JPH1179374A - 選別装置 - Google Patents
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- JPH1179374A JPH1179374A JP24378497A JP24378497A JPH1179374A JP H1179374 A JPH1179374 A JP H1179374A JP 24378497 A JP24378497 A JP 24378497A JP 24378497 A JP24378497 A JP 24378497A JP H1179374 A JPH1179374 A JP H1179374A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 各等級ごとの選別対象物の仕分け処理を迅速
化する。 【解決手段】 コンベア4の搬送終端部の横側に、選別
対象物の各等級に対応する複数の積込区画6Aを備えた
積込部6を、複数の積込区画6Aが搬送方向に沿って並
ぶ状態に配置するとともに、等級検出装置5による等級
検出後の選別対象物を取出して積込区画6Aに積み込む
取出し搬送装置7を設け、コンベア4上の選別対象物の
位置を検出する位置検出手段を設け、コンベア4と取出
し搬送装置7とを制御する制御手段8を設けて、等級検
出後の選別対象物が搬送方向で積込部6の中央部の横側
に位置すると、コンベア4の送り作動を停止させて、取
出し搬送装置7に選別対象物を取り出させ、積込区画6
Aに積み込み作動させるよう構成してある。
化する。 【解決手段】 コンベア4の搬送終端部の横側に、選別
対象物の各等級に対応する複数の積込区画6Aを備えた
積込部6を、複数の積込区画6Aが搬送方向に沿って並
ぶ状態に配置するとともに、等級検出装置5による等級
検出後の選別対象物を取出して積込区画6Aに積み込む
取出し搬送装置7を設け、コンベア4上の選別対象物の
位置を検出する位置検出手段を設け、コンベア4と取出
し搬送装置7とを制御する制御手段8を設けて、等級検
出後の選別対象物が搬送方向で積込部6の中央部の横側
に位置すると、コンベア4の送り作動を停止させて、取
出し搬送装置7に選別対象物を取り出させ、積込区画6
Aに積み込み作動させるよう構成してある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は選別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記の選別装置は、選別対象物を
搬送するコンベアと、このコンベア上の選別対象物の等
級を前記コンベアの搬送経路中の所定箇所で検出する等
級検出装置とを設け、コンベアの搬送終端部の横側に、
選別対象物の各等級に対応する複数の積込区画を備えた
積込部を、複数の積込区画がコンベアの搬送方向に沿っ
て並ぶ状態に配置するとともに、コンベア上の等級検出
後の選別対象物を取出して積込区画に積み込む取出し搬
送装置を設け、コンベア上の選別対象物の前記搬送方向
における位置を検出する位置検出手段を設けて、等級検
出後の選別対象物が前記搬送方向で上手側の積込区画の
横側に位置すると、コンベアの送り作動を停止させて、
前記取出し搬送装置に前記選別対象物を取り出させる制
御手段を設けてあった。
搬送するコンベアと、このコンベア上の選別対象物の等
級を前記コンベアの搬送経路中の所定箇所で検出する等
級検出装置とを設け、コンベアの搬送終端部の横側に、
選別対象物の各等級に対応する複数の積込区画を備えた
積込部を、複数の積込区画がコンベアの搬送方向に沿っ
て並ぶ状態に配置するとともに、コンベア上の等級検出
後の選別対象物を取出して積込区画に積み込む取出し搬
送装置を設け、コンベア上の選別対象物の前記搬送方向
における位置を検出する位置検出手段を設けて、等級検
出後の選別対象物が前記搬送方向で上手側の積込区画の
横側に位置すると、コンベアの送り作動を停止させて、
前記取出し搬送装置に前記選別対象物を取り出させる制
御手段を設けてあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成によれ
ば、等級検出後の選別対象物が前記搬送方向で上手側の
積込区画の横側に位置すると、前記コンベアの送り作動
を停止させて、前記取出し搬送装置に前記選別対象物を
取り出させていたために、取出し搬送装置がコンベア上
の選別対象物を取出してから積込区画に積み込むまでの
移動距離が、搬送下手側の積込区画に選別対象物を積み
込む場合ほど長くなり、各等級ごとの選別対象物の仕分
け処理に時間がかかっていた。
ば、等級検出後の選別対象物が前記搬送方向で上手側の
積込区画の横側に位置すると、前記コンベアの送り作動
を停止させて、前記取出し搬送装置に前記選別対象物を
取り出させていたために、取出し搬送装置がコンベア上
の選別対象物を取出してから積込区画に積み込むまでの
移動距離が、搬送下手側の積込区画に選別対象物を積み
込む場合ほど長くなり、各等級ごとの選別対象物の仕分
け処理に時間がかかっていた。
【0004】本発明の目的は、取出し搬送装置による各
等級ごとの選別対象物の仕分け処理を迅速化することに
ある。
等級ごとの選別対象物の仕分け処理を迅速化することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1による発明の構
成・作用・効果はつぎのとおりである。
成・作用・効果はつぎのとおりである。
【0006】〔構成〕選別対象物を搬送するコンベア
と、このコンベア上の選別対象物の等級を前記コンベア
の搬送経路中の所定箇所で検出する等級検出装置とを設
け、前記コンベアの搬送終端部の横側に、前記選別対象
物の各等級に対応する複数の積込区画を備えた積込部
を、前記複数の積込区画が前記コンベアの搬送方向に沿
って並ぶ状態に配置するとともに、前記コンベア上の等
級検出後の選別対象物を取出して前記積込区画に積み込
む取出し搬送装置を設け、前記コンベア上の選別対象物
の前記搬送方向における位置を検出する位置検出手段を
設けるとともに、前記等級検出装置の検出結果と前記位
置検出手段の検出結果に基づいて、前記コンベアと取出
し搬送装置とを制御する制御手段を設けて、等級検出後
の選別対象物が前記搬送方向で前記積込部の中央部の横
側に位置すると、前記コンベアの送り作動を停止させ
て、前記取出し搬送装置に前記選別対象物を取り出さ
せ、前記積込区画に積み込み作動させるよう構成してあ
る。
と、このコンベア上の選別対象物の等級を前記コンベア
の搬送経路中の所定箇所で検出する等級検出装置とを設
け、前記コンベアの搬送終端部の横側に、前記選別対象
物の各等級に対応する複数の積込区画を備えた積込部
を、前記複数の積込区画が前記コンベアの搬送方向に沿
って並ぶ状態に配置するとともに、前記コンベア上の等
級検出後の選別対象物を取出して前記積込区画に積み込
む取出し搬送装置を設け、前記コンベア上の選別対象物
の前記搬送方向における位置を検出する位置検出手段を
設けるとともに、前記等級検出装置の検出結果と前記位
置検出手段の検出結果に基づいて、前記コンベアと取出
し搬送装置とを制御する制御手段を設けて、等級検出後
の選別対象物が前記搬送方向で前記積込部の中央部の横
側に位置すると、前記コンベアの送り作動を停止させ
て、前記取出し搬送装置に前記選別対象物を取り出さ
せ、前記積込区画に積み込み作動させるよう構成してあ
る。
【0007】〔作用〕 〔イ〕選別対象物がコンベアで搬送され、搬送経路中の
所定箇所で等級検出装置によってその等級を検出され
る。そしてさらに搬送され、位置検出手段の検出結果に
基づいて、選別対象物が搬送方向で前記積込部の中央部
の横側に位置したと制御手段が判断すると、制御手段が
コンベアの送り作動を停止させて、取出し搬送装置に選
別対象物を取り出させ、等級検出装置の検出結果に基づ
いて、選別対象物の等級に対応した積込区画側まで移動
させて、その積込区画に積み込ませる。
所定箇所で等級検出装置によってその等級を検出され
る。そしてさらに搬送され、位置検出手段の検出結果に
基づいて、選別対象物が搬送方向で前記積込部の中央部
の横側に位置したと制御手段が判断すると、制御手段が
コンベアの送り作動を停止させて、取出し搬送装置に選
別対象物を取り出させ、等級検出装置の検出結果に基づ
いて、選別対象物の等級に対応した積込区画側まで移動
させて、その積込区画に積み込ませる。
【0008】〔ロ〕取出し搬送装置に前記選別対象物を
取り出させるために制御手段がコンベアの送り作動を停
止させるのは、等級検出後の選別対象物が前記搬送方向
で前記積込部の中央部の横側に位置したときであるか
ら、搬送方向で上手側に位置する積込区画に選抜対象物
を積み込む場合の取出し搬送装置の移動距離は従来より
も長くなるが、搬送方向で下手側に位置する積込区画に
選抜対象物を積み込む場合の取出し搬送装置の移動距離
を従来よりも短くすることができ、前者の長くなった移
動距離をL1、後者の短くなった移動距離をL2とする
と、L2がL1よりも大きいから、全体としては取出し
搬送装置の移動距離を短くすることができる。
取り出させるために制御手段がコンベアの送り作動を停
止させるのは、等級検出後の選別対象物が前記搬送方向
で前記積込部の中央部の横側に位置したときであるか
ら、搬送方向で上手側に位置する積込区画に選抜対象物
を積み込む場合の取出し搬送装置の移動距離は従来より
も長くなるが、搬送方向で下手側に位置する積込区画に
選抜対象物を積み込む場合の取出し搬送装置の移動距離
を従来よりも短くすることができ、前者の長くなった移
動距離をL1、後者の短くなった移動距離をL2とする
と、L2がL1よりも大きいから、全体としては取出し
搬送装置の移動距離を短くすることができる。
【0009】例えば、3個の積込区画がコンベアの搬送
方向に一定のピッチZで並んだ構造において、各積込区
画に1個づつ合計3個の選別対象物を積み込む場合を例
に取って説明すると、従来の技術のように、等級検出さ
れた選別対象物が搬送方向で上手側の積込区画の横側に
位置したときにコンベアの送り作動を停止させる構成で
は、選別対象物を取り出した後に取出し搬送装置が前記
搬送方向に移動する距離が、搬送下手側の積込区画と中
央の積込区画までそれぞれ2ZとZ、搬送上手側の積込
区画まで0で合計して3Zになるのに対して、請求項1
の構成では、前記取出し搬送装置が移動する距離が、搬
送上手側と下手側の積込区画までそれぞれZ、真ん中の
積込区画まで0で合計して2Zで済み、全体としては従
来よりも前記移動距離を短くすることができる。
方向に一定のピッチZで並んだ構造において、各積込区
画に1個づつ合計3個の選別対象物を積み込む場合を例
に取って説明すると、従来の技術のように、等級検出さ
れた選別対象物が搬送方向で上手側の積込区画の横側に
位置したときにコンベアの送り作動を停止させる構成で
は、選別対象物を取り出した後に取出し搬送装置が前記
搬送方向に移動する距離が、搬送下手側の積込区画と中
央の積込区画までそれぞれ2ZとZ、搬送上手側の積込
区画まで0で合計して3Zになるのに対して、請求項1
の構成では、前記取出し搬送装置が移動する距離が、搬
送上手側と下手側の積込区画までそれぞれZ、真ん中の
積込区画まで0で合計して2Zで済み、全体としては従
来よりも前記移動距離を短くすることができる。
【0010】〔効果〕従って、上記作用〔イ〕,〔ロ〕
により、各等級ごとの選別対象物の仕分け処理を迅速化
することができた。
により、各等級ごとの選別対象物の仕分け処理を迅速化
することができた。
【0011】請求項2による発明の構成・作用・効果は
つぎのとおりである。
つぎのとおりである。
【0012】〔構成〕請求項1にかかる発明において、
前記コンベアを、一定長さだけ送り移動した後、設定時
間停止する作動を繰り返して行う間欠作動型に構成し、
前記搬送方向で前記等級検出装置の等級検出部と前記積
込部の中央部との間隔を前記一定長さの整数倍の長さに
設定してある。
前記コンベアを、一定長さだけ送り移動した後、設定時
間停止する作動を繰り返して行う間欠作動型に構成し、
前記搬送方向で前記等級検出装置の等級検出部と前記積
込部の中央部との間隔を前記一定長さの整数倍の長さに
設定してある。
【0013】〔作用〕 〔ハ〕請求項1の構成による作用と同様の作用を奏する
ことができるのに加え、次の作用を奏することができ
る。
ことができるのに加え、次の作用を奏することができ
る。
【0014】〔ニ〕例えば図3に示すように、前記設定
長さAごと(あるいは前記設定長さの整数倍ごと)にコ
ンベア4上に選別対象物を載せることで、等級検出装置
5の等級検出部3に等級を検出された選別対象物を、コ
ンベア4の所定回数(図3の場合は2回)の間欠的な送
り作動で積込部6の中央部の横側に位置させることがで
きるとともに、後続の所定の選別対象物を等級検出装置
5の等級検出部3に対応する位置(図3の場合は等級検
出部の真下)に位置させることができる。
長さAごと(あるいは前記設定長さの整数倍ごと)にコ
ンベア4上に選別対象物を載せることで、等級検出装置
5の等級検出部3に等級を検出された選別対象物を、コ
ンベア4の所定回数(図3の場合は2回)の間欠的な送
り作動で積込部6の中央部の横側に位置させることがで
きるとともに、後続の所定の選別対象物を等級検出装置
5の等級検出部3に対応する位置(図3の場合は等級検
出部の真下)に位置させることができる。
【0015】この場合、選別対象物は等級検出部3の真
下に位置してから、コンベア4の2回の送り作動で積込
部6の中央部の横側に位置するのであり、前記等級検出
部3の真下に位置していた選別対象物が積込部6の中央
部の横側に位置したことを、前記2回をカウントするこ
とで検出できる。つまり、このような回数を制御手段と
しての制御装置8にカウントさせることができ、制御手
段をコンベア4上の選別対象物の前記搬送方向における
位置を検出する位置検出手段としても構成できる。
下に位置してから、コンベア4の2回の送り作動で積込
部6の中央部の横側に位置するのであり、前記等級検出
部3の真下に位置していた選別対象物が積込部6の中央
部の横側に位置したことを、前記2回をカウントするこ
とで検出できる。つまり、このような回数を制御手段と
しての制御装置8にカウントさせることができ、制御手
段をコンベア4上の選別対象物の前記搬送方向における
位置を検出する位置検出手段としても構成できる。
【0016】〔ホ〕例えばコンベアを間欠作動型ではな
く連続的に送るよう構成し、等級検出後の選別対象物が
前記搬送方向で前記積込部の中央部の横側に位置したこ
とを検出する光センサ等のセンサを設け、このセンサの
検出結果に基づいて、コンベアを停止させる手段に比べ
ると、センサが不要で部品点数を少なくすることができ
る。
く連続的に送るよう構成し、等級検出後の選別対象物が
前記搬送方向で前記積込部の中央部の横側に位置したこ
とを検出する光センサ等のセンサを設け、このセンサの
検出結果に基づいて、コンベアを停止させる手段に比べ
ると、センサが不要で部品点数を少なくすることができ
る。
【0017】〔ヘ〕また、前記センサを設けることな
く、選別対象物が等級検出部に対応する位置を過ぎてか
ら所定時間経過後にコンベアを停止させて、選別対象物
を前記搬送方向で積込部の中央部の横側に位置させるよ
う構成したものでは、コンベアの送り速度等に基づく演
算が必要で制御が複雑になるのに対して、請求項2の構
成では単に前記回数をカウントするだけでよいから、制
御が簡単でしかも選別対象物を前記搬送方向で積込部の
中央部の横側に正確に位置させることができる。
く、選別対象物が等級検出部に対応する位置を過ぎてか
ら所定時間経過後にコンベアを停止させて、選別対象物
を前記搬送方向で積込部の中央部の横側に位置させるよ
う構成したものでは、コンベアの送り速度等に基づく演
算が必要で制御が複雑になるのに対して、請求項2の構
成では単に前記回数をカウントするだけでよいから、制
御が簡単でしかも選別対象物を前記搬送方向で積込部の
中央部の横側に正確に位置させることができる。
【0018】〔効果〕従って、請求項2の構成によれ
ば、前記作用〔ハ〕,〔ニ〕,〔ホ〕,〔ヘ〕により、
各等級ごとの選別対象物の仕分け処理を迅速化すること
ができるとともに、構造の簡素化・製作コストの低廉化
を図ることができた。
ば、前記作用〔ハ〕,〔ニ〕,〔ホ〕,〔ヘ〕により、
各等級ごとの選別対象物の仕分け処理を迅速化すること
ができるとともに、構造の簡素化・製作コストの低廉化
を図ることができた。
【0019】請求項3による発明の構成・作用・効果は
つぎのとおりである。
つぎのとおりである。
【0020】〔構成〕選別対象物を搬送するコンベア
と、このコンベア上の選別対象物の等級を前記コンベア
の搬送経路中の所定箇所で検出する等級検出装置とを設
け、前記コンベアの搬送終端部の横側に、前記選別対象
物の各等級に対応する複数の積込区画を備えた積込部
を、前記複数の積込区画が前記コンベアの搬送方向に沿
って並ぶ状態に配置するとともに、前記コンベア上の等
級検出後の選別対象物を取出して前記積込区画に積み込
む取出し搬送装置を設け、前記コンベア上の選別対象物
の前記搬送方向における位置を検出する位置検出手段を
設けるとともに、前記等級検出装置の検出結果と前記位
置検出手段の検出結果に基づいて、前記コンベアと取出
し搬送装置とを制御する制御手段を設けて、前記等級検
出後の選別対象物がその等級に対応した積込区画の横側
に位置すると、前記コンベアの送り作動を停止させて、
前記取出し搬送装置に前記選別対象物を取り出させ、前
記積込区画に積み込み作動させるよう構成してある。
と、このコンベア上の選別対象物の等級を前記コンベア
の搬送経路中の所定箇所で検出する等級検出装置とを設
け、前記コンベアの搬送終端部の横側に、前記選別対象
物の各等級に対応する複数の積込区画を備えた積込部
を、前記複数の積込区画が前記コンベアの搬送方向に沿
って並ぶ状態に配置するとともに、前記コンベア上の等
級検出後の選別対象物を取出して前記積込区画に積み込
む取出し搬送装置を設け、前記コンベア上の選別対象物
の前記搬送方向における位置を検出する位置検出手段を
設けるとともに、前記等級検出装置の検出結果と前記位
置検出手段の検出結果に基づいて、前記コンベアと取出
し搬送装置とを制御する制御手段を設けて、前記等級検
出後の選別対象物がその等級に対応した積込区画の横側
に位置すると、前記コンベアの送り作動を停止させて、
前記取出し搬送装置に前記選別対象物を取り出させ、前
記積込区画に積み込み作動させるよう構成してある。
【0021】〔作用〕 〔ト〕選別対象物がコンベアで搬送され、搬送経路中の
所定箇所で等級検出装置によってその等級を検出され
る。そしてさらに搬送され、等級検出装置の検出結果と
位置検出手段の検出結果に基づいて、等級検出後の選別
対象物がその等級に対応した積込区画の横側に位置した
と制御手段が判断すると、制御手段がコンベアの送り作
動を停止させて、取出し搬送装置に選別対象物を取り出
させ、前記積込区画に積み込み作動させる。 〔チ〕取出し搬送装置に前記選別対象物を取り出させる
ために制御手段がコンベアの送り作動を停止させるの
は、等級検出後の選別対象物がその等級に対応した積込
区画の横側に位置したときであるから、各積込区画に選
抜対象物を積み込む場合の取出し搬送装置の移動距離を
従来よりも短くすることができる。
所定箇所で等級検出装置によってその等級を検出され
る。そしてさらに搬送され、等級検出装置の検出結果と
位置検出手段の検出結果に基づいて、等級検出後の選別
対象物がその等級に対応した積込区画の横側に位置した
と制御手段が判断すると、制御手段がコンベアの送り作
動を停止させて、取出し搬送装置に選別対象物を取り出
させ、前記積込区画に積み込み作動させる。 〔チ〕取出し搬送装置に前記選別対象物を取り出させる
ために制御手段がコンベアの送り作動を停止させるの
は、等級検出後の選別対象物がその等級に対応した積込
区画の横側に位置したときであるから、各積込区画に選
抜対象物を積み込む場合の取出し搬送装置の移動距離を
従来よりも短くすることができる。
【0022】例えば、3個の積込区画がコンベアの搬送
方向に一定のピッチZで並んだ構造において、各積込区
画に1個づつ合計3個の選別対象物を積み込む場合を例
に取って説明すると、従来の技術のように、等級検出さ
れた選別対象物が搬送方向で積込部の始端部の横側に位
置したときにコンベアの送り作動を停止させる構成で
は、選別対象物を取り出した後に取出し搬送装置が前記
搬送方向に移動する距離が、搬送下手側の積込区画と中
央の積込区画までそれぞれ2ZとZ、搬送上手側の積込
区画まで0で合計して3Zになるのに対して、請求項3
の構成では、前記取出し搬送装置が前記搬送方向で移動
しなくてもよくなって、前記移動する距離が0となる。
方向に一定のピッチZで並んだ構造において、各積込区
画に1個づつ合計3個の選別対象物を積み込む場合を例
に取って説明すると、従来の技術のように、等級検出さ
れた選別対象物が搬送方向で積込部の始端部の横側に位
置したときにコンベアの送り作動を停止させる構成で
は、選別対象物を取り出した後に取出し搬送装置が前記
搬送方向に移動する距離が、搬送下手側の積込区画と中
央の積込区画までそれぞれ2ZとZ、搬送上手側の積込
区画まで0で合計して3Zになるのに対して、請求項3
の構成では、前記取出し搬送装置が前記搬送方向で移動
しなくてもよくなって、前記移動する距離が0となる。
【0023】〔効果〕従って、上記作用〔ト〕,〔チ〕
により、各等級ごとの選別対象物の仕分け処理をより迅
速化することができた。
により、各等級ごとの選別対象物の仕分け処理をより迅
速化することができた。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1及び第2実施
の形態を図面に基づいて説明する。 〔第1実施形態〕図1に胡瓜(選別対象物に相当)の選
別装置を示してある。この胡瓜の選別装置は、積出コン
テナ1内に整列配置した多数の胡瓜を1個づつ取出す第
1取出し搬送装置2を設け、この第1取出し搬送装置2
から胡瓜を供給されて第1取出し搬送装置2の搬送方向
と直交する方向に搬送するベルトコンベヤ4と、胡瓜が
ベルトコンベヤ4の搬送経路中の所定位置に位置したと
きに、その胡瓜を等級検出部3で監視して形状の等級
(長さ・曲がり具合など)を検出する画像処理式の等級
検出装置5とを設け、ベルトコンベア4の搬送終端部の
両横側に、胡瓜の各等級に対応する積込区画としての複
数の積込コンテナ6A等を備えた積込部6を、各積込コ
ンテナ6Aがベルトコンベア4の搬送方向に沿って並ぶ
状態に配置するとともに、ベルトコンベア4上の等級検
出後の胡瓜を1個づつ取出して、各積込コンテナ6A等
に積み込む第2取出し搬送装置7を設け、ベルトコンベ
ヤ4・等級検出装置5・第1取出し搬送装置2・第2取
出し搬送装置7を制御する制御装置8(制御手段の相
当)を設けて構成してある。
の形態を図面に基づいて説明する。 〔第1実施形態〕図1に胡瓜(選別対象物に相当)の選
別装置を示してある。この胡瓜の選別装置は、積出コン
テナ1内に整列配置した多数の胡瓜を1個づつ取出す第
1取出し搬送装置2を設け、この第1取出し搬送装置2
から胡瓜を供給されて第1取出し搬送装置2の搬送方向
と直交する方向に搬送するベルトコンベヤ4と、胡瓜が
ベルトコンベヤ4の搬送経路中の所定位置に位置したと
きに、その胡瓜を等級検出部3で監視して形状の等級
(長さ・曲がり具合など)を検出する画像処理式の等級
検出装置5とを設け、ベルトコンベア4の搬送終端部の
両横側に、胡瓜の各等級に対応する積込区画としての複
数の積込コンテナ6A等を備えた積込部6を、各積込コ
ンテナ6Aがベルトコンベア4の搬送方向に沿って並ぶ
状態に配置するとともに、ベルトコンベア4上の等級検
出後の胡瓜を1個づつ取出して、各積込コンテナ6A等
に積み込む第2取出し搬送装置7を設け、ベルトコンベ
ヤ4・等級検出装置5・第1取出し搬送装置2・第2取
出し搬送装置7を制御する制御装置8(制御手段の相
当)を設けて構成してある。
【0025】前記複数の積込コンテナ6Aはベルトコン
ベヤ4の両横側に3個づつ配置してあり、各積込コンテ
ナ6Aの下方に、積込区画としての胡瓜収容凹部6Bを
設けて、ベルトコンベヤ4と積込コンテナ6Aとの間か
らシュート14を介して胡瓜を積込可能に構成してあ
る。
ベヤ4の両横側に3個づつ配置してあり、各積込コンテ
ナ6Aの下方に、積込区画としての胡瓜収容凹部6Bを
設けて、ベルトコンベヤ4と積込コンテナ6Aとの間か
らシュート14を介して胡瓜を積込可能に構成してあ
る。
【0026】図1,図7に示すように、前記第1取出し
搬送装置2は、積出コンテナ1用の載置台9を支持フレ
ーム10の下端側に設け、胡瓜をその中央部に吸着して
取り出す昇降式の1個の吸着ノズル12を備えたノズル
機構11と、吸着ノズル12が上昇した状態のノズル機
構11を積出コンテナ1の各胡瓜の長手方向中央部上方
を通るように直進往復移動させる往復移動機構13とを
支持フレーム10に支持させて構成してある。
搬送装置2は、積出コンテナ1用の載置台9を支持フレ
ーム10の下端側に設け、胡瓜をその中央部に吸着して
取り出す昇降式の1個の吸着ノズル12を備えたノズル
機構11と、吸着ノズル12が上昇した状態のノズル機
構11を積出コンテナ1の各胡瓜の長手方向中央部上方
を通るように直進往復移動させる往復移動機構13とを
支持フレーム10に支持させて構成してある。
【0027】前記往復移動機構13は、搬送方向に直交
する横姿勢でノズル機構11をつり下げ支持する一対の
丸パイプ15と、丸パイプ15を直進往復移動自在に支
持する一対のガイドレール16と、このガイドレール1
6に沿う姿勢で第1電動モータM1により回動駆動する
第1ゴムベルト17とを設け、第1ゴムベルト17の正
逆の回動に伴って、前記丸パイプ15がノズル機構11
と一体に直進往復移動するように、第1ゴムベルト17
を丸パイプ15側に連結して構成してある。
する横姿勢でノズル機構11をつり下げ支持する一対の
丸パイプ15と、丸パイプ15を直進往復移動自在に支
持する一対のガイドレール16と、このガイドレール1
6に沿う姿勢で第1電動モータM1により回動駆動する
第1ゴムベルト17とを設け、第1ゴムベルト17の正
逆の回動に伴って、前記丸パイプ15がノズル機構11
と一体に直進往復移動するように、第1ゴムベルト17
を丸パイプ15側に連結して構成してある。
【0028】前記ノズル機構11は、1個の吸着ノズル
12を先端側のノズル保持部23で保持する支持ロッド
22を、姿勢保持手段24で昇降自在に下向き姿勢に保
持するとともに、支持ロッド22を昇降駆動する昇降機
構25を設け、支持ロッド22内に、吸着ノズル12と
空気吸引部(図示せず)とを連通する空気流通路Rを形
成し、前記支持ロッド22・姿勢保持手段24・昇降機
構25等を保持する装置フレーム26に天井板27を固
定して、この天井板27の両端部を丸パイプ15側の内
側フランジ19の上端部にボルトで支持連結して構成し
てある。
12を先端側のノズル保持部23で保持する支持ロッド
22を、姿勢保持手段24で昇降自在に下向き姿勢に保
持するとともに、支持ロッド22を昇降駆動する昇降機
構25を設け、支持ロッド22内に、吸着ノズル12と
空気吸引部(図示せず)とを連通する空気流通路Rを形
成し、前記支持ロッド22・姿勢保持手段24・昇降機
構25等を保持する装置フレーム26に天井板27を固
定して、この天井板27の両端部を丸パイプ15側の内
側フランジ19の上端部にボルトで支持連結して構成し
てある。
【0029】図2,図3に示すように、前記等級検出装
置5は、等級検出部3とコンベヤ搬送面との間の判別空
間を覆う遮光カバー37を設け、搬送上手側の遮光カバ
ー部分の下端部38を、胡瓜が搬送方向に沿う姿勢のま
ま前記判別空間に侵入するのを許されるように暖簾状に
設けて構成してある。
置5は、等級検出部3とコンベヤ搬送面との間の判別空
間を覆う遮光カバー37を設け、搬送上手側の遮光カバ
ー部分の下端部38を、胡瓜が搬送方向に沿う姿勢のま
ま前記判別空間に侵入するのを許されるように暖簾状に
設けて構成してある。
【0030】前記第2取出し搬送装置7は第1取出し搬
送装置2とほぼ同様の構成であるが、吸着ノズル12を
2個設けてある点と、支持ロッド22をロッド軸芯O周
りに回転させる回転機構40を設けてある点と、十字方
向に移動可能な点などで構造が異なっており、このうち
回転機構40について説明する。
送装置2とほぼ同様の構成であるが、吸着ノズル12を
2個設けてある点と、支持ロッド22をロッド軸芯O周
りに回転させる回転機構40を設けてある点と、十字方
向に移動可能な点などで構造が異なっており、このうち
回転機構40について説明する。
【0031】図8に示すように前記回転機構40は、支
持ブラケット33により支持ロッド22の上端部をロッ
ド軸芯O周りに回転自在で相対上下動不能に保持し、長
尺の六角軸41を支持ロッド22に沿わせ、六角軸41
の上下両端に形成した丸棒部分41aを天井板27と前
記案内板30とにより六角軸41の軸芯P周りに回転自
在に支持し、六角軸41を駆動回転する第3電動モータ
M3を天井板27に載置固定し、前記支持ブラケット3
3の上側で支持ロッド22の上端部に上下相対移動不能
に外嵌した第1ギヤ42と、六角軸41に六角孔を介し
て上下相対移動自在に外嵌した第2ギヤ43とを咬合さ
せ、支持ロッド22の昇降に伴って第1,第2ギヤ4
2,43が一体昇降するように、両ギヤ42,43を上
下方向から保持するギヤ保持板44を設けて構成してあ
る。回転機構40の作用については後述する。
持ブラケット33により支持ロッド22の上端部をロッ
ド軸芯O周りに回転自在で相対上下動不能に保持し、長
尺の六角軸41を支持ロッド22に沿わせ、六角軸41
の上下両端に形成した丸棒部分41aを天井板27と前
記案内板30とにより六角軸41の軸芯P周りに回転自
在に支持し、六角軸41を駆動回転する第3電動モータ
M3を天井板27に載置固定し、前記支持ブラケット3
3の上側で支持ロッド22の上端部に上下相対移動不能
に外嵌した第1ギヤ42と、六角軸41に六角孔を介し
て上下相対移動自在に外嵌した第2ギヤ43とを咬合さ
せ、支持ロッド22の昇降に伴って第1,第2ギヤ4
2,43が一体昇降するように、両ギヤ42,43を上
下方向から保持するギヤ保持板44を設けて構成してあ
る。回転機構40の作用については後述する。
【0032】図3に示すように前記ベルトコンベア4
は、一定長さAだけ送り移動した後、設定時間停止する
作動を繰り返して行う間欠作動型に構成し、搬送方向で
等級検出装置5の等級検出部3と積込部6の中央部(搬
送方向で上手側の積込コンテナ6Aと下手側の積込コン
テナ6Aとの間に位置する積込コンテナ6Aの中央部)
との間隔Bを前記一定長さAの整数倍(2倍)の長さに
設定してある。さらに、前記搬送方向で等級検出部3
と、第1取出し搬送装置2による胡瓜のベルトコンベア
4への供給位置との間を、前記一定長さAと同一に設定
して、第1取出し搬送装置2がベルトコンベア4に載置
した胡瓜が、1回の送り作動で等級検出部3の真下に位
置し、次の2回の送り作動で前記積込部6の中央部の横
側に位置するよう構成してある。前記第2取出し搬送装
置7は前記積込部6の中央部の横側に位置した胡瓜をベ
ルトコンベア4の停止中に取出して、等級に合った積込
コンテナ6Aに積み込む。
は、一定長さAだけ送り移動した後、設定時間停止する
作動を繰り返して行う間欠作動型に構成し、搬送方向で
等級検出装置5の等級検出部3と積込部6の中央部(搬
送方向で上手側の積込コンテナ6Aと下手側の積込コン
テナ6Aとの間に位置する積込コンテナ6Aの中央部)
との間隔Bを前記一定長さAの整数倍(2倍)の長さに
設定してある。さらに、前記搬送方向で等級検出部3
と、第1取出し搬送装置2による胡瓜のベルトコンベア
4への供給位置との間を、前記一定長さAと同一に設定
して、第1取出し搬送装置2がベルトコンベア4に載置
した胡瓜が、1回の送り作動で等級検出部3の真下に位
置し、次の2回の送り作動で前記積込部6の中央部の横
側に位置するよう構成してある。前記第2取出し搬送装
置7は前記積込部6の中央部の横側に位置した胡瓜をベ
ルトコンベア4の停止中に取出して、等級に合った積込
コンテナ6Aに積み込む。
【0033】上記構造の胡瓜の選別装置は制御装置8に
制御されて次のように作動する。 図2に示すように、第1取出し搬送装置2のノズル
機構11が積出コンテナ1の上方に位置した状態で、吸
着ノズル12が胡瓜の中央部に吸着し、支持ロッド22
が上昇して胡瓜を取り出し、ノズル機構11が積出コン
テナ1の各胡瓜の長手方向中央部上方を直進する。吸着
ノズル12が静止状態のベルトコンベヤ4の始端部の上
方に位置した後、支持ロッド22が下降するとともに、
吸着を解除して胡瓜をベルトコンベヤ4の始端部に載置
する。
制御されて次のように作動する。 図2に示すように、第1取出し搬送装置2のノズル
機構11が積出コンテナ1の上方に位置した状態で、吸
着ノズル12が胡瓜の中央部に吸着し、支持ロッド22
が上昇して胡瓜を取り出し、ノズル機構11が積出コン
テナ1の各胡瓜の長手方向中央部上方を直進する。吸着
ノズル12が静止状態のベルトコンベヤ4の始端部の上
方に位置した後、支持ロッド22が下降するとともに、
吸着を解除して胡瓜をベルトコンベヤ4の始端部に載置
する。
【0034】 ベルトコンベヤ4が一定長さAだけ移
動して停止し、胡瓜が等級検出部の真下に位置する。そ
してベルトコンベヤ4の停止中に等級検出装置5が胡瓜
の等級を検出する。なお、この停止中にと同様の方法
で第1取出し搬送装置2が後続の胡瓜をベルトコンベヤ
4の始端部に載置する。
動して停止し、胡瓜が等級検出部の真下に位置する。そ
してベルトコンベヤ4の停止中に等級検出装置5が胡瓜
の等級を検出する。なお、この停止中にと同様の方法
で第1取出し搬送装置2が後続の胡瓜をベルトコンベヤ
4の始端部に載置する。
【0035】 前記,の繰り返しで先頭の胡瓜が
前記積込部6の中央部の横側に位置する。胡瓜は等級検
出部3の真下に位置してから、ベルトコンベア4の2回
の送りで積込部6の中央部の横側に位置するのであり、
この2回をカウントすることで、前記等級検出部3の真
下に位置していた胡瓜が積込部6の中央部の横側に位置
したことを検出できる。本実施形態においては制御装置
8が2回をカウントするようになっており、制御装置8
はベルトコンベア4上の胡瓜の前記搬送方向における位
置を検出する位置検出手段も構成している。
前記積込部6の中央部の横側に位置する。胡瓜は等級検
出部3の真下に位置してから、ベルトコンベア4の2回
の送りで積込部6の中央部の横側に位置するのであり、
この2回をカウントすることで、前記等級検出部3の真
下に位置していた胡瓜が積込部6の中央部の横側に位置
したことを検出できる。本実施形態においては制御装置
8が2回をカウントするようになっており、制御装置8
はベルトコンベア4上の胡瓜の前記搬送方向における位
置を検出する位置検出手段も構成している。
【0036】 図3,図4,図5に示すように、第2
取出し搬送装置7の吸着ノズル12が胡瓜を取出し上昇
し、その胡瓜に対応した第1積込コンテナ6Aに積み込
む。第2取出し搬送装置7は、胡瓜を取出すに当たり、
等級検出装置5による胡瓜の撮像に基づいて回転機構4
0を作動させる。つまり、胡瓜の取出し前にノズル保持
部23が胡瓜の姿勢に対応すべく、支持ロッド22の軸
芯O周りに所定量回転した後、吸着ノズル12が胡瓜に
吸着する。そして胡瓜の等級に合った積込コンテナ6A
の上方側まで直進移動して胡瓜を投入する。図6
(イ),(ロ)に示すように、吸着ノズル12は胡瓜が
積込コンテナ6Aの底面に接触する前に吸着を解除す
る。つまり、吸着ノズル12が胡瓜を積込コンテナ6A
の底面に無理に押しつけて胡瓜の姿勢を崩すことがない
ようにするとともに、処理時間が少しでも短くなるよう
にしてある。また、等級検出装置5による胡瓜の撮像に
基づいて前記回転機構40を作動させて、胡瓜の曲がり
を揃えて積込コンテナ6Aに積み込むよう構成してあ
る。
取出し搬送装置7の吸着ノズル12が胡瓜を取出し上昇
し、その胡瓜に対応した第1積込コンテナ6Aに積み込
む。第2取出し搬送装置7は、胡瓜を取出すに当たり、
等級検出装置5による胡瓜の撮像に基づいて回転機構4
0を作動させる。つまり、胡瓜の取出し前にノズル保持
部23が胡瓜の姿勢に対応すべく、支持ロッド22の軸
芯O周りに所定量回転した後、吸着ノズル12が胡瓜に
吸着する。そして胡瓜の等級に合った積込コンテナ6A
の上方側まで直進移動して胡瓜を投入する。図6
(イ),(ロ)に示すように、吸着ノズル12は胡瓜が
積込コンテナ6Aの底面に接触する前に吸着を解除す
る。つまり、吸着ノズル12が胡瓜を積込コンテナ6A
の底面に無理に押しつけて胡瓜の姿勢を崩すことがない
ようにするとともに、処理時間が少しでも短くなるよう
にしてある。また、等級検出装置5による胡瓜の撮像に
基づいて前記回転機構40を作動させて、胡瓜の曲がり
を揃えて積込コンテナ6Aに積み込むよう構成してあ
る。
【0037】〔第1実施形態の別実施形態〕前記ベルト
コンベア4を連続的に移動させ、等級検出後の胡瓜が前
記搬送方向で積込部6の中央部の横側に位置したこと
を、位置検出手段としての光センサ等のセンサで検出
し、この検出結果に基づいて、前記ベルトコンベア4の
送り作動を停止させて、第2取出し搬送装置7に胡瓜を
取り出させるよう構成してもよい。
コンベア4を連続的に移動させ、等級検出後の胡瓜が前
記搬送方向で積込部6の中央部の横側に位置したこと
を、位置検出手段としての光センサ等のセンサで検出
し、この検出結果に基づいて、前記ベルトコンベア4の
送り作動を停止させて、第2取出し搬送装置7に胡瓜を
取り出させるよう構成してもよい。
【0038】〔第2実施形態〕この実施形態ではベルト
コンベア4を間欠作動型ではなく、連続的に送るよう構
成するとともに、ベルトコンベア4上の胡瓜の前記搬送
方向における位置を検出する位置検出手段としての光セ
ンサ(図示せず)を設けてある。この光センサは、胡瓜
が前記搬送方向で並ぶ各積込コンテナ6Aの横側に対応
する位置にそれぞれ位置したことを検出可能に複数個設
けてある。そして、前記等級検出装置5の検出結果と前
記光センサの検出結果に基づいて、等級検出後の胡瓜が
その等級に対応した積込コンテナ6Aの横側に位置する
と、制御装置8が、ベルトコンベア4の送り作動を停止
させて、第2取出し搬送装置7に胡瓜を取り出させ、積
込コンテナ6Aに積み込み作動させるよう構成してあ
る。その他の構造は第1実施形態と同じである。
コンベア4を間欠作動型ではなく、連続的に送るよう構
成するとともに、ベルトコンベア4上の胡瓜の前記搬送
方向における位置を検出する位置検出手段としての光セ
ンサ(図示せず)を設けてある。この光センサは、胡瓜
が前記搬送方向で並ぶ各積込コンテナ6Aの横側に対応
する位置にそれぞれ位置したことを検出可能に複数個設
けてある。そして、前記等級検出装置5の検出結果と前
記光センサの検出結果に基づいて、等級検出後の胡瓜が
その等級に対応した積込コンテナ6Aの横側に位置する
と、制御装置8が、ベルトコンベア4の送り作動を停止
させて、第2取出し搬送装置7に胡瓜を取り出させ、積
込コンテナ6Aに積み込み作動させるよう構成してあ
る。その他の構造は第1実施形態と同じである。
【0039】〔第1及び第2実施形態の別実施形態〕前
記等級判別装置3は胡瓜の重さなど他の等級を判別する
ものであってもよい。
記等級判別装置3は胡瓜の重さなど他の等級を判別する
ものであってもよい。
【図1】胡瓜の選別装置の全体斜視図
【図2】第1取出し搬送装置による胡瓜の積込作動を示
す図
す図
【図3】胡瓜の選別装置の側面図
【図4】第2取出し搬送装置の胡瓜の積込作動を示す図
【図5】第2取出し搬送装置の胡瓜の積込作動を示す平
面図
面図
【図6】(イ)第2取出し搬送装置による積込コンテナ
への胡瓜の供給方法を示す図 (ロ)第2取出し搬送装置による積込コンテナへの胡瓜
の供給方法を示す図
への胡瓜の供給方法を示す図 (ロ)第2取出し搬送装置による積込コンテナへの胡瓜
の供給方法を示す図
【図7】第1取出し搬送装置のノズル機構の下端側の縦
断面図
断面図
【図8】第2取出し搬送装置のノズル機構の縦断面図
4 コンベア 5 等級検出装置 6 積込部 6A 積込区画 7 取出し搬送装置 8 制御手段 A 一定長さ B 等級検出部と積込部の中央部との間隔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石見 憲一 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 宮田 直樹 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 木本 博之 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 辻田 和一郎 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内
Claims (3)
- 【請求項1】 選別対象物を搬送するコンベアと、この
コンベア上の選別対象物の等級を前記コンベアの搬送経
路中の所定箇所で検出する等級検出装置とを設け、前記
コンベアの搬送終端部の横側に、前記選別対象物の各等
級に対応する複数の積込区画を備えた積込部を、前記複
数の積込区画が前記コンベアの搬送方向に沿って並ぶ状
態に配置するとともに、前記コンベア上の等級検出後の
選別対象物を取出して前記積込区画に積み込む取出し搬
送装置を設け、前記コンベア上の選別対象物の前記搬送
方向における位置を検出する位置検出手段を設けるとと
もに、前記等級検出装置の検出結果と前記位置検出手段
の検出結果に基づいて、前記コンベアと取出し搬送装置
とを制御する制御手段を設けて、等級検出後の選別対象
物が前記搬送方向で前記積込部の中央部の横側に位置す
ると、前記コンベアの送り作動を停止させて、前記取出
し搬送装置に前記選別対象物を取り出させ、前記積込区
画に積み込み作動させるよう構成してある選別装置。 - 【請求項2】 前記コンベアを、一定長さだけ送り移動
した後、設定時間停止する作動を繰り返して行う間欠作
動型に構成し、前記搬送方向で前記等級検出装置の等級
検出部と前記積込部の中央部との間隔を前記一定長さの
整数倍の長さに設定してある請求項1記載の選別装置。 - 【請求項3】 選別対象物を搬送するコンベアと、この
コンベア上の選別対象物の等級を前記コンベアの搬送経
路中の所定箇所で検出する等級検出装置とを設け、前記
コンベアの搬送終端部の横側に、前記選別対象物の各等
級に対応する複数の積込区画を備えた積込部を、前記複
数の積込区画が前記コンベアの搬送方向に沿って並ぶ状
態に配置するとともに、前記コンベア上の等級検出後の
選別対象物を取出して前記積込区画に積み込む取出し搬
送装置を設け、前記コンベア上の選別対象物の前記搬送
方向における位置を検出する位置検出手段を設けるとと
もに、前記等級検出装置の検出結果と前記位置検出手段
の検出結果に基づいて、前記コンベアと取出し搬送装置
とを制御する制御手段を設けて、前記等級検出後の選別
対象物がその等級に対応した積込区画の横側に位置する
と、前記コンベアの送り作動を停止させて、前記取出し
搬送装置に前記選別対象物を取り出させ、前記積込区画
に積み込み作動させるよう構成してある選別装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24378497A JPH1179374A (ja) | 1997-09-09 | 1997-09-09 | 選別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24378497A JPH1179374A (ja) | 1997-09-09 | 1997-09-09 | 選別装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1179374A true JPH1179374A (ja) | 1999-03-23 |
Family
ID=17108924
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24378497A Pending JPH1179374A (ja) | 1997-09-09 | 1997-09-09 | 選別装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1179374A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007269427A (ja) * | 2006-03-30 | 2007-10-18 | Maki Mfg Co Ltd | 葉状農産物の移載装置 |
-
1997
- 1997-09-09 JP JP24378497A patent/JPH1179374A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007269427A (ja) * | 2006-03-30 | 2007-10-18 | Maki Mfg Co Ltd | 葉状農産物の移載装置 |
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