JPH1182497A - スラスト自動調心ころ軸受 - Google Patents
スラスト自動調心ころ軸受Info
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- JPH1182497A JPH1182497A JP9234670A JP23467097A JPH1182497A JP H1182497 A JPH1182497 A JP H1182497A JP 9234670 A JP9234670 A JP 9234670A JP 23467097 A JP23467097 A JP 23467097A JP H1182497 A JPH1182497 A JP H1182497A
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- Japan
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/22—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings
- F16C19/30—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for axial load mainly
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/46—Cages for rollers or needles
- F16C33/4605—Details of interaction of cage and race, e.g. retention or centring
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F16C19/22—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings
- F16C19/34—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load
- F16C19/36—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load with a single row of rollers
-
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- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C23/00—Bearings for exclusively rotary movement adjustable for aligning or positioning
- F16C23/06—Ball or roller bearings
- F16C23/08—Ball or roller bearings self-adjusting
- F16C23/082—Ball or roller bearings self-adjusting by means of at least one substantially spherical surface
- F16C23/086—Ball or roller bearings self-adjusting by means of at least one substantially spherical surface forming a track for rolling elements
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2300/00—Application independent of particular apparatuses
- F16C2300/02—General use or purpose, i.e. no use, purpose, special adaptation or modification indicated or a wide variety of uses mentioned
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Support Of The Bearing (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 調心点を軸受よりも下方に配置した使用態様
であっても、球面ころの挙動を安定化すると共に、軸受
寿命の低下を防止する 【解決手段】 保持器６のポケットの長手方向両側に環
状部6a、6bを設け、この環状部6a、6bを内輪２の案内面
2b1 、2c1 に接触させて、保持器６を内輪２で下方から
スラスト方向に支持案内する。また、保持器６のラジア
ル方向は、軸１によって支持案内する。
であっても、球面ころの挙動を安定化すると共に、軸受
寿命の低下を防止する 【解決手段】 保持器６のポケットの長手方向両側に環
状部6a、6bを設け、この環状部6a、6bを内輪２の案内面
2b1 、2c1 に接触させて、保持器６を内輪２で下方から
スラスト方向に支持案内する。また、保持器６のラジア
ル方向は、軸１によって支持案内する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、スラスト自動調心
ころ軸受に関し、特に調心点を当該軸受よりも下方に配
置した状態で鉛直軸に固定されるものに関する。
ころ軸受に関し、特に調心点を当該軸受よりも下方に配
置した状態で鉛直軸に固定されるものに関する。
【０００２】
【従来の技術】スラスト自動調心ころ軸受は、主として
スラスト荷重を支持するもので、図３に示すように、鉛
直軸（11）に固定された内輪（12）、図示しないハウジ
ングに固定された外輪（14）、内、外輪（12）（14）間
に介在させた複数の球面ころ（15）、球面ころ（15）を
円周方向等間隔に保持する保持器（16）、保持器（16）
を支持案内する支持輪（17）で構成される。図４（ａ）
に拡大して示すように、保持器（16）はポケットの長手
方向の一側が環状部（16ａ）になったくし形のもので、
環状部（16ａ）が支持輪（17）によってスラスト方向お
よびラジアル方向に支持案内されることにより、当該保
持器（16）の姿勢が保持される。球面ころ（15）は一端
面を他端面より僅かに大径に形成したたる型をなし、そ
の大端面（15ａ）は内輪（12）の外径端部に設けられた
鍔部（12ｂ）で接触案内され、小端面（15ｂ）は保持器
（16）の環状部（16ａ）とポケット隙間を介して対向し
ている。外輪（14）の軌道面（14ａ）は軸（11）の軸心
（Ｏ−Ｏ’）上に曲率中心（P1）を有する球面状に形成
され、これによって軸（11）が外輪（14）の中心軸に対
して傾いた状態で回転してもそのまま正常に回転できる
性質（自動調心性）が確保される。
スラスト荷重を支持するもので、図３に示すように、鉛
直軸（11）に固定された内輪（12）、図示しないハウジ
ングに固定された外輪（14）、内、外輪（12）（14）間
に介在させた複数の球面ころ（15）、球面ころ（15）を
円周方向等間隔に保持する保持器（16）、保持器（16）
を支持案内する支持輪（17）で構成される。図４（ａ）
に拡大して示すように、保持器（16）はポケットの長手
方向の一側が環状部（16ａ）になったくし形のもので、
環状部（16ａ）が支持輪（17）によってスラスト方向お
よびラジアル方向に支持案内されることにより、当該保
持器（16）の姿勢が保持される。球面ころ（15）は一端
面を他端面より僅かに大径に形成したたる型をなし、そ
の大端面（15ａ）は内輪（12）の外径端部に設けられた
鍔部（12ｂ）で接触案内され、小端面（15ｂ）は保持器
（16）の環状部（16ａ）とポケット隙間を介して対向し
ている。外輪（14）の軌道面（14ａ）は軸（11）の軸心
（Ｏ−Ｏ’）上に曲率中心（P1）を有する球面状に形成
され、これによって軸（11）が外輪（14）の中心軸に対
して傾いた状態で回転してもそのまま正常に回転できる
性質（自動調心性）が確保される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述のスラスト自動調
心ころ軸受は、通常は、図４（ａ）に示すように、外輪
軌道面（14ａ）の曲率中心（調心点：P1）が当該軸受よ
りも上方に位置するような向きで使用される。この場
合、保持器（16）は、支持輪（17）によってスラスト方
向およびラジアル方向に支持案内されて適正な姿勢を維
持しながら回転する。そのため、球面ころ（15）の姿勢
が保持器（16）によって矯正され、球面ころ（15）の円
滑な回転運動が確保される。ところが、対象となる機器
によっては、同図（ｂ）に示すように、軸受を上下反転
させて、調心点（P2）が当該軸受よりも下方に位置する
ような向きで使用される場合がある。このような反転姿
勢では、保持器（16）がポケット隙間分だけ落ち込んで
球面ころ（15）の小端面（15ｂ）上に乗るため、保持器
（16）は支持輪（17）ではなく、球面ころ（15）によっ
て案内される。従って、保持器（16）は球面ころ（15）
の姿勢を矯正する機能を失い、そのためにころの転動運
動が不安定化して軸受機能が損なわれるおそれがある。
また、ころの不安定挙動により、保持器（16）に図４
（ａ）に示す場合よりも大きな力が作用するため、保持
器の寿命低下等を招くおそれもある。
心ころ軸受は、通常は、図４（ａ）に示すように、外輪
軌道面（14ａ）の曲率中心（調心点：P1）が当該軸受よ
りも上方に位置するような向きで使用される。この場
合、保持器（16）は、支持輪（17）によってスラスト方
向およびラジアル方向に支持案内されて適正な姿勢を維
持しながら回転する。そのため、球面ころ（15）の姿勢
が保持器（16）によって矯正され、球面ころ（15）の円
滑な回転運動が確保される。ところが、対象となる機器
によっては、同図（ｂ）に示すように、軸受を上下反転
させて、調心点（P2）が当該軸受よりも下方に位置する
ような向きで使用される場合がある。このような反転姿
勢では、保持器（16）がポケット隙間分だけ落ち込んで
球面ころ（15）の小端面（15ｂ）上に乗るため、保持器
（16）は支持輪（17）ではなく、球面ころ（15）によっ
て案内される。従って、保持器（16）は球面ころ（15）
の姿勢を矯正する機能を失い、そのためにころの転動運
動が不安定化して軸受機能が損なわれるおそれがある。
また、ころの不安定挙動により、保持器（16）に図４
（ａ）に示す場合よりも大きな力が作用するため、保持
器の寿命低下等を招くおそれもある。
【０００４】そこで、本発明では、反転姿勢で使用する
場合であっても、保持器の回転姿勢を適正に維持し、こ
れによってころの挙動を安定化して円滑な回転運動を確
保し、さらに軸受寿命の低下を防止することを目的とす
る。
場合であっても、保持器の回転姿勢を適正に維持し、こ
れによってころの挙動を安定化して円滑な回転運動を確
保し、さらに軸受寿命の低下を防止することを目的とす
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本発明では、鉛直軸に固定され、球面状の軌道面を有す
る内輪と、ハウジングに固定され、内輪の軌道面と対向
する球面状の軌道面を有する外輪と、内・外輪間に介在
する複数の球面ころと、球面ころを円周等配位置に保持
する保持器とを有し、調心点が当該軸受よりも下方に位
置するものにおいて、保持器を、内輪によって下方から
スラスト方向に支持案内すると共に、軸によってラジア
ル方向に支持案内するようにした。
本発明では、鉛直軸に固定され、球面状の軌道面を有す
る内輪と、ハウジングに固定され、内輪の軌道面と対向
する球面状の軌道面を有する外輪と、内・外輪間に介在
する複数の球面ころと、球面ころを円周等配位置に保持
する保持器とを有し、調心点が当該軸受よりも下方に位
置するものにおいて、保持器を、内輪によって下方から
スラスト方向に支持案内すると共に、軸によってラジア
ル方向に支持案内するようにした。
【０００６】この場合には、保持器が、球面ころを収容
する複数のポケットと、ポケットの長手方向両側に設け
られた環状部とを有し、かつ両環状部を内輪に接触させ
ることによって内輪に支持案内されるようにするのがよ
い。
する複数のポケットと、ポケットの長手方向両側に設け
られた環状部とを有し、かつ両環状部を内輪に接触させ
ることによって内輪に支持案内されるようにするのがよ
い。
【０００７】また、保持器が、球面ころを収容する複数
のポケットと、ポケットの長手方向一側に設けられた環
状部とを有し、かつ環状部を内輪に接触させることによ
って内輪に支持案内されるようにしてもよい。
のポケットと、ポケットの長手方向一側に設けられた環
状部とを有し、かつ環状部を内輪に接触させることによ
って内輪に支持案内されるようにしてもよい。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を図１および図２に基いて説明する。
を図１および図２に基いて説明する。
【０００９】図１に示すように、本発明にかかるスラス
ト自動調心ころ軸受は、従来品と同様に、鉛直の軸
（１）に固定された内輪（２）、ハウジング（３）に固
定された外輪（４）、内・外輪（２）（４）間に介在さ
せた複数の球面ころ（５）、球面球面ころ（５）を円周
方向等間隔に保持する保持器（６）で構成される。な
お、従来品で必須の支持輪（17：図３参照）は、本発明
品では不要である。
ト自動調心ころ軸受は、従来品と同様に、鉛直の軸
（１）に固定された内輪（２）、ハウジング（３）に固
定された外輪（４）、内・外輪（２）（４）間に介在さ
せた複数の球面ころ（５）、球面球面ころ（５）を円周
方向等間隔に保持する保持器（６）で構成される。な
お、従来品で必須の支持輪（17：図３参照）は、本発明
品では不要である。
【００１０】外輪（４）の軸受外部側の端面（4b）は、
ハウジング（３）に設けられた肩部（3a）と当接し、こ
れによって軸（１）の軸方向荷重（上向き）が軸受に支
持される。内・外輪（２）（４）の軌道面（2a）（4a）
は、対向位置に形成され、何れも外径側に向けて下向き
に傾斜した凹球面状に形成される。外輪軌道面（4a）の
曲率中心（Ｐ：調心点）は、軸心（Ｏ−Ｏ’）上で、か
つ当該軸受よりも下方へずれた位置にある。内輪（２）
の外径側端部（鍔部2b）および内径側端部（2c）の軸受
内部側の面（2b1 ）（2c1 ）は、何れも軸方向と直交す
る平坦面として形成され、この面（2b1 ）（2c1 ）は、
後述するように保持器（６）をスラスト方向で支持案内
する案内面となる。
ハウジング（３）に設けられた肩部（3a）と当接し、こ
れによって軸（１）の軸方向荷重（上向き）が軸受に支
持される。内・外輪（２）（４）の軌道面（2a）（4a）
は、対向位置に形成され、何れも外径側に向けて下向き
に傾斜した凹球面状に形成される。外輪軌道面（4a）の
曲率中心（Ｐ：調心点）は、軸心（Ｏ−Ｏ’）上で、か
つ当該軸受よりも下方へずれた位置にある。内輪（２）
の外径側端部（鍔部2b）および内径側端部（2c）の軸受
内部側の面（2b1 ）（2c1 ）は、何れも軸方向と直交す
る平坦面として形成され、この面（2b1 ）（2c1 ）は、
後述するように保持器（６）をスラスト方向で支持案内
する案内面となる。
【００１１】球面ころ（５）は、中央部を膨らませたた
る型をなし、その一端面を他端面よりも大径にした非対
称形状に形成される。各球面ころ（５）は、大端面（5
a）を外径側に、小端面（5b）を内径側に配置した傾斜
姿勢で内輪軌道面（2a）と外輪軌道面（4a）との間の環
状隙間に組み込まれる。
る型をなし、その一端面を他端面よりも大径にした非対
称形状に形成される。各球面ころ（５）は、大端面（5
a）を外径側に、小端面（5b）を内径側に配置した傾斜
姿勢で内輪軌道面（2a）と外輪軌道面（4a）との間の環
状隙間に組み込まれる。
【００１２】保持器（６）は、円周等配位置に球面ころ
（５）を収容するための矩形状の窓（ポケット）を複数
個有し、ポケットの長手方向（球面ころの中心軸ｒの方
向）の両側にはそれぞれ環状部（6a）（6b）が形成され
ている。この環状部（6a）（6b）は、内輪（２）の外径
側および内径側の端部に設けられた案内面（2b1 ）（2c
1 ）に上方から面接触しており、これにより保持器
（６）がスラスト方向で支持案内されている。保持器
（６）の内径面（6c）は、円筒状に形成されており、当
該内径面（6c）と軸（１）の外径面との間には、保持器
（６）をラジアル方向で支持案内すべく、環状の案内隙
間（ｃ）が適切な幅で形成されている。
（５）を収容するための矩形状の窓（ポケット）を複数
個有し、ポケットの長手方向（球面ころの中心軸ｒの方
向）の両側にはそれぞれ環状部（6a）（6b）が形成され
ている。この環状部（6a）（6b）は、内輪（２）の外径
側および内径側の端部に設けられた案内面（2b1 ）（2c
1 ）に上方から面接触しており、これにより保持器
（６）がスラスト方向で支持案内されている。保持器
（６）の内径面（6c）は、円筒状に形成されており、当
該内径面（6c）と軸（１）の外径面との間には、保持器
（６）をラジアル方向で支持案内すべく、環状の案内隙
間（ｃ）が適切な幅で形成されている。
【００１３】以上のように、本発明では、保持器（６）
を、内輪（２）によって下方からスラスト方向に支持案
内すると共に、軸（１）によってラジアル方向に支持案
内するようにしているので、保持器（６）はその適正な
姿勢を保ちながら回転することができる。従って、球面
ころ（５）の姿勢が保持器（６）によって矯正され、球
面ころ（５）の円滑な回転運動が確保される。また、球
面ころ（５）の回転運動の安定化により、従来品に比べ
て球面ころ（５）から保持器（６）に加わる力が減じら
れるので、保持器（６）の寿命向上を図ることができ
る。
を、内輪（２）によって下方からスラスト方向に支持案
内すると共に、軸（１）によってラジアル方向に支持案
内するようにしているので、保持器（６）はその適正な
姿勢を保ちながら回転することができる。従って、球面
ころ（５）の姿勢が保持器（６）によって矯正され、球
面ころ（５）の円滑な回転運動が確保される。また、球
面ころ（５）の回転運動の安定化により、従来品に比べ
て球面ころ（５）から保持器（６）に加わる力が減じら
れるので、保持器（６）の寿命向上を図ることができ
る。
【００１４】図２に、本発明の他の実施形態を示す。こ
れは、保持器（６）を従来品（図４（ａ）参照）と同様
のくし形とし、ポケットの長手方向一側（内径側）の環
状部（6a）を内輪（２）の内径側の案内面（2c1 ）に接
触させて、保持器（６）を内輪（２）でスラスト方向に
支持案内すると共に、軸（図示せず）でラジアル方向に
支持案内するものである。
れは、保持器（６）を従来品（図４（ａ）参照）と同様
のくし形とし、ポケットの長手方向一側（内径側）の環
状部（6a）を内輪（２）の内径側の案内面（2c1 ）に接
触させて、保持器（６）を内輪（２）でスラスト方向に
支持案内すると共に、軸（図示せず）でラジアル方向に
支持案内するものである。
【００１５】
【発明の効果】本発明によれば、保持器の回転姿勢が適
正に保持され、これによって球面ころの回転運動が安定
化するので、軸受機能の向上を図ることができる。ま
た、球面ころから保持器に加わる力を減じて保持器の寿
命向上を図ることもできる。
正に保持され、これによって球面ころの回転運動が安定
化するので、軸受機能の向上を図ることができる。ま
た、球面ころから保持器に加わる力を減じて保持器の寿
命向上を図ることもできる。
【図１】本発明にかかるスラスト自動調心球面ころ軸受
の一実施形態を示す断面図である。
の一実施形態を示す断面図である。
【図２】本発明の他の実施形態を示す断面図である。
【図３】従来のスラスト自動調心球面ころ軸受の斜視
図、および一部断面図である。
図、および一部断面図である。
【図４】調心点を軸受よりも上方に配置した使用形態を
示す拡大断面図（ａ図）、および下方に配置した使用形
態を示す断面図（ｂ図）である。
示す拡大断面図（ａ図）、および下方に配置した使用形
態を示す断面図（ｂ図）である。
１ 軸 ２ 内輪 2a 内輪軌道面 ３ ハウジング ４ 外輪 4a 外輪軌道面 ５ 球面ころ ６ 保持器 6a 環状部 6b 環状部 Ｐ 曲率中心（調心点）
Claims (3)
- 【請求項１】 鉛直軸に固定され、球面状の軌道面を有
する内輪と、ハウジングに固定され、内輪の軌道面と対
向する球面状の軌道面を有する外輪と、内・外輪間に介
在する複数の球面ころと、球面ころを円周等配位置に保
持する保持器とを有し、調心点が当該軸受よりも下方に
位置するものにおいて、 保持器を、内輪によって下方からスラスト方向に支持案
内すると共に、軸によってラジアル方向に支持案内する
ようにしたスラスト自動調心ころ軸受。 - 【請求項２】 保持器が、球面ころを収容する複数のポ
ケットと、ポケットの長手方向両側に設けられた環状部
とを有し、かつ両環状部を内輪に接触させることによっ
て内輪に支持案内される請求項１記載のスラスト自動調
心ころ軸受。 - 【請求項３】 保持器が、球面ころを収容する複数のポ
ケットと、ポケットの長手方向一側に設けられた環状部
とを有し、かつ環状部を内輪に接触させることによって
内輪に支持案内される請求項１記載のスラスト自動調心
ころ軸受。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9234670A JPH1182497A (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | スラスト自動調心ころ軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9234670A JPH1182497A (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | スラスト自動調心ころ軸受 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1182497A true JPH1182497A (ja) | 1999-03-26 |
Family
ID=16974640
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9234670A Withdrawn JPH1182497A (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | スラスト自動調心ころ軸受 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1182497A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2842162A1 (fr) * | 2002-07-09 | 2004-01-16 | Renault Vehicules Ind | Pivot d'articulation reliant la fusee et la tete d'un essieu directeur d'un vehicule industriel |
| JP2006200651A (ja) * | 2005-01-21 | 2006-08-03 | Jtekt Corp | 過給機用転がり軸受装置 |
| CN110573773A (zh) * | 2017-04-27 | 2019-12-13 | 舍弗勒技术股份两合公司 | 用于机动车的水平调节的装置 |
-
1997
- 1997-08-29 JP JP9234670A patent/JPH1182497A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2842162A1 (fr) * | 2002-07-09 | 2004-01-16 | Renault Vehicules Ind | Pivot d'articulation reliant la fusee et la tete d'un essieu directeur d'un vehicule industriel |
| JP2006200651A (ja) * | 2005-01-21 | 2006-08-03 | Jtekt Corp | 過給機用転がり軸受装置 |
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| KR20190141675A (ko) * | 2017-04-27 | 2019-12-24 | 섀플러 테크놀로지스 아게 운트 코. 카게 | 자동차용 레벨 조정 장치 |
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