器材510を
すべて抽出して得られた器材を頻度512の大きいもの
から順に並べ替えて(ステップ803)、器材入力画面
104上に表示する(ステップ804)。このときセッ
ト513が1に設定されている器材を頻度512の大き
いものから順に器材入力部301に表示し、0に設定さ
れている器材を頻度512の大きいものから順に器材選
択部302に表示する。手術管理プログラム140は、
対象とする各器材をキーにして器材表示ファイル112
を検索し、該当する器材515の表示方法519を参照
して表示方法519が0の器材は器材の名称のみを表示
し、1の器材は画像518(または画像514)を参照
して画像ファイル名に対応する画像情報を器材画像ファ
イル113から取り出して画像付きで器材入力部301
及び器材選択部302に表示する。器材入力部301又
は器材選択部302内の器材名称の上にマウス132の
カーソルを当ててダブルクリックすると、手術管理プロ
グラム140は器材表示ファイル112の該当する器材
の表示方法519を0から1に変更してその器材を画像
表示に切り替える。また器材画像の上にマウス132の
カーソルを当ててダブルクリックすると、器材表示ファ
イル112の該当する器材の表示方法519を1から0
に変更してその器材を器材名称表示に切り替える。次に
器材入力部301及び器材選択部302間で器材の移動
を行うことができる(ステップ805)。器材入力部3
01内の器材の削除操作を行うと、指定された器材が器
材入力部301から削除され、器材選択部302に追加
して表示される。また器材選択部302内の器材につい
て選択操作を行うと、指定された器材が器材選択部30
2から削除され、器材入力部301に追加して表示され
る。操作は器材名称又は器材画像をマウス132によっ
て指示し選択又は削除を示すボタンを指示するか、また
は器材名称又は器材画像を選択してマウスでドラッグす
ることによって器材入力部301と器材選択部302と
の間の器材の移動が可能である。このようにして採用す
る器材入力部301内の器材が決定されて登録ボタン3
03の押下を検出すると、器材入力画面104を閉じて
手術記録画面103を開き、選択された器材を器材表示
部206に表示する(ステップ806)。なお器材表示
部206に表示された器材についてもステップ804の
操作と同様に器材名称表示を器材画像表示に切り替えた
り、この逆の表示に切り替えることが可能であり、表示
方法が変更されるとそれに従って器材表示ファイル11
2の表示方法519が更新される。最後に選択された器
材について器材チェックファイル110のレコードを作
成して登録する(ステップ807)。器材チェックファ
イル110の頻度、員数、画像欄は術式器材相関ファイ
ル108の該当する器材のデータを複写する。チェック
902はすべて0に初期化する。バーコードは器材表示
ファイル112のバーコード531を複写する。また表
示方法903は器材表示ファイル112の最新の表示方
法519を設定する。
理を展開して示すフローチャートである。術式の入力が
済んで手術記録画面103の器材ボタン205が押下さ
れたとき、手術管理プログラム140は器材入力画面1
04を開き(ステップ801)、入力された術式をキー
にして術式器材相関ファイル108を検索し(ステップ
802)、該当する術式509に対応する器材510を
すべて抽出して得られた器材を頻度512の大きいもの
から順に並べ替えて(ステップ803)、器材入力画面
104上に表示する(ステップ804)。このときセッ
ト513が1に設定されている器材を頻度512の大き
いものから順に器材入力部301に表示し、0に設定さ
れている器材を頻度512の大きいものから順に器材選
択部302に表示する。手術管理プログラム140は、
対象とする各器材をキーにして器材表示ファイル112
を検索し、該当する器材515の表示方法519を参照
して表示方法519が0の器材は器材の名称のみを表示
し、1の器材は画像518(または画像514)を参照
して画像ファイル名に対応する画像情報を器材画像ファ
イル113から取り出して画像付きで器材入力部301
及び器材選択部302に表示する。器材入力部301又
は器材選択部302内の器材名称の上にマウス132の
カーソルを当ててダブルクリックすると、手術管理プロ
グラム140は器材表示ファイル112の該当する器材
の表示方法519を0から1に変更してその器材を画像
表示に切り替える。また器材画像の上にマウス132の
カーソルを当ててダブルクリックすると、器材表示ファ
イル112の該当する器材の表示方法519を1から0
に変更してその器材を器材名称表示に切り替える。次に
器材入力部301及び器材選択部302間で器材の移動
を行うことができる(ステップ805)。器材入力部3
01内の器材の削除操作を行うと、指定された器材が器
材入力部301から削除され、器材選択部302に追加
して表示される。また器材選択部302内の器材につい
て選択操作を行うと、指定された器材が器材選択部30
2から削除され、器材入力部301に追加して表示され
る。操作は器材名称又は器材画像をマウス132によっ
て指示し選択又は削除を示すボタンを指示するか、また
は器材名称又は器材画像を選択してマウスでドラッグす
ることによって器材入力部301と器材選択部302と
の間の器材の移動が可能である。このようにして採用す
る器材入力部301内の器材が決定されて登録ボタン3
03の押下を検出すると、器材入力画面104を閉じて
手術記録画面103を開き、選択された器材を器材表示
部206に表示する(ステップ806)。なお器材表示
部206に表示された器材についてもステップ804の
操作と同様に器材名称表示を器材画像表示に切り替えた
り、この逆の表示に切り替えることが可能であり、表示
方法が変更されるとそれに従って器材表示ファイル11
2の表示方法519が更新される。最後に選択された器
材について器材チェックファイル110のレコードを作
成して登録する(ステップ807)。器材チェックファ
イル110の頻度、員数、画像欄は術式器材相関ファイ
ル108の該当する器材のデータを複写する。チェック
902はすべて0に初期化する。バーコードは器材表示
ファイル112のバーコード531を複写する。また表
示方法903は器材表示ファイル112の最新の表示方
法519を設定する。
【0025】図11は、手術管理プログラム140のう
ち器材チェック処理の流れを示すフローチャートであ
る。手術管理プログラム140は、患者名等をキーにし
て手術記録ファイル109を検索し、手術記録情報を取
り出して手術記録画面103を作成し、表示制御部10
2を介して表示装置133上に表示する(ステップ10
01)。手術記録画面103上の器材チェックボタン2
10が押下されたことを検出すると(ステップ100
2)、器材チェック画面105を開き、本手術記録に対
応する器材チェックファイル110を取得して器材の頻
度の大きいものから順に並べ替えて器材表示部401上
に表示する(ステップ1003)。このとき器材チェッ
クファイル110に格納されている器材のうちチェック
902が0の器材のみを表示する。器材の表示は、表示
方法903に従って器材名称のみ又は器材画像の形式で
行われる。器材表示部401に表示された器材について
もステップ804の操作と同様に器材名称表示と器材画
像表示との間の切り替えが可能であり、表示方法が変更
されるとそれに従って器材チェックファイル110の表
示方法903を更新する。ここでユーザは手術前に準備
された器材を1つ1つチェックする。チェック操作は、
マウス132を介して器材表示部401内の器材を指示
した後に確認ボタン402を押下するか、またはバーコ
ードリーダ134を介して器材に付されたバーコードを
読み取ることによって行われる。手術管理プログラム1
40は、いずれかのチェック操作を検出すると(ステッ
プ1004)、チェックされた器材に対応するチェック
902又は入力されたバーコードをもつ器材のチェック
902を1に更新する(ステップ1005)。次に器材
チェックファイル110のチェック902をすべて探索
して0のままの器材、すなわちチェックの済んでいない
器材があるか否か判定する(ステップ1006)。チェ
ック済でない器材があれば(ステップ1006No)、
ステップ1003に戻って上記処理を繰り返す。器材チ
ェックファイル110のすべての器材のチェックが済ん
だとき(ステップ1006Yes)、器材チェック画面
105を閉じて表示装置133上にチェックが終了した
旨のメッセージを表示して(ステップ1007)、手術
管理プログラム140の処理を終了する。なお器材チェ
ック画面105上の「再表示」ボタンが押下されると、
器材チェックファイル110のチェック902をすべて
0にリセットし、ステップ1003から処理を再開す
る。
ち器材チェック処理の流れを示すフローチャートであ
る。手術管理プログラム140は、患者名等をキーにし
て手術記録ファイル109を検索し、手術記録情報を取
り出して手術記録画面103を作成し、表示制御部10
2を介して表示装置133上に表示する(ステップ10
01)。手術記録画面103上の器材チェックボタン2
10が押下されたことを検出すると(ステップ100
2)、器材チェック画面105を開き、本手術記録に対
応する器材チェックファイル110を取得して器材の頻
度の大きいものから順に並べ替えて器材表示部401上
に表示する(ステップ1003)。このとき器材チェッ
クファイル110に格納されている器材のうちチェック
902が0の器材のみを表示する。器材の表示は、表示
方法903に従って器材名称のみ又は器材画像の形式で
行われる。器材表示部401に表示された器材について
もステップ804の操作と同様に器材名称表示と器材画
像表示との間の切り替えが可能であり、表示方法が変更
されるとそれに従って器材チェックファイル110の表
示方法903を更新する。ここでユーザは手術前に準備
された器材を1つ1つチェックする。チェック操作は、
マウス132を介して器材表示部401内の器材を指示
した後に確認ボタン402を押下するか、またはバーコ
ードリーダ134を介して器材に付されたバーコードを
読み取ることによって行われる。手術管理プログラム1
40は、いずれかのチェック操作を検出すると(ステッ
プ1004)、チェックされた器材に対応するチェック
902又は入力されたバーコードをもつ器材のチェック
902を1に更新する(ステップ1005)。次に器材
チェックファイル110のチェック902をすべて探索
して0のままの器材、すなわちチェックの済んでいない
器材があるか否か判定する(ステップ1006)。チェ
ック済でない器材があれば(ステップ1006No)、
ステップ1003に戻って上記処理を繰り返す。器材チ
ェックファイル110のすべての器材のチェックが済ん
だとき(ステップ1006Yes)、器材チェック画面
105を閉じて表示装置133上にチェックが終了した
旨のメッセージを表示して(ステップ1007)、手術
管理プログラム140の処理を終了する。なお器材チェ
ック画面105上の「再表示」ボタンが押下されると、
器材チェックファイル110のチェック902をすべて
0にリセットし、ステップ1003から処理を再開す
る。
【0026】上記実施形態によれば、病名を入力した
後、術式入力処理を行い、いずれかの術式が選択された
とき器材入力処理を行うという手順をとるものである。
本発明の他の実施形態として、術式を入力し、器材入力
処理を行った後に入力した術式に対応する病名を入力す
るという手順をとってもよい。あるいは術式を入力し、
入力した術式に対応する病名を入力した後に器材入力処
理を行うという手順をとってもよい。いずれの場合にも
病名術式相関ファイル107は、入力された術式507
をキーとして対応する病名506を検索できるよう構成
されている必要がある。
後、術式入力処理を行い、いずれかの術式が選択された
とき器材入力処理を行うという手順をとるものである。
本発明の他の実施形態として、術式を入力し、器材入力
処理を行った後に入力した術式に対応する病名を入力す
るという手順をとってもよい。あるいは術式を入力し、
入力した術式に対応する病名を入力した後に器材入力処
理を行うという手順をとってもよい。いずれの場合にも
病名術式相関ファイル107は、入力された術式507
をキーとして対応する病名506を検索できるよう構成
されている必要がある。
【0027】術式入力−器材入力処理−病名入力の手順
の場合には、術式選択部204にすべての術式の候補を
表示し、マウス132を介していずれかの術式が選択さ
れると、選択された術式が術式入力部203に表示され
る。次に器材ボタン205を押下すると、手術管理プロ
グラム140はステップ604の器材入力処理を実行す
る。術式が決定しているので、手術管理プログラム14
0は術式をキーにして病名術式相関ファイル107を検
索し、対応する1つ又は2つ以上の病名の候補を表示装
置103に表示する。対応する病名が1つのときには直
接病名入力部201に入力し、病名が決定する。病名の
候補が2つ以上ある場合には、絞られた病名の候補を表
示し、選択された病名を病名入力部201に入力する。
の場合には、術式選択部204にすべての術式の候補を
表示し、マウス132を介していずれかの術式が選択さ
れると、選択された術式が術式入力部203に表示され
る。次に器材ボタン205を押下すると、手術管理プロ
グラム140はステップ604の器材入力処理を実行す
る。術式が決定しているので、手術管理プログラム14
0は術式をキーにして病名術式相関ファイル107を検
索し、対応する1つ又は2つ以上の病名の候補を表示装
置103に表示する。対応する病名が1つのときには直
接病名入力部201に入力し、病名が決定する。病名の
候補が2つ以上ある場合には、絞られた病名の候補を表
示し、選択された病名を病名入力部201に入力する。
【0028】術式入力−病名入力−器材入力処理の手順
の場合には、上記のようにして術式を入力した後、手術
管理プログラム140は選択された術式に対応する1つ
又は2つ以上の病名の候補を表示装置103に表示す
る。病名が1つのときには直接病名入力部201に入力
し、病名の候補が2つ以上ある場合には、選択された病
名を病名入力部201に入力する。次いで器材ボタン2
05の押下によってステップ604の器材入力処理を実
行する。
の場合には、上記のようにして術式を入力した後、手術
管理プログラム140は選択された術式に対応する1つ
又は2つ以上の病名の候補を表示装置103に表示す
る。病名が1つのときには直接病名入力部201に入力
し、病名の候補が2つ以上ある場合には、選択された病
名を病名入力部201に入力する。次いで器材ボタン2
05の押下によってステップ604の器材入力処理を実
行する。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、表示
画面上に表示される術式及び器材がそれぞれ病名及び術
式に対応して絞り込んであるため、術式及び器材の選択
が容易になり、手術情報入力の操作性を向上することが
できる。またユーザの指定する任意の器材を画像によっ
て表示することが可能であり、器材準備の時間を短縮で
きるとともに看護婦等への教育の効果もある。さらに器
材チェックの際のユーザの負担を軽減し、チェックミス
を削減することができる。
画面上に表示される術式及び器材がそれぞれ病名及び術
式に対応して絞り込んであるため、術式及び器材の選択
が容易になり、手術情報入力の操作性を向上することが
できる。またユーザの指定する任意の器材を画像によっ
て表示することが可能であり、器材準備の時間を短縮で
きるとともに看護婦等への教育の効果もある。さらに器
材チェックの際のユーザの負担を軽減し、チェックミス
を削減することができる。
【図1】実施形態の情報処理装置の構成図である。
【図2】実施形態の手術記録画面103の事例を示す図
である。
である。
【図3】実施形態の器材入力画面104の事例を示す図
である。
である。
【図4】実施形態の器材チェック画面105の事例を示
す図である。
す図である。
【図5】実施形態の病名術式相関ファイル107のデー
タ構成を示す図である。
タ構成を示す図である。
【図6】実施形態の術式器材相関ファイル108のデー
タ構成を示す図である。
タ構成を示す図である。
【図7】実施形態の器材表示ファイル112のデータ構
成を示す図である。
成を示す図である。
【図8】実施形態の手術記録ファイル109のデータ構
成を示す図である。
成を示す図である。
【図9】実施形態の器材チェックファイル110のデー
タ構成を示す図である。
タ構成を示す図である。
【図10a】実施形態の手術管理プログラム140のう
ち手術記録入力処理の流れを示すフローチャートであ
る。
ち手術記録入力処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図10b】実施形態の術式入力処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図10c】実施形態の器材入力処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図11】実施形態の手術管理プログラム140のうち
器材チェック処理の流れを示すフローチャートである。
器材チェック処理の流れを示すフローチャートである。
103:手術記録画面、104:器材入力画面、10
5:器材チェック画面、107:病名術式相関ファイ
ル、108:術式器材相関ファイル、110:器材チェ
ックファイル、140:手術管理プログラム
5:器材チェック画面、107:病名術式相関ファイ
ル、108:術式器材相関ファイル、110:器材チェ
ックファイル、140:手術管理プログラム
Claims (5)
- 【請求項1】コンピュータを利用して手術の際に使用さ
れる器材を選択入力する方法において、術式に対応して
選択可能な器材を格納する第1のファイルを準備し、術
式の候補を表示装置上に表示し、入力装置を介していず
れかの術式が選択されたとき第1のファイルを検索して
選択された術式に対応して選択可能な器材を表示装置上
に表示し、入力装置を介して選択された器材をまとめて
第2のファイルに登録することを特徴とする手術管理方
法。 - 【請求項2】さらに病名と術式との対応を網羅的に格納
する第3のファイルを準備し、病名と術式のうちの一方
が入力されたとき第3のファイルを検索して対応する他
方の候補を選択可能なように表示装置上に表示すること
を特徴とする請求項1記載の手術管理方法。 - 【請求項3】選択されファイルに登録された各器材をチ
ェック未完の状態で表示装置上に表示し、入力装置を介
してチェック済みの指示のあった器材をチェック済みの
状態に変更することを特徴とする請求項1記載の手術管
理方法。 - 【請求項4】コンピュータ読み取り可能な記憶媒体上に
実体化され、手術の際に使用される器材を選択入力する
処理を記述するコンピュータプログラムであって、該プ
ログラムは以下のステップを含む: (a)術式の候補を表示装置上に表示し、(b)入力装
置を介していずれかの術式が選択されたとき、術式に対
応して選択可能な器材を格納する第1のファイルを検索
して選択された術式に対応して選択可能な器材を表示装
置上に表示し、(c)入力装置を介して選択された器材
をまとめて第2のファイルに登録する。 - 【請求項5】さらに病名と術式のうちの一方が入力され
たとき、病名と術式との対応を網羅的に格納する第3の
ファイルを検索して、対応する他方の候補を選択可能な
ように表示装置上に表示することを特徴とする請求項4
記載のコンピュータプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23608297A JPH1185876A (ja) | 1997-09-01 | 1997-09-01 | 手術管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23608297A JPH1185876A (ja) | 1997-09-01 | 1997-09-01 | 手術管理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1185876A true JPH1185876A (ja) | 1999-03-30 |
Family
ID=16995461
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23608297A Pending JPH1185876A (ja) | 1997-09-01 | 1997-09-01 | 手術管理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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