JPH1184471A - ファインダーの曇り防止装置およびファインダーの曇り防止装置を有するカメラ - Google Patents

ファインダーの曇り防止装置およびファインダーの曇り防止装置を有するカメラ

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JPH1184471A
JPH1184471A JP24097197A JP24097197A JPH1184471A JP H1184471 A JPH1184471 A JP H1184471A JP 24097197 A JP24097197 A JP 24097197A JP 24097197 A JP24097197 A JP 24097197A JP H1184471 A JPH1184471 A JP H1184471A
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JP
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finder
transparent resistor
eyepiece
optical system
power supply
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JP24097197A
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Koji Tamura
浩二 田村
Masami Shimizu
雅美 清水
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 僅かな電力でファインダー光学系の広い面積
に対して曇りを防止する。 【解決手段】 ファインダーの曇り防止装置において、
カメラ本体のファインダー光学系の接眼部に装着可能な
ファインダーの曇り防止装置において、表面に透明抵抗
体が形成される光学部材と、前記透明抵抗体に電力を供
給する電源と、カメラ本体への着脱に応じて前記透明抵
抗体に対する電力供給を制御するスイッチとを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファインダーの曇
り防止装置、およびファインダーの曇り防止装置を有す
るカメラに関するもので、特に透明抵抗体を用いてファ
インダーの曇りを防止するものである。
【0002】
【従来の技術】カメラのファインダーは複数のレンズ群
で構成され、そのレンズ群の中で最も撮影者の眼に近い
レンズを接眼レンズと呼んでいる。この接眼レンズは、
寒冷地の撮影時や夜間の天体撮影時などに撮影者自身の
吐いた息によって曇ってしまいファインダーが見えなく
なってしまうことがあった。また、このような吐息によ
る曇りだけでなく、撮影者がファインダーを覗くことで
接眼レンズが結露してしまうことや、高温多湿の環境で
は人の肌が触れることによりカメラの温度が下がってし
まい、露結してしまうことがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような問題に鑑
み、実開昭57-32936号公報では接眼レンズの外側にヒー
ターを配設し、接眼レンズの周囲を暖めることによって
このようなファインダーの曇りを防止しているが、接眼
レンズへの熱伝導率を考えると、ヒーターに大電流を流
さなくてはならなず、このために大容量の電源装置が必
要となってしまい、カメラの携帯性を著しく低下させて
しまう。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した発明
は、ファインダーの曇り防止装置において、ファインダ
ー光学系の接眼面の表面に、透明抵抗体を形成すること
を特徴とする。
【0005】請求項2に記載した発明は、請求項1に記
載した発明に加えて、前記透明抵抗体の電極は透明電極
であることを特徴とする。
【0006】請求項3に記載した発明は、請求項1また
は2に記載した発明に加えて、前記透明抵抗体の電極は
前記ファインダー光学系の有効視野外に配置することを
特徴とする。
【0007】請求項4に記載した発明は、請求項1、2
または3に記載した発明に加えて、前記透明抵抗体は前
記ファインダー光学系の有効視野を覆うように配置する
ことを特徴とする。
【0008】請求項5に記載した発明は、請求項1ない
し4のうちいづれかに記載した発明に加えて、前記ファ
インダー光学系にアイカップを取り付けたときに、前記
透明抵抗体への通電を開始することを特徴とする。
【0009】請求項6に記載した発明は、ファインダー
の曇り防止装置を有するカメラにおいて、ファインダー
光学系の接眼面の表面に、透明抵抗体を形成することを
特徴とする。
【0010】請求項7に記載した発明は、請求項6に記
載した発明に加えて、前記透明抵抗体の電極は透明電極
であることを特徴とする。
【0011】請求項8に記載した発明は、請求項6また
は7に記載した発明に加えて、前記透明抵抗体の電極は
前記ファインダー光学系の有効視野外に配置することを
特徴とする。
【0012】請求項9に記載した発明は、請求項6、7
または8に記載した発明に加えて、前記透明抵抗体は前
記ファインダー光学系の有効視野を覆うように配置する
ことを特徴とする。
【0013】請求項10に記載した発明は、請求項6な
いし9のうちいづれかに記載した発明に加えて、前記フ
ァインダー光学系にアイカップを取り付けたときに、前
記透明抵抗体への通電を開始することを特徴とする。
【0014】請求項11に記載した発明は、ファインダ
ーの曇り防止装置において、カメラ本体のファインダー
光学系の接眼部に装着可能なファインダーの曇り防止装
置において、表面に透明抵抗体が形成される光学部材
と、前記透明抵抗体に電力を供給する電源と、カメラ本
体への着脱に応じて前記透明抵抗体に対する電力供給を
制御するスイッチとを有することを特徴とする。
【0015】請求項12に記載した発明は、ファインダ
ーの曇り防止装置において、表面に透明抵抗体が形成さ
れた光学部材をカメラ本体のファインダー光学系の接眼
面に配置し、前記カメラ本体に対して着脱自在な電源ユ
ニットが前記カメラ本体に装着されることに応じて前記
電源ユニットから前記透明抵抗体に電力を供給すること
を特徴とする。
【0016】請求項13に記載した発明は、請求項12
に記載した発明に加えて、前記透明抵抗体の電極と接続
される端子を前記ファインダーの接眼部に設け、前記電
源ユニットが前記ファインダーの接眼部に取り付けられ
たときに、前記端子と電気的に接続される出力端子を前
記電源ユニットに設けることを特徴とする。
【0017】請求項14に記載した発明は、ファインダ
ーの曇り防止装置を有するカメラにおいて、カメラ本体
のファインダー光学系の接眼部に装着可能なファインダ
ーの曇り防止装置において、表面に透明抵抗体が形成さ
れる光学部材と、前記透明抵抗体に電力を供給する電源
と、カメラ本体への着脱に応じて前記透明抵抗体に対す
る電力供給を制御するスイッチとを有することを特徴と
する。
【0018】請求項15に記載した発明は、ファインダ
ーの曇り防止装置を有するカメラにおいて、表面に透明
抵抗体が形成された光学部材をカメラ本体のファインダ
ー光学系の接眼面に配置し、前記カメラ本体に対して着
脱自在な電源ユニットが前記カメラ本体に装着されるこ
とに応じて前記電源ユニットから前記透明抵抗体に電力
を供給することを特徴とする。
【0019】請求項16に記載した発明は、請求項15
に記載した発明に加えて、前記透明抵抗体の電極と接続
される端子を前記ファインダーの接眼部に設け、前記電
源ユニットが前記ファインダーの接眼部に取り付けられ
たときに、前記端子と電気的に接続される出力端子を前
記電源ユニットに設けることを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
形態を詳細に説明する。
【0021】図1〜図3は本発明に係わる第1の実施形
態でカメラのファインダー接眼部に取り外し自在に取り
付けられるアイカップにファインダー曇り防止装置を内
蔵したものである。同図において、1はアイカップ本体
で、2は撮影者がファインダーを覗いたときに触感を良
くするためのアイカップゴムである。3は接眼視野枠を
有するカバーでアイカップ本体1に接着固定されてお
り、カバー3の背面には図9で示す透明抵抗体4aと、
電極4bがコーティングされた保護ガラス4が接着され
ている。また電極4bは透明電極にて形成される。5は
保護ガラス4の電極に電源を供給するための電池で、6
は電池5のホルダーである。7は電源をON・OFFす
るための電源スイッチである。
【0022】本実施形態のアイカップは図4で示すカメ
ラ本体の接眼枠8の溝8aにアイカップ本体1と一体で
構成されている爪101をはめ込むことによりカメラ本
体に取り付けられる。図5・図6に爪101が接眼枠8
に取り付いた状態を示す。なお、図6は図5のA部拡大
図である。
【0023】爪101は図5における左右方向に適度な
柔軟性を持っており、本実施形態のアイカップをカメラ
本体に取り付ける際に、爪101はカメラ本体の接眼枠
8の壁8bに沿って外側に押し広げられた状態で挿入さ
れ、そして接眼枠8の段差部8cに爪101の先端部1
01aが落ち込むことによって係止される。逆に取り外
す際はアイカップを上方に引き上げようとする力を与え
ると、爪101が左右方向に押し広げられ、爪先端部1
01aが接眼枠8cから外れるので、アイカップをカメ
ラ本体から取り外せるようになっている。
【0024】取り付け、取り外しのいずれの場合も爪1
01が強制的に外側に広げられているため、爪先端部が
接眼枠8の壁8bを押しつけている格好となり適度な操
作感を得ることができる。
【0025】図7はアイカップ内部の構成を示す。カバ
ー3の背面に接着された保護ガラス4は前述したように
透明抵抗体4aと、電極4bがコーティングされてお
り、電極4bには透明抵抗体4aに電気を流すための接
片9がそれぞれ取り付けられている。この接片9はコの
字型形状をしており(図示せず)、開口部は保護カバー
4の板厚よりも狭くなっており保護カバー4を挟み込む
形で取り付けられている。接片9の一方と電源スイッチ
7の接点7aとがリード線で接続され、接片9の他方は
電池ホルダー6の端子6aにリード線によって接続され
ている。また、電池ホルダー6の端子6bと電源スイッ
チの接点7bとがリード線によって接続されている。
【0026】図8はカメラ本体に本実施形態のアイカッ
プを取り付けた状態の断面図である。10はカメラ本体
の上蓋で、11はファインダー光学系の接眼レンズであ
る。接眼枠8に本実施形態のアイカップを取り付けると
電源スイッチ7の突起7cが接眼枠8の天面8dに突き
当たり電源スイッチ内部に押し込まれる。これにより電
源スイッチがON状態となり、保護ガラス4の透明抵抗
体4aに通電される。したがって、本実施形態のアイカ
ップがカメラ本体に取り付けられることで、透明抵抗体
4aが発熱して保護ガラス4が暖められ曇りを防止する
ことができる。
【0027】このように保護ガラス4に透明抵抗体4a
をコーティングすることで、直接保護ガラス4を暖める
ことができるので、僅かな電流でファインダーの曇りを
防止することが可能となるので、電源を小型化すること
ができ、本実施形態のように電源をアイカップと一体化
することができる。
【0028】なお、上記実施形態では電源スイッチによ
り通電のON・OFFを切り換えているが、電源スイッ
チの接点部での接触抵抗によるロス、およびコスト削減
のため電源スイッチ7を廃止し、電池ホルダー6と接片
9を直結して、電池の出し入れで通電のON・OFFを
切り換えても良い。
【0029】次に、第2の実施形態を説明する。
【0030】第2の実施形態では、透明抵抗体をコーテ
ィングした保護ガラスをカメラ本体のファインダー光学
系の中に入れたもので、図10および図11にその構成
を示す。12はカメラ本体の接眼枠で、接眼枠12と接
眼レンズ11との間に図12に示す透明抵抗体13aお
よび電極13bがコーティングされた保護ガラス13が
配置されている。接眼枠12の上部には、接片14がイ
ンサート成形された接片座15がはめ込まれている。接
片14は保護ガラス13の電極部13bに圧接し、電極
13bと電気的に接続されているので、接片14に通電
されると透明抵抗体13aが発熱する。
【0031】また、本実施形態では、接片14への電源
の供給をアイカップに配置した電源から行っている。図
11および図13でその構成を説明する。
【0032】本実施形態のアイカップ本体19には、第
1の実施形態のアイカップ本体1と同様に接眼枠に係止
するための爪1901が形成されている。またアイカッ
プゴム、カバー、電池ホルダー、電池も第1の実施形態
と同様に構成される。
【0033】アイカップ本体19の上部には接点ピンケ
ース16が配置され、この接点ピンケース16の内部に
は接片14へ接触する接点ピン17と、この接点ピン1
7を接片14へ付勢する接点ピンバネ18が収納されて
いる。接点ピンバネ18の端末は、電池ホルダー6の端
子6aおよび6bにそれぞれ接続されている。これによ
りアイカップを接眼枠12へ取り付けると、接点ピン1
7が接片14へ接触し保護ガラス13へ電源が供給され
る。
【0034】なお、本実施形態のアイカップは第1の実
施形態のように電源スイッチはなく、アイカップを接眼
枠12に取り付けた時(接点ピン17が接片14に接触
した時)に電源ON状態となり、アイカップを接眼枠1
2から外した時(接点ピン17が接片14より離れた
時)電源がOFF状態となる。また、アイカップを接眼
枠に取り付けた状態で電池5を出し入れして、電源スイ
ッチとしても良い。
【0035】さらに、上記第2の実施形態ではファイン
ダー光学系の最も眼球に近い位置にある保護ガラスに透
明抵抗体をコーティングしているが、このような保護ガ
ラスのないファインダー光学系のカメラにおいては、直
接アイピースレンズに透明抵抗体をコーティングし通電
するように構成しても、何等問題はなく同等の効果が得
られる。
【0036】なお、第1及び第2の実施形態において、
透明抵抗体に通電するための電極は図9、図10に示す
ように配置したが、このように配置した場合、通電する
電流量によっては、電極部近傍にて電流が集中し、発熱
ムラが生じて電極の周囲だけが曇り防止となり保護ガラ
スの中央部は十分な曇り防止ができない可能性がある。
そこで、このような透明抵抗体上での電流集中が起きな
いように電極パターンを図14に示すように有効視野を
囲むような形で配置すれば、発熱ムラを生じることな
く、僅かな通電量であっても、全体にわたって曇り防止
の効果を得ることができる。
【0037】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1に記載
した発明は、ファインダーの曇り防止装置において、フ
ァインダー光学系の接眼面の表面に、透明抵抗体を形成
することを特徴とするので、従来のような視野外にヒー
ターを設けるものと比較して、僅かな電力でありながら
広い面積に対して曇りを防止することができる。
【0038】請求項2に記載した発明は、請求項1に記
載した発明に加えて、前記透明抵抗体の電極は透明電極
であることを特徴とするので、ファインダー視野率を低
下させることがない。
【0039】請求項3に記載した発明は、請求項1また
は2に記載した発明に加えて、前記透明抵抗体の電極は
前記ファインダー光学系の有効視野外に配置することを
特徴とするので、有効視野内で発熱ムラが起こりにく
く、均一な曇り防止の効果が得られる。
【0040】請求項4に記載した発明は、請求項1、2
または3に記載した発明に加えて、前記透明抵抗体は前
記ファインダー光学系の有効視野を覆うように配置する
ことを特徴とするので、有効視野内の全域に対して曇り
を防止することができる。
【0041】請求項5に記載した発明は、請求項1ない
し4のうちいづれかに記載した発明に加えて、前記ファ
インダー光学系にアイカップを取り付けたときに、前記
透明抵抗体への通電を開始することを特徴とするので、
誤って透明抵抗体への通電を行ってしまう誤操作を防止
することができ、無駄な電力消費を防止することができ
る。
【0042】請求項6に記載した発明は、ファインダー
の曇り防止装置を有するカメラにおいて、ファインダー
光学系の接眼面の表面に、透明抵抗体を形成することを
特徴とするので、従来のような視野外にヒーターを設け
るものと比較して、僅かな電力でありながら広い面積に
対して曇りを防止することができる。
【0043】請求項7に記載した発明は、請求項6に記
載した発明に加えて、前記透明抵抗体の電極は透明電極
であることを特徴とするので、ファインダー視野率を低
下させることがない。
【0044】請求項8に記載した発明は、請求項6また
は7に記載した発明に加えて、前記透明抵抗体の電極は
前記ファインダー光学系の有効視野外に配置することを
特徴とするので、有効視野内で発熱ムラが起こりにく
く、均一な曇り防止の効果が得られる。
【0045】請求項9に記載した発明は、請求項6、7
または8に記載した発明に加えて、前記透明抵抗体は前
記ファインダー光学系の有効視野を覆うように配置する
ことを特徴とするので、有効視野内の全域に対して曇り
を防止することができる。
【0046】請求項10に記載した発明は、請求項6な
いし9のうちいづれかに記載した発明に加えて、前記フ
ァインダー光学系にアイカップを取り付けたときに、前
記透明抵抗体への通電を開始することを特徴とするの
で、誤って透明抵抗体への通電を行ってしまう誤操作を
防止することができ、無駄な電力消費を防止することが
できる。
【0047】請求項11に記載した発明は、ファインダ
ーの曇り防止装置において、カメラ本体のファインダー
光学系の接眼部に装着可能なファインダーの曇り防止装
置において、表面に透明抵抗体が形成される光学部材
と、前記透明抵抗体に電力を供給する電源と、カメラ本
体への着脱に応じて前記透明抵抗体に対する電力供給を
制御するスイッチとを有することにより、僅かな電力で
ファインダー光学系の広い面積に対して曇りを防止する
ことができ、且つ誤って透明抵抗体への通電を行ってし
まう誤操作を防止することができるので、無駄な電力消
費を防止することができる。
【0048】請求項12に記載した発明は、ファインダ
ーの曇り防止装置において、表面に透明抵抗体が形成さ
れた光学部材をカメラ本体のファインダー光学系の接眼
面に配置し、前記カメラ本体に対して着脱自在な電源ユ
ニットが前記カメラ本体に装着されることに応じて前記
電源ユニットから前記透明抵抗体に電力を供給すること
により、僅かな電力でファインダー光学系の広い面積に
対して曇りを防止することができ、且つ誤って透明抵抗
体への通電を行ってしまう誤操作を防止することができ
るので、無駄な電力消費を防止することができる。
【0049】請求項13に記載した発明は、請求項12
に記載した発明に加えて、前記透明抵抗体の電極と接続
される端子を前記ファインダーの接眼部に設け、前記電
源ユニットが前記ファインダーの接眼部に取り付けられ
たときに、前記端子と電気的に接続される出力端子を前
記電源ユニットに設けることにより、曇り防止を行う場
合には、電源ユニットをファインダーの接眼部に取り付
ければよいので、使用者が戸惑うことなく操作すること
ができる。
【0050】請求項14に記載した発明は、ファインダ
ーの曇り防止装置を有するカメラにおいて、カメラ本体
のファインダー光学系の接眼部に装着可能なファインダ
ーの曇り防止装置において、表面に透明抵抗体が形成さ
れる光学部材と、前記透明抵抗体に電力を供給する電源
と、カメラ本体への着脱に応じて前記透明抵抗体に対す
る電力供給を制御するスイッチとを有することにより、
僅かな電力でファインダー光学系の広い面積に対して曇
りを防止することができ、且つ誤って透明抵抗体への通
電を行ってしまう誤操作を防止することができるので、
無駄な電力消費を防止することができる。また、カメラ
本体と別の電源を用いるので、撮影に必要な電力を消費
することがない。
【0051】請求項15に記載した発明は、ファインダ
ーの曇り防止装置を有するカメラにおいて、表面に透明
抵抗体が形成された光学部材をカメラ本体のファインダ
ー光学系の接眼面に配置し、前記カメラ本体に対して着
脱自在な電源ユニットが前記カメラ本体に装着されるこ
とに応じて前記電源ユニットから前記透明抵抗体に電力
を供給することにより、僅かな電力でファインダー光学
系の広い面積に対して曇りを防止することができ、且つ
誤って透明抵抗体への通電を行ってしまう誤操作を防止
することができるので、無駄な電力消費を防止すること
ができる。また、カメラ本体と別の電源を用いるので、
撮影に必要な電力を消費することがない。
【0052】請求項16に記載した発明は、請求項15
に記載した発明に加えて、前記透明抵抗体の電極と接続
される端子を前記ファインダーの接眼部に設け、前記電
源ユニットが前記ファインダーの接眼部に取り付けられ
たときに、前記端子と電気的に接続される出力端子を前
記電源ユニットに設けることにより、曇り防止を行う場
合には、電源ユニットをファインダーの接眼部に取り付
ければよいので、使用者が戸惑うことなく操作すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態であるファインダーの曇り防止
装置を内蔵したアイカップの外観を示す図。
【図2】第1の実施形態であるファインダーの曇り防止
装置を内蔵したアイカップの外観を示す図。
【図3】第1の実施形態であるファインダーの曇り防止
装置を内蔵したアイカップの外観を示す図。
【図4】第1の実施形態のアイカップが取り付けられる
カメラ本体を説明する図。
【図5】第1の実施形態のアイカップがカメラ本体に取
り付けられた状態を説明する図。
【図6】第1の実施形態のアイカップがカメラ本体に取
り付けられた状態を説明する図。
【図7】第1の実施形態であるファインダーの曇り防止
装置を内蔵したアイカップの構造を説明する図。
【図8】第1の実施形態のアイカップがカメラ本体に取
り付けられた状態を説明する図。
【図9】保護ガラスに透明抵抗体、電極がコーティング
されている状態を説明する図。
【図10】第2の実施形態であるファインダーの曇り防
止装置を内蔵したカメラのファインダー光学系接眼部の
上面図。
【図11】第2の実施形態であるファインダーの曇り防
止装置を内蔵したカメラのファインダー光学系接眼部の
側面図。
【図12】保護ガラスに透明抵抗体、電極がコーティン
グされている状態を説明する図。
【図13】第2の実施形態であるファインダーの曇り防
止装置を内蔵したカメラに着脱自在のアイカップの構造
を説明する図。
【図14】電極がファインダーの有功視野を囲むように
配置する変形実施形態を説明する図。
【符号の説明】
1、19 アイカップ本体 4、13 保護ガラス 5 電池 7 電源スイッチ 8、12 接眼枠 9、14 接片 15 接片座 17 接点ピン

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファインダー光学系の接眼面の表面に、
    透明抵抗体を形成することを特徴とするファインダーの
    曇り防止装置。
  2. 【請求項2】 前記透明抵抗体の電極は透明電極である
    ことを特徴とする請求項1に記載のファインダーの曇り
    防止装置。
  3. 【請求項3】 前記透明抵抗体の電極は前記ファインダ
    ー光学系の有効視野外に配置することを特徴とする請求
    項1または2に記載のファインダーの曇り防止装置。
  4. 【請求項4】 前記透明抵抗体は前記ファインダー光学
    系の有効視野を覆うように配置することを特徴とする請
    求項1、2または3に記載のファインダーの曇り防止装
    置。
  5. 【請求項5】 前記ファインダー光学系にアイカップを
    取り付けたときに、前記透明抵抗体への通電を開始する
    ことを特徴とする請求項1ないし4のうちいづれかに記
    載ファインダーの曇り防止装置。
  6. 【請求項6】 ファインダー光学系の接眼面の表面に、
    透明抵抗体を形成することを特徴とするファインダーの
    曇り防止装置を有するカメラ。
  7. 【請求項7】 前記透明抵抗体の電極は透明電極である
    ことを特徴とする請求項6に記載のファインダーの曇り
    防止装置を有するカメラ。
  8. 【請求項8】 前記透明抵抗体の電極は前記ファインダ
    ー光学系の有効視野外に配置することを特徴とする請求
    項6または7に記載のファインダーの曇り防止装置を有
    するカメラ。
  9. 【請求項9】 前記透明抵抗体は前記ファインダー光学
    系の有効視野を覆うように配置することを特徴とする請
    求項6、7または8に記載のファインダーの曇り防止装
    置を有するカメラ。
  10. 【請求項10】 前記ファインダー光学系にアイカップ
    を取り付けたときに、前記透明抵抗体への通電を開始す
    ることを特徴とする請求項6ないし9のうちいづれかに
    記載ファインダーの曇り防止装置を有するカメラ。
  11. 【請求項11】 カメラ本体のファインダー光学系の接
    眼部に装着可能なファインダーの曇り防止装置におい
    て、表面に透明抵抗体が形成される光学部材と、前記透
    明抵抗体に電力を供給する電源と、カメラ本体への着脱
    に応じて前記透明抵抗体に対する電力供給を制御するス
    イッチとを有することを特徴とするファインダーの曇り
    防止装置。
  12. 【請求項12】 表面に透明抵抗体が形成された光学部
    材をカメラ本体のファインダー光学系の接眼面に配置
    し、前記カメラ本体に対して着脱自在な電源ユニットが
    前記カメラ本体に装着されることに応じて前記電源ユニ
    ットから前記透明抵抗体に電力を供給することを特徴と
    するファインダーの曇り防止装置。
  13. 【請求項13】 前記透明抵抗体の電極と接続される端
    子を前記ファインダーの接眼部に設け、前記電源ユニッ
    トが前記ファインダーの接眼部に取り付けられたとき
    に、前記端子と電気的に接続される出力端子を前記電源
    ユニットに設けることを特徴とする請求項12に記載の
    ファインダーの曇り防止装置。
  14. 【請求項14】 カメラ本体のファインダー光学系の接
    眼部に装着可能なファインダーの曇り防止装置におい
    て、表面に透明抵抗体が形成される光学部材と、前記透
    明抵抗体に電力を供給する電源と、カメラ本体への着脱
    に応じて前記透明抵抗体に対する電力供給を制御するス
    イッチとを有することを特徴とするファインダーの曇り
    防止装置を有するカメラ。
  15. 【請求項15】 表面に透明抵抗体が形成された光学部
    材をカメラ本体のファインダー光学系の接眼面に配置
    し、前記カメラ本体に対して着脱自在な電源ユニットが
    前記カメラ本体に装着されることに応じて前記電源ユニ
    ットから前記透明抵抗体に電力を供給することを特徴と
    するファインダーの曇り防止装置を有するカメラ。
  16. 【請求項16】 前記透明抵抗体の電極と接続される端
    子を前記ファインダーの接眼部に設け、前記電源ユニッ
    トが前記ファインダーの接眼部に取り付けられたとき
    に、前記端子と電気的に接続される出力端子を前記電源
    ユニットに設けることを特徴とする請求項15に記載の
    ファインダーの曇り防止装置を有するカメラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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