JPH1183279A - 低温ショーケース - Google Patents
低温ショーケースInfo
- Publication number
- JPH1183279A JPH1183279A JP26093497A JP26093497A JPH1183279A JP H1183279 A JPH1183279 A JP H1183279A JP 26093497 A JP26093497 A JP 26093497A JP 26093497 A JP26093497 A JP 26093497A JP H1183279 A JPH1183279 A JP H1183279A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cool air
- air discharge
- cold air
- side part
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- Prior art date
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- Granted
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- Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Abstract
蔵室内の冷却効果を改善することができる低温ショーケ
ースを提供する。 【解決手段】 低温ショーケース1の上面開口の一側に
設けられた冷気吐出口7内に風向板9を設ける。風向板
9に冷気吐出口7の下部から水平方向に延在して冷気吐
出ダクト6側に張り出した下辺部10を設ける。風向板
9の下辺部10の先端から一体に連続して折り返した上
辺部12を設ける。上辺部12を下辺部10と所定の間
隔を存して対向させる。下辺部10の先端を冷気吐出ダ
クト6の壁面と離間させる。下辺部10に複数の冷気吹
出孔11・・・を形成する。上辺部12は冷気吹出孔1
1・・・の上方で先端を低く傾斜させる。
Description
の開口を備え、この開口に冷気エアーカーテンを形成し
て成る低温ショーケースに関するものである。
えば実公平7−420781号公報(F25D23/0
0)に示されている。この低温ショーケースはスーパー
マーケット或いはコンビニエンスストアなどの店舗内に
設置されるもので、貯蔵室に冷凍或いは冷蔵食品等を保
存しながら陳列するように構成されている。以下、図5
を用いて係る従来の低温ショーケース100の構造を説
明する。低温ショーケース100は上面を開口した図示
しない断熱箱体にて構成されており、断熱箱体の開口上
縁前後には図5に示す如きガラス或いはアクリル板等か
ら成る二重構造の透明壁104がそれぞれ設けられてい
る。
間隔を存して仕切板105が設けられており、仕切板1
05の内側を貯蔵室103とされている。そして、例え
ば貯蔵室103の開口後側の仕切板105上端と透明壁
104の間に冷気吐出口107が形成され、開口前側の
仕切板105と透明壁104間に図示しない冷気吸込口
が形成される。
冷気吐出ダクト107が下方から起立して形成され、そ
の上端は冷気吐出口107に連通しており、前側の透明
壁104と仕切板105間には冷気吸込ダクト(図示せ
ず)が下方から起立して形成され、その上端は前記冷気
吐出口に連通している。また、各透明壁104、104
の上部は内側に湾曲しており、これによって冷気吐出口
107と冷気吸込口は対向するかたちとされている。
部には二枚のガラス板などの端部を連結するための吐出
ブレーカ108が取り付けられている。この吐出ブレー
カ108には冷気吐出ダクト106側に低く傾斜する突
出部108Aが形成され、冷気吐出口107上部に突出
している。
ト106側に向けて制御板109が取り付けられてい
る。この制御板109は、冷気吐出ダクト106内の冷
気を絞って流速を速めるためのもので、冷気吐出ダクト
106内を上昇した冷気は突出部108Aと制御板10
9とによって絞られた後、冷気吐出口107より吐出さ
れるように構成されている。
冷却室が設けられており、この冷却室には図示しない冷
凍装置を構成する冷却器及び送風機等が設置されてい
る。係る冷却室は冷気吐出ダクト106及び前記冷気吸
込ダクトに連通しており、送風機が運転されると冷却器
にて冷却された冷気は、冷気吐出ダクト106内を上昇
して冷気吐出口107より冷気吸込口に向かって吐出さ
れる。
は冷気エアーカーテンが形成され、この冷気エアーカー
テンの一部が貯蔵室103内を循環し、貯蔵室103内
に陳列した冷凍或いは冷蔵食品は所定の冷凍或いは冷蔵
に保存される。そして、冷気吸込口に向かって吐出され
た冷気は冷気吸込口より冷却室に帰還する。係る冷却に
よって、吐出ブレーカ108には結露が生じるが、これ
らの結露は突出部108Aを伝って冷気吐出ダクト10
6側に流下するので、貯蔵室103が浸水することは無
いものであった。
来の構成では冷気吐出ダクト106内に設けられた制御
板109によって冷気吐出ダクト106内を上昇した冷
気を絞ることにより、冷気のスピードを速めて冷気エア
ーカーテンを形成するだけの構造であったため、外乱に
よって冷気エアーカーテンが乱れ易く、特に、吐出ブレ
ーカ108の突出部108Aによって冷気吐出口107
の上縁部に渦流が発生するため、大量の外気が巻き込ま
れて冷却効果を大幅に低下させてしまう問題があった。
巻き込まれると、貯蔵室103内の湿度が多くなってし
まう。これによって、貯蔵室103内に霜や露が増大し
てしまう問題もある。
ために成されたものであり、簡単な構成により冷気エア
ーカーテンの乱れを防止し、貯蔵室内の冷却効果を改善
することができる低温ショーケースを提供することを目
的とする。
低温ショーケースは、上面に物品出入用の開口を備え、
この開口に冷気エアーカーテンを形成したもので、開口
の一側に形成され、水平方向に開放した冷気吐出口と、
下方から起立して冷気吐出口に連通する冷気吐出ダクト
と、冷気吐出口内に設けられた風向板とを備え、この風
向板は冷気吐出ダクト内を上昇して来る冷気を内側と外
側とに分割すると共に、内側の冷気流を水平より下方に
指向させるものである。
は、上記に加えて風向板は、外側の冷気流の速度を、内
側よりも速くするものである。
は、請求項1又は請求項2に加えて風向板は、冷気吐出
口の下部から水平方向に延在し、冷気吐出ダクト側に張
り出した下辺部と、この下辺部の先端から一体に連続し
て折り返され、下辺部と間隔を存して対向する上辺部と
から構成され、下辺部の先端は冷気吐出ダクトの壁面と
間隔を存し、且つ、下辺部には複数の冷気吹出孔が形成
されると共に、上辺部はこの冷気吹出孔の上方におい
て、先端が低く傾斜して設けられているものである。
形態を詳述する。図1は本発明の低温ショーケース1の
斜視図、図2は本発明の低温ショーケース1の冷気吐出
ダクト6部分の拡大縦断側面図、図3は風向板9の斜視
図をそれぞれ示している。実施例の低温ショーケース1
は、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどの
店舗内に設置されて、貯蔵室3内に冷凍或いは冷蔵食品
等を保存しながら陳列するもので、上面を開口した断熱
箱体2にて構成されている。
(或いはアクリル板等)で構成された二重構造の透明壁
4、4が立設されており、各透明壁4の内側には所定の
間隔を存して仕切板5(貯蔵室3の壁面となる)がそれ
ぞれ設けられている。また、後側の透明壁4と仕切板5
の間に冷気吐出ダクト6が形成され、下方から起立して
おり、前側の透明壁4と図示しない前側の仕切板の間に
は冷気吸込ダクトが形成され、下方から起立している。
そして、両仕切板5の内側を貯蔵室3とされている。
尚、13、13は透明壁4、4の側部を連結する側板で
ある。
先端間には冷気吐出口7が形成され、冷気吐出ダクト6
の上端はこの冷気吐出口7に連通している。また、前側
の仕切板の上端と透明壁4の先端間には図示しない冷気
吸込口が形成され、冷気吸込ダクトの上端はこの冷気吸
込口に連通している。また、透明壁4の上部は貯蔵室3
側に湾曲して形成されており、これにより、冷気吐出口
7より吐出された冷気は冷気吸込口に向けて吐出される
ように構成されている。
の端部を連結する吐出ブレーカ8が取り付けられてい
る。この吐出ブレーカ8の下部は冷気吐出ダクト6方向
に低く傾斜しており、この傾斜面8Aの下端が、仕切板
5より透明壁4側において、当該透明壁4の内側のガラ
ス板の先端に連結している。また、冷気吐出ダクト6内
には風向板9が設けられており、この風向板9は冷気吐
出ダクト6内を上昇した冷気を内側と外側とに分割する
と共に、内側の冷気流Bを水平より下方に指向させるも
ので、仕切板5の上端に取り付けられている。
から構成されており、下辺部10は冷気吐出口7の下部
となる仕切板5上端部から透明壁4側に水平方向に延在
されている。また、下辺部10は冷気吐出ダクト6内の
略中間で略45度の角度で上側に折れ曲がっており、そ
の先端は透明壁4と所定の間隔を存してその近傍まで延
在している。そして、折り曲げられた透明壁4側の下辺
部10には所定寸法の冷気吹出孔11が一端から他端に
かけて複数穿設されている。この冷気吹出孔11・・・
は円形、長円形或いは角形に形成されている。尚、9A
は仕切板5への取付片である。
連続して一体に形成されており、この上辺部12は下辺
部10の先端から鋭角で透明壁4端部に向けて折り返さ
れている。そして、上辺部12はまた冷気吐出ダクト6
内の略中間から折り曲げられ、これら上辺部12と下辺
部10とは所定の間隔を存して対向される。また、上辺
部12は冷気吹出孔11・・・の上方で先端を低く傾斜
されると共に、下辺部10の先端を仕切板5と所定の間
隔で離間されている。
冷気吹出孔11・・・を通り抜けた冷気は、仕切板5と
上辺部12との間から貯蔵室3に吐出されると共に、上
辺部12によって冷気流は水平より下方に指向するよう
になる。
は風向板9によって内側の冷気流Bと外側の冷気流Aと
に分割される。また、風向板9を透明壁4近傍まで延在
させることにより、そこを通過する冷気流Aは絞られ、
風向板9の上側の冷気吐出口7より吐出される冷気の流
速は冷気流Bよりも速められる。更に、風向板9の上辺
部12の先端を低く傾斜させることにより、冷気流Bは
貯蔵室3内に向けて吹き出されるようになる。
ない冷却室が設けられており、この冷却室には冷凍装置
(図示せず)を構成する冷却器及び送風機等が設置され
ると共に、冷却室は冷気吐出ダクト6及び冷気吸込ダク
トに連通している。そして、送風機が運転されると冷却
器で冷却された冷気は、冷気吐出ダクト6内を上昇して
冷気吐出口7より冷気吸込口に向かって吐出される。
アーカーテンが形成されるが、このとき、前述の如く風
向板9によって冷気吐出ダクト6内を上昇した冷気は内
側の冷気流Bと外側の冷気流Aとに分割されると共に、
外側の冷気流Aは速められ、内側の冷気流Bは水平より
下方に吐出される。これにより、外側の冷気エアーカー
テンによる外気の巻込量を減少させることができ、大幅
に冷却効率を向上させることができるようになる。
は貯蔵室3内に向けて吐出させているので、吐出された
冷気は貯蔵室3外に出て行ってしまうことを防止するこ
とができる。これにより、貯蔵室3内へ流入する冷気循
環量を増大させることができ、貯蔵室3内に陳列した冷
凍或いは冷蔵食品を良好に保存することができるように
なる。そして、貯蔵室3内を循環した冷気及び冷気エア
ーカーテンは冷気吸込口より冷気吸込ダクトを介して冷
却室に帰還する。
傾斜面8Aを伝って冷気吐出ダクト6内に流下するが、
このとき吐出ブレーカ8の傾斜面8Aは従来の如く冷気
吐出口7に突出しないので、冷気流Aが乱されることも
無いものである。
に物品出入用の開口を備え、この開口に冷気エアーカー
テンを形成して成る低温ショーケースにおいて、開口の
一側に形成され、水平方向に開放した冷気吐出口と、下
方から起立して冷気吐出口に連通する冷気吐出ダクト
と、冷気吐出口内に設けられた風向板とを備えており、
この風向板により冷気吐出ダクト内を上昇して来る冷気
を内側と外側とに分割し、且つ、内側の冷気流を水平よ
り下方に指向させるようにしたので、冷気吐出ダクトを
上昇して来た冷気が冷気吐出口から上方に逃げ難くな
り、庫内への冷気循環量が増大することによる冷却効果
・冷却速度の向上を図ることができるようになる。
向板により外側の冷気流の速度を、内側よりも速くした
ので、外側の冷気エアーカーテンによる外気の巻込量が
減少し、これによっても冷却効果の向上が図れると共
に、庫内に侵入する外気の減少により、霜や露の付着量
も減少するものである。
えて風向板を、冷気吐出口の下部から水平方向に延在
し、冷気吐出ダクト側に張り出した下辺部と、この下辺
部の先端から一体に連続して折り返され、下辺部と間隔
を存して対向する上辺部とから構成し、下辺部の先端を
冷気吐出ダクトの壁面と離間させ、且つ、下辺部には複
数の冷気吹出孔を形成すると共に、上辺部はこの冷気吹
出孔の上方において、先端が低く傾斜するよう設けたの
で、前記の如き冷気の分流及び方向付けを単一の風向板
にて行うことができるようになる。
の低減と生産性の向上を図ることができるようになるも
のである。
分の拡大縦断側面図である。
の拡大縦断側面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 上面に物品出入用の開口を備え、この開
口に冷気エアーカーテンを形成して成る低温ショーケー
スにおいて、 前記開口の一側に形成され、水平方向に開放した冷気吐
出口と、下方から起立して前記冷気吐出口に連通する冷
気吐出ダクトと、前記冷気吐出口内に設けられた風向板
とを備え、この風向板は前記冷気吐出ダクト内を上昇し
て来る冷気を内側と外側とに分割すると共に、内側の冷
気流を水平より下方に指向させることを特徴とする低温
ショーケース。 - 【請求項2】 風向板は、外側の冷気流の速度を、内側
よりも速くすることを特徴とする請求項1の低温ショー
ケース。 - 【請求項3】 風向板は、冷気吐出口の下部から水平方
向に延在し、冷気吐出ダクト側に張り出した下辺部と、
この下辺部の先端から一体に連続して折り返され、下辺
部と間隔を存して対向する上辺部とから構成され、前記
下辺部の先端は冷気吐出ダクトの壁面と間隔を存し、且
つ、下辺部には複数の冷気吹出孔が形成されると共に、
上辺部はこの冷気吹出孔の上方において、先端が低く傾
斜して設けられていることを特徴とする請求項1又は請
求項2の低温ショーケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26093497A JP3806496B2 (ja) | 1997-09-08 | 1997-09-08 | 低温ショーケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26093497A JP3806496B2 (ja) | 1997-09-08 | 1997-09-08 | 低温ショーケース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1183279A true JPH1183279A (ja) | 1999-03-26 |
JP3806496B2 JP3806496B2 (ja) | 2006-08-09 |
Family
ID=17354811
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26093497A Expired - Lifetime JP3806496B2 (ja) | 1997-09-08 | 1997-09-08 | 低温ショーケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3806496B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012233623A (ja) * | 2011-04-28 | 2012-11-29 | Sanyo Electric Co Ltd | オープンショーケース |
JP2017156009A (ja) * | 2016-03-01 | 2017-09-07 | 三機工業株式会社 | 局所冷却装置 |
KR20180024279A (ko) * | 2016-08-29 | 2018-03-08 | 엘지전자 주식회사 | 냉장고 |
-
1997
- 1997-09-08 JP JP26093497A patent/JP3806496B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012233623A (ja) * | 2011-04-28 | 2012-11-29 | Sanyo Electric Co Ltd | オープンショーケース |
JP2017156009A (ja) * | 2016-03-01 | 2017-09-07 | 三機工業株式会社 | 局所冷却装置 |
KR20180024279A (ko) * | 2016-08-29 | 2018-03-08 | 엘지전자 주식회사 | 냉장고 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3806496B2 (ja) | 2006-08-09 |
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