JPH1185033A - ラベル - Google Patents

ラベル

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JPH1185033A
JPH1185033A JP9262899A JP26289997A JPH1185033A JP H1185033 A JPH1185033 A JP H1185033A JP 9262899 A JP9262899 A JP 9262899A JP 26289997 A JP26289997 A JP 26289997A JP H1185033 A JPH1185033 A JP H1185033A
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JP
Japan
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label
container
resin
coating film
vehicle
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JP9262899A
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Yukinobu Yamaguchi
幸伸 山口
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラベルを構成する素材を膨潤ないし溶解して
容器とラベルとを簡単に分離し、これにより、容器から
ラベルを容易に剥離、除去することができ、かつ、容器
の表面にラベル残滓がなく、容器の再利用化に支障を来
すことのないラベルを提供するものである。 【解決手段】 ラベル基材の上、または下側に、印刷層
を設け、更に、該ラベル基材の下に、アルカリ溶液可溶
性樹脂をビヒクルの主成分とするエマルジョン組成物に
よるコ−ティング膜を設け、かつ、該コ−ティング膜の
面に、ラベルを貼り合わせる容器とヒ−トシ−ル性を有
する樹脂層を設けることを特徴とするラベルに関するも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラベルに関し、更
に詳しくは、ラベルを貼り合わせた容器から該ラベルを
簡単に剥離、除去することができ、該容器を容易に再利
用に供することができるラベルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、瓶、缶、プラスチックボトル等の
各種の容器の表面に貼り合わせるラベルとしては、種々
の形態のものが開発され、提案されている。ところで、
近年、瓶、缶、プラスチックボトル等の容器は、環境保
護、省資源化等の観点から、使用後は、回収し、再利用
化が図られている。而して、容器を使用後、回収し、再
利用に供するためには、容器の表面に貼り合わされてい
るラベルを容器の表面から簡単に剥離、除去することが
できるように設計されていることが望ましいものであ
る。一般に、容器の表面に貼り合わされるラベルとして
は、例えば、紙、プラスチックフィルム等のラベル基材
の一方の面に、文字、絵柄等の印刷模様を施し、その他
方の面に、容器の表面と密接着性に富む合成樹脂等をビ
ヒクルの主成分とする接着性組成物によるコ−ティング
膜を形成した構成からなるラベルが知られている。この
ものは、容器を回収し、再利用に供する際に、一般に、
容器を水溶液等で洗浄し、その洗浄時における水溶液等
でラベルを構成するコ−ティング膜を膨潤ないし溶解
し、該容器に貼り付けてあるラベル等を剥離、除去し
て、ガラス瓶、缶、プラスチックボトル等の容器を広く
再利用に供しているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように容器を回収し、再利用に供する際に、容器を水溶
液等で洗浄しても、容器の表面に貼り合わされているラ
ベルは、容器の表面と密接着性に富む合成樹脂等をビヒ
クルの主成分とする樹脂組成物によるコ−ティング膜を
使用していることから、該コ−ティング膜等は、簡単に
は、膨潤ないし溶解せず、容器の表面からラベルを剥
離、除去することは、極めて厄介なことであり、困難な
ことであるというのが実状である。仮に、容器の表面か
らラベルを剥離、除去することができたとしても、容器
の表面にラベル残滓の存在は否めず、これが、容器の再
利用化を妨げる一つの要因となっているものである。更
に、容器を回収し、それを細かく粉砕して再利用に供す
る際に、容器の粉砕片を水溶液等で洗浄しても、その表
面に貼り合わされているラベルは、その表面と密接着性
に富む合成樹脂等をビヒクルの主成分とする樹脂組成物
によるコ−ティング膜を使用していることから、該コ−
ティング膜等は、簡単には、膨潤ないし溶解せず、容器
の表面から印刷が施されているラベル等を剥離、除去す
ることは、極めて厄介なことであり、困難なことである
というのが実状である。そこで本発明は、ラベルを構成
する素材を膨潤ないし溶解して容器とラベルとを簡単に
分離し、これにより、容器からラベルを容易に剥離、除
去することができ、かつ、容器の表面にラベル残滓がな
く、容器の再利用化に支障を来すことのないラベルを提
供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記のよう
な問題点を解決すべく種々研究の結果、アルカリ溶液可
溶性樹脂をビヒクルの主成分とするエマルジョン組成物
によるコ−ティング膜がアルカリ水溶液に可溶化するこ
とに着目し、これをラベル基材と組み合わせて使用し、
該ラベル基材に印刷層を設け、更に、該ラベル基材の下
側に、アルカリ溶液可溶性樹脂をビヒクルの主成分とす
るエマルジョン組成物によるコ−ティング膜を設け、更
にまた、該コ−ティング膜の面に、ラベルを貼り合わせ
る容器とヒ−トシ−ル性を有する樹脂層を設けてラベル
を製造し、該ラベルを、瓶、缶、プラスチックボトル等
の容器の表面に貼り付け、しかる後、該容器を、その内
容物を使用後、アルカリ溶液に浸漬して洗浄したとこ
ろ、この洗浄時におけるアルカリ溶液でラベルを構成す
るコ−ティング膜が溶解ないし膨潤し、容器からラベル
を手軽に、かつ、簡単に剥離、除去することができ、そ
の結果、容器とラベルとを容易に分離することができ、
更に、容器の表面にラベルの残滓がなく、該容器の再
生、リサイクルに支障を来すことがないラベルを見出し
て本発明を完成したものである。
【0005】すなわち、本発明は、ラベル基材の上、ま
たは下側に、印刷層を設け、更に、該ラベル基材の下
に、アルカリ溶液可溶性樹脂をビヒクルの主成分とする
エマルジョン組成物によるコ−ティング膜を設け、か
つ、該コ−ティング膜の面に、ラベルを貼り合わせる容
器とヒ−トシ−ル性を有する樹脂層を設けることを特徴
とするラベルに関するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】上記の本発明について以下に更に
詳しく説明する。本発明にかかるラベルについてその二
三を例示して図面を用いて説明すると、図1、図2、図
3は、本発明にかかるラベルの層構成を示す断面図であ
る。本発明にかかるラベル1は、基本的には、図1に示
すように、ラベル基材2の上、または下に印刷層3を設
け(図1は、印刷層を上に設けた例を図示している)、
更に、該ラベル基材2の下側に、アルカリ溶液可溶性樹
脂をビヒクルの主成分とするエマルジョン組成物による
コ−ティング膜4を設け、更にまた、該コ−ティング膜
4の面に、ラベルを貼り合わせる容器とヒ−トシ−ル性
を有する樹脂層5を設けた構成からなるものである。
【0007】具体的には、本発明にかかるラベル1aと
しては、図2に示すように、ラベル基材2の上に、印刷
層3を設け、更に、該印刷層3の上に、これを保護する
保護層6を設け、他方、上記のラベル基材2の裏面に、
アルカリ溶液可溶性樹脂をビヒクルの主成分とするエマ
ルジョン組成物によるコ−ティング膜4を設け、更に、
該コ−ティング膜4の裏面に、ラベルを貼り合わせる容
器とヒ−トシ−ル性を有する樹脂層5を設けた構成から
なるものである。
【0008】本発明の別の形態にかかるラベル1bとし
ては、図3に示すように、ラベル基材2の上に、これを
保護する保護層6を設け、他方、上記のラベル基材2の
裏面に、印刷層3を設け、更に、該印刷層3の裏面に、
アルカリ溶液可溶性樹脂をビヒクルの主成分とするエマ
ルジョン組成物によるコ−ティング膜4を設け、更に、
上記のコ−ティング膜4の裏面に、ラベルを貼り合わせ
る容器とヒ−トシ−ル性を有する樹脂層5を設けた構成
からなるものである。なお、本発明において、図示しな
いが、上記の図3に示すラベル1bにおいては、ラベル
基材2がそれ自信で保護層6としての作用、機能等を有
する場合には、該保護層6を省略することができること
は言うまでもないことである。
【0009】次に、本発明において、上記のような本発
明にかかるラベルの使用形態について説明すると、図
4、図5、図6は、本発明にかかるラベルの使用形態の
一例を示す断面図である。本発明において、本発明にか
かるラベルの使用形態について、上記の図2に示すラベ
ルを使用した例で説明すると、図4に示すように、ラベ
ル1aのラベルを貼り合わせる容器とヒ−トシ−ル性を
有する樹脂層5の面を、瓶、缶、プラスチックボトル等
の容器10の表面に重ね合わせ、しかる後、その両者を
ヒ−トシ−ル等によって貼り合わせてラベル1a付きの
容器10を製造し、而して、該容器10内に内容物11
を充填し、しかる後該容器10の開口部を蓋材12で密
閉して包装体製品Aを製造する。ところで、本発明にお
いては、図5に示すように、上記のように製造した包装
体製品Aについて、その内容物11を使用後、容器10
にアルカリ溶液を使用して洗浄すると、ラベル1aが、
それを構成するアルカリ溶液可溶性樹脂をビヒクルの主
成分とするエマルジョン組成物によるコ−ティング膜4
の部分で溶解ないし膨潤し、該コ−ティング膜4の部分
で容器10から簡単に剥離、除去し、その結果、容器1
0とラベル1aとを手軽に、かつ、容易に分離すること
ができ、該容器10を再利用に供することができるもの
である。
【0010】次に、本発明において、上記のような本発
明にかかるラベルの使用形態について、上記の図2に示
すラベル1aを使用して、別の例を挙げて説明すると、
図6に示すように、コア金型20、キャビティ−金型2
1、ランナ−22、ゲ−ト23、真空吸引装置24等を
有する射出成形金型Bを使用し、まず、上記の図2に示
すラベル1aを、その貼り合わせる容器とヒ−トシ−ル
性を有する樹脂層5の面が内面側となるように、キャビ
ティ−金型21内に、真空吸引装置24等を利用して真
空吸引して固定しながら装着し、次いで、キャビティ−
金型21にコア金型20を固定し、次いで、該キャビテ
ィ−金型21とコア金型20とから形成した空間部26
内に、加熱シリンダ−で溶融した熱可塑性樹脂25をラ
ンナ−22を通してゲ−ト23から射出し、上記の空間
部26の形状にあった容器10を成形すると共にその容
器10を構成する胴部にラベル1aを溶融一体化して密
接着させ、しかる後冷却固化して成形品を取り出して、
ラベル1a付きの容器10を製造することができる。而
して、本発明において、上記で製造したラベル1a付き
の容器10は、図示しないが、前述と同様に、容器内に
内容物を充填し、しかる後該容器の開口部を蓋材等で密
閉して包装体製品を製造し、而して、その内容物を使用
後、容器にアルカリ溶液を使用して洗浄すると、ラベル
が、それを構成するアルカリ溶液可溶性樹脂をビヒクル
の主成分とするエマルジョン組成物によるコ−ティング
膜の部分で溶解ないし膨潤して、該コ−ティング膜の部
分で容器から簡単に剥離、除去し、その結果、容器とラ
ベルとを手軽に、かつ、容易に分離することができ、該
容器を再利用に供することができるものである。
【0011】上記で図示して本発明にかかるラベルの使
用形態は、その二三の例示であり、これだけに本発明は
限定されるものではなく、種々の容器の表面に本発明に
かかるラベルを貼り合わせて適用することができるもの
である。上記において、容器をアルカリ溶液を使用して
洗浄する際には、該溶液中に容器を浸漬し、攪拌あるい
はラベル表面を擦る等の作業を加えると、より一層、そ
の効果をあげることができるものである。また、上記に
おいて、容器からラベルを剥離、除去する際に、その貼
り合わせる容器とヒ−トシ−ル性を有する樹脂層、ある
いは、コ−ティング膜等は、容器側に残滓として残留す
るように示しているが、それは例示であって、必ずし
も、残滓として残留することもなく、アルカリ溶液で洗
浄するときに、ラベルの総てが剥離、除去される場合も
あるものである。仮に、その貼り合わせる容器とヒ−ト
シ−ル性を有する樹脂層、あるいは、コ−ティング膜等
は、残滓として残留しても、再利用化で最も支障を来す
ものである印刷層等が剥離、除去されているので、例え
ば、容器が、プラスチックボトル等の場合には、ボトル
を再利用する際に、ボトルを構成する素材と一緒に溶融
一体化して再利用することも可能なものであり、また、
瓶、缶等の容器の表面に残滓していても、その上に、ラ
ベル等を再度貼り合わせて使用することが可能なもので
ある。特に、本発明においては、容器を回収し、細かく
粉砕して再利用に供するに際に、容器の粉砕片をアルカ
リ溶液で洗浄すると、その表面に貼り合わされているラ
ベルは、容易に剥離、除去され、それからラベルを構成
する印刷層等を容易に取り除くことができ、これによ
り、再利用化を可能とするものである。
【0012】次に、上記の本発明において、上記のよう
な本発明にかかるラベルを構成する材料について説明す
ると、まず、本発明において、ラベル基材としては、ラ
ベルを構成する基本素材となることから、機械的、物理
的、化学的、その他等において優れた性質を有する樹脂
のフィルムないしシ−ト、あるいは各種の紙基材等を使
用することができ、具体的には、例えば、ポリエステル
系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアラミド系樹脂、ポリ
プロピレン系樹脂、ポリカ−ボネ−ト系樹脂、ポリアセ
タ−ル系樹脂、フッ素系樹脂、その他等の強靱な樹脂の
フィルムないしシ−ト、あるいは紙、合成紙、模造紙、
薄葉紙、クレイコ−ト紙、クラフト紙、その他、各種の
板紙、加工紙等の紙基材を使用することができる。而し
て、上記の樹脂のフィルムないしシ−トとしては、未延
伸フィルム、あるいは一軸方向または二軸方向に延伸し
た延伸フィルム等のいずれのものでも使用することがで
きる。また、本発明において、その樹脂のフィルムの厚
さとしては、強度、剛性等について必要最低限に保持さ
れ得る厚さであればよく、約10μmないし50μm
位、好ましくは、約12μmないし30μm位が最も望
ましい。また、本発明において、紙基材としては、50
〜200g/m2 位のものを使用することができる。
【0013】また、本発明において、上記のようなラベ
ル基材の上側、または下側に設ける印刷層としては、例
えば、文字、図形、絵柄、記号、その他等の所望の印刷
模様を、オフセット印刷方式、グラビア印刷方式、凸版
印刷方式、スクリ−ン印刷方式、その他等の印刷方式
で、その印刷方式に合った印刷インキを使用して形成す
ることができる。
【0014】次にまた、本発明において、本発明にかか
るラベルを構成するアルカリ溶液可溶性樹脂をビヒクル
の主成分とするエマルジョン組成物によるコ−ティング
膜を構成するアルカリ溶液可溶性樹脂としては、例え
ば、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、ヒド
ロキシルエチルアクリレ−ト、ヒドロキシルエチルメタ
クリレ−ト等の(メタ)アクリル系モノマ−、アクリロ
ニトリル、メタクリルニトリル等のニトリル系モノマ
−、アクリルアミド、メタクリルアミド等のアミド系モ
ノマ−、該アミド系モノマ−のN−アルコキシ置換体、
同N−メチロ−ル置換体、スチレン、ビニルトルエン、
α−メチルスチレン、ジビニルベンゼン等のスチレン系
モノマ−、ジアリルフタレ−ト、アリルグリジジルエ−
テル、トリアリルイソシアヌレ−ト等のアリル系モノマ
−、酢酸ビニル、N−ビニルピロリドン等の重合性二重
結合を有するモノマ−等の一種ないしそれ以上と、カル
ボキシル基を有するアクリル酸、メタクリル酸、マレイ
ン酸、無水マレイン酸、フマ−ル酸、イタコン酸、その
他等の不飽和カルボン酸の一種ないしそれ以上との共重
合体からなるアルカリ溶液可溶性(メタ)アクリル系共
重合体を使用することができる。
【0015】而して、本発明において、上記のようなア
ルカリ溶液可溶性(メタ)アクリル系共重合体につい
て、その分子量(Mw)としては、1万〜20万位、ガ
ラス転移温度(Tg)としては、50〜120℃位、酸
価としては、50〜500mgKOH/g位のものを使
用することができる。また、本発明においては、上記の
ようなアルカリ溶液可溶性(メタ)アクリル系共重合体
の一種ないしそれ以上をビヒクルの主成分とし、これ
を、陰イオン系、陽イオン系、両性イオン系等の界面活
性剤等からなる分散剤を使用し水溶液中に微分散させて
なるエマルジョン組成物を使用することができる。上記
の組成物において、必要ならば、例えば、充填剤、安定
剤、可塑剤、膜補強剤、消泡剤、その他等の所望の添加
剤を任意に添加してエマルジョン組成物を調整すること
ができる。而して、本発明において、上記のエマルジョ
ン組成物によるコ−ティング膜は、例えば、ロ−ルコ−
ト、グラビアコ−ト、ダイコ−ト、キスコ−ト、エアナ
イフコ−ト、ディップコ−ト、その他等のコ−ティング
法により、上記のようなエマルジョン組成物をコ−ティ
ングして、形成することができる。本発明において、上
記のエマルジョン組成物によるコ−ティング膜の厚さと
しては、例えば、5〜300μm位、好ましくは、10
〜150μm位、あるいは、コ−ティング量として、
0.5〜10g/m2 (乾燥膜厚)位が望ましいもので
ある。
【0016】更に、本発明において、上記のコ−ティン
グ膜の裏面に設ける、ラベルを貼り合わせる容器とヒ−
トシ−ル性を有する樹脂層を構成する材料としては、熱
によって溶融し相互に融着し得るものであればよく、例
えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密
度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、ポリプロピ
レ、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマ−樹
脂、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリ
ル酸エチル共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合
体、エチレン−プロピレン共重合体、メチルペンテンポ
リマ−、ポリブテンポリマ−、酸変性ポリオレフィン系
樹脂、その他等の樹脂のフィルムないしシ−ト、あるい
は各種のワックス類等を使用することができる。上記の
樹脂のフィルムの厚さとしては、10μmないし300
μm位、好ましくは、20μmないし100μm位が望
ましい。あるいは、上記のような樹脂をビヒクルの主成
分として含む樹脂組成物を塗布ないし印刷してなる塗布
膜ないし印刷膜等も使用することができる。上記におい
て、その塗布量としては、0.5〜10g/m2 (乾燥
膜厚)位が望ましい。
【0017】また、本発明において、印刷層を保護する
ために設ける保護層、または、ラベル基材を保護するた
めに設ける保護層を構成する材料としては、機械的、物
理的、化学的、その他等において優れた性質を有する樹
脂のフィルムないしシ−トを使用することができ、具体
的には、例えば、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹
脂、ポリアラミド系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリプ
ロピレン系樹脂、ポリカ−ボネ−ト系樹脂、ポリアセタ
−ル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、フッ素系樹脂、その
他等の強靱な樹脂のフィルムないしシ−トを使用するこ
とができる。而して、上記の樹脂のフィルムないしシ−
トとしては、未延伸フィルム、あるいは一軸方向または
二軸方向に延伸した延伸フィルム等のいずれのものでも
使用することができる。また、本発明において、その樹
脂のフィルムの厚さとしては、強度、剛性等について必
要最低限に保持され得る厚さであればよく、約10μm
ないし50μm位、好ましくは、約12μmないし30
μm位が最も望ましい。また、本発明において、保護層
としては、例えば、上記のような樹脂をビヒクルの主成
分として含む樹脂組成物を塗布ないし印刷してなる塗布
膜ないし印刷膜等も使用することができる。
【0018】次に、本発明において、上記のような材料
を使用して、本発明にかかるラベル、すなわち、例え
ば、保護層、印刷層、ラベル基材、アルカリ溶液可溶性
樹脂をビヒクルの主成分とするエマルジョン組成物によ
るコ−ティング膜、およびラベルを貼り合わせる容器と
ヒ−トシ−ル性を有する樹脂層の順に積層してなるラベ
ル、あるいは、保護層、ラベル基材、印刷層、アルカリ
溶液可溶性樹脂をビヒクルの主成分とするエマルジョン
組成物によるコ−ティング膜、およびラベルを貼り合わ
せる容器とヒ−トシ−ル性を有する樹脂層の順に積層し
てなるラベル等を製造する際の積層法としては、通常の
包装材料を製造するときに採用するラミネ−ト方法、例
えば、ウエットラミネ−ション法、ドライラミネ−ショ
ン法、無溶剤型ドライラミネ−ション法、その他等で行
うことができる。而して、本発明においては、上記の積
層を行う際に、必要ならば、例えば、コロナ処理、オゾ
ン処理等の前処理をフィルムに施すことができ、また、
例えば、イソシアネ−ト系(ウレタン系)、ポリエチレ
ンイミン系、ポリブタジェン系、有機チタン系等のアン
カ−コ−ティング剤、あるいはポリウレタン系、ポリア
ク他等のラミネ−ト用接着剤等の公知のアンカ−コ−ト
剤、接着剤等を使用することができる。
【0019】次に、本発明においては、上記のように製
造した本発明にかかるラベルは、例えば、酒、ビ−ル、
調味料、その他等の充填包装に使用するガラス製の瓶、
射出成形、ブロ−成形、押し出し成形、その他等の成形
法で成形して製造される各種のプラスチックボトルない
しプラスチック容器、缶、その他等の各種の容器の表面
に貼着して使用することができるものでありる。なお、
上記において、再利用に際しては、上記のガラス製の
瓶、プラスチックボトルないしプラスチック容器、缶等
は、使用後に細かに粉砕し、その時に、ラベル等を剥離
除去して再利用に供することもできるものである。
【0020】上記において、プラスチックボトルないし
プラスチック容器を構成する樹脂としては、例えば、ポ
リエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリスチレ
ン系樹脂、ポリカ−ボネ−ト系樹脂、ポリエステル系樹
脂、ポリアミド系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリア
クリロニトリル系樹脂、スチレン−アクリロニトリル共
重合体、スチレン−ブタジエン−アクリロニトリル共重
合体、アセタ−ル系樹脂、その他等を使用することがで
きる。
【0021】
【実施例】次に、上記の本発明について以下に実施例を
挙げて本発明を更に具体的に説明する。 実施例1 坪量60g/m2 の紙の上に、所望の印刷絵柄を設け、
次いで、紙の非印刷絵柄面に、酸化が80mgKOH/
gのアルカリ可溶性のアクリル共重合体をビヒクルの主
成分とするエマルジョン組成物をコ−ティングして、厚
さ5g/m2 (乾燥膜厚)のコ−ティング膜を形成し
た。次に、上記のコ−ティング膜の上に、更に、エチレ
ン−酢酸ビニルをビヒクルの主成分とするヒ−トシ−ル
剤を塗布して、厚さ3g/m2 (乾燥膜厚)のヒ−トシ
−ル層を形成して、本発明にかかるラベルを製造した。
次いで、上記で製造したラベルをブロ−成形の金型内に
装着し、しかる後ポリエステル製のパリソンをブロ−成
形して、ブロ−ボトルの表面にラベルを粘着したプラス
チックボトルを製造した。
【0022】実施例2 厚さ12μmの2軸延伸ポリエチレンテレフタレ−トフ
ィルムの裏面に、所望の印刷絵柄を設け、次いで、該印
刷絵柄を含む2軸延伸ポリエチレンテレフタレ−トフィ
ルムの面に、酸化が80mgKOH/gのアルカリ可溶
性のアクリル共重合体をビヒクルの主成分とするエマル
ジョン組成物をコ−ティングして、厚さ5g/m2 (乾
燥膜厚)のコ−ティング膜を形成した。次に、上記のコ
−ティング膜の上に、更に、エチレン−酢酸ビニルをビ
ヒクルの主成分とするヒ−トシ−ル剤を塗布して、厚さ
3g/m2 (乾燥膜厚)のヒ−トシ−ル層を形成して、
本発明にかかるラベルを製造した。次いで、上記で製造
したラベルをブロ−成形の金型内に装着し、しかる後ポ
リエステル製のパリソンをブロ−成形して、ブロ−ボト
ルの表面にラベルを粘着したプラスチックボトルを製造
した。
【0023】実施例3 坪量60g/m2 の紙の上に、所望の印刷絵柄を設け、
更に、該印刷絵柄を含む全面に、硝化綿(ニトロセルロ
−ス)をビヒクルの主成分とするオ−バ−コ−トニスを
コ−ティングして、厚さ1g/m2 (乾燥膜厚)の保護
層を形成した。次いで、上記の紙の非印刷絵柄面に、酸
化が80mgKOH/gのアルカリ可溶性のアクリル共
重合体をビヒクルの主成分とするエマルジョン組成物を
コ−ティングして、厚さ5g/m2 (乾燥膜厚)のコ−
ティング膜を形成した。次に、上記のコ−ティング膜の
上に、更に、エチレン−酢酸ビニルをビヒクルの主成分
とするヒ−トシ−ル剤を塗布して、厚さ3g/m2 (乾
燥膜厚)のヒ−トシ−ル層を形成して、本発明にかかる
ラベルを製造した。次いで、上記で製造したラベルをブ
ロ−成形の金型内に装着し、しかる後ポリエステル製の
パリソンをブロ−成形して、ブロ−ボトルの表面にラベ
ルを粘着したプラスチックボトルを製造した。
【0024】実施例4 厚さ12μmの2軸延伸ポリエチレンテレフタレ−トフ
ィルムの表面に、所望の印刷絵柄を設け、更に、該印刷
絵柄を含む全面に、硝化綿(ニトロセルロ−ス)をビヒ
クルの主成分とするオ−バ−コ−トニスをコ−ティング
して、厚さ1g/m2 (乾燥膜厚)の保護層を形成し
た。次いで、上記の2軸延伸ポリエチレンテレフタレ−
トフィルムの非印刷絵柄面に、酸化が80mgKOH/
gのアルカリ可溶性のアクリル共重合体をビヒクルの主
成分とするエマルジョン組成物をコ−ティングして、厚
さ5g/m2 (乾燥膜厚)のコ−ティング膜を形成し
た。次に、上記のコ−ティング膜の上に、更に、エチレ
ン−酢酸ビニルをビヒクルの主成分とするヒ−トシ−ル
剤を塗布して、厚さ3g/m2 (乾燥膜厚)のヒ−トシ
−ル層を形成して、本発明にかかるラベルを製造した。
次いで、上記で製造したラベルをブロ−成形の金型内に
装着し、しかる後ポリエステル製のパリソンをブロ−成
形して、ブロ−ボトルの表面にラベルを粘着したプラス
チックボトルを製造した。
【0025】実施例5 厚さ12μmの2軸延伸ポリエチレンテレフタレ−トフ
ィルムの表面に、所望の印刷絵柄を設け、更に、該印刷
絵柄を含む全面に、硝化綿(ニトロセルロ−ス)をビヒ
クルの主成分とするオ−バ−コ−トニスをコ−ティング
して、厚さ1g/m2 (乾燥膜厚)の保護層を形成し
た。次いで、上記の2軸延伸ポリエチレンテレフタレ−
トフィルムの非印刷絵柄面に、酸化が80mgKOH/
gのアルカリ可溶性のアクリル共重合体をビヒクルの主
成分とするエマルジョン組成物をコ−ティングして、厚
さ5g/m2 (乾燥膜厚)のコ−ティング膜を形成し
た。次に、上記のコ−ティング膜の上に、更に、エチレ
ン−酢酸ビニルをビヒクルの主成分とするヒ−トシ−ル
剤を塗布して、厚さ3g/m2 (乾燥膜厚)のヒ−トシ
−ル層を形成して、本発明にかかるラベルを製造した。
次に、上記で製造したラベルを、ヒ−トシ−ル層面が内
面側になるように、キャビティ−金型内に真空吸引装置
等を利用して真空吸引して固定しながら装着し、次い
で、キャビティ−金型にコア金型を固定し、次いで、該
キャビティ−金型とコア金型とから形成した空間部内
に、加熱シリンダ−で溶融したポリプロピレンをランナ
−を通じてゲ−トから射出し、上記の空間部の形状にあ
った容器を成形すると共にその容器を構成する胴部にラ
ベルを溶融一体化させて密接着させ、しかる後冷却固化
して金型から成形品を取り出して、ラベル付きの容器を
製造した。
【0026】比較例1 上記の実施例1において、酸化が80mgKOH/gの
アルカリ可溶性のアクリル共重合体をビヒクルの主成分
とするエマルジョン組成物を使用することに代えて、低
密度ポリエチレン(密度、0.923g/m2 、メルト
インデックス、3.7、融点、111℃)を使用し、こ
れを押し出しラミネ−ト法で押し出しラミネ−トし、厚
さ20μmの押し出しフィルムを積層し、その他は、上
記の実施例1と同様にして、ラベルを製造した。次い
で、上記で製造したラベルをブロ−成形の金型内に装着
し、しかる後ポリエステル製のパリソンをブロ−成形し
て、ブロ−ボトルの表面にラベルを粘着したプラスチッ
クボトルを製造した。
【0027】比較例2 上記の実施例2において、酸化が80mgKOH/gの
アルカリ可溶性のアクリル共重合体をビヒクルの主成分
とするエマルジョン組成物を使用することに代えて、低
密度ポリエチレン(密度、0.923g/m2 、メルト
インデックス、3.7、融点、111℃)を使用し、こ
れを押し出しラミネ−ト法で押し出しラミネ−トし、厚
さ20μmの押し出しフィルムを積層し、その他は、上
記の実施例2と同様にして、ラベルを製造した。次い
で、上記で製造したラベルをブロ−成形の金型内に装着
し、しかる後ポリエステル製のパリソンをブロ−成形し
て、ブロ−ボトルの表面にラベルを粘着したプラスチッ
クボトルを製造した。
【0028】比較例3 上記の実施例3において、酸化が80mgKOH/gの
アルカリ可溶性のアクリル共重合体をビヒクルの主成分
とするエマルジョン組成物を使用することに代えて、低
密度ポリエチレン(密度、0.923g/m2 、メルト
インデックス、3.7、融点、111℃)を使用し、こ
れを押し出しラミネ−ト法で押し出しラミネ−トし、厚
さ20μmの押し出しフィルムを積層し、その他は、上
記の実施例3と同様にして、ラベルを製造した。次い
で、上記で製造したラベルをブロ−成形の金型内に装着
し、しかる後ポリエステル製のパリソンをブロ−成形し
て、ブロ−ボトルの表面にラベルを粘着したプラスチッ
クボトルを製造した。
【0029】比較例4 上記の実施例4において、酸化が80mgKOH/gの
アルカリ可溶性のアクリル共重合体をビヒクルの主成分
とするエマルジョン組成物を使用することに代えて、低
密度ポリエチレン(密度、0.923g/m2 、メルト
インデックス、3.7、融点、111℃)を使用し、こ
れを押し出しラミネ−ト法で押し出しラミネ−トし、厚
さ20μmの押し出しフィルムを積層し、その他は、上
記の実施例4と同様にして、ラベルを製造した。次い
で、上記で製造したラベルをブロ−成形の金型内に装着
し、しかる後ポリエステル製のパリソンをブロ−成形し
て、ブロ−ボトルの表面にラベルを粘着したプラスチッ
クボトルを製造した。
【0030】実験例 上記の実施例1〜5、および比較例1〜4で製造したラ
ベル付き容器を2〜3cm角に粉砕し、40℃、3wt
%NaOH水溶液にて攪拌下で適用し、ラベルが溶解な
いし膨潤し、容器からラベルが剥離、除去される時間、
および溶解性等をテストした。その結果を下記の表1に
示す。
【0031】
【表1】 上記の表1において、剥離、除去時間は、目視によりそ
の時間を測定し、また、溶解性も目視により判定し、○
は、ラベルが溶解し、剥離、除去されたもの、×は、ラ
ベルが溶解せず、剥離、除去されないものを表す。
【0032】上記の表1の結果より明らかなように、実
施例1〜5のものは、いずれも良好であったが、比較例
のものは、いずれも満足するものはなかった。
【0033】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明
は、アルカリ溶液可溶性樹脂をビヒクルの主成分とする
エマルジョン組成物によるコ−ティング膜がアルカリ水
溶液に可溶化することに着目し、これをラベル基材と組
み合わせて使用し、該ラベル基材に印刷層を設け、更
に、該ラベル基材の下側に、アルカリ溶液可溶性樹脂を
ビヒクルの主成分とするエマルジョン組成物によるコ−
ティング膜を設け、更にまた、該コ−ティング膜の面
に、ラベルを貼り合わせる容器とヒ−トシ−ル性を有す
る樹脂層を設けてラベルを製造し、該ラベルを、瓶、
缶、プラスチックボトル等の容器の表面に貼り付け、し
かる後、該容器を、その内容物を使用後、アルカリ溶液
で洗浄して、この洗浄時におけるアルカリ溶液でラベル
を構成するコ−ティング膜が溶解ないし膨潤し、容器か
らラベルを簡単に剥離、除去することができ、その結
果、容器とラベルとを容易に分離することができ、か
つ、容器の表面にラベルの残滓がなく、該容器の再生、
リサイクルに支障を来すことがないラベルを製造するこ
とができるというものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるラベルの層構成を示す断面図で
ある。
【図2】本発明にかかるラベルの層構成を示す断面図で
ある。
【図3】本発明にかかるラベルの層構成を示す断面図で
ある。
【図4】本発明にかかるラベルの使用形態の一例を示す
断面図である。
【図5】本発明にかかるラベルの使用形態の一例を示す
断面図である。
【図6】本発明にかかるラベルの使用形態の一例を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 ラベル 1a ラベル 1b ラベル 2 ラベル基材 3 印刷層 4 コ−ティング膜 5 ヒ−トシ−ル性を有する樹脂層 6 保護層 10 容器 11 内容物 12 蓋材 20 コア金型 21 キャビティ−金型 22 ランナ− 23 ゲ−ト 24 真空吸引装置 25 熱可塑性樹脂 26 空間部 A 包装体製品 B 射出成形金型

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラベル基材の上、または下側に、印刷層
    を設け、更に、該ラベル基材の下に、アルカリ溶液可溶
    性樹脂をビヒクルの主成分とするエマルジョン組成物に
    よるコ−ティング膜を設け、かつ、該コ−ティング膜の
    面に、ラベルを貼り合わせる容器とヒ−トシ−ル性を有
    する樹脂層を設けることを特徴とするラベル。
  2. 【請求項2】 ラベル基材の上に、保護層を設けること
    を特徴とする上記の請求項1に記載するラベル。
  3. 【請求項3】 保護層、印刷層、ラベル基材、アルカリ
    溶液可溶性樹脂をビヒクルの主成分とするエマルジョン
    組成物によるコ−ティング膜、およびラベルを貼り合わ
    せる容器とヒ−トシ−ル性を有する樹脂層の順に積層し
    てなる上記の請求項1または2に記載するラベル。
  4. 【請求項4】 保護層、ラベル基材、印刷層、アルカリ
    溶液可溶性樹脂をビヒクルの主成分とするエマルジョン
    組成物によるコ−ティング膜、および被ラベル貼り合わ
    せ容器とヒ−トシ−ル性を有する樹脂層の順に積層して
    なる上記の請求項1または2に記載するラベル。
  5. 【請求項5】 ヒ−トシ−ル性を有する樹脂層が、ポリ
    オレフィン系樹脂からなることを特徴とする上記の請求
    項1、2、3または4に記載するラベル。
  6. 【請求項6】 アルカリ溶液可溶性樹脂をビヒクルの主
    成分とするエマルジョン組成物によるコ−ティング膜
    が、アルカリ溶液可溶性(メタ)アクリル共重合体をビ
    ヒクルの主成分とするエマルジョン組成物によるコ−テ
    ィング膜からなることを特徴とする上記の請求項1、
    2、3、4または5に記載するラベル。
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