JPH1182471A - 揺動部の支持構造 - Google Patents

揺動部の支持構造

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JPH1182471A
JPH1182471A JP9235825A JP23582597A JPH1182471A JP H1182471 A JPH1182471 A JP H1182471A JP 9235825 A JP9235825 A JP 9235825A JP 23582597 A JP23582597 A JP 23582597A JP H1182471 A JPH1182471 A JP H1182471A
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JP
Japan
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hinge
main body
hole
bearing
shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP9235825A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Washida
悟 鷲田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】組付け性を低下させることなく、反発具を備え
た側のヒンジ部にガタを生じさせないヒンジ機構。 【解決手段】 本体部1にヒンジ機構13を介して揺動
部2を揺動自在に支持ものであつて、ヒンジ機構13
は、本体部1の両側に設けたヒンジ軸4,4と、揺動部
2の両側に設けた軸受15,5とを備え、本体部1と揺
動部2との間のいずれか一方側には、揺動部2を仰起方
向へ押圧する反発力を蓄える反発具6を配置し、軸受1
5,5の軸孔15a,5aは、反発具6を配置した一方
側を丸孔にすると共に他方側を切欠孔にし、切欠孔の切
欠き部5bを介してヒンジ軸4の抜き差しを可能とした
ことである。軸受15,5を板部材で形成すると共に、
丸孔及び切欠孔の周縁を、板部材に設けた切起片15
c,5cで形成すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本体部にヒンジ機
構を介して揺動部を揺動自在に支持する揺動部の支持構
造に関するものであり、フアクシミリの画像形成装置等
に適用するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、揺動部の支持構造には、図2の正
面図に示す如く、本体部1にヒンジ機構3を介して揺動
部2を揺動自在に支持ものがある。このヒンジ機構3
は、図4に示す如く、本体部1の前後両側に設けたヒン
ジ軸4,4と、揺動部2の前後両側に設けた軸受5,5
とを備え、ヒンジ軸4,4に軸受5,5を支持してあ
る。ヒンジ機構3は、各ヒンジ軸4に縦長片部4aを形
成する共に各軸受5に縦長の切欠部5bを形成し、起立
状態に仰起した揺動部2(図3参照)を上下移動させる
ことにより、各軸受5の軸孔5aに切欠部5bを介して
各ヒンジ軸4の縦長片部4aを抜き差しできるように
し、組付け性の向上を図つている。更に、支持構造は、
図2に示す如く、前側Aの本体部1と揺動部2との間
に、揺動部2を仰起方向へ押圧する反発力を蓄えるガス
スプリング等の反発具6を配置し、図中二点鎖線で示す
ように仰起させた揺動部2を反発具6で支持して所定位
置に停止させ、揺動部2で覆われていない箇所から本体
部1の保守点検等ができるようにしてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記反発具6は、揺動
部2が重たいときには、反発力Pの大きなものを用いる
必要がある。例えば、揺動部2が15Kgのときには、
反発力Pとして40Kg程度のものを用いる。そのた
め、揺動部2を伏倒させて水平としたときには、大きな
反発力Pの水平分力Phが、前側のヒンジ部3に加わる
ことになる。しかし、反発具6を配置してある前側Aの
ヒンジ部3は、図5に示す如く、ヒンジ軸4の縦長片部
4aと軸受5の軸孔5aとの間に反発力である大きな水
平分力Phが伝達すると、図中の二点鎖線に示すよう
に、軸受5の切欠部5bが開く方向に変形してガタを生
じさせる。このガタは、揺動部2の円滑な揺動を妨げる
と共に、揺動部2を伏倒させたときに位置ずれを生じさ
せる等の不具合を招く。そこで、本発明は、上記問題を
解決するために、組付け性を低下させることなく、反発
具を備えた側のヒンジ部にガタを生じさせない揺動部の
支持構造の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】組付け性を低下させるこ
となく、反発具を備えた一方側のヒンジ部にガタを生じ
させないために請求項1記載の本発明が採用した手段
は、本体部にヒンジ機構を介して揺動部を揺動自在に支
持ものであつて、ヒンジ機構は、本体部又は揺動部のい
ずれか一方部の両側に設けたヒンジ軸と、他方部の両側
に設けた軸受とを備え、本体部と揺動部との間の一方側
には、揺動部を仰起方向へ押圧する反発力を蓄える反発
具を配置した揺動部の支持構造において、前記軸受の軸
孔は、反発具を配置した一方側を丸孔にすると共に他方
側を切欠孔にし、該切欠孔の切欠き部を介して前記ヒン
ジ軸の抜き差しを可能としたことである。本発明にあつ
ては、反発具を備えた一方側のヒンジ部を構成する軸受
の軸孔が丸孔であるため強度が切欠孔に比べ非常に大き
く、軸受の軸孔とヒンジ軸とに大きな反発力の水平分力
が伝達しても、軸受に大きな変形を生じさせない。更
に、本発明にあつては、丸孔の軸孔へヒンジ軸を挿入
(又は引き抜き)しつつ、切欠孔の軸孔へ切欠部を介し
てヒンジ軸を落とし込み(又は持ち上げ)することによ
り、組付け(又は分離)することができる。
【0005】軸受を補強してヒンジ部のガタの発生をよ
り確実に阻止するために請求項2記載の本発明が採用し
た手段は、請求項1記載の揺動部の支持構造において、
前記軸受を板部材で形成すると共に、前記丸孔及び切欠
孔の周縁を、該板部材に設けた切起片で形成したことで
ある。本発明にあつては、板部材に設けた切起片で軸受
の剛性を大きくして、変形し難くすることができる。
【0006】反発具を備えた側のヒンジ部にガタを生じ
させない画像形成装置を得るために請求項3記載の本発
明が採用した手段は、請求項1又は2記載の揺動部の支
持構造において、前記本体部がプリンタ部であり、前記
揺動部が光学読取部である画像形成装置に適用したこと
である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る揺動部の支持
構造(以下、「本発明支持構造」という)を図1の要部
を示す斜視図に図示された実施の形態に基づいて説明す
る。本発明支持構造の主たる改良点は、反発具6(図2
参照)を配置した一方側となる前側Aの軸受15の軸孔
15aを丸孔にすると共に、反発具6を配置していない
他方側となる後側Bの軸受5の軸孔5aを切欠孔にし、
丸孔の軸孔15aへヒンジ軸4の縦長片部4aを軸芯方
向(左右方向)に沿つて挿入(又は引き抜き)しつつ、
切欠孔の軸孔5aへ切欠部5bを介してヒンジ軸4の縦
長片部4aを上下方向に沿つて落とし込み(又は持ち上
げ)することにより、ヒンジ機構13の組付け(又は分
離)することができるようにしたことである。
【0008】上記軸受5は、板材から成形すると共に、
軸孔5aの周縁に切起片5cを形成してある。起立片5
cは、切欠部5bの側縁及び軸受5の外側縁に形成する
こともある。起立片5cは、軸受5を打ち抜きプレス加
工するときに、絞り加工等で同時に成形すれば、生産性
が向上できる。同様に、軸受15は、板材から成形する
と共に、軸孔15aの周縁に切起片15cを形成すると
共に、必要に応じて、外側縁に切起片15cを形成して
ある。軸受5,15は、この起立片5c,15cによ
り、軸孔5a,15aの剛性や軸受全体の剛性を大きく
して、変形し難くい強固なヒンジ機構13とすることが
できる。
【0009】前記後側Bのヒンジ軸4は、軸支箇所の左
右両側を切削した段部4c,4cとし、中央の縦長片部
4aを形成し、中央の縦長片部4aの上下面を軸支面と
してある。縦長片部4aは、起立状態の軸受5の切欠部
5bを通過して、軸孔5a内へ落とし込み又は持ち上げ
することにより抜き差しできるようになつている。ヒン
ジ軸4は、固定部1のブラケツト部1aの所定位置に、
カシメ止め又はネジ止め等で固着してある。前記前側A
のヒンジ軸4は、共通化を図るために同様に形成され
て、固定部1のブラケツト部1aの所定位置に固着して
ある。なお、前側Aのヒンジ軸4は、軸支箇所を縦長片
部4aで形成することなく、丸軸とすることも可能であ
る。
【0010】前記ヒンジ構造13は、画像形成装置に適
用することもある。この場合、本体部1はプリンタ部と
なり、揺動部2が光学読取部となる。
【0011】なお、ヒンジ機構13は、図示は省略した
が、固定部1に軸受15,5を設けると共に、揺動部2
にヒンジ軸4,4を設けることも可能である。
【0012】
【発明の効果】請求項1記載の本発明支持構造は、本体
部に対する揺動部の組付け性を低下させることなく、反
発具を備えた一方側のヒンジ部にガタを生じさせること
なく、揺動部の揺動を円滑にできると共に、伏倒させた
ときの揺動部に位置ずれを生じさることがない優れた効
果を有する。請求項2記載の本発明支持構造は、軸受を
補強してヒンジ部のガタの発生をより確実に阻止するこ
とにより、揺動部の揺動を円滑にできる優れた効果を有
する。請求項3記載の本発明支持構造は、画像形成装置
に適用することにより、光学読取部の支持状態を狂わす
ことをなくすことができ、伏倒させた読み取り状態の光
学読取部に位置ずれがなく正確な読み取りができると共
に、光学読取部の円滑な揺動開閉によりプリンタ部の保
守点検が容易になる等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明支持構造の実施の形態の要部を分解して
示す斜視図である。
【図2】従来のヒンジ機構を備えた画像形成装置の正面
図である。
【図3】従来のヒンジ機構を備えた画像形成装置の正面
図であつて、光学読取部となる揺動部を起立させた状態
を示すものである。
【図4】従来のヒンジ機構の要部を分解して示す斜視図
である。
【図5】従来のヒンジ機構の要部を拡大して示す正面図
である。
【符号の説明】
1…本体部、2…揺動部、4…ヒンジ軸、5(15)…
軸受、5a(15a)…軸孔、5b…切欠き部、6…反
発具、1c(15c)…切起片

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体部にヒンジ機構を介して揺動部を揺
    動自在に支持ものであつて、ヒンジ機構は、本体部又は
    揺動部のいずれか一方部の両側に設けたヒンジ軸と、他
    方部の両側に設けた軸受とを備え、本体部と揺動部との
    間の一方側には、揺動部を仰起方向へ押圧する反発力を
    蓄える反発具を配置した揺動部の支持構造において、前
    記軸受の軸孔は、反発具を配置した一方側を丸孔にする
    と共に他方側を切欠孔にし、該切欠孔の切欠き部を介し
    て前記ヒンジ軸の抜き差しを可能としたことを特徴する
    揺動部の支持構造。
  2. 【請求項2】 前記軸受を板部材で形成すると共に、前
    記丸孔及び切欠孔の周縁を、該板部材に設けた切起片で
    形成した請求項1記載の揺動部の支持構造。
  3. 【請求項3】 前記本体部がプリンタ部であり、前記揺
    動部が光学読取部である画像形成装置に適用した請求項
    1又は2記載の揺動部の支持構造。
JP9235825A 1997-09-01 1997-09-01 揺動部の支持構造 Pending JPH1182471A (ja)

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Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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