JP2006119856A - 携帯端末装置および医療行為管理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 検査や手術に使用した器材、薬剤等の情報を管理する技術を提供する。
【解決手段】 本発明の携帯端末装置2において、通信部64は、管理コンピュータ4から、器材または薬剤に関する情報を受信する。読取部58は、医療行為において実際に使用される器材または薬剤に割り当てられた識別番号を読み取る。表示部54は、読取部58において読み取った識別番号に対応する器材または薬剤に関する情報を表示する。読取部58により識別番号が読み取れなかった場合、表示部54は、器材または薬剤の選択候補を表示する。この選択候補は、実施している医療行為に対応付けて予め設定されたものである。
【選択図】 図4
【解決手段】 本発明の携帯端末装置2において、通信部64は、管理コンピュータ4から、器材または薬剤に関する情報を受信する。読取部58は、医療行為において実際に使用される器材または薬剤に割り当てられた識別番号を読み取る。表示部54は、読取部58において読み取った識別番号に対応する器材または薬剤に関する情報を表示する。読取部58により識別番号が読み取れなかった場合、表示部54は、器材または薬剤の選択候補を表示する。この選択候補は、実施している医療行為に対応付けて予め設定されたものである。
【選択図】 図4
Description
本発明は、医療行為の管理技術に関し、特に携帯端末装置を利用して器材や薬剤を管理する技術に関する。
安全に配慮して、一般に医療現場では患者に点滴や注射等を行う場合に、異なった看護師によって、2重のチェックがなされるような規則を設けている。しかしながら、このような2重チェックは、看護師等の業務をさらに繁忙にする。そこで、特許文献1では、患者に対して予め識別番号を付与しておき、識別番号と、患者に投与すべき薬剤との関係をデータベース化している。患者には所定の手段によって識別番号を所持させている。投薬を実行する際、看護師は、患者が所持する識別番号をハンディーターミナルによって読み取る。識別番号は、データベースを記録したコンピュータに送信され、コンピュータは、データベースを参照して、識別番号に対応した薬剤を看護師に通知する。
特開2001−344338号公報
特許文献1は医療ミスを防止するための手法を開示するが、患者に与える薬剤や利用した器材の情報は、保険点数を計算するための会計情報としても利用することができる。医療行為の現場では、使用した薬剤や器材を医師や看護師が記憶しておき、医療行為の終了後、使用した薬剤や器材を書き出す作業を行っている現状がある。使用した薬剤や器材に記憶漏れがあると、患者に対する請求漏れが発生して医療機関が損失を被るばかりか、正確な在庫管理もできなくなる。そのため、医療機関は、検査や手術に使用した薬剤、器材等の情報を、簡易且つ正確に把握したいという要望を有している。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、医療行為において使用した薬剤や器材などの情報を簡易且つ正確に管理することのできる技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の携帯端末装置は、管理コンピュータから、器材または薬剤に関する情報を受信する受信部と、医療行為において実際に使用される器材または薬剤に割り当てられた識別番号を読み取る読取部と、読取部において読み取った識別番号に対応する器材または薬剤に関する情報を表示する表示部とを備える。この態様の携帯端末装置では、読取部により識別番号が読み取れなかった場合に、表示部が、器材または薬剤の選択候補を表示して、医療行為者からの選択入力を受け付ける。なお、識別番号が読み取れなかった場合とは、例えば、識別番号の認証対象となる部分が変形や欠損などにより読取部による読み取りができない場合や、読取部の故障により識別番号を読み取れない場合などを含む。
この態様によると、読取部による識別番号の読取りが失敗した場合であっても、選択候補を画面に表示することで、医療行為者は、円滑な入力作業を実現できる。これにより、非常に忙しい医療現場においても、使用した器材や薬剤を迅速に携帯端末装置に入力することが可能となり、実用的且つ効果的な入力ツールを実現できる。
表示部が表示する器材または薬剤の選択候補は、管理コンピュータにおいて医療行為、例えば手技などに対応付けて予め定められたものであってよい。この選択候補は、器材または薬剤に関する情報として、管理コンピュータから受信しておく。例えば、手技に器材または薬剤の選択候補を対応付けることで、器材または薬剤の選択候補の数を大幅に削減することができ、医療行為者による選択作業を簡易にすることができる。なお、医療行為者とは、医師、看護師等の医療行為を実施する者を意味するが、このように直接医療行為を実施する者だけではなく、医師、看護師等の指示のもとにおいて作業をする者も含める。
本発明の別の態様は、医療行為管理方法である。この方法は、管理コンピュータから、器材または薬剤に関する情報を受信するステップと、医療行為において実際に使用される器材または薬剤に割り当てられた識別番号を読み取るステップと、読み取った識別番号に対応する器材または薬剤に関する情報を画面に表示するステップとを備える。読み取りステップにおいて識別番号が読み取れなかった場合に、器材または薬剤の選択候補を画面に表示する。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、簡易にかつ正確に、検査や手術などの医療行為で使用した器材や薬剤を管理できる。
本発明の実施例は、手術や検査などの医療行為における実施内容を管理する医療行為管理システムに関し、特にこの医療管理システムにおいて利用される携帯端末装置を提案する。携帯端末装置は、手術や検査などの医療行為の実施内容を登録する場面において使用される。
器材および薬剤には、識別するための識別番号が貼付されている。ここで、識別番号は、文字、数字、図形等の形式によって表現されている。医療行為者は、スキャナ機能を有した携帯端末装置を使用して、検査に使用した器材および薬剤の識別番号を読み取る。読み取られた識別番号は、携帯端末装置から管理コンピュータに送信され、会計データや統計処理用のデータとして管理される。管理コンピュータは、器材および薬剤の費用に関するデータを予め記憶しており、使用した器材および薬剤の費用を計算する。また、管理コンピュータは、器材の使用実績を管理することもできる。
携帯端末装置が器材および薬剤の識別番号を読み取れる場合には問題ないが、読み取れない場合であっても、器材および薬剤の情報を携帯端末装置に入力する必要がある。例えば、識別番号が変形や欠損などしており、読み取ることができない場合や、スキャナ機能の故障により識別番号を認識できない場合である。そのため、本実施例の携帯端末装置は、識別番号の読取処理にエラーが生じた場合に、器材または薬剤の選択候補を画面に表示し、医療行為者が画面から選択できるようにする。これにより、器材または薬剤を使用したタイミングで、その情報を短時間で入力することが可能となり、実行業務に支障をきたすことなく、使用済み器材および薬剤の管理を確実にすることができる。
図1は、本発明の実施例にかかる医療行為管理システム1の構成を示す。医療行為管理システム1は、携帯端末装置2、アクセスポイント3および管理コンピュータ4を備える。携帯端末装置2は無線通信機能を有して構成される。携帯端末装置2とアクセスポイント3は、無線LAN(Local Area Network)等のネットワークを介して接続されている。アクセスポイント3は、管理コンピュータ4と有線で接続する。なお、アクセスポイント3と管理コンピュータ4との間も、無線LANで接続されてもよい。
携帯端末装置2は、器材や薬剤に付与された識別番号を読み込むためのスキャナ機能を有して構成される。携帯端末装置2は、例えば無線通信機能を有するPDA(Personal Digital Assistants)であってもよく、モニタ(表示部)を備える。携帯端末装置2は、医療機関において、医療行為者によって使用される。管理コンピュータ4は、器材や薬剤の情報、また検査の情報(オーダ情報)を管理する。携帯端末装置2は、アクセスポイント3を介して管理コンピュータ4から器材や薬剤の情報を受信し、また管理コンピュータ4に検査の実施内容の情報を送信する。なお、管理コンピュータ4は器材や薬剤の情報をマスタ情報として保持している。
図2は、携帯端末装置2の起動時の動作を示す。医療行為者により、携帯端末装置2の電源がオンされると(S10)、表示部にログイン画面が表示される。医療行為者は、医療行為者名およびパスワードを入力し、認証に成功するとログインする(S12)。ログインが完了すると、携帯端末装置2は、管理コンピュータ4に対してマスタ情報の送信要求を送る。携帯端末装置2は、医療行為者からの指示により送信要求を送るが、ログインしたタイミングで自動的に送信要求を送ってもよい。その際には、ログインによる認証の成否を判断し、成功している場合にマスタ情報の送信要求を送る。
携帯端末装置2は、通信ヘッダに、医療行為管理システム固有のシステムIDを含ませて信号を送信する。これにより、管理コンピュータ4は、自身が管理するシステムの携帯端末装置2であることを認識し、送信要求を受け付ける。特に、他のシステムの携帯端末装置が混在する環境においては、管理コンピュータ4が通信ヘッダのシステムIDを参照することで、自システムにおける携帯端末装置であるか否かを判断することができる。なお、管理コンピュータ4から携帯端末装置2に送信される信号の通信ヘッダにも、同一のシステムIDが含まれる。
互いの認証は原則としてMACアドレスを利用するが、システムIDも併用することで、通信のセキュリティを高めることが可能となる。管理コンピュータ4は、送信要求を受け付けると、器材および薬剤のマスタ情報を携帯端末装置2に送信する。マスタ情報には、識別番号に対応付けた器材および薬剤の属性情報が含まれる。また、さらに、手技などの医療行為に対応付けて数を絞り込んだ器材および薬剤の情報も含まれる。携帯端末装置2はマスタ情報を受信し(S14)、記憶部に格納する。
図3は、携帯端末装置2の検査実施時の動作を示す。まず、検査の実施内容を入力する対象として、患者を選択する(S18)。患者の選択は、検査の開始前に行われる。患者情報は、検査の内容を示すオーダ情報のデータとして登録されており、患者を選択することで、患者に対して施される検査内容を把握することができる。検査中、器材や薬剤が使用されると、医療行為者は、リアルタイムに器材や薬剤に貼付された識別情報の読取処理を行う(S20)。識別情報の形態によるが、この読取処理は、一般には光学的に行われる。識別情報の読取が成功すると(S22のY)、記憶部に格納したマスタ情報を参照して(S24)、読み取った識別情報に対応付けられた薬剤の商品名や器材名を表示する(S26)。医療行為者は、表示された薬剤名や器材名を見ることで、読取処理が成功したことを確認できる。表示された薬剤名および器材名は、記憶部に格納される(S32)。
読取が失敗した場合(S22のN)、表示部には、検査内容に含まれる手技に対応付けられた薬剤名や器材名が表示される(S28)。例えば、識別番号の認証対象となる部分(図形、文字など)が変形や欠損していて読み取ることができない場合や、スキャナ機能の故障により識別番号を認識できない場合には、読取処理の失敗が判定される。
一般に、手技と薬剤および器材との相関性は高く、手技が分かれば、使用する薬剤や器材を予測することができる。S14において受信したマスタ情報には、手技に薬剤や器材を対応付けた情報が含まれており、したがって、オーダ情報から実施する手技を特定することで、使用する可能性の高い薬剤リストおよび器材リストを取得することができる。この薬剤リストおよび器材リストは選択候補を示し、本実施例ではデフォルト実施項目と呼ぶ。デフォルト実施項目を表示することで、マスタ情報に含まれる全ての薬剤や器材を表示する場合と比較して、表示部に表示する情報量を格段に少なくできる。医療行為者は、表示部に表示されたデフォルト実施項目から、使用された薬剤名または器材名を選択する(S30)。これにより、薬剤や器材が使用されるタイミングで、その薬剤名、器材名を携帯端末装置2の記憶部に格納することができる(S32)。
検査が終了すると、医療行為者は、入力した実施内容をアクセスポイント3を介して管理コンピュータ4に送信する。検査中は、携帯端末装置2を入力モードに設定しておく必要があり、そもそも医療行為者には、頻繁にデータ通信を行う時間もない。そのため、本実施例の医療行為管理システム1では、携帯端末装置2がマスタ情報を予め受信しておくことで、検査中のデータ入力処理を可能とする。また、マスタ情報を予め保持することで、無線が届かない場所であっても、検査の実施内容を入力することができる。
図4は、医療行為管理システム1の詳細な構成を示す。医療行為管理システム1は、携帯端末装置2および管理コンピュータ4を備える。なお、携帯端末装置2と管理コンピュータ4は、アクセスポイント3を中継して通信を行うが、図4の例ではアクセスポイント3の図示を省略している。携帯端末装置2は、指示部50、編集部52、表示部54、選択部56、読取部58、制御部60、記憶部62、通信部64を備える。また、管理コンピュータ4は、通信部66、制御部68、データベース70、選択部72、管理部74を備える。
この構成は、ハードウエア的には、任意のコンピュータのCPU、メモリ、その他のLSIで実現でき、ソフトウエア的にはメモリにロードされたプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウエアのみ、ソフトウエアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。
指示部50が、管理コンピュータ4に対して器材および薬剤のマスタ情報の送信を指示する。この送信指示は、制御部60により通信部64を介して管理コンピュータ4に伝達される。管理コンピュータ4では、通信部66が送信要求を受信してシステムIDを確認し、制御部68が、選択部72に器材および薬剤のマスタ情報の読み出しを指示する。選択部72は、データベース70から器材および薬剤のマスタ情報を選択して読み出し、制御部68に供給する。制御部68は、通信部66を介してマスタ情報を携帯端末装置2に送信する。通信部64はマスタ情報を受信し、制御部60がマスタ情報を記憶部62に記憶させる。
指示部50は、実施内容の入力を行うために、管理部74に対して検査のオーダ情報の一覧を出力するように指示する。当該出力の指示は、通信部64と通信部66を介して、管理部74に伝達される。管理部74は、検査のオーダ情報を管理しており、指示部50からの指示に従って、これらの情報を出力する。通信部64は、管理部74から、検査のオーダ情報を受信し、制御部60がオーダ情報を記憶部62に記憶させる。
表示部54は、管理部74から取得したオーダ情報の一覧を表示する。図5は、表示部54に表示されたオーダ一覧の画面を示す。図5に示すように、検査予定日ウインドウ220、検査種別ウインドウ222、内容ウインドウ224、ログアウトボタン226、確定ボタン228が設けられている。医療行為者が、検査予定日ウインドウ220と検査種別ウインドウ222に所定の条件を入力すれば、その条件を満たすオーダ情報が内容ウインドウ224に表示される。すなわち、検査種別ウインドウ222で選択した検査予定日であって、かつ検査種別ウインドウで選択した検査種別であるオーダ情報が内容ウインドウ224に表示される。
内容ウインドウ224に表示されたオーダ情報の一覧の中から、これから実施すべき医療行為に対応するオーダ情報を医療行為者が指定すれば、これが当該オーダ情報の選択すなわち患者の選択に相当する。この指定は、選択部56により受け付けられる。選択部56は、医療行為者からのオーダ指定を受け、これから実施すべき医療行為に対応するオーダ情報を選択する。なお、医療行為者によるオーダ情報の指定は、医療行為者が、内容ウインドウ224に表示された複数のオーダ情報のうちのいずれかをタップし、さらに確定ボタン228を押すことによって実現される。
読取部58は、医療行為の実施中、実際に使用される器材および薬剤に割り当てられた識別番号を光学的に読み取る。図6は、表示部54に表示された実施入力の画面を示す。識別番号の読取りに成功すると、制御部60が、記憶部62に格納したマスタ情報から、その識別番号に対応付けられた器材名または薬剤名を取得し、表示部54に供給する。表示部54は、識別番号に対応する器材名または薬剤名を表示する。
図7は、表示部54に表示された実施入力の画面の別の例を示す。この画面例は、識別番号の読取りに失敗した状態を示し、読取りに失敗したことを医療行為者に通知するとともに、デフォルト実施項目を表示するか否かを医療行為者に問いかけている。ボタン230を押すと、デフォルト実施項目が表示部54に表示される。一方、ボタン232を押すと、デフォルト実施項目は表示されず、通常の待ち受け画面に戻る。
図8は、デフォルト実施項目を表示部54に表示した例を示す。制御部60が、記憶部62からデフォルト実施項目を読み出し、表示部54に表示させる。手技に対応付けて予め絞り込んだ薬剤名、器材名のみを選択候補とすることで、所期の薬剤名を見つける時間を大幅に短縮できる。医療行為者が、表示された薬剤名のいずれかをタップし、さらに確定ボタン234を押すことによって、使用した薬剤名を記憶部62に格納することができる。なお、中止ボタン236を押すと、実施入力が中止される。
なお、器材や薬剤によっては、識別番号が付与されていないものも存在することがある。この場合であっても、デフォルト実施項目を設定することで、医療行為者による入力作業を簡易なものとすることができる。
医療行為者は、表示部54に表示される内容を編集することができる。編集部52は、医療行為者からの入力指示を受け付け、例えば薬剤の数量を変更するなどの編集処理を実行する。特に、デフォルト実施項目から薬剤名を選択する場合には、等しい数量をもつ薬剤名が存在しないこともある。その場合は、編集部52による編集機能を利用して、医療行為者が数量を修正すればよい。編集した内容は、制御部60により記憶部62に記憶される。
検査が終了すると、医療行為者は、携帯端末装置2を送信モードに設定する。この設定は制御部60により行われる。制御部60は、検査オーダ、具体的には患者に対応付けて格納した器材および薬剤に関して入力された情報を、通信部64から管理コンピュータ4に送信する。管理コンピュータ4では、通信部66が実施入力された情報を受信し、制御部68が患者のIDに対応付けてデータベース70に格納する。この情報は、会計処理や統計処理に利用される。
以上、本発明を実施例をもとに説明した。この実施例は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
本発明の実施例において、医療行為として検査を説明した。しかしながらこれに限らず医療行為は、例えば手術や投薬等の行為であってもよい。本変形例によれば、様々な医療行為に本発明を適用できる。
なお、携帯端末装置2は、通信制御機能、読取機能、エラー出力機能などの各種処理機能を実行するが、これらの処理機能のそれぞれは分離されて構築される。その際、定義ファイルを設け、この定義ファイルにより、各種処理の振り分けを行う。定義ファイルで処理の振り分けを行うことで、それぞれの処理機能を独立的に形成できるとともに、各機能のバージョンアップや故障対応などに柔軟に対応することができる。これにより、保守性が向上したシステムを構築することができる。
なお、実施例では、携帯端末装置2が、識別番号の読取処理に失敗した場合にデフォルト実施項目を表示させるものとしたが、例えば読取処理を実行しない場合であっても、医療行為者は、表示部にデフォルト実施項目を選択させることができる。例えば、使用する器材や薬剤に識別番号が付与されていないような場合には読取処理ができないため、医療行為者は、表示部にデフォルト実施項目を表示させて選択することで、簡易かつ正確に器材や薬剤を入力することができる。
1・・・医療行為管理システム、2・・・携帯端末装置、3・・・アクセスポイント、4・・・管理コンピュータ、50・・・指示部、52・・・編集部、54・・・表示部、56・・・選択部、58・・・読取部、60・・・制御部、62・・・記憶部、64・・・通信部、66・・・通信部、68・・・制御部、70・・・データベース、72・・・選択部、74・・・管理部。
Claims (3)
- 管理コンピュータから、器材または薬剤に関する情報を受信する受信部と、
医療行為において実際に使用される器材または薬剤に割り当てられた識別番号を読み取る読取部と、
前記読取部において読み取った前記識別番号に対応する器材または薬剤に関する情報を表示する表示部と、を備えた携帯端末装置であって、
前記読取部により識別番号が読み取れなかった場合に、前記表示部は、器材または薬剤の選択候補を表示することを特徴とする携帯端末装置。 - 前記読取部により識別番号が読み取れなかった場合に、前記表示部に、実施している医療行為に対応付けて予め設定されている器材または薬剤の選択候補を表示させる制御部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
- 管理コンピュータから、器材または薬剤に関する情報を受信するステップと、
医療行為において実際に使用される器材または薬剤に割り当てられた識別番号を読み取るステップと、
読み取った前記識別番号に対応する器材または薬剤に関する情報を画面に表示するステップとを備えた医療行為管理方法であって、
前記読み取りステップにおいて識別番号が読み取れなかった場合に、器材または薬剤の選択候補を画面に表示するステップを備えることを特徴とする医療行為管理方法。
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