JPH1184105A - 平面型レンズの製造方法 - Google Patents

平面型レンズの製造方法

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JPH1184105A
JPH1184105A JP9248413A JP24841397A JPH1184105A JP H1184105 A JPH1184105 A JP H1184105A JP 9248413 A JP9248413 A JP 9248413A JP 24841397 A JP24841397 A JP 24841397A JP H1184105 A JPH1184105 A JP H1184105A
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寛隆 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】マイクロガラスビーズを2次元配列して構成し
た透過型スクリーンにおいて、コントラスト向上のため
の光吸収層を正確且つ簡便に形成する。 【解決手段】透明粘着層5に保持させたガラスビーズ2
の上に、例えば、トナーからなる光吸収層3を、ガラス
ビーズ2を覆う厚さまで形成する。透明基板4の側から
平行光61を照射し、各ガラスビーズ2で収斂した光の
エネルギーにより、各ガラスビーズ2の光出射部位上の
光吸収層3bのみを溶融させて除去する。光吸収層3の
材料を適宜に選択して、収斂光による燃焼、昇華又はア
ブレーションにより、光吸収層3に開口部3aを形成す
ることもできる。更に、感光性材料を利用して、各ガラ
スビーズ2の光出射部位上にのみ開口部3aを有する光
吸収層3を形成することもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、背面投射
型プロジェクタ用スクリーンに用いて特に好適な平面型
レンズの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば、HDTV(ハイビジョ
ン)用やシアター用等の大画面ディスプレイとして、液
晶ライトバルブやCRTを用いた背面投射型プロジェク
タの開発が活発化している。
【0003】図30に、従来の背面投射型プロジェクタ
の概略構成を示す。
【0004】図示の例はボックスタイプのプロジェクタ
で、映像投射部101からの投射映像光Lは、例えば、
反射ミラー102で反射されて透過型スクリーン105
に導かれる。透過型スクリーン105は、フレネルレン
ズ103と、通常、垂直方向に延びるレンチキュラーレ
ンズ104とで構成されている。そして、透過型スクリ
ーン105の背面から入射した投射映像光Lは、フレネ
ルレンズ103でほぼ平行光となった後、レンチキュラ
ーレンズ104により主として水平方向に拡散される。
【0005】図31(a)及び(b)に示すように、レ
ンチキュラーレンズ104には、その背面側(光出射
側)に、垂直方向に延びる突条部104aが設けられ、
この突条部104aに、外光を吸収して画面コントラス
トを向上させるためのブラックストライプ104bが設
けられている。例えば、押し出し成形により、アクリル
樹脂を、突条部104aを含むレンチキュラーレンズ1
04の形状に成形した後、突条部104aのみに黒色印
刷を施し、ブラックストライプ104bを形成する。
【0006】図31(b)に示すように、ブラックスト
ライプ104bの幅wは、通常、レンチキュラーレンズ
104のピッチpの0.3〜0.4倍である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たようなレンチキュラーレンズを用いた透過型スクリー
ンでは、例えば、水平方向では光が広く拡散するために
広い視野角が得られるが、垂直方向では狭い範囲にしか
光が拡散しないため、垂直方向での視野角が狭いという
欠点が有った。この欠点を克服するために、垂直方向に
延びるレンチキュラーレンズと水平方向に延びるレンチ
キュラーレンズを組み合わせた構造のものも有るが、部
品点数が増えるために部品コスト及び製造コストが高く
なるという問題が有り、また、スクリーンの積層数が増
えるためにスクリーンの厚みが大きくなり、更に、各層
間での多重反射の影響も増えるという問題が有った。
【0008】また、上述した如く、コントラスト向上の
ためにブラックストライプを設ける場合、レンチキュラ
ーレンズの光出射側に黒色印刷のための突条部を形成す
る必要が有り、且つ、その突条部を出射光の邪魔になら
ない幅に形成する必要が有るため、ブラックストライプ
による外光吸収部の面積率が、通常、30〜40%程度
に留まっていた。このため、コントラスト向上の効果が
比較的悪かった。
【0009】そこで、レンチキュラーレンズの代わり
に、透明微小球体を2次元配列して構成した平面型レン
ズによる透過型スクリーンが注目され(例えば、米国特
許第2,378,252号、同第3,552,822
号、日本国実用新案登録第2513508号公報参
照)、大画面高精細ディスプレイでの実用化に向けた研
究開発が行われている。
【0010】例えば、本出願人が先に特願平9−100
590号(平成9年4月17日出願)として提案した構
成を、図32〜図34を参照して説明する。
【0011】図32は、オープンタイプの背面投射型プ
ロジェクタの主要構成を示すもので、映像投射部21か
らの投射映像光Lは、フレネルレンズ22と平面型レン
ズ23とからなる透過型スクリーン10を介して前方に
拡散される。平面型レンズ23は、図示の如く、ガラス
ビーズのような透明微小球体2を2次元的に最密充填配
列して構成している。従って、1層の透明微小球体2に
より、投射映像光Lを水平方向及び垂直方向の夫々広い
範囲に拡散させることができる。
【0012】図33は、ボックスタイプの背面投射型プ
ロジェクタで、筐体25内に配された映像投射部21か
らの投射映像光Lは、反射ミラー24で反射されて、や
はり、フレネルレンズ22と、透明微小球体2により構
成された平面型レンズ23とからなる透過型スクリーン
10を介し前方に拡散される。
【0013】図34に、平面型レンズ23の構成の一例
を示す。
【0014】この平面型レンズ23では、例えば、ガラ
スビーズのような多数の透明微小球体2が、光入射側の
透明基板4上に形成された透明粘着層5に、各透明微小
球体2の直径の50%程度が埋め込まれて保持されてい
る。各透明微小球体2間の間隙には、例えば、カーボン
トナー等からなる光吸収層(着色層)3が形成され、各
透明微小球体2の光出射側の頂部近傍領域が、その光吸
収層3から露出している。また、透明微小球体2の光出
射側には、透明粘着層6を介して透明基板1が積層さ
れ、これにより、透明微小球体2と光吸収層3が外部か
ら保護されている。
【0015】図示省略したフレネルレンズを経て入射し
た入射光Linは、図示の如く、入射側の透明基板4及び
透明粘着層5を透過して、各透明微小球体2により収斂
され、その収斂光が、各透明微小球体2の光出射側の頂
部近傍領域を透過して、出射側の透明粘着層6及び透明
基板1を透過し、出射光Lout として拡散、出射する。
一方、透明基板1側から入射した外光Lexは、その殆ど
が光吸収層3により吸収され、従って、外光Lexの反射
によるコントラストの低下が低減する。
【0016】この時、この平面型レンズ23では、光出
射側での光吸収層3の面積率を、例えば、80%程度以
上にすることができ、従って、外光Lexの反射によるコ
ントラストの低下を大幅に低減することができて、外光
の影響を受け難いコントラストの高いスクリーンを実現
することができる。
【0017】この平面型レンズ23は、例えば、次のよ
うにして製造される。
【0018】まず、光入射側の透明基板4上に透明粘着
層5を形成し、その上に多数の透明微小球体2を散布す
る。しかる後、透明微小球体2を上から加圧して、その
直径の半分程度まで透明粘着層5内に埋め込む。次に、
全面に散布したカーボントナー等の粉状の光吸収材料
を、例えば、加圧ロールで加圧して各透明微小球体2間
の間隙に充填し、光吸収層3を形成する。次に、各透明
微小球体2の光出射側の頂部近傍領域上の光吸収材料を
拭き取り、各透明微小球体2に光出射部を形成する。し
かる後、光出射側に、透明粘着層6を介して透明基板1
を積層する。
【0019】しかしながら、この製造方法では、元来、
透明微小球体2の球径や埋め込み高さには多少のばらつ
きが有るので、各透明微小球体2の光出射部位上の光吸
収材料を正確に除去することが難しく、このため、従来
の平面型レンズ23を用いた透過型スクリーン10で
は、その輝度及びコントラストのムラが比較的大きいと
いう欠点が有った。
【0020】また、光吸収材料の拭き取りには、多大の
労力と作業時間を必要とするという問題も有った。
【0021】そこで、本発明の目的は、各透明微小球体
の光出射部位上の光吸収材料を簡便且つ正確に除去する
ことができる平面型レンズの製造方法を提供することで
ある。
【0022】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
本発明の平面型レンズの製造方法は、透明基板の上に透
明粘着層を形成する工程と、前記透明粘着層の上に複数
の透明微小球体を供給し、所定深さまで前記透明粘着層
に埋め込む工程と、前記透明粘着層から露出した部分の
前記複数の透明微小球体間の間隙に、前記複数の透明微
小球体を埋め込む厚さまで、光吸収層を形成する工程
と、前記透明基板の側から平行光を照射して、前記各透
明微小球体により収斂された前記光のエネルギーによ
り、前記各透明微小球体の光出射部位上の前記光吸収層
を溶融させる工程と、溶融した部分の前記光吸収層を除
去する工程と、を有する。
【0023】また、本発明の別の態様による平面型レン
ズの製造方法は、透明基板の上に透明粘着層を形成する
工程と、前記透明粘着層の上に複数の透明微小球体を供
給し、所定深さまで前記透明粘着層に埋め込む工程と、
前記透明粘着層から露出した部分の前記複数の透明微小
球体間の間隙に、前記複数の透明微小球体を埋め込む厚
さまで、光吸収層を形成する工程と、前記透明基板の側
から平行光を照射して、前記各透明微小球体により収斂
された前記光のエネルギーにより、前記各透明微小球体
の光出射部位上の前記光吸収層を、燃焼、昇華又はアブ
レーションにより除去する工程と、を有する。
【0024】また、本発明の更に別の態様による平面型
レンズの製造方法は、透明基板の上に第1の透明粘着層
を形成する工程と、前記第1の透明粘着層の上に複数の
透明微小球体を供給し、所定深さまで前記第1の透明粘
着層に埋め込む工程と、前記第1の透明粘着層から露出
した部分の前記複数の透明微小球体間の間隙に、前記複
数の透明微小球体を埋め込む厚さまで、光に感じて粘着
性を失う第2の透明粘着層を形成する工程と、前記透明
基板の側から平行光を照射して、前記各透明微小球体に
より収斂された前記光によって、前記各透明微小球体の
光出射部位上の前記第2の透明粘着層を感光させる工程
と、感光しなかった部分の前記第2の透明粘着層の上に
光吸収層を形成する工程と、を有する。
【0025】また、本発明の更に別の態様による平面型
レンズの製造方法は、透明基板の上に透明粘着層を形成
する工程と、前記透明粘着層の上に複数の透明微小球体
を供給し、所定深さまで前記透明粘着層に埋め込む工程
と、前記透明粘着層から露出した部分の前記複数の透明
微小球体間の間隙に、前記複数の透明微小球体を埋め込
む厚さまで、光に感じて特定の溶剤に可溶となる光吸収
層を形成する工程と、前記透明基板の側から平行光をに
照射して、前記各透明微小球体により収斂された前記光
によって、前記各透明微小球体の光出射部位上の前記光
吸収層を感光させる工程と、感光した部分の前記光吸収
層を前記溶剤に溶解させて除去する工程と、を有する。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明を好ましい実施の形
態に従い説明する。
【0027】なお、以下の実施の形態において、図32
〜図34に示した構成と対応する部位には、図32〜図
34と同一の符号を付す。
【0028】〔第1の実施の形態〕まず、図3〜図6を
参照して、本発明の第1の実施の形態による平面型レン
ズの製造方法を説明する。
【0029】まず、図3(a)に示すように、光入射側
の透明基板4の上に透明粘着層5を形成する。例えば、
保護フィルム5aの付いたアクリル系の紫外線(UV)
硬化樹脂を、例えば、ポリメチルメタクリレート(PM
MA)等のアクリル樹脂からなる透明基板4の上に貼り
付ける。4aは、透明基板4の裏面側を保護する保護フ
ィルムである。
【0030】なお、上述した基板4や粘着層5等は、目
的とする光の大部分を透過し得るものであれば、必ずし
も完全な透明体でなくても良く、従って、本明細書にお
いては、「透明」という用語を、所謂、半透明程度まで
の透明度を含めた意味で用いる。
【0031】透明基板4としては、上述したPMMA等
のアクリル樹脂以外に、例えば、剛性を有するガラス基
板や、剛性又は可撓性を有する種々のプラスチック基板
を用いることができる。上述したアクリル樹脂やガラス
以外では、例えば、ポリカーボネート樹脂、ポリオレフ
ィン樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリエ
チレン樹脂、エポキシ樹脂、ポリアリレート樹脂、ポリ
エーテルスルホン樹脂、シリコーン樹脂、ポリエチレン
テレフタレート樹脂等を用いることができる。
【0032】透明粘着層5は、多数の透明微小球体が埋
め込まれて、それらを確実に固定保持する必要性から、
光硬化前は適度な軟らかさを有するために透明微小球体
の埋め込みが容易で、且つ、光硬化後は、それらの透明
微小球体を確実に固定保持するアクリル系の紫外線硬化
樹脂で構成するのが特に好ましい。しかしながら、これ
以外のアクリル樹脂や、例えば、ポリカーボネート樹
脂、ポリオレフィン樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリスチレ
ン樹脂、ポリエチレン樹脂、エポキシ樹脂、ポリアリレ
ート樹脂、ポリエーテルスルホン樹脂、シリコーン樹
脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂等で構成しても勿
論良い。
【0033】次に、図3(b)に示すように、除電ブロ
ー41を行って静電気を中和させるとともに、吸引ごみ
取りを行いながら、保護フィルム5aを透明粘着層5か
ら剥離する。
【0034】次に、図3(c)に示すように、例えば、
ガラスビーズからなる多数の透明微小球体2を、ホッパ
ー42から透明粘着層5上に供給する。
【0035】各透明微小球体2は、上述したガラス以外
に、例えば、アクリル樹脂、ポリスチレン樹脂等のプラ
スチックで構成することもできる。
【0036】各透明微小球体2の屈折率は、少なくと
も、光入射側で透明微小球体2に接する透明粘着層5の
屈折率よりも大きく、例えば、1.4以上とする。
【0037】各透明微小球体2の大きさは、例えば、直
径d=50〜100〔μm〕とする。この大きさがあま
り大きいものを用いると、特に背面投射型プロジェクタ
用スクリーンを構成した時に、透明微小球体2間の間隙
が大きくなり過ぎて、解像度が低下する虞が有る。
【0038】また、透明微小球体2の大きさのばらつき
は、例えば、その平均直径の10%以下とする。このば
らつきがあまり大き過ぎると、透明微小球体2を均一に
分布させることが困難になる虞が有る。
【0039】次に、図4(a)に示すように、例えば、
ドクタープレート39によりスキージンクを行って、透
明微小球体2の高さを均一化する。
【0040】次に、図4(b)に示すように、例えば、
シリコーンゴム等の加圧ロール31により透明微小球体
2を上から押圧し、最下層の透明微小球体2を透明粘着
層5に埋め込む。
【0041】この透明微小球体2の透明粘着層5への埋
め込み量は、例えば、その直径の30%以上、より好ま
しくは50%程度とする。これにより、透明粘着層5に
よる各透明微小球体2の固定保持が確実になるととも
に、各透明微小球体2への光の入射量が大きくなり、例
えば、背面投射型プロジェクタ用スクリーンに用いた時
に、その輝度が高くなる。
【0042】次に、図4(c)に示すように、透明粘着
層5に埋め込まれて保持されなかった余剰の透明微小球
体2を、例えば、真空吸引手段43により吸引して除去
する。
【0043】次に、図4(d)に示すように、例えば、
カメラ44により、透明微小球体2の充填状態をチェッ
クした後、紫外線照射45を行って、紫外線硬化樹脂か
らなる透明粘着層5を硬化させ、各透明微小球体2を固
定する。
【0044】次に、図5(a)に示すように、例えば、
電子写真等に用いられるのと同様の黒色トナーからなる
光吸収層3を透明微小球体2間の間隙に充填し、更に、
その光吸収層3を、各透明微小球体2を実質的に完全に
覆う厚さまで形成する。しかる後、透明基板4の側か
ら、ハロゲンランプ、キセノンフラッシュランプ、レー
ザー光等による平行光(若しくは、それに準ずる光)6
1を照射する。
【0045】すると、図1(a)に拡大して明示するよ
うに、光61は、各透明微小球体2のレンズ作用により
収斂され、各透明微小球体2の光出射側では、実質的
に、その光出射部位上の光吸収層3の特定の部分3bの
みに照射される。そして、その凝集された光のエネルギ
ーにより、光吸収層3のその部分3bのみが局所的に加
熱され、溶融する。
【0046】そこで、図5(b)に示すように、例え
ば、光61の照射直後又は照射途中に、紙等のトナー吸
収シート62を、例えば、加圧ロール63で加圧しなが
ら、光吸収層3に押し当て、その後、図5(c)に示す
ように、トナー吸収シート62を剥がすことにより、光
吸収層3の溶融した部分3bのみを、トナー吸収シート
62に吸収させて除去する。なお、トナー吸収シート6
2を予め光吸収層3に押し当てた状態で、光61を照射
しても良い。
【0047】これにより、図1(b)の平面図に示すよ
うに、各透明微小球体2の光出射部位上にのみ開口部3
aが形成された光吸収層3を得ることができる。sは、
開口部3aの径である。
【0048】ここで、透明微小球体2及びその周辺にお
ける光線追跡シミュレーションの結果を、図2を参照し
て説明する。
【0049】例えば、直径d=50〔μm〕、屈折率n
=1.9のガラスビーズからなる透明微小球体2に、空
気及び屈折率n=1.5の透明粘着層5を経て平行光6
1が入射する場合を考える。なお、実際には、透明粘着
層5と空気との間に透明基板4が存在するが、この透明
基板4は、多くの場合、透明粘着層5とほぼ同じ屈折率
の材料で構成されるので、ここでは無視して考える。
【0050】図示の如く、透明微小球体2の直径d=5
0〔μm〕に相当する光束の平行光61が有効光として
透明微小球体2に入射した時、その光は、透明微小球体
2の反対側(光出射側)では、直径s≒20〔μm〕の
範囲に収斂され、その後、拡散していく。この直径s≒
20〔μm〕の範囲は、透明微小球体2の光出射側の頂
点からの厚みt≒2〔μm〕に相当する。
【0051】この時、透明微小球体2の光入射側と光出
射側での光束の面積比は、50:20の2乗の25:
4、約6.1となる。従って、平行光61の単位面積当
たりのエネルギーをA〔J/m2 〕とすると、光出射側
では、その約6倍の6A〔J/m2 〕のエネルギー密度
で光が照射されることになる。また、透明微小球体2に
入射する有効光の光束が直径40〔μm〕、出射側が直
径20〔μm〕だとしても、出射側では、入射側の4倍
の4A〔J/m2 〕のエネルギー密度で光が照射され
る。
【0052】そこで、例えば、エネルギー密度A〔J/
2 〕では光吸収層3は殆ど溶融しないが、エネルギー
密度4A〜6A〔J/m2 〕では光吸収層3が溶融する
ような組み合わせで、光吸収層3の材料の選択、並び
に、平行光61の照射エネルギー、照射時間等の設定を
行えば、各透明微小球体2の光出射部位上の光吸収層3
のみを、他の部分に殆ど影響を与えること無く、溶融さ
せることができる。
【0053】以上のようにして光吸収層3を形成する
と、例えば、透明微小球体2の球径やその埋め込み高さ
に多少のばらつきが有る場合でも、各透明微小球体2の
実際の光出射部位上に正確且つ簡便に開口部3aを形成
することができる。従って、この製造方法による平面型
レンズを、例えば、透過型スクリーンに用いることによ
り、輝度及びコントラストのムラの少ない優れた透過型
スクリーンを得ることができる。
【0054】次に、図6(a)に示すように、例えば、
カメラ(不図示)により、光吸収層3の形成状態をチェ
ックした後、光出射側の透明基板1を、その上に形成し
た透明粘着層6の保護フィルム6aを剥がし、光吸収層
3の上に積層する。1aは、透明基板1の裏側に設けた
保護フィルムである。
【0055】なお、光出射側の透明基板1及び透明粘着
層6としては、上述した光入射側の透明基板4及び透明
粘着層5と夫々同じものを用いることができる。例え
ば、透明基板1をアクリル板で、透明粘着層6をアクリ
ル系の紫外線硬化樹脂で夫々構成する。
【0056】しかる後、図6(b)に示すように、例え
ば、加圧ロール37により加圧して、透明基板4上に形
成した透明微小球体2及び光吸収層3の上に、透明粘着
層6を介して透明基板1を圧着する。
【0057】この後、図6(c)に示すように、紫外線
照射51を行い、透明粘着層6を硬化させて、その接着
を強化する。
【0058】なお、光入射側の透明粘着層5が、紫外線
硬化前でも充分に透明微小球体2を固定保持するもので
あれば、その透明粘着層5の最終的な紫外線硬化を、こ
の工程で同時に行うようにしても良い。
【0059】この後、保護フィルム1a、4aを夫々剥
離して、平面型レンズを得る。
【0060】以上のようにして製造された平面型レンズ
では、例えば、図1に示すように、各透明微小球体2の
光出射部位上の光吸収層3の開口部3aは、多少厚みの
有る孔状に形成される。
【0061】〔第2の実施の形態〕図7に、本発明の第
2の実施の形態による平面型レンズの製造方法を示す。
【0062】この第2の実施の形態では、例えば、上述
した第1の実施の形態の図4(d)までの工程で、各透
明微小球体2を透明粘着層5に埋め込み固定した後、図
7(a)に示すように、光吸収層3を、各透明微小球体
2を実質的に完全に覆う厚さまで形成する。
【0063】しかる後、図7(b)に示すように、透明
基板4の側から、平行光(若しくは、それに準ずる光)
64を照射し、各透明微小球体2により収斂された光の
エネルギーにより、各透明微小球体2の光出射部位上の
光吸収層3を、燃焼、昇華又はアブレーション(ablati
on:溶発)により除去して、開口部3aを形成する。
【0064】例えば、主として燃焼により開口部3aを
形成する場合には、光吸収層3として、例えば、カーボ
ン(カーボンブラック)とニトロセルロースを主成分と
した黒色樹脂層を、例えば、コーティングにより形成
し、これに、例えば、エキシマレーザー、半導体レーザ
ー等による平行光(若しくは、それに準ずる光)64を
照射する。この時、上述したニトロセルロースによる燃
焼は爆発的に起こるため、燃焼滓は殆ど残らないが、他
の燃焼助剤を用いた場合で、燃焼滓が残るような場合に
は、それを、洗浄等により除去すれば良い。
【0065】一方、主として昇華により開口部3aを形
成する場合には、例えば、昇華性トナーや昇華性インク
等からなる光吸収層3を、例えば、加圧による充填、若
しくは、コーティングにより形成し、これに、例えば、
キセノンフラッシュランプによる平行光(若しくは、そ
れに準ずる光)64を照射する。この時、昇華したトナ
ーやインク等を、対向配置した印刷用紙等に吸着させて
確実に除去するのが望ましい。
【0066】また、アブレーションは、溶融した液体
が、急激な体積膨張により、粒子状の塊となって爆発的
に飛散する現象であるが、これは、上述した燃焼や昇華
と同時に起こって良い。また、上述した燃焼と昇華も、
同時に起こっても良い。
【0067】要するに、この構成では、収斂光が当たっ
た部分の光吸収層3が、燃焼や昇華による気化又はアブ
レーションにより飛散して除去されれば、その主因とな
る現象は問わない。
【0068】ここで、主として燃焼により開口部3aを
形成する場合の照射光のエネルギーについて考察する。
【0069】カーボンブラック約10wt%、ニトロセル
ロース約20wt%、その他の樹脂成分約70wt%の黒色
シートにレーザー光を照射したところ、エネルギー密度
0〜2mJ/m2 までは、燃焼深さが0μmと変化が無
く(ニトロセルロース等の発熱にのみエネルギーが使わ
れていると考えられる。)、2mJ/m2 近辺をしきい
値として、そこからエネルギー密度が増えるのに比例し
て、燃焼深さが増していき、5mJ/m2 で約1μm、
10mJ/m2 で約3μm、20mJ/m2 で約7μm
となった。
【0070】そこで、図2において説明したように、透
明微小球体2の光出射部位上の直径s≒20〔μm〕の
開口部3aが、透明微小球体2の光出射側の頂点からの
厚みt≒2〔μm〕に相当することを考えると、照射光
のエネルギー密度Aの条件としては、例えば、エネルギ
ー密度Aで燃焼深さ0μm、エネルギー密度6Aで燃焼
深さ2μm以上となり、この条件を満たす照射光のエネ
ルギー密度Aは、1.25〜2mJ/m2 となる。
【0071】但し、実際には、各透明微小球体2の上の
光吸収層3の厚みが、上述したよりも若干厚いこと、及
び、透明微小球体2間の部分の光吸収層3が多少燃焼し
ても、その部分は元々光吸収層3が厚く形成されている
ので、使用上問題は無いということを考慮して、更に、
透明微小球体2の埋め込み深さのばらつきや大きさのば
らつきに対応できるよう、上述の範囲より多少強めの光
を当てて、光出射部位を確実に燃焼除去することが考え
られる。
【0072】以上のようにして光吸収層3に開口部3a
を形成した後は、既述した第1の実施の形態の図6
(a)〜(c)の工程と同様にして、平面型レンズを製
造する。
【0073】この第2の実施の形態の製造方法によって
も、各透明微小球体2の実際の光出射部位上に正確且つ
簡便に開口部3aを形成することができ、その開口部3
aは、図7(b)に示すように、多少厚みの有る孔状に
形成される。
【0074】〔第3の実施の形態〕図8に、本発明の第
3の実施の形態による平面型レンズの製造方法を示す。
【0075】この第3の実施の形態では、例えば、上述
した第1の実施の形態の図4(d)までの工程で、各透
明微小球体2を透明粘着層5に埋め込み固定した後、図
8(a)に示すように、例えば、紫外線に感光して粘着
性を失うようなUV感光樹脂(フォトポリマー)(例え
ば、エポキシアクリレート及びα,α−ジメトキシ−α
−フェニルアセトフェノン等の光重合開始剤を主成分と
し、その他、増感剤、熱重合禁止剤等を適宜混合したも
の)からなる透明粘着層8を、各透明微小球体2を実質
的に完全に覆う厚さまで形成する。
【0076】しかる後、図8(b)に示すように、透明
基板4の側から、紫外線による平行光(若しくは、それ
に準ずる光)65を照射し、各透明微小球体2により収
斂された光に、各透明微小球体2の光出射部位上の透明
粘着層8の部分8aを感光させて、その部分8aの粘着
性を失わせる。この時、8a以外の部分の透明粘着層8
には、光が殆ど当たらず、また、当たったとしても、光
が弱いので、その8a以外の部分の透明粘着層8は粘着
性を保持する。
【0077】そこで、次に、図8(c)に示すように、
透明粘着層8の上に、例えば、トナー粉又はインクシー
トを接触させ、トナー粉又はインクによる光吸収層3を
形成する。すると、透明粘着層8の8a以外の部分は粘
着性を有しているので、そこには、トナー粉又はインク
が比較的強固に付着し、透明粘着層8の8aの部分で
は、粘着性が殆ど無いので、トナー粉又はインクの付着
力が弱い。
【0078】従って、図8(d)に示すように、例え
ば、洗浄等により、透明粘着層8の8aの部分の光吸収
層3のみを容易に除去することができ、その部分、即
ち、各透明微小球体2の光出射部位上にのみ、光吸収層
3の開口部3aを形成することができる。
【0079】この後は、既述した第1の実施の形態の図
6(a)〜(c)の工程と同様にして、平面型レンズを
製造する。
【0080】この第3の実施の形態の製造方法によって
も、各透明微小球体2の実際の光出射部位上にのみ正確
且つ簡便に光吸収層3の開口部3aを形成することがで
き、その開口部3aは、図8(d)に示すように、多少
厚みの有る孔状に形成される。
【0081】〔第4の実施の形態〕図9に、本発明の第
4の実施の形態による平面型レンズの製造方法を示す。
【0082】この第4の実施の形態では、例えば、上述
した第1の実施の形態の図4(d)までの工程で、各透
明微小球体2を透明粘着層5に埋め込み固定した後、図
9(a)に示すように、例えば、紫外線に感光して特定
の溶剤に可溶となるUV感光樹脂(フォトポリマー)
(例えば、ノボラック樹脂とo−ナフトキノンジアジド
スルホン酸エステルとの2成分系のポジ型フォトレジス
ト)に、例えば、カーボン(カーボンブラック)等を混
入して着色した有色樹脂組成物からなる光吸収層3を、
各透明微小球体2を実質的に完全に覆う厚さまで形成す
る。
【0083】しかる後、図9(b)に示すように、透明
基板4の側から、紫外線による平行光(若しくは、それ
に準ずる光)66を照射し、各透明微小球体2により収
斂された光に、各透明微小球体2の光出射部位上の光吸
収層3の部分3cのみを感光させる。この時、透明微小
球体2間の部分の光吸収層3に光が当たらないように、
光吸収層3を形成する前に、予め、透明微小球体2間の
部分に薄くトナー層を形成しておいても良い。
【0084】次に、図9(c)に示すように、溶剤67
を光吸収層3に接触させ、光吸収層3の感光した部分3
cのみを洗い流して、光吸収層3に開口部3aを形成す
る。
【0085】この後は、既述した第1の実施の形態の図
6(a)〜(c)の工程と同様にして、平面型レンズを
製造する。
【0086】この第4の実施の形態の製造方法によって
も、各透明微小球体2の実際の光出射部位上にのみ正確
且つ簡便に光吸収層3の開口部3aを形成することがで
き、その開口部3aは、図9(c)に示すように、多少
厚みの有る孔状に形成される。
【0087】図10〜図29に、本発明の方法により製
造される平面型レンズ23の種々の態様を示す。
【0088】図10の例は、光入射側の透明基板4と透
明粘着層5と透明微小球体2と光吸収層3とからなる最
も基本的な構造の平面型レンズ23である。光出射側に
おける透明微小球体2及び光吸収層3の保護を特に必要
としない場合には、このままの形でも充分に使用可能で
ある。
【0089】図11の例は、図10に示した最も基本的
な構造において、光出射側に透明粘着層6を設け、光出
射側における透明微小球体2及び光吸収層3の保護を図
ったものである。
【0090】図12の例は、図10に示した最も基本的
な構造において、光出射側に透明基板1を設け、光出射
側における透明微小球体2及び光吸収層3の、より強固
な保護を図ったものである。この構造は、光吸収層3と
して、それ自体に接着機能を有するものを用いた場合に
可能である。
【0091】図13の例は、図10に示した最も基本的
な構造において、光出射側に透明粘着層6を介して透明
基板1を設けたものであり、例えば、図3〜図6で説明
した製造工程により製造される構造である。
【0092】図14の例は、図11に示した構造におい
て、光入射側の透明基板4を省略したものである。この
構造は、例えば、光入射側の透明基板4の代わりに剥離
可能な基板を用いて図11の構造を製造し、その過程の
適当な時期にその基板を剥離すれば、製造することがで
きる。
【0093】図15の例は、同様に、図12に示した構
造において、光入射側の透明基板4を省略したものであ
る。
【0094】図16の例は、図14に示した構造を製造
後、その平面型レンズ23の光入射側にフレネルレンズ
22を接合して、一体型の透過型スクリーン10を構成
したものである。
【0095】図17の例は、同様に、図15に示した構
造を製造後、その平面型レンズ23の光入射側にフレネ
ルレンズ22を接合して、一体型の透過型スクリーン1
0を構成したものである。
【0096】図18の例は、図10に示した構造におい
て、透明基板4の代わりに剥離基板を用いて平面型レン
ズ23を製造し、剥離基板を剥離後、その光入射側にフ
レネルレンズ22を接合して、一体型の透過型スクリー
ン10を構成したものである。このように、平面型レン
ズ23自体に基板を設けなくても、フレネルレンズ22
と接合することにより、その形状安定性を確保すること
が可能である。
【0097】図19の例は、同様に、図11に示した構
造において、透明基板4の代わりに剥離基板を用いて平
面型レンズ23を製造し、剥離基板を剥離後、その光入
射側にフレネルレンズ22を接合して、一体型の透過型
スクリーン10を構成したものである。
【0098】図20の例は、図14に示した構造の平面
型レンズ23の光入射側及び光出射側に夫々酸化シリコ
ン(SiO2 )膜等の反射防止膜7を設けたものであ
る。
【0099】図21の例は、同様に、図15に示した構
造の平面型レンズ23の光入射側及び光出射側に夫々反
射防止膜7を設けたものである。
【0100】図22の例は、同様に、図10に示した構
造の平面型レンズ23の光入射側及び光出射側に夫々反
射防止膜7を設けたものである。
【0101】図23の例は、同様に、図11に示した構
造の平面型レンズ23の光入射側及び光出射側に夫々反
射防止膜7を設けたものである。
【0102】図24の例は、同様に、図12に示した構
造の平面型レンズ23の光入射側及び光出射側に夫々反
射防止膜7を設けたものである。
【0103】図25の例は、同様に、図13に示した構
造の平面型レンズ23の光入射側及び光出射側に夫々反
射防止膜7を設けたものである。
【0104】図26の例は、図16に示した構造におい
て、フレネルレンズ22の光入射側及び平面型レンズ2
3の光出射側に夫々反射防止膜7を設けたものである。
【0105】図27の例は、同様に、図17に示した構
造において、フレネルレンズ22の光入射側及び平面型
レンズ23の光出射側に夫々反射防止膜7を設けたもの
である。
【0106】図28の例は、同様に、図18に示した構
造において、フレネルレンズ22の光入射側及び平面型
レンズ23の光出射側に夫々反射防止膜7を設けたもの
である。
【0107】図29の例は、同様に、図19に示した構
造において、フレネルレンズ22の光入射側及び平面型
レンズ23の光出射側に夫々反射防止膜7を設けたもの
である。
【0108】以上に説明した平面型レンズ23は、例え
ば、図32又は図33に示す背面投射型プロジェクタ用
の透過型スクリーン10に用いて特に好適なものであ
る。
【0109】なお、以上に説明した実施の形態において
は、透明微小球体2を平面状に配置したが、透明微小球
体2は、例えば、僅かに湾曲した透明基板に沿って曲面
状に配置されても良い。
【0110】
【発明の効果】本発明においては、複数の透明微小球体
からなる平面型レンズを製造するに際し、平面型レンズ
の実際の使用形態と実質的に同じ経路で光を透過させ、
各透明微小球体の光出射部において、その光の当たった
部分の光吸収層のみを選択的に除去して、各透明微小球
体の光出射部位上に光吸収層の開口部を形成する。
【0111】従って、例えば、透明微小球体の球径等に
多少のばらつきが有る場合でも、各透明微小球体の実際
の光出射部位上にのみ正確且つ簡便に光吸収層の開口部
を形成することができる。この結果、この本発明による
平面型レンズを、例えば、透過型スクリーンに用いた時
に、輝度及びコントラストのムラの少ない優れた透過型
スクリーンを得ることができる。
【0112】また、本発明による製造方法は、例えば、
各透明微小球体の光出射部位上の光吸収層を拭き取って
除去する場合に比し、大幅な労力削減及び工程時間の短
縮が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による平面型レンズ
の製造方法を示す概略断面図及び平面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態による平面型レンズ
の光線追跡シミュレーションの結果を示す模式図であ
る。
【図3】本発明の第1の実施の形態による平面型レンズ
の製造方法を工程順に示す概略断面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態による平面型レンズ
の製造方法を工程順に示す概略断面図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態による平面型レンズ
の製造方法を工程順に示す概略断面図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態による平面型レンズ
の製造方法を工程順に示す概略断面図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態による平面型レンズ
の製造方法を工程順に示す概略断面図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態による平面型レンズ
の製造方法を工程順に示す概略断面図である。
【図9】本発明の第4の実施の形態による平面型レンズ
の製造方法を工程順に示す概略断面図である。
【図10】本発明により製造される平面型レンズの一態
様を示す概略断面図である。
【図11】本発明により製造される平面型レンズの一態
様を示す概略断面図である。
【図12】本発明により製造される平面型レンズの一態
様を示す概略断面図である。
【図13】本発明により製造される平面型レンズの一態
様を示す概略断面図である。
【図14】本発明により製造される平面型レンズの一態
様を示す概略断面図である。
【図15】本発明により製造される平面型レンズの一態
様を示す概略断面図である。
【図16】本発明により製造される平面型レンズを用い
た背面投射型プロジェクタ用スクリーンの一態様を示す
概略断面図である。
【図17】本発明により製造される平面型レンズを用い
た背面投射型プロジェクタ用スクリーンの一態様を示す
概略断面図である。
【図18】本発明により製造される平面型レンズを用い
た背面投射型プロジェクタ用スクリーンの一態様を示す
概略断面図である。
【図19】本発明により製造される平面型レンズを用い
た背面投射型プロジェクタ用スクリーンの一態様を示す
概略断面図である。
【図20】本発明により製造される平面型レンズの一態
様を示す概略断面図である。
【図21】本発明により製造される平面型レンズの一態
様を示す概略断面図である。
【図22】本発明により製造される平面型レンズの一態
様を示す概略断面図である。
【図23】本発明により製造される平面型レンズの一態
様を示す概略断面図である。
【図24】本発明により製造される平面型レンズの一態
様を示す概略断面図である。
【図25】本発明により製造される平面型レンズの一態
様を示す概略断面図である。
【図26】本発明により製造される平面型レンズを用い
た背面投射型プロジェクタ用スクリーンの一態様を示す
概略断面図である。
【図27】本発明により製造される平面型レンズを用い
た背面投射型プロジェクタ用スクリーンの一態様を示す
概略断面図である。
【図28】本発明により製造される平面型レンズを用い
た背面投射型プロジェクタ用スクリーンの一態様を示す
概略断面図である。
【図29】本発明により製造される平面型レンズを用い
た背面投射型プロジェクタ用スクリーンの一態様を示す
概略断面図である。
【図30】従来の背面投射型プロジェクタを示す概略図
である。
【図31】従来の背面投射型プロジェクタにおけるレン
チキュラーレンズの構成を示す概略図及び断面図であ
る。
【図32】透明微小球体による平面型レンズを用いたオ
ープンタイプの背面投射型プロジェクタを示す概略図で
ある。
【図33】透明微小球体による平面型レンズを用いたボ
ックスタイプの背面投射型プロジェクタを示す概略図で
ある。
【図34】透明微小球体による平面型レンズの構成を示
す概略断面図である。
【符号の説明】
1、4…透明基板、2…透明微小球体、3…光吸収層、
3a…開口部、5、6…透明粘着層、7…反射防止膜、
8…透明粘着層、10…透過型スクリーン、21…映像
投射部、22…フレネルレンズ、23…平面型レンズ、
24…反射ミラー、25…筐体、61…平行光、62…
トナー吸収シート、63…加圧ロール、64…レーザー
光、65、66…紫外線、67…溶剤、L…投射映像
光、Lin…入射光、Lout …出射光、Lex…外光

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明基板の上に透明粘着層を形成する工
    程と、 前記透明粘着層の上に複数の透明微小球体を供給し、所
    定深さまで前記透明粘着層に埋め込む工程と、 前記透明粘着層から露出した部分の前記複数の透明微小
    球体間の間隙に、前記複数の透明微小球体を埋め込む厚
    さまで、光吸収層を形成する工程と、 前記透明基板の側から平行光を照射して、前記各透明微
    小球体により収斂された前記光のエネルギーにより、前
    記各透明微小球体の光出射部位上の前記光吸収層を溶融
    させる工程と、 溶融した部分の前記光吸収層を除去する工程と、を有す
    る、平面型レンズの製造方法。
  2. 【請求項2】 溶融した部分の前記光吸収層を、シート
    部材に吸収させて除去する、請求項1に記載の平面型レ
    ンズの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記光吸収層を除去する工程の後、その
    上に、第2の透明粘着層を介して、第2の透明基板を積
    層する工程を更に有する、請求項1に記載の平面型レン
    ズの製造方法。
  4. 【請求項4】 透明基板の上に透明粘着層を形成する工
    程と、 前記透明粘着層の上に複数の透明微小球体を供給し、所
    定深さまで前記透明粘着層に埋め込む工程と、 前記透明粘着層から露出した部分の前記複数の透明微小
    球体間の間隙に、前記複数の透明微小球体を埋め込む厚
    さまで、光吸収層を形成する工程と、 前記透明基板の側から平行光を照射して、前記各透明微
    小球体により収斂された前記光のエネルギーにより、前
    記各透明微小球体の光出射部位上の前記光吸収層を、燃
    焼、昇華又はアブレーションにより除去する工程と、を
    有する、平面型レンズの製造方法。
  5. 【請求項5】 カーボン及びニトロセルロースを含有し
    た樹脂組成物からなる光吸収層を形成する、請求項4に
    記載の平面型レンズの製造方法。
  6. 【請求項6】 前記光吸収層を除去する工程の後、その
    上に、第2の透明粘着層を介して、第2の透明基板を積
    層する工程を更に有する、請求項4に記載の平面型レン
    ズの製造方法。
  7. 【請求項7】 透明基板の上に第1の透明粘着層を形成
    する工程と、 前記第1の透明粘着層の上に複数の透明微小球体を供給
    し、所定深さまで前記第1の透明粘着層に埋め込む工程
    と、 前記第1の透明粘着層から露出した部分の前記複数の透
    明微小球体間の間隙に、前記複数の透明微小球体を埋め
    込む厚さまで、光に感じて粘着性を失う第2の透明粘着
    層を形成する工程と、 前記透明基板の側から平行光を照射して、前記各透明微
    小球体により収斂された前記光によって、前記各透明微
    小球体の光出射部位上の前記第2の透明粘着層を感光さ
    せる工程と、 感光しなかった部分の前記第2の透明粘着層の上に光吸
    収層を形成する工程と、を有する、平面型レンズの製造
    方法。
  8. 【請求項8】 前記第2の透明粘着層を感光させる光と
    して、紫外線を用いる、請求項7に記載の平面型レンズ
    の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記光吸収層を形成する工程の後、その
    上に、第3の透明粘着層を介して、第2の透明基板を積
    層する工程を更に有する、請求項7に記載の平面型レン
    ズの製造方法。
  10. 【請求項10】 透明基板の上に透明粘着層を形成する
    工程と、 前記透明粘着層の上に複数の透明微小球体を供給し、所
    定深さまで前記透明粘着層に埋め込む工程と、 前記透明粘着層から露出した部分の前記複数の透明微小
    球体間の間隙に、前記複数の透明微小球体を埋め込む厚
    さまで、光に感じて特定の溶剤に可溶となる光吸収層を
    形成する工程と、 前記透明基板の側から平行光をに照射して、前記各透明
    微小球体により収斂された前記光によって、前記各透明
    微小球体の光出射部位上の前記光吸収層を感光させる工
    程と、 感光した部分の前記光吸収層を前記溶剤に溶解させて除
    去する工程と、を有する、平面型レンズの製造方法。
  11. 【請求項11】 前記光吸収層を感光させる光として、
    紫外線を用いる、請求項10に記載の平面型レンズの製
    造方法。
  12. 【請求項12】 前記光吸収層を除去する工程の後、そ
    の上に、第2の透明粘着層を介して、第2の透明基板を
    積層する工程を更に有する、請求項10に記載の平面型
    レンズの製造方法。
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