JPH03200377A - 屋根設置型太陽電池装置 - Google Patents
屋根設置型太陽電池装置Info
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- JPH03200377A JPH03200377A JP1344149A JP34414989A JPH03200377A JP H03200377 A JPH03200377 A JP H03200377A JP 1344149 A JP1344149 A JP 1344149A JP 34414989 A JP34414989 A JP 34414989A JP H03200377 A JPH03200377 A JP H03200377A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B10/00—Integration of renewable energy sources in buildings
- Y02B10/10—Photovoltaic [PV]
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
Landscapes
- Photovoltaic Devices (AREA)
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
本発明は、屋根設置型太陽電池装置及びその設置方法に
関し、特に一般住宅の既設屋根に設置可能な太陽電池装
置とその設置方法に関する。
関し、特に一般住宅の既設屋根に設置可能な太陽電池装
置とその設置方法に関する。
(ロ)従来の技術
光エネルギーを直接電気エネルギーに変換する太陽電池
は、無尽蔵な太陽光を主たるエネルギー源としているた
めに、エネルギー資源の枯渇が問題となる中で脚光を浴
びている。この太陽電池を家庭用電源として利用する場
合、通常の家庭の消費電力であれば、太陽電池の変換効
率を10%とすると80rrrの受光面積があれば良い
。この太陽電池の受光面積は、通常の住宅の屋根などで
十分可能な面積である。
は、無尽蔵な太陽光を主たるエネルギー源としているた
めに、エネルギー資源の枯渇が問題となる中で脚光を浴
びている。この太陽電池を家庭用電源として利用する場
合、通常の家庭の消費電力であれば、太陽電池の変換効
率を10%とすると80rrrの受光面積があれば良い
。この太陽電池の受光面積は、通常の住宅の屋根などで
十分可能な面積である。
そこで、特開昭80−31259号公報などに開示され
ているように、瓦状の太陽電池装置が提案されている。
ているように、瓦状の太陽電池装置が提案されている。
この瓦状の太陽電池装置は、現存する屋根瓦に代わって
敷設するだけでよく、架台などの敷設設備を必要としな
い利点を有している。
敷設するだけでよく、架台などの敷設設備を必要としな
い利点を有している。
(ハ)発明が解決しようとする課題
しかしながら、上述の瓦状の太陽電池装置は、既設の屋
根に敷設しようとすると、既に敷設されている屋根瓦を
取り外した後、その後に、瓦状の太陽電池装置の敷設工
事を行わなくてはならない。
根に敷設しようとすると、既に敷設されている屋根瓦を
取り外した後、その後に、瓦状の太陽電池装置の敷設工
事を行わなくてはならない。
そのため、敷設工事に大変な手間がかかり、既設の屋根
には好ましいものとは言えなかった。
には好ましいものとは言えなかった。
さらに、太陽電池の基板として瓦状に曲がったガラス基
板を用いるため、その製造が困難であり、コストが高く
なるとともに、曲面形状のため、照射角度によって光起
電力が変動することことは否めない。
板を用いるため、その製造が困難であり、コストが高く
なるとともに、曲面形状のため、照射角度によって光起
電力が変動することことは否めない。
本発明は、既設の屋根に容易に設置できる屋根設置型太
陽電池装置を提供することを目的とする。
陽電池装置を提供することを目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段
本発明の第1の屋根設置型太陽電池装置は、屋根上に設
置される枠体と、枠体に取り付けられる少なくとも1つ
の太陽電池モジュールと、枠体内に所定間隔をおいて平
行に張られた少なくとも一対のモジュール取付用ワイヤ
と、前記一対のモジュール取付用ワイヤに対応して太陽
電池モジュールに設けられた少なくとも一対のワイヤ掛
止部とを備え、太陽電池モジュールの各ワイヤ掛止部が
、それぞれ対応するモジュール取付用ワイヤに掛止され
ることにより、太陽電池モジュールが枠体に取り付けら
れることを特徴とする特 前記枠体は、中空パイプで構成されていることが好まし
い。また、前記枠体は、少なくとも下端部に弾性材製ク
ッションを有するスペーサを介して屋根上に設置される
ことが好ましい。また、前記スペーサの高さを代えるこ
とにより、太陽電池モジュールの受光角度を季節に応じ
て調整するようにしてもよい。また、前記各モジュール
取付用ワイヤは、枠体補強用のコイル状スプリング部を
有していることが好ましい。
置される枠体と、枠体に取り付けられる少なくとも1つ
の太陽電池モジュールと、枠体内に所定間隔をおいて平
行に張られた少なくとも一対のモジュール取付用ワイヤ
と、前記一対のモジュール取付用ワイヤに対応して太陽
電池モジュールに設けられた少なくとも一対のワイヤ掛
止部とを備え、太陽電池モジュールの各ワイヤ掛止部が
、それぞれ対応するモジュール取付用ワイヤに掛止され
ることにより、太陽電池モジュールが枠体に取り付けら
れることを特徴とする特 前記枠体は、中空パイプで構成されていることが好まし
い。また、前記枠体は、少なくとも下端部に弾性材製ク
ッションを有するスペーサを介して屋根上に設置される
ことが好ましい。また、前記スペーサの高さを代えるこ
とにより、太陽電池モジュールの受光角度を季節に応じ
て調整するようにしてもよい。また、前記各モジュール
取付用ワイヤは、枠体補強用のコイル状スプリング部を
有していることが好ましい。
また、前記ワイヤ掛止部は、垂直断面略S形で、太陽電
池モジュールの縁部が嵌入される上部のモジュール嵌込
部と、前記モジュール取付用ワイヤが掛けられる下部の
ワイヤ掛部とを有しているものであることが好ましい。
池モジュールの縁部が嵌入される上部のモジュール嵌込
部と、前記モジュール取付用ワイヤが掛けられる下部の
ワイヤ掛部とを有しているものであることが好ましい。
また、前記一対のモジュール取付用ワイヤの間隔は、前
記一対のワイヤ掛止部のワイヤ掛部同志の間隔より若干
狭いことが好ましい。
記一対のワイヤ掛止部のワイヤ掛部同志の間隔より若干
狭いことが好ましい。
本発明の第2の屋根設置型太陽電池装置は、屋根上に設
置される板状モジュール保持体と、モジュール保持体に
取り付けられる少なくとも1つの太陽電池モジュールと
、太陽電池モジュールを保持体に取り付けるための所要
数のモジュール取付部材とを備え、モジュール取付部材
は、太陽電池モジュールの縁部上面に沿う頭部と、頭部
がら下方にのびかつ太陽電池モジュールの縁部外側面に
沿う脚部とを有し、モジュール取付部材の脚部がモジュ
ール保持体に嵌め込み固定または打ち込み固定されるこ
とにより、太陽電池モジュールがモジュール保持体に取
り付けられることを特徴とする。
置される板状モジュール保持体と、モジュール保持体に
取り付けられる少なくとも1つの太陽電池モジュールと
、太陽電池モジュールを保持体に取り付けるための所要
数のモジュール取付部材とを備え、モジュール取付部材
は、太陽電池モジュールの縁部上面に沿う頭部と、頭部
がら下方にのびかつ太陽電池モジュールの縁部外側面に
沿う脚部とを有し、モジュール取付部材の脚部がモジュ
ール保持体に嵌め込み固定または打ち込み固定されるこ
とにより、太陽電池モジュールがモジュール保持体に取
り付けられることを特徴とする。
本発明の第3の屋根設置型太陽電池装置は、横断面コ形
であり、屋根上に間隔をおいて平行にかつ開口が互いに
対向するように設置された一対の支持部材と、両支持部
材間にスライド挿入されて両支持部材に取り付けられる
少なくとも1つの矩形太陽電池モジュールとを備えてい
ることを特徴とする。
であり、屋根上に間隔をおいて平行にかつ開口が互いに
対向するように設置された一対の支持部材と、両支持部
材間にスライド挿入されて両支持部材に取り付けられる
少なくとも1つの矩形太陽電池モジュールとを備えてい
ることを特徴とする。
本発明の第4の屋根設置型太陽電池装置は、横断面コ形
であり、屋根上に間隔をおいて平行にかつ開口が互いに
対向するように設置された一対の支持部材と、両支持部
材間にスライド挿入されて両支持部材に取り付けられる
複数の矩形太陽電池モジュールとを備え、互いに隣合う
太陽電池モジュール同志の対向側面のうちの一方に雄型
電気接続部材が、他方には前記雄型電気接続部材に対応
する位置に雌型電気接続部材が取り付けられており、両
接続部材が嵌め合わされることにより、隣合う太陽電池
モジュールが電気的に接続されることを特徴とする。
であり、屋根上に間隔をおいて平行にかつ開口が互いに
対向するように設置された一対の支持部材と、両支持部
材間にスライド挿入されて両支持部材に取り付けられる
複数の矩形太陽電池モジュールとを備え、互いに隣合う
太陽電池モジュール同志の対向側面のうちの一方に雄型
電気接続部材が、他方には前記雄型電気接続部材に対応
する位置に雌型電気接続部材が取り付けられており、両
接続部材が嵌め合わされることにより、隣合う太陽電池
モジュールが電気的に接続されることを特徴とする。
本発明の屋根設置型太陽電池装置の設置方法は、2本の
横断面コ形の支持部材を屋根上に間隔をおいて平行にか
つ開口が互いに対向するように設置し、少なくとも1つ
の矩形太陽電池モジュールを両支持部材間にスライド挿
入して両支持部材に取り付けることを特徴とする。
横断面コ形の支持部材を屋根上に間隔をおいて平行にか
つ開口が互いに対向するように設置し、少なくとも1つ
の矩形太陽電池モジュールを両支持部材間にスライド挿
入して両支持部材に取り付けることを特徴とする。
(ホ)作用
本発明の第1の屋根設置型太陽電池装置では、屋根上に
枠体を設置した後、枠体内部に所定間隔をおいて平行に
張られた少なくとも一対のワイヤに、太陽電池モジュー
ルの各ワイヤ掛止部を掛けることにより、太陽電池モジ
ュールが枠体に取り付けられる。
枠体を設置した後、枠体内部に所定間隔をおいて平行に
張られた少なくとも一対のワイヤに、太陽電池モジュー
ルの各ワイヤ掛止部を掛けることにより、太陽電池モジ
ュールが枠体に取り付けられる。
本発明の第2の屋根設置型太陽電池装置では、屋根上に
板状支持体を設置した後、板状モジュール保持体上に太
陽電池モジュールが載せられ、所要数のモジュール取付
部材の脚部をモジュール保持体に嵌め込み固定または打
ち込み固定することにより、太陽電池モジュールがモジ
ュール保持体に取り付けられる。
板状支持体を設置した後、板状モジュール保持体上に太
陽電池モジュールが載せられ、所要数のモジュール取付
部材の脚部をモジュール保持体に嵌め込み固定または打
ち込み固定することにより、太陽電池モジュールがモジ
ュール保持体に取り付けられる。
本発明の第3の屋根設置型太陽電池装置及びその設置方
法では、横断面コ形の一対の支持部材を、屋根上に間隔
をおいて平行にかつ開口が互いに対向するように設置し
た後、矩形太陽電池モジュールを両支持部材間にスライ
ド挿入することにより、太陽電池モジュールが両支持部
材に取り付けられる。
法では、横断面コ形の一対の支持部材を、屋根上に間隔
をおいて平行にかつ開口が互いに対向するように設置し
た後、矩形太陽電池モジュールを両支持部材間にスライ
ド挿入することにより、太陽電池モジュールが両支持部
材に取り付けられる。
本発明の第4の屋根設置型太陽電池装置では、横断面コ
形の一対の、支持部材を、屋根上に間隔をおいて平行に
かつ開口が互いに対向するように設置した後、複数の矩
形太陽電池モジュールを両支持部材間にスライド挿入す
ることにより、太陽電池モジュールが両支持部材に取り
付けられる。また、互いに隣合う太陽電池モジュール同
志の電気的接続は、あらかじめ太陽電池モジュールに取
り付けられている雄型電気接続部材と雌型電気接続部材
とを嵌め合わせることにより行われる。
形の一対の、支持部材を、屋根上に間隔をおいて平行に
かつ開口が互いに対向するように設置した後、複数の矩
形太陽電池モジュールを両支持部材間にスライド挿入す
ることにより、太陽電池モジュールが両支持部材に取り
付けられる。また、互いに隣合う太陽電池モジュール同
志の電気的接続は、あらかじめ太陽電池モジュールに取
り付けられている雄型電気接続部材と雌型電気接続部材
とを嵌め合わせることにより行われる。
(へ)実施例
以下、本発明の実施例について、図面を参照して説明す
る。
る。
第1図〜第4図は、この発明の第1実施例を示している
。
。
以下の説明において、前とは、第1図に示す切妻屋根(
21)のうち、太陽電池装置(20)が設置される面の
軒側を、後とは棟側を、それぞれいうものとする。
21)のうち、太陽電池装置(20)が設置される面の
軒側を、後とは棟側を、それぞれいうものとする。
第1図は、既設家屋の屋根に設置された屋根設置型太陽
電池装置を示している。南側に面している屋根(21)
の屋根瓦(22)上に太陽電池装置(20)が支持脚(
スペーサ)(i3)を介して移動自在に載置されている
。太陽電池装置(20)は、屋根(21)に複数本の太
陽電池装置設置用ワイヤ(25)を介して取り付けられ
ている。
電池装置を示している。南側に面している屋根(21)
の屋根瓦(22)上に太陽電池装置(20)が支持脚(
スペーサ)(i3)を介して移動自在に載置されている
。太陽電池装置(20)は、屋根(21)に複数本の太
陽電池装置設置用ワイヤ(25)を介して取り付けられ
ている。
太陽電池装置(20)は、矩形枠体(11)と、枠体(
11)に取り付けられた複数の太陽電池モジュール(1
0)とからなる。
11)に取り付けられた複数の太陽電池モジュール(1
0)とからなる。
第2図は、太陽電池装置(20)の枠体(11)を示し
ている。枠体(11)は、アルミニウム、スチールなど
の金属製の長尺状板体で構成されている。この枠体(1
1)内には、前後方向に間隔をおいて、複数対のモジュ
ール取付用ワイヤ(12)が張られている。枠体(11
)の底部には、複数の支持脚(13)が設けられている
。各支持脚(13)の下端部には、フッソゴム製クッシ
ョン(14)が設けられている。
ている。枠体(11)は、アルミニウム、スチールなど
の金属製の長尺状板体で構成されている。この枠体(1
1)内には、前後方向に間隔をおいて、複数対のモジュ
ール取付用ワイヤ(12)が張られている。枠体(11
)の底部には、複数の支持脚(13)が設けられている
。各支持脚(13)の下端部には、フッソゴム製クッシ
ョン(14)が設けられている。
枠体(11)としては、第5図に示すように、アルミニ
ウムパイプ、ステンレスパイプなどの中空パイプを屈曲
して形成したものを用いてもよい。
ウムパイプ、ステンレスパイプなどの中空パイプを屈曲
して形成したものを用いてもよい。
中空パイプ製の枠体(11)を用いると、強度が比較的
強いため軽量化が図れるという利点がある。
強いため軽量化が図れるという利点がある。
また、クッション(14)としては、第6図に示すよう
にスプリングを用いてもよいし、木材などの他の弾性材
を用いてもよい。
にスプリングを用いてもよいし、木材などの他の弾性材
を用いてもよい。
モジュール取付用ワイヤ(12)は、後述するように、
太陽電池モジュール(10)を取り付けるために設けら
れたものであるが、第7図に示すように、太陽電池モジ
ュール(10)の取付けに支障をきたさない所要箇所に
、枠体補強用のコイル状スプリング部(12a)を形成
してもよい。
太陽電池モジュール(10)を取り付けるために設けら
れたものであるが、第7図に示すように、太陽電池モジ
ュール(10)の取付けに支障をきたさない所要箇所に
、枠体補強用のコイル状スプリング部(12a)を形成
してもよい。
この様に、モジュール取付用ワイヤ(12)の所要箇所
に、コイル状スプリング部(12a)を形成すると、枠
体(11)の剛性が増すという利点がある。
に、コイル状スプリング部(12a)を形成すると、枠
体(11)の剛性が増すという利点がある。
第3図は、太陽電池モジュールを示している。
第3図において、(1)は強化ガラスなどの透明性かつ
絶縁性を有する材料からなる基板、(2)は上記基板(
1)の表面に一定間隔で直接被着された光電変換領域で
ある。光電変換領域(2)は、たとえば基板(1)側か
ら、酸化スズ、酸化インジウムスズなどの透明導電膜(
3)と、その内部に半導体接合を備えたアモルファスシ
リコンからなる半導体膜(4)と、半導体膜(4)とオ
ーミック接触するアルミニウムなどの裏面電極膜(5)
とが順次積層されたミクロンオーダの膜状を呈する。
絶縁性を有する材料からなる基板、(2)は上記基板(
1)の表面に一定間隔で直接被着された光電変換領域で
ある。光電変換領域(2)は、たとえば基板(1)側か
ら、酸化スズ、酸化インジウムスズなどの透明導電膜(
3)と、その内部に半導体接合を備えたアモルファスシ
リコンからなる半導体膜(4)と、半導体膜(4)とオ
ーミック接触するアルミニウムなどの裏面電極膜(5)
とが順次積層されたミクロンオーダの膜状を呈する。
各半導体膜(4)は、その内部にたとえば膜面に平行な
PIN接合を形成すべく受光面側から厚み50〜250
八程度のP型層、4000〜7000^程度のI型(真
性)層及び300〜600A程度のN型層が順次積層被
着され、従って基板(1)及び透明導電膜(3)を通過
して光入射があると、主にI型層において自由状態の電
子及び正孔が発生し、係る電子及び正孔は上記各層が形
成するPIN接合電界に引かれて各透明導電膜(3)及
び裏面電極膜(5)に集電され、隣接する光電変換領域
(2)の透明導電膜(3)と裏面電極膜(5)との重畳
により電気的に相加された電力が取り出される。
PIN接合を形成すべく受光面側から厚み50〜250
八程度のP型層、4000〜7000^程度のI型(真
性)層及び300〜600A程度のN型層が順次積層被
着され、従って基板(1)及び透明導電膜(3)を通過
して光入射があると、主にI型層において自由状態の電
子及び正孔が発生し、係る電子及び正孔は上記各層が形
成するPIN接合電界に引かれて各透明導電膜(3)及
び裏面電極膜(5)に集電され、隣接する光電変換領域
(2)の透明導電膜(3)と裏面電極膜(5)との重畳
により電気的に相加された電力が取り出される。
(6)はアルミニウムなどからなる外枠、(7)は光電
変換領域(2)を被覆する樹脂層である。
変換領域(2)を被覆する樹脂層である。
第4図は、枠体(11)への太陽電池モジュール(10
)の取付構造を示している。
)の取付構造を示している。
各太陽電池モジュール(10)の前後縁の左右両端部に
は、ワイヤ掛止具(15)が取り付けられている。この
ワイヤ掛止具(15)は、垂直断面S型であり、太陽電
池モジュール(10)の縁部が嵌入される上部のモジュ
ール嵌込部(15a)と、モジュール取付用ワイヤ(1
2)が掛けられる下部のワイヤ掛部(15b)とから構
成されている。そして、モジュール嵌込部(15a)が
、太陽電池モジュール(10)の縁部に嵌め合わされた
状態で、ワイヤ掛止具(15)が太陽電池モジュール(
10)に固定されている。
は、ワイヤ掛止具(15)が取り付けられている。この
ワイヤ掛止具(15)は、垂直断面S型であり、太陽電
池モジュール(10)の縁部が嵌入される上部のモジュ
ール嵌込部(15a)と、モジュール取付用ワイヤ(1
2)が掛けられる下部のワイヤ掛部(15b)とから構
成されている。そして、モジュール嵌込部(15a)が
、太陽電池モジュール(10)の縁部に嵌め合わされた
状態で、ワイヤ掛止具(15)が太陽電池モジュール(
10)に固定されている。
枠体(11)に張られた6対のモジュール取付用ワイヤ
(12)の間隔W1は、太陽電池モジュール(10)に
取り付けられた前後のワイヤ掛止具(15)のワイヤ掛
部(15b)同志の間隔W2より若干狭い間隔となって
いる。
(12)の間隔W1は、太陽電池モジュール(10)に
取り付けられた前後のワイヤ掛止具(15)のワイヤ掛
部(15b)同志の間隔W2より若干狭い間隔となって
いる。
枠体(11)への太陽電池モジュール(10)の取付は
、太陽電池モジュール(10)の前後縁に取り付けられ
たワイヤ掛止具(15)を、所要の一対のモジュール取
付用ワイヤ(12)に掛けることにより行われる。従っ
て、枠体(11)への太陽電池モジュール(10)の取
付が非常に簡単であり、また、太陽電池モジュール(1
0)の交換も簡単にできる。枠体(11)へ太陽電池モ
ジュール(10)を取り付ける場合には、モジューを冷
却しやすくするために、隣合う太陽電池モジュール(1
0)同志の間に通風用の隙間(16)をあけるようにす
ることが好ましい。
、太陽電池モジュール(10)の前後縁に取り付けられ
たワイヤ掛止具(15)を、所要の一対のモジュール取
付用ワイヤ(12)に掛けることにより行われる。従っ
て、枠体(11)への太陽電池モジュール(10)の取
付が非常に簡単であり、また、太陽電池モジュール(1
0)の交換も簡単にできる。枠体(11)へ太陽電池モ
ジュール(10)を取り付ける場合には、モジューを冷
却しやすくするために、隣合う太陽電池モジュール(1
0)同志の間に通風用の隙間(16)をあけるようにす
ることが好ましい。
枠体(11)へ取り付けられた複数の太陽電池モジュー
ル(10)同志の電気的接続は、電気線によって行って
もよいし、モジュール取付用ワイヤ(12)自体を導電
線にして、この導電線に図示しない圧着端子などを介し
て接続するようにしてもよい。
ル(10)同志の電気的接続は、電気線によって行って
もよいし、モジュール取付用ワイヤ(12)自体を導電
線にして、この導電線に図示しない圧着端子などを介し
て接続するようにしてもよい。
次に、第1図を参照して、太陽電池装置の設置方法につ
いて説明する。まず、次のようにして、枠体(11)を
既設家屋の屋根(21)に取り付ける。すなわち、軒下
の母屋(24)にクランプ部材(26)をボルトなどに
より固定し、このクランプ部材(26)に、枠体(11
)の左右両側部材に一端が取り付けられた太陽電池装置
設置用ワイヤ(25)の他端をターンバックル(図示略
)を介して取り付ける。また、軒下の垂木などにクラン
プ部材(26)をボルトなどにより固定し、このクラン
プ部材(26)に、枠体(11)の前後両部材に一端が
取り付けられた太陽電池装置設置用ワイヤ(25)の他
端をターンバックル(図示略)を介して取り付ける。な
お、第1図において、(31)は、棟瓦(23)を保護
するためのクッション部材である。
いて説明する。まず、次のようにして、枠体(11)を
既設家屋の屋根(21)に取り付ける。すなわち、軒下
の母屋(24)にクランプ部材(26)をボルトなどに
より固定し、このクランプ部材(26)に、枠体(11
)の左右両側部材に一端が取り付けられた太陽電池装置
設置用ワイヤ(25)の他端をターンバックル(図示略
)を介して取り付ける。また、軒下の垂木などにクラン
プ部材(26)をボルトなどにより固定し、このクラン
プ部材(26)に、枠体(11)の前後両部材に一端が
取り付けられた太陽電池装置設置用ワイヤ(25)の他
端をターンバックル(図示略)を介して取り付ける。な
お、第1図において、(31)は、棟瓦(23)を保護
するためのクッション部材である。
この様にして、枠体(11)を屋根(21)に取り付け
た後、太陽電池モジュール(10)の前後縁に取り付け
られたワイヤ掛止具(15)を、所要の一対のモジュー
ル取付用ワイヤ(12)に掛けることにより、複数の太
陽電池モジュール(10)を枠体(11)へ取付ける。
た後、太陽電池モジュール(10)の前後縁に取り付け
られたワイヤ掛止具(15)を、所要の一対のモジュー
ル取付用ワイヤ(12)に掛けることにより、複数の太
陽電池モジュール(10)を枠体(11)へ取付ける。
第8図は、枠体(11)の変形例を示している。
この枠体(11)には、その左右両側部材に前後一対の
支持脚(13)が着脱自在に取り付けられている。この
支持脚(13)の下端にもクッション(14)が設けら
れている。そして、前側の支持脚(13)と後側の支持
脚(13)の長さが異なっている。
支持脚(13)が着脱自在に取り付けられている。この
支持脚(13)の下端にもクッション(14)が設けら
れている。そして、前側の支持脚(13)と後側の支持
脚(13)の長さが異なっている。
太陽が比較的高い位置にある夏季においては、第8図(
イ)に示すように、長い方の支持脚(13)が前側(軒
先側)に、短い方の支持脚(13)が後側(棟側)にそ
れぞれ位置するように、枠体(11)に支持脚(13)
が取り付けられる。
イ)に示すように、長い方の支持脚(13)が前側(軒
先側)に、短い方の支持脚(13)が後側(棟側)にそ
れぞれ位置するように、枠体(11)に支持脚(13)
が取り付けられる。
方、太陽の比較的低い冬季においては、第8図(ロ)に
示すように、前後の支持脚(13)が夏季の場合と前後
逆となるように取り替えられる。
示すように、前後の支持脚(13)が夏季の場合と前後
逆となるように取り替えられる。
従って、この枠体(11)を有する屋根設置型太陽電池
装置(20)では、前後の支持脚(13)を交換するだ
けで、季節に応じて、太陽電池モジュール(10)の受
光面に対する太陽光の受光角度を受光量が多くなるよう
に変更できる。
装置(20)では、前後の支持脚(13)を交換するだ
けで、季節に応じて、太陽電池モジュール(10)の受
光面に対する太陽光の受光角度を受光量が多くなるよう
に変更できる。
この例では、支持脚(13)は、前後方向に2本設けら
れているが2本以上も設けてもよい。また、長さの異な
る多数種類の支持脚を用意しておき、太陽電池モジュー
ル(10)の受光角度を、夏、冬の2通りだけでなく、
3通り以上変化させるようにしてもよい。
れているが2本以上も設けてもよい。また、長さの異な
る多数種類の支持脚を用意しておき、太陽電池モジュー
ル(10)の受光角度を、夏、冬の2通りだけでなく、
3通り以上変化させるようにしてもよい。
また、各支持脚(13)として、長さ調節可能な伸縮式
のものを用い、季節に応じて各支持脚(13)の長さを
調節することにより、太陽電池モジュール(10)の受
光角度を、受光量が多くなるように変更するようにして
もよい。この様にすると、支持脚(13)を取り代える
手間が省けるので、太陽電池モジュール(10)の受光
角度を変更するための作業効率が高くなるという利点が
ある。
のものを用い、季節に応じて各支持脚(13)の長さを
調節することにより、太陽電池モジュール(10)の受
光角度を、受光量が多くなるように変更するようにして
もよい。この様にすると、支持脚(13)を取り代える
手間が省けるので、太陽電池モジュール(10)の受光
角度を変更するための作業効率が高くなるという利点が
ある。
第9図及び第10図は、この発明の第2実施例を示して
いる。この実施例では、第1実施例の枠体(11)の代
わりに、板状の金属製モジュール保持体(41)が用い
られている。そして、この保持体(41)に、複数の矩
形太陽電池モジュール(10)が所要数のモジュール取
付部材(42)によって固定されている。
いる。この実施例では、第1実施例の枠体(11)の代
わりに、板状の金属製モジュール保持体(41)が用い
られている。そして、この保持体(41)に、複数の矩
形太陽電池モジュール(10)が所要数のモジュール取
付部材(42)によって固定されている。
各モジュール取付部材(42)は′、太陽電池モジュー
ル(10)の隅縁部上面に沿う矩形板状頭部(42a)
と、頭部(42a)の2辺から下方にのびかつ太陽電池
モジュール(10)の隅縁部外側面に沿う断面り形の脚
部(42b)とからなる。
ル(10)の隅縁部上面に沿う矩形板状頭部(42a)
と、頭部(42a)の2辺から下方にのびかつ太陽電池
モジュール(10)の隅縁部外側面に沿う断面り形の脚
部(42b)とからなる。
モジュール保持体(41)には、それに取り付けられる
太陽電池モジュール(10)の四隅に対応する位置に、
モジュール取付部材(42)の脚部(42b)を嵌め込
み固定または打ち込み固定するため脚部固定用孔(43
)が形成されている。
太陽電池モジュール(10)の四隅に対応する位置に、
モジュール取付部材(42)の脚部(42b)を嵌め込
み固定または打ち込み固定するため脚部固定用孔(43
)が形成されている。
また、モジュール保持体(41)には、太陽電池モジュ
ール(10)の取付位置以外の位置に、複数のモジュー
ル冷却用通風孔(44)が形成されている。
ール(10)の取付位置以外の位置に、複数のモジュー
ル冷却用通風孔(44)が形成されている。
この屋根設置型太陽電池装置は、まず、モジュール保持
体(41)を既存家屋の屋根に取り付けた後、太陽電池
モジュール(10)をモジュール保持体(41)へ取り
付けることにより設置される。モジュール保持体(41
)への太陽電池モジュール(10)の取付けは、モジュ
ール保持体(41)上のモジュール取付位置に太陽電池
モジュール(10)を載置した後、モジュール取付部材
(42)を脚部固定用孔(43)に嵌め込み固定または
打ち込み固定して、太陽電池モジュール(10)の四隅
を支持することにより行われる。
体(41)を既存家屋の屋根に取り付けた後、太陽電池
モジュール(10)をモジュール保持体(41)へ取り
付けることにより設置される。モジュール保持体(41
)への太陽電池モジュール(10)の取付けは、モジュ
ール保持体(41)上のモジュール取付位置に太陽電池
モジュール(10)を載置した後、モジュール取付部材
(42)を脚部固定用孔(43)に嵌め込み固定または
打ち込み固定して、太陽電池モジュール(10)の四隅
を支持することにより行われる。
第11図〜第13図は、この発明の第3実施例を示して
いる。
いる。
この屋根設置型太陽電池装置では、横断面コ形の2本の
支持部材(51)が、既設家屋の屋根(21)上に前後
方向に間隔をおいて平行にかつ開口が互いに対向するよ
うに配されている。これらの2本の支持部材(51)の
両端には、下方にのびた支柱(52)が取り付けられて
おり、これらの支柱(52)の下端部が屋根(21)の
母屋に取り付けられることにより、両支持部材(51)
が、既設家屋の屋根(21)に取り付けられている。そ
して、複数の矩形太陽電池モジュール(10)が、両支
持部材(51)間にスライド挿入されて両支持部材(5
1)に取り付けられている。
支持部材(51)が、既設家屋の屋根(21)上に前後
方向に間隔をおいて平行にかつ開口が互いに対向するよ
うに配されている。これらの2本の支持部材(51)の
両端には、下方にのびた支柱(52)が取り付けられて
おり、これらの支柱(52)の下端部が屋根(21)の
母屋に取り付けられることにより、両支持部材(51)
が、既設家屋の屋根(21)に取り付けられている。そ
して、複数の矩形太陽電池モジュール(10)が、両支
持部材(51)間にスライド挿入されて両支持部材(5
1)に取り付けられている。
隣り合う太陽電池モジュール(10)同志の対向する側
面の前後両端部には、外側方に突出するフランジ(53
)が形成されており、各フランジ(53)には、連結用
ワイヤ挿通孔(54)が開けられている。そして、隣り
合う太陽電池モジュール(10)同志は、相対するフラ
ンジ(53)の孔(54)に挿通された連結用ワイヤ(
55)によって互いに連結されている。
面の前後両端部には、外側方に突出するフランジ(53
)が形成されており、各フランジ(53)には、連結用
ワイヤ挿通孔(54)が開けられている。そして、隣り
合う太陽電池モジュール(10)同志は、相対するフラ
ンジ(53)の孔(54)に挿通された連結用ワイヤ(
55)によって互いに連結されている。
また、隣り合う太陽電池モジュール(10)同志の対向
する両側面のうちの一方には雄型電気接続部材(56)
が、他方には前記雄型電気接続部材(56)に対応する
位置に雌型電気接続部材(57)が取り付けられている
。そして、隣り合う太陽電池モジュール(10)同志は
、両接続部材(56)(57)が嵌め合わされることに
より、電気的に接続されている。
する両側面のうちの一方には雄型電気接続部材(56)
が、他方には前記雄型電気接続部材(56)に対応する
位置に雌型電気接続部材(57)が取り付けられている
。そして、隣り合う太陽電池モジュール(10)同志は
、両接続部材(56)(57)が嵌め合わされることに
より、電気的に接続されている。
この屋根設置型太陽電池装置は、2本のモジュール支持
部材(51)を既設家屋の屋根(21)に取り付けた後
、複数の太陽電池モジュール(10)を両支持部材(5
4)間にスライド挿入していき、隣合う太陽電池モジュ
ール(10)同志を、連結用ワイヤ(55)により連結
するとともに雄雌側接続部材(56)(57)により電
気的に接続することにより設置される。したがって、そ
の設置が非常に簡単である。
部材(51)を既設家屋の屋根(21)に取り付けた後
、複数の太陽電池モジュール(10)を両支持部材(5
4)間にスライド挿入していき、隣合う太陽電池モジュ
ール(10)同志を、連結用ワイヤ(55)により連結
するとともに雄雌側接続部材(56)(57)により電
気的に接続することにより設置される。したがって、そ
の設置が非常に簡単である。
(ト)発明の詳細
な説明したように、本発明の第1の屋根設置型太陽電池
装置によれば、枠体を屋根上に設置し、太陽電池モジュ
ールに設けられたワイヤ掛止部を、枠体内に張られたモ
ジュール取付用ワイヤに掛けて太陽電池モジュールを枠
体に取り付けるという簡単な作業で、屋根設置型太陽電
池装置を既設家屋の屋根に設置できる。
装置によれば、枠体を屋根上に設置し、太陽電池モジュ
ールに設けられたワイヤ掛止部を、枠体内に張られたモ
ジュール取付用ワイヤに掛けて太陽電池モジュールを枠
体に取り付けるという簡単な作業で、屋根設置型太陽電
池装置を既設家屋の屋根に設置できる。
また、枠体として、中空パイプを用いると、軽量化が図
れる。また、枠体を、少なくとも下端に弾性材製クッシ
ョンを有するスペーサを介して屋根上に設置することに
より、屋根を保護できるとともに、太陽電池モジュール
の冷却効果を高めることができる。また、スペーサの長
さを季節に応じて変えて太陽電池モジュールの受光角度
を調整することにより、高い光電変換効率が得られる。
れる。また、枠体を、少なくとも下端に弾性材製クッシ
ョンを有するスペーサを介して屋根上に設置することに
より、屋根を保護できるとともに、太陽電池モジュール
の冷却効果を高めることができる。また、スペーサの長
さを季節に応じて変えて太陽電池モジュールの受光角度
を調整することにより、高い光電変換効率が得られる。
また、ワイヤ掛止部として、垂直断面略S形で、太陽電
池モジュールの縁部が嵌入される上部のモジュール嵌込
部と、モジュール取付用ワイヤが掛けられる下部のワイ
ヤ掛部とを有しているものを用いると、ワイヤ掛止部を
太陽電池モジュールに簡単に取り付けることができる。
池モジュールの縁部が嵌入される上部のモジュール嵌込
部と、モジュール取付用ワイヤが掛けられる下部のワイ
ヤ掛部とを有しているものを用いると、ワイヤ掛止部を
太陽電池モジュールに簡単に取り付けることができる。
また、枠体に設けられる6対のモジュール取付用ワイヤ
の間隔を、前記一対のワイヤ掛止部のワイヤ掛部同志の
間隔より若干狭くすることにより、ワイヤの張力により
、太陽電池モジュールを枠体に強固に取り付けることが
できる。また、モジュール取付用ワイヤの所要箇所に、
枠体補強用のコイル状スプリング部を形成することによ
り、枠体の剛性を強化することができる。
の間隔を、前記一対のワイヤ掛止部のワイヤ掛部同志の
間隔より若干狭くすることにより、ワイヤの張力により
、太陽電池モジュールを枠体に強固に取り付けることが
できる。また、モジュール取付用ワイヤの所要箇所に、
枠体補強用のコイル状スプリング部を形成することによ
り、枠体の剛性を強化することができる。
本発明の第2の屋根設置型太陽電池装置によれば、屋根
上に板状モジュール保持体を設置した後、板状保持体上
に、太陽電池モジュールを載せ、モジュール取付部材の
脚部を支持体に嵌め込み固定または打ち込み固定して太
陽電池モジュールを支持体に取り付けるという簡単な作
業で、屋根設置型太陽電池装置を既設家屋の屋根に設置
できる。
上に板状モジュール保持体を設置した後、板状保持体上
に、太陽電池モジュールを載せ、モジュール取付部材の
脚部を支持体に嵌め込み固定または打ち込み固定して太
陽電池モジュールを支持体に取り付けるという簡単な作
業で、屋根設置型太陽電池装置を既設家屋の屋根に設置
できる。
本発明の第3の屋根設置型太陽電池装置及びその設置方
法によれば、横断面コ形の一対の支持部材を、屋根上に
間隔をおいて平行にかつ開口が互いに対向するように設
置した後、矩形太陽電池モジュールを両支持部材間にス
ライド挿入して太陽電池モジュールを両支持部材に取り
付けるという簡単な作業で屋根設置型太陽電池装置を既
設家屋の屋根に設置できる。
法によれば、横断面コ形の一対の支持部材を、屋根上に
間隔をおいて平行にかつ開口が互いに対向するように設
置した後、矩形太陽電池モジュールを両支持部材間にス
ライド挿入して太陽電池モジュールを両支持部材に取り
付けるという簡単な作業で屋根設置型太陽電池装置を既
設家屋の屋根に設置できる。
本発明の第4の屋根設置型太陽電池装置によれば、横断
面コ形の一対の支持部材を、屋根上に間隔をおいて平行
にかつ開口が互いに対向するように設置した後、複数の
矩形太陽電池モジュールを両支持部材間にスライド挿入
して太陽電池モジュールを両支持部材に取り付ける。そ
して、互いに隣合う太陽電池モジュール同志の電気的接
続を、あらかじめ太陽電池モジュールに取り付けられて
いる雄型電気接続部材と雌型電気接続部材を嵌め合わす
という簡単な作業で屋根設置型太陽電池装置を既設家屋
の屋根に設置できる。
面コ形の一対の支持部材を、屋根上に間隔をおいて平行
にかつ開口が互いに対向するように設置した後、複数の
矩形太陽電池モジュールを両支持部材間にスライド挿入
して太陽電池モジュールを両支持部材に取り付ける。そ
して、互いに隣合う太陽電池モジュール同志の電気的接
続を、あらかじめ太陽電池モジュールに取り付けられて
いる雄型電気接続部材と雌型電気接続部材を嵌め合わす
という簡単な作業で屋根設置型太陽電池装置を既設家屋
の屋根に設置できる。
第1図〜第4図は、この発明の第1実施例を示している
。 第1図は、既設家屋の屋根に太陽電池装置を設置した状
態を示す部分斜視図である。 第2図は、枠体を示す斜視図である。 第3図は、太陽電池モジュールを示す断面図である。 第4図は、枠体に太陽電池モジュールを組み込む態様を
示し、同図(イ)は分解斜視図、同図(ロ)は太陽電池
モジュール取付前におけるワイヤ掛止部と一対のモジュ
ール取付用ワイヤとの関係を示す側面図、(ハ)は太陽
電池モジュール取付後におけるワイヤ掛止部と一対のモ
ジュール取付用ワイヤとの関係を示す側面図、同図(ニ
)はワイヤ掛止具を示す拡大斜視図である。 第5図は、枠体の変形例を示す斜視図である。 第6図は、枠体に設けられた支持脚のクッションの他の
例を示す部分斜視図である。 第7図は、枠体に設けられたモジュール取付用ワイヤの
他の例を示す部分斜視図である。 第8図は、枠体のさらに他の変形例を示し、同図(イ)
は夏季における設置状態を示す概略側面図、同図(ロ)
は冬季における設置状態を示す概略側面図である。 第9図及び第10図は、この発明の第2実施例を示して
いる。 第9図は、モジュール保持体に太陽電池モジュールが取
り付けられた状態を示す斜視図である。 第10図は、モジュール取付部材を示す拡大斜視図であ
る。 第11図〜第13図は、この発明の第3実施例を示して
いる。 第11図は、既設の屋根に態様で太陽電池モジュールを
設置した状態を示す概略斜視図である。 第12図は、第10図の拡大側面図である。 第13図は、隣合う太陽電池モジュール同志の機械的連
結方法及び電気的接続方法を説明するための部分拡大斜
視図である。 12・・・モジュール取付用ワイヤ、 13・・・支持脚(スペーサ)、 14・・・クッション、15・・・ワイヤ掛止具、15
a・・・モジュール嵌込部、 15b・・・ワイヤ掛部、21・・・屋根、41・・・
モジュール保持体、 42・・・モジュール取付部材、42a・・・頭部、4
2b・・・脚部、51・・・支持部材、56・・・雄型
電気接続部材、 57・・・雌型電気接続部材。 10・・・太陽電池モ゛ジュール、11・・・枠体、第
1図 第2図 第3図 第 9 図 第10図
。 第1図は、既設家屋の屋根に太陽電池装置を設置した状
態を示す部分斜視図である。 第2図は、枠体を示す斜視図である。 第3図は、太陽電池モジュールを示す断面図である。 第4図は、枠体に太陽電池モジュールを組み込む態様を
示し、同図(イ)は分解斜視図、同図(ロ)は太陽電池
モジュール取付前におけるワイヤ掛止部と一対のモジュ
ール取付用ワイヤとの関係を示す側面図、(ハ)は太陽
電池モジュール取付後におけるワイヤ掛止部と一対のモ
ジュール取付用ワイヤとの関係を示す側面図、同図(ニ
)はワイヤ掛止具を示す拡大斜視図である。 第5図は、枠体の変形例を示す斜視図である。 第6図は、枠体に設けられた支持脚のクッションの他の
例を示す部分斜視図である。 第7図は、枠体に設けられたモジュール取付用ワイヤの
他の例を示す部分斜視図である。 第8図は、枠体のさらに他の変形例を示し、同図(イ)
は夏季における設置状態を示す概略側面図、同図(ロ)
は冬季における設置状態を示す概略側面図である。 第9図及び第10図は、この発明の第2実施例を示して
いる。 第9図は、モジュール保持体に太陽電池モジュールが取
り付けられた状態を示す斜視図である。 第10図は、モジュール取付部材を示す拡大斜視図であ
る。 第11図〜第13図は、この発明の第3実施例を示して
いる。 第11図は、既設の屋根に態様で太陽電池モジュールを
設置した状態を示す概略斜視図である。 第12図は、第10図の拡大側面図である。 第13図は、隣合う太陽電池モジュール同志の機械的連
結方法及び電気的接続方法を説明するための部分拡大斜
視図である。 12・・・モジュール取付用ワイヤ、 13・・・支持脚(スペーサ)、 14・・・クッション、15・・・ワイヤ掛止具、15
a・・・モジュール嵌込部、 15b・・・ワイヤ掛部、21・・・屋根、41・・・
モジュール保持体、 42・・・モジュール取付部材、42a・・・頭部、4
2b・・・脚部、51・・・支持部材、56・・・雄型
電気接続部材、 57・・・雌型電気接続部材。 10・・・太陽電池モ゛ジュール、11・・・枠体、第
1図 第2図 第3図 第 9 図 第10図
Claims (11)
- (1)屋根上に設置される枠体と、枠体に取り付けられ
る少なくとも1つの太陽電池モジュールと、枠体内に所
定間隔をおいて平行に張られた少なくとも一対のモジュ
ール取付用ワイヤと、前記一対のモジュール取付用ワイ
ヤに対応して太陽電池モジュールに設けられた少なくと
も一対のワイヤ掛止部とを備え、太陽電池モジュールの
各ワイヤ掛止部が、それぞれ対応するモジュール取付用
ワイヤに掛止されることにより、太陽電池モジュールが
枠体に取り付けられる屋根設置型太陽電池装置。 - (2)前記枠体が、中空パイプで構成されていることを
特徴とする請求項第1に記載の屋根設置型太陽電池装置
。 - (3)前記枠体が、少なくとも下端部に弾性材製クッシ
ョンを有するスペーサを介して設置されることを特徴と
する請求項第1または第2に記載の屋根設置型太陽電池
装置。 - (4)前記スペーサの高さを変えることにより、太陽電
池モジュールの受光角度が調整されることを特徴とする
請求項第3に記載の屋根設置型太陽電池装置。 - (5)前記各モジュール取付用ワイヤは、枠体補強用の
コイル状スプリング部を有していることを特徴とする請
求項第1ないし第4に記載の屋根設置型太陽電池装置。 - (6)前記ワイヤ掛止部が、垂直断面略S形であり、太
陽電池モジュールの縁部が嵌入される上部のモジュール
嵌込部と、前記モジュール取付用ワイヤが掛けられる下
部のワイヤ掛部とを有していることを特徴とする請求項
第1ないし第5に記載の屋根設置型太陽電池装置。 - (7)前記一対のモジュール取付用ワイヤの間隔が、前
記一対の掛止部のワイヤ掛止部同志の間隔より若干狭い
ことを特徴とする請求項第6に記載の屋根設置型太陽電
池装置。 - (8)屋根上に設置される板状モジュール保持体と、モ
ジュール保持体に取り付けられる少なくとも1つの太陽
電池モジュールと、太陽電池モジュールを保持体に取り
付けるための所要数のモジュール取付部材とを備え、モ
ジュール取付部材は、太陽電池モジュールの縁部上面に
沿う頭部と、頭部から下方にのびかつ太陽電池モジュー
ルの縁部外側面に沿う脚部とを有し、モジュール取付部
材の脚部がモジュール保持体に嵌め込み固定または打ち
込み固定されることにより、太陽電池モジュールがモジ
ュール保持体に取り付けられる屋根設置型太陽電池装置
。 - (9)横断面コ形であり、屋根上に間隔をおいて平行に
かつ開口が互いに対向するように設置された一対の支持
部材と、両支持部材間にスライド挿入されて両支持部材
に取り付けられる少なくとも1つの矩形太陽電池モジュ
ールとを備えている屋根設置型太陽電池装置。 - (10)横断面コ形であり、屋根上に間隔をおいて平行
にかつ開口が互いに対向するように設置された一対の支
持部材と、両支持部材間にスライド挿入されて両支持部
材に取り付けられる複数の矩形太陽電池モジュールとを
備え、互いに隣合う太陽電池モジュール同志の対向側面
のうちの一方には雄型電気接続部材が、他方には前記雄
型電気接続部材に対応する位置に雌型電気接続部材が取
り付けられており、両接続部材が嵌め合わされることに
より、隣合う太陽電池モジュールが電気的に接続される
屋根設置型太陽電池装置。 - (11)2本の横断面コ形の支持部材を屋根上に間隔を
おいて平行にかつ開口が互いに対向するように設置し、
少なくとも1つの矩形太陽電池モジュールを両支持部材
間にスライド挿入して両支持部材に取り付ける屋根設置
型太陽電池装置の設置方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1344149A JP2798762B2 (ja) | 1989-12-27 | 1989-12-27 | 屋根設置型太陽電池装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1344149A JP2798762B2 (ja) | 1989-12-27 | 1989-12-27 | 屋根設置型太陽電池装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03200377A true JPH03200377A (ja) | 1991-09-02 |
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Patent Citations (2)
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