JP2023183757A - 開閉支持装置及び事務機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】トルク発生部のスペースを確保しつつ、繰り返し開閉によるカム部の摩耗を抑えることができる開閉支持装置を提供する。【解決手段】装置本体2に取り付けられる取付部材11と、取付部材にメインシャフト16を介して軸支された支持部材12と、支持部材に重なり合うと共にリフトシャフト41を介して軸支され、開閉体3に取り付けられるリフト部材13と、支持部材内部にスライド可能に収装されたスライダー14及びスライダーリフト15と、スライダーとスライダーリフトの間に弾設された弾性部材31と、スライダーのカム部14xを圧接する受圧ピン17と、を備えた開閉支持装置10であって、取付部材は一対の側板を有し、両側板には取付孔が設けられ、各取付孔にブッシュ28が取り付けられ、ブッシュ28を介して受圧ピン17が両側板間に軸架され、ブッシュ28に軸方向に割られ半径方向に収縮可能な割部が設けられている、開閉支持装置。【選択図】図9

Description

本発明は、開閉支持装置に関する。特に、受圧ピンが回転する開閉支持装置及び前記開閉支持装置を有する事務機器に関する。
従来、複写機、スキャナー或いは印刷機等の事務機器においては、コンタクトガラス上に原稿を圧着し、外光が装置本体内の露出系に侵入するのを防止するために開閉体(原稿圧着板)が用いられている。そして、この開閉体を装置本体に対し開閉するために様々な構成の開閉支持装置が公知である。
開閉支持装置のいくつかはカムスライダーの底部の外面が当接する受圧部材(受圧ピンや受圧ローラ)が用いられカムスライダーの動きを制御する。
下記特許文献1には、「原稿圧着板12を有する事務機器10の機器本体11側に取り付けられる取付部材2と、この取付部材2に第1ヒンジピン15を軸に回動可能に軸支された支持部材3と、この支持部材3に重なり合うと共にこの支持部材3の自由端部に第2ヒンジピン16を軸に回動可能に軸支され、かつ、原稿圧着板12に取り付けられるリフト部材4と、このリフト部材4と取付部材2との間に設けられ、リフト部材4を支持部材3と重なり合う方向へ付勢すると共に原稿圧着板12を開成方向に回転付勢する弾性手段5とを備え、原稿圧着板12を回転させて機器本体11の上面を原稿圧着板12で覆う閉成状態とその上面を露出させる開成状態とを形成するものである。この本発明に係る第1の原稿圧着板開閉装置1は、原稿圧着板12の所定の開成角度範囲内において当該原稿圧着板12の反転を阻止する係合手段6と、原稿圧着板12の所定の開成角度範囲外において係合手段6を解除させて原稿圧着板12の反転を許容する係合解除手段9とを備えた原稿圧着板開閉装置1」が記載されている([0019]参照。)。
ここでは、受圧部材として、取付ベースに固定され、回転しない受圧ピンが用いられている。
受圧ピンが取付ベースに固定され、回転しない原稿圧着板開閉装置は、繰り返し開閉によるスライダーカムの摩擦が発生する。特に、ADF(Auto Document Feeder)重量が重くなるほど、受圧ピンとスライダーカムの接触圧力は大きくなり、摩擦量は増大する。これにより、カム部の摩耗という課題が発生する。
また、下記特許文献2には、「事務機器の機器本体に取り付けられる取付部材と、この取付部材に第1ヒンジシャフトを介して回転可能に軸支された支持部材と、この支持部材に重なり合うと共に当該支持部材の自由端部に前記支持部材の回転方向とは逆方向へ第2ヒンジシャフトを介して回転可能に軸支され、かつ、原稿圧着板に取り付けられるリフト部材と、前記取付部材と前記支持部材との間に設けられ、前記原稿圧着板を開成方向に回転付勢する弾性手段と、前記原稿圧着板の開閉操作に伴ない前記リフト部材の回転を制御するリンク機構とを備えた原稿圧着板開閉装置であって、前記リンク機構を前記取付部材側へその一端部を回転可能に取り付けた第1リンクアームと、前記リフト部材側へその一端部を回転可能に取り付けられると共に、他端部側を前記第1リンクアームの他端部側に連結手段を介して互いに回転可能に連結させた第2リンクアームと、前記連結手段に作用するカム手段とで構成した原稿圧着板開閉装置」が記載されている([0013]参照。)。
ここでは、受圧部材として、固定された受圧ピンを軸として樹脂又は金属のローラを追加し、ローラが回転する機構が用いられている。
ローラが回転する機構の場合、摩耗は軽減するが、ローラが追加されることでトルク発生部のスペースが縮小される。近年、複写機におけるヒンジの設置スペースは年々縮小傾向にあり、少しでもトルク発生部のスペースを確保したい実情に反することになる。
これらの課題の解決を目指して試行錯誤することにより、ローラを用いず、受圧ピンの径を変えずに受圧ピン自体を回転させる機構を考え付いた。ローラを用いず、受圧ピンの径を変えないことにより、トルク発生部のスペースを確保することができる。また、受圧ピン自体が回転する機構とすることによって、繰り返し開閉によるカム部の摩耗を抑えることができる。
特開2008-257167号公報 特開2011-227370号公報
トルク発生部のスペースを確保しつつ、繰り返し開閉によるカム部の摩耗を抑えることができる開閉支持装置を提供することを目的とする。
本願発明は以下の構成を有する。
本発明の開閉支持装置は、事務機器の装置本体に取り付けられる取付部材と、この取付部材にメインシャフトを介して回転可能に軸支された支持部材と、この支持部材に重なり合うと共に当該支持部材の自由端部に前記支持部材の回転方向とは逆方向へリフトシャフトを介して回転可能に軸支され、かつ、開閉体に取り付けられるリフト部材と、前記支持部材内部にスライド可能に収装されたスライダー及びスライダーリフトと、前記スライダーと前記スライダーリフトとの間に弾設された弾性部材と、前記スライダーのカム部を圧接する受圧ピンと、を備えた開閉支持装置であって、前記取付部材は一対の側板を有しており、両側板には対向する位置に取付孔が設けられ、各取付孔にはそれぞれブッシュが取り付けられ、前記ブッシュを介して、前記受圧ピンが両側板間に軸架されており、前記ブッシュに、軸方向に割られ、半径方向に収縮可能な割部が設けられていることを特徴とする。
本発明の開閉支持装置は、前記ブッシュが、円環部と、円筒部と、前記円環部と前記円筒部を連結する連結部を有し、前記割部が、広く割られた部分と狭く割られた部分を有する平面視略三角形状部分と、狭く割られた部分のみから成る平面視略矩形状部分とからなり、前記平面視略三角形状部分は、前記円環部から前記連結部にかけて設けられ、前記平面視略矩形状部分は、前記連結部から前記円筒部にかけて設けられていることが好ましい。
本発明の事務機器は、先に記載の開閉支持装置を用いたことを特徴とする。
本発明の開閉支持装置は、先に記載の構成を備え、ローラを用いず、受圧ピンの径を変えずに受圧ピン自体を回転させる機構を備えるので、トルク発生部のスペースを確保しつつ、繰り返し開閉によるカム部の摩耗を抑えることができる。ブッシュに、軸方向に割られ、半径方向に収縮可能な割部が設けられていることにより、ブッシュに受圧ピンを圧入して、ガタなく取り付けることができ、受圧ピンの回転をスムーズにすることができ、繰り返し開閉によるカム部の摩耗を抑えることができる。
本発明の事務機器は、先に記載の構成を備え、ローラを用いず、受圧ピンの径を変えずに受圧ピン自体を回転させる機構を備える開閉支持装置を用いたので、トルク発生部のスペースを確保しつつ、繰り返し開閉によるカム部の摩耗を抑えることができる開閉支持装置を備えた事務機器とすることができる。
本発明の実施形態1の開閉支持装置を用いた事務機器を示す斜視図である。 本発明の実施形態1の開閉支持装置を示す図であって、開状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態1の開閉支持装置を示す図であって、閉状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態1の開閉支持装置を示す斜視分解図である。 本発明の実施形態1の開閉支持装置の取付部材を示す平面図(a)、右側面図(b)、正面図(c)である。 本発明の実施形態1の開閉支持装置の受圧ピンを示す右側面図である。 本発明の実施形態1の開閉支持装置のブッシュを示す斜視図(a)、正面図(b)、底面図(c)である。 本発明の実施形態1の開閉支持装置を示す部分断面図である。 本発明の実施形態1の開閉支持装置を示す図であって、ヒンジ角度60°の時の断面図である。 本発明の実施形態1の開閉支持装置を示す図であって、ヒンジ角度0°の時の断面図である。
以下、この発明の好適な実施の形態に係る開閉支持装置、及びこの開閉支持装置を備えた事務機器について、図面を参照しながら説明する。
なお、以下の説明にあたり、図1で示す直交座標系で示した前後、左右、及び上下の方向を適宜参照する。
なお、本発明において、事務機器には、複写機や複合機等のコピー機、印刷機、ファクシミリ、スキャナー等が含まれるが、これらのものに限定されない。
(実施形態1)
図1において、符号1で示したものは事務機器の一例である複写機である。
事務機器1は、略立法体状の装置本体2と、装置本体2の上面2aのコンタクトガラス4と、上面2aの右下の操作部5と、装置本体2の上面2aを開閉する開閉体(原稿圧着板)3と、を有する。
開閉体(原稿圧着板)3は、自動原稿送り装置付きのものと、そうでない軽量のものとがあり、本実施の形態では、原稿自動送り装置付きのものを示している、この原稿自動送り装置付きのものは、向かって左側の方が重量があるので、左側の開閉支持装置10と右側の開閉支持装置10Aは、構成が異なるのが通常である。本実施の形態では、左側の重量のある側に取り付けられる符号10で示されたものについて説明する。符号10Aで示された開閉支持装置は説明を省略する。
開閉体3は装置本体2に開閉支持装置(ヒンジ)10、10Aにより回動可能に連結されている。開閉支持装置10、10Aにより装置本体2に対し開閉体3は開閉可能に取り付けられている。図1では、開閉体3は開状態とされている。開状態とは、装置本体2の上面2aに対し開閉体3の下側の面3aが離間している状態をいい、閉状態とは、装置本体2の上面2aに開閉体3の下側の面3aが当接している状態をいう。
図2~4に示すように、本発明の実施形態1の開閉支持装置10は、取付部材11と、支持部材12と、リフト部材13とを有しており、支持部材12は、メインシャフト16を介して取付部材11に回動自在に取り付けられており、リフト部材13は、リフトシャフト41、42を介して支持部材12に取り付けられている。
「取付部材」
図4、5に示すように、取付部材11は、底面部11aと、底面部11aから上方へ立ち上げた対の側板11b、11bと、底面部11aの後端部から上方に延びる後板11eを有する。
底面部11aには、取付孔11c、11dが設けられ、装置本体2にネジで取り付けられる。後板11eには、略板状のストッパー24が小ネジ26により取り付けられる。対の側板11b、11bには取付孔11g、11gが設けられ、軸受22、22と、カラー23、23を介して、メインシャフト16が取り付けられる。メインシャフト16は、支持部材12にも取り付けられ、取付部材11は、メインシャフト16を介して支持部材12を回転可能に支持する。対の側板11b、11bには取付孔11f、11fが設けられ、ブッシュ28、28、Eリング29を介して、受圧ピン17が取り付けられる。
「リフト部材」
図4に示すように、リフト部材13は、平面視略矩形状の天板部13aと、天板部13aから下方に立ち下げた対の側板13b、13bと、対の側板13b、13bの下端側を外側に折り曲げた折り曲げ部13c、13cを有する。
天板部13aには高さ調整ネジ25が取り付けられ、開閉体3の取付高さが調整可能とされている。
折り曲げ部13c、13cには複数の孔部13dが設けられ、複数のネジにより、リフト部材13は開閉体3に取り付けられる。
「支持部材」
図4に示すように、支持部材12は、平面視略矩形状の天板部12aと、天板部12aから下方に立ち下げた対の側板12b、12bと、対の側板12b、12bの下端側を内側に折り曲げた折り曲げ部12c、12cを有する。
対の側板12b、12bには取付孔12fが設けられ、取付部材11の対の側板11b、11bにメインシャフト16を介して取り付けられ、支持部材12は、取付部材11により回転可能に支持される。対の側板12b、12bには側板13b側に突出した凸部12dが設けられ、側板13bに対する側板12bのガタを直している。
支持部材12の自由端側には取付孔12gが設けられ、リフト部材13の対の側板13b、13bにリフトシャフト41を介して取り付けられる。
支持部材12は、平面視略矩形状、略筒状に形成されており、筒内に収容空間12hを有する。天板部12aには、収容空間12h内に突出したフリクション用突部12eが設けられている。
「収容空間」
図4に示すように、支持部材12の収容空間12h内には、後側から、スライダー14と、ショックアブソーバー27と、スペーサー21と、スプリング(大径)32と、スプリング(小径)33と、スライダーリフト15がこの順序で配置されている。組み合わされた時には、スプリング(小径)33は、スプリング(大径)32の径内に挿入配置され、ショックアブソーバー27が、スプリング(小径)32の径内に挿入配置される。
「スライダー」
図4に示すように、スライダー14は、後面部14aと、両側面部14b、14bと、天面部14cと、底面部14fと、凹部14d、14eとを有する。
図9、10に示すように、後面部14aにはカム部(頂部)14xが形成されている。
「スライダーリフト」
図4に示すように、スライダーリフト15は、前面部15aと、両側面部15b、15bと、天面部15cと、底面部15fと、凹部15d、15eとを有する。
「弾性部材」
図4、9、10に示すように、弾性部材31は、スプリング(コイルばね)(小径)33とスプリング(コイルばね)(大径)32とからなる。弾性部材31は、支持部材12の収容空間内でスライダー14と、スライダーリフト15の間に配置される。つまり、スライダー14とスライダーリフト15の間に弾性部材31が弾設される。
弾性部材31は、スプリング(小径)33又はスプリング(大径)32のみからなるものとしてもよく、より多くのスプリングを備える構成としても良い。
「ショックアブソーバー」
スプリング(小径)33の径内にはスペーサー21を介して、ショックアブソーバー27も挿入配置される。ショックアブソーバー27は、一端側に縁部27aが設けられ、他端側に突出したピストン27bが設けられている。
図2~4、9、10に示すように、スライダーリフト15の前面側はリフトシャフト42が押圧し、スライダー14の後側のカム部14xは受圧ピン17が受圧する構成とされ、スライダー14とスライダーリフト15は、間に弾性部材31が弾設され、支持部材12の収容空間12h内に摺動可能に収容されている。
図6に示すように、受圧ピン17は、円板状のヘッド部17aと、円柱部17bと、凹部17cが設けられた先端部17dを有する。
円柱部17bの径は、従来の受圧ピンの径と同じとされている。
図7に示すように、ブッシュ28は、円環部28aと、円筒部28bと、円環部28aと円筒部28bを連結する連結部28dを有する。
ブッシュ28に、軸方向に割られ、半径方向に収縮可能な割部28cが設けられている。
割部28cが、広く割られた部分と狭く割られた部分を有する平面視略三角形状部分と、狭く割られた部分のみから成る平面視略矩形状部分とからなり、前記平面視略三角形状部分は、円環部28aから連結部28dにかけて設けられ、前記平面視略矩形状部分は、連結部28dから前記円筒部28bにかけて設けられている。
ブッシュ28に、軸方向に割られ、半径方向に収縮可能な割部28cが設けられていることにより、ブッシュ28に受圧ピン17を圧入して、ガタなく取り付けることができ、受圧ピン17の回転をスムーズにすることができ、繰り返し開閉によるカム部の摩耗を抑えることができる。
本発明の実施形態1の開閉支持装置10は、底面部(取付ベース)11aの両側板11b、11bにブッシュ28を設ける構成なので、受圧ピン17自体をスムーズに回転させることができる。
図4に示すように、Eリング29は板状部29aを有する。板状部29aには切り欠け部29bが設けられている。Eリング29は、受圧ピン17の凹部17cを挟み込み、受圧ピン17が回転しても、取付孔11fから抜け出るのを防ぐことができる。
図4に示すように、ストッパー24は板状部24aと、対の側板24b、24bとを有する。板状部24aには複数の孔部24cが設けられ、小ネジ26により、ストッパー24が取付部材11の後板11eに取り付けられる。側板24bの上辺、上部、下部には切り欠け部24d、24e、24fが設けられている。
図10に示すように、閉状態では、スライダー14の後面14aのカム部14xの上側が受圧ピン17に当接し、受圧ピン17が受圧する。
図9に示すように、開状態では、スライダー14の後面14aのカム部14xの下側が受圧ピン17に当接し、受圧ピン17が受圧する。
閉状態から開状態となるとき、受圧ピン17への当接部分はカム部14xの上側から下側へ移動し、受圧ピン17は回転する。この際、受圧ピン17は、ブッシュ28で両端を軸架されているのでほとんど摩擦なしに回転する。
本発明の開閉支持装置は、ローラを用いず、受圧ピンの径を変えないことにより、トルク発生部のスペースを確保することができるとともに、受圧ピン自体が回転する機構とすることによって、繰り返し開閉によるカム部の摩耗を抑えることができる開閉支持装置として活用が期待できる。また、当該効果を奏する開閉支持装置を備えた事務機器として活用が期待できる。
1 事務機器
2 装置本体
3 開閉体(原稿圧着板)
10 開閉支持装置
10A 開閉支持装置
11 取付部材(ベース部材)
11b 側板
11c 取付孔
11d 取付孔
11f 取付孔
11g 取付孔
12 支持部材(ケース部材)
12b 側板
12f 取付孔
12g 取付孔
13 リフト部材(ブラケット部材)
13b 側板
13e 取付孔
13f 取付孔
14 スライダー
14x カム部(頂部)
15 スライダーリフト
16 メインシャフト
17 受圧ピン
28 ブッシュ
28a 円環部
28b 円筒部
28c 割部
28d 連結部
31 弾性部材
41 リフトシャフト
42 リフトシャフト

Claims (3)

  1. 事務機器の装置本体に取り付けられる取付部材と、この取付部材にメインシャフトを介して回転可能に軸支された支持部材と、この支持部材に重なり合うと共に当該支持部材の自由端部に前記支持部材の回転方向とは逆方向へリフトシャフトを介して回転可能に軸支され、かつ、開閉体に取り付けられるリフト部材と、前記支持部材内部にスライド可能に収装されたスライダー及びスライダーリフトと、前記スライダーと前記スライダーリフトとの間に弾設された弾性部材と、前記スライダーのカム部を圧接する受圧ピンと、を備えた開閉支持装置であって、
    前記取付部材は一対の側板を有しており、
    両側板には対向する位置に取付孔が設けられ、
    各取付孔にはそれぞれブッシュが取り付けられ、
    前記ブッシュを介して、前記受圧ピンが両側板間に軸架されており、
    前記ブッシュに、軸方向に割られ、半径方向に収縮可能な割部が設けられていることを特徴とする、開閉支持装置。
  2. 前記ブッシュが、円環部と、円筒部と、前記円環部と前記円筒部を連結する連結部を有し、前記割部が、広く割られた部分と狭く割られた部分を有する平面視略三角形状部分と、狭く割られた部分のみから成る平面視略矩形状部分とからなり、
    前記平面視略三角形状部分は、前記円環部から前記連結部にかけて設けられ、
    前記平面視略矩形状部分は、前記連結部から前記円筒部にかけて設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の開閉支持装置。
  3. 請求項1に記載の開閉支持装置を用いたことを特徴とする、事務機器。
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