JPH1195004A - 平面型レンズ及びその製造方法並びに背面投射型プロジェクタ用スクリーン - Google Patents

平面型レンズ及びその製造方法並びに背面投射型プロジェクタ用スクリーン

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JPH1195004A
JPH1195004A JP9250527A JP25052797A JPH1195004A JP H1195004 A JPH1195004 A JP H1195004A JP 9250527 A JP9250527 A JP 9250527A JP 25052797 A JP25052797 A JP 25052797A JP H1195004 A JPH1195004 A JP H1195004A
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JP
Japan
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transparent
light
adhesive layer
transparent microspheres
microspheres
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Application number
JP9250527A
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English (en)
Inventor
Kenichi Ozawa
兼一 小沢
Hidetoshi Watanabe
英俊 渡辺
Hirotaka Ito
寛隆 伊藤
Tsuneo Muchi
常雄 鞭
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】マイクロガラスビーズを2次元配列して構成し
た透過型スクリーンにおいて、コントラスト向上のため
の光吸収層を簡便に形成する。 【解決手段】透明粘着層5に保持された各マイクロガラ
スビーズ2の頂部近傍領域を、例えば、親水性の被膜2
aにより親水性処理する。しかる後、例えば、カーボン
トナーを鉱油に分散させた油性の分散液を上から供給
し、マイクロガラスビーズ2間に充填する。この後、鉱
油を蒸発させて、光吸収層3を形成する。マイクロガラ
スビーズ2として、予めその表面全体に親水性処理を施
したものを用いても良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平面型レンズ及び
その製造方法並びにその平面型レンズを用いた背面投射
型プロジェクタ用スクリーンに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば、HDTV(ハイビジョ
ン)用やシアター用等の大画面ディスプレイとして、液
晶ライトバルブやCRTを用いた背面投射型プロジェク
タの開発が活発化している。
【0003】図27に、従来の背面投射型プロジェクタ
の概略構成を示す。
【0004】図示の例はボックスタイプのプロジェクタ
で、映像投射部101からの投射映像光Lは、例えば、
反射ミラー102で反射されて透過型スクリーン105
に導かれる。透過型スクリーン105は、フレネルレン
ズ103と、通常、垂直方向に延びるレンチキュラーレ
ンズ104とで構成されている。そして、透過型スクリ
ーン105の背面から入射した投射映像光Lは、フレネ
ルレンズ103でほぼ平行光となった後、レンチキュラ
ーレンズ104により主として水平方向に拡散される。
【0005】図28(a)及び(b)に示すように、レ
ンチキュラーレンズ104には、その背面側(光出射
側)に垂直方向に延びる突条部104aが設けられ、こ
の突条部104aに、外光を吸収して画面コントラスト
を向上させるためのブラックストライプ104bが設け
られている。例えば、押し出し成形により、アクリル樹
脂を、突条部104aを含むレンチキュラーレンズ10
4の形状に成形した後、突条部104aのみに黒色印刷
を施し、ブラックストライプ104bを形成する。
【0006】図28(b)に示すように、ブラックスト
ライプ104bの幅wは、通常、レンチキュラーレンズ
104のピッチpの0.3〜0.4倍である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たようなレンチキュラーレンズを用いた透過型スクリー
ンでは、例えば、水平方向では光が広く拡散するために
広い視野角が得られるが、垂直方向では狭い範囲にしか
光が拡散しないため、垂直方向での視野角が狭いという
欠点が有った。この欠点を克服するために、垂直方向に
延びるレンチキュラーレンズと水平方向に延びるレンチ
キュラーレンズを組み合わせた構造のものも有るが、部
品点数が増えるために部品コスト及び製造コストが高く
なるという問題が有り、また、スクリーンの積層数が増
えるためにスクリーンの厚みが大きくなり、更に、各層
間での多重反射の影響も増えるという問題が有った。
【0008】また、上述した如く、コントラスト向上の
ためにブラックストライプを設ける場合、レンチキュラ
ーレンズの光出射側に黒色印刷のための突条部を形成す
る必要が有り、且つ、その突条部を出射光の邪魔になら
ない幅に形成する必要が有るため、ブラックストライプ
による外光吸収部の面積率が、通常、30〜40%程度
に留まっていた。このため、コントラスト向上の効果が
比較的悪かった。
【0009】そこで、レンチキュラーレンズの代わり
に、透明微小球体を2次元配列して構成した平面型レン
ズによる透過型スクリーンが注目され(例えば、米国特
許第2,378,252号、同第3,552,822
号、日本国実用新案登録第2513508号公報参
照)、大画面高精細ディスプレイでの実用化に向けた研
究開発が行われている。
【0010】例えば、本出願人が先に特願平9−100
590号(平成9年4月17日出願)として提案した構
成を図29〜図31を参照して説明する。
【0011】図29は、オープンタイプの背面投射型プ
ロジェクタの主要構成を示すもので、映像投射部21か
らの投射映像光Lは、フレネルレンズ22と平面型レン
ズ23とからなる透過型スクリーン10を介して前方に
拡散される。平面型レンズ23は、図示の如く、ガラス
ビーズのような透明微小球体2を2次元的に最密充填配
列して構成している。従って、1層の透明微小球体2に
より、投射映像光Lを水平方向及び垂直方向の夫々広い
範囲に拡散させることができる。
【0012】図30は、ボックスタイプの背面投射型プ
ロジェクタで、筐体25内に配された映像投射部21か
らの投射映像光Lは、反射ミラー24で反射されて、や
はり、フレネルレンズ22と、透明微小球体2により構
成された平面型レンズ23とからなる透過型スクリーン
10を介し前方に拡散される。
【0013】図31に、平面型レンズ23の構成の一例
を示す。
【0014】この平面型レンズ23では、例えば、ガラ
スビーズのような多数の透明微小球体2が、光入射側の
透明基板4上に形成された透明粘着層5に、各透明微小
球体2の直径の50%程度が埋め込まれて保持されてい
る。各透明微小球体2間の間隙には、例えば、カーボン
トナー等からなる光吸収層(着色層)3が形成され、各
透明微小球体2の光出射側の頂部近傍領域が、その光吸
収層3から露出している。また、透明微小球体2の光出
射側には、透明粘着層6を介して透明基板1が積層さ
れ、これにより、透明微小球体2と光吸収層3が外部か
ら保護されている。
【0015】図示省略したフレネルレンズを経て入射し
た入射光Linは、図示の如く、入射側の透明基板4及び
透明粘着層5を透過して、各透明微小球体2により収斂
され、その収斂光が、各透明微小球体2の光出射側の頂
部近傍領域を透過して、出射側の透明粘着層6及び透明
基板1を透過し、出射光Lout として拡散、出射する。
一方、透明基板1側から入射した外光Lexは、その殆ど
が光吸収層3により吸収され、従って、外光Lexの反射
によるコントラストの低下が低減する。
【0016】この時、この平面型レンズ23では、光出
射側での光吸収層3の面積率を、例えば、80%程度以
上にすることができ、従って、外光Lexの反射によるコ
ントラストの低下を大幅に低減することができて、外光
の影響を受け難いコントラストの高いスクリーンを実現
することができる。
【0017】この平面型レンズ23は、例えば、次のよ
うにして製造される。
【0018】まず、光入射側の透明基板4上に透明粘着
層5を形成し、その上に多数の透明微小球体2を散布す
る。しかる後、透明微小球体2を上から加圧して、その
直径の半分程度まで透明粘着層5内に埋め込む。次に、
全面に散布したカーボントナー等の粉状の光吸収材料
を、例えば、加圧ロールで加圧して各透明微小球体2間
の間隙に充填し、光吸収層3を形成する。次に、各透明
微小球体2の光出射側の頂部近傍領域上の光吸収材料を
除去して、各透明微小球体2に光出射部を形成する。し
かる後、光出射側に、透明粘着層6を介して透明基板1
を積層する。
【0019】しかしながら、この製造方法では、各透明
微小球体2間の間隙に粉状の光吸収材料を均一に充填す
ることが比較的難しく、また、各透明微小球体2に光出
射部を形成する際、その頭出し面積のばらつきが比較的
大きいという問題が有った。このため、この従来の平面
型レンズ23を用いた透過型スクリーン10では、その
輝度及びコントラストのムラが比較的大きいという欠点
が有った。
【0020】また、この製造方法では、カーボントナー
等の光吸収材料を全面に散布してから、それを各透明微
小球体2間の間隙に充填する工程及び各透明微小球体2
の光出射側の頂部近傍領域上の光吸収材料を除去する工
程が夫々必要であり、製造時間が全体的に長くなって、
結果、コスト高になるという問題も有った。更に、除去
したカーボントナー等による工程の汚染の問題も有っ
た。
【0021】そこで、本発明の目的は、各透明微小球体
の頂部近傍領域を露出させるように各透明微小球体間の
間隙を埋め込む光吸収層の形成を比較的短時間で且つ効
果的に行うことができる構成の平面型レンズ及びその製
造方法並びにその平面型レンズを用いた背面投射型プロ
ジェクタ用スクリーンを提供することである。
【0022】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
本発明の平面型レンズは、平面状又は曲面状に分布し、
且つ、各々の少なくとも光出射側の所定箇所表面に親水
性処理が施されている複数の透明微小球体と、前記複数
の透明微小球体を保持する粘着層と、前記各透明微小球
体の光出射側の前記所定箇所を露出させるように、前記
複数の透明微小球体間の間隙に配された親油性の光吸収
層と、を有する。
【0023】また、本発明の平面型レンズの製造方法
は、基材の上に粘着層を形成する工程と、前記粘着層の
上に複数の透明微小球体を供給し、所定深さまで前記粘
着層に埋め込む工程と、前記粘着層から露出した部分の
前記複数の透明微小球体の表面を親水性処理する工程
と、前記複数の透明微小球体間の間隙に親油性の光吸収
材料を充填して、前記各透明微小球体の光出射側の所定
領域が露出した光吸収層を形成する工程と、を有する。
【0024】また、本発明の別の態様による平面型レン
ズの製造方法は、基材の上に粘着層を形成する工程と、
前記粘着層の上に、予め表面全体が親水性処理された複
数の透明微小球体を供給し、所定深さまで前記粘着層に
埋め込む工程と、前記複数の透明微小球体間の間隙に親
油性の光吸収材料を充填して、前記各透明微小球体の光
出射側の所定領域が露出した光吸収層を形成する工程
と、を有する。
【0025】また、本発明の背面投射型プロジェクタ用
スクリーンでは、平面状又は曲面状に分布し、且つ、各
々の少なくとも光出射側の所定箇所表面に親水性処理が
施されている複数の透明微小球体と、前記複数の透明微
小球体を保持する粘着層と、前記各透明微小球体の光出
射側の前記所定箇所を露出させるように、前記複数の透
明微小球体間の間隙に配された親油性の光吸収層とを有
する平面型レンズを用いる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明を好ましい実施の形
態に従い説明する。
【0027】なお、以下の実施の形態において、図29
〜図31に示した構成と対応する部位には、図29〜図
31と同一の符号を付す。
【0028】〔第1の実施の形態〕まず、図2〜図5を
参照して、本発明の第1の実施の形態による平面型レン
ズを、その製造方法に従い説明する。
【0029】まず、図2(a)に示すように、光入射側
の透明基板4の上に透明粘着層5を形成する。例えば、
保護フィルム5aの付いたアクリル系の紫外線(UV)
硬化樹脂を、例えば、ポリメチルメタクリレート(PM
MA)等のアクリル樹脂からなる透明基板4の上に貼り
付ける。4aは、透明基板4の裏面側を保護する保護フ
ィルムである。
【0030】なお、上述した基板4や粘着層5等は、目
的とする光の大部分を透過し得るものであれば、必ずし
も完全な透明体でなくても良く、従って、本明細書にお
いては、「透明」という用語を、いわゆる半透明程度ま
での透明度を含めた意味で用いる。
【0031】透明基板4としては、上述したPMMA等
のアクリル樹脂以外に、例えば、剛性を有するガラス基
板や、剛性又は可撓性を有する種々のプラスチック基板
を用いることができる。上述したアクリル樹脂やガラス
以外では、例えば、ポリカーボネート樹脂、ポリオレフ
ィン樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリエ
チレン樹脂、エポキシ樹脂、ポリアリレート樹脂、ポリ
エーテルスルホン樹脂、シリコーン樹脂、ポリエチレン
テレフタレート樹脂等を用いることができる。
【0032】透明粘着層5は、多数の透明微小球体が埋
め込まれて、それらを確実に固定保持する必要性から、
光硬化前は適度な軟らかさを有するために透明微小球体
の埋め込みが容易で、且つ、光硬化後は、それらの透明
微小球体を確実に固定保持するアクリル系の紫外線硬化
樹脂で構成するのが特に好ましい。しかしながら、これ
以外のアクリル樹脂や、例えば、ポリカーボネート樹
脂、ポリオレフィン樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリスチレ
ン樹脂、ポリエチレン樹脂、エポキシ樹脂、ポリアリレ
ート樹脂、ポリエーテルスルホン樹脂、シリコーン樹
脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂等で構成しても勿
論良い。
【0033】次に、図2(b)に示すように、除電ブロ
ー41を行って静電気を中和させるとともに、吸引ごみ
取りを行いながら、保護フィルム5aを透明粘着層5か
ら剥離する。
【0034】次に、図2(c)に示すように、例えば、
ガラスビーズからなる多数の透明微小球体2を、ホッパ
ー42から透明粘着層5上に供給する。
【0035】各透明微小球体2は、上述したガラス以外
に、例えば、アクリル樹脂、ポリスチレン樹脂等のプラ
スチックで構成することもできる。
【0036】各透明微小球体2の屈折率は、少なくと
も、光入射側で透明微小球体2に接する透明粘着層5の
屈折率よりも大きく、例えば、1.4以上とする。
【0037】各透明微小球体2の大きさは、例えば、直
径d=50〜100〔μm〕とする。この大きさがあま
り大きいものを用いると、特に背面投射型プロジェクタ
用スクリーンを構成した時に、透明微小球体2間の間隙
が大きくなり過ぎて、解像度が低下する虞が有る。
【0038】また、透明微小球体2の大きさのばらつき
は、例えば、その平均直径の10%以下とする。このば
らつきがあまり大き過ぎると、透明微小球体2を均一に
分布させることが困難になる虞が有る。
【0039】次に、図3(a)に示すように、例えば、
ドクタープレート39によりスキージンクを行って、透
明微小球体2の高さを均一化する。
【0040】次に、図3(b)に示すように、例えば、
シリコーンゴム等の加圧ロール31により透明微小球体
2を上から押圧し、最下層の透明微小球体2を透明粘着
層5に埋め込む。
【0041】この透明微小球体2の透明粘着層5への埋
め込み量は、例えば、その直径の30%以上、より好ま
しくは50%程度とする。これにより、透明粘着層5に
よる各透明微小球体2の固定保持が確実になるととも
に、各透明微小球体2への光の入射量が大きくなり、例
えば、背面投射型プロジェクタ用スクリーンに用いた時
に、その輝度が高くなる。
【0042】次に、図3(c)に示すように、透明粘着
層5に埋め込まれて保持されなかった余剰の透明微小球
体2を、例えば、真空吸引手段43により吸引して除去
する。
【0043】次に、図4(a)に示すように、例えば、
カメラ44により、透明微小球体2の充填状態をチェッ
クした後、紫外線照射45を行って、紫外線硬化樹脂か
らなる透明粘着層5を硬化させ、各透明微小球体2を固
定する。
【0044】次に、図4(b)に示すように、例えば、
コロイダルシリカ、エチレングリコール等の親水性材料
を染み込ませた布46で、各透明微小球体2の露出して
いる表面を拭き、その表面に、上述の親水性材料を付着
させるか、或いは、図1(a)に模式的に示すように、
親水性材料の薄い被膜2aを形成して、各透明微小球体
2の露出表面を親水性処理する。図4(b)の符号47
は、布46を連続走行させるためのガイドローラであ
る。なお、この工程は、手作業で行っても良い。
【0045】ちなみに、各透明微小球体2を、例えば、
ガラスで構成したような場合、ガラスの表面は一般に親
水性であるが、その表面に、上述したような、より強い
親水性処理を積極的に施すことにより、後述の油性材料
を弾く効果を、より確実に得ることができる。
【0046】次に、図4(c)に示すように、例えば、
親油性のカーボントナーを鉱油中に分散させたゾル状の
分散液(例えば、日立粉末冶金社製のヒタゾル0L−2
M)を、例えば、ノズル48から連続的に吐出させて、
透明微小球体2間の間隙に充填する。この時、図1
(a)に示すように、各透明微小球体2の頂部近傍領域
表面は、例えば、被膜2aにより、強い親水性処理が施
されているので、その部分では、油性の分散液が弾か
れ、従って、各透明微小球体2の頂部近傍領域表面にカ
ーボントナーが付着することは殆ど無い。
【0047】この状態で、例えば、加熱により鉱油を蒸
発させ、図1(a)に示すような、カーボントナーから
なる光吸収層3を形成する。
【0048】ちなみに、最終的に形成される光吸収層3
の厚みt1 は、例えば、約20μm、透明粘着層5の厚
みt2 は、例えば、約20μm、透明基板4の厚みt3
は、例えば、約2mmである。また、各透明微小球体2
の直径は、例えば、約50μmである。なお、この図1
(a)では、透明基板4の裏側の保護フィルム5aは、
その図示を省略した。
【0049】図1(b)に、各透明微小球体2の頂部近
傍領域を露出させた状態で形成された光吸収層3の平面
図を示す。sは、光吸収層3の開口部3aの径である。
【0050】上述のプロセスにより形成された光吸収層
3の各開口部3aの開口面積は、基本的に、光吸収層3
の膜厚によってのみ決まるので、図示の如く、全体的に
比較的均一に形成される。
【0051】このようにして光吸収層3を形成すると、
従来のような各透明微小球体2の頂部近傍領域を露出さ
せるためのトナー除去工程が特に必要無くなるので、そ
の取り除いたトナー粉が設備を汚したり、また、他のト
ナー層部分に再付着して、光吸収層3の厚みを不揃いに
するといった不都合を解消することができる。
【0052】次に、図5(a)に示すように、例えば、
カメラ(不図示)により、光吸収層3の充填状態をチェ
ックした後、光出射側の透明基板1の上に形成した透明
粘着層6の保護フィルム6aを剥がし、上述した如くに
光入射側の透明基板4の上に形成した透明微小球体2及
び光吸収層3の上に積層する。1aは、透明基板1の裏
側に設けた保護フィルムである。
【0053】なお、光出射側の透明基板1及び透明粘着
層6としては、上述した光入射側の透明基板4及び透明
粘着層5と夫々同じものを用いることができる。例え
ば、透明基板1をアクリル板で、透明粘着層6をアクリ
ル系の紫外線硬化樹脂で夫々構成する。
【0054】しかる後、図5(b)に示すように、例え
ば、加圧ロール37により加圧して、透明基板4上に形
成した透明微小球体2及び光吸収層3の上に、透明粘着
層6を介して透明基板1を圧着する。
【0055】この後、図5(c)に示すように、紫外線
照射51を行い、透明粘着層6を硬化させて、その接着
を強化する。
【0056】なお、光入射側の透明粘着層5が、紫外線
硬化前でも充分に透明微小球体2を固定保持するもので
あれば、その透明粘着層5の最終的な紫外線硬化を、こ
の工程で同時に行うようにしても良い。
【0057】この後、保護フィルム1a、4aを夫々剥
離して、平面型レンズを得る。
【0058】〔第2の実施の形態〕図6に、本発明の第
2の実施の形態による平面型レンズの構成を示す。
【0059】図示の如く、この第2の実施の形態では、
各透明微小球体2の表面全体に親水性処理が施されてい
る。これ以外の構成は、例えば、図1(a)に示す第1
の実施の形態と実質的に同一である。
【0060】この第2の実施の形態では、例えば、コロ
イダルシリカ、エチレングリコール等の親水性材料に各
透明微小球体2を浸漬した後、引き上げることにより、
各透明微小球体2の表面を簡便に親水性処理することが
できる。即ち、その表面に、上述の親水性材料を付着さ
せるか、或いは、親水性材料の薄い被膜2aを形成する
ことができる。
【0061】しかる後、その親水性処理された透明微小
球体2を、例えば、既述した第1の実施の形態の図2
(c)の工程で、透明粘着層5上に供給すれば、図4
(b)の親水性処理工程が不要になること以外は、既述
した第1の実施の形態と実質的に同一の工程で平面型レ
ンズを製造することができる。
【0062】この第2の実施の形態では、工程を簡略化
することができるため、作業時間の短縮及び設備費の削
減を達成することができる。
【0063】図7〜図26に、平面型レンズ23の種々
の態様を示す。
【0064】図7の例は、光入射側の透明基板4と透明
粘着層5と透明微小球体2と光吸収層3とからなる最も
基本的な構造の平面型レンズ23である。光出射側にお
ける透明微小球体2及び光吸収層3の保護を特に必要と
しない場合には、このままの形でも充分に使用可能であ
る。
【0065】図8の例は、図7に示した最も基本的な構
造において、光出射側に透明粘着層6を設け、光出射側
における透明微小球体2及び光吸収層3の保護を図った
ものである。
【0066】図9の例は、図7に示した最も基本的な構
造において、光出射側に透明基板1を設け、光出射側に
おける透明微小球体2及び光吸収層3の、より強固な保
護を図ったものである。この構造は、光吸収層3とし
て、それ自体に接着機能を有するものを用いた場合に可
能である。
【0067】図10の例は、図7に示した最も基本的な
構造において、光出射側に透明粘着層6を介して透明基
板1を設けたものであり、例えば、図2〜図5で説明し
た製造工程により製造される構造である。
【0068】図11の例は、図9に示した構造におい
て、光入射側の透明基板4を省略したものである。この
構造は、例えば、光入射側の透明基板4の代わりに剥離
可能な基板を用いて図9の構造を製造し、その過程の適
当な時期にその基板を剥離すれば、製造することができ
る。
【0069】図12の例は、同様に、図10に示した構
造において、光入射側の透明基板4を省略したものであ
る。
【0070】図13の例は、図11に示した構造を製造
後、その平面型レンズ23の光入射側にフレネルレンズ
22を接合して、一体型の透過型スクリーン10を構成
したものである。
【0071】図14の例は、同様に、図12に示した構
造を製造後、その平面型レンズ23の光入射側にフレネ
ルレンズ22を接合して、一体型の透過型スクリーン1
0を構成したものである。
【0072】図15の例は、図7に示した構造におい
て、透明基板4の代わりに剥離基板を用いて平面型レン
ズ23を製造し、剥離基板を剥離後、その光入射側にフ
レネルレンズ22を接合して、一体型の透過型スクリー
ン10を構成したものである。このように、平面型レン
ズ23自体に基板を設けなくても、フレネルレンズ22
と接合することにより、その形状安定性を確保すること
が可能である。
【0073】図16の例は、同様に、図8に示した構造
において、透明基板4の代わりに剥離基板を用いて平面
型レンズ23を製造し、剥離基板を剥離後、その光入射
側にフレネルレンズ22を接合して、一体型の透過型ス
クリーン10を構成したものである。
【0074】図17の例は、図11に示した構造の平面
型レンズ23の光入射側及び光出射側に夫々酸化シリコ
ン(SiO2 )膜等の反射防止膜7を設けたものであ
る。
【0075】図18の例は、同様に、図12に示した構
造の平面型レンズ23の光入射側及び光出射側に夫々反
射防止膜7を設けたものである。
【0076】図19の例は、同様に、図7に示した構造
の平面型レンズ23の光入射側及び光出射側に夫々反射
防止膜7を設けたものである。
【0077】図20の例は、同様に、図8に示した構造
の平面型レンズ23の光入射側及び光出射側に夫々反射
防止膜7を設けたものである。
【0078】図21の例は、同様に、図9に示した構造
の平面型レンズ23の光入射側及び光出射側に夫々反射
防止膜7を設けたものである。
【0079】図22の例は、同様に、図10に示した構
造の平面型レンズ23の光入射側及び光出射側に夫々反
射防止膜7を設けたものである。
【0080】図23の例は、図13に示した構造におい
て、フレネルレンズ22の光入射側及び平面型レンズ2
3の光出射側に夫々反射防止膜7を設けたものである。
【0081】図24の例は、同様に、図14に示した構
造において、フレネルレンズ22の光入射側及び平面型
レンズ23の光出射側に夫々反射防止膜7を設けたもの
である。
【0082】図25の例は、同様に、図15に示した構
造において、フレネルレンズ22の光入射側及び平面型
レンズ23の光出射側に夫々反射防止膜7を設けたもの
である。
【0083】図26の例は、同様に、図16に示した構
造において、フレネルレンズ22の光入射側及び平面型
レンズ23の光出射側に夫々反射防止膜7を設けたもの
である。
【0084】以上に説明した平面型レンズ23は、例え
ば、図29又は図30に示す背面投射型プロジェクタ用
の透過型スクリーン10に用いて特に好適なものであ
る。
【0085】なお、以上に説明した実施の形態において
は、透明微小球体2を平面状に配置したが、透明微小球
体2は、例えば、僅かに湾曲した透明基板に沿って曲面
状に配置されても良い。
【0086】
【発明の効果】本発明においては、平面型レンズを構成
する複数の透明微小球体の各々の少なくとも光出射側の
所定箇所表面に親水性処理を施しているので、例えば、
粘着層に保持させた状態の複数の透明微小球体の上か
ら、親油性の光吸収材料を、例えば、油性の媒質中に分
散させた分散液の形で供給することにより、透明微小球
体間の間隙を充填し、且つ、各透明微小球体の光出射側
の所定領域が露出した光吸収層を簡便に形成することが
できる。
【0087】また、各透明微小球体間に均一に光吸収層
を形成することができるので、特に、輝度及びコントラ
ストのムラの少ない高性能の背面投射型プロジェクタ用
スクリーンを提供することができる。
【0088】更に、例えば、各透明微小球体の光出射部
を光吸収層から露出させるための、各透明微小球体上の
光吸収材料を除去する工程が不要となり、また、工程を
簡略化することができるため、製造時間を短縮すること
ができ、ひいては、製品の製造コストを下げることがで
きる。また、除去したトナー粉等による工程の汚染の問
題も無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による平面型レンズ
の構成を示す概略断面図及び平面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態による平面型レンズ
の製造方法を工程順に示す概略断面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態による平面型レンズ
の製造方法を工程順に示す概略断面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態による平面型レンズ
の製造方法を工程順に示す概略断面図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態による平面型レンズ
の製造方法を工程順に示す概略断面図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態による平面型レンズ
の構成を示す概略断面図及び平面図である。
【図7】本発明の平面型レンズの一態様を示す概略断面
図である。
【図8】本発明の平面型レンズの一態様を示す概略断面
図である。
【図9】本発明の平面型レンズの一態様を示す概略断面
図である。
【図10】本発明の平面型レンズの一態様を示す概略断
面図である。
【図11】本発明の平面型レンズの一態様を示す概略断
面図である。
【図12】本発明の平面型レンズの一態様を示す概略断
面図である。
【図13】本発明の背面投射型プロジェクタ用スクリー
ンの一態様を示す概略断面図である。
【図14】本発明の背面投射型プロジェクタ用スクリー
ンの一態様を示す概略断面図である。
【図15】本発明の背面投射型プロジェクタ用スクリー
ンの一態様を示す概略断面図である。
【図16】本発明の背面投射型プロジェクタ用スクリー
ンの一態様を示す概略断面図である。
【図17】本発明の平面型レンズの一態様を示す概略断
面図である。
【図18】本発明の平面型レンズの一態様を示す概略断
面図である。
【図19】本発明の平面型レンズの一態様を示す概略断
面図である。
【図20】本発明の平面型レンズの一態様を示す概略断
面図である。
【図21】本発明の平面型レンズの一態様を示す概略断
面図である。
【図22】本発明の平面型レンズの一態様を示す概略断
面図である。
【図23】本発明の背面投射型プロジェクタ用スクリー
ンの一態様を示す概略断面図である。
【図24】本発明の背面投射型プロジェクタ用スクリー
ンの一態様を示す概略断面図である。
【図25】本発明の背面投射型プロジェクタ用スクリー
ンの一態様を示す概略断面図である。
【図26】本発明の背面投射型プロジェクタ用スクリー
ンの一態様を示す概略断面図である。
【図27】従来の背面投射型プロジェクタを示す概略図
である。
【図28】従来の背面投射型プロジェクタにおけるレン
チキュラーレンズの構成を示す概略図及び断面図であ
る。
【図29】透明微小球体による平面型レンズを用いたオ
ープンタイプの背面投射型プロジェクタを示す概略図で
ある。
【図30】透明微小球体による平面型レンズを用いたボ
ックスタイプの背面投射型プロジェクタを示す概略図で
ある。
【図31】透明微小球体による平面型レンズの構成を示
す概略断面図である。
【符号の説明】
1、4…透明基板、2…透明微小球体、2a…被膜、3
…光吸収層、3a…開口部、5、6…透明粘着層、7…
反射防止膜、10…透過型スクリーン、21…映像投射
部、22…フレネルレンズ、23…平面型レンズ、24
…反射ミラー、25…筐体、L…投射映像光、Lin…入
射光、Lout …出射光、Lex…外光
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鞭 常雄 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面状又は曲面状に分布し、且つ、各々
    の少なくとも光出射側の所定箇所表面に親水性処理が施
    されている複数の透明微小球体と、 前記複数の透明微小球体を保持する粘着層と、 前記各透明微小球体の光出射側の前記所定箇所を露出さ
    せるように、前記複数の透明微小球体間の間隙に配され
    た親油性の光吸収層と、を有する平面型レンズ。
  2. 【請求項2】 前記各透明微小球体の全表面に親水性処
    理が施されている、請求項1に記載の平面型レンズ。
  3. 【請求項3】 前記複数の透明微小球体が単層に配置さ
    れており、光入射側において、前記各透明微小球体の直
    径の30%以上が、透明な前記粘着層に埋め込まれてい
    る、請求項1に記載の平面型レンズ。
  4. 【請求項4】 基材の上に粘着層を形成する工程と、 前記粘着層の上に複数の透明微小球体を供給し、所定深
    さまで前記粘着層に埋め込む工程と、 前記粘着層から露出した部分の前記複数の透明微小球体
    の表面を親水性処理する工程と、 前記複数の透明微小球体間の間隙に親油性の光吸収材料
    を充填して、前記各透明微小球体の光出射側の所定領域
    が露出した光吸収層を形成する工程と、を有する、平面
    型レンズの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記光吸収材料を油性の媒質中に分散さ
    せた分散液を前記複数の透明微小球体間の間隙に充填し
    た後、前記媒質を蒸発させて除去する、請求項4に記載
    の平面型レンズの製造方法。
  6. 【請求項6】 前記粘着層として、透明な粘着層を形成
    する、請求項4に記載の平面型レンズの製造方法。
  7. 【請求項7】 前記基材として、透明基板を用いる、請
    求項6に記載の平面型レンズの製造方法。
  8. 【請求項8】 前記光吸収層を形成する工程の後、その
    上に、第2の透明粘着層を介して、第2の透明基板を積
    層する工程を更に有する、請求項7に記載の平面型レン
    ズの製造方法。
  9. 【請求項9】 基材の上に粘着層を形成する工程と、 前記粘着層の上に、予め表面全体が親水性処理された複
    数の透明微小球体を供給し、所定深さまで前記粘着層に
    埋め込む工程と、 前記複数の透明微小球体間の間隙に親油性の光吸収材料
    を充填して、前記各透明微小球体の光出射側の所定領域
    が露出した光吸収層を形成する工程と、を有する、平面
    型レンズの製造方法。
  10. 【請求項10】 前記光吸収材料を油性の媒質中に分散
    させた分散液を前記複数の透明微小球体間の間隙に充填
    した後、前記媒質を蒸発させて除去する、請求項9に記
    載の平面型レンズの製造方法。
  11. 【請求項11】 前記粘着層として、透明な粘着層を形
    成する、請求項9に記載の平面型レンズの製造方法。
  12. 【請求項12】 前記基材として、透明基板を用いる、
    請求項11に記載の平面型レンズの製造方法。
  13. 【請求項13】 前記光吸収層を形成する工程の後、そ
    の上に、第2の透明粘着層を介して、第2の透明基板を
    積層する工程を更に有する、請求項12に記載の平面型
    レンズの製造方法。
  14. 【請求項14】 平面状又は曲面状に分布し、且つ、各
    々の少なくとも光出射側の所定箇所表面に親水性処理が
    施されている複数の透明微小球体と、前記複数の透明微
    小球体を保持する粘着層と、前記各透明微小球体の光出
    射側の前記所定箇所を露出させるように、前記複数の透
    明微小球体間の間隙に配された親油性の光吸収層とを有
    する平面型レンズを用いた、背面投射型プロジェクタ用
    スクリーン。
  15. 【請求項15】 前記各透明微小球体の全表面に親水性
    処理が施されている、請求項14に記載の背面投射型プ
    ロジェクタ用スクリーン。
  16. 【請求項16】 前記複数の透明微小球体が単層に配置
    されており、光入射側において、前記各透明微小球体の
    直径の30%以上が透明な前記粘着層に埋め込まれてい
    る、請求項14に記載の背面投射型プロジェクタ用スク
    リーン。
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