JPH1181680A - 太陽電池の施工方法ならびに太陽電池用吊り上げ治具 - Google Patents
太陽電池の施工方法ならびに太陽電池用吊り上げ治具Info
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- JPH1181680A JPH1181680A JP9238486A JP23848697A JPH1181680A JP H1181680 A JPH1181680 A JP H1181680A JP 9238486 A JP9238486 A JP 9238486A JP 23848697 A JP23848697 A JP 23848697A JP H1181680 A JPH1181680 A JP H1181680A
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- rail
- lifting jig
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- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24S—SOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
- F24S25/00—Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules
- F24S2025/01—Special support components; Methods of use
- F24S2025/014—Methods for installing support elements
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B10/00—Integration of renewable energy sources in buildings
- Y02B10/10—Photovoltaic [PV]
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
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- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
- Photovoltaic Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 効率よく太陽電池を屋根面に設置できるよう
にすること。 【解決手段】 平行に配置される複数のレール状部材１
１と、そのレール状部材１１間に並設される複数の太陽
電池モジュール１２と、からなる太陽電池の施工方法に
おいて、前記レール状部材１１と太陽電池モジュール１
２を予め一枚のパネル状に結合させて太陽電池パネル１
を形成し、この太陽電池パネル１のレール状部材１１の
両端の小口に吊り上げ治具４の係止部材２３を引っ掛
け、前記吊り上げ治具４をクレーン等で吊り上げて太陽
電池パネル１を屋根面に設置するようにした。
にすること。 【解決手段】 平行に配置される複数のレール状部材１
１と、そのレール状部材１１間に並設される複数の太陽
電池モジュール１２と、からなる太陽電池の施工方法に
おいて、前記レール状部材１１と太陽電池モジュール１
２を予め一枚のパネル状に結合させて太陽電池パネル１
を形成し、この太陽電池パネル１のレール状部材１１の
両端の小口に吊り上げ治具４の係止部材２３を引っ掛
け、前記吊り上げ治具４をクレーン等で吊り上げて太陽
電池パネル１を屋根面に設置するようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】 本発明は、太陽電池の施工
方法ならびにその施工に用いる吊り上げ治具に関する。
方法ならびにその施工に用いる吊り上げ治具に関する。
【０００２】
【従来の技術】 従来より、太陽エネルギーを有効利用
するために、太陽電池システムを建物の屋根面に設置す
ることが知られている。この太陽電池システムは、セル
を２枚の透明パネルの間に挟んだり透明ケース内に納め
たりして完全防水した複数の太陽電池モジュールと、複
数のレール状部材で構成されており、施工の際には、ま
ず、レール状部材を屋根面に所定の間隔を置いて平行に
取り付け、その次に、レール状部材間に太陽電池モジュ
ールを一枚づつ支持させるようにして太陽電池モジュー
ルを複数配列させていた（特開平７−１７３９０９号公
報参照）。
するために、太陽電池システムを建物の屋根面に設置す
ることが知られている。この太陽電池システムは、セル
を２枚の透明パネルの間に挟んだり透明ケース内に納め
たりして完全防水した複数の太陽電池モジュールと、複
数のレール状部材で構成されており、施工の際には、ま
ず、レール状部材を屋根面に所定の間隔を置いて平行に
取り付け、その次に、レール状部材間に太陽電池モジュ
ールを一枚づつ支持させるようにして太陽電池モジュー
ルを複数配列させていた（特開平７−１７３９０９号公
報参照）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、この
ような従来の太陽電池モジュールの施工方法にあって
は、太陽電池モジュールを現場施工で一枚づつ屋根面に
取り付けていたために、屋根上での作業工数が多くな
り、非常に作業効率が悪いという問題があった。
ような従来の太陽電池モジュールの施工方法にあって
は、太陽電池モジュールを現場施工で一枚づつ屋根面に
取り付けていたために、屋根上での作業工数が多くな
り、非常に作業効率が悪いという問題があった。
【０００４】そこで、本発明は、上記のような問題に着
目し、効率よく太陽電池を屋根面に設置できるようにす
ることを目的としている。
目し、効率よく太陽電池を屋根面に設置できるようにす
ることを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】 そこで、上記目的を達
成するために、請求項１記載の発明では、平行に配置さ
れる複数のレール状部材と、そのレール状部材間に並設
される複数の太陽電池モジュールと、からなる太陽電池
の施工方法において、前記レール状部材と太陽電池モジ
ュールを予め一枚のパネル状に結合させて太陽電池パネ
ルを形成し、この太陽電池パネルのレール状部材の両端
の小口に吊り上げ治具の係止部材を引っ掛け、前記吊り
上げ治具を吊り上げて前記パネルを屋根面に設置する施
工方法とし、請求項２記載の発明では、平行に配置され
る複数のレール状部材と、そのレール状部材間に並設さ
れる複数の太陽電池モジュールと、からなる太陽電池の
施工方法において、前記レール状部材と太陽電池モジュ
ールを予め一枚のパネル状に結合させて太陽電池パネル
を形成し、この太陽電池パネルの太陽電池モジュールの
表面に吊り上げ治具の複数の吸盤を吸着させ、前記吊り
上げ治具を吊り上げて前記パネルを屋根面に設置する施
工方法とした。
成するために、請求項１記載の発明では、平行に配置さ
れる複数のレール状部材と、そのレール状部材間に並設
される複数の太陽電池モジュールと、からなる太陽電池
の施工方法において、前記レール状部材と太陽電池モジ
ュールを予め一枚のパネル状に結合させて太陽電池パネ
ルを形成し、この太陽電池パネルのレール状部材の両端
の小口に吊り上げ治具の係止部材を引っ掛け、前記吊り
上げ治具を吊り上げて前記パネルを屋根面に設置する施
工方法とし、請求項２記載の発明では、平行に配置され
る複数のレール状部材と、そのレール状部材間に並設さ
れる複数の太陽電池モジュールと、からなる太陽電池の
施工方法において、前記レール状部材と太陽電池モジュ
ールを予め一枚のパネル状に結合させて太陽電池パネル
を形成し、この太陽電池パネルの太陽電池モジュールの
表面に吊り上げ治具の複数の吸盤を吸着させ、前記吊り
上げ治具を吊り上げて前記パネルを屋根面に設置する施
工方法とした。
【０００６】また、請求項３記載の発明では、平行に配
置される複数のレール状部材と、そのレール状部材間に
並設される複数の太陽電池モジュールと、からなる太陽
電池用吊り上げ治具であって、クレーンに係止可能なフ
レーム部材と、このフレーム部材に取り付けられていて
太陽電池のレール部材の小口に係止可能な複数の係止部
材と、を備えている構成とし、請求項４記載の発明で
は、平行に配置される複数のレール状部材と、そのレー
ル状部材間に並設される複数の太陽電池モジュールと、
からなる太陽電池用吊り上げ治具であって、クレーンに
係止可能なフレーム部材と、このフレーム部材の裏面に
複数取り付けられていて太陽電池モジュールに吸着可能
な吸盤と、を備えている構成とし、請求項５記載の発明
では、平行に配置される複数のレール状部材と、そのレ
ール状部材間に並設される複数の太陽電池モジュール
と、からなる太陽電池用吊り上げ治具であって、クレー
ンに係止可能な矩形のフレーム部材と、上面を歩行可能
な中桟と、を備えている構成とした。
置される複数のレール状部材と、そのレール状部材間に
並設される複数の太陽電池モジュールと、からなる太陽
電池用吊り上げ治具であって、クレーンに係止可能なフ
レーム部材と、このフレーム部材に取り付けられていて
太陽電池のレール部材の小口に係止可能な複数の係止部
材と、を備えている構成とし、請求項４記載の発明で
は、平行に配置される複数のレール状部材と、そのレー
ル状部材間に並設される複数の太陽電池モジュールと、
からなる太陽電池用吊り上げ治具であって、クレーンに
係止可能なフレーム部材と、このフレーム部材の裏面に
複数取り付けられていて太陽電池モジュールに吸着可能
な吸盤と、を備えている構成とし、請求項５記載の発明
では、平行に配置される複数のレール状部材と、そのレ
ール状部材間に並設される複数の太陽電池モジュール
と、からなる太陽電池用吊り上げ治具であって、クレー
ンに係止可能な矩形のフレーム部材と、上面を歩行可能
な中桟と、を備えている構成とした。
【０００７】
【作用】 請求項１ならびに２記載の発明では、レール
状部材と太陽電池モジュールを予め一枚のパネル状に結
合させてから屋根面に設置するようにしたので、太陽電
池モジュールを一枚づつ屋根面に取り付けていた従来と
比べると、屋根上での施工工数が非常に少なくなる。ま
た、レール状部材と太陽電池モジュールを一枚のパネル
状に結合させる作業を工場内で行うことができるので、
そうすることにより、施工現場での作業工数を大幅に削
減することもできる。
状部材と太陽電池モジュールを予め一枚のパネル状に結
合させてから屋根面に設置するようにしたので、太陽電
池モジュールを一枚づつ屋根面に取り付けていた従来と
比べると、屋根上での施工工数が非常に少なくなる。ま
た、レール状部材と太陽電池モジュールを一枚のパネル
状に結合させる作業を工場内で行うことができるので、
そうすることにより、施工現場での作業工数を大幅に削
減することもできる。
【０００８】また、請求項２記載の発明では、吊り上げ
治具に設けられている複数の吸盤の吸着力でパネルを吊
り上げるようにしたので、パネルを吊り上げ治具に取り
付ける際には、吊り上げ治具をパネルの上に降ろすだけ
でよく、そのための作業スペースが小スペースでよい。
治具に設けられている複数の吸盤の吸着力でパネルを吊
り上げるようにしたので、パネルを吊り上げ治具に取り
付ける際には、吊り上げ治具をパネルの上に降ろすだけ
でよく、そのための作業スペースが小スペースでよい。
【０００９】請求項３記載の吊り上げ治具は、請求項１
記載の太陽電池の施工方法に採用することができるの
で、屋根面に太陽電池を設置するにあたって、屋根上で
の施工工数ならびに施工現場での作業工数を非常に少な
くすることができる。
記載の太陽電池の施工方法に採用することができるの
で、屋根面に太陽電池を設置するにあたって、屋根上で
の施工工数ならびに施工現場での作業工数を非常に少な
くすることができる。
【００１０】請求項４記載の吊り上げ治具は、請求項２
記載の太陽電池の施工方法に採用することができるの
で、屋根面に太陽電池を設置するにあたって、屋根上で
の施工工数ならびに施工現場での作業工数を非常に少な
くすることができる。
記載の太陽電池の施工方法に採用することができるの
で、屋根面に太陽電池を設置するにあたって、屋根上で
の施工工数ならびに施工現場での作業工数を非常に少な
くすることができる。
【００１１】請求項５記載の吊り上げ治具は、中桟の上
面を歩行することができるので、屋根上での作業の安全
性を高めることができる。
面を歩行することができるので、屋根上での作業の安全
性を高めることができる。
【００１２】
【発明の実施の形態】 まず、図１〜図５に基づいて、
実施の形態１の太陽電池用吊り上げ治具ならびにその吊
り上げ治具を用いた太陽電池の施工方法について詳述す
る。図１は実施の形態１の太陽電池用吊り上げ治具を示
す斜視図、図２は実施の形態１の太陽電池用吊り上げ治
具を用いた太陽電池パネルの吊り上げ状態を示す斜視
図、図３は図２を矢印Ａから見た側面図、図４は図２の
IV−IV断面図、図５は図４の要部Ｖの拡大図である。
実施の形態１の太陽電池用吊り上げ治具ならびにその吊
り上げ治具を用いた太陽電池の施工方法について詳述す
る。図１は実施の形態１の太陽電池用吊り上げ治具を示
す斜視図、図２は実施の形態１の太陽電池用吊り上げ治
具を用いた太陽電池パネルの吊り上げ状態を示す斜視
図、図３は図２を矢印Ａから見た側面図、図４は図２の
IV−IV断面図、図５は図４の要部Ｖの拡大図である。
【００１３】図中１は太陽電池パネルで、この太陽電池
パネル１は、互いに平行に配設された４本のレール状部
材１１と、各レール状部材１１の間に並設された複数の
太陽電池モジュール１２と、各太陽電池モジュール１２
間に設けられたカバー部材１３と、で構成されている。
パネル１は、互いに平行に配設された４本のレール状部
材１１と、各レール状部材１１の間に並設された複数の
太陽電池モジュール１２と、各太陽電池モジュール１２
間に設けられたカバー部材１３と、で構成されている。
【００１４】前記レール状部材１１は、中空状に形成さ
れていて太陽電池モジュール１２の端部を支持している
台座部１１１と、その台座部１１１の上面に突設されて
いて太陽電池モジュール１２同士の間に所定の間隔を保
持しているスペーサ部１１２と、で構成されている。す
なわち、このレール状部材１１は、台座部１１１によっ
て、屋根面と太陽電池モジュール１２との間に空気流通
用の間隙を確保することができ、スペーサ部１１２によ
って、太陽電池モジュール１２を一定の間隔を置いて規
則正しく配列させることができるようになっている。
れていて太陽電池モジュール１２の端部を支持している
台座部１１１と、その台座部１１１の上面に突設されて
いて太陽電池モジュール１２同士の間に所定の間隔を保
持しているスペーサ部１１２と、で構成されている。す
なわち、このレール状部材１１は、台座部１１１によっ
て、屋根面と太陽電池モジュール１２との間に空気流通
用の間隙を確保することができ、スペーサ部１１２によ
って、太陽電池モジュール１２を一定の間隔を置いて規
則正しく配列させることができるようになっている。
【００１５】前記太陽電池モジュール１２は、例えばセ
ルを２枚の透明ガラスの間に挟み込んだ積層体で形成さ
れており、正方形や長方形などの矩形に形成されてい
る。
ルを２枚の透明ガラスの間に挟み込んだ積層体で形成さ
れており、正方形や長方形などの矩形に形成されてい
る。
【００１６】前記カバー部材１３は、合成樹脂や防錆加
工された金属で形成されており、太陽電池モジュール１
２同士間の隙間に上から挿入されている。
工された金属で形成されており、太陽電池モジュール１
２同士間の隙間に上から挿入されている。
【００１７】図中２は吊り上げ治具で、この吊り上げ治
具２は、矩形に枠組みされたフレーム部材２１と、この
フレーム部材２１の補強のために設けられた３本の中桟
２２と、前記フレーム部材２１の外周面に設けられた８
個の係止部材２３と、前記フレーム部材２１の四隅に設
けられた４つのワイヤ取付リング２４と、で構成されて
いる。
具２は、矩形に枠組みされたフレーム部材２１と、この
フレーム部材２１の補強のために設けられた３本の中桟
２２と、前記フレーム部材２１の外周面に設けられた８
個の係止部材２３と、前記フレーム部材２１の四隅に設
けられた４つのワイヤ取付リング２４と、で構成されて
いる。
【００１８】前記フレーム部材２１は、前記太陽電池パ
ネル１とほぼ同形あるいは前記太陽電池パネル１よりも
やや大きめに形成されており、前記中桟２２は厚み2.3m
m 、上面の巾が１５０mmの型鋼からなり、前記フレーム
部材２１を屋根面に沿って設置した際に上面が水平にな
るように前記フレーム部材２１に対して取り付けられて
いる。これにより、吊り上げ治具２を屋根面に設置して
中桟２２の上を安全に歩行することができる。
ネル１とほぼ同形あるいは前記太陽電池パネル１よりも
やや大きめに形成されており、前記中桟２２は厚み2.3m
m 、上面の巾が１５０mmの型鋼からなり、前記フレーム
部材２１を屋根面に沿って設置した際に上面が水平にな
るように前記フレーム部材２１に対して取り付けられて
いる。これにより、吊り上げ治具２を屋根面に設置して
中桟２２の上を安全に歩行することができる。
【００１９】前記係止部材２３は、太陽電池パネル１の
レール状部材１１の小口に対応する位置に配設されてお
り、前記レール状部材１１の小口に係止可能な折曲片２
３１を備えている。また、この係止部材２３には、図５
に示すように、前記折曲片２３１がレール状部材１１の
小口に係止する位置とレール状部材１１の小口から離れ
る位置との間で移動できるようにヒンジ２３２が設けら
れている。更に、前記係止部材２３と前記レール状部材
１１との間には、レール状部材１１の小口に係止する位
置側（矢印イで示す）に折曲片２３１を付勢するスプリ
ング２５が設けられている。このように、折曲片２３１
にスプリング２５の付勢力が作用していることによっ
て、太陽電池パネル１の吊り上げ時に折曲片２３１がレ
ール状部材１１から外れないようになっている。
レール状部材１１の小口に対応する位置に配設されてお
り、前記レール状部材１１の小口に係止可能な折曲片２
３１を備えている。また、この係止部材２３には、図５
に示すように、前記折曲片２３１がレール状部材１１の
小口に係止する位置とレール状部材１１の小口から離れ
る位置との間で移動できるようにヒンジ２３２が設けら
れている。更に、前記係止部材２３と前記レール状部材
１１との間には、レール状部材１１の小口に係止する位
置側（矢印イで示す）に折曲片２３１を付勢するスプリ
ング２５が設けられている。このように、折曲片２３１
にスプリング２５の付勢力が作用していることによっ
て、太陽電池パネル１の吊り上げ時に折曲片２３１がレ
ール状部材１１から外れないようになっている。
【００２０】つまり、上記吊り上げ治具２は、図２に示
すように、太陽電池パネル１のレール状部材１１の両端
の小口に係止部材２３を引っ掛け、ワイヤ取付リング２
４にワイヤ３を通し、このワイヤ３をクレーンの先端に
引っ掛けて吊り上げることにより、太陽電池パネル１を
住宅等の建物の屋根面に容易に移動させ設置することが
できる。なお、前記太陽電池パネル１は、複数枚を屋根
面に並設させるようにしてもよい。
すように、太陽電池パネル１のレール状部材１１の両端
の小口に係止部材２３を引っ掛け、ワイヤ取付リング２
４にワイヤ３を通し、このワイヤ３をクレーンの先端に
引っ掛けて吊り上げることにより、太陽電池パネル１を
住宅等の建物の屋根面に容易に移動させ設置することが
できる。なお、前記太陽電池パネル１は、複数枚を屋根
面に並設させるようにしてもよい。
【００２１】このように、レール状部材１１と太陽電池
モジュール１２を予め一枚のパネル状に結合させてから
屋根面に設置するようにすると、太陽電池モジュール１
２を一枚づつ屋根面に取り付けていた従来と比べて、屋
根上での施工工数が非常に少なくなる。また、レール状
部材１１と太陽電池モジュール１２を一枚のパネル状に
結合させる作業を工場内で行うことができるので、そう
することにより、施工現場での作業工数を大幅に削減す
ることもできる。つまり、屋根面に太陽電池を設置する
にあたって、施工現場での作業工数、特に屋根上での施
工工数を非常に少なくすることができるので、作業効率
の向上を大幅に図ることができるという効果が得られ
る。
モジュール１２を予め一枚のパネル状に結合させてから
屋根面に設置するようにすると、太陽電池モジュール１
２を一枚づつ屋根面に取り付けていた従来と比べて、屋
根上での施工工数が非常に少なくなる。また、レール状
部材１１と太陽電池モジュール１２を一枚のパネル状に
結合させる作業を工場内で行うことができるので、そう
することにより、施工現場での作業工数を大幅に削減す
ることもできる。つまり、屋根面に太陽電池を設置する
にあたって、施工現場での作業工数、特に屋根上での施
工工数を非常に少なくすることができるので、作業効率
の向上を大幅に図ることができるという効果が得られ
る。
【００２２】次に、図６〜図９に基づいて、実施の形態
２の太陽電池用吊り上げ治具ならびにその吊り上げ治具
を用いた太陽電池の施工方法を説明する。なお、実施の
形態２を説明するにあたり、実施の形態１と同一の構成
については、図面に実施の形態１と同一の符号を付して
説明を省略する。図６は実施の形態２の太陽電池用吊り
上げ治具を示す斜視図、図７は実施の形態２の吊り上げ
治具２を用いた太陽電池パネル１の吊り上げ状態を示す
斜視図、図８は図７を矢印Ｂから見た側面図、図９は図
７のIX−IX断面図である。
２の太陽電池用吊り上げ治具ならびにその吊り上げ治具
を用いた太陽電池の施工方法を説明する。なお、実施の
形態２を説明するにあたり、実施の形態１と同一の構成
については、図面に実施の形態１と同一の符号を付して
説明を省略する。図６は実施の形態２の太陽電池用吊り
上げ治具を示す斜視図、図７は実施の形態２の吊り上げ
治具２を用いた太陽電池パネル１の吊り上げ状態を示す
斜視図、図８は図７を矢印Ｂから見た側面図、図９は図
７のIX−IX断面図である。
【００２３】図中４は吊り上げ治具で、この吊り上げ治
具４は、矩形に枠組みされたフレーム部材４１と、この
フレーム部材４１の補強のために設けられた３本の中桟
４２と、前記中桟４２の下面に取り付けられた複数の吸
盤４３と、前記フレーム部材４１の四隅に設けられたワ
イヤ取付リング４４と、で構成されている。前記フレー
ム部材４１は、前記太陽電池パネル１よりもやや大きめ
に形成されており、前記吸盤４３は、前記太陽電池モジ
ュール１２に対応する位置に配設されている。なお、図
中１４は塩化ビニル鋼板で、太陽電池モジュール１２の
下面と側面とを覆っている。
具４は、矩形に枠組みされたフレーム部材４１と、この
フレーム部材４１の補強のために設けられた３本の中桟
４２と、前記中桟４２の下面に取り付けられた複数の吸
盤４３と、前記フレーム部材４１の四隅に設けられたワ
イヤ取付リング４４と、で構成されている。前記フレー
ム部材４１は、前記太陽電池パネル１よりもやや大きめ
に形成されており、前記吸盤４３は、前記太陽電池モジ
ュール１２に対応する位置に配設されている。なお、図
中１４は塩化ビニル鋼板で、太陽電池モジュール１２の
下面と側面とを覆っている。
【００２４】つまり、上記吊り上げ治具４は、図７に示
すように、太陽電池パネル１の太陽電池モジュール１２
の表面に吊り上げ治具４の複数の吸盤４３を吸着させ、
ワイヤ取付リング４４にワイヤ３を通し、このワイヤ３
をクレーンの先端に引っ掛けて吊り上げることにより、
太陽電池パネル１を住宅等の建物の屋根面に容易に移動
させ設置することができる。
すように、太陽電池パネル１の太陽電池モジュール１２
の表面に吊り上げ治具４の複数の吸盤４３を吸着させ、
ワイヤ取付リング４４にワイヤ３を通し、このワイヤ３
をクレーンの先端に引っ掛けて吊り上げることにより、
太陽電池パネル１を住宅等の建物の屋根面に容易に移動
させ設置することができる。
【００２５】このように、レール状部材４１と太陽電池
モジュール１２を予め一枚のパネル状に結合させてから
屋根面に設置するようにすると、太陽電池モジュール１
２を一枚づつ屋根面に取り付けていた従来と比べて、屋
根上での施工工数が非常に少なくなる。また、レール状
部材１１と太陽電池モジュール１２を一枚のパネル状に
結合させる作業を工場内で行うことができるので、そう
することにより、施工現場での作業工数を大幅に削減す
ることもできる。つまり、屋根面に太陽電池を設置する
にあたって、施工現場での作業工数、特に屋根上での施
工工数を非常に少なくすることができるので、作業効率
の向上を大幅に図ることができるという効果が得られ
る。また、太陽電池パネル１を吊り上げ治具４に取り付
ける際には、吊り上げ治具４をパネルの上に降ろすだけ
でよいので、そのための作業スペースが小スペースでよ
いという効果も得られる。
モジュール１２を予め一枚のパネル状に結合させてから
屋根面に設置するようにすると、太陽電池モジュール１
２を一枚づつ屋根面に取り付けていた従来と比べて、屋
根上での施工工数が非常に少なくなる。また、レール状
部材１１と太陽電池モジュール１２を一枚のパネル状に
結合させる作業を工場内で行うことができるので、そう
することにより、施工現場での作業工数を大幅に削減す
ることもできる。つまり、屋根面に太陽電池を設置する
にあたって、施工現場での作業工数、特に屋根上での施
工工数を非常に少なくすることができるので、作業効率
の向上を大幅に図ることができるという効果が得られ
る。また、太陽電池パネル１を吊り上げ治具４に取り付
ける際には、吊り上げ治具４をパネルの上に降ろすだけ
でよいので、そのための作業スペースが小スペースでよ
いという効果も得られる。
【００２６】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られ
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲におけ
る設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、
実施の形態１では、係止部材がフレーム部材２１に取り
付けられている吊り上げ治具２を示したが、フレーム部
材２１の代わりに板材を用い、この面材に係止部材を取
り付けるようにしてもよい。また、実施の形態２では、
吸盤４３が中桟４２に取り付けられている吊り上げ治具
４を示したが、中桟４２の代わりに板材を取り付け、こ
の板材に吸盤を取り付けるようにしてもよい。なお、こ
の場合、板材を透明板にすると、吸盤と太陽電池モジュ
ールとの位置関係が認識し易いので作業が行い易くな
る。
述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られ
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲におけ
る設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、
実施の形態１では、係止部材がフレーム部材２１に取り
付けられている吊り上げ治具２を示したが、フレーム部
材２１の代わりに板材を用い、この面材に係止部材を取
り付けるようにしてもよい。また、実施の形態２では、
吸盤４３が中桟４２に取り付けられている吊り上げ治具
４を示したが、中桟４２の代わりに板材を取り付け、こ
の板材に吸盤を取り付けるようにしてもよい。なお、こ
の場合、板材を透明板にすると、吸盤と太陽電池モジュ
ールとの位置関係が認識し易いので作業が行い易くな
る。
【００２７】
【発明の効果】 以上説明したように、本発明にあって
は、屋根面に太陽電池を設置するにあたって、施工現場
での作業工数、特に屋根上での施工工数を非常に少なく
することができるので、作業効率の向上を大幅に図るこ
とができるという効果が得られる。
は、屋根面に太陽電池を設置するにあたって、施工現場
での作業工数、特に屋根上での施工工数を非常に少なく
することができるので、作業効率の向上を大幅に図るこ
とができるという効果が得られる。
【図１】 実施の形態１の太陽電池用吊り上げ治具を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図２】 実施の形態１の太陽電池用吊り上げ治具を用
いた太陽電池パネルの吊り上げ状態を示す斜視図であ
る。
いた太陽電池パネルの吊り上げ状態を示す斜視図であ
る。
【図３】 図２を矢印Ａから見た側面図である。
【図４】 図２のIV−IV断面図である。
【図５】 図４の要部Ｖの拡大図である。
【図６】 実施の形態２の太陽電池用吊り上げ治具を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図７】 実施の形態２の太陽電池用吊り上げ治具を用
いた太陽電池パネル１の吊り上げ状態を示す斜視図であ
る。
いた太陽電池パネル１の吊り上げ状態を示す斜視図であ
る。
【図８】 図７を矢印Ｂから見た側面図である。
【図９】 図７のIX−IX断面図である。
１ 太陽電池パネル １１ レール状部材 １２ 太陽電池モジュール ２ 吊り上げ治具 ２１ フレーム部材 ２２ 中桟 ２３ 係止部材 ２４ ワイヤ取付リング ３ ワイヤー ４ 吊り上げ治具 ４１ フレーム部材 ４２ 中桟 ４３ 吸盤 ４４ ワイヤ取付リング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｈ０１Ｌ 31/042 Ｈ０１Ｌ 31/04 Ｒ
Claims (5)
- 【請求項１】 平行に配置される複数のレール状部材
と、そのレール状部材間に並設される複数の太陽電池モ
ジュールと、からなる太陽電池の施工方法において、 前記レール状部材と太陽電池モジュールを予め一枚のパ
ネル状に結合させて太陽電池パネルを形成し、この太陽
電池パネルのレール状部材の両端の小口に吊り上げ治具
の係止部材を引っ掛け、前記吊り上げ治具を吊り上げて
前記パネルを屋根面に設置するようにしたことを特徴と
する太陽電池の施工方法。 - 【請求項２】 平行に配置される複数のレール状部材
と、そのレール状部材間に並設される複数の太陽電池モ
ジュールと、からなる太陽電池の施工方法において、 前記レール状部材と太陽電池モジュールを予め一枚のパ
ネル状に結合させて太陽電池パネルを形成し、この太陽
電池パネルの太陽電池モジュールの表面に吊り上げ治具
の複数の吸盤を吸着させ、前記吊り上げ治具を吊り上げ
て前記パネルを屋根面に設置するようにしたことを特徴
とする太陽電池の施工方法。 - 【請求項３】 平行に配置される複数のレール状部材
と、そのレール状部材間に並設される複数の太陽電池モ
ジュールと、からなる太陽電池用吊り上げ治具であっ
て、 クレーンに係止可能なフレーム部材と、このフレーム部
材に取り付けられていて太陽電池のレール部材の小口に
係止可能な複数の係止部材と、を備えていることを特徴
とする太陽電池用吊り上げ治具。 - 【請求項４】 平行に配置される複数のレール状部材
と、そのレール状部材間に並設される複数の太陽電池モ
ジュールと、からなる太陽電池用吊り上げ治具であっ
て、 クレーンに係止可能なフレーム部材と、このフレーム部
材の裏面に複数取り付けられていて太陽電池モジュール
に吸着可能な吸盤と、を備えていることを特徴とする太
陽電池用吊り上げ治具。 - 【請求項５】 平行に配置される複数のレール状部材
と、そのレール状部材間に並設される複数の太陽電池モ
ジュールと、からなる太陽電池用吊り上げ治具であっ
て、 クレーンに係止可能な矩形のフレーム部材と、上面を歩
行可能な中桟と、を備えていることを特徴とする太陽電
池用吊り上げ治具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9238486A JPH1181680A (ja) | 1997-09-03 | 1997-09-03 | 太陽電池の施工方法ならびに太陽電池用吊り上げ治具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9238486A JPH1181680A (ja) | 1997-09-03 | 1997-09-03 | 太陽電池の施工方法ならびに太陽電池用吊り上げ治具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1181680A true JPH1181680A (ja) | 1999-03-26 |
Family
ID=17030968
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9238486A Pending JPH1181680A (ja) | 1997-09-03 | 1997-09-03 | 太陽電池の施工方法ならびに太陽電池用吊り上げ治具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1181680A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1997
- 1997-09-03 JP JP9238486A patent/JPH1181680A/ja active Pending
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