JPH1182914A - ごみ焼却施設 - Google Patents

ごみ焼却施設

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Publication number
JPH1182914A
JPH1182914A JP9249248A JP24924897A JPH1182914A JP H1182914 A JPH1182914 A JP H1182914A JP 9249248 A JP9249248 A JP 9249248A JP 24924897 A JP24924897 A JP 24924897A JP H1182914 A JPH1182914 A JP H1182914A
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JP
Japan
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boiler
feed water
temperature
waste heat
turbine generator
Prior art date
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Pending
Application number
JP9249248A
Other languages
English (en)
Inventor
Sukenori Hirai
祐則 平井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Publication of JPH1182914A publication Critical patent/JPH1182914A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E50/00Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
    • Y02E50/10Biofuels, e.g. bio-diesel

Abstract

(57)【要約】 【課題】 廃熱ボイラと発電機を備えたごみ焼却施設に
おいて、ボイラ給水の温度制御を確実に行えるようにす
る。 【解決手段】 給水路26に、ボイラ給水19の温度を
測定する温度計27と、純水を注入する純水タンク28
および流量制御弁29と、温度計27で測定されたボイ
ラ給水温度に基いて適当量の純水を注入するように流量
制御弁29を制御する制御装置30とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃熱ボイラおよび
発電機を併設したごみ焼却施設に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば図2に示したごみ焼却施設で
は、ごみ焼却炉1から排出される燃焼排ガス2を廃熱ボ
イラ3に通して過熱蒸気4を発生させるようにしてお
り、廃熱ボイラ3から排出される燃焼排ガス2を減温塔
5で所定温度まで温度低下させてから、バグフィルタ6
に通してばいじんやダイオキシン類などの微量有害物質
を捕捉・除去している。そして、バグフィルタ6を透過
した燃焼排ガス2を再加熱装置7で加熱流体7Aにより
所定温度まで温度上昇させてから、触媒脱硝装置8に通
してNOxや残存するダイオキシン類などの微量有害物
質を除去し、温空気混合器9で温空気10を混合する白
煙防止処置を施した後に煙突11を通じて大気中に排出
している。
【0003】廃熱ボイラ3で発生した過熱蒸気4は蒸気
だめ12を介して蒸気過熱器13に送り、一方ではガス
タービン発電機14において天然ガスにより発電し、そ
の際に発生した排ガス15を前記蒸気過熱器13に供給
して、過熱蒸気4と排ガス15との間で熱交換させ、よ
り高温になった過熱蒸気4を蒸気タービン発電機16に
供給することで効率よく発電している。
【0004】そして、蒸気タービン発電機16より排出
される蒸気4’を復水器17において液化させ、復水タ
ンク18を経てボイラ給水19として廃熱ボイラ3に供
給するようにしている。
【0005】その際、図3に詳細に示したように、復水
タンク18を出たボイラ給水19を、ガスタービン発電
機14より排出される排ガス15の排出路20の途中に
設けた給水加熱器21に導入して、排ガス15との熱交
換により予熱し、脱気器22で脱気した後に廃熱ボイラ
3に供給するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ボイラ給水
19は、温度が高い程、蒸気タービンの抽気量が減り、
蒸気タービンの出力が上昇するが、120℃以上になる
と脱気器22での脱気性能が落ちるため、脱気器22へ
流入するボイラ給水19は約120℃とするのが望まし
い。
【0007】このために、図示したようにガスタービン
発電機14からの排出路20に給水加熱器21と並列な
迂回路23を設け、この迂回路23の途中と給水加熱器
21の出口側とにそれぞれダンパ24,25を配設し
て、給水加熱器21から出たボイラ給水19が120℃
以下の場合はダンパ24を閉じかつダンパ25を開いた
状態で排ガス15を給水加熱器21側へ流し、ボイラ給
水19が120℃より高温の場合はダンパ24を開きか
つダンパ25を閉じた状態で排ガス15を迂回路23に
流すようにしている。
【0008】しかしながら、このような温度制御方法で
はダンパ24,25の動作にボイラ給水19の温度変化
が速やかに追随せず、制御性がよくないという問題があ
る。
【0009】本発明は上記問題を解決するもので、ボイ
ラ給水の温度制御を確実に行えるようにすることを目的
とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明のごみ焼却施設は、ごみ焼却炉から排出され
る燃焼排ガスを導入して過熱蒸気を発生させる廃熱ボイ
ラと、前記廃熱ボイラから供給される過熱蒸気により発
電する蒸気タービン発電機と、天然ガスなどの可燃ガス
により発電するガスタービン発電機とを備え、前記蒸気
タービン発電機より排出された蒸気を液化させ、ボイラ
給水として廃熱ボイラへ供給する給水手段を設けるとと
もに、前記ガスタービン発電機の排ガスの排出路の途中
に、前記廃熱ボイラから蒸気タービン発電機へ送られる
過熱蒸気を導入して前記排ガスとの熱交換によりさらに
過熱する蒸気過熱器と、前記給水手段により廃熱ボイラ
へ送られるボイラ給水を導入して前記排ガスとの熱交換
により加熱する給水加熱器とを設けたごみ焼却施設にお
いて、前記給水加熱器から廃熱ボイラへのボイラ給水の
供給路に、ボイラ給水の温度を測定する温度測定手段
と、ボイラ給水に冷却水を注入する冷却水注入手段と、
前記温度測定手段と冷却水注入手段とに接続した制御装
置とを設け、この制御装置により、温度測定手段によっ
て測定されたボイラ給水の温度値に基き冷却水注入手段
を制御し、ボイラ給水を所定温度に冷却する適当量の冷
却水を注入するように構成したものである。
【0011】上記した構成によれば、温度測定手段と冷
却水注入手段と制御装置とにより、ボイラ給水の温度に
応じた量の冷却水を注入してボイラ給水を速やかに所定
温度に調節することができ、ボイラ給水の温度制御を確
実に行える。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基いて説明する。この実施形態のごみ焼却施設は図2,
図3を用いて説明した従来の焼却施設とほぼ同様の構成
を有しているので、全体構成の図示を省略し、同様の作
用を有する装置に図2,図3と同じ符号を付して説明す
る。
【0013】図1において、このごみ焼却施設は、ごみ
焼却炉から排出される燃焼排ガスを導入する廃熱ボイラ
3と、この廃熱ボイラ3から供給される過熱蒸気4によ
り発電する蒸気タービン発電機16と、天然ガスなどの
可燃ガスにより発電するガスタービン発電機14とを備
えている。
【0014】蒸気タービン発電機16の後段には、蒸気
タービン発電機16より排出された蒸気4’を液化させ
る復水器17と、復水器17において生じた水を貯溜す
る復水タンク18とが設けられており、復水タンク18
内の水はボイラ給水19として脱気器22を経て廃熱ボ
イラ3へ供給されるように構成されている。
【0015】ガスタービン発電機14の排ガス15の排
出路20の途中には、廃熱ボイラ3から蒸気タービン発
電機16へ送られる過熱蒸気4を導入して排ガス15と
の熱交換によりさらに過熱する蒸気過熱器13と、復水
タンク18から廃熱ボイラ3へ送られるボイラ給水19
を導入して排ガス15との熱交換により加熱する給水加
熱器21とが直列に設けられている。
【0016】給水加熱器21と脱気器22との間の給水
路26には、ボイラ給水19の温度を測定する温度計2
7が設けられ、純水を貯溜した純水タンク28が流量制
御弁29を介して連通しており、温度計27と流量制御
弁29とに接続して、温度計27により連続的に(ある
いは所定時間毎に)測定されたボイラ給水19の温度値
に基いて流量制御弁29を調節する制御装置30が設け
られている。
【0017】ガスタービン発電機14の排ガス15の排
出路20にはまた、蒸気過熱器13,給水加熱器21と
並行な迂回路31が設けられ、蒸気過熱器13の入口側
と給水加熱器21の出口側とにダンパ32,33が配設
されている。
【0018】上記したようなごみ焼却施設における処理
を説明する。ごみ焼却炉で発生した燃焼排ガスにより廃
熱ボイラ3において過熱蒸気4を発生させ、この過熱蒸
気4を蒸気タービン発電機16に向けて送る。
【0019】一方では、ガスタービン発電機14におい
て天然ガスにより発電し、その際に発生した排ガス15
を排ガス排出路20を通じて発電機用煙突(図示せず)
に向けて送る。
【0020】これにより、廃熱ボイラ3からの過熱蒸気
4は蒸気過熱器13に導かれて、この蒸気過熱器13に
流入した排ガス15との間で熱交換し、より高温になっ
た過熱蒸気4が蒸気タービン発電機16に供給され、蒸
気タービン発電機16において効率よく発電される。
【0021】蒸気タービン発電機16より排出された蒸
気4’は復水器17において液化し、復水タンク18を
経てボイラ給水19として給水加熱器21に送られ、こ
の給水加熱器21に流入した排ガス15との間の熱交換
により加熱される。
【0022】給水加熱器21を出たボイラ給水19は温
度計27によって温度測定され、その温度データに基き
制御装置30によって流量制御弁29が調節され、その
流量制御弁29を通して純水タンク28より適当量の純
水、すなわちボイラ給水19を約120℃以下に調節す
るとともに、廃熱ボイラ3への通常給水量とボイラ給水
19との差を補う量の純水が注入される。そして、この
ボイラ給水19が脱気器22で脱気された後に廃熱ボイ
ラ3へ供給される。
【0023】なお、蒸気過熱器13および給水加熱器2
1を通過する排ガス15の量を調節する時や、蒸気過熱
器13または給水加熱器21のメンテナンス時には、ダ
ンパ32,33を調節して排ガス15の一部あるいは全
量を迂回路31に流す。
【0024】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ボイラ
給水の供給路に、ボイラ給水の温度を測定する温度測定
手段と、ボイラ給水に冷却水を注入する冷却水注入手段
と、温度測定手段で測定されたボイラ給水温度に基いて
適当量の冷却水を注入するように冷却水注入手段を制御
する制御装置とを設けることにより、ボイラ給水を速や
かに所定温度に調節することができ、従来より制御性が
向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のごみ焼却施設における廃
熱ボイラおよび発電機の周囲の装置構成を示した説明図
である。
【図2】従来よりあるごみ焼却施設の全体構成を示した
説明図である。
【図3】図2に示したごみ焼却施設における廃熱ボイラ
および発電機の周囲の装置構成を示した説明図である。
【符号の説明】
3 廃熱ボイラ 4 過熱蒸気 13 蒸気過熱器 14 ガスタービン発電機 15 排ガス 16 蒸気タービン発電機 17 復水器 19 ボイラ給水 20 排出路 21 給水加熱器 26 給水路 27 温度計 28 純水タンク 29 流量調節弁 30 制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ごみ焼却炉から排出される燃焼排ガスを
    導入して過熱蒸気を発生させる廃熱ボイラと、前記廃熱
    ボイラから供給される過熱蒸気により発電する蒸気ター
    ビン発電機と、天然ガスなどの可燃ガスにより発電する
    ガスタービン発電機とを備え、前記蒸気タービン発電機
    より排出された蒸気を液化させ、ボイラ給水として廃熱
    ボイラへ供給する給水手段を設けるとともに、前記ガス
    タービン発電機の排ガスの排出路の途中に、前記廃熱ボ
    イラから蒸気タービン発電機へ送られる過熱蒸気を導入
    して前記排ガスとの熱交換によりさらに過熱する蒸気過
    熱器と、前記給水手段により廃熱ボイラへ送られるボイ
    ラ給水を導入して前記排ガスとの熱交換により加熱する
    給水加熱器とを設けたごみ焼却施設において、前記給水
    加熱器から廃熱ボイラへのボイラ給水の供給路に、ボイ
    ラ給水の温度を測定する温度測定手段と、ボイラ給水に
    冷却水を注入する冷却水注入手段と、前記温度測定手段
    と冷却水注入手段とに接続した制御装置とを設け、この
    制御装置により、温度測定手段によって測定されたボイ
    ラ給水の温度値に基き冷却水注入手段を制御し、ボイラ
    給水を所定温度に冷却する適当量の冷却水を注入するよ
    うに構成したことを特徴とするごみ焼却施設。
JP9249248A 1997-09-16 1997-09-16 ごみ焼却施設 Pending JPH1182914A (ja)

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JP9249248A JPH1182914A (ja) 1997-09-16 1997-09-16 ごみ焼却施設

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ID=17190140

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JP (1) JPH1182914A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015096784A (ja) * 2013-11-15 2015-05-21 三浦工業株式会社 ボイラシステム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015096784A (ja) * 2013-11-15 2015-05-21 三浦工業株式会社 ボイラシステム

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