JPH1184829A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH1184829A
JPH1184829A JP9238263A JP23826397A JPH1184829A JP H1184829 A JPH1184829 A JP H1184829A JP 9238263 A JP9238263 A JP 9238263A JP 23826397 A JP23826397 A JP 23826397A JP H1184829 A JPH1184829 A JP H1184829A
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JP
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roller
charging member
shaped charging
image forming
shaped
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JP9238263A
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Tokihiko Ogura
時彦 小倉
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Canon Inc
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ローラ状帯電部材に付着する異物による画質
劣化やローラ状帯電部材の寿命を正確に予測してダウン
タイムを可及的に短縮することができる画像形成装置を
提供すること。 【構成】 帯電ローラ(ローラ状帯電部材)2を感光ド
ラム(感光体)1に当接させて該感光ドラム1を一様に
帯電処理する帯電装置を有する画像形成装置において、
回転中心軸が前記帯電ローラ2の回転軸と平行である回
転自在な電極ローラ(ローラ状導電部材)と前記帯電ロ
ーラ2の表面を清掃するための清掃部材とを交互に複数
個配置して構成され、帯電ローラ2の画像形成領域の幅
以上の長さを有して帯電ローラ2に対して当接及び離脱
可能な複数の帯電ローラ清掃兼汚れ検出ローラユニット
(ローラ部材)13を帯電ローラ2の近傍に複数本配置
するとともに、該帯電ローラ清掃兼汚れ検出ローラユニ
ット13の帯電ローラ2への当接時に軸方向位置におい
て該帯電ローラ清掃兼汚れ検出ローラユニット13の電
極ローラと清掃部材が同一位置にならないよう構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感光体にローラ状
の帯電部材を接触させて感光体の帯電を行う電子写真方
式による画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】感光ドラムの外周に露光、現像、転写、
クリーニング、除電及び帯電の各プロセス手段を配置
し、所謂カールソンプロセスにより画像形成を行う電子
写真装置は従来から周知である。この種の電子写真装置
に用いられる帯電装置に採用される帯電方式には、タン
グステン等のワイヤーに高電圧を印加してコロナ放電を
行うコロトロン方式やスコロトロン方式、感光ドラムと
接触させた導電性弾性ゴムローラに数百ボルト〜数キロ
ボルトの電圧を印加して帯電を行う接触ローラ帯電方式
等がある。
【0003】ところで、コロトロン方式やスコロトロン
方式は高電圧を使用し、又、オゾンを発生する等、安全
面上及び環境上の問題が多く、最近ではオゾンの発生が
少なくて比較的低圧な電源回路で帯電が可能な接触ロー
ラ帯電方式がOPC感光体を用いた中低速の画像形成装
置に多用されている。
【0004】図27に帯電ローラを用いた帯電装置を備
える画像形成装置の一例を示す。
【0005】図27は画像形成装置要部の断面図であ
り、同図中、101は静電潜像が形成される感光ドラ
ム、102は感光ドラム101に当接して該感光ドラム
101の帯電処理を行う帯電ローラ、103は帯電ロー
ラ102に付着してクリーニング装置108により除去
できなかった転写残トナーや現像剤添加物を除去する清
掃部材、104は感光ドラム101上に静電潜像を形成
するための露光装置、105はトナーを潜像画像に均一
に付着させるための現像スリーブ105a等で構成され
る現像装置、106は不図示の給紙部より供給される紙
等の転写材、107は感光ドラム101上に形成された
トナー画像を転写材106に転写するための転写ロー
ラ、108はウレタンゴム等の弾性ブレードで構成され
るクリーニングブレード108a等を有して感光ドラム
101上の転写残トナーを除去するクリーニング装置、
109は感光ドラム101の残留電荷を除去するための
除電装置である。
【0006】以上のように構成される画像形成装置の作
像基本動作を以下に説明する。
【0007】感光ドラム101の表面を不図示の高圧電
源より例えば数百〜数キロボルトの直流若しくは交流電
圧が供給された帯電ローラ102によって一様に帯電さ
せる。そして、感光ドラム101は露光装置104によ
り画像に対応した領域が露光され、画像の黒領域に対応
する部分の電位が低下して静電潜像画像が形成される
(反転現像)。感光ドラム101の静電潜像形成領域が
現像装置105の現像スリーブ105aの現像領域を通
過すると、静電潜像部にトナーが付着して可視像化され
たトナー像が形成される。
【0008】一方、不図示のレジストローラによりトナ
ー画像位置とタイミング調整された転写材106が不図
示の給紙ユニットから転写ローラ107と感光ドラム1
01の当接部(転写ニップ部)に供給される。転写ロー
ラ107にはトナーの電荷極性と逆極性の高圧電圧が不
図示の高圧電源より印加され、トナー画像が転写材10
6に転写される。そして、転写材106は不図示の定着
ユニットにてトナー画像の定着を受けた後に機外へ排出
される。尚、感光ドラム101に残った転写残トナーは
クリーニング装置108により除去され、又、感光ドラ
ム101に残留している電荷は除電装置109により除
電される。
【0009】ところで、以上の一連の作像工程を長期に
亘って繰り返すと、クリーニングブレード108aが劣
化し、感光ドラム101上の転写残トナーやクリーニン
グ装置108内のトナーから遊離した微小径の外添剤、
更に紙粉等がブレード108aを摺り抜けていく。特
に、外添剤の中には極性がトナーの帯電極性と逆極性で
あるものが含まれており、クリーニングブレード108
aを摺り抜けた外添剤は帯電ローラ102に付着し易
い。
【0010】そこで、この種の装置では不織布、繊維、
人工皮革等の柔軟な材質で構成される清掃部材103で
帯電ローラ102の表面の清掃を行い、帯電ローラ10
2の表面に異物が付着しないようにしている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような清掃部材103を使用しても、環境条件や使用頻
度によっては帯電ローラ102上の異物を完全には除去
し切れない場合がある。この場合、帯電ローラ102の
全周に亘って筋状に付着した異物の部分で感光ドラム1
01への帯電が十分なされず、所謂帯電ムラが生じる。
その結果、反転現像系では出力画像に筋状のカブリが発
生し、正規現像系では黒地に白筋が発生する。
【0012】更に、最近ではこの種の画像形成装置は複
写機能でだけではなくプリンタやファックス等の機能も
有しており、ネットワーク上に接続された状態で使われ
るため、リモートアクセスによる画像形成動作が行われ
る。このような環境下ではユーザーは装置の不具合を知
ることができず、場合によっては、不良画像を多量にプ
リント出力してしまうという場合もある。
【0013】上記問題を解決するために、帯電ローラの
汚れ具合を検出するための検出手段が提案されている。
例えば、感光ドラムを含めた帯電系全体のインピーダン
スの変化を調べたり、帯電ローラに光を当てて反射光量
ムラを調べ或は感光ドラム上の濃度や電位ムラから汚れ
を検出する検出手段が提案されている。
【0014】しかしながら、上記検出手段による帯電ロ
ーラの検出方法では検出精度が低く、高画質の画像に十
分対応できない等の欠点があった。
【0015】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、帯電ローラに付着する異物に
よる画質劣化や帯電ローラの寿命を正確に予測し、ダウ
ンタイムを可及的に短縮することができる画像形成装置
を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、ローラ状帯電部材を感光体
に当接させて該感光体を一様に帯電処理する帯電装置を
有する画像形成装置において、回転中心軸が前記ローラ
状帯電部材の回転軸と平行である回転自在なローラ状導
電部材と前記ローラ状帯電部材の表面を清掃するための
清掃部材とを交互に複数個配置して構成され、ローラ状
帯電部材の画像形成領域の幅以上の長さを有してローラ
状帯電部材に対して当接及び離脱可能な複数のローラ部
材をローラ状帯電部材の近傍に複数本配置するととも
に、該ローラ部材のローラ状帯電部材への当接時に軸方
向位置において該ローラ部材のローラ状導電部材と清掃
部材が同一位置にならないよう構成したことを特徴とす
る。
【0017】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記複数本のローラ部材がローラ状帯電部
材に当接している間、ローラ状帯電部材を感光体に対し
て非接触状態にするとともにローラ状帯電部材を回転駆
動し、前記ローラ部材のローラ状導電部材を従動回転さ
せるための手段と、その間ローラ状帯電部材に一定電圧
を供給する手段と、ローラ部材がローラ状帯電部材に当
接してこれに一定電圧が供給されている間、複数本のロ
ーラ部材のローラ状導電部材個々に流れる電流を検出す
る手段を設けたことを特徴とする。
【0018】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明において、検出された値から前記ローラ状導電
部材が当接したローラ状帯電部材の表面状態を推定する
ため、予め設定された基準データと比較する手段と、そ
の比較結果に基づいて前記ローラ状帯電部材表面の汚れ
具合を推測する手段を設けたことを特徴とする。
【0019】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、前記ローラ状帯電部材表面の汚れ具合を推
測する手段は、測定値の標準偏差若しくは分散の大きさ
で判定するものとしたことを特徴とする。
【0020】請求項5記載の発明は、ローラ状帯電部材
を感光体に当接させて該感光体を一様に帯電処理する帯
電装置を有する画像形成装置において、前記ローラ状帯
電部材に微小面積で当接する導電性部材で構成される接
触部材と、該接触部材をローラ状帯電部材の回転と同期
してローラ状帯電部材表面に接触させながら、少なくと
もローラ状帯電部材の画像形成幅領域をローラ軸方向に
1回以上走査させる駆動機構とを設けたことを特徴とす
る。
【0021】請求項6記載の発明は、請求項5記載の発
明において、前記駆動機構によって前記接触部材を走査
する間、前記ローラ状帯電部材を感光体から離脱させる
手段と、走査期間中にローラ状帯電部材に一定電圧を供
給する電源と、走査時に前記電源より供給された電圧に
よりローラ状帯電部材と接触部材を介して流れる電流値
を検出する手段を設けたことを特徴とする。
【0022】請求項7記載の発明は、ローラ状帯電部材
を感光体に当接させて該感光体を一様に帯電処理する帯
電装置を有する画像形成装置において、前記ローラ状帯
電部材の回転軸に平行に一列に並んだ複数の導電性接触
端子をローラ状帯電部材表面に対向配置し、該導電性接
触端子をローラ状帯電部材の回転と同期してローラ状帯
電部材に対して当接及び離脱させる手段を設けたことを
特徴とする。
【0023】請求項8記載の発明は、請求項7記載の発
明において、少なくとも前記導電性接触端子が前記ロー
ラ状帯電部材に当接している間、ローラ状帯電部材を感
光体から離脱させてこれに一定電圧を供給する手段と、
前記導電性接触端子がローラ状帯電部材に当接してこれ
に一定電圧が供給されている間、該導電性接触端子個々
に流れる電流を検出する手段を設けたことを特徴とす
る。
【0024】
【発明の実施の形態】
[第1発明]以下に第1発明の実施の形態を添付図面に
基づいて説明する。
【0025】図1は第1発明に係る画像形成装置の基本
構成を示すブロック図である。
【0026】図1において、1は静電潜像画が形成され
るOPC(有機半導体)等の感光材で構成される直径3
0φの感光ドラム、2は感光ドラム1に当接して該感光
ドラム1を帯電処理する直径16φの帯電ローラであ
り、この帯電ローラ2は直径6φの金属製の芯金2−1
の周囲に基層として導電性カーボンを分散したSBR弾
性層を形成し、その外周表層に導電性カーボンを分散し
たナイロン樹脂膜をコートして構成されている。
【0027】3は感光ドラム1上に静電潜像を形成する
ための露光装置、4はトナーを潜像画像に均一に付着さ
せるための現像装置、5は不図示の給紙部より供給され
る紙等の転写材、6は感光ドラム1上に形成されたトナ
ー画像を転写材5に転写するための転写ローラ、7は感
光ドラム1上の転写残トナーを除去するためのクリーニ
ング装置であり、このクリーニング装置7はウレタンゴ
ム等の弾性ブレードで構成されるクリーニングブレード
7−1等から構成されている。
【0028】又、8は感光ドラム1の残留電荷を除去す
るための除電装置、9は画像形成時に帯電ローラ2の芯
金2−1に電圧を供給するための高圧電源、10は帯電
ローラ2の表面汚れを検出する際に帯電ローラ2の芯金
2−1に電圧を供給するための汚れ検知用電源であり、
CPU19により制御されるスイッチ11によって電源
9,10が切り替えられる。
【0029】更に、12は後述する汚れ検知動作時に帯
電ローラ2を回転駆動するための帯電ローラ回転駆動機
構、13は本発明の主たる構成要素である帯電ローラ清
掃兼汚れ検出ローラユニット、14は帯電ローラ2を感
光ドラム1に適当な加圧力で当接したり、感光ドラム1
に対して非接触状態にすると同時に帯電ローラ清掃兼汚
れ検出ローラユニット13に適当な圧力で加圧当接する
ための帯電ローラ加圧機構、15は帯電ローラ2に印加
された高圧電圧によって帯電ローラ2及び帯電ローラ清
掃兼汚れ検出ローラユニット13の一部である導電部材
に流れる電流を検出するための抵抗素子とスイッチ素子
で構成されるスイッチ回路である。
【0030】ここで、前記帯電ローラ清掃兼汚れ検出ロ
ーラユニット13とスイッチ回路15を図2に基づいて
詳細に説明する。
【0031】図2は図1においてローラ軸と垂直な方向
(矢印U方向)から見た帯電ローラ清掃兼汚れ検出ロー
ラユニット13の概略図である。
【0032】帯電ローラ回転上流側に位置するローラ1
3−1と、下流側に位置するローラ13−2はそれぞれ
の中心軸13−3が固定部材13−4によって固定され
ている。
【0033】13−aは帯電ローラ2に接触して該帯電
ローラ2の回転に従動して回転して帯電ローラ2の表面
に接している部分の表面抵抗を測定するための金属等の
導電性部材で構成される円柱状の電極ローラ(P1〜P
9)、13−bは中心軸13−3に固定されて帯電ロー
ラ2の回転によってその表面の汚れを除去するための清
掃部材であり、この清掃部材13−bは電気絶縁性を有
する繊維や人工皮革等の材質で構成されている。
【0034】又、ローラ13−1と13−2の電極ロー
ラ13−aと清掃部材13−bは、それぞれが帯電ロー
ラ2表面の回転軸方向位置において同じ部分に当接しな
いように千鳥状に配置されている。そして、各電極ロー
ラ13−aには帯電ローラ2表面に流れる電流を検出す
るための導電線が電気的に接続されており、各電極ロー
ラ13−aはスイッチ回路15に接続されている。
【0035】上記スイッチ回路15は、電極ローラ13
−a(P1〜P9)に流れる電流をCPU19からの制
御信号によって帯電ローラ2の回転駆動に同期して順次
切り替えるためのスイッチ素子S(j)(j=0〜8)
と、各電極ローラ13−aに流れる電流を電圧に変換す
るための抵抗素子Rs(15−2)とで構成されてい
る。尚、スイッチ素子S(0)の端子が電極P1に、ス
イッチ素子S(1)の端子が電極P2に、以下同様にし
てスイッチ素子S(8)の端子が電極P9にそれぞれ電
気的に結合されている。
【0036】又、16はスイッチ回路15の抵抗素子R
sの端子電圧を測定するための電位計、17は測定され
た電圧をディジタルデータに変換するためのA/D変換
器であり、その量子化ビット数は例えば6ビットであ
る。18はサンプリングされたデータと予め設定された
データとを比較してその結果を保持し、又、CPU19
に結果を出力するための判定回路、19はシステム全体
を制御するためのCPU、20は本体操作及び動作状態
を表示するための表示パネル、21は外部機器と接続す
るためのインタフェース回路である。
【0037】次に、本発明に係る画像形成装置のクリー
ニング装置7のクリーニングブレード7−1を摺り抜け
たトナー外添剤等による帯電ローラ2表面の汚れを検出
するための動作(以下、汚れ検知モードと呼ぶ)につい
て説明する。
【0038】汚れ検知モードは例えば本体電源ON時或
は一定枚数毎に行われるが、ここでは、本体電源ON時
に行う汚れ検知モードを図3に示すフローチャートに基
づいて説明する。
【0039】電源をONした後、帯電ローラ2は帯電ロ
ーラ加圧機構14によって感光ドラム1から加圧解除さ
れ、汚れ検出ローラユニット13に加圧当接される(St
ep1,2)。次に、後述の帯電不良積算値Nが初期値0
に設定される(Step3)。更に、スイッチ素子S(j)
をj=0〜8間で走査する回数(ローラ周方向のサンプ
リング回数に相当する)値iの初期値を0に設定する
(Step4)。尚、帯電ローラ2表面抵抗の測定は帯電ロ
ーラ2の1回転で行うものとし、帯電ローラ2の1回転
に要する時間は後述する測定データの解析のために要す
る時間内であり、できる限り短時間であることが望まし
い。例えば、直径16mmの帯電ローラ2の全周50.
26mmを概略2mm間隔でスイッチ素子S(j)を走
査するとし、1回の走査及び後述する判定のための時間
を1秒とし、1周計25回の走査を25秒間で行うとす
ると、iの値は0〜24となる。
【0040】次に、電極ローラ13−a(P1〜P9)
からの出力を切り替えるスイッチ素子S(j)のアドレ
スの値jの初期値を0に設定する(Step5)。スイッチ
素子S(j)は9個(電極ローラ13−aの数に対応)
あるため、jの値は0〜8となる。
【0041】その後、スイッチ11がa側に設定され、
汚れ検知用電源10から一定の直流電圧が帯電ローラ2
に供給され、帯電ローラ回転駆動機構12により一定回
転速度で帯電ローラ2が回転を開始する(Step6,
7)。そして、最初に図2に示すスイッチ素子S(1)
がON状態になり、このスイッチ素子S(1)に接続さ
れている電極ローラP1に流れる電流によって抵抗素子
Rsで生じる電圧Vmを電位計16で測定し、測定され
た電圧VmはA/D変換器17によりディジタルデータ
に変換される(Step8,9)。そして、電位測定後、測
定されたデータは判定回路18にて限界値Tと比較され
る(Step10)。
【0042】判定回路18は、図4に示すように、CP
U19内に格納されているTの値と測定データとを比較
するためのディジタルコンパレータ18−1と、このデ
ィジタルコンパレータ18−1での比較結果でVmがT
以下と判断されたときにインクリメントされるNの値を
格納する、各jの値に対応するRAM(M(0)〜M
(8))18−2とで構成されている。
【0043】ここで、帯電ローラ2の表面が外添剤等に
よって汚染されているために電極ローラ13−aと帯電
ローラ2の接触抵抗が高い場合には、流れる電流が小さ
くなってVmが小さい値となる。このVmがTより小さ
い場合には、Nの値を1増加させてその値をそのときの
jの値に相当するRAM(M(j))に格納する(Step
11)。VmがTより大きい場合には、Nの値は変化さ
せないで次のステップ(Step12)に進む。そして、以
上のStep8〜Step12の動作を9個の電極ローラP1〜
P9の全てについて行う(jが0〜8まで)(Step1
3)。
【0044】1回目の走査(j=0)による測定及びデ
ータ解析が終了すると、iをインクリメントし、iの値
が24まで(つまり、帯電ローラ2が1周するまで)前
記動作(Step5〜15)を順次繰り返す。この間、帯電
ローラ2はCPU19によって正確に駆動制御される帯
電ローラ回転駆動機構12内の不図示のステッピグモー
タ(不図示)によって一定回転速度で駆動される。
【0045】ところで、帯電ローラ2の表面抵抗値が表
面に外添剤が付着することにより106 Ω〜107 Ωの
範囲で変化するとすれば、汚れ検知用電源10の供給電
圧を1kV、抵抗Rsの値を10kΩとすると、Vmは
概略10Vから1Vに変化する。
【0046】図5は帯電ローラ2の表面の展開図であっ
て、図示網点の部分が汚染されているとする。この状態
の帯電ローラ2の表面抵抗を前記方法によって測定した
一例を図6に示す。尚、図5に示す点線で9分割した1
〜9のそれぞれの部分に電極ローラP1〜P9が当接す
るものとし、図6においてVm1,Vm2,…Vm9は
それぞれの領域の測定電圧を示し、横軸は走査数i(周
方向の位置に相当)を示す。
【0047】図6に一点鎖線Sで示す値は、帯電ローラ
2の表面が汚れていない状態の値であり、この値は帯電
ローラ2の通電時間や使用環境(温度及び湿度)によっ
て若干変化するが、出荷時に予め求めておき、CPU1
9内のROMに格納しておく。限界値Tは予め設定され
た帯電不良により筋状のカブリ等が生じ始める限界であ
り、例えば基準値Sの1/3〜1/4に設定される。図
5に示す場合は、電極ローラP2及びP6での測定Vm
が限界値T以下であるため、この位置に相当する部分が
帯電異常を来たして筋状のカブリが目立ち易くなる。
【0048】このようにして、全測定ポイント(25×
9=225個)のVmの測定及びTとの比較が終了する
と、判定回路18内のRAM18−2には帯電不良積算
値Nの最終積算値が格納される。この場合、図4に示す
ように、M(1)に5、M(5)に23の値がそれぞれ
格納される。そして、帯電ローラ2の回転が停止し、画
像形成ができるように帯電ローラ2は帯電ローラ加圧機
構14によって帯電ローラ清掃兼汚れ検出ローラユニッ
ト13に対する当接加圧が解除され、感光ドラム1に加
圧当接される(Step16,17)。
【0049】次に、CPU19は各M(j)についてN
の値を予め設定された限界値Lと比較する(Step1
8)。限界値Lは帯電ローラ2表面の汚れにより帯電不
良が生じて画像不良となる領域の大きさに相当する。即
ち、Nは帯電不良となるポイントの数であるため、Nが
大きいと帯電不良となる領域が大きくなることを意味
し、このNが限界値L以上である場合にはページ内で筋
ムラ等の欠陥として視覚上認識できる。
【0050】ここで、Lを5(周方向のサンプリングピ
ッチが約2mmであるため、周方向では10mmの帯電
不良領域に相当する)とすると、図5及び図6に示す例
では、P2(M(1))、P6(M(5))がNの値が
5以上であるために画像不良が生じると判断し、表示パ
ネル20に画像劣化が生じる可能性がある旨の警告表示
を行う。又、ネットワーク上から画像を出力する場合
も、インターフェイス回路21を介してユーザーに画像
劣化の可能性が生じる旨の警告を発生するようにしても
良い(Step19)。そして、NがL未満の場合は、画像
劣化が目立たないため、そのまま汚れ検知モードを終了
する(Step20)。
【0051】ところで、本実施の形態では、帯電ローラ
清掃兼汚れ検出ローラユニット13は2本構成とした
が、図7に示すように、電極ローラP1〜P18が帯電
ローラ2表面の位置に当接しないような構成を有する3
本のローラ50−1,50−2,50−3を用いても良
い。
【0052】又、図2においては、電極ローラ13−a
は帯電ローラ2表面に接して該帯電ローラ2表面に従動
回転し、清掃部材13−bは中心軸13−3に固定さ
れ、帯電ローラ2の回転に対して従動せず、固定された
状態で帯電ローラ2表面の清掃を行うようにしている
が、図8に示すように、帯電ローラ回転駆動機構12よ
り駆動ギヤ列51を介して駆動力を得て清掃部材13−
bが取り付けてある回転軸52を回転駆動し、清掃部材
13−bを帯電ローラ2に対してカウンター方向に回転
駆動させるようにしても良い。或は、清掃部材13−b
個々について回転駆動を行えるような構成を採用すれ
ば、図4に示すRAM18−2の各M(j)のNの値か
らどの部分の汚れが多いかを判別できるため、その箇所
に相当する清掃部材13−bの回転速度を高めるように
することによって清掃を強化するようにしても良い。
【0053】更に、図9に示すように、清掃部材13−
bの一部が対向する電極ローラP1〜P9に接するよう
な構成を採用すれば、清掃部材13−bが電極ローラP
1〜P9表面の清掃を兼ねることができ、より精度の高
い検出が可能となる。
【0054】又、帯電ローラ2を構成する材料の体積抵
抗値が使用時間や環境条件によって変動した場合、基準
値Sが変動してしまう。例えば、表面が汚染されていな
いときの抵抗値が初期で106 Ω、数万枚通電後に10
7 Ωになったとすると、Rsが10kΩの場合には基準
値Sは10Vから1Vに変化してしまう。このため、予
め帯電ローラ2の通電時間或は環境による(この場合に
は、機内に温度センサーや湿度センサー等を設ける)抵
抗値の変化に応じて、Rsの値を切り替えるようにして
も良く、或はCPU19内に格納されている設定値S
(T)を自動的に変更するようにしても良い。
【0055】更に、S、Lの値は表示パネル20からユ
ーザー或はサービスマンが任意に設定できるようにても
良い。又、限界値Tは基準値Sの1/3〜1/4に限定
されることはなく、同様に表示パネル20より任意に設
定できるようにても良く、電極ローラ13−aの個数、
周方向のサンプリング数は以上の例に限定されるもので
はない。
【0056】又、電極ローラ2としては導電性を有する
ものであれば金属に限定されるものではなく、導電性ゴ
ム等の非金属の材質のもので構成しても良い。 [第2発明]以下に第2発明の実施の形態を添付図面に
基づいて説明する。
【0057】図10は第2発明に係る画像形成装置要部
の構成を示すブロック図である。
【0058】図10において、2は直径6φの金属製の
芯金2−1の周囲に基層として導電性カーボンが分散さ
れたSBR弾性層を形成し、このSBR弾性層の外周表
層に導電性カーボンを分散したナイロン樹脂膜をコート
して構成される直径16φの帯電ローラ、12は帯電ロ
ーラ2を回転駆動するための帯電ローラ駆動機構、14
は帯電ローラ2を不図示の感光ドラムに適当な加圧力で
当接させ或は感光ドラムに対して非接触状態にするため
の帯電ローラ加圧機構、24は帯電ローラ2の抵抗値を
測定するためのプローブであり、このプローブ24は例
えば直径5〜10mm程度の球状導電性部材24aとこ
れを保持する絶縁部材から成る保持部材24bで構成さ
れており、帯電ローラ2に微小面積で当接している。
【0059】図11(a)にプローブ24の配置を示
し、同図(b)にプローブ24の内部構成の概略を示
す。
【0060】プローブ24は帯電ローラ清掃部材26の
下流側に配置されており、その球状導電性部材24aは
ベアリング24cにより自在な方向に回転できるよう支
持されている。そして、プローブ24は球状導電性部材
24aと抵抗素子Rsを導電線24dを介して電気的に
接続するための接触部材24eを有している。
【0061】図10において、25はプローブ24の球
状導電性部材24aを帯電ローラ2に接触させた状態で
軸方向に移動させるためのガイド部材、26は帯電ロー
ラ清掃部材、27はプローブ24を帯電ローラ2の軸方
向に往復移動させるためのプローブ移動機構、Rsはプ
ローブ24に流れる電流を電圧に変換するための抵抗素
子、9は画像形成時に帯電ローラ2の芯金2−1に高電
圧を供給するための高圧電源、10は後述する帯電ロー
ラ2の表面汚れを検出する際に帯電ローラ2の芯金2−
1に電圧を供給するための汚れ検知用電源であり、CP
U19により制御されるスイッチ11Sによって電源
9,10が切り替えられる。
【0062】又、16の抵抗素子Rsで生じる電圧を測
定するための電位計、17は電位計16の電圧をディジ
タルデータに変換するためのA/D変換器であり、その
量子化ビット数は例えば6ビットである。18はサンプ
リングされたデータを保持するためのメモリ、19はシ
ステム全体を制御するためのCPU、20は本体操作及
び動作状態を表示するための表示パネル、21は外部機
器と接続するためのインタフェース回路である。
【0063】次に、クリーナ装置のクリーナブレードを
摺り抜けたトナー外添剤等による帯電ローラ2表面の汚
れに起因する帯電ムラを予測するための動作(汚れ検知
モード)について説明する。
【0064】先ず、通常の画像形成動作(従来と同じで
あるため説明は省略する)時においては、プローブ24
は、図10に示すA領域に待機している。又、スイッチ
11はCPU19からの制御信号によりb側に設定され
ており、帯電ローラ2の芯金2−1には高圧電源9から
画像形成時に必要な高圧電圧が供給される。そして、汚
れ検知モードは、例えば本体電源ON時或は一定枚数毎
に行われる。
【0065】ここで、電源ON時に行われる汚れ検知モ
ードを図12に示すフローチャートに基づいて説明す
る。
【0066】電源ON後、帯電ローラ2は感光ドラム1
(図11(a)参照)から加圧解除され(Step1)、帯
電ローラ駆動機構12により回転駆動される(Step
2)。そして、スイッチ11はCPU19からの制御信
号によってa側に設定され、帯電ローラ2には電源10
から汚れ検知用の電圧が供給される(Step3)。尚、こ
の電圧は帯電ローラ2にトナー外添剤等が付着すること
による抵抗値変化が検出できる電圧に設定されている。
【0067】スイッチ11が切り替わった後、プローブ
24はプローブ移動機構27によって図10のF側から
R側に移動を開始する(Step4)。尚、プローブ24の
移動量はCPU19によって正確に制御されたプローブ
移動機構27のステッピングモータによって制御され
る。
【0068】プローブ24が予め設定されている抵抗値
測定領域に到達するとA/D変換器17及びメモリ18
が動作を開始し、抵抗素子Rsに流れる電流によって生
じる端子電圧Vmの値をメモリ18に取り込む(Step5
〜7)。
【0069】ここで、Vmを測定するサンプリング間隔
を軸方向2mmピッチ、帯電ローラ2が1回転する時間
を15秒とし、この間に抵抗値測定領域(軸方向300
mmとする)を走査する。即ち、図13に示す帯電ロー
ラ2表面の展開図に示すように、軸方向(X)300m
mの範囲で2mmピッチ、周方向(Y)はローラ径16
mmであるから50.26mmの範囲で0.33mmピ
ッチ、サンプリング個数は151個となる。
【0070】而して、所定の領域の測定が終了すると、
プローブ24は逆方向(F方向)に移動し(Step8〜1
0)、待機位置(A領域)に戻った時点(Step11,1
2)で電源10をOFF状態又スイッチ11をb側に設
定する(Step13)。そして、帯電ローラ2は回転を停
止し、帯電ローラ加圧機構14による感光ドラムへの当
接が行われる(Step14,15)。
【0071】ところで、Vmの値は帯電ローラ2の抵抗
値が表面に外添剤が付着することにより106 Ω〜10
7 Ωの範囲で変化するとし、電源10の供給電圧を1k
V、抵抗素子Rsの値を10kΩとすると、Vmは概略
10Vから1Vに変化する。
【0072】図14にVmの測定結果の一例を示す。図
14において、基準値Sは帯電ローラ2表面が汚れてい
ない状態の値であり、この値は帯電ローラ2の通電時間
や使用環境(温湿度)によって若干変化するが、出荷時
に予め求めておき、CPU19内のROMに格納してお
く。限界値Tは予め設定された帯電不良により筋状のカ
ブリが許容できる限界であり、例えば基準値Sの1/3
〜1/4に設定される。図5に示す場合は、アドレス5
及び148のVmが限界値T以下であるため、この位置
に相当する部分が帯電異常を来して筋状のカブリが目立
つ。
【0073】而して、CPU19はVmが限界値T以下
となる個数Mを積算し(Step16)、画像品位が許容で
きなくなる予め設定された値Lより大きい場合は、帯電
ローラ2のメンテナンスが必要であり、この場合は本体
の表示パネル20に警告表示を行う(Step17,1
8)。又、ネットワーク上から画像を出力する場合も、
インターフェイス回路21を介してクライアント側に画
像劣化の可能性が生じる旨の警告を行うようにしても良
い。
【0074】尚、本実施の形態では、帯電ローラ2の軸
方向のサンプリングピッチを2mmとし、F側からR側
への1回だけの走査による表面抵抗ムラの検出方法を示
したが、図15に示すように、行き帰りの往復(即ち、
帯電ローラ2の2回転)で表面抵抗ムラの測定を行うよ
うにしても良い。この場合、メモリ18は301個のデ
ータを格納できるようにし、又、行きと帰りで軸方向の
サンプリング位置を1mmずらすようにすれば検出の分
解能が1mmとなり、画像劣化の検出精度が高められ
る。
【0075】又、本実施の形態では、帯電ローラ2の表
面汚れ具合を初期の抵抗値絶対量の変化によって判断し
たが、使用状態によって付着物の付いていない部分の平
均抵抗値が大きく変わるような場合は、Vmのバラツキ
(標準偏差若しくは分散)の大きさで判定するようにし
ても良い。例えば、図16に示すように、初期のVmの
平均値S0 と分散V0 を初期設置時に求めておき、汚れ
検知モード時の測定分散Vが許容レベルより大きい場合
は表面に異物が多量に付着していると判定し、前述した
ような処置を行うようにしても良い。 [第3発明]次に、第3発明の実施の形態を添付図面に
基づいて説明する。
【0076】図17は本発明の第3発明に係る画像形成
装置要部の構成を示すブロック図である。
【0077】図17において、2は直径6φの金属製の
芯金2−1の周囲に基層として導電性カーボンが分散さ
れたSBR弾性層を形成し、このSBR弾性層の外周表
層に導電性カーボンを分散したナイロン樹脂膜をコート
して構成される直径16φの帯電ローラ、12は帯電ロ
ーラ2を回転駆動するための帯電ローラ駆動機構、14
は帯電ローラ2を不図示の感光ドラムに適当な加圧力で
当接させ或は感光ドラムに対して非接触状態にするため
の帯電ローラ加圧機構、24は帯電ローラ2の抵抗値を
測定するためのプローブであり、このプローブ24はロ
ーラ回転軸と平行に2mmピッチで一列に並んだ導電性
接触端子24aとそれを保持する樹脂等の絶縁性物質か
ら成る保持部材24bとで構成されている。そして、導
電性接触端子24aはその先端が帯電ローラ2の表面を
傷付けないよう例えば直径2mm以下の半球形状をして
おり、帯電ローラ2の軸方向画像形成領域300mmの
範囲内に2mm間隔で計151個並設されている。尚、
図18にプローブ24の配置を示すが、図示のようにプ
ローブ24は帯電ローラ清掃部材26の下流側に配置さ
れている。
【0078】又、15はスイッチ回路であり、これは図
19に示すように151個の個々の接触端子とそこに流
れる電流を検出するための抵抗素子Rsとを電気的に接
続するための151個のスイッチ素子S(i)とで構成
されている。
【0079】更に、26は帯電ローラ清掃部材、27は
プローブ24を帯電ローラ2に適当な加圧力で押し当て
るためのプローブ移動機構、9は画像形成時に帯電ロー
ラ2の芯金2−1に高圧電圧を供給するための高圧電
源、10は帯電ローラ2の表面汚れを検出するときに帯
電ローラ2の芯金2−1に電圧を供給するための電源で
あり、これらはCPU19によって制御されるスイッチ
11により切り替えられる。
【0080】又、16はスイッチ回路15より出力され
る電圧を測定するための電位計、17は測定された電圧
をディジタルデータに変換するためのA/D変換器であ
り、その量子化ビット数は例えば6ビットである。19
はシステム全体を制御するためのCPU、20は本体操
作及び動作状態を表示するための表示パネル、21は外
部機器と接続するためのインタフェース回路である。
【0081】次に、クリーナ装置のクリーナブレードを
摺り抜けたトナー外添剤等による帯電ローラ2表面の汚
れに起因する帯電ムラを予測するための動作(汚れ検知
モード)について説明する。
【0082】先ず、通常の画像形成動作(従来と同じで
あるため説明は省略する)時においては、プローブ24
は帯電ローラ2と非接触状態にある。又、スイッチ11
はCPU19からの制御信号によりb側に設定されてお
り、帯電ローラ2の芯金2−1には高圧電源9から画像
形成時に必要な高圧電圧が供給される。そして、汚れ検
知モードは例えば本体電源ON時或は一定枚数毎に行わ
れる。
【0083】ここで、本体電源ON時に行われる汚れ検
知モードを図20に示すフローチャートに基づいて説明
する。
【0084】電源ON後、帯電ローラ2は感光ドラム1
(図18参照)から加圧解除され(Step1,2)、後述
する帯電不良位置積算値Mは初期値0に設定される(St
ep3)。更に、ローラ周方向の位置に相当するアドレス
の値iの初期値を0に設定する(Step4)。ここで、ロ
ーラ周方向の表面抵抗サンプリング間隔は直径16mm
のローラ全周50.26mmを2mmピッチとし計25
ポイントとする。従って、iの値は0〜24となる。
【0085】次に、プローブ24の接触端子24aの位
置に相当するアドレスの値jの初期値を0に設定する
(Step5)。接触端子24aの個数は合計151個であ
るため、jの値は0〜150となる。M,i,jの初期
設定が終了するとプローブ24はプローブ加圧機構27
によって帯電ローラ2に適当な加圧力で加圧当接され、
スイッチ11はa側に設定され、汚れ検知用電源10か
ら一定直流電圧が供給される(Step6)。尚、この電圧
は帯電ローラ2にトナー外添剤が付着することによる抵
抗値変化が検出できる電圧に設定される。
【0086】そして、最初に図19に示すスイッチS
(1)のみがON状態になり、スイッチS(1)に接続
されている接触端子24aに電流が流れ、抵抗素子Rs
で生じる電圧Vmを電位計16で測定し、A/D変換器
17によりディジタルデータに変換される(Step7,
8)。電子測定後、スイッチS(1)はOFF状態に戻
り(Step9)、測定されたデータはCPU19の内部で
限界値Tと比較される(Step10)。
【0087】ここで、測定データVm(1)が限界値T
より小さい場合(即ち、接触端子24aが接触している
帯電ローラ2の表面が外添剤等により汚染されており、
接触抵抗が高く、流れる電流が小さい場合)は積算値M
の値を1とし(Step10,11)、測定データがTより
大きい場合はMの値は変化させないで次のステップ(St
ep12)に進む。そして、上記Step7〜Step11の動作
を軸方向の全てのアドレスについて行う(j=150ま
で)(Step12,13)。
【0088】ところで、帯電ローラ2の抵抗値が表面に
外添剤が付着することにより106Ω〜107 Ωの範囲
で変化するとすれば、電源10の供給電圧を1kV、抵
抗素子Rsの値を10kΩとすると、Vmは概略10V
〜1Vに変化する。
【0089】図21にi=0のときの測定Vmの一例を
示す。図21において、基準値Sは帯電ローラ2の表面
が汚れていない状態の値であり、この値は帯電ローラ2
の通電時間や使用環境(温湿度)によって若干変化する
が、出荷時に予め求めておいてCPU19内のROMに
格納しておく。又、限界値Tは予め設定された筋状のカ
ブリが許容できる限界であり、例えば基準値Sの1/3
〜1/4に設定される。尚、図21に示す場合は、j=
5及び148のVmが限界値T以下であるため、この位
置に相当する部分が帯電異常を来して筋状のカブリが目
立つ。
【0090】周方向アドレスi=0の測定及びデータの
分析が終了すると、プローブ24は一旦帯電ローラ2か
ら加圧解除され、帯電ローラ2は帯電ローラ駆動機構1
2の一部であるステッピングモータによって一定量(周
方向表面距離で2mm)回転駆動される(STEP14,1
5)。尚、ステッピングモータはCPU19によって正
確に駆動制御される。そして、周方向のアドレスiをイ
ンクリメントし、iの値が24まで(即ち、帯電ローラ
2が一周するまで)上記動作(STEP5〜16)を繰り返
す。
【0091】このようにして全測定ポイント(25×1
51=3775個)のVmの測定及びTとの比較が終了
すると、次に、帯電不良位置積算値Mの最終積算値が予
め設定されたCPU19内の基準値Lと比較される(ST
EP18)。尚、基準値Lは帯電ローラ2表面の汚れによ
り画像欠陥が生じると判定された測定ポイント数の許容
限界値であり、帯電不良位置積算値Mがこの基準値L以
上である場合にはページ内で筋ムラ等の欠陥として視覚
上認識できる。
【0092】図22は帯電ローラ2の全表面のサンプリ
ングポイントの展開図であり、網点の部分が限界値T以
下の部分である。
【0093】この場合、アドレス(i,j)とすると、
(0,5)、(0,148)、(1,5)、(1,
8)、(1,147)、(1,148)、(1,14
9)、(2,5)、(2,8)、(2,148)、
(3,8)、(4,8)の12個が限界値T以下であ
り、Mは12となる。帯電ローラ2表面の画像領域に対
応する面積は300×50.26mmであるため、A4
原稿横送りでは図22に示す帯電不良パターンは図23
に示すように4回転周期で生じることになる。
【0094】ここで、基準値Lが12の設定である場合
はM≧Lの条件を満足するため、表示パネル20に画像
劣化が生じる可能性がある旨の警告表示を行う。又、ネ
ットワーク上から画像を出力する場合も、インターフェ
イス回路21を介してユーザーに画像劣化の可能性が生
じる旨の警告を発するようにしても良い(STEP19)。
M<Lの場合は画像劣化がも立たないため、そのまま汚
れ検知モードを終了する。
【0095】尚、本実施の形態ではVmの測定の都度、
限界値Tとの比較をCPU19内で行うようにしたが、
計算を高速に行うために一旦測定値Vmをメモリに格納
し、別途に設けたDSP(ディジタルシグナルプロセッ
サ)等でCPU19とは別に高速で計算をさせるように
しても良い。図24にこの場合の構成ブロック図を示
す。尚、図24においては図17に示したと同一要素に
は同一符号を付している。
【0096】図24において、22はA/D変換器17
からのデータを格納するためのメモリ、23はメモリ2
2及びA/D変換器17を制御するためのメモリコント
ローラ、24はメモリ22からのデータを読み出してV
mとTとを比較するとともにMを計算し、又、Lとの比
較を行って帯電ムラの可能性を計算するDSPである。
【0097】図25にフローチャートを示す。VmとT
との比較及びMの計算は全ての(i,j)の測定が終了
してから行われる(STEP15)。
【0098】又、帯電ローラ2の構成材料の体積抵抗値
が使用時間や環境条件によって変動した場合、基準値S
が変動してしまう。例えば、帯電ローラ2の表面が汚染
されていないときの抵抗値が初期で106 Ω、数万枚通
電後に107 Ωになったし、抵抗素子Rsが10kΩと
すると基準値は10Vから1Vに変化してしまう。よっ
て、図26に示すように、予め帯電ローラ2の通電時間
或は環境による(この場合は、機内に温度センサー、湿
度センサー等を設ける)抵抗値の変化に応じて抵抗素子
Rsの値を切り替えるようにしても良く(図26に示す
場合は3ポイント切り替え)、CPU19内或はDSP
24内に格納されている設定値S(T)を自動的に変更
するようにしても良い。
【0099】更に、基準値Sと限界値Lの値は表示パネ
ル20からユーザー或はサービスマンが任意に設定でき
るようにしても良い。又、限界値Tは基準値Sの1/3
〜1/4に限定されることはなく、同様に表示パネル2
0から任意に設定できるようにしても良い。
【0100】又、本実施の形態では、サンプリングポイ
ントをX(軸方向)、Y(周方向)で2mmピッチとし
たが、これに限定されるものではなく、汚れが周方向に
筋状に生じ易いことを考慮してY方向のサンプリング間
隔を更に大きく設定しても良い。
【0101】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、ローラ状帯電部材に付着する異物による画像劣
化やローラ状帯電部材の寿命を正確に予測して画像形成
装置のダウンタイムを可及的短縮することができるとい
う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明に係る画像形成装置の基本構成を示す
ブロック図である。
【図2】第1発明に係る画像形成装置の帯電ローラ清掃
兼汚れ検出ローラユニット及びスイッチ回路の構成図で
ある。
【図3】第1発明に係る画像形成装置の汚れ検知時の動
作を示すフローチャートである。
【図4】第1発明に係る画像形成装置の判定回路の内部
構成図である。
【図5】第1発明に係る画像形成装置の帯電ローラの表
面汚れを示す図である。
【図6】第1発明に係る画像形成装置の電極ローラに流
れる電流によって生じる抵抗素子両端の電圧Vmの一例
を示す図である。
【図7】第1発明に係る画像形成装置の帯電ローラ清掃
兼汚れ検出ローラユニットの別構成例を示す図である。
【図8】第1発明に係る画像形成装置の帯電ローラ清掃
兼汚れ検出ローラユニットの別構成例を示す図である。
【図9】第1発明に係る画像形成装置の帯電ローラ清掃
兼汚れ検出ローラユニットの別構成例を示す図である。
【図10】第2発明に係る画像形成装置の基本構成を示
すブロック図である。
【図11】第2発明に係る画像形成装置の帯電ローラの
表面抵抗を測定するためのプローブの配置と構成を示す
断面図である。
【図12】第2発明に係る画像形成装置の汚れ検知時の
動作を示すフローチャートである。
【図13】第2発明に係る画像形成装置の帯電ローラ表
面のサンプリングポイントを示す図である。
【図14】第2発明に係る画像形成装置の帯電ローラの
各サンプリングポイントにおいて流れる電流によって生
じる抵抗素子両端の電圧Vmの一例を示す図である。
【図15】第2発明に係る画像形成装置の帯電ローラ表
面のサンプリングポイントを示す図である。
【図16】第2発明に係る画像形成装置の帯電ローラの
各サンプリングポイントにおいて流れる電流によって生
じる抵抗素子両端の電圧Vmの別の例を示す図である。
【図17】第3発明に係る画像形成装置の基本構成を示
すブロック図である。
【図18】第3発明に係る画像形成装置の帯電ローラの
表面抵抗を測定するためのプローブの配置図である。
【図19】第3発明に係る画像形成装置のスイッチ回路
の内部構成図である。
【図20】第3発明に係る画像形成装置の汚れ検知時の
動作を示すフローチャートである。
【図21】第3発明に係る画像形成装置の帯電ローラの
各サンプリングポイントにおいて流れる電流によって生
じる抵抗素子両端の電圧Vmの一例を示す図である。
【図22】第3発明に係る画像形成装置の帯電ローラ表
面の測定ポイントを示す図である。
【図23】第3発明に係る画像形成装置の帯電ローラ表
面の汚れ位置と出力画像上の帯電不良位置との関係を示
す図である。
【図24】第3発明に係る画像形成装置の他の構成例を
示すブロック図である。
【図25】第3発明に係る画像形成装置の汚れ検知時の
動作を示すフローチャートである。
【図26】第3発明に係る画像形成装置のスイッチ回路
の他の構成例を示す図である。
【図27】従来の画像形成装置要部の断面図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム(感光体) 2 帯電ローラ(ローラ状帯電部材) 12 帯電ローラ回転駆動機構 13 帯電ローラ清掃兼汚れ検出ローラユニット
(ローラ部材) 13−a 電極ローラ(ローラ状導電部材) 13−b 清掃部材 15 スイッチ回路 16 電位計 17 A/D変換器 18 判定回路 19 CPU 20 表示パネル 21 インターフェイス回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローラ状帯電部材を感光体に当接させて
    該感光体を一様に帯電処理する帯電装置を有する画像形
    成装置において、 回転中心軸が前記ローラ状帯電部材の回転軸と平行であ
    る回転自在なローラ状導電部材と前記ローラ状帯電部材
    の表面を清掃するための清掃部材とを交互に複数個配置
    して構成され、ローラ状帯電部材の画像形成領域の幅以
    上の長さを有してローラ状帯電部材に対して当接及び離
    脱可能な複数のローラ部材をローラ状帯電部材の近傍に
    複数本配置するとともに、該ローラ部材のローラ状帯電
    部材への当接時に軸方向位置において該ローラ部材のロ
    ーラ状導電部材と清掃部材が同一位置にならないよう構
    成したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記複数本のローラ部材がローラ状帯電
    部材に当接している間、ローラ状帯電部材を感光体に対
    して非接触状態にするとともにローラ状帯電部材を回転
    駆動し、前記ローラ部材のローラ状導電部材を従動回転
    させるための手段と、その間ローラ状帯電部材に一定電
    圧を供給する手段と、ローラ部材がローラ状帯電部材に
    当接してこれに一定電圧が供給されている間、複数本の
    ローラ部材のローラ状導電部材個々に流れる電流を検出
    する手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の画像
    形成装置。
  3. 【請求項3】 検出された値から前記ローラ状導電部材
    が当接したローラ状帯電部材の表面状態を推定するた
    め、予め設定された基準データと比較する手段と、その
    比較結果に基づいて前記ローラ状帯電部材表面の汚れ具
    合を推測する手段を設けたことを特徴とする請求項1又
    は2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記ローラ状帯電部材表面の汚れ具合を
    推測する手段は、測定値の標準偏差若しくは分散の大き
    さで判定することを特徴とする請求項3記載の画像形成
    装置。
  5. 【請求項5】 ローラ状帯電部材を感光体に当接させて
    該感光体を一様に帯電処理する帯電装置を有する画像形
    成装置において、 前記ローラ状帯電部材に微小面積で当接する導電性部材
    で構成される接触部材と、該接触部材をローラ状帯電部
    材の回転と同期してローラ状帯電部材表面に接触させな
    がら、少なくともローラ状帯電部材の画像形成幅領域を
    ローラ軸方向に1回以上走査させる駆動機構とを設けた
    ことを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記駆動機構によって前記接触部材を走
    査する間、前記ローラ状帯電部材を感光体から離脱させ
    る手段と、走査期間中にローラ状帯電部材に一定電圧を
    供給する電源と、走査時に前記電源より供給された電圧
    によりローラ状帯電部材と接触部材を介して流れる電流
    値を検出する手段を設けたことを特徴とする請求項5記
    載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 ローラ状帯電部材を感光体に当接させて
    該感光体を一様に帯電処理する帯電装置を有する画像形
    成装置において、前記ローラ状帯電部材の回転軸に平行
    に一列に並んだ複数の導電性接触端子をローラ状帯電部
    材表面に対向配置し、該導電性接触端子をローラ状帯電
    部材の回転と同期してローラ状帯電部材に対して当接及
    び離脱させる手段を設けたことを特徴とする画像形成装
    置。
  8. 【請求項8】 少なくとも前記導電性接触端子が前記ロ
    ーラ状帯電部材に当接している間、ローラ状帯電部材を
    感光体から離脱させてこれに一定電圧を供給する手段
    と、前記導電性接触端子がローラ状帯電部材に当接して
    これに一定電圧が供給されている間、該導電性接触端子
    個々に流れる電流を検出する手段を設けたことを特徴と
    する請求項7記載の画像形成装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7965954B2 (en) 2006-12-12 2011-06-21 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus
JP2012063389A (ja) * 2010-09-14 2012-03-29 Ricoh Co Ltd 導電性部材評価装置、及び、導電性部材評価方法
JP2016130785A (ja) * 2015-01-14 2016-07-21 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
US10534283B2 (en) 2017-12-18 2020-01-14 Konica Minolta, Inc. Image forming apparatus, image forming apparatus control method, and image forming apparatus control program

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