JP2003205153A - 遊技機の蝶番装置 - Google Patents

遊技機の蝶番装置

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JP2003205153A
JP2003205153A JP2002005516A JP2002005516A JP2003205153A JP 2003205153 A JP2003205153 A JP 2003205153A JP 2002005516 A JP2002005516 A JP 2002005516A JP 2002005516 A JP2002005516 A JP 2002005516A JP 2003205153 A JP2003205153 A JP 2003205153A
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JP
Japan
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shaft
hole
hinge
shaft support
support hole
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JP2002005516A
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Kenkichi Yoshida
賢吉 吉田
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Sammy Corp
Samy KK
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Sammy Corp
Samy KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡明な構成で揺動開閉および着脱操作が容易
な蝶番装置を提供する。 【解決手段】 遊技機の外枠1に対して前枠2を開閉自
在に支持する蝶番装置H 1が、板状部17を有する上固
定金具10と支軸65を有する上揺動金具60とから構
成される。板状部17は、軸支持孔31aおよびガイド
孔31が形成された下板部材30と、この上に取り付け
て片側側方に導入部を有する上板部材40と、下板部材
30の下面に取り付けられた下蓋部材50と、下蓋部材
50に支持されてガイド孔31内を延びる左右一対の弾
性アーム22を有してなる弾性部材20とから構成され
る。支軸が導入部からガイド孔内に導入されて前方に移
動されると、支軸が弾性アームの間に受け入れられて、
これを左右外側に押し広げながらガイド孔内を前方に移
動され、軸支持孔内に移動したときに弾性アームが元の
位置に戻って保持部23により支軸を軸支持孔内に保持
する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ベース部材と開閉
部材との間に配設されて、ベース部材と開閉部材とを相
対的に揺動開閉自在に接続する蝶番装置に関する。 【0002】 【従来の技術】上記のような蝶番装置は遊技機に多用さ
れており、その一例として、パチンコ機における外枠と
前枠との間に配設される蝶番装置があげられる。パチン
コ機の蝶番装置は、外郭方形状の開口を有する外枠とこ
の開口面域に合わせた開閉搭載用の前枠との互いの正面
左側上下に配設された上下一対の蝶番装置からなる。上
下の蝶番装置はそれぞれ、図14に示すように、水平に
配設された第1板状部801に軸支持孔802が形成さ
れた第1ヒンジ部材800と、水平に配設された第2板
状部806から上方に突出する支軸807が固設された
第2ヒンジ部材805とから構成される。このような構
成の上下一対の蝶番装置において、軸支持孔802内に
支軸807を嵌入させて第1および第2ヒンジ部材80
0,805を水平に相対回動自在に接続させることによ
り、外枠に対して前枠を揺動開閉および着脱可能に支持
するように構成している。 【0003】ところが、上記のような従来の蝶番装置で
は、外枠に対して前枠を装着しようとするときに、上下
両方の蝶番装置の軸支持孔802と支軸807とをとも
に位置合わせして(軸心を一致させて)係合させなけれ
ばならず、作業が容易でないという問題があった。特
に、遊技施設内での装着にあっては、外枠が遊技島に固
定されて移動不能であるとともに、前枠には遊技盤や裏
機構盤、制御装置等が組み込まれて相当な重量(例え
ば、15〜20kg)を有しており、さらに蝶番装置が重
心位置と離れた側方に位置しているため、上下2カ所の
位置決めを行う装着作業が極めて困難であるという問題
があった。 【0004】このような問題に鑑みて、例えば、図15
に示すように、第1ヒンジ部材800′の板状部801
に外側面から軸支持孔802に繋がる導入開口803を
形成し、第2ヒンジ部材805′の支軸807の左右を
平面状にカットして平面部807a,807aを形成
し、支軸807の左右平面部807a,807aの幅が
導入開口803の幅より僅かに狭くなるように構成する
ことが知られている。この構成では、支軸807の左右
平面部807a,807aを導入開口803を通過させ
ることにより支軸807を側方から軸支持孔802内に
挿入させることができ、この状態で第1および第2ヒン
ジ部材800′,805′を水平に相対回動させれば、
左右平面部807a,807aが軸支持孔802内に回
動自在に保持される。このように構成すれば、軸支持孔
802と支軸807とを上下に位置合わせすることなく
支軸807を横方向に移動させて軸支持孔802内に嵌
入させることができるため、外枠に前枠を取り付ける作
業が簡単となる。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この構
成の場合は、軸支持孔802の導入開口803と支軸8
07の左右平面部807a,807aとが対向する位置
まで前枠を回動させると支軸807が軸支持孔802か
ら外れ出て、前枠が外れるという問題がある。 【0006】本発明は、上記問題や課題に鑑みて成され
たものであり、簡明な構成で外枠等に対して前枠等を容
易に着脱させることができるとともに、一旦装着した後
は、その回動位置に拘わらず前枠等を外れることなくし
っかりと保持することができるような構成の遊技機の蝶
番装置を提供することを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記問題および課題を解
決して目的を達成するため、本発明に係る蝶番装置は、
遊技機の側部上下に配設されてベース部材(例えば実施
形態における外枠1)に対して開閉部材(例えば実施形
態における前枠2)を揺動開閉自在にヒンジ接続させる
上下一対の蝶番装置における少なくとも一方の蝶番装置
であって、ベース部材および開閉部材のいずれか一方の
部材に固設された第1ヒンジ部材(例えば実施形態にお
ける上固定金具10)と、他方に固設された第2ヒンジ
部材(例えば実施形態における上揺動金具60)とから
構成される。第1ヒンジ部材は上記一方の部材に固設さ
れて水平に突出する板状部を有して構成され、第2ヒン
ジ部材は上前記他方の部材に固設されて下方に突出する
軸状体(例えば、実施形態における支軸65)を有して
構成され、板状部が、軸支持孔およびこの軸支持孔に繋
がって後方に延びたガイド孔が形成された下板部材と、
この下板部材の上に重なって取り付けられて軸支持孔お
よびガイド孔の周囲を囲むとともに片側側方が開放され
て導入部が形成された上板部材と、ガイド孔内を軸支持
孔内に向けて延びて配設された左右一対の弾性アームを
有してなる弾性部材とから構成される。なお、左右一対
の弾性アームの先端開放部に軸支持孔の周囲に沿った形
状の保持部が設けられており、これら左右一対の弾性ア
ームの左右方向間隔が、導入部に隣接する中間部におい
て軸状体の外径とほぼ同一もしくはこれより大きく、先
端開放部において狭くなるように形成されている。そし
て、軸状体が導入部からガイド孔内に導入されるととも
に前方に移動されたときに、軸状体が中間部における左
右一対の弾性アームの間に受け入れられた後、左右一対
の弾性アームを左右方向外側に押し広げながらガイド孔
に沿って前方に移動され、軸支持孔内に移動したときに
左右一対の弾性アームが元の位置に戻って保持部により
軸状体を軸支持孔内に保持するように構成されている。 【0008】上記のように構成された本発明に係る蝶番
装置によれば、外枠に対して前枠を接続させるときに、
上下2カ所の軸支持孔と支軸とを同時に位置合わせ(芯
出し)して係合させるような微妙な調整操作が必要な
く、少なくとも一方の蝶番装置については第2ヒンジ部
材の軸状体を第1ヒンジ部材の側部の導入部を通ってガ
イド孔内に側方から侵入させ、次に軸状体を前方に移動
させるという簡単な操作で軸状体を軸支持孔内に位置さ
せて回動自在に且つ外れることなく保持させ、第1およ
び第2ヒンジ部材をヒンジ結合させることができる。 【0009】また、板状部において軸支持孔から後方に
延びてガイド孔が形成されているため、軸支持孔内に位
置した軸状体は前方に引っ張られると少なくとも軸支持
孔の前部側において板状部に当接する。このため、開閉
部材を開放したときにヒンジ接続部に水平前方に作用す
る力は、軸支持孔の前部に作用して板状部により受ける
ことができ、十分な強度を確保できる。また、ガイド孔
を覆って片持ち支持されて取り付けられる弾性部材は、
軸支持孔の後部に位置するため、開閉部材を開放したと
きに水平前方に作用する力を受けることがなく、所期の
弾性変形性能を損なうおそれがない。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、本発明に係る遊技機の蝶番
装置について、添付図面を参照しながら説明する。この
実施形態では遊技機の一例としてパチンコ機を採り上
げ、外枠に対して前枠を揺動開閉および着脱自在に連結
する蝶番装置に本発明を適用した場合を主として説明す
る。まず、本実施形態に係る蝶番装置が適用されるパチ
ンコ機PMについてその概要構成を、図1を参照して要
約説明する。 【0011】パチンコ機PMは外郭方形枠サイズに構成
されて縦向きの固定保持枠を成す外枠1の開口前面に、
これに合わせた方形枠サイズに構成されて開閉搭載用の
前枠2が互いの正面左側上下に配設された蝶番装置
1,H2で横開き開閉および着脱が可能に取り付けら
れ、正面右側に設けられた施錠装置4を利用して外枠1
と係合された閉鎖状態で遊技に供される。 【0012】前枠2の各部にはパチンコ遊技を展開する
遊技展開部材として、前枠2の前側面域に合わせてガラ
ス扉5及び上球皿6が左側部に設けられた蝶番装置(図
示せず)を利用してともに横開き開閉及び着脱が可能に
組付けられる一方、上球皿6の下部に下球皿7、操作ハ
ンドル8及び打球発射装置等が装備されている。前枠2
の裏側には、この前枠2と一体成形された収容枠に所定
のゲージ設定で構成された遊技盤9が着脱可能にセット
保持され、収容枠の裏側に球貯留部や賞球払出機構等を
有する裏機構盤(図示せず)が開閉及び着脱可能に装備
されている。裏機構盤の各部には主制御基板やターミナ
ル基板、音声基板等の各種基板や電子部品などが取り付
けられ、各機器が図示しないワイヤーハーネスで接続さ
れている。なお、パチンコ機PMは、全体が所要の後傾
角度(例えば、1度以内の後傾角)で縦向きに保持され
る。 【0013】外枠1と前枠2とを揺動開閉および着脱自
在にヒンジ結合する上下一対の蝶番装置H1,H2のう
ち、下側の蝶番装置H2は、その斜視図を図2に示すよ
うに、外枠1の左側下部に固設される下固定金具110
と、前枠2の左側下部に固設される下揺動金具130と
から構成される。 【0014】下固定金具110は、外枠1の内周に固定
される固定側基部111と、この固定側基部が直角に折
り曲げられて前方に水平に突出する固定側板状部112
と、固定側板状部の前端部に固着されて上方に突出する
支軸115とからなり、所定板厚の鋼板を打ち抜きおよ
び曲げ成形して図示する形状に形成した後、外枠1の左
下部にリベットおよびネジ等の締結手段を用いて固設さ
れる。下固定金具110は、直角に折り曲げられた固定
側基部111の外面と固定側板状部112の底面とで、
外枠1の内側の直交2面(左内側面および上面)に当接
して、左右および上下方向に位置決めされるとともに、
固定側板状部112の後側端面で外枠2の前面に当接し
て前後方向に位置決めされ、これにより外枠1に対する
支軸115の軸線、すなわち揺動軸Axが位置決めされ
る。なお、支軸115の上端部は円錐状に形成されてお
り、後述する軸支持孔135との嵌合を容易化してい
る。 【0015】下揺動金具130は、前枠2の裏面側に固
定される揺動側基部131と、この揺動側基部131か
ら直角に折り曲げられて前方に水平に突出する揺動側板
状部132とからなり、揺動側板状部132の前端部に
は上記支軸115と嵌合可能な軸支持孔135が穿設さ
れて構成される。下揺動金具130は下固定金具110
と同様に所定板厚の鋼板を打ち抜きおよび曲げ成形して
図示する形状に形成した後、前枠2の左下部裏面にネジ
等の図示しない締結手段を利用して固設される。下揺動
金具130は、揺動側基部131が前枠2の裏面にネジ
締結されることで前後、左右および上下方向に位置決め
され、前枠2に対する軸支持孔135の軸線が位置決め
される。 【0016】このように構成される下側の蝶番装置H2
は、下固定金具の支軸115に上方から軸支持孔135
を同軸上に位置決めして前枠2を下動させ、支軸115
と軸支持孔135とを嵌合接続させることでヒンジ結合
され、支持面部112で被支持面部132を支持して外
枠2に対して前枠2を揺動軸Axまわりに揺動開閉自在
に接続する。 【0017】このような構成の下側の蝶番装置H2と組
み合わせて設けられる上側の蝶番装置H1の実施形態に
ついて以下に説明する。この蝶番装置H1はその斜視図
を図3に示すように、外枠1の左側上部に固設される上
固定金具10(第1ヒンジ部材)と、前枠2の左側上部
に固設される上揺動金具60(第2ヒンジ部材)とから
構成され、後述するように上固定金具10と上揺動金具
60とがヒンジ結合される。なお、図3は上固定金具1
0と上揺動金具60とをヒンジ結合させる以前の状態を
斜視図として示しており、その平面図を上固定金具10
を分解した状態で図4に示し、上固定金具10を分解し
てその構成を詳細に示す斜視図を図5に示す。なお、各
図は蝶番装置を明瞭に示すためガラス扉5を取り外した
状態で記載している。 【0018】上固定金具10は、外枠1の左上方角部に
固定される固定側基部11と、この固定側基部11から
前方に向けて水平に突出する固定側板状部17とから構
成され、固定側板状部17の内部に弾性部材20が固設
されている。 【0019】固定側基部11は、外枠1の左上部に形成
された上部取付面に固着される上辺部12、上辺部12
と直交し外枠1の左外側面に形成された側部取付面に固
着される側辺部13、上辺部12および側辺部13と直
交し外枠1の前端面に当接する前辺部14からなり、前
辺部14が固定側板状部17を構成する下板部材30と
一体に繋がる。すなわち、上固定金具10において、固
定側基部11と下板部材30とが所定板厚の鋼板を打ち
抜きおよびプレス成形して図示する形状に一体成形され
た後、上記直交する三辺12,13,14で外枠1の左
上方角部に位置決めされ、リベット15等により外枠1
に固定される。 【0020】固定側板状部17は、上述のように固定側
基部11と一体成形された下板部材30と、下板部材3
0の上に取り付けられた上板部材40と、下板部材30
の下面を覆って取り付けられた下蓋部材50と、下板部
材30と下蓋部材50との間に配設された弾性部材20
とから構成される。 【0021】下板部材30には、基部側から前方に延び
るガイド孔31が穿設形成されている。ガイド孔31は
図4および図5に示すように、中間部から後端側にかけ
てテーパ状に狭くなって後端31cが半円筒状に形成さ
れており、一方、中間部から先端側にかけてもテーパ状
に狭くなって前端が半円筒状に形成されて軸支持孔31
a(正確には軸支持孔の前半部)を構成している。ま
た、軸支持孔31aの近傍後側の左右が外方に広がって
凹部31b,31bが形成されている。後述するよう
に、下板部材30の右側上面が、上揺動金具60の支軸
65がスライド移動する第1スライド面32として用い
られ、このときに支軸65をスムーズに第1スライド面
32上に案内するための面取り33が下板部材30にお
ける第1スライド面32の右側端に形成されている。下
板部材30にはさらに、上板部材40をネジ止めするた
めのネジを通す複数のネジ挿通孔34aが図示のように
形成されている。 【0022】上板部材40は樹脂材料などにより一体成
形されて作られ、下板部材30のガイド孔31の前部周
囲を囲む形状に形成された開口部45を有し、下板部材
30の外周形状と略同一の外周形状に形成されている。
開口部45の片側側方(図4における右側側方)に下方
に窪んだ段差を有して薄板状に形成されたスライド板部
46が設けられており、スライド板部46の上面が第2
スライド面46aを形成するとともに第2スライド面4
6aの上側空間が開口部45を側方に開放する導入部の
一部を形成する。この第2スライド面46aの外端側に
面取り46bが設けられている。また、スライド板部4
6における開口部45の側縁を形成する部分に開口部4
5内に突出するガイド突起47aが形成されており、こ
れに対向する開口部45の側縁にも開口部45内に突出
するガイド突起47bが形成されている。 【0023】なお、本実施形態においては、スライド板
部46は別体に形成されてビス46cにより下面側から
固定されているが、上板部材40全体としてこれを一体
成形してもよい。但し、後述するように第2スライド面
46aの上を支軸65がスライド移動するため、スライ
ド板部46を鋼板等から別体成形して十分な強度を持た
せるのが好ましい。 【0024】この上板部材40には上下に貫通する複数
のネジ挿入孔49が図示のように形成され、このネジ挿
入孔49に挿通されたネジ39を下板部材30のネジ挿
通孔34aに挿通させるとともに、下蓋部材50のネジ
孔59に螺合させて上板部材40および下蓋部材50が
下板部材30に固設される。 【0025】このように固設された状態では、開口部4
5の前部は下板部材30のガイド孔31の前部と上下に
繋がり、下および上板部材30,40(すなわち、固定
側板状部17)を上下に貫通する開孔が形成される。こ
のとき、上板部材40の開口部45の前端部は半円筒状
に形成されて軸支持孔45a(正確には、軸支持孔の前
半部)を構成しており、下板部材30の軸支持孔31a
と上下に繋がって上下に延びる軸支持孔(軸支持孔の前
半部)を構成する。 【0026】また、上板部材40に設けられたスライド
板部46より外側において上方に露出する下板部材30
の上面が上記第1スライド面32を形成し、この第1ス
ライド面32は内端において面取り46bを介して第2
スライド面46aと繋がる。このため、上記のように下
板部材30の上に上板部材40が固設された状態で、第
1および第2スライド面32,46aが面取り46bを
介して滑らかに繋がるとともにその上側空間(これを導
入部と称する)を介して開口部45が外方に開放されて
いる。 【0027】下蓋部材50は、下板部材30の外形形状
と略同一の外形形状の下面板部51と、この下面板部5
1の外周に沿って上方に突出した外周リブ52aと、ネ
ジ孔59を形成するため下面板部51から上方に突出し
た円筒状の複数のボス部52bと、軸支持孔53a(軸
支持孔の前半部)を形成するため下面板部51の前部に
おいて上方に突出した半円リブ53と、弾性部材を保持
するため下面板部51の後部において上方に突出して形
成された左右一対の支持リブ54および円筒状の支持柱
55と、下面板部51の前部において上方に突出した略
三角形状のストッパ部56とを有して、樹脂材料等によ
り一体に形成されている。ここで、外周リブ52a、ボ
ス部52b、半円リブ53、支持リブ54の上面が同一
面上に位置し、支持柱55がこれより上方に突出し、ス
トッパ部56は最も低くなっている。そして、下蓋部材
50が上述したようにネジ孔59に螺合するネジ39に
より下板部材30の下面に固設されたときに、外周リブ
52a、ボス部52b、半円リブ53、支持リブ54の
上面が下板部材30の下面に当接し、支持柱55はガイ
ド孔31の後端31c内に突出して位置する。なお、支
持柱55は下板部材30の上面に突出し、ここに保持リ
ング38を取り付けて下蓋部材50および弾性部材20
を上板部材30の下面に仮止めすることができるように
なっている。これにより、下板部材30に上板部材4
0、弾性部材20および下蓋部材50をネジ39により
一緒に取り付ける作業が容易に行える。 【0028】弾性部材20は、U字状の固定部21と、
固定部21から前方に延びる左右一対のアーム部22,
22と、これらアーム部22,22のそれぞれの先端に
繋がって左右方向外方に折れ曲がった円弧状の保持部2
3,23とを有して、弾性を有する金属板から一体に形
成される(例えば、所定板厚のバネ用ステンレス鋼鋼板
やバネ鋼板等をプレス成形により形成される)。固定部
21はそのU字基部が支持柱55を囲むようにして支持
リブ54内に配設されて固定される。アーム部22,2
2はそれぞれ後部が外方に膨らむとともに前部がテーパ
状に狭くなっており、固定部21が上記のように支持リ
ブ54内に固定された状態でストッパ部56を挟むよう
にして位置決めされる。 【0029】このように固定部21が支持リブ54およ
び支持柱55により固定保持されて下蓋部材50に取り
付けられた状態において、弾性部材20の上半部は下蓋
部材50の外周リブ52a、ボス部52b、半円リブ5
3、支持リブ54の上面より上方に突出する。このた
め、この状態のまま下蓋部材50が下板部材30の下面
に固設されると、弾性部材20はその上部が下板部材3
0のガイド孔31内に入り込む(図7および図8〜図1
1参照)。この状態においては、アーム部22,22は
外方に弾性変形可能であるが、このとき、ガイド孔31
の前部の左右に凹部31b,31bが形成されているた
め、図7(B)に二点鎖線で示すように、保持部23,
23が凹部31b,31b内に入り込みアーム部22,
22が外方に大きく弾性変形可能となっている。 【0030】また、アーム部22に外力が作用しない自
由状態において、アーム部22,22の先端はストッパ
部56を挟むように当接して位置決めされ、このとき、
保持部23の円弧状の前端面23aが軸支持孔の後半部
を形成する。これにより、自由状態での保持部23の前
端面23aと下蓋部材50の半円リブ53の軸支持孔5
3aおよび下板部材30の軸支持孔31aとに囲まれて
上下に延びる円筒状の軸支持孔空間が形成される。ここ
で、軸支持孔53aは、下板部材30の軸支持孔31a
および上板部材40の軸支持孔45aと上下に繋がり、
これら軸支持孔31a,45a,53aにより形成され
て上下に延びる軸支持孔空間の中心軸は下固定金具11
0の支軸115の揺動軸Axと上下に一致する。 【0031】一方、上固定金具10にヒンジ接続される
上揺動金具60は、前枠2の裏面側に固定される揺動側
基部61、この揺動側基部61から直角に折り曲げられ
て前方に水平に突出する揺動側板状部62、および揺動
側板状部62の前端部に固着されて下方に突出する支軸
65(軸状体)からなり、所定板厚の鋼板から作られて
前枠2の左上部裏面にネジ66により固定される。この
支軸65の下端には円錐状の面取り65aが形成されて
いる。なお、揺動側基部61には一対の取り付け位置決
め突起61aが設けられており、前枠2が外枠1に閉止
されたときに、外枠1に形成された取り付け位置決め凹
部(図示せず)内に突起61aが嵌入して、位置決め保
持されるようになっている。 【0032】このような構成において、図6に示す、自
由状態での弾性部材20のアーム部22の最も広くなる
部分(上板部材40のガイド突起47a,47bの下側
に位置する部分)の幅寸法D1,D4と、ガイド突起4
7a,47bの先端の間隔D2と、その下側におけるガ
イド孔31の幅寸法D5と、支軸65の直径D3との関
係は次のように設定される。まず、D5がD4より若干
大きく(もしくは等しく)て弾性部材20がガイド孔3
1内に受容されるようになっており、D2がD1より若
干小さく(もしくは等しく)てガイド孔31に受容され
た弾性部材20のアーム部22を左右ガイド突起47
a,47bが覆うようになっている。また、D2がD3
より若干大きくて支軸65がガイド突起47a,47b
の間に入り込むことが可能である。このとき、支軸65
がガイド突起47aを乗り越えてガイド突起47a,4
7bの間に入り込むため、支軸65が弾性部材20に干
渉することがなく、アーム部22,22の間にスムーズ
に入り込む。このことから分かるように、弾性部材20
をガイド突起47a,47bにより保護している。 【0033】以上の構成の実施形態における上下の蝶番
装置H1,H2の位置関係は、下固定金具110における
固定側板状部112の上面と上固定金具10における上
板部材40の上面の間隔(上下の支持面の間隔)、およ
び下揺動金具130における揺動側板状部132の下面
と上揺動金具60における揺動側板状部62の下面との
間隔(上下の被支持面の間隔)が、略同一となるように
設定されている。このため、上下の固定金具10,11
0がそれぞれ揺動金具60,130を揺動自在に支持し
て、前枠2の全体を開閉自在に支持する。 【0034】上揺動金具60における支軸65の突出高
さは、上板部材40の上面と第1スライド面32(上板
部材30の上面)との段差よりも幾分大きめに設定され
ており、後述するように、支軸65を導入部からガイド
孔31内に移動させたときに支軸65の下端をガイド孔
31内に入り込ませて保持し、これが導入部46側に外
れ出ることがないようにしている。また、上揺動金具の
支軸65の長さより下固定金具110の支軸115の長
さが長く設定されている。 【0035】以上のように構成される蝶番装置H1の組
み付けについて、さらに図7〜図13を参照しつつ以下
に説明する。外枠1から前枠2が外された状態から上下
の蝶番装置H1,H2を連結接続させる場合に、作業者は
まず下側の蝶番装置H2において、外枠側の下固定金具
110と前枠側の下揺動金具130とを連結、すなわ
ち、下固定金具110の支軸115と下揺動金具130
の軸支持孔135とを嵌合接続させる。 【0036】次いで、作業者は上側の蝶番装置H1にお
いて、外枠側の上固定金具10と前枠側の上揺動金具6
0との連結操作を行う。この連結操作はまず、前枠2を
傾動させて上揺動金具60を上固定金具10の右側方か
ら接近させ、支軸65を導入部の下面を形成する第1ス
ライド面32の方に移動させる(図12(A)の矢印A
方向の移動)。下側の蝶番装置H2において支軸115
が軸支持孔135に嵌入して下固定金具110により前
枠2を支持させた状態では、支軸65の下端面の高さは
スライド面32よりも幾分低く、支軸65は第1スライ
ド面32の側縁部に形成された面取り33に案内されて
導入部内に位置する第1スライド面32の上に乗り上げ
るように進入する(図7(A)および図8参照)。 【0037】そして、前枠2を直立方向にさらに傾動さ
せると、支軸65は第1スライド面32から第2スライ
ド面46aの上をスライド移動して(すなわち、導入部
を通って)ガイド孔31の方に移動する。そして、スラ
イド板部46のガイド突起47aを越えて、支軸65が
ガイド孔31内に入り込む。このとき、上述した図6に
示す寸法関係の設定がなされているため、支軸65は左
右のガイド突起47a,47bの間から弾性部材20の
左右のアーム部22,22の間にスムーズに入り込む。 【0038】このように支軸65がガイド孔31内にお
ける左右アーム部22,22の間に入り込んだ後には、
支軸65が前端方向に移動するように前枠2を傾動させ
る。これにより支軸65はガイド孔31および開口部4
5内を案内されて左右アーム部22,22を外側に押し
広げながら軸支持孔31a,45a,53aにより形成
される軸支持孔空間に向けて移動する(図7(B)およ
び図9参照)。この移動過程において支軸65が弾性部
材20の左右アーム部22,22を押し広げるときに、
先端の保持部23,23はガイド孔31の左右の凹部3
1b,31b内に入り込み、左右アーム部22,22が
大きく弾性変形可能である。 【0039】そして、支軸65が上記軸支持孔空間内の
位置まで前進したときに、支軸65と弾性部材20のア
ーム部22,22および保持部23,23との当接が解
除され、弾性部材20は弾性力により係合前の形状(自
由状態形状)に復帰する。これにより、支軸65は軸支
持孔31a,45a,53aと弾性部材20の先端部に
形成された保持部23,23との間に挟持されて軸支持
孔空間内に保持される。この結果、支軸65の軸線が揺
動軸Axと一致した状態でこの軸まわりに揺動自在に保
持される(図7(B)、図10、図11、図12(B)
および図13参照)。 【0040】このようにして連結された上下の蝶番装置
1,H2によれば、上下の揺動金具60,130が上下
共通する揺動軸Axまわりに揺動自在に支持されるとと
もに、それぞれの揺動金具60,130が各々固定金具
10,110に支持されて、前枠2を上下の蝶番装置H
1,H2で支持する。 【0041】一方、前枠2の取り外しは、前枠2を外枠
1に対して所定角度開放させた状態で、そのまま上方に
引き上げる簡単な操作で達成される。すなわち、前枠2
を上方に引き上げることにより、上側の蝶番装置H1
おける支軸65が上動されて支軸65が軸支持孔から抜
け出し、同時に下側の蝶番装置H2における軸孔部13
5が上動されて軸後部135と支軸115との係合が解
除され、上下の蝶番装置H1,H2のヒンジ結合がともに
解除される。 【0042】このように、上記蝶番装置H1,H2によれ
ば、外枠1に前枠2を取り付けるときに、上下の蝶番装
置における支軸と嵌合孔(軸支持孔)とを同時に位置決
めさせる必要がなく、一カ所ずつ位置決めし係合させれ
ばよいため、重量物たる前枠2を外枠1に容易にヒンジ
接続させることができる。一方、取り外し作業に際して
は、前枠2を上方に引き上げるというだけの簡単な操作
で外枠1に対するヒンジ接続を解除させることができ
る。 【0043】なお、外枠1に対して前枠2を開放させて
支持させたときには、上側の蝶番装置に前枠2の開放端
側(反連結側、すなわち施錠装置4側)を押し下げるよ
うなモーメントが作用し、このモーメントは上固定金具
を前枠2の開放方向すなわち前方に引っ張る力として作
用する。本発明の蝶番装置H1では、このモーメント力
を下および上板部材30,40および下蓋部材50の軸
支持孔31a,45a,53aで受け、弾性部材20に
はこのモーメント力は作用しないようになっている。こ
のように強度の高い下および上板部材30,40および
下蓋部材50(特に鋼板からなる下板部材30)により
開放状態の前枠2を支持し、弾性部材20には支持力を
ほとんど受け持たせない構成のため耐力が高く、長期信
頼性と操作性とを両立させた構成となる。 【0044】なお、この実施形態において、図12
(b)中に二点鎖線で付記するように、固定側基部11
における上辺部12を前方に突出成形して庇部12aを
形成し、前枠2を閉鎖した状態で庇部12aが上揺動金
具60の上方に突出して位置するように構成しても良
い。このような構成によれば、閉鎖状態では前枠2が持
ち上げられたときに庇部12aが揺動金具60の上動を
規制して上下の蝶番装置のヒンジ結合を維持させること
ができる。これにより、前枠2が閉鎖された状態でヒン
ジ結合を解除させようとする不正行為を有効に防止し、
公正な遊技に供することができる。 【0045】以上説明した実施形態における上固定金具
では、固定側板状部を下板部材と上板部材と下蓋部材に
分けて構成しているため、下板部材の形状が簡単とな
り、その成形が容易である。このため。下板部材を固定
側基部と一体に繋げて一枚の鋼板から容易に成形できる
とともに、十分な強度を確保できる。一方、上板部材お
よび下蓋部材は樹脂材料から成形し、複雑な形状をこれ
ら上板部材および下蓋部材により受け持たせることがで
きる。また、上記実施形態においては、下蓋部材50に
より弾性部材20を支持しているが、弾性部材20を下
板部材30もしくは上板部材40により支持させて下蓋
部材を用いない構成でも良い。但し、下蓋部材により弾
性部材を下面側から覆うようにすることにより、外部か
らの不正操作、すなわちいたずらを防止できる。 【0046】なお、以上の実施形態では、パチンコ機の
左上部に蝶番装置H1を設け、左下部に蝶番装置H2を設
けた例を説明したが、これらの蝶番装置は上下逆の構成
でも良い。すなわち、上方に蝶番装置H2を設けて上方
で吊り下げるように前枠2を傾動させ、下部に設けた蝶
番装置H1を嵌合接続させる構成であっても良い。ま
た、上下の蝶番装置に、ともに蝶番装置H1を設ける構
成あっても良い。この場合、上下の支軸を導入部(スラ
イド面)に乗せて前枠2を支持させたうえ水平左方に移
動させて上下の支軸をガイド孔に係合させ、次いで前枠
全体を前方に引くこと(または前枠2を閉鎖させるこ
と)で上下の揺動金具を固定金具に係合させロックさせ
ることができる。また、固定金具と揺動金具の取り付け
位置は外枠と前枠が逆の配置構成であっても良い。 【0047】また、実施例では遊技機の一例としてパチ
ンコ機を採り上げ、外枠1と前枠2との間に適用した場
合について説明したが、本発明はかかる遊技機や配設部
位に限定されるものではない。例えば、パチンコ機にお
いては前枠に対して揺動開閉および着脱が自在に取り付
けられるガラス扉や裏機構盤(裏セット盤)について同
様に適用可能であり、スロットマシンにおいては筐体に
対して揺動開閉および着脱が自在に取り付けられるフロ
ントマスクやメダル皿について同様に適用可能である。 【0048】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ベース部材に対して開閉部材を揺動開閉自在にヒンジ接
続させる上下一対の蝶番装置における少なくとも一方の
蝶番装置が水平に突出する板状部を有する第1ヒンジ部
材と下方に突出する軸状体を有する第2ヒンジ部材とか
ら構成され、板状部が下板部材と上板部材と下蓋部材と
弾性部材とから構成され、軸状体が導入部からガイド孔
内に導入されるとともに前方に移動されたときに、この
軸状体が中間部における左右一対の弾性アームの間に受
け入れられた後、左右一対の弾性アームを左右方向外側
に押し広げながらガイド孔に沿って前方に移動され、軸
支持孔内に移動したときに左右一対の弾性アームが元の
位置に戻って保持部により軸状体を軸支持孔内に保持す
るように構成されている。 【0049】このため、本発明に係る蝶番装置によれ
ば、外枠に対して前枠を接続させるときに、上下2カ所
の軸支持孔と支軸とを同時に位置合わせ(芯出し)して
係合させるような微妙な調整操作が必要なく、少なくと
も一方の蝶番装置については第2ヒンジ部材の軸状体を
第1ヒンジ部材の側部の導入部からガイド孔内に側方か
ら侵入させ、次に軸状体を前方に移動させるという簡単
な操作で軸状体を軸支持孔内に位置させて回動自在に且
つ外れることなく保持させ、第1および第2ヒンジ部材
をヒンジ結合させることができる。 【0050】また、板状部の下板部材において軸支持孔
から後方に延びてガイド孔が形成されているため、軸支
持孔内に位置した軸状体は前方に引っ張られると少なく
とも軸支持孔の前部側において板状部を構成する下板部
材に当接する。このため、開閉部材を開放したときにヒ
ンジ接続部に水平前方に作用する力は、軸支持孔の前部
に作用して下板部材により受けることができ、十分な強
度を確保できる。また、ガイド孔を軸支持孔に向かって
延びて配設される弾性部材は、軸支持孔の後部に位置す
るため、開閉部材を開放したときに水平前方に作用する
力を受けることがなく、所期の弾性変形性能を損なうお
それがない。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る蝶番装置を備える遊技機の一例と
して示すパチンコ機の外観正面図である。 【図2】上記パチンコ機における下側の蝶番装置を示す
斜視図である。 【図3】本発明の実施形態となる上記パチンコ機におけ
る上側の蝶番装置を、外枠側と前枠側とに分離した状態
で示す斜視図である。 【図4】上記実施形態に係る上側の蝶番装置を、下蓋部
材を取り外した状態で且つ外枠側と前枠側とに分離した
状態で示す平面図である。 【図5】上記実施形態に係る上側の蝶番装置の構造を説
明するために、固定側板状部を分解して示す斜視図であ
る。 【図6】上記実施形態に係る上側の蝶番装置において、
弾性部材のアーム部の幅方向寸法と、上板部材の左右ガ
イド突起の幅寸法と、下板部材のガイド孔の幅寸法と、
支軸の直径とを示す説明図である。 【図7】上記実施形態に係る上側の蝶番装置を、固定金
具と揺動金具とがヒンジ接続される途中の状態について
示す平面図である。 【図8】上記実施形態に係る上側の蝶番装置を、固定金
具と揺動金具とがヒンジ接続される途中の状態について
示すための、図7における矢印VIII-VIIIに沿った断面
図である。 【図9】上記実施形態に係る上側の蝶番装置を、固定金
具と揺動金具とがヒンジ接続される途中の状態について
示すための、図7における矢印IX-IXに沿った断面図で
ある。 【図10】上記実施形態に係る上側の蝶番装置を、固定
金具と揺動金具とがヒンジ接続される途中の状態につい
て示すための、図7における矢印X-Xに沿った断面図
である。 【図11】上記実施形態に係る上側の蝶番装置を、固定
金具と揺動金具とがヒンジ接続される途中の状態につい
て示すための、図7における矢印XI-XIに沿った断面図
である。 【図12】上記実施形態に係る上側の蝶番装置を、固定
金具と揺動金具とがヒンジ接続される前後の状態につい
て示す平面図である。 【図13】上記実施形態に係る上側の蝶番装置を、固定
金具と揺動金具とがヒンジ接続された状態について示す
正面図である。 【図14】従来の蝶番装置の一例を示す斜視図である。 【図15】従来の蝶番装置の別の例を示す斜視図であ
る。 【符号の説明】 Ax 揺動軸 H1 上側の蝶番装置 H2 下側の蝶番装置 PM パチンコ機 1 外枠 2 前枠 4 施錠装置 5 ガラス扉 6 上球皿 7 下球皿 8 操作ハンドル 9 遊技盤 10 上固定金具(第1ヒンジ部材) 11 固定側基部 12 上辺部 12a 庇部 13 側辺部 14 前辺部 15 リベット 17 固定側板状部 20 弾性部材 21 固定部 22 アーム部 23 保持部 23a 前端面 30 下板部材 31 ガイド孔 31a 軸支持孔 31b 凹部 31c 後端 32 第1スライド面 33 面取り 34a ネジ挿通孔 39 ネジ 40 上板部材 45 開口部 45a 軸支持孔 46 スライド板部 46a 第2スライド面 46b 面取り 46c ビス 47a,47b ガイド突起 49 ネジ挿入孔 50 下蓋部材 51 下面板部 52a 外周リブ 52bボス部 53 半円リブ 53a 軸支持孔 54 支持リブ 55 支持柱 56 ストッパ部 59 ネジ孔 60 上揺動金具(第2ヒンジ部材) 61 揺動側基部 61a 位置決め突起 62 揺動側板状部 65 支軸(軸状体) 65a 面取り 66 ネジ 110 下固定金具 111 固定側基部 112 固定側板状部 115 支軸 130 下揺動金具 131 揺動側基部 132 揺動側板状部 135 軸支持孔 800,800′ 第1ヒンジ部材 801 第1板状部 802 軸支持孔 803 導入開口 805,805′ 第2ヒンジ部材 806 第2板状部 807 支軸 807a 平面部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 遊技機の側部上下に配設されてベース部
    材に対して開閉部材を揺動開閉自在にヒンジ接続させる
    上下一対の蝶番装置における少なくとも一方の蝶番装置
    であって、ベース部材および開閉部材のいずれか一方に
    固設された第1ヒンジ部材と、他方に固設された第2ヒ
    ンジ部材とからなり、 前記第1ヒンジ部材は、前記一方の部材に固設されて水
    平に突出する板状部を有し、前記第2ヒンジ部材は、前
    記他方の部材に固設されて下方に突出する軸状体を有し
    て構成され、 前記板状部が、軸支持孔およびこの軸支持孔に繋がって
    後方に延びたガイド孔が形成された下板部材と、前記下
    板部材の上に重なって取り付けられて前記軸支持孔およ
    び前記ガイド孔の周囲を囲むとともに片側側方が開放さ
    れて導入部が形成された上板部材と、前記ガイド孔内を
    前記軸支持孔内に向けて延びて配設された左右一対の弾
    性アームを有してなる弾性部材とから構成され、 前記左右一対の弾性アームの先端開放部に前記軸支持孔
    の周囲に沿った形状の保持部が設けられており、前記左
    右一対の弾性アームの左右方向間隔が、前記導入部に隣
    接する中間部において前記軸状体の外径とほぼ同一もし
    くはこれより大きく、前記先端開放部において狭くなる
    ように形成されており、 前記軸状体が前記導入部から前記ガイド孔内に導入され
    るとともに前方に移動されたときに、前記軸状体が前記
    中間部における前記左右一対の弾性アームの間に受け入
    れられた後、前記左右一対の弾性アームを左右方向外側
    に押し広げながら前記ガイド孔に沿って前方に移動さ
    れ、前記軸支持孔内に移動したときに前記左右一対の弾
    性アームが元の位置に戻って前記保持部により前記軸状
    体を前記軸支持孔内に保持するように構成されているこ
    とを特徴とする遊技機の蝶番装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007020783A (ja) * 2005-07-14 2007-02-01 Moriso:Kk パチンコ機のヒンジ装置

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