JPH1182987A - 固形廃棄物のガス化処理方法 - Google Patents
固形廃棄物のガス化処理方法Info
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- JPH1182987A JPH1182987A JP9250147A JP25014797A JPH1182987A JP H1182987 A JPH1182987 A JP H1182987A JP 9250147 A JP9250147 A JP 9250147A JP 25014797 A JP25014797 A JP 25014797A JP H1182987 A JPH1182987 A JP H1182987A
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- gas
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- Treating Waste Gases (AREA)
- Chimneys And Flues (AREA)
- Gasification And Melting Of Waste (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 安価な吸着剤で活性炭と同等にダイオキシン
を除去でき、吸着ダイオキシンの分解も容易にできる廃
棄物のガス化処理方法を提供する。 【解決手段】 固形廃棄物８を、４００℃〜６００℃の
比較的低温で熱分解ガス化１し、発生した熱分解ガスと
カーボン類を１３００〜１５００℃の高温度で酸化燃焼
４し、灰分を溶融スラグ化して分離後の高温燃焼排ガス
を、熱回収５後、ばいじん及び酸性ガスを除去６する固
形廃棄物のガス化処理方法において、前記低温での熱分
解ガス化を行う、該低温ガス化炉１の出口ガスを、分離
器２に通して比較的粗いカーボン粒子を分離し、分離し
た粒子を粉砕３してその一部１０をばいじん及び酸性ガ
ス除去後の排ガスに噴霧した後、該排ガスをバグフィル
タ７に通して微量のダイオキシンを吸着、除去すること
としたものであり、前記吸着したカーボン粒子は、高温
溶融炉４に導入して酸化分解するのが良い。
を除去でき、吸着ダイオキシンの分解も容易にできる廃
棄物のガス化処理方法を提供する。 【解決手段】 固形廃棄物８を、４００℃〜６００℃の
比較的低温で熱分解ガス化１し、発生した熱分解ガスと
カーボン類を１３００〜１５００℃の高温度で酸化燃焼
４し、灰分を溶融スラグ化して分離後の高温燃焼排ガス
を、熱回収５後、ばいじん及び酸性ガスを除去６する固
形廃棄物のガス化処理方法において、前記低温での熱分
解ガス化を行う、該低温ガス化炉１の出口ガスを、分離
器２に通して比較的粗いカーボン粒子を分離し、分離し
た粒子を粉砕３してその一部１０をばいじん及び酸性ガ
ス除去後の排ガスに噴霧した後、該排ガスをバグフィル
タ７に通して微量のダイオキシンを吸着、除去すること
としたものであり、前記吸着したカーボン粒子は、高温
溶融炉４に導入して酸化分解するのが良い。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、固形廃棄物のガス
化処理方法に係り、特に固形廃棄物をガス化処理して得
られる排ガスから、ダイオキシンを有効に除去するガス
化処理方法に関する。
化処理方法に係り、特に固形廃棄物をガス化処理して得
られる排ガスから、ダイオキシンを有効に除去するガス
化処理方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、都市ごみ等の固形廃棄物を燃焼さ
せた燃焼排ガスの処理は、ａ）廃熱ボイラ等で冷却し、
ばいじんの除去及び酸性ガスの中和のため消石灰を吹き
込んで電気集塵機又はバグフィルタを通した後、粒状活
性炭吸着塔を通して排ガス中の微量ダイオキシンを除去
するか、ｂ）冷却後の排ガスのばいじんの除去及び酸性
ガス中和のための消石灰の吹込みと同時に、粉末活性炭
を消石灰と混合して、あるいは、消石灰とは別に粉末活
性炭を吹き込み、バグフィルタを通して、ばいじん、酸
性ガス、ダイオキシンを同時に除去する方法が行われて
いる。
せた燃焼排ガスの処理は、ａ）廃熱ボイラ等で冷却し、
ばいじんの除去及び酸性ガスの中和のため消石灰を吹き
込んで電気集塵機又はバグフィルタを通した後、粒状活
性炭吸着塔を通して排ガス中の微量ダイオキシンを除去
するか、ｂ）冷却後の排ガスのばいじんの除去及び酸性
ガス中和のための消石灰の吹込みと同時に、粉末活性炭
を消石灰と混合して、あるいは、消石灰とは別に粉末活
性炭を吹き込み、バグフィルタを通して、ばいじん、酸
性ガス、ダイオキシンを同時に除去する方法が行われて
いる。
【０００３】しかしながら、前記ａ）の方法は、粒状活
性炭が高価であり、そして、粒状活性炭吸着塔の設備費
も高く付き、また、ｂ）の方法は、設備は簡易で安価で
あるが、粉末活性炭が高価で、使用済み粉末活性炭がば
いじん、塩類等と混合されているので、高温溶融炉で高
温酸化分解すると、ばいじん、塩類がガス化して循環
し、高濃度となり、炉耐火材の損耗等の問題が生じ、循
環蓄積することを考えると実施できない。従って、吸着
したダイオキシンの新たな分解装置を設置する必要があ
り、結果的に高価となる等の問題があった。
性炭が高価であり、そして、粒状活性炭吸着塔の設備費
も高く付き、また、ｂ）の方法は、設備は簡易で安価で
あるが、粉末活性炭が高価で、使用済み粉末活性炭がば
いじん、塩類等と混合されているので、高温溶融炉で高
温酸化分解すると、ばいじん、塩類がガス化して循環
し、高濃度となり、炉耐火材の損耗等の問題が生じ、循
環蓄積することを考えると実施できない。従って、吸着
したダイオキシンの新たな分解装置を設置する必要があ
り、結果的に高価となる等の問題があった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の問題点を解消し、高価な吸着剤を用いることなく、
活性炭と同等のダイオキシン除去効果が得られ、吸着ダ
イオキシンの分解も容易にできる固形廃棄物のガス化処
理方法を提供することを課題とする。
術の問題点を解消し、高価な吸着剤を用いることなく、
活性炭と同等のダイオキシン除去効果が得られ、吸着ダ
イオキシンの分解も容易にできる固形廃棄物のガス化処
理方法を提供することを課題とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、固形廃棄物を、４００℃〜６００℃の
比較的低温で熱分解ガス化し、発生した熱分解ガスとカ
ーボン類を１３００〜１５００℃の高温度で酸化燃焼
し、灰分を溶融スラグ化して分離後の高温燃焼排ガス
を、熱回収して冷却後、該排ガスからばいじん及び酸性
ガスを除去する固形廃棄物のガス化処理方法において、
前記低温での熱分解ガス化を流動床炉で行い、該流動床
炉の出口ガスを分離器に通して比較的粗いカーボン粒子
を分離し、分離した粒子を粉砕してその一部をばいじん
及び酸性ガス除去後の排ガスに噴霧した後、該排ガスを
バグフィルタに通して微量のダイオキシンを吸着、除去
することとしたものである。
に、本発明では、固形廃棄物を、４００℃〜６００℃の
比較的低温で熱分解ガス化し、発生した熱分解ガスとカ
ーボン類を１３００〜１５００℃の高温度で酸化燃焼
し、灰分を溶融スラグ化して分離後の高温燃焼排ガス
を、熱回収して冷却後、該排ガスからばいじん及び酸性
ガスを除去する固形廃棄物のガス化処理方法において、
前記低温での熱分解ガス化を流動床炉で行い、該流動床
炉の出口ガスを分離器に通して比較的粗いカーボン粒子
を分離し、分離した粒子を粉砕してその一部をばいじん
及び酸性ガス除去後の排ガスに噴霧した後、該排ガスを
バグフィルタに通して微量のダイオキシンを吸着、除去
することとしたものである。
【０００６】また、本発明では、前記低温での熱分解ガ
ス化をロータリキルンで行い、該キルン出口で破砕され
たカーボン粒子の一部を分離し、前記ばいじん及び酸性
ガス除去後の排ガスに噴霧した後、該排ガスをバグフィ
ルタに通して微量のダイオキシンを吸着、除去すること
としたものである。前記処理方法において、ダイオキシ
ンを吸着したカーボン粒子は、高温で酸化燃焼する高温
溶融炉に導入して吸着したダイオキシンを酸化分解する
のがよい。また、前記バグフィルタで回収したカーボン
粒子は、排ガス中に噴霧して循環再利用することがで
き、その際の再利用するカーボン粒子の循環量は、新た
に供給する新カーボン量の５〜５０倍とするのが良い。
ス化をロータリキルンで行い、該キルン出口で破砕され
たカーボン粒子の一部を分離し、前記ばいじん及び酸性
ガス除去後の排ガスに噴霧した後、該排ガスをバグフィ
ルタに通して微量のダイオキシンを吸着、除去すること
としたものである。前記処理方法において、ダイオキシ
ンを吸着したカーボン粒子は、高温で酸化燃焼する高温
溶融炉に導入して吸着したダイオキシンを酸化分解する
のがよい。また、前記バグフィルタで回収したカーボン
粒子は、排ガス中に噴霧して循環再利用することがで
き、その際の再利用するカーボン粒子の循環量は、新た
に供給する新カーボン量の５〜５０倍とするのが良い。
【０００７】
【発明の実施の形態】次に、本発明を詳細に説明する。
図１に、本発明の処理方法を実施するための概略説明図
を示す。図１において、１は低温ガス化炉、２はサイク
ロン、３は粉砕機、４は高温溶融炉、５は廃熱ボイラ、
６はバグフィルタ、７は吸着バグフィルタである。廃棄
物８は、４００℃〜６００℃の比較的低温の流動床炉１
で熱分解ガス化され、発生した熱分解ガスとカーボン類
をサイクロン２に通して、比較的粗いカーボン粒子をガ
スから分離して粉砕機３で粉砕する。細かいカーボン類
とガスは、１３００℃以上の高温で燃焼している高温溶
融炉４に導入され、廃棄物中の灰分が溶融スラグ化して
高温燃焼ガスから分離される。溶融スラグを分離した高
温燃焼ガスは、廃熱ボイラ５で熱回収されて冷却され、
ばいじんと酸性ガスを除去するために消石灰１３を添加
してバグフィルタ６に導入される。
図１に、本発明の処理方法を実施するための概略説明図
を示す。図１において、１は低温ガス化炉、２はサイク
ロン、３は粉砕機、４は高温溶融炉、５は廃熱ボイラ、
６はバグフィルタ、７は吸着バグフィルタである。廃棄
物８は、４００℃〜６００℃の比較的低温の流動床炉１
で熱分解ガス化され、発生した熱分解ガスとカーボン類
をサイクロン２に通して、比較的粗いカーボン粒子をガ
スから分離して粉砕機３で粉砕する。細かいカーボン類
とガスは、１３００℃以上の高温で燃焼している高温溶
融炉４に導入され、廃棄物中の灰分が溶融スラグ化して
高温燃焼ガスから分離される。溶融スラグを分離した高
温燃焼ガスは、廃熱ボイラ５で熱回収されて冷却され、
ばいじんと酸性ガスを除去するために消石灰１３を添加
してバグフィルタ６に導入される。
【０００８】次いで、ばいじんと酸性ガスを除去した排
ガスに、前記粉砕機３で粉砕されたカーボン粒子９の一
部１０を、吸着バグフィルタ７から回収されるカーボン
粒子１１に供給して噴霧し、吸着バグフィルタ７を通
し、微量のダイオキシン類を吸着除去する。ダイオキシ
ン類の除去された排ガスは大気中に排出される。また、
粉砕機３からのカーボン粒子９の残部は高温溶融炉４で
燃焼されると共に、吸着バグフィルタ７から回収される
ダイオキシンを吸着したカーボン粒子１１の一部にも高
温溶融炉４に供給され、吸着したダイオキシンが高温で
熱分解される。
ガスに、前記粉砕機３で粉砕されたカーボン粒子９の一
部１０を、吸着バグフィルタ７から回収されるカーボン
粒子１１に供給して噴霧し、吸着バグフィルタ７を通
し、微量のダイオキシン類を吸着除去する。ダイオキシ
ン類の除去された排ガスは大気中に排出される。また、
粉砕機３からのカーボン粒子９の残部は高温溶融炉４で
燃焼されると共に、吸着バグフィルタ７から回収される
ダイオキシンを吸着したカーボン粒子１１の一部にも高
温溶融炉４に供給され、吸着したダイオキシンが高温で
熱分解される。
【０００９】本発明では、上記のように、燃焼排ガス中
のばいじん、酸性ガスを中和、除去されたバグフィルタ
６の出口ガスに、低温ガス化炉１で発生するカーボンの
一部を噴霧し、吸着バグフィルタ７を通すことにより、
排ガス中の微量のダイオキシン類を吸着除去することが
可能となる。さらに、ばいじん類をほとんど含まないガ
スを吸着バグフィルタ７に通すので、吸着済みカーボン
にはばいじん類は含まれず、吸着済みカーボンを高温溶
融炉に戻し高温燃焼することに何等支障がない。以上
は、低温ガス化炉として流動床炉を用いた例について説
明したが、低温ガス化炉として、ロータリキルンを用
い、キルン出口のカーボン粒子を、例えばサイクロン等
の慣性分離手段又は高温バグフィルタによって分離し、
このカーボン粒子を用いても、上記と同様に処理でき、
同様の結果を得ることができる。
のばいじん、酸性ガスを中和、除去されたバグフィルタ
６の出口ガスに、低温ガス化炉１で発生するカーボンの
一部を噴霧し、吸着バグフィルタ７を通すことにより、
排ガス中の微量のダイオキシン類を吸着除去することが
可能となる。さらに、ばいじん類をほとんど含まないガ
スを吸着バグフィルタ７に通すので、吸着済みカーボン
にはばいじん類は含まれず、吸着済みカーボンを高温溶
融炉に戻し高温燃焼することに何等支障がない。以上
は、低温ガス化炉として流動床炉を用いた例について説
明したが、低温ガス化炉として、ロータリキルンを用
い、キルン出口のカーボン粒子を、例えばサイクロン等
の慣性分離手段又は高温バグフィルタによって分離し、
このカーボン粒子を用いても、上記と同様に処理でき、
同様の結果を得ることができる。
【００１０】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
る。 実施例１ 図１に従って、都市ごみをガス化処理した。約５００℃
の流動床炉１で都市ごみ８が熱分解されたガス及びカー
ボン粒子は、流動床炉出口でサイクロン２でガスから粗
カーボン粒子を分離し、粉砕機３で粒径０．１ｍｍ以
下、望ましくは０．０５ｍｍ以下に粉砕し、その一部の
都市ごみ１ｔに対し２ｋｇを、吸着バグフィルタ７のカ
ーボン循環ライン１１へ供給した。カーボン循環ライン
１１の循環量は、都市ごみ１ｔ当り４０ｋｇとした。こ
の時、吸着バグフィルタ入り口のダイオキシン濃度は、
０．３ｎｇ−ＴＥＱ／Ｎｍ3 であり、出口の濃度は０．
００２ｎｇ−ＴＥＱ／Ｎｍ3 であった。この値は厚生省
のガイドラインの０．１ｎｇ−ＴＥＱ／Ｎｍ3 を十分下
廻っている。
る。 実施例１ 図１に従って、都市ごみをガス化処理した。約５００℃
の流動床炉１で都市ごみ８が熱分解されたガス及びカー
ボン粒子は、流動床炉出口でサイクロン２でガスから粗
カーボン粒子を分離し、粉砕機３で粒径０．１ｍｍ以
下、望ましくは０．０５ｍｍ以下に粉砕し、その一部の
都市ごみ１ｔに対し２ｋｇを、吸着バグフィルタ７のカ
ーボン循環ライン１１へ供給した。カーボン循環ライン
１１の循環量は、都市ごみ１ｔ当り４０ｋｇとした。こ
の時、吸着バグフィルタ入り口のダイオキシン濃度は、
０．３ｎｇ−ＴＥＱ／Ｎｍ3 であり、出口の濃度は０．
００２ｎｇ−ＴＥＱ／Ｎｍ3 であった。この値は厚生省
のガイドラインの０．１ｎｇ−ＴＥＱ／Ｎｍ3 を十分下
廻っている。
【００１１】
【発明の効果】低温ガス化炉で生成したカーボンを吸着
材として、ばいじん及び酸性ガスを中和除去したあとの
ガスに噴射し、吸着バグフィルタを通すことによって、
排ガス中の微量のダイオキシンを吸着除去でき、市販の
吸着材（例えば活性炭）が不要となった。また、吸着済
の吸着材の処理設備を新たに設けることなく、無害化す
ることが可能となった。
材として、ばいじん及び酸性ガスを中和除去したあとの
ガスに噴射し、吸着バグフィルタを通すことによって、
排ガス中の微量のダイオキシンを吸着除去でき、市販の
吸着材（例えば活性炭）が不要となった。また、吸着済
の吸着材の処理設備を新たに設けることなく、無害化す
ることが可能となった。
【図１】本発明の処理方法を実施するための概略説明
図。
図。
１：低温ガス化炉（流動床炉）、２：サイクロン、３：
粉砕機、４：高温溶融炉、５：廃熱ボイラ、６：バグフ
ィルタ、７：吸着バグフィルタ、８：廃棄物、９〜１
２：カーボン粒子、１３：消石灰
粉砕機、４：高温溶融炉、５：廃熱ボイラ、６：バグフ
ィルタ、７：吸着バグフィルタ、８：廃棄物、９〜１
２：カーボン粒子、１３：消石灰
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｆ２３Ｇ 5/20 ＺＡＢ Ｆ２３Ｊ 1/00 Ｂ Ｆ２３Ｊ 1/00 Ｂ０１Ｄ 53/34 １３４Ｅ Ｆ２３Ｊ 15/00 Ｚ
Claims (5)
- 【請求項１】 固形廃棄物を、４００℃〜６００℃の比
較的低温で熱分解ガス化し、発生した熱分解ガスとカー
ボン類を１３００〜１５００℃の高温度で酸化燃焼し、
灰分を溶融スラグ化して分離後の高温燃焼排ガスを、熱
回収して冷却後、該排ガスからばいじん及び酸性ガスを
除去する固形廃棄物のガス化処理方法において、前記低
温での熱分解ガス化を流動床炉で行い、該流動床炉の出
口ガスを分離器に通して比較的粗いカーボン粒子を分離
し、分離した粒子を粉砕してその一部をばいじん及び酸
性ガス除去後の排ガスに噴霧した後、該排ガスをバグフ
ィルタに通して微量のダイオキシンを吸着、除去するこ
とを特徴とする固形廃棄物のガス化処理方法。 - 【請求項２】 固形廃棄物を、４００℃〜６００℃の比
較的低温で熱分解ガス化し、発生した熱分解ガスとカー
ボン類を１３００〜１５００℃の高温度で酸化燃焼し、
灰分を溶融スラグ化して分離後の高温燃焼排ガスを、熱
回収して冷却後、該排ガスからばいじん及び酸性ガスを
除去する固形廃棄物のガス化処理方法において、前記低
温での熱分解ガス化をロータリキルンで行い、該キルン
出口で破砕されたカーボン粒子の一部を分離し、前記ば
いじん及び酸性ガス除去後の排ガスに噴霧した後、該排
ガスをバグフィルタに通して微量のダイオキシンを吸
着、除去することを特徴とする固形廃棄物のガス化処理
方法。 - 【請求項３】 前記ダイオキシンを吸着したカーボン粒
子は、高温で酸化燃焼する高温溶融炉に導入して吸着し
たダイオキシンを酸化分解することを特徴とする請求項
１又は２記載の固形廃棄物のガス化処理方法。 - 【請求項４】 前記バグフィルタで回収したカーボン粒
子は、排ガス中に噴霧して循環再利用することを特徴と
する請求項１又は２記載の固形廃棄物のガス化処理方
法。 - 【請求項５】 前記再利用するカーボン粒子の循環量
は、新たに供給する新カーボン量の５〜５０倍とするこ
とを特徴とする請求項４記載の固形廃棄物のガス化処理
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9250147A JPH1182987A (ja) | 1997-09-01 | 1997-09-01 | 固形廃棄物のガス化処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9250147A JPH1182987A (ja) | 1997-09-01 | 1997-09-01 | 固形廃棄物のガス化処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1182987A true JPH1182987A (ja) | 1999-03-26 |
Family
ID=17203522
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9250147A Pending JPH1182987A (ja) | 1997-09-01 | 1997-09-01 | 固形廃棄物のガス化処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1182987A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1219697A1 (en) * | 1999-08-04 | 2002-07-03 | Nkk Corporation | Method for treating combustible waste |
| CN101869800A (zh) * | 2009-04-24 | 2010-10-27 | 刘闽男 | 废弃物焚烧产生的烟气的净化方法及净化系统 |
| CN110397925A (zh) * | 2019-08-01 | 2019-11-01 | 李观德 | 一种小柜式垃圾低温热解系统及其工艺 |
-
1997
- 1997-09-01 JP JP9250147A patent/JPH1182987A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1219697A1 (en) * | 1999-08-04 | 2002-07-03 | Nkk Corporation | Method for treating combustible waste |
| EP1219697A4 (en) * | 1999-08-04 | 2006-02-08 | Jfe Steel Corp | METHOD FOR THE TREATMENT OF COMBUSTIBLE WASTE |
| CN101869800A (zh) * | 2009-04-24 | 2010-10-27 | 刘闽男 | 废弃物焚烧产生的烟气的净化方法及净化系统 |
| CN110397925A (zh) * | 2019-08-01 | 2019-11-01 | 李观德 | 一种小柜式垃圾低温热解系统及其工艺 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20031217 |