JPH11855A - 光ファイバの研磨機 - Google Patents

光ファイバの研磨機

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JPH11855A
JPH11855A JP12516098A JP12516098A JPH11855A JP H11855 A JPH11855 A JP H11855A JP 12516098 A JP12516098 A JP 12516098A JP 12516098 A JP12516098 A JP 12516098A JP H11855 A JPH11855 A JP H11855A
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JP
Japan
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polishing
optical fiber
plate
elastic
jig
Prior art date
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JP12516098A
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English (en)
Inventor
Nobutoshi Takeda
宣利 武田
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T M KIKAKU KK
Original Assignee
T M KIKAKU KK
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  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構成で高精度の研磨加工が可能な光フ
ァイバの研磨機を提供する。 【解決手段】 光ファイバの研磨機1は、基体3の支持
平板23上に設けた弾性板上に研磨紙等による研磨面を
形成してなる弾性研磨板4と、この弾性研磨板4の研磨
面に対向して光ファイバのフェルール先端を突出して保
持する治具5とからなり、前記弾性研磨板4の支持平板
23側と治具5側との間に互いに当接して両者間を一定
距離に保ちつつ平行動作を許容する摺動機構24,34
を介設することにより、研磨面に沿う両者間の相対動作
によって光ファイバの先端部を球面状に研磨する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバコネク
タのフェルール端面を研磨する光ファイバの研磨機に関
し、特に、簡易な構成で高精度の研磨加工が可能な光フ
ァイバの研磨機に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明は、光ファイバコネクタのフェル
ール端面を研磨する光ファイバの研磨機は、光通信用フ
ァイバケーブルの接続部のファイバを保持するフェルー
ル端面を弾性研磨板によって球面に形成するためのもの
である。一般には、平板上にゴム等の弾性板と研磨紙を
重ねて置き、所定の研磨深さを確保するべく光ファイバ
コネクタの先端を治具から突出して保持し、この突出し
たフェルールの先端部を研磨紙の研磨面に押し付け、弾
性反力を受けつつ研磨面に沿って相対動作させることに
より、フェルールの端面を所定の研磨深さで所定の球面
形状に研磨する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、所定の
研磨深さを超える超過研磨を避けつつ、能率良く目標形
状を得るために、測定器によって加工対象物を検査しつ
つ、目標形状まで徐々に研磨を進める必要があるので研
磨精度の管理に大変な手数を要するという問題がある。
【0004】本発明の目的は、簡易な構成によって高精
度の研磨加工を確保しうる光ファイバの研磨機を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、支持平板上に設けた弾性板上に研磨紙等による研磨
面を形成してなる弾性研磨板と、この弾性研磨板の研磨
面に対向して光ファイバのフェルール先端を突出して保
持する治具とからなり、研磨面に沿う両者間の相対動作
によって光ファイバの先端部を球面状に研磨する光ファ
イバの研磨機において、前記弾性研磨板の支持平板側と
治具側との間に互いに当接して両者間を一定距離に保ち
つつ平行動作を許容する摺動機構を介設した。
【0006】弾性研磨板の支持平板側と治具側との間に
互いに当接して両者間を一定距離に保ちつつ平行動作を
許容する摺動機構を介設したことから、研磨時間が過大
な場合であっても摺動機構によって定まる一定距離に抑
えられるので、この摺動機構による一定距離を目標研磨
量に基づいて定めれば、複数同時加工用の治具の場合で
も任意の数の加工物について、目標精度に沿って容易に
研磨加工することができる。
【0007】前記摺動機構は、弾性研磨板の支持平板側
と治具側との間の距離を変化しうる進退調節機構を備え
たことにより、研磨板や加工物に合わせて研磨深さを任
意に設定することができる。また、前記治具は加工物を
保持するホルダ部を円周上に配置するべく略円板状をな
し、その中心に進退調節用のねじによって調節部材を支
持し、かつ、その先端に平滑面を形成するとともに、こ
れと対向する平滑摺動面を形成した平滑支持部を支持平
板上に設けて前記摺動機構を構成することにより、複数
加工用の治具に任意に取付けた加工物について簡易に高
精度の研磨加工が可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明の光ファイバの研磨
機の要部断面図である。光ファイバの研磨機1は、駆動
部2を内設した容器状の基体3と、駆動部2によって振
れ動作する弾性研磨板4と、この弾性研磨板に対して加
工物Wの先端を対向保持する治具5と、この治具を押さ
えて位置決めする治具押さえ6とからなる。
【0009】駆動部2は、減速機付きの電動機11と、
その減速軸12によって回転される偏心板13と、この
偏心板13の半径rの偏心位置に起立したピン14を中
心として回転可能に嵌合し、ピン14とともに円形振れ
動作する円板状をなす振れ台15とからなる。
【0010】この振れ台15にその回転を規制する回り
止め16を備える。この回り止め16は、具体的には、
基体3側の固定点16aに揺動可能に取付けたレバーに
よって構成し、このレバーを振れ台15のボス部17に
対してスライド可能に連結することにより、振れ台15
の自転運動を一定の揺動範囲内に規制して円形振れ動作
を可能とする。
【0011】基体3は、その上端に平板状の上蓋21を
備え、この上蓋21の上面を駆動軸線12aと直交して
形成するとともに、振れ台15を摺動性良く支える平滑
面を形成した支持基板22を重ねて設ける。この支持基
板22は振れ台15の移動範囲について合成樹脂材等の
低摩擦材によって形成し、振れ台15の下面に接してそ
の平面運動を確保する。
【0012】弾性研磨板4は、球面研磨のためのゴム状
の弾性板上に研磨面をなす研磨紙等を載置してリング状
に形成する。この弾性研磨板4をその下側で支える円板
状の支持平板をなす円形支持板23を設け、この円形支
持板23を介して振れ台15上に載置する。円形支持板
23は、振れ台15の中心軸14aと同心に互いに回転
可能に嵌合し、その上面側中心部は、上面を平滑に形成
した合成樹脂材等の低摩擦材による平滑支持部24を突
状に形成する。この平滑支持部24はその外周でリング
状の弾性研磨板4を位置決めする。また、円形支持板2
3が振れ動いた位置でその外周面23bに作用する弾性
ストッパ25を上蓋21の端部に起設する。
【0013】治具5は略円板状をなし、その外周側に加
工物Wを保持する複数のホルダ部31…を凹状に形成す
る。ホルダ部31は、光ファイバコネクタのフェルール
先端を所定の角度の傾斜で下方の弾性研磨板4に臨んで
突出させて保持することができる。治具5の中心に筒部
32を形成し、この筒部32の外周に形成したねじ32
aと螺合して加工物Wを固定する略円環状の押さえ部材
33を設ける。筒部32の内周に調節部材34を螺合し
て設け、また、治具押さえ6を受ける蓋35を上端部に
螺合する。
【0014】調節部材34はその下端部を平滑に形成
し、この平滑面を円形支持板23の平滑支持部24に当
接することにより、治具5と弾性研磨板4の相互の平行
動作を許容しつつ両者の間の所定の距離を確保する。治
具5に取付けた加工物Wは弾性研磨板4に対して一定位
置に保持されることから、加工物Wの先端は弾性研磨板
4と干渉する範囲を限度として研磨がなされる。
【0015】この場合、調節部材34の捩じ込みによっ
て弾性研磨板4に対する治具5の高さ位置を変更するこ
とにより、加工物Wの研磨深さの限度寸法を調節するこ
とができる。また、治具5の姿勢が確保されていること
から、加工物Wの取付けの位置や数に拘わることなく、
任意に取付けた加工物Wについて一括して研磨すること
ができる。
【0016】治具押さえ6は、基体3の上蓋21から延
びる固定アーム36と、この固定アーム36の先端にス
ライド調節可能に延びるスライドアーム37と、このス
ライドアーム37の先端に螺合して駆動軸12aと略一
致する位置で治具5上端の蓋35の中心凹部35aを押
さえるセンタ軸38とからなる。スライドアーム37に
長穴37aを形成し、この長穴部37aをねじで固定す
ることによって位置調節可能にセンタ軸38を保持す
る。このセンタ軸38の側方に下方に突出するピン39
を設け、このピン39を係合する凹部35bを蓋に形成
して治具5の回り止めを行う。
【0017】図2は図1のII−II線断面における加
工物の保持状態を示す図である。図の右半分は固定状
態、左半分は着脱状態を示す。複数のホルダ部31…
は、治具5の外周側に等分して形成し、同様に、押さえ
部材33の外周を等分して切り欠くことにより外周部3
3a…と切欠部33b…を形成する。切欠部33bはホ
ルダ部31に対する加工物Wの着脱操作を可能とする一
方、ホルダ部31に保持した加工物Wはその合成樹脂製
のフレームの上端を外周部33aの下端によって押さえ
られ、ホルダ部31に固定される。
【0018】ホルダ部31はそれぞれ1つの加工物Wを
嵌合保持することができ、押さえ部材33の角度位置に
より、その外周部33aによって加工物Wを一括して固
定し、または、切欠部33bによって全ての加工物Wの
着脱を可能とする。この押さえ部材33は、筒部32に
対して緩くねじ嵌合し、または、合成樹脂等の弾性材に
よって形成することにより、加工物が剛性を有する場合
も、全ての加工物を一様に固定することができる。
【0019】また、上記押さえ部材33は、押さえ部材
33の締め付け力を任意に調節するべく、筒部32のね
じ部32aに直接的に螺合することなく、図7のごと
く、回動可能に筒部32の外周に挿通し、これを締め付
ける別体のナット32bをねじ部32aに螺合して構成
し、その他、ナットの外周を段付きに形成し、小径部を
押さえ部材33に挿通し、大径部で締め付けるべく構成
することが可能である。
【0020】このように、上記押さえ部材33により、
全ての又は任意の加工物Wについて着脱操作とその一括
固定が可能となることから、従来の各ホルダ部について
備えたばね作用を有する押さえ腕等による固定機構と対
比すると、治具5の構成が簡易化されるのみならず、加
工物Wの着脱操作が容易となり、その作業性を向上する
ことが可能となる。
【0021】図3は図1のIII−III線断面図であ
る。弾性ストッパ25は、球状の接触子42を後退可能
に弾性保持したいわゆるボールスプリングを前後調節可
能に基体3の上蓋21上に設けたものであり、円形支持
板23の側方に、その振れ動作する移動領域に臨んで円
形支持板23の外周面23aが当接し得る位置をなす。
【0022】この弾性ストッパ25は、円形支持板23
が振れ動いた時にその外周面23bと一時的に当接し、
この当接している間について同当接点に作用する摩擦力
によって円形支持板23の動作を拘束する。円形支持板
23を支える振れ台15はその間も円形振れ動作するこ
とから、両者の間で差が生じ、円形支持板23の回転方
向の送り動作がなされる。その送り量は、弾性ストッパ
25が円形支持板23の外周面23bと当接している間
の振れ台15の移動量であり、弾性ストッパ25の位置
を進退させることにより、また、その内設スプリングの
強さの変更により調節することができる。
【0023】図4は図1のIV−IV線断面図である。
回り止め16は、基体3の上蓋21の下面の固定点16
aに一端側を回転可能に取付け、揺動動作が可能なフォ
ーク状等のレバーをなし、振れ台15のボス部17に対
してスライド可能に連結する。ピン14が駆動軸12a
を中心に回転した時は、その回転動作に従って回り止め
16が揺動動作し、振れ台15の自転運動を所定角度A
の揺動範囲内に規制することにより振れ台15が円形振
れ動作を行う。
【0024】図5は図1の研磨機の研磨軌跡の説明図で
ある。研磨板は、同図(a)のごとく、ピン14の半径
rの回転運動と回り止め16の所定角度Aの揺動運動と
の合成運動による円形振れ動作を振れ台15を介して行
い、かつ、研磨板4を支える円形支持板23がピン14
の1回転毎に弾性ストッパ25と当接し、角度Bの間欠
送り動作を受ける。
【0025】研磨板4上の各点は、回り止め16の規制
によって固定点16aからの距離に応じた揺動範囲内の
楕円状回転運動となり、固定点16aに近い加工物W1
による軌跡はピン14の回転直径2rに等しい長径をな
す長円形、固定点16aから遠い加工物W2による軌跡
は同直径2rに等しい短径をなす長円形を描き、ピン1
4の回転の都度、角度Bの位置に送り動作によって移動
される。したがって、加工物の軌跡は固定点16aから
の距離に応じてそれぞれ異なる形状をなすので、互いの
軌跡の重複を避けて全研磨面を一様に使用することによ
る効率の良い研磨が可能となる。
【0026】同図(b)は、スライドアーム37の調節
によって駆動軸中心12aから所定量C離れた位置に治
具押さえ6を移動した場合を示す。この場合、加工物は
駆動軸中心12aから所定距離R1,R2をなす位置W
1,W2に移動する。したがって、簡易な構成をなすス
ライドアーム37の調節によって固定点16aからの位
置関係の変化に応じた新たな研磨軌跡を得ることができ
る。
【0027】上記構成の研磨機は、従来の研磨機の円形
振れ動作とその回転送り動作のためにそれぞれ独立して
設けた駆動機構や遊星歯車機構等を必要とする複雑な構
成と対比すると駆動部の構成の簡易化を図ることができ
る。また、従来の駆動機構の構成による研磨軌跡が、研
磨板上の位置に拘わりなく同一の円形を基本図形とする
略サイクロイド状をなす同一図形をなすことと対比する
と研磨軌跡の重複を避けて研磨紙を有効に使用でき、能
率良く研磨処理することができる。
【0028】図6は本発明の別実施例の光ファイバの研
磨機の断面図である。光ファイバの研磨機51は、支持
平板52上に弾性平板の上面に研磨面を形成した弾性研
磨板53を備え、この弾性研磨板53と対向して加工物
Wを保持する治具54とからなる。支持平板52の上面
に弾性研磨板53を囲んで上面を平滑に形成した合成樹
脂材等の低摩擦材による平滑支持部55をリング状に突
設する。
【0029】治具54の上面側に、加工物を保持する単
一の又は複数のホルダ部56を凹状に形成し、また、下
面側の周縁部に平滑面57を形成する。この平滑面57
は、平滑支持部55と当接して治具54に保持した加工
物Wを所定高さ位置に保持しつつ、研磨面に沿う方向の
相対動作を許容する。
【0030】上記構成をなす光ファイバの研磨機51
は、平滑支持部55によって加工物Wを所定高さ位置に
保持しつつ、研磨面に沿う方向の相対動作を許容するこ
とから、加工物の先端は弾性研磨板と干渉する範囲を限
度として研磨がなされる。したがって、簡易な構成の研
磨機によって過大な研磨を防止でき、簡易に研磨精度を
確保することができる。
【0031】また、治具54の姿勢が確保されているこ
とから、複数のホルダ部56を形成した場合であって
も、加工物の取付けの位置や数に拘わることなく、任意
に取付けた加工物について一括して研磨することができ
る。
【0032】光ファイバの研磨機の加工ラインにおける
本発明の意義について以下に説明する。一般に、振れ動
作する一つの研磨紙上で複数(例えば8本)の光ファイ
バを同時研磨する研磨機にあっては、治具に取付けた加
工物の全数を均等に研磨するために加工物を円形配置に
取付ける治具を備え、上方に張出す押えアームによって
治具の中心を所定の力で下方に押し付けるべく構成され
る。
【0033】研磨する際は、上記治具を介して全数の光
ファイバの先端が研磨紙面に押し付けられ、これら光フ
ァイバに均等に負荷を掛けることによって治具と研磨紙
面とが平行に保たれるので、光ファイバの全数をバラン
スして均等に同時研磨することができる。
【0034】しかしながら、治具に対して加工対象物を
部分的に配置し、一部を欠いて空席としたまま研磨を行
うと、均等に分散された配置の場合を除き、治具に加え
られる力を各加工対象物に均等に作用することが困難と
なり、特に、2本以下の少数の場合はバランスを崩して
治具が傾斜することがあり、研磨することができない。
【0035】したがって、同時研磨した複数の光ファイ
バの一部が研磨基準を満たさなかった場合等には、所定
の基準に達するまで再研磨を行う必要があり、そのよう
な中間段階のものを特別にまとめ、後から一括研磨した
り、個別の手作業の研磨を余儀なくされ、工程の複雑化
を招き、研磨加工上のネックとなっている。
【0036】本発明は、このような問題を解決して簡易
な構成によって高精度の研磨加工を確保し、また、同時
加工対象の数に関わらずに高い研磨精度を確保しつつ簡
易に構成しうる光ファイバの研磨機を提供するものであ
る。
【0037】
【発明の効果】本発明による光ファイバの研磨機は以下
の効果を奏する。弾性研磨板の支持平板側と治具側との
間に互いに当接して両者間を一定距離に保ちつつ平行動
作を許容する摺動機構を介設したことから、研磨時間が
過大な場合であっても摺動機構によって定まる一定距離
に抑えられるので、この摺動機構による一定距離を目標
研磨量に基づいて定めれば、複数同時加工用の治具の場
合でも任意の数の加工物について、目標精度に沿って容
易に研磨加工することができる。
【0038】前記摺動機構は、弾性研磨板の支持平板側
と治具側との間の距離を変化しうる進退調節機構を備え
たことにより、研磨板や加工物に合わせて研磨深さを任
意に設定することができる。また、前記治臭は加工物を
保持するホルダ部を円周上に配置するべく略円板状をな
し、その中心に進退調節用のねじによって調節部材を支
持し、かつ、その先端に平滑面を形成するとともに、こ
れと対向する平滑摺動面を形成した平滑支持部を支持平
板上に設けて前記摺動機構を構成することにより、複数
加工用の治具に任意に取付けた加工物について簡易に高
精度の研磨加工が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ファイバの研磨機の要部断面図
【図2】図1のII−II線断面における加工物の保持
状態を示す図
【図3】図1のIII−III線断面図
【図4】図1のIV−IV線断面図
【図5】図1の研磨機の研磨軌跡の説明図
【図6】本発明の別実施例の光ファイバの研磨機の断面
【図7】図1の研磨機の別なる構成例を示す要部断面図
【符号の説明】
1 研磨機 2 駆動部 3 基体 4 弾性研磨板 5 治具 6 治具押さえ 12 減速軸 12a 駆動軸線 13 偏心板 14 ピン 14a 中心軸 15 振れ台 16 回り止め(レバー) 16a 固定点 17 ボス部 23 円形支持板(支持平板) 24 平滑支持部(摺動機構) 23a 外周面 25 弾性ストッパ 31 ホルダ部 32 筒部 33 押さえ部材 33a 外周部 33b 切欠部 34 調節部材(摺動機構) 37 スライドアーム 42 接触子 51 研磨機 52 支持平板 53 弾性研磨板 54 治具 55 平滑支持部(摺動機構) 56 ホルダ部 57 平滑面(摺動機構) A 揺動角度 B 間欠送り角度 C スライド量 r 偏心半径 R1,R2 駆動軸中心距離 W 加工物 W1、W2 研磨部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持平板上に設けた弾性板上に研磨紙等
    による研磨面を形成してなる弾性研磨板と、この弾性研
    磨板の研磨面に対向して光ファイバのフェルール先端を
    突出して保持する治具とからなり、研磨面に沿う両者間
    の相対動作によって光ファイバの先端部を球面状に研磨
    する光ファイバの研磨機において、前記弾性研磨板の支
    持平板側と治具側との間に互いに当接して両者間を一定
    距離に保ちつつ平行動作を許容する摺動機構を介設した
    ことを特徴とする光ファイバの研磨機。
  2. 【請求項2】 前記摺動機構は、弾性研磨板の支持平板
    側と治具側との間の距離を変化しうる進退調節機構を備
    えたことを特徴とする請求項1記載の光ファイバの研磨
    機。
  3. 【請求項3】 前記治具は加工物を保持するホルダ部を
    円周上に配置するべく略円板状をなし、その中心に進退
    調節用のねじによって調節部材を支持し、かつ、その先
    端に平滑面を形成するとともに、これと対向する平滑摺
    動面を形成した平滑支持部を支持平板上に設けて前記摺
    動機構を構成したことを特徴とする請求項1記載の光フ
    ァイバの研磨機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003089046A (ja) * 2001-09-12 2003-03-25 Seiko Instruments Inc 端面研磨装置
CN106826534A (zh) * 2015-12-06 2017-06-13 杭州奥克光电设备有限公司 一种新型光纤陶瓷插芯端面研磨实现方式

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