JPH1179759A - 光学素子成形用型の製造方法 - Google Patents

光学素子成形用型の製造方法

Info

Publication number
JPH1179759A
JPH1179759A JP9239457A JP23945797A JPH1179759A JP H1179759 A JPH1179759 A JP H1179759A JP 9239457 A JP9239457 A JP 9239457A JP 23945797 A JP23945797 A JP 23945797A JP H1179759 A JPH1179759 A JP H1179759A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
carbon film
hard carbon
film
ion beam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9239457A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Hirabayashi
敬二 平林
Masaki Omori
正樹 大森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP9239457A priority Critical patent/JPH1179759A/ja
Publication of JPH1179759A publication Critical patent/JPH1179759A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B11/00Pressing molten glass or performed glass reheated to equivalent low viscosity without blowing
    • C03B11/06Construction of plunger or mould
    • C03B11/08Construction of plunger or mould for making solid articles, e.g. lenses
    • C03B11/084Construction of plunger or mould for making solid articles, e.g. lenses material composition or material properties of press dies therefor
    • C03B11/086Construction of plunger or mould for making solid articles, e.g. lenses material composition or material properties of press dies therefor of coated dies
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B2215/00Press-moulding glass
    • C03B2215/02Press-mould materials
    • C03B2215/03Press-mould materials defined by material properties or parameters, e.g. relative CTE of mould parts
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B2215/00Press-moulding glass
    • C03B2215/02Press-mould materials
    • C03B2215/08Coated press-mould dies
    • C03B2215/14Die top coat materials, e.g. materials for the glass-contacting layers
    • C03B2215/24Carbon, e.g. diamond, graphite, amorphous carbon
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P40/00Technologies relating to the processing of minerals
    • Y02P40/50Glass production, e.g. reusing waste heat during processing or shaping
    • Y02P40/57Improving the yield, e-g- reduction of reject rates

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学素子成形用型の外周部の硬質炭素膜の劣
化を防止し、耐久性の高い光学素子成形用型の製造方法
を提供する。 【解決手段】 少なくとも成形面に硬質炭素膜を形成す
る光学素子成形用型の製造方法において、該成形面外周
部近傍の硬質炭素膜の膜厚が該成形面中心部より厚くな
るように硬質炭素膜を形成することによる光学素子成形
用型の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンズ、プリズム
等のガラスよりなる光学素子をガラス素材のプレス成形
により製造するのに使用される型の製造方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】研磨工程を必要としないでガラス素材の
プレス成形によってレンズを製造する技術は、従来の製
造において必要とされた複雑な工程をなくし、簡単かつ
安価にレンズを製造することを可能とし、近年レンズの
みならずプリズムその他のガラスよりなる光学素子の製
造に使用されるようになった。
【0003】このようなガラスの光学素子のプレス成形
に使用される型材に要求される性質としては、硬度、耐
熱性、離型性、鏡面加工性等に優れていることが挙げら
れる。従来、この種の型材として金属、セラミックス及
びそれらをコーティングした材料等、数多くの提案がな
されている。いくつかの例を挙げるならば、特開昭49
−51112号公報には13Crマルテンサイト鋼が、
特開昭52−45613号公報にはSiC及びSi3
4 が、特開昭60−246230号公報には超硬合金に
貴金属をコーティングした材料が、また特開昭61−1
83134号公報、特開昭61−281030号公報及
び特開平1−301864号公報にはダイヤモンド薄膜
またはダイヤモンド状炭素膜、特開昭64−83529
号公報には硬質炭素膜をコーティングした材料が提案さ
れている。また、特公平2−31012号公報にはレン
ズまたは型のどちらか一方に5〜500nmの炭素膜を
形成することが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、13マ
ルテンサイト鋼は酸化し易く、更に高温でFeがガラス
中に拡散してガラスが着色する欠点を持つ。SiC及び
Si3 4 は一般的に酸化されにくいとされているが、
高温では酸化が起こり、表面にSiO2 が形成され、ガ
ラスの融着が生じる。貴金属をコーティングした材料は
融着を起こしにくいが、極めて軟らかいため傷がつき易
く変形し易いという欠点を持つ。
【0005】また、一般的にダイヤモンド状炭素膜、a
−C:H膜及び硬質炭素膜を用いた型は、型とガラスと
の離型性が良く、ガラスとの融着を起こし難いが、更な
る離型性の向上及び耐久性向上が望まれていた。また、
ダイヤモンド薄膜は高硬度で熱的安定性にも優れている
が、前記ダイヤモンド状炭素膜、a−C:H膜または、
硬質炭素膜等と呼ばれる非晶質の炭素膜に比べると、型
とガラスとの離型性が悪く、更なる離型性の向上が望ま
れていた。また、特開平1−301864号公報におい
て、炭素源ガス濃度を3%以上としてダイヤモンド結
晶、グラファイト結晶またはアモルファス状カーボンよ
りなる膜を形成し、最大面粗さ20nm以下とすること
が提案されているが、膜中のグラファイト結晶の存在
は、硬度と耐酸化性の低下を生じ、型の耐久性を低下さ
せる原因となる。
【0006】また、特公平2−31012号公報の実施
例で用いられている形成方法(真空蒸着法)で得られる
炭素膜は、一般的には膜と基板との密着力が弱く、成形
中に膜が剥離する等の耐久性に問題がある場合がある。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は上記問
題点に鑑み成されたもので、少なくとも成形面に硬質炭
素膜を形成する光学素子成形用型の製造方法において、
該成形面外周部近傍の硬質炭素膜の膜厚が該成形面中心
部より厚くなるように硬質炭素膜を形成することを特徴
とする。
【0008】また、本発明は、イオンビーム蒸着法によ
り、少なくとも成形面に硬質炭素膜を形成する光学素子
成形用型の製造方法において、炭素源のイオンビームを
該成形用型の成形面外周部近傍にほぼ垂直に照射し、該
成形面外周部近傍の硬質炭素膜の膜厚が該成形面中心部
より厚くなるように硬質炭素膜を形成することを特徴と
する。
【0009】更に、本発明は、イオンビーム蒸着法によ
り、少なくとも成形面に硬質炭素膜を形成する光学素子
成形用型の製造方法において、成形により劣化した上記
製造方法により形成された光学素子成形用型を酸素また
はアルゴンのイオンビームを該成形用型の成形面外周部
近傍にほぼ垂直に照射し、硬質炭素膜を除去した後、炭
素源を含有するイオンビームを該成形用型の成形面外周
部近傍にほぼ垂直に照射し、該成形面外周部近傍の硬質
炭素膜の膜厚が該成形面中心部より厚くなるように硬質
炭素膜を形成することを特徴とする。
【0010】また、更に本発明は、上記光学素子成形用
型の製造方法において、成形面外周部近傍の硬質炭素膜
の膜厚が該成形面中心部より10%以上厚くなるように
硬質炭素膜を形成することを特徴とする。
【0011】以下、本発明の作用を本発明をなすに際し
て得た知見と共に説明する。
【0012】本発明者は、従来の光学素子成形用型の問
題点に鑑み、成形型表面層として用いられる気相合成に
より形成された硬質炭素膜が成形によりどのように劣化
するのかについて詳細な実験及び観察を続けたところ、
成形による硬質炭素膜の劣化が主として型の中心部でな
く外周部で発生していることが明らかになった。外周部
で硬質炭素膜が劣化することにより、ガラスの曇り、更
には型とガラスの融着が発生し、硬質炭素膜の成膜し直
しまたはガラス融着による型の再研磨が必要となる。こ
れは、成形によるガラスの変形が型の中心部より外周部
で大きいため、ガラスによる硬質炭素膜の摩耗・消耗が
外周部で大きく、特に外周部で硬質炭素膜が消失するた
めと考えられる。また、硬質炭素膜は一般的にイオンビ
ーム蒸着法やプラズマCVD法で形成されるが、一般的
なレンズ形状の型に対して硬質炭素膜を形成すると外周
部は中心部に対して傾斜を持っているため、外周部は成
膜に関与するイオン種やラジカル種が表面に対して斜め
に入射して成膜されることになる。このため、一般的な
成膜方法では型外周部は型の中心部より硬質炭素膜の膜
厚が薄くなってしまう。これにより更に型外周部におい
て劣化が進むこととなる。
【0013】本発明は上記問題点に鑑み行われたもの
で、少なくとも成形面に硬質炭素膜を形成する光学素子
成形用型の製造方法において、該成形面外周部近傍の硬
質炭素膜の膜厚が該成形面中心部より厚くなるように硬
質炭素膜を形成することにより、型外周部の劣化を抑制
し、耐久性の高い光学素子成形用型を提供することが可
能となった。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の光学素子成形用型の模式
的断面図を図1に示す。図1(A)中、1は型母材、2
は硬質炭素膜である。また、図1(B)のように、型母
材1と硬質炭素膜2の間に中間層3を形成してもよい。
図1では凸面レンズ成形用型を示したが、本発明では凸
面レンズ成形用型に限定されるものでなく、凹面レンズ
成形用型、非球面レンズ成形用型、シリンドリカルレン
ズ成形用型等にも使用可能である。
【0015】本発明で言う硬質炭素膜とは、炭素含有ガ
スをプラズマ化し、プラズマ中のイオンを用いて形成さ
れた炭素膜、または黒鉛等の固体炭素材料をイオンビー
ムまたはプラズマでスパッタリングして形成された炭素
膜であり、硬度が高いことからダイヤモンド状炭素膜と
も呼ばれているものである。この硬質炭素膜は、非晶質
であるため非常に平滑な表面を有しており、型母材表面
に形成することにより型母材表面の平滑性と同様及びそ
れ以上の平滑性を得ることができる。この硬質炭素膜の
厚さは好ましく1nm〜10μm、より好ましくは5n
m〜1μm、最適には10nm〜500nmである。1
0μmより厚い場合は、膜剥離等が生じ易く型耐久性の
低下の原因となる。硬質炭素膜の厚さが前記範囲内であ
れば硬質炭素膜の密着力は非常に良好である。
【0016】また、前記硬質炭素膜は通常いかなる結晶
性も有していないが、電子顕微鏡等で微小領域(nmオ
ーダー)を詳細に観察すると、数nm程度の大きさの微
結晶のダイヤモンドまたはグラファイトが観察されるこ
とがある。これらの微結晶の量を見積もるのは非常に困
難であるが、全体積のせいぜい数%以下であろうと思わ
れる。このため、本発明の上記硬質炭素膜は、非晶質を
主体とする炭素膜で、結晶相は全く含有しないか、また
はほとんど無視できる量(数%以下)の炭素結晶相(ダ
イヤモンド、グラファイト)のみを含有する炭素膜であ
る。
【0017】また、本発明の硬質炭素膜の形成方法は、
高周波プラズマCVD法、イオンビーム蒸着法、スパッ
タリング法等がある。高周波プラズマCVD法は、炭素
源ガス及び水素、酸素、塩素、フッ素、希ガス等の希釈
ガスを1MHzから10GHzまでの周波数を有する高
周波を用いてプラズマ化して、型母材上に硬質炭素膜を
形成する方法である。また、イオンビーム蒸着法は、炭
素源ガス及び水素、酸素、塩素、フッ素、希ガス等の希
釈ガスを熱フィラメントまたは高周波更には磁場等を印
加してプラズマ化し、このプラズマから電界を用いてイ
オンを加速し、イオンビームを形成し、このイオンビー
ムを型母材上に照射して硬質炭素膜を形成する方法であ
る。この時、加速電圧は好ましくは3kV以上、より好
ましくは5kV以上である。スパッタ蒸着法は、黒鉛等
の固体炭素源ターゲット上に、プラズマまたはイオンビ
ームを照射して炭素源をスパッタし、このスパッタされ
た炭素源を型母材上に蒸着して硬質炭素膜を形成する方
法である。
【0018】本発明での硬質炭素膜の形成方法は、上記
方法に限定されるものではないが、高周波プラズマCV
D法は装置構造が簡単であり、また大面積化が可能で多
数の型母材上に同時に硬質炭素膜を形成することが可能
で本発明に好適な方法である。また、イオンビーム蒸着
法は高加速電圧のイオンを型母材に照射して硬質炭素膜
を形成するので膜の密着力が良好であり、本発明に更に
好適な方法である。
【0019】また、本発明で言う硬質炭素膜とは、研究
者により、この膜を水素化アモルファス炭素膜、ダイヤ
モンド状炭素膜(または、DLC膜:diamond−
like carbon)またはi−C膜とも称される
ことがある。本発明の硬質炭素膜は、前述した製造方法
で形成され、前述した特徴を有する膜のことであり、い
わゆる水素化アモルファス炭素膜、ダイヤモンド状炭素
膜(または、DLC膜:diamond−like c
arbon)及びi−C膜を含むもので、単に名称によ
り明確に区別されるものではない。
【0020】前述したように、硬質炭素膜は一般的にイ
オンビーム蒸着法やプラズマCVD法で形成されるが、
通常の成膜方法で、レンズ形状の型に対して前記炭素膜
を形成すると外周部は中心部に対して傾斜を持っている
ため、外周部は成膜に関与するイオン種やラジカル種が
表面に対して斜めに入射し、型外周部は型の中心部より
硬質炭素膜の膜厚が薄くなってしまう。この型中心部と
外周部の膜厚の比は成膜条件(圧力、イオンエネルギー
等)や型の曲率によっても変化するが、1:0.8から
1:0.5程度となる。例えば、図2に示すようなイオ
ンビーム蒸着法で加速電圧8kV、原料ガス:メタン−
水素混合ガス(1:1)、圧力:4×10-2Paの条件
で、直径14mmの曲率R=10の凸型に成膜した場
合、中心部と*外周部での膜厚の比は1:0.65程度
となる。このような型を用いてガラス成形を行うと、成
形を重ねるうちに型の中心部に比べて外周部の硬質炭素
膜が徐々に薄くなり、型外周部で型とガラスとの融着が
発生し易くなる。これは、凹型でも同様である。このた
め、本発明では型中心部に比べて型外周部の炭素膜膜厚
を厚くすることによりガラス成形耐久性を向上させてい
る。イオンビーム蒸着法において、型外周部の硬質炭素
膜の膜厚を厚くする方法を図3に示す。まず、図3
(A)のように、基板ホルダー8に取り付けられて自転
している型母材9をイオンビーム7に対して傾斜させ、
型外周部に対してイオンビームを垂直に近い角度で照射
して成膜することにより、型中心部に比べて型外周部の
硬質炭素膜の膜厚を厚くすることができる。図3(A)
は、傾斜が均一の場合であるが、図3(B)のように、
イオンビームに対する傾斜を時間的に変化させて成膜を
行ってもよい。また、図3(C)のように、型母材の表
面に照射されるイオンビームの一部をマスク17を用い
て遮り、成膜に関与するイオン種やラジカル種が表面に
対して斜めに入射するのを防止することも可能である。
このマスクは、イオンビームを遮れるものであればどの
ような材質でもよいが、一般的にはステンレスやチタ
ン、タンタル、モリブデン、タングステン等の高融点の
金属等が用いられる。
【0021】また、本発明で言うところの「成形面外周
部近傍」とは、成形により広がったガラスの最外周付近
が接触する領域を言う。この部分がガラスが一番引き延
ばされるため、型表面の硬質炭素膜に大きな力がかか
り、膜が劣化し易い。、また、本発明で言うところの
「イオンビームを・・・・成形面外周部近傍にほぼ垂直
に照射し」とは、成形面外周部近傍に垂直に当たるよう
な配置を0°とすると、ほぼ±10°になるように型母
材を配置することである。成形面外周部近傍が、上記ほ
ぼ上記範囲内であれば、成形面外周部近傍の硬質炭素膜
の膜厚を成形面中心部より厚くすることが可能となる。
図3に示すような型母材の傾斜角度は型母材の曲率及び
大きさにより随時調整する。
【0022】また、成形により劣化した本発明の製造方
法により形成された光学素子成形用型を酸素またはアル
ゴンのイオンビームを該成形用型の成形面外周部近傍に
ほぼ垂直に照射し、硬質炭素膜を除去した後、炭素源を
含有するイオンビームを該成形用型の成形面外周部近傍
にほぼ垂直に照射し、該成形面外周部近傍の硬質炭素膜
の膜厚が該成形面中心部より厚くなるように硬質炭素膜
を形成することにより、繰り返し型を再利用することが
できる。また、酸素またはアルゴンのイオンビームを該
成形用型の成形面外周部近傍にほぼ垂直に照射して硬質
炭素膜を除去することにより、硬質炭素膜が均一に除去
され、型母材や中間層を必要以上にエッチングさせるこ
とが無くなり、繰り返し型を再利用することによる型の
成形面の劣化が防止される。
【0023】本発明において、成形面外周部近傍の硬質
炭素膜の膜厚を該成形面中心部より好ましくは10%以
上、より好ましくは20%以上、最適には25%厚くす
る。これにより、型外周部の硬質炭素膜の劣化が抑制さ
れ型の耐久性が大幅に向上する。
【0024】本発明で用いられる型母材は、アルミナ、
ジルコニアのような酸化物系セラミックス、炭化珪素、
窒化珪素、炭化チタン、窒化チタン、炭化タングステン
等の炭化物、窒化物系セラミックス、更に、WC系の超
硬合金、モリブデン、タングステン、タンタル等の金属
等を用いることができる。型母材の形状は、成形装置や
成形レンズの形状により任意に決めることができるが、
例えばレンズを成形する場合、成形面をそのレンズ径の
曲率に合わせて、曲面形状にし、その曲面上に前述した
成膜法を用いて前記硬質炭素膜を形成する。
【0025】また、型母材として焼結体を用いた場合、
型母材上に中間層として種々の金属炭化物、金属窒化物
や金属炭窒化物を形成することにより型母材表面の均一
性が増し、成形性が向上する。本発明の中間層として
は、チタン、タンタル、クロム、シリコンの炭化物、窒
化物、炭窒化物等を用いることができる。 [実施例]次に、本発明を実施例に基づき詳細に説明す
る。
【0026】<実施例1及び比較例1>硬質炭素膜の形
成は、図2に示すようなイオンビーム蒸着装置を用いて
行った。図中4は真空槽、5はイオン源、6はイオンビ
ーム引き出し用グリッド、7はイオンビームを模式的に
示したものである。8は基板ホルダーで光学素子成形用
の型母材9を保持することができ、また、10のように
型母材の成形面に対し垂直な軸に沿って回転することが
可能であり、更に11のように型母材をイオンビームに
対して任意の角度で傾斜できるような機構を有してい
る。12はガス導入口で、13は排気口であり、不図示
のバルブ及びターボポンプ及びロータリーポンプが接続
されている。14はガス流量計で、15はガスバルブ、
16はガスボンベである。図2においてはガス流量計、
ガスバルブ及びガスボンベは、各2組しか記載されてい
ないが、実際は炭素源ガス(メタン、エチレン等)及び
酸素ガス、アルゴンガス、水素ガス等の各種ガスが接続
されている。
【0027】WC系超硬合金よりなる型母材成形面に窒
化チタン膜(公知のイオンプレーティング法により1μ
m膜厚に形成)が中間層として形成された凹面型母材を
図2の装置へ入れ、硬質炭素膜の形成を行った。基板傾
斜機構11を用いて型母材を入射するイオンビームに対
して30度に傾斜させ、型母材を回転させながら、成膜
を行った。形成条件はメタン20ml/min、水素4
0ml/minとし、型母材温度:室温、加速電圧:1
0kV、圧力:2×10-2Pa、成膜時間:20分とし
た。これにより、型母材の成形面外周部近傍の膜厚は1
10nm、成形面中心部近傍の膜厚は100nmとなっ
た。また、比較例1として型母材をイオンビームに対し
て傾斜させない(型母材成形面の中心近傍に対して垂直
にイオンビームを照射する)以外は、同様な成膜条件で
硬質炭素膜の形成を行った。この時、成形面外周部近傍
の膜厚は80nm、成形面中心部近傍の膜厚は110n
mとなった。
【0028】両者の型を連続成形機を用いてガラス成形
(フリント系ガラス)を行ったところ、実施例1の型は
2000ショット成形後も良好な成形品が得られ、また
型表面の劣化も観測されなかったが、比較例1について
は、1600ショットからレンズ外周部で曇りが発生
し、また型表面を観察したところ成形面外周部で硬質炭
素膜が消耗し、下地の窒化チタン膜が露出し始めている
のが見られた。
【0029】<実施例2及び比較例2>実施例1及び比
較例1と同一条件で形成した硬質炭素膜を用いた光学素
子成形用型を、各々1500ショットづつガラス成形を
行った。この時、両者共良好な成形品が得られ、また型
表面の劣化もほとんど観測されなかった。次に、この光
学素子成形用型を図2のイオンビーム蒸着装置へ入れ、
アルゴンまたは酸素イオンビームを用いて硬質炭素膜を
除去し、更に続けて硬質炭素膜の成膜を行った。この
時、実施例1の条件で硬質炭素膜を形成した光学素子成
形用型は、酸素またはアルゴンのイオンビームを該成形
用型の成形面外周部近傍にほぼ垂直に照射し、硬質炭素
膜を除去した後、炭素源を含有するイオンビームを該成
形用型の成形面外周部近傍にほぼ垂直に照射し、該成形
面外周部近傍の硬質炭素膜の膜厚を該成形面中心部より
厚くした(本条件を実施例2とする)。また、比較例1
の条件で硬質炭素膜を形成した光学素子成形用型は、酸
素またはアルゴンのイオンビームに対して傾斜させない
(型母材成形面の中心近傍に対して垂直にイオンビーム
を照射する)で、硬質炭素膜を除去した後、炭素源を含
有するイオンビームを該成形用型に対して傾斜させない
(型母材成形面の中心近傍に対して垂直にイオンビーム
を照射する)で硬質炭素膜を形成した(この条件を比較
例2とする)。この硬質炭素膜形成→成形1500回→
硬質炭素膜除去を1サイクルとし、30サイクル各々の
条件で行ったところ、実施例2においてはこの30サイ
クル後においても良好な成形品が得られ、また型表面の
劣化もほとんど観測されなかった。これに対して、比較
例2では、中間層として形成したTiN膜が外周部で消
耗し下地の超硬合金が表れているのが観察された。この
超硬合金が表れた部分では焼結のバインダーが酸素また
はアルゴンのイオンビームのエッチングで除去されたた
めか、表面の荒れが大きく、更にガラス成形品外周部に
も曇りが生じているのが観察された。
【0030】<実施例3>WC系超硬合金よりなる型母
材成形面に窒化チタン膜(公知のイオンプレーティング
法により1μm膜厚に形成)が中間層として形成された
凹面型母材を図2の装置へ入れ、硬質炭素膜の形成を行
った。図3(B)に示すような基板傾斜機構11を用い
て型母材を入射するイオンビームに対して、±25%の
角度の間を時間的に変化させながら傾斜し、型母材を回
転させながら、成膜を行った。形成条件はメタン30m
l/min、水素30ml/minとし、型母材温度:
室温、加速電圧:8kV、圧力:2×10-2Pa、成膜
時間:20分とした。これにより、成形面外周部近傍の
膜厚は120nm、成形面中心部近傍の膜厚は100n
mとなった。この型を連続成形機を用いてガラス成形
(フリント系ガラス)を行ったところ、実施例3の型は
2200ショット成形後も良好な成形品が得られ、また
型表面の劣化も観測されなかった。
【0031】<実施例4>WC系超硬合金よりなる型母
材成形面に炭化チタン膜(公知のイオンプレーティング
法により1μm膜厚に形成)が中間層として形成された
凹面型母材を図2の装置へ入れ、硬質炭素膜の形成を行
った。図3(C)に示すような基板傾斜機構11を用い
て型母材を入射するイオンビームに対して、25%の角
度に傾斜し、型母材を回転させながら、成膜を行った。
この時、型の外周部でイオンビームが浅い角度で当たる
部分にはマスク17を用いてイオンビームの照射をカッ
トするようにした。形成条件はメタン30ml/mi
n、水素30ml/minとし、型母材温度:室温、加
速電圧:8kV、圧力:2×10-2Pa、成膜時間:2
0分とした。これにより、成形面外周部近傍の膜厚は1
28nm、成形面中心部近傍の膜厚は100nmとなっ
た。この型を連続成形機を用いてガラス成形(フリント
系ガラス)を行ったところ、実施例4の型は2400シ
ョット成形後も良好な成形品が得られ、また型表面の劣
化も観測されなかった。
【0032】<実施例5及び比較例3>硬質炭素膜の形
成は、図4(A)に示すような高周波プラズマCVD装
置を用いて行った。図中18は真空槽、19は型母材、
20は基板ホルダー、21はマスクで、主として型母材
の中心付近を覆うように加工されている。22は回転機
構で、図4(B)に示すように20の基板ホルダーの回
転に加え、19の型母材自体の回転も可能となってい
る。23は高周波の整合器で、24は高周波電源(1
3.56MHz)である。25はガス導入口で、不図示
のガス流量計、ガスバルブ、ガスボンベが接続されてお
り、炭素源ガス(メタン、エチレン等)及び酸素ガス、
アルゴンガス、水素ガス等の各種ガスが導入可能となっ
ている。26は排気口であり、不図示のバルブ及びター
ボポンプ及びロータリーポンプが接続されている。
【0033】WC系超硬合金よりなる型母材成形面に窒
化チタン膜(公知のイオンプレーティング法により1μ
m膜厚に形成)が中間層として形成された凹面型母材を
図4の装置へ入れ、硬質炭素膜の形成を行った。マスク
7を用いて型母材の中心付近を覆いながら、型母材を自
転・公転させながら成膜を行った。形成条件はエチレン
20ml/min、水素40ml/minとし、型母材
温度:室温、高周波電力:800W、圧力:0.7P
a、成膜時間:20分とした。これにより、型母材の成
形面外周部近傍の膜厚は110nm、成形面中心部近傍
の膜厚は90nmとなった。また、比較例3としてマス
クを取り外し、成膜時間を15分とする以外は、同様な
成膜条件で硬質炭素膜の形成を行った。この時、成形面
外周部近傍の膜厚は85nm、成形面中心部近傍の膜厚
は115nmとなった。
【0034】両者の型を連続成形機を用いてガラス成形
(フリント系ガラス)を行ったところ、実施例1の型は
2000ショット成形後も良好な成形品が得られ、また
型表面の劣化も観測されなかったが、比較例3について
は、1500ショットからレンズ外周部で曇りが発生
し、また型表面を観察したところ成形面外周部で硬質炭
素膜が消耗し、下地の窒化チタン膜が露出し始めている
のが見られた。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、少なくとも成形面
に硬質炭素膜を形成する光学素子成形用型の製造方法に
おいて、該成形面外周部近傍の硬質炭素膜の膜厚が該成
形面中心部より厚くなるように硬質炭素膜を形成するこ
とにより、特に型外周部での硬質炭素膜の劣化が抑制さ
れ、型耐久性の向上が確認された。
【0036】また、イオンビーム蒸着法により、少なく
とも成形面に硬質炭素膜を形成する光学素子成形用型の
製造方法において、成形により劣化した上記に説明した
製造方法により形成された光学素子成形用型を酸素また
はアルゴンのイオンビームを該成形用型の成形面外周部
近傍にほぼ垂直に照射し、硬質炭素膜を除去した後、炭
素源を含有するイオンビームを該成形用型の成形面外周
部近傍にほぼ垂直に照射し、該成形面外周部近傍の硬質
炭素膜の膜厚が該成形面中心部より厚くなるように硬質
炭素膜を形成することにより、型を繰り返し再利用する
ことが可能となった。
【0037】この光学素子成形用型を用いることにより
生産性の向上とコストダウンを実現することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で製造する光学素子成形用型の模式的断
面図である。
【図2】本発明の実施例で用いられるイオンビーム蒸着
装置を示す概念図である。
【図3】本発明の実施例で用いられるイオンビーム蒸着
装置における、イオンビームに対する型母材の配置状況
を示す概念図である。
【図4】本発明の実施例で用いられる高周波プラズマC
VD装置を示す概念図である。
【符号の説明】
1 型母材 2 硬質炭素膜 3 中間層 4 真空槽 5 イオン源 6 イオンビーム引き出し用グリッド 7 イオンビーム 8 基板ホルダー 9 光学素子成形用の型母材 10 基板に対し垂直な軸 11 基板傾斜機構 12 ガス導入口 13 排気口 14 ガス流量計 15 ガスバルブ 16 ガスボンベ 17 マスク 18 真空槽 19 型母材 20 基板ホルダー 21 マスク 22 回転機構 23 高周波整合器 24 高周波電源 25 ガス導入口 26 排気口

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも成形面に硬質炭素膜を形成す
    る光学素子成形用型の製造方法において、該成形面外周
    部近傍の硬質炭素膜の膜厚が該成形面中心部より厚くな
    るように硬質炭素膜を形成することを特徴とする光学素
    子成形用型の製造方法。
  2. 【請求項2】 イオンビーム蒸着法により、少なくとも
    成形面に硬質炭素膜を形成する光学素子成形用型の製造
    方法において、炭素源のイオンビームを該成形用型の成
    形面外周部近傍にほぼ垂直に照射し、該成形面外周部近
    傍の硬質炭素膜の膜厚が該成形面中心部より厚くなるよ
    うに硬質炭素膜を形成することを特徴とする光学素子成
    形用型の製造方法。
  3. 【請求項3】 イオンビーム蒸着法により、少なくとも
    成形面に硬質炭素膜を形成する光学素子成形用型の製造
    方法において、成形により劣化した請求項1または2記
    載の製造方法により形成された光学素子成形用型を酸素
    またはアルゴンのイオンビームを該成形用型の成形面外
    周部近傍にほぼ垂直に照射し、硬質炭素膜を除去した
    後、炭素源を含有するイオンビームを該成形用型の成形
    面外周部近傍にほぼ垂直に照射し、該成形面外周部近傍
    の硬質炭素膜の膜厚が該成形面中心部より厚くなるよう
    に硬質炭素膜を形成することを特徴とする光学素子成形
    用型の製造方法。
  4. 【請求項4】 該成形面外周部近傍の硬質炭素膜の膜厚
    が該成形面中心部より10%以上厚くなるように硬質炭
    素膜を形成することを特徴とする請求項1乃至3記載の
    光学素子成形用型の製造方法。
JP9239457A 1997-09-04 1997-09-04 光学素子成形用型の製造方法 Pending JPH1179759A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9239457A JPH1179759A (ja) 1997-09-04 1997-09-04 光学素子成形用型の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9239457A JPH1179759A (ja) 1997-09-04 1997-09-04 光学素子成形用型の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1179759A true JPH1179759A (ja) 1999-03-23

Family

ID=17045059

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9239457A Pending JPH1179759A (ja) 1997-09-04 1997-09-04 光学素子成形用型の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1179759A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004502510A (ja) * 2000-07-10 2004-01-29 エピオン コーポレイション Gcibによる眼内レンズの改善
WO2008149707A1 (ja) * 2007-06-01 2008-12-11 Itoh Optical Industrial Co., Ltd. Dlc膜及びdlcコート金型
JP2010285316A (ja) * 2009-06-12 2010-12-24 Konica Minolta Opto Inc 金型の製造方法、ガラスゴブの製造方法及びガラス成形体の製造方法
JP4796737B2 (ja) * 2000-07-10 2011-10-19 エクソジェネシス コーポレーション Gcibによる人工股関節の改善
WO2011152435A1 (en) * 2010-06-03 2011-12-08 Canon Kabushiki Kaisha Method of producing optical element forming mold and optical element forming mold

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004502510A (ja) * 2000-07-10 2004-01-29 エピオン コーポレイション Gcibによる眼内レンズの改善
JP4796737B2 (ja) * 2000-07-10 2011-10-19 エクソジェネシス コーポレーション Gcibによる人工股関節の改善
WO2008149707A1 (ja) * 2007-06-01 2008-12-11 Itoh Optical Industrial Co., Ltd. Dlc膜及びdlcコート金型
JP2008297171A (ja) * 2007-06-01 2008-12-11 Toyohashi Univ Of Technology Dlc膜及びdlcコート金型
JP2010285316A (ja) * 2009-06-12 2010-12-24 Konica Minolta Opto Inc 金型の製造方法、ガラスゴブの製造方法及びガラス成形体の製造方法
WO2011152435A1 (en) * 2010-06-03 2011-12-08 Canon Kabushiki Kaisha Method of producing optical element forming mold and optical element forming mold
CN102933512A (zh) * 2010-06-03 2013-02-13 佳能株式会社 制作光学元件成形模子的方法以及光学元件成形模子
US9481595B2 (en) 2010-06-03 2016-11-01 Canon Kabushiki Kaisha Method of producing optical element forming mold and optical element forming mold

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3554074B2 (ja) 弓そりを低下させた合成ダイヤモンド皮膜とその製造方法
JPH1179759A (ja) 光学素子成形用型の製造方法
JP2010116295A (ja) 光学素子成形用型及びその製造方法
JPH04154634A (ja) 光学素子成形用型及びその製造方法
JP4596476B2 (ja) 光学素子成形用型の製造方法および光学素子成形用型
JP2002284534A (ja) 光学素子成形用型及びその製造方法
JP2571290B2 (ja) 光学素子成形用型
JP2002003236A (ja) 光学素子成形用型の製造方法
JP3308720B2 (ja) 光学素子成形用型
JPH04154633A (ja) 光学素子成形用型及びその製造方法
JPH0826751A (ja) 光学素子用成形型及びその製造方法
JP2612621B2 (ja) 光学素子成形用型
JP3149149B2 (ja) 光学素子成形用型
JP2785903B2 (ja) 光学素子成形用型
JP2003137564A (ja) 光学素子成形用型材の製造方法
JP2003020232A (ja) 回折光学素子成形用型及びその製造方法
JP2003020233A (ja) 光学素子成形用型及びその製造方法及び再生方法
JPH0826750A (ja) 光学素子用成形型及びその製造方法
JP2006104008A (ja) 光学素子成形用型材の製造方法
KR100211473B1 (ko) 광학 소자 성형 다이 및 그의 제조 방법
JP3810022B2 (ja) 光学素子成形用型の製造方法
JP2505897B2 (ja) 光学素子成形用型
JP2002114526A (ja) 光学素子成形用型の製造方法
JP2003104737A (ja) 光学素子成形用型およびその製造方法
JPH06263460A (ja) 光学素子成形用型及びその製造方法