JPH1181713A - 階段上り口の建具構造 - Google Patents

階段上り口の建具構造

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Publication number
JPH1181713A
JPH1181713A JP9257800A JP25780097A JPH1181713A JP H1181713 A JPH1181713 A JP H1181713A JP 9257800 A JP9257800 A JP 9257800A JP 25780097 A JP25780097 A JP 25780097A JP H1181713 A JPH1181713 A JP H1181713A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stairs
entrance
room
foot
passage
Prior art date
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Pending
Application number
JP9257800A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuhiko Sakai
伸彦 堺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui House Ltd filed Critical Sekisui House Ltd
Priority to JP9257800A priority Critical patent/JPH1181713A/ja
Publication of JPH1181713A publication Critical patent/JPH1181713A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 階段の上り口に建具を設けることにより、二
階のスペースを広くオープンな雰囲気とし、加えて、階
段の上り口をすっきりした構成とする階段上り口の建具
構造を提供する。 【解決手段】 階段2の上り口5に引き違い戸3を配置
し、該階段2の上方を二階1の空間に直結した階段上り
口の建具構造Aであって、前記階段2の上り口5に隣接
して部屋4を配置し、前記階段2の上り口5及び部屋4
を通路7に面して配置し、前記部屋4の通路7に面した
部分に開口を設け、前記部屋の開口部分から階段2の上
り口5にかけて一連の引き違い戸3,6を配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は階段上り口の建具構
造に関し、特に、階段の上り口に建具を設けることによ
り、二階のスペースを広くオープンな雰囲気とし、加え
て、階段の上り口をすっきりした構成とする階段上り口
の建具構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、二階建ての戸建て住宅におい
ては、一階と二階を連絡する階段が設けられ、該階段の
上方は部屋への出入口が設けられ、該上階の出入口には
建具が設けられた構成となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、階段上
方に部屋への出入口を配置すると、階段の空間と部屋の
空間が建具によって仕切られるため、二階の空間が狭く
なり、閉塞された雰囲気になるという問題があった。ま
た、階段の上り口は通常、開口された状態であるため、
玄関に階段を配置した場合には、玄関を入ると直接階段
が見え、玄関の空間が雑然とした印象になるという問題
があった。本発明はかかる従来の問題点を解決するため
になされたものであって、その目的とするところは、階
段の上り口に建具を設けることにより、二階のスペース
を広くオープンな雰囲気とし、加えて、階段の上り口を
すっきりした構成とする階段上り口の建具構造を提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の手段として本発明請求項1記載の階段上り口の建具構
造では、階段の上り口に引き違い戸を配置し、該階段の
上方を上階の空間に直結した構成とした。このような構
成とすることにより、階段の上り口に建具を配置してす
っきりとすることができ、二階を広く開放的なスペース
とすることができる。
【0005】請求項2記載の階段上り口の建具構造で
は、請求項1記載の階段上り口の建具構造において、前
記階段の上り口に隣接して部屋を配置し、前記階段の上
り口及び部屋を通路に面して配置し、前記部屋の通路に
面した部分に開口を設け、前記部屋の開口部分から階段
の上り口にかけて一連の引き違い戸を配置した。このよ
うな構成とすることにより、通路側からは階段があるこ
とが分からずに、大きな部屋があるような錯覚を起こさ
せ、家の迷路性、家の奥ゆかしさを表現することができ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は本発明一実施の形態
にかかる階段上り口の建具構造を示す斜視図、図2は本
発明一実施の形態にかかる階段上り口の建具構造を示す
斜視図、図3は他の実施の形態にかかる建具構造を示す
斜視図、図4は他の実施の形態にかかる建具構造を示す
斜視図である。
【0007】本発明の一実施の形態にかかる階段上り口
の建具構造Aは、図1〜図2に示すように、二階建ての
戸建て住宅において、二階1へ通じる階段2の上り口に
引き違い戸3(建具)を配置したものであり、一階の部
屋4と、該部屋4の側面に沿って配置された階段2と、
該階段2の上り口5に配置された引き違い戸3(建具)
と、部屋4の出入口に配置された引き違い戸6(建具)
と、前記階段上り口5及び部屋4に面した通路7を主要
な構成としている。
【0008】前記通路7は階段上り口5及び部屋4に面
して真っ直ぐに通過し、階段2を下りた場所に通路7が
配置され、該通路7を左に曲がると部屋4の開口部が通
路7に面して配置されている。前記部屋4の開口された
面には3枚の引き違い戸6が配置され、該3枚の引き違
い戸6の延長面に階段上り口5の引き違い戸3が配置さ
れている。そのため部屋側の3枚の引き違い戸6と階段
側の1枚の引き違い戸3は連続した構成となり、引き違
い戸を閉じると4枚の引き違い戸によって覆われ、通路
7側からは、階段上り口5が見えず、すっきりとした構
成となる。また、一連の引き違い戸3,6によって、一
連の大きな部屋があるような錯覚を起こさせ、迷路性の
ある住宅が構成される。
【0009】前記階段2を上ると直接二階1の部屋空間
に通じ、階段2の上方は二階1の部屋空間に直結された
構成となっている。このため、階段2の上方には建具等
が介在しない構造となり、オープンな雰囲気として、二
階を広く使うことができる。
【0010】前記建具としては、障子、ふすま、板戸、
格子戸、ガラス戸等を使用することができできる。前記
障子は組子桟に障子紙を張り、薄い光を通す構成のもの
であり、このような障子を配置することにより、階段上
り口5及び部屋開口部を明るい雰囲気にすることができ
る。前記ふすまは障子桟に近いものを芯としてその両面
にふすま紙を張ったものであり、光は通さず落ち着いた
雰囲気を形成することができる。前記板戸は枠組みの両
面に板を張りつけた構成のものであり、障子、ふすまに
くらべて、頑丈な引き違い戸が構成される。前記格子戸
は縦と横の木の桟を多く用いて組み合わせた戸で、ガラ
ス等を組み合わせることも可能であり、和風独特の味わ
いのある引き違い戸が構成される。
【0011】以上、本発明の実施の形態を説明してきた
が、本発明の具体的な構成は本実施の形態に限定される
ものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更
等があっても本発明に含まれる。例えば、前記実施の形
態においては部屋に隣接して階段上り口を配置した構成
のものについて説明したが、この他、物入れ、押し入れ
等に隣接して階段上り口を配置する構成であっても、前
記実施の形態と同様にすっきりとした、また迷路性のあ
る建物を構成することができる。また、前記実施の形態
においては、階段に隣接した部屋に開口部を設ける構成
としたが、開口部を設けない場合もあり、階段上り口の
みに建具を配置する構成であっても本発明に含まれる。
【0012】また、本発明では階段上り口の建具構造に
ついて説明したが、階段上り口以外に適用することも可
能であり、図3、図4に示すように、部屋8の出入口9
と物入れ10を隣接して配置し、部屋8の出入口9に物
入れ10と共通の引き違い戸11,11を配置すること
により、前記実施の形態と同様に迷路性のある住宅を構
成することができる。すなわち、前記引き違い戸11,
11により、入口建具と物入れ建具が兼用され、引き違
い戸をすべて閉じた状態とすると、部屋8の中からは、
押し入れ等にしか見えず、通路が外にあることが分から
ず、家の迷路性、家の奥ゆかしさを表現することができ
る。
【0013】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明請求項1
記載の階段上り口の建具構造においては、階段の上り口
に引き違い戸を配置したので、引き違い戸を閉めると階
段の入口が隠れてすっきりとした構成となる。また、階
段の入口が見えないため、家の迷路性、家の奥ゆかしさ
を表現することができる。そして、階段の上方を上階の
空間に直結したので、上階に上ると建具等の障害物が無
く、広くオープンな雰囲気として上階を使用することが
できる。
【0014】請求項2記載の階段上り口の建具構造にお
いては、前記階段の上り口に隣接して部屋を配置し、前
記階段の上り口及び部屋を通路に面して配置し、前記部
屋の通路に面した部分に開口を設け、前記部屋の開口部
分から階段の上り口にかけて一連の引き違い戸を配置し
たため、引き違い戸をすべて閉じると、通路側からは広
い一連の建具が見え、階段があることが分からずに、大
きな部屋があるような錯覚を起こさせる。そのため、迷
路性のある建物が構成され、変化に富んだ住宅となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施の形態にかかる階段上り口の建具
構造を示す斜視図である。
【図2】本発明一実施の形態にかかる階段上り口の建具
構造を示す斜視図である。
【図3】他の実施の形態にかかる建具構造を示す斜視図
である。
【図4】他の実施の形態にかかる建具構造を示す斜視図
である。
【符号の説明】
A 階段上り口の建具構造 1 二階 2 階段 3 引き違い戸 4 部屋 5 上り口 6 引き違い戸 7 通路 8 部屋 10 物入れ 11 引き違い戸

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 階段の上り口に引き違い戸を配置し、該
    階段の上方を上階の空間に直結したことを特徴とする階
    段上り口の建具構造。
  2. 【請求項2】 前記階段の上り口に隣接して部屋を配置
    し、 前記階段の上り口及び部屋を通路に面して配置し、 前記部屋の通路に面した部分に開口を設け、 前記部屋の開口部分から階段の上り口にかけて一連の引
    き違い戸を配置したことを特徴とする請求項1記載の階
    段上り口の建具構造。
JP9257800A 1997-09-05 1997-09-05 階段上り口の建具構造 Pending JPH1181713A (ja)

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JP9257800A JPH1181713A (ja) 1997-09-05 1997-09-05 階段上り口の建具構造

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JP9257800A JPH1181713A (ja) 1997-09-05 1997-09-05 階段上り口の建具構造

Publications (1)

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JPH1181713A true JPH1181713A (ja) 1999-03-26

Family

ID=17311291

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JP9257800A Pending JPH1181713A (ja) 1997-09-05 1997-09-05 階段上り口の建具構造

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JP (1) JPH1181713A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017025518A (ja) * 2015-07-17 2017-02-02 永大産業株式会社 引き戸装置及び階段装置
JP2020076310A (ja) * 2019-10-30 2020-05-21 永大産業株式会社 引き戸装置及び階段装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017025518A (ja) * 2015-07-17 2017-02-02 永大産業株式会社 引き戸装置及び階段装置
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