JPH11816A - 高速切削用回転工具 - Google Patents

高速切削用回転工具

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JPH11816A
JPH11816A JP15226697A JP15226697A JPH11816A JP H11816 A JPH11816 A JP H11816A JP 15226697 A JP15226697 A JP 15226697A JP 15226697 A JP15226697 A JP 15226697A JP H11816 A JPH11816 A JP H11816A
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史郎 ▲吉▼岡
Shiro Yoshioka
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修 小川
Yoshiaki Senba
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Tungaloy Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高速回転に伴う騒音を減少させて作業者の作業
環境を改善し、かつ工具自体の回転負荷を軽減できる高
速切削用回転工具を提供する。 【解決手段】高速切削用回転工具1はカッタ本体2とロ
ケータ3とチップ4等を備えている。工具1の先端面5
は中央部7が外周部9に比べ一段低く形成されている。
カッタ本体2の先端部6は円盤状に形成されかつ中央凹
部12と周凹部13を設けている。中央凹部12と周凹
部13は蓋18によって閉空間とされる。各々の周凹部
13の間に先端部外周8と先端面5とに亘って形成され
チップ4とロケータ3とを取付ける切欠き部23を有し
ている。切欠き部23は取付け部24とポケット部25
とを備えている。チップ4はロケータ3を介してチップ
取付けボルト36によってカッタ本体2に着脱自在とさ
れている。切欠き部23に連通してチップ取付けボルト
36を操作するための溝32が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カッタ本体の先端
にチップを設け、軸方向切削及び横送り切削を行うこと
ができる高速切削用回転工具に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、航空機などに用いられるジュラル
ミンの加工においては、例えば切削速度が3000m/
minを超える高速切削加工が増加する傾向にある。そ
こで、この高速切削を行う正面フライスなどにおいて
は、ますます回転速度が高速化する傾向にあり、図10
及び図11に例示するような切削用回転工具41が用い
られている。
【0003】図10及び図11に例示する従来の切削用
回転工具41は、カッタ本体42と、ロケータ43と、
チップ44等を備えている。上記カッタ本体42の切削
加工を行う被切削部材と接する先端面45は、略平坦に
形成されている。上記カッタ本体42の上記先端面45
を有する先端部46の外周にチップポケット47が周方
向に等間隔に4箇所形成され、この各チップポケット4
7の回転方向に面する壁面47aにロケータ43を介し
てチップ44が固定されている。このチップ44は切刃
44aが先端面45と先端部外周とにわたり回転方向に
面して設けられている。
【0004】上記ロケータ43はカッタ本体42とボル
ト48(図10に示す)によって着脱自在とされてお
り、上記チップ44もロケータ43とボルト49(図1
1に示す)によって着脱自在とされている。
【0005】また、上記先端面45と反対側に位置する
基端部50に回転動力部(図示せず)等が接続すること
によって、上記切削用回転工具41は図示中の矢印Kに
沿って回転して被切削部材の切削加工をおこなう。
【0006】上記ポケット47は、この工具41を製造
する際に、チップ44着脱のときの作業工具の干渉の回
避と、カッタ本体42を軽量化して工具41交換時の作
業者の安全を確保するために、図示中の点線Qから大き
く削りとられて形成されており、この切削用回転工具4
1を正面から見て所謂植刃正面フライスとしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の切削用
回転工具41は、先端部46が先端面45の正面方向か
ら見て所謂植刃正面フライスとされ、チップポケット4
7が大きく切削されて形成されているため、高速切削加
工における高速回転においては、図12に示すように、
工具41の先端部46の周囲の空気の流れGは、一度チ
ップ44に衝突して図示中の矢印G1に示すように折れ
曲がってから、図示中の矢印G2のように先端部46の
外周に沿う方向に向きを変えて流れようとする。
【0008】このように、工具41の先端部46の周囲
の空気の流れGが、著しく方向を変化させられて乱され
るので、例えばチップ44の切刃44aに面する領域R
1が空気密度が比較的高くなって圧力が高くなり、チッ
プ44の背面側に位置する領域R2は空気密度が比較的
低くなって圧力が低くなるなど、先端部46の周囲の空
気密度及び圧力に比較的大きなむらが生じることとな
る。
【0009】この空気密度及び圧力のむらが、風切り音
等を増大させる傾向となり、工具41の使用時の騒音を
大きくして、作業者に対する作業環境を悪化させてい
た。また、工具41の先端部46の周囲に生じる比較的
大きな圧力のむらが、工具41が回転する際の空気抵抗
を増大させ、工具41の回転負荷を大きくして、作業効
率を悪化させていた。
【0010】本発明は前記事情に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、高速回転に伴う騒音を減
少させて作業者の作業環境を改善し、かつ同時に工具自
体の回転負荷を軽減できる高速切削用回転工具を提供す
ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、請求項1に記載の本発明の高速切削用
回転工具は、カッタ本体の被切削部材と接する先端面の
中央部に外周部より一段低い中央凹部を形成し、かつ上
記先端面の中心を通り先端面に垂直な軸を中心として回
転するとともに、上記カッタ本体の先端面を含む上記外
周部に被切削部材を切削する切刃を有するチップを上記
切刃が上記回転方向に面して着脱自在に設けた高速切削
用回転工具において、上記チップはロケータを介してチ
ップ取付けボルトによってカッタ本体に着脱自在に固定
し、上記カッタ本体の先端部に、上記ロケータ及びチッ
プを取付けられる最小限に上記先端部外周から径方向に
切り欠いた切欠き部を設けるとともに、上記カッタ本体
の先端部に、上記チップ取付けボルトを操作するための
工具逃げ部を設けたことを特徴としている。
【0012】請求項2に記載の本発明の高速切削用回転
工具は、請求項1に記載の高速切削用回転工具におい
て、上記カッタ本体の中央凹部を蓋によって、閉塞して
閉空間としたことを特徴としている。
【0013】上記手段を講じた結果、次のような作用が
生じる。請求項1に記載された高速切削用回転工具は、
チップとこのチップをカッタ本体に取付けるロケータと
をカッタ本体の先端部外周と工具の先端面に亘って最小
限に切り欠いた切欠き部に固定したので、高速回転に伴
うカッタ本体の先端部まわりの空気の流れの方向が著し
く変化しなくなる。
【0014】そのため、先端部の周囲に生じる空気密度
及び圧力のむらを抑制し、かつ工具が回転する際の空気
抵抗も抑制して回転負荷も減少させることとなる。請求
項2に記載された高速切削用回転工具は、チップとこの
チップをカッタ本体に取付けるロケータとをカッタ本体
の先端部外周と工具の先端面とに亘って最小限に切り欠
いた切欠き部に固定し、かつカッタ本体の先端部に凹部
を設けかつこの凹部を密閉する蓋を先端側から取付けた
ので、工具の高速回転に伴うカッタ本体の先端部まわり
の空気の流れの方向がより変化しなくなる。
【0015】そのため、空気密度及び圧力のむらをより
抑制し、かつ上記凹部及び蓋がカッタ本体を軽量化する
ことになって工具の回転に伴う回転負荷をより軽減させ
ることとなる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図9に基づいて説明する。図1〜図3は高速切削用回
転工具1の全体構成を示し、図1は正面図、図2は図1
中の矢印ii方向から見た一部を示す側面図、図3は一部
を図1中のiii-iii線に沿う断面にした側面図である。
【0017】図1及び図3に示すように高速切削用回転
工具1は、カッタ本体2と、ロケータ3と、チップ4等
を備えている。上記高速切削用回転工具1の切削加工を
行う被切削部材と接する先端面5は、図3等に示すよう
に、後述する蓋18が先端側から上記カッタ本体2の先
端部6に係合した状態において、中央部7が、先端部外
周8から径方向に略後述するチップ4の切刃26の径方
向長さCを有する外周部9にくらべ、一段低くなるよう
に形成されている。
【0018】上記カッタ本体2は、上記蓋18とともに
先端面5を形成する先端部6と、上記先端部6と反対側
に位置する基端部10などを備えている。上記先端部6
は、図4等に示すように正面から見て略円形を成す円盤
状に形成されている。上記先端部6と反対側に位置する
基端部10は、図3に示すように回転軸(図示せず)に
接続するためのプルスタッド60の螺合する接続孔11
を有している。上記回転軸は、基端部10のプルスタッ
ド60を引き込んで接続することによって、駆動キーを
介して、上記先端面5の中心Pを通りかつ先端面5と垂
直な軸Oを中心として図示中の矢印Kに沿って工具1を
回転させる。
【0019】上記カッタ本体2の先端部6は、図4及び
図5に示すように正面から見て先端面5の中央部7に上
記軸Oを中心とした円形を成しかつ基端部10方向に凹
の中央凹部12を形成しており、この中央凹部12の周
方向に複数の円弧によって形成されかつ基端部10方向
に凹の周凹部13を設けている。
【0020】この周凹部13は、上記中央凹部12を中
心として周方向に等間隔でかつ上記軸Oからの距離が略
同一の位置に設けられており、上記中央凹部12ととも
に先端部6をリブ状に形成している。
【0021】上記中央凹部12及び周凹部13は図5な
どに示すように、その底部14,15においても隅部に
稜線及びエッジが形成されない複数の円弧からなる曲面
によって形成されている。さらに、図3及び図5に示す
ように上記中央凹部12は上記底部14から基端部10
方向にむかって先端側から見て円形を成す連続凹部16
を一体に有している。
【0022】また、上記カッタ本体2の先端部6は、図
4に示すように上記中央凹部12及び周凹部13を閉空
間とする蓋18の外周に沿った大きさと形状を有する蓋
溝17を形成している。
【0023】上記蓋18は、図8などに示すように側方
から見て先端部6の蓋溝17に係合した際に、工具1の
先端面5の中央部7が外周部9にくらべ一段低くなるよ
うに段差19を有している。
【0024】蓋18は、図7などに示すように正面から
見て、上記周凹部13を閉空間とし後述する切欠き部2
3を先端面5に露出しかつ上記軸Oを中心として周方向
に略等間隔に配置された片20と、上記中央凹部12を
閉空間とする中央片21とを一体に有した板状に形成さ
れている。
【0025】また、上記蓋18は図1等に示すようにボ
ルト22等によって、先端側から先端部6に着脱自在に
固定される。なお、上記蓋18は工具1の軽量化等の観
点からアルミ合金などで形成されるのが望ましい。
【0026】このように、中央凹部12と複数の周凹部
13を設けることによって、カッタ本体2の先端部6を
リブ状に形成し、かつ上記蓋18が先端側から蓋溝17
に係合して先端部6と固定され上記中央凹部12と周凹
部13を閉空間とすることによって、工具1の軽量化と
剛性の確保を可能とし、かつ工具1の回転時において、
先端部6の周囲の空気の流れの方向が変化することを抑
制している。
【0027】また、上記カッタ本体2の先端部6は、図
4に示すように中央凹部12を中心として周方向に等間
隔に配置された周凹部13のそれぞれの間に、上記先端
面5と先端部外周8とに亘って切り欠かれて形成された
切欠き部23を有している。
【0028】上記切欠き部23は、チップ4の切刃26
の径方向長さCと略同寸法が先端部外周8から径方向に
切取られ、かつ図4及び図6に示すようにロケータ3な
どを取付けるための取付け部24と、工具1の使用時に
部材の切屑を工具1の周方向に逃がすためのポケット部
25とを一体に備えて形成されている。
【0029】上記取付け部24は図6等に示すように側
方から見て上記切刃26の径方向長さCと略同寸法を一
辺とする正方形となるように先端部6を切り取ることに
よって形成されている。
【0030】上記ポケット部25は、図2及び図6に示
すように側方から見て、ロケータ3に取り付けられるチ
ップ4の後述するすくい角θと平行な壁面27,28を
有するように先端部6が切り取られることによって、先
端部6の先端面5側と基端部側10とを挿通している。
【0031】なお、図4等に示すように上記ポケット部
25の回転方向に位置する壁面28は、隅部28aが稜
線及びエッジを有しないように円弧を有して形成されて
いる。図6などに示すように上記ポケット部25は先端
面5から基端部10側までに亘って先端側からみて同一
断面を有している。
【0032】このように、上記切欠き部23は、チップ
4の切刃26の径方向長さCと略同等の寸法を先端部6
の先端部外周8から径方向に切取ることによって、ロケ
ータ3及びチップ4を取付けられる最小限に切欠かれて
形成されている。
【0033】なお、図1及び図4に示すように、図示例
においてはカッタ本体2の先端部6とロケータ3との間
に、ボルト等によって先端部6と固定され、かつ工具1
が軸Oを中心として回転した際に、ロケータ3の飛び出
しを防止する駒30を設けている。
【0034】また、上記先端部6は、切欠き部23の近
傍において図2及び図6に示すようにロケータ3を先端
部6に着脱自在とするボルト35を操作する穴31を設
けている。
【0035】また上記先端部6は、図2及び図6に示す
ようにチップ4をロケータ3に着脱自在とするチップ取
付けボルト36を操作しかつ上記切欠き部23と連通し
た工具逃げ部としての溝32を有している。なお、上記
工具逃げ部はチップ4及びロケータ3等の寸法によって
は穴として形成しても良い。
【0036】上記ロケータ3は、上記切欠き部23に固
定するための固定部33とチップ4を取り付けるための
チップ取付け部34とを一体に備えて形成されている。
上記固定部33は、ロケータ3の工具1の内周側に位置
し、図2に示すように側方から見て上記切欠き部23の
取付け部24に沿った形状に形成されており、かつ図1
に示すように工具1の回転方向に対して背面側から先端
部6に上記穴31を通って挿入されるボルト35によっ
てカッタ本体2に固定されるようになっている。
【0037】上記チップ取付け部34は、上記固定部3
3の径方向外側に位置し、かつカッタ本体2の回転方向
に面する壁面34aに、チップ4を上記回転方向側から
ロケータ3に挿入されるチップ取付けボルト36によっ
て固定している。
【0038】上記チップ4は、図2等に示すように側方
から見て、被切削部材等を切削することができかつ工具
1の先端面5と略平行な切刃26を先端面5から若干突
出し、かつ回転方向に面し部材等を切削することができ
る切刃面37と上記軸Oとのなす角θ(すくい角)が例
えば30度などの角度を有してロケータ3に固定され
る。
【0039】前述した高速切削用回転工具1によれば、
先端面5の中央部7が外周部9に比べ一段低く形成され
ているので、被切削部材を切削加工する際に、チップ4
以外が部材に当接することがないため、被切削部材に不
必要な傷などを与えることもなく確実に軸方向切削及び
横送り切削を行うことができる。
【0040】また、被切削部材に対する切削速度が例え
ば3000m/minを超える高速回転において、カッ
タ本体2の先端部6を略円盤状に形成しかつ、上記切欠
き部23はチップ4の切刃26の径方向長さCと略同等
の寸法を先端部外周8から径方向に先端部6を切り取る
ことによって形成されたので、図9に示すように、空気
の流れAがチップ4に殆ど衝突しないため、空気の流れ
Aの方向が著しく変化することがない。
【0041】そのため、工具1の先端部6の周囲に生じ
る空気密度及び圧力のむらを抑制することとなって、風
切り音等の発生を抑制し作業時の騒音を低減することと
なる。
【0042】また、上述したように工具1の先端部6の
周囲に生じる空気密度及び圧力のむらを抑制することに
よって、工具1が回転する際の回転負荷も軽減すること
となる。
【0043】
【発明の効果】請求項1の本発明によると、チップとこ
のチップをカッタ本体に取付けるロケータとをカッタ本
体の先端部外周と先端面とに亘って最小限に切り欠いた
切欠き部に固定したので、高速回転に伴うカッタ本体の
先端部まわりの空気の流れの方向が著しく変化しない。
【0044】したがって、先端部の周囲に生じる空気密
度及び圧力のむらを抑制することとなって、工具の高速
回転に伴う風切り音などの騒音を抑制して作業者の作業
環境を改善することとなるとともに、工具が回転する際
の空気抵抗も抑制して工具自体の回転負荷も軽減するこ
ととなって、作業効率を向上させることができる。
【0045】また、副次的な効果として、チップをロケ
ータに固定するチップ取付けボルトを操作するための工
具逃げ部をカッタ本体の先端部に設けたので、容易にチ
ップの取り外しなどが行うことができ、作業者の作業効
率を向上させることができる。
【0046】請求項2の本発明によると、請求項1の発
明の効果に加えて、カッタ本体の先端部に凹部を設けか
つこの凹部を密閉する蓋を先端側から取付けたので、高
速回転に伴うカッタ本体の先端部まわりの空気の流れの
方向をより変化させることがない。
【0047】そのため、空気密度及び圧力のむらをより
抑制することとなって風切り音などの騒音を抑制して作
業者の作業環境を改善するするとともに、凹部がカッタ
本体を軽量化とすることとあいまって工具の回転に伴う
回転負荷をより軽減させることとなって、作業効率を向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す高速切削用回転工具
の正面図。
【図2】図1中の矢印ii方向から見た実施形態の一部を
示す側面図。
【図3】図1に示された実施形態の一部をiii-iii 線に
沿う断面にした側面図。
【図4】同実施形態のカッタ本体の正面図。
【図5】図4中のv−v線に沿うカッタ本体の断面図。
【図6】図4中の矢印vi方向から見たカッタ本体の一部
を示す側面図。
【図7】同実施形態の蓋の正面図。
【図8】図7中のviii−viii線に沿う蓋の断面図。
【図9】同実施形態の周方向の空気の流れを示す正面
図。
【図10】従来の高速切削用回転工具を示す正面図。
【図11】従来の高速切削用回転工具を示す側面図。
【図12】従来の高速切削用回転工具の周方向の空気を
流れを示す正面図。
【符号の説明】
1…高速切削用回転工具 2…カッタ本体 3…ロケータ 4…チップ 5…先端面 6…先端部 7…中央部 8…先端部外周 9…外周部 12…中央凹部 13…周凹部 18…蓋 23…切欠き部 24…取付け部 25…ポケット部 26…切刃 32…溝(工具逃げ部) 36…チップ取付けボルト P…先端面の中心 O…軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲吉▼岡 史郎 神奈川県川崎市幸区堀川町580番地ソリッ ドスクエア 東芝タンガロイ株式会社内 (72)発明者 小川 修 東京都新宿区西新宿一丁目7番2号 富士 重工業株式会社内 (72)発明者 仙波 芳明 東京都新宿区西新宿一丁目7番2号 富士 重工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カッタ本体の被切削部材と接する先端面の
    中央部に外周部より一段低い中央凹部を形成し、かつ上
    記先端面の中心を通り先端面に垂直な軸を中心として回
    転するとともに、 上記カッタ本体の先端面を含む上記外周部に被切削部材
    を切削する切刃を有するチップを上記切刃が上記回転方
    向に面して着脱自在に設けた高速切削用回転工具におい
    て、 上記チップはロケータを介してチップ取付けボルトによ
    ってカッタ本体に着脱自在に固定し、 上記カッタ本体の先端部に、上記ロケータ及びチップを
    取付けられる最小限に上記先端部外周から径方向に切り
    欠いた切欠き部を設けるとともに、 上記カッタ本体の先端部に、上記チップ取付けボルトを
    操作するための工具逃げ部を設けたことを特徴とする高
    速切削用回転工具。
  2. 【請求項2】上記カッタ本体の中央凹部を蓋によって、
    閉塞して閉空間としたことを特徴とする請求項1記載の
    高速切削用回転工具。
JP15226697A 1997-06-10 1997-06-10 高速切削用回転工具 Expired - Fee Related JP3810181B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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