JPH1179919A - 抗菌材料 - Google Patents

抗菌材料

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JPH1179919A
JPH1179919A JP24057997A JP24057997A JPH1179919A JP H1179919 A JPH1179919 A JP H1179919A JP 24057997 A JP24057997 A JP 24057997A JP 24057997 A JP24057997 A JP 24057997A JP H1179919 A JPH1179919 A JP H1179919A
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JP
Japan
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zinc
antibacterial
tin
alloy
antimicrobial
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JP24057997A
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English (en)
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Hideo Hasegawa
英雄 長谷川
Kenichi Suzuki
憲一 鈴木
Takashi Shimamura
隆 嶋村
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Toyota Central R&D Labs Inc
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Toyota Central R&D Labs Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】汎用金属である錫に、その材料特性を損なうこ
となく、有効な抗菌性を具備させる。 【構成】錫中に亜鉛を有効量以上でかつ20重量%以下
含有する錫−亜鉛合金あるいはその酸化処理物を有する
抗菌材料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は金属系の抗菌材料に
関し、更に詳しくは、汎用金属である錫に、その多様な
用途に応じた必要な程度の抗菌性を任意に与えることが
できる抗菌材料に関する。
【0002】
【従来の技術】抗菌材料は、無機系、有機系、天然系の
3種類に大別することができる。その内、無機系抗菌材
料として用いられているものはAg(金属)が圧倒的に多
く、その他にTi酸化物、Cu(金属)、Zn(酸化物)等が
用いられている。
【0003】特にAgは強い抗菌性が良く知られ、単体と
して用いられる他、非抗菌性素材への塗布、混入等の形
態で利用されている。その例として、ゼオライトにAgを
担持させたゼオミック(品川燃料製、商品名)等があ
る。更に、Ag以外では、Cuをステンレス鋼に添加して抗
菌性を付与した抗菌ステンレス鋼(日新製鋼製)や、抗
菌光触媒であるTi酸化物等が良く知られている。Zn酸化
物も抗菌性光触媒作用がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、金属の一種
である錫(Sn)は汎用金属であって、例えば合金添加材
としては、はんだ、砲金、軸受合金、活字合金、青銅
(鋳物、ばね材)等に、メッキ材としてはブリキ(Snメ
ッキ鋼板/飲料缶,カップ,調理器具,食品加工装置
等)、耐食・装飾小物(スプーン、フォーク等)等の多
様な製品分野に利用されている。そして、現在は高価な
Agが用いられている抗菌製品用途に、錫の合金等を低コ
スト材として提供することができる。
【0005】一般論としては、錫は抗菌性金属のカテゴ
リーに含められることが多いので、これらの錫を利用し
た製品群が期待通りに有効な抗菌性を発現するものであ
れば、その産業上の意義は極めて大きい。しかしなが
ら、本願発明者が抗菌性試験を行ったところ、後述の実
施例の項において示すように、錫やその酸化物自体は有
効と言える程の抗菌性を示さないことを確認するに到っ
た。
【0006】そこで本願発明は、錫あるいは錫を主成分
とする材料に有効な抗菌性を付与することをその解決す
べき技術的課題とする。但し、抗菌性を付与する代償と
して、汎用金属としての錫の特徴である安価、優れた加
工/成形性、商品外観の耐久性(長期間使用しても、変
色や表面析出物等を来さないこと)等が損なわれては、
本末転倒であって意味がない。
【0007】例えば錫に合金、メッキ等の形態でAgを適
用した場合、まず製品がコストアップするし、Agの酸
化、硫化等により製品表面が黒ずんで来て商品価値を損
なう。更に、光触媒作用を有する金属酸化物を利用した
場合、錫製品にいちいち光源を付設することなど出来な
いし、暗所保管時に製品に微生物が繁殖すると言う不具
合を招く。又、本願発明者は他の20種類以上にわたる
各種抗菌性金属やその化合物を錫に添加することも検討
したが、例えば合金としての加工性もしくは成形性が損
なわれたり、強度その他の材料特性が不十分になった
り、抗菌性が不足したりするケースが多かった。
【0008】
【着眼点】以上の試行錯誤の中で、本願発明者は、主と
して以下の理由から錫−亜鉛合金に着目するに到り、本
願発明を完成した。
【0009】即ち、亜鉛は錫製品の用途から要求される
程度の抗菌力を十分に発現する点、亜鉛自体に見られる
酸化による表面変色や白色粉末の析出等の不具合が錫と
の合金化によって有効に抑制される点、錫は亜鉛添加に
よりむしろ融点が低下して加工/成形性が向上すると共
に、材料の機械的特性もむしろ改善する点、錫と亜鉛と
の酸化還元電位差より、抗菌成分としての亜鉛イオンの
溶出が促進される点、亜鉛が安価である点、等である。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本願発明の構成は、少なくとも亜鉛又は酸化亜鉛を含
有する錫合金又はその酸化処理物を有する抗菌材料であ
って、前記錫合金又はその酸化処理物中の亜鉛又は酸化
亜鉛の含有量が、抗菌成分としての必要な有効量以上
で、かつ錫合金又はその酸化処理物に対して20重量%
以下である抗菌材料である。
【0011】
【発明の作用・効果】本願発明の抗菌材料における抗菌
メカニズムは、以下(1)、(2)の単独作用又は相互
作用によるものと考えられている。 (1)微量の亜鉛イオンが呼吸酵素系のSH基と結合
し、呼吸阻害を起こす。 (2)亜鉛イオンの触媒作用で空気中の酸素あるいは水
中の溶存酸素が活性酸素に変化し、細胞膜に損傷を与え
る。
【0012】錫−亜鉛合金である本願発明の抗菌材料
は、錫自体と同程度又はそれよりも融点が低く、材料の
伸び等の特性も優れるため、加工/成形性が良好であ
り、各種形状の製品に容易に仕上げることができる。
又、低融点を利用して、他種材料からなる製品を本材料
の融液浴中に浸漬し、コーティング処理することも容易
である。更に、本願発明の抗菌材料を他種材料からなる
製品の表面にメッキ処理すること、あるいは気相でコー
ティング処理することもできる。
【0013】そして以上のような種々の形態で仕上げら
れた製品は、長期にわたって表面変色や粉末の析出等を
生じない点と、錫の単独素材からなるものより材料強度
が優れている点等から、商品価値が高い。
【0014】本願発明の抗菌材料の成分である錫,亜鉛
はいずれも安価であり、その合金化及び加工も容易であ
るから、抗菌材料製品のコストアップを招かない。
【0015】以上の作用・効果の前提条件として、当然
ながら、錫合金又はその酸化処理物中の亜鉛又は酸化亜
鉛の含有量が、抗菌成分としての必要な有効量以上であ
る必要がある。なお、その含有量が錫合金又はその酸化
処理物に対して20重量%を超えると、亜鉛の増量に伴
う抗菌力の増大は頭打ちであり、一方で亜鉛の組成比が
過大であることによる合金材料の加工/成形性や変色等
に対する長期耐久性への影響が懸念される。
【0016】
【発明の実施の形態】本願発明の抗菌材料は、本質的に
錫−亜鉛合金である。合金の材料組織形態は限定され
ず、例えば、単相組織であっても良く、又、共晶系合金
に見られるような混合組織であっても良い。この錫−亜
鉛合金は酸化されていないものでも良く、加熱等の手段
により少なくとも表面を酸化処理されたものでも良い。
錫−亜鉛合金が酸化処理されている場合の一形態とし
て、錫と亜鉛とが複合酸化物を形成しているケースが含
まれる。更には、金属錫/酸化亜鉛の混在系や、酸化錫
/金属亜鉛の混在系もあり得る。
【0017】抗菌材料の亜鉛成分が酸化亜鉛である場
合、一般的に亜鉛イオンの生成が一層促進され、抗菌力
が向上する傾向にある。又この場合、光(特に紫外線)
の照射を受ける場所では酸化亜鉛による光触媒作用も併
せ発現して、抗菌作用に対する好ましい影響を期待でき
る。
【0018】本願発明の抗菌材料は、錫−亜鉛合金ある
いはその酸化処理物のみからなるとは限らず、本発明の
抗菌作用を損なわない限りにおいて、あるいは抗菌作用
も含めた前記本発明の作用・効果を補強するために、更
には、抗菌作用を維持したままで他の好ましい作用・効
果を発現させるために、他の任意の合金成分、添加剤等
を第三成分、第四成分等として含んでいても良い。
【0019】更に本願発明の抗菌材料は、上記した錫−
亜鉛合金あるいはその酸化処理物を主成分とする抗菌材
料組成分と、他の任意の組成分との混合物ないしは混在
物であっても良い。その一例として、プラスチックス,
セラミックスあるいは他種の金属材料のマトリクス中に
錫−亜鉛合金あるいはその酸化物系を主成分とする組成
分が粒状等の形態で分散していても良い。
【0020】錫合金又はその酸化処理物中の亜鉛又は酸
化亜鉛の含有量は、抗菌成分としての必要な有効量以上
でなければならない。しかし、例えば高レベルの抗菌力
を要求される医療器具の場合と、それより低い抗菌力で
足りる文具等の日用品の場合とでは、抗菌成分としての
必要な有効量が異なる。従って、亜鉛又は酸化亜鉛の含
有量の下限は一律に限定することができない。しかし、
一つの目安としては、例えば錫合金又はその酸化処理物
に対して「0.1重量%以上」と言う数値を挙げること
ができる。
【0021】一方、錫合金又はその酸化処理物中の亜鉛
又は酸化亜鉛の含有量の上限については、これまた抗菌
材料の用途次第で一律に限定することが困難であるが、
一つの目安としては「20重量%以下」と言う数値を挙
げることができる。その理由は、発明の作用・効果の項
でも記載したように、20重量%を超えても亜鉛の抗菌
力は頭打ちであり、一方で合金材料の加工/成形性や変
色等に対する長期耐久性への影響が懸念されるためであ
る。従って、例えば亜鉛を主成分としてこれに錫が混入
されているような合金は、本発明の抗菌材料とは技術的
な意味あいが全く異なる。
【0022】なお、本願発明の抗菌材料が、錫−亜鉛合
金あるいはその酸化処理物を主成分とする組成分と、他
の任意の組成分との混合物ないしは混在物である場合に
おいては、その材料全体に対する亜鉛又は酸化亜鉛の含
有量は、必ずしも前記の組成比の基準のみで規定しなく
ても良い。即ちこの場合には、前記の組成比で亜鉛又は
酸化亜鉛を含む錫−亜鉛合金あるいはその酸化処理物
を、他の任意の組成分との間で任意の必要な組成比とな
るように調整しても良いし、あるいは材料全体に対して
亜鉛又は酸化亜鉛の含有量が前記の組成比の基準に従う
ように調整しても良い。
【0023】本願発明の抗菌材料の具体的な材料形態
は、バルク,板材,粉末等の任意の原材料形態のもので
あっても良く、任意の特定製品に成形/加工され又はコ
ーティングやメッキ等の形態で適用されたものであって
も良い。その他、ホイル(箔)、ワイヤ(線)等の形態
のものも、もちろん含まれる。
【0024】
【実施例】以下に本発明の実施例及び比較例について説
明する。
【0025】〔抗菌材料及び比較材料の作製〕粒状のZn
及びSn原料を用いて、両者の重量比Zn/Snがそれぞれ、
比較例1として0/100、実施例1として0.5/9
9.5、実施例2として1/99、実施例3として2/
98、実施例4として6/94、実施例5として9/9
1、及び比較例2として100/0になるように、全体
で15gを秤量した。これら各例の秤量物はそれぞれ1
〜数サンプル準備した。
【0026】そしてこれら各例の秤量物の各サンプルを
アルミナ製の容器に入れ、240〜270°Cに保持さ
れた電気炉内に装入して加熱することにより、熱溶融さ
せた。次いで、これらの熱溶融物を平滑な底面を有する
セラミックス容器内に鋳込み、自然放冷させることで、
前記容器の平滑底面によって形成された平滑面を有する
直径約30mm、厚さ2mmの円板状試験体を得た。
【0027】更に、円板状試験体の前記平滑面は、その
面上の汚れを除去するため、スパッタリング装置に入れ
て、Arガス中、所定の条件下でスパッタクリーニング
し、清浄面とした上で抗菌性試験に供した。なお、後述
の減菌率一覧において、実施例3のサンプルの内89.
8%の減菌率を示したものと、実施例5のサンプルの内
95.2%の減菌率を示したものとは、前記試験体とは
異なり、当該実施例に係る合金をFeの下地板にメッキし
た事例である。
【0028】又、各例に係る1〜数サンプルの円板状試
験体の内、任意数のサンプルについては、上記スパッタ
クリーニングに引き続き、円板状試験体を100°Cに
保持された電気炉に装入して24時間加熱することによ
り、平滑面の表面酸化処理を行ったもとで、抗菌性試験
に供した。なお、比較例1のサンプル群の表面酸化処理
については、100°Cで200時間加熱したもの、最
高180°Cまでの温度で高圧水蒸気中加熱を10時間
行ったもの、及び、強酸である硝酸に浸漬したものが含
まれている。
【0029】〔抗菌性試験〕大腸菌(Esherichia coli
IFO 3301)を普通ブイヨン培地(栄研化学社製)で35
°Cにて18時間培養し、その培養液を50mMリン酸
緩衝液(pH7)で希釈して試験菌液(約2×105
固体/ml)を調整した。
【0030】次いで、前記各例に係る円板状試験体の非
酸化処理サンプル及び酸化処理サンプルを、雑菌のコン
タミネーションがなく、太陽光もしくは人工光が照射し
ない条件に設定した環境中に水平に静置し、それらの平
滑面に上記の試験菌液を各0.5ml滴下して、25°
Cで24時間放置した。
【0031】その後、各円板状試験体サンプルより試験
菌液を取ると共に、残存試験菌液もSCDLP培地4.5m
lを用いて洗い出すことにより、各円板状試験体サンプ
ル上の試験菌液をほぼ完全に回収した。そしてこの回収
液の一部(約5ml中の1ml)について、パールコア
標準寒天培地を用いた混釈平板培養法(37°C、1日
間)により、24時間後の生菌数を測定した。
【0032】上記の混釈平板培養法の実施要領は、上記
回収液の一部(1ml)をシャーレに入れ、45°C〜
50°Cで保温されたパールコア標準寒天培地(栄研化
学社製)20mlを加えて軽く混合し、寒天培地が固ま
った後、37°Cで1日間培養して、コロニー数を測定
したものである。なお、培養に供した上記回収液は所定
倍率に希釈して用いており、これに対応してコロニー数
のカウントも所定倍数に乗算して測定結果としている。
【0033】こうして測定された生菌数に基づき、各例
に係る各サンプルについて、次の計算式により減菌率
(%)を算出した。なお、計算式において、Aは試験開
始時の試験菌液0.5ml中の大腸菌固体数、Bは試験
終了時(24時間後)の測定大腸菌生菌数である。
【0034】減菌率(%)=(A−B)×100/A。
【0035】上記の計算式に基づく減菌率が、仮に10
0%であれば、大腸菌は完全に滅菌されていることにな
る。又、仮に0%(減菌率が負の値である場合も、一括
して0%としている)であれば、殺菌力を有しないと認
めることができる。そして、極めて高度の無菌状態を要
求される特殊用途の医療器具等を除き、一般的な抗菌材
料の用途においては、例えば80%程度を超える減菌率
を示せば実用的に有効な抗菌材料であると評価すること
ができる。
【0036】〔抗菌材料の評価〕以下に、各実施例、比
較例に係る各サンプルについて、非酸化処理のものと酸
化処理のものとに分けて、減菌率の一覧を示す。一覧
中、複数の減菌率の数値が示されているものは、複数の
サンプルについての結果であり、単数の減菌率の数値と
nの数値とが示されているものは、n例のサンプルにつ
いていずれもその減菌率であった事を示す。
【0037】 実施例/比較例 非酸化処理 酸化処理 実施例1 81.9、83.6 86.5 実施例2 94.4、95.8 − 実施例3 91.0、95.4、97.1、97.3、89.8 99.6 実施例4 99.5、99.7 − 実施例5 91.5、97.2、98.0、100 、95.2 97.2、99.1、99.9 比較例1 0(n=7) 0(n=6) 比較例2 99.2、100 100(n=2)。
【0038】以上の結果から明らかなように、比較例1
の錫のみからなる材料は抗菌性を示さず、一方、錫−亜
鉛合金については、実施例1のように亜鉛を僅か0.5
重量%含むものでも十分な抗菌性を示した。そして各実
施例より明らかなように、亜鉛の組成比が高くなるにつ
れて抗菌性も増大する傾向があるが、亜鉛を6及び9重
量%含む実施例4、実施例5において既に亜鉛100重
量%の比較例2と実質的に同等の抗菌性が発現してい
る。
【0039】更に、各実施例において、酸化処理グルー
プのサンプルは非酸化処理グループのサンプルよりも高
い抗菌性を示すことが認められた。これらの各サンプル
は、前述のように、太陽光もしくは人工光が照射しない
条件で抗菌性試験を実施しているので、このような抗菌
性の差異は酸化亜鉛の光触媒作用によるものではなく、
酸化処理によって亜鉛イオンの放出傾向が強まったもの
と理解される。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも亜鉛又は酸化亜鉛を含有する
    錫合金又はその酸化処理物を有する抗菌材料であって、
    前記錫合金又はその酸化処理物中の亜鉛又は酸化亜鉛の
    含有量が、抗菌成分としての必要な有効量以上で、かつ
    錫合金又はその酸化処理物に対して20重量%以下であ
    ることを特徴とする抗菌材料。
JP24057997A 1997-09-05 1997-09-05 抗菌材料 Pending JPH1179919A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013209362A (ja) * 2012-02-28 2013-10-10 Nippon Valqua Ind Ltd 酸化亜鉛を含む抗菌材料

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013209362A (ja) * 2012-02-28 2013-10-10 Nippon Valqua Ind Ltd 酸化亜鉛を含む抗菌材料

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