JPH1182383A - マグネットポンプ - Google Patents

マグネットポンプ

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Publication number
JPH1182383A
JPH1182383A JP26094397A JP26094397A JPH1182383A JP H1182383 A JPH1182383 A JP H1182383A JP 26094397 A JP26094397 A JP 26094397A JP 26094397 A JP26094397 A JP 26094397A JP H1182383 A JPH1182383 A JP H1182383A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casing
impeller
magnet
pump
electric motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26094397A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Kishimoto
浩一 岸本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Mechatronics Corp
Original Assignee
Shibaura Engineering Works Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shibaura Engineering Works Co Ltd filed Critical Shibaura Engineering Works Co Ltd
Priority to JP26094397A priority Critical patent/JPH1182383A/ja
Publication of JPH1182383A publication Critical patent/JPH1182383A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】水漏れの恐れがなく、部品が削減され、組立性
が良好で、かつ、安価で信頼性の高いマグネットポンプ
を提供することを目的としている。 【構成】吸水口19及び吸水通路、送水通路、吐出口2
0を備えたケーシングA14と、うず室9を形成し、ポ
ンプ部16と電動機部10とを隔離する隔壁を備えたケ
ーシングB2と、バックヨーク22を併設した従動用磁
石5を備えたインペラ6と、前記インペラ6を回転する
電動機部10とからなるマグネットポンプ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマグネットポンプのケー
シングの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】マグネットポンプの一例として図3のよ
うなポンプがある。この図はマグネットポンプの要部の
側断面図であり、このマグネットポンプ1bは大別する
とポンプ部16と、このポンプの駆動源である電動機部
10とに分けられる。そして、この電動機の種類として
誘導電動機やブラシレスDCモータなどが用いられてい
る。また、このマグネットポンプ1bは駆動用磁石4と
従動用永久磁石5との間にステンレス鋼板など鋼板製で
できた隔壁板17が配設されている。そして、この隔壁
板17は、ポンプケーシング2bに形成されたインロー
部15に装着され、かつ、溝部にはOリング18が挿入
され、電動機10の外郭側端部で押圧するようにねじで
締結しており、水などの液体が、外部または電動機10
側に流出しない構成になっている。
【0003】なお、インロー部15の近傍にはOリング
18が図のように設けられ、水漏れを防止している。そ
して、冷却フアン7の側面には駆動用永久磁石4が取り
付けられ、さらに、このフアン7が回転子8の一構成品
である軸A12に固定されている。また、インペラ6b
の側面には従動用磁石5が取り付けられており、このイ
ンペラ6が軸受11bを介して回転自在に軸B13bに
軸着されている。
【0004】この様な構成において、回転子8が回転す
ることにより駆動用磁石4が同時に回転する。そして、
この磁石4の回転と、駆動用磁石4と従動用磁石5との
磁気吸引力とにより、従動用磁石5及びインペラ6bが
回され、水などの液体が遠心方向に送られて送水通路を
経由し吐出口20より外部に吐出され、給配水がおこな
われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のマグネットポン
プは組立時に隔壁板やOリングをねじでポンプケーシン
グに取り付けなければならず、組立の工数がかかってい
た。また、部品精度が悪い、取付けが不十分、或いは、
部品の劣化などにより使用中にこの箇所より水漏れが発
生することがあった。
【0006】本発明は、この様な事情を鑑みてなされた
ものであり、水漏れの恐れがなく、部品が削減され、組
立性が良好で、かつ、安価で信頼性の高いマグネットポ
ンプを提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】吸水口及び吸水通路、送
水通路、吐出口を備えたケーシングAと、うず室を形成
し、ポンプ部と電動機部とを隔離する隔壁を備えたケー
シングBと、バックヨークを併設した従動用磁石を備え
たインペラと、前記インペラを回転する電動機部とから
構成することにより水漏れの恐れがなく、安価なマグネ
ットポンプになり課題を解決している。
【0008】
【作用】電動機の回転子が回転することにより、軸に固
定された駆動用磁石が同時に回転する。この磁石と、イ
ンペラに保持されている従動用磁石及びバックヨークと
の磁気吸引力によりインペラが回される。この従動用磁
石の回転と共に、この磁石を保持しているインペラが回
転し、うず室内の水が回され、発生した遠心力により送
水通路を経由し、吐出管より外部に吐出される。そし
て、うず室内の水圧の減少により吸水口より水が補給さ
れて給配水がおこなわれる。
【0009】このインペラの回転でうず室内に水圧が発
生することにより、ケーシングBの隔壁部にこの水圧が
加わるが、隔壁部はケーシングBと一体に成形されてい
るので、この箇所から水が漏れる恐れがない。
【0010】
【実施例】本願発明を図面に示された一実施例に基づい
て説明すると、図1は本発明の一実施例によるマグネッ
トポンプの要部の側断面図であり、図2は本発明の一実
施例によるケーシングBの側断面図である。
【0011】図1、図2において、3は隔壁部であり、
この隔壁部3はケーシングB2と一体になっており、ケ
ーシングB2成形時に同時にモールドにより成形されて
いる。組立時に、このケーシングB2の隔壁部3に形成
した凹部21に軸B13が嵌入され、この軸B13に軸
受11を介してインペラ6が軸着されている。そして、
このインペラ6には従動用磁石5及びバックヨーク22
が機械的結合や接着などで固定されている。次に、この
ケーシングB2に、仕切板やパッキンを介してケーシン
グA14が締着されており、ポンプ部16になってい
る。そして、隔壁部3の反インペラ側には電動機10が
配設されており、この電動機10はねじなどでケーシン
グB2に保持されてマグネットポンプ1を構成してい
る。
【0012】また、電動機10内の回転子8は、軸受に
より回転自在に保持されており、そして、この回転子8
の軸端部には冷却フアン7が軸着されている。さらに、
この冷却フアン7には駆動用磁石4及びバックヨークが
機械的結合などで固定されている。なお、この駆動用磁
石4の取り付けは、冷却フアン7への取り付け以外に円
板状の板を軸A12に取り付けて、この板に磁石4を取
り付けてもよい。
【0013】この様な構成において、回転子8の回転
と、磁気吸引力とによりインペラ6が回され、そして、
このインペラ6の回転によりうず室9内の水が吐出口2
0より外部に吐出される。
【0014】なお、樹脂で隔壁を形成すると強度確保の
ため肉厚が厚くなり、両磁石4、5間の距離が開いてく
るので磁気吸引力が弱まり、インペラ6が回転するとき
に脱調(スリップ)するという問題があったが、従動用
磁石5にバックヨーク22を併設することにより、磁気
吸引力が向上し脱調を解決することができた。
【0015】これまでは、インペラ6の回転によりうず
室9内の水圧が上昇したときに、ケーシングBと隔壁板
との間より水が漏れる恐れがあったが、本願発明のよう
に、隔壁部3をケーシングB2成形時に一体に成形する
ことにより、使用時に水漏れの恐れがなくなり、マグネ
ットポンプ1の信頼性が向上している。
【0016】その他の効果として、組立時に隔壁板やO
リング、シール材、ナットなどが不要になるので組立性
が良くなり、かつ、安価になる。
【0017】なお、インペラの形状は実施例の形状以外
に、シュラウドの側面にフインを設けた形状のものでも
良い。
【0018】また、ケーシングの材質は樹脂製が一般的
であるが、アルミ製のケーシングを用いてもよい。
【0019】
【発明の効果】以上の通り、本願発明のマグネットポン
プは、ケーシングBを成形するときに隔壁部を一体に成
形することにより、水漏れの恐れがなく、かつ、部品点
数が減少し、組立性がよくなり、安価で信頼性の高いポ
ンプを得ることができ、その効果は大である。
【0020】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるマグネットポンプの要
部の側断面図である。
【図2】本発明の一実施例によるケーシングBの側断面
図である。
【図3】従来のマグネットポンプの要部の側断面図であ
る。
【符号の説明】
1、1b・・・・マグネットポンプ 2、2b・・・・ケーシングB 3・・・・・・・隔壁部 4・・・・・・・駆動用磁石 5・・・・・・・従動用磁石 6、6b・・・・インペラ 7・・・・・・・冷却フアン 8・・・・・・・回転子 9・・・・・・・うず室 10・・・・・・・電動機部 11、11b・・・軸受 12・・・・・・・軸A 13、13b・・・軸B 14・・・・・・・ケーシングA 15・・・・・・・インロー部 16・・・・・・・ポンプ部 17・・・・・・・隔壁板 18・・・・・・・Oリング 19・・・・・・・吸水口 20・・・・・・・吐出口 21・・・・・・・凹部 22・・・・・・・バックヨーク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動用磁石の磁気吸引力によりインペラを
    吸引し、この磁石の回転により前記インペラを回転させ
    て給配水をおこなうマグネットポンプにおいて、 吸水口及び吸水通路、送水通路、吐出口を備えたケーシ
    ングAと、 うず室を形成し、ポンプ部と電動機部とを隔離する隔壁
    を備えたケーシングBと、 バックヨークを併設した従動用磁石を備えたインペラ
    と、 前記インペラを回転する電動機部とから構成されたマグ
    ネットポンプ。
JP26094397A 1997-09-08 1997-09-08 マグネットポンプ Pending JPH1182383A (ja)

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JP26094397A JPH1182383A (ja) 1997-09-08 1997-09-08 マグネットポンプ

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JP26094397A JPH1182383A (ja) 1997-09-08 1997-09-08 マグネットポンプ

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Publication Number Publication Date
JPH1182383A true JPH1182383A (ja) 1999-03-26

Family

ID=17354940

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JP26094397A Pending JPH1182383A (ja) 1997-09-08 1997-09-08 マグネットポンプ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102966558A (zh) * 2012-11-07 2013-03-13 无锡惠山泵业有限公司 防泄漏水泵
CN110159598A (zh) * 2017-12-28 2019-08-23 安徽富乐泰水泵系统有限公司 用于磁力泵的冷却装置

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102966558A (zh) * 2012-11-07 2013-03-13 无锡惠山泵业有限公司 防泄漏水泵
CN110159598A (zh) * 2017-12-28 2019-08-23 安徽富乐泰水泵系统有限公司 用于磁力泵的冷却装置
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