JPH1185340A - 光空間伝送装置 - Google Patents
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- JPH1185340A JPH1185340A JP9260978A JP26097897A JPH1185340A JP H1185340 A JPH1185340 A JP H1185340A JP 9260978 A JP9260978 A JP 9260978A JP 26097897 A JP26097897 A JP 26097897A JP H1185340 A JPH1185340 A JP H1185340A
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Abstract
同時に運用開始時や運用中の設定及び操作をその場所か
ら可能とする。 【解決手段】 光空間伝送装置を遠隔制御するために、
RS232C用インターフェース部32と、運用者の側
に設置可能なパーソナルコンピュータ37を備え、イン
タフェース部32は、演算処理部28から装置の運用中
の状態情報を入手して装置外部に出力し、装置外部から
の装置に対する運用開始時や運用中の設定及び操作情報
を演算処理部28に指示する。また、演算処理部28
は、新規に設定・操作・状態表示部31、インタフェー
ス部32からのそれぞれの指示に対して任意に優先順位
を持たせることができ、インタフェース部32はRS2
32Cケーブルによりモデム34を介して、ケーブル3
5の私設回線や公衆回線と接続することにより情報の遣
り取りが可能となる。
Description
り光無線で情報伝送を行う光空間伝送装置に関するもの
である。
送装置は、所定の距離を隔てた対向装置との見通しを確
保する必要から、ビルの屋上等に設置する場合が一般的
である。図9に示すように、2台の光空間伝送装置1、
2は互いに対向してビルの屋上に設置されており、例え
ば装置1、2の背面には、それぞれ受信光パワー等の運
用状態の表示部、送信光ビームの拡がり角度等の設定
部、光ビームの送信角度等の操作部等が設けられてい
る。
の屋上等に設置した場合には、運用者が屋上まで出向い
ていって、装置1、2に備え付けたインジケータ類によ
り、装置1、2の状態を確認しなければならない。ま
た、状況によって容易に近付くことが困難な場所に、装
置1、2を設置しなければならない場合には、装置1、
2の運用中の状態の確認が非常に困難になるという問題
が生ずる。
ド部3と操作制御部4を機能的に分離し、本体ヘッド部
3を屋上に設置し、信号処理を行う操作制御部4は室内
に設置して光送受信を行う光空間伝送装置が知られてい
る。この装置では、本体ヘッド部3と操作制御部4を同
軸ケーブル5で接続し、対向装置側も同様に本体ヘッド
部6と操作制御部7を同軸ケーブル8で接続している。
から本体ヘッド部3、6には、送信する本信号又は送信
する予備変調された本信号、電源、運用開始時や運用中
の設定及び操作情報を入力し、逆に本体ヘッド部3、6
から操作制御部4、7には、受信した本信号又は受信し
た予備変調された本信号、本体ヘッド部3、6の状態情
報を入力する。そして、主に室内に設置する操作制御部
4、7において、光空間伝送装置の運用中の状態を表示
して設定及び操作を行う。なお、図9、図10には、本
信号を受け渡しをする機器及びその機器と光空間伝送装
置を接続するケーブルは省略してある。
従来例の光空間伝送装置においては、送受信する本信号
や予備変調された本信号は広帯域であるために、本体ヘ
ッド部3、6と操作制御部4、7とを接続する同軸ケー
ブル5、8は引き伸ばせる長さに制限があり、本信号を
受け渡しする機器の側に、光空間伝送装置の運用状態を
表示する操作制御部4、7を設置する際に、運用者の望
む場所に設置できないことがあるという問題を生ずる。
運用状態を運用者の望む場所から確認することができ、
同時に運用開始時や運用中の設定及び操作をその場所か
ら行うことができる光空間伝送装置を提供することにあ
る。
の本発明に係る光空間伝送装置は、光無線で所望の信号
伝送を行うために所定の距離を隔てて対向配置した光空
間伝送装置において、任意の地点に設置した遠隔制御手
段と、装置の運用中の状態情報及び装置の運用開始時又
は運用中の設定及び操作情報を前記遠隔制御手段と遣り
取りするためのインタフェース手段とを備えたことを特
徴とする。
気信号を光信号に変換して対向装置に送信し、該対向装
置からの受信光信号を電気信号に変換する送受光ヘッド
部と、本信号を効率良く伝送するために予備変調及び復
調又は信号レベルの変換を行う信号処理制御部とを分離
した光空間伝送装置において、任意の地点に設置した遠
隔制御手段と、装置の運用中の状態情報及び装置の運用
開始時や運用中の設定及び操作情報を前記遠隔制御手段
と遣り取りするためのインタフェース手段とを備えたこ
とを特徴とする。
例に基づいて詳細に説明する。図1は実施例の光空間伝
送装置の構成図を示し、光空間伝送装置は本体ヘッド部
11と操作制御部12、及び両者を接続する所定のケー
ブル13から構成されており、同一構成の装置を所定の
距離を隔てて対向側にも設置することにより、光無線で
の情報伝送を行うようになっている。
光ビームの送受信を行う位置に、光ビーム送信角度可変
手段14が配置され、この光ビーム送信角度可変手段1
4の反射方向に、偏光ビームスプリッタ15、光学系1
6、電気/光変換部17が順次に配列されている。偏光
ビームスプリッタ15の反射方向には、光ビームスプリ
ッタ18、光軸角度誤差検出部19が配置され、光ビー
ムスプリッタ18の反射方向には、光学系20、光/電
気変換部21が配置されている。
2が配置されており、この演算処理部22には、光学系
16、電気/光変換部17、光/電気変換部21、合波
・分波器23、装置内所定部の温度を検出する温度検出
部24、光ビーム送信角度制御部25がそれぞれ接続さ
れている。そして、光/電気変換部21の出力は合波・
分波器23に接続され、合波・分波器23の出力は電気
/光変換部17に接続されている。また、光軸角度誤差
検出部19の出力は、光ビーム送信角度制御部25を介
して光ビーム送信角度可変手段14に接続されている。
6の出力は変調部27に接続され、変調部27の出力は
演算処理部28、合波・分波部29にそれぞれ接続さ
れ、演算処理部28には、復調部30、装置の設定や操
作及び状態の表示部31、RS232C用インタフェー
ス部32が接続され、合波・分波部29の出力は復調部
30を介して信号出力部33に接続されている。
32には、モデム34、私設回線及び有線や無線の公衆
回線であるケーブル35、モデム36を介してパーソナ
ルコンピュータ37の出力が接続されている。このイン
タフェース部32及びパーソナルコンピュータ37によ
り、運用者側で光空間伝送装置の遠隔制御操作ができる
ようになっている。
制御部12では、信号入力部26から対向側へ送信する
本信号が入力され、変調部27において本信号を効率良
く伝送できるように予備変調が行われ、合波・分波部2
9に入力される。この信号はケーブル13を介して、光
空間伝送装置の本体ヘッド部11に送られ、合波・分波
部23から電気/光変換部17に入力されて光信号に変
換され、光学系16により所定の光ビーム拡がり角度と
なる。この光信号は偏光ビームスプリッタ15を透過
し、送信光として光ビーム送信角度可変手段14から対
向装置に向け送信される。
ムは、受信光として光ビーム送信角度可変手段14に入
射し、偏光ビームスプリッタ15、更に光ビームスプリ
ッタ18により反射され、光学系20によって光/電気
変換部21に集光し、電気信号に変換されて合波・分波
器23に入力される。そして、この信号はケーブル13
を介して、操作制御部12の合波・分波器29に至り、
復調部30において復調され、本信号として信号出力部
33から出力される。
受信光は、光軸角度誤差検出部19に導かれ、受光部で
ある本装置の送光方向と対向装置からの受信光の光軸と
の角度誤差が検出され、その情報に基づいて光ビーム送
信角度制御部25が光ビーム送信角度可変手段14を駆
動して、受光部と受信光の光軸を一致させる。
度検出部24からの装置内所定部の温度、電気/光変換
部17からの送信信号パワー及び送信光パワー、光/電
気変換部21からの受信信号パワー及び受信光パワー、
光学系16からの送信光ビームの拡がり角度、光ビーム
送信角度制御部25からの光ビームの送信角度や光軸角
度誤差等の情報を入力して、光空間伝送装置の運用中の
状態を把握する。また、運用者の運用開始時や運用中の
設定や操作に従い、電気/光変換部17へ送信信号パワ
ー及び送信光パワー、光学系16へ送信光ビームの拡が
り角度、光ビーム送信角度制御部25へ光ビーム送信角
度等の情報を出力し、運用開始時の設定や運用中の操作
を行う。
・操作・状態表示部31から運用者の設定や操作信号を
入力し、設定・操作・状態の表示部31へは運用中の状
態信号を出力しており、変調部27からは送信する本信
号の有無を、復調部30から受信した本信号の有無を確
認している。そして、本体ヘッド部11の演算処理部2
2と操作制御部12の演算処理部28とは、合波・分波
器23、29、ケーブル13を介して信号の遣り取りを
行っている。なお、ケーブル13にこれらの信号を遣り
取りする信号線が用意されていない場合は、これらの信
号により搬送波を変調し、送信する本信号や受信した本
信号とは別の周波数帯域とした上で、送信する本信号や
受信した本信号に多重して、同じケーブル13内を伝送
することもできる。
ビルの屋上等に設置し、操作制御部12を室内に配置し
て、両者をケーブル13で繋ぐのが一般的であるが、ケ
ーブル13の長には制限があるので、操作制御部12は
本信号を受け渡しする機器側に設置する場合が多い。
天候による依存度が大きく、光をビーム形状で伝送して
いるために、装置に加わる風や振動で装置本体の向きが
ずれ、最適な状態で伝送が行えないことがある。従っ
て、運用者は光空間伝送の運用状態を常に把握してお
き、伝送に支障を生ずる虞れが発生した場合には、直ち
に運用者がこれを認識して、装置の設置方向の修正や場
合によってはバックアップ等の対策を施す必要がある。
隔制御するために、インタフェース手段としてRS23
2C用インターフェース部32と、運用者側に設置可能
な遠隔制御手段としてパーソナルコンピュータ37又は
光空間伝送装置専用遠隔制御装置を備えている。インタ
フェース部32は、演算処理部28から装置の運用中の
状態情報を入手して装置外部に出力し、装置外部からの
装置に対する運用開始時や運用中の設定及び操作情報を
演算処理部28に指示する。また演算処理部28は、新
規に設定・操作・状態表示部31、インタフェース部3
2からのそれぞれの指示に対して任意に優先順位を持た
せることができ、インタフェース部32はRS232C
用ケーブルによりモデム34を介して、ケーブル35の
私設回線及び有線や無線の公衆回線(構内回線、PBX
から先の内線、LAN等のネットワーク等)と接続する
ことにより、世界中の何れの場所においても情報の遣り
取りが可能である。
ナルコンピュータ37には、RS232C用インタフェ
ース部32からの光空間伝送装置の運用中の状態情報が
分かり易く表示され、装置への設定及び操作情報を入力
することができる。そして、パーソナルコンピュータ3
7側のRS232C用インタフェースを介して、モデム
36により公衆回線や私設回線と接続することにより、
操作制御部12のインタフェース部32と情報の遣り取
りを行う。ここで、公衆回線や私設回線を介してインタ
フェース部32とパーソナルコンピュータ37を常時接
続しておくことが、効率的又は経済的でないという場合
には、天候や外的要因等で伝送に支障を生ずる虞れが発
生したときに、自動発呼によって光空間伝送装置からイ
ンタフェース部32を介してパーソナルコンピュータ3
7に回線接続することも可能である。
示し、DSUやターミナルアダプタ等を利用して公衆又
は私設のデジタル回線を介して接続した状態を示してい
る。図2では、光空間伝送装置40と遠隔制御手段41
にそれぞれDSU42と43を接続し、DSU42と4
3はデジタル回線44により接続されている。また、図
3の場合においては、図2における光空間伝送装置40
とDSU42間及び遠隔制御手段41とDSU43間
に、それぞれターミナルアダプタ45と46が介在され
ている。光空間伝送装置40、遠隔制御手段41をDS
U42、43と直接接続するか、ターミナルアダプタ4
5、46を介して接続するかにより、光空間伝送装置4
0側及び遠隔制御手段41側のインタフェースが異な
る。
の所要の受信信号パワーレベルが規定されており、雨や
霧によって伝送路上で光量が減衰し、受信光パワーレベ
ルの低下と同時に受信信号パワーレベルが低下し、規定
レベルに近付いてきたことが認識できれば、例えば送信
側での送信光ビームの拡がり角度を狭めて、受信側での
受信効率を上げることができる。更に、問題がない範囲
であれば、送信光パワーを上げたり、送信側で送信する
本信号の光信号への変調度を上げて、実質的に送信信号
パワーを上げることも可能である。
よって送信方向が変化し、対向装置での受信信号パワー
が低下した場合には、光ビーム送信角度を最適な状態に
調整することが必要となる。更に、受光部と対向装置か
らの受信光の光軸との角度誤差を検出し補正する機能を
有する装置では、風や振動により装置の姿勢が変化する
と、この変化分を装置内部で補正することができるが、
その量が大きいと光ビーム送信角度の可変可能範囲が限
界に近付き、或る方向への補正可能角度範囲が狭くなっ
てしまう。
も、表面上は問題なく見えるので運用者は特に気付かな
いが、或る方向への補正可能角度範囲が狭まっている
と、その方向への振動に対して補正することができなく
なり、光空間伝送装置として所望の性能の確保が難しく
なる。それを防止するためには、光ビーム送信角度可変
手段14の状態を監視し、上述のような問題が発生しな
いように、予め装置の姿勢を正して、光ビーム送信角度
可変手段14の状態を最適にすることが必要である。
特有の受信信号パワーや光ビームの送信角度、更には送
信光パワー、送信信号パワー、装置内所定部の温度、送
信する本信号の入力の有無、受信した本信号の出力の有
無等の運用中の状態を把握し、運用状態に著しい変化が
発生した場合には、それに応じた対策を施すことが大切
である。本実施例では、遠隔制御手段を用いて光空間伝
送装置の運用状態を常に運用者の望む場所から確認し、
直ちに運用状態の著しい変化に対処することが可能であ
る。
した遠隔制御手段との接続は、RS232C用インタフ
ェース32とパーソナルコンピュータ37をRS232
C用クロスケーブルにより直接接続してもよい。また、
インタフェース部32を10BASE−Tにすれば、例
えばイーサネット等のネットワークを介することもで
き、公衆回線や私設回線を介してネットワークと接続す
ることにより、これらの手段を多段接続することも可能
である。
装置を1台の遠隔制御手段で制御する場合の配置図を示
している。光空間伝送装置50a、50bのそれぞれの
本体ヘッド部51a、51bの出力は、それぞれ所定の
ケーブル52a、52bを介して操作制御部53a、5
3bに接続され、操作制御部53a、53bの出力は、
本信号用ケーブル54a、54bを介して、本信号の受
け渡しをする機器55a、55bに接続され、またRS
232C用ケーブル56a、56bを介してモデム57
a、57bに接続されている。また、遠隔制御手段58
の出力は、RS232C用ケーブル59を介してモデム
60に接続されており、モデム57a、57b、60の
出力は、それぞれ公衆又は私設のアナログ回線61によ
って接続されている。
た光空間伝送装置50bとは、1つの遠隔制御手段58
により制御される。本体ヘッド部51aと51bにより
光空間伝送を行い、操作制御部53a、53bは本信号
受渡機器55a、55bにより本信号の遣り取りを行
う。このとき、遠隔制御手段58はモデム57a、57
b、60を介してアナログ回線61により遠隔制御を行
う。
る際の配置図を示し、例えばネットワーク64上でそれ
ぞれのアドレスが分かっている複数の光空間伝送装置6
5、66、67、68の出力と、同様にアドレスが分か
っている1個の遠隔制御手段69が接続されている。
た複数台の光空間伝送装置においても、遠隔制御手段に
より装置の運用中の状態情報と、それぞれの装置の運用
開始時や運用中の設定及び操作情報とを遣り取りするこ
とが可能である。これによって、遠隔制御手段69とそ
れぞれの光空間伝送装置65〜68間で、各装置の運用
中の状態情報と、各装置運用開始時や運用中の設定及び
操作情報の遣り取りを運用器側において確認することが
できる。
あり、モデムとアナログの公衆回線を介して接続する場
合は、光空間伝送装置65〜68のそれぞれと、遠隔制
御手段69の電話番号が分かっていれば、遠隔制御手段
69からは運用者の希望に応じて、また光空間伝送装置
65〜68からは各装置に天候や外的要因等で伝送に支
障が生ずる虞れが発生した場合に、自動発呼で回線接続
を行えばよい。ただし、或る光空間伝送装置65から遠
隔制御手段69に回線接続要求をした場合に、遠隔制御
手段69が別の光空間伝送装置68と回線接続している
場合は話中となるので、任意時間待機した後に再試行す
る機能を持たせたり、必要に応じて複数の電話回線を用
意する必要がある。
隔制御装置を使用する場合には、受信光パワー、受信信
号パワー、送信光パワー、送信信号パワー、光ビームの
送信角度等の光空間伝送装置の運用中の状態表示部や、
光ビームの送信角度、送信光ビームの拡がり角度等の運
用開始時や運用中の設定及び操作部、また警告灯71や
警告ブザー72等を前面パネル73に例えば図6に示す
ように配置し、遠隔制御装置の電源供給部や、光空間伝
送装置と遠隔制御装置の設置場所等に応じて、好適なイ
ンタフェース等を図7に示すように後面パネル74に配
置する。
ピュータを利用することによる光空間伝送装置65〜6
8と遠隔制御手段69との接続方法や、遠隔制御手段6
9としての機能面での制約がなくなるので、より簡素に
かつ自由度の高い光空間伝送装置65〜68に適した遠
隔制御手段69を実現することができる。例えば、情報
を遣り取りするための信号線のみで両装置を接続し、場
所の取らないケーブル敷設により安価に設置することが
できる。
場合の配置図を示し、特に本体ヘッド部と操作制御部を
一体化した光空間伝送装置間で有効である。2台の光空
間伝送装置81、82が空間を隔てて対向配置されてお
り、本体ヘッド部83と本信号を受け渡しする機器84
とが所定ケーブル85により接続されている。また、光
空間伝送装置専用の遠隔制御装置86が運用者側に所定
の場所に設置されている。
86間での、光空間伝送装置81、82の運用中の状態
情報、運用開始時や運用中の設定及び操作情報信号の遣
り取りを無線で行う。なお、光空間伝送装置81、82
と遠隔制御装置86は常時回線を接続しておく必要はな
く、運用者の希望に応じて、例えば天候や外的要因等で
伝送に支障が生ずる虞れが発生した場合に、回線接続を
行うようにすることも可能である。また、このときに運
用者に警告灯や警告音で認識し易くする機能を搭載する
ようにしてもよい。
を一致させておき、受光部と対向装置からの受信光の光
軸との角度誤差を検出し補正する機能と、送信光ビーム
の拡がり角度を可変する機能を有し、双方向の光空間伝
送を行う装置を対象としているが、角度誤差を検出し補
正する機能や送信光ビーム拡がり角度を可変する機能を
持たない光空間伝送装置又は一方方向の伝送を行う光空
間伝送装置や、本体ヘッド部と操作制御部を一体化した
光空間伝送装置にも適応可能である。
伝送装置は、任意の地点に設置した遠隔制御手段と装置
間で情報の遣り取りをするインタフェース手段を備えた
ことにより、本信号を受け渡しする場所とは別の場所に
遠隔制御手段を設置することができるので、運用者は所
望の場所から装置の運用状態を確認でき、かつその場所
で装置の運用開始時や運用中の設定及び操作も可能とな
る。
受光ヘッド部と信号処理制御部とを分離し、遠隔制御手
段と装置間で情報の遣り取りをする遠隔制御手段を任意
の地点に設置することにより、本信号に比べて非常に低
速かつ伝送帯域が狭帯域な信号を使うことができるの
で、ケーブルを引き伸ばす長さの制限を緩和し、更に公
衆回線を介したり無線により別の場所に遠隔制御手段を
設置することができるので、所望の場所から運用状態を
確認でき、運用開始時や運用中の設定及び操作が可能と
なる。
図である。
説明図である。
の説明図である。
接続の説明図である。
1、82 光空間伝送装置 41、58、69、86 遠隔制御手段 42、43 DSU 45、46 ターミナルアダプタ 55a、55b、84 本信号受渡機器 61 アナログ回線 64 ネットワーク
Claims (18)
- 【請求項1】 光無線で所望の信号伝送を行うために所
定の距離を隔てて対向配置した光空間伝送装置におい
て、任意の地点に設置した遠隔制御手段と、装置の運用
中の状態情報及び装置の運用開始時又は運用中の設定及
び操作情報を前記遠隔制御手段と遣り取りするためのイ
ンタフェース手段とを備えたことを特徴とする光空間伝
送装置。 - 【請求項2】 前記遠隔制御手段と遣り取りする運用中
の状態情報は、送信光パワー、送信信号パワー、受信光
パワー、受信信号パワー、光ビームの送信角度、自装置
内の所定部の温度、受信光と自装置側受光部の光軸との
角度誤差、送信光ビームの拡がり角度、送信する本信号
の入力の有無、受信した本信号の出力の有無の内の少な
くとも1つとした請求項1に記載の光空間伝送装置。 - 【請求項3】 前記遠隔制御手段と遣り取りする運用開
始時又は運用中の設定及び操作情報は、光ビームの送信
角度、送信光ビームの拡がり角度、送信光パワー、送信
信号パワーの内の少なくとも1つとした請求項1又は2
に記載の光空間伝送装置。 - 【請求項4】 前記遠隔制御手段との遣り取りを公衆回
線又は私設回線を介して行う請求項1〜3の何れか1つ
の請求項に記載の光空間伝送装置。 - 【請求項5】 前記遠隔制御手段との遣り取りを電波信
号により行う請求項1〜3の何れか1つの請求項に記載
の光空間伝送装置。 - 【請求項6】 前記遠隔制御手段との遣り取りを別の光
無線手段により行う請求項1〜3の何れか1つの請求項
に記載の光空間伝送装置。 - 【請求項7】 光空間伝送に支障を生ずる虞れが発生し
たときに、前記遠隔制御手段との遣り取りを行う回線を
接続する請求項1〜6の何れか1つの請求項に記載の光
空間伝送装置。 - 【請求項8】 光空間伝送に支障を生ずる虞れが発生し
たときに、前記遠隔制御手段から警告灯又は警告音を発
する請求項1〜7の何れか1つの請求項に記載の光空間
伝送装置。 - 【請求項9】 前記遠隔制御手段は、公衆回線又は私設
回線、電波又は自装置とは別の光無線手段の回線を介し
て接続している複数台の装置と、前記運用中の状態情報
及び運用開始時又は運用中の設定及び操作情報の遣り取
りを行う請求項1〜8の何れか1つの請求項に記載の光
空間伝送装置。 - 【請求項10】 電気信号を光信号に変換して対向装置
に送信し、該対向装置からの受信光信号を電気信号に変
換する送受光ヘッド部と、本信号を効率良く伝送するた
めに予備変調及び復調又は信号レベルの変換を行う信号
処理制御部とを分離した光空間伝送装置において、任意
の地点に設置した遠隔制御手段と、装置の運用中の状態
情報及び装置の運用開始時や運用中の設定及び操作情報
を前記遠隔制御手段と遣り取りするためのインタフェー
ス手段とを備えたことを特徴とする光空間伝送装置。 - 【請求項11】 前記遠隔制御手段と遣り取りする運用
中の状態情報は、送信光パワー、送信信号パワー、受信
光パワー、受信信号パワー、光ビームの送信角度、自装
置内の所定部の温度、受信光と自装置側受光部の光軸と
の角度誤差、送信光ビームの拡がり角度、送信する本信
号の入力の有無、受信した本信号の出力の有無の内の少
なくとも1つとした請求項10に記載の光空間伝送装
置。 - 【請求項12】 前記遠隔制御手段と遣り取りする運用
開始時又は運用中の設定及び操作情報は、光ビームの送
信角度、送信光ビームの拡がり角度、送信光パワー、送
信信号パワーの内の少なくとも1つとした請求項10又
は11に記載の光空間伝送装置。 - 【請求項13】 前記遠隔制御手段との遣り取りを公衆
回線又は私設回線を介して行う請求項10〜12の何れ
か1つの請求項に記載の光空間伝送装置。 - 【請求項14】 前記遠隔制御手段との遣り取りを電波
信号により行う請求項10〜12の何れか1つの請求項
に記載の光空間伝送装置。 - 【請求項15】 前記遠隔制御手段との遣り取りを別の
光無線手段により行う請求項10〜12の何れか1つの
請求項に記載の光空間伝送装置。 - 【請求項16】 光空間伝送に支障を生ずる虞れが発生
したときに、前記遠隔制御手段との遣り取りを行う回線
を接続する請求項10〜15の何れか1つの請求項に記
載の光空間伝送装置。 - 【請求項17】 光空間伝送に支障を生ずる虞れが発生
したときに、前記遠隔制御手段から警告灯や警告音を発
する請求項10〜16の何れか1つの請求項に記載の光
空間伝送装置。 - 【請求項18】 前記遠隔制御手段は、公衆回線又は私
設回線、電波又は自装置とは別の光無線手段の回線を介
して接続している複数台の装置間と前記運用中の状態情
報及び運用開始時又は運用中の設定及び操作情報の遣り
取りを行う請求項10〜17の何れか1つの請求項に記
載の光空間伝送装置。
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