JPH1179339A - コンベア装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】２枚のベルトを重合して被搬送物を挟持して垂
直を含む急傾斜搬送するコンベア装置に於いて、挟持さ
れた被搬送物が一様に分布していない場合であっても落
下を防止して搬送する。 【解決手段】垂直を含む急傾斜搬送部５ｃにベルト１、
２の移送方向に沿って該ベルト１、２の背面側に千鳥状
に且つベルト１、２の幅方向に対向させて一対のアーム
ブラケット13を設ける。このアームブラケット13にバネ
16によって付勢されたアーム15を回動可能に取り付け、
更に、アーム15にバックアップローラー10を回転可能に
装着する。バックアップローラー10はバネ16に付勢され
てベルト１、２の背面を押圧し、該ベルト１、２が膨出
したとき、この膨出に伴ってアーム15が回動してベルト
１、２を幅方向の端部側から中央側に付勢する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、２枚のベルトを重
合して被搬送物を挟持し、該被搬送物を垂直を含む急傾
斜搬送することが出来るコンベア装置に関し、特に、重
合したベルトの背面を付勢するバックアップローラーを
個々に独立して付勢し得るように構成したコンベア装置
に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】対向して設けた２枚のベルトを重合し、
これらのベルトによって粉炭や穀物粉等の粉体、塩や砂
糖等の粒体、石炭や石灰石等の塊状体、泥水等の流体、
或いはこれらが混合した被搬送物を挟持し、低い位置か
ら高い位置へ、或いは高い位置から低い位置へと、垂直
を含む傾斜搬送するコンベア装置が提供されている。

【０００３】上記コンベア装置は、下方に設けた水平搬
送部から垂直を含む傾斜搬送部への移行部、及び傾斜搬
送部から上部に設けた水平搬送部への移行部に夫々湾曲
搬送部を設けることでベルトの移送方向を円滑に反抗す
ると共に円滑な搬送状態を維持し得るように構成されて
いる。そして２枚のベルトは下方に設けた湾曲搬送部か
ら傾斜搬送部を経て上部に設けた湾曲搬送部に至る間で
重合され、これらのベルトの剛性反力によって被搬送物
を挟持して搬送するものである。

【０００４】上記傾斜搬送部にはベルトの移送方向に沿
って複数のエッジローラーが所定の間隔で千鳥状に配置
されており、このエッジローラーによってベルトの幅方
向両端部を押圧することで重合したベルトの端部に隙間
が発生することを防止すると共にベルトの移送方向を案
内している。

【０００５】被搬送物の流動性が高い場合、或いは摩擦
係数が小さい場合には重合したベルトによる挟持力のみ
では被搬送物に対する保持力が不足し、搬送に支障をき
たすことがある。このため、ベルトによる被搬送物に対
する保持力を向上させるための種々の技術が提案されて
いる。

【０００６】例えば実開平1-90710 号公報に開示された
技術（第１公知例）は、ベルトを横断する方向にテンシ
ョンロッドを設け、このテンションロッドに複数のロー
ラを回転可能に取り付けて構成したものである。この技
術では、個々のローラを均等にベルトに押圧させること
が出来る。

【０００７】また実公平5-44323 号公報に開示された技
術（第２公知例）は、図４に示すように、左右一対の押
さえローラ51を有し、このローラ51をブラケット52に設
けた揺動ピン52ａを中心としてベルト53の面方向に揺動
自在に配設したアーム54に回転可能に装着し、更に、ア
ーム54を１本のバネ55と該バネ55の両端に取り付けたネ
ジ棒56を介して連結することで、一対のローラ51をベル
ト53を押さえる方向に付勢するように構成したものであ
る。この技術では、左右一対のローラ51には常にバネ55
の力が作用しており、従って、各ローラ51共に同じ付勢
力でベルト53を押圧する。

【０００８】

【発明が解決しようとする課題】上記各公知例は、夫々
コンベア装置の傾斜搬送部に於ける重合したベルトの背
面を一様に付勢することで、ベルトの被搬送物に対する
挟持力を増加させるものである。しかし、全く問題がな
いわけではなく、夫々解決すべき課題を有している。

【０００９】即ち、被搬送物は重合したベルトの幅方向
に一様に分布した状態で挟持されるものではなく、特
に、被搬送物が塊状体と粒状体の混合体であるような場
合、これらの被搬送物の分布状態は管理し得るものでは
ない。この場合、各公知例では、重合したベルトの背面
を有効に付勢し得ない虞がある。

【００１０】また第２公知例の技術では、ブラケット52
の端部がフレームの幅方向に大きく突出するように配置
されるため装置全体の幅寸法が大きくなったり、或いは
ネジ棒56の位置がベルト53に接近した位置にありバネの
付勢力を調整する際の作業がしにくいという問題があ
る。

【００１１】本発明の目的は、ベルトの幅方向に対向し
て配置した一対のローラーを個々に付勢することによっ
て、ベルトに挟持された被搬送物の分布状態に関わら
ず、有効に付勢してベルトによる被搬送物に対する保持
力を発揮し得るように構成したコンベア装置を提供せん
とするものである。

【００１２】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係るコンベア装置は、対向して配設した２枚
のベルトを重合して被搬送物を挟持し、該被搬送物を垂
直を含む急傾斜搬送するコンベア装置に於いて、被搬送
物を急傾斜搬送する急傾斜搬送部に前記ベルトの移送方
向に対し直交方向で且つベルトの搬送面と平行な方向に
対向させて一対のアームブラケットを配置すると共に該
アームブラケットをベルトの移送方向に沿って千鳥状に
複数対配置し、各アームブラケットにＬ字状に形成され
たアームを回動可能に取り付けると共に該アームに前記
ベルトの背面と接触するバックアップローラーを回転可
能に装着し、更に、前記アームブラケットと前記アーム
との間にバネを配置してアームに装着したバックアップ
ローラーをベルトの背面方向に付勢するように構成した
ものである。

【００１３】上記コンベア装置では、垂直を含む急傾斜
搬送部にベルトの移送方向に対し直交方向で且つベルト
の搬送面と平行な方向に、即ち、ベルトの幅方向の両側
に対向させて一対のアームブラケットを配置すると共
に、このアームブラケット対を重合したベルトの背面の
両側に千鳥状に複数配置し、個々のアームブラケットに
Ｌ字状に形成され一方の片にバックアップローラーを回
転可能に装着したのアームを回動可能に取り付け、更
に、アームブラケットとアームをバネによって接続して
バックアップローラーを常にベルトの背面方向に付勢し
たので、ベルトの幅方向に対向して配置した一対のバッ
クアップローラーは互いに独立してベルトの背面を付勢
することが出来る。

【００１４】即ち、ベルトに挟持された被搬送物が幅方
向に一様に分布することなく、偏った部位が膨出してい
るような場合であっても、互いに独立した一対のバック
アップローラーによって重合したベルトの背面を膨出度
合いに応じて付勢することが出来る。このため、被搬送
物の分布状態に関わらず重合したベルトの背面を合理的
に付勢することが出来る。

【００１５】特に、バックアップローラーを装着したア
ームがアームブラケットに対し回動可能に取り付けられ
ているため、バックアップローラーは重合したベルトの
膨出度合いに応じて該膨出部をベルトの中央方向に向け
て付勢することが出来る。このため、重合したベルトに
挟持された被搬送物の幅方向への拡散を防止することが
出来る。

【００１６】

【発明の実施の形態】以下、上記コンベア装置の好まし
い実施形態について図を用いて説明する。図１はコンベ
ア装置の構成を説明する模式側面図、図２は急傾斜搬送
部の断面図であり、アームブラケットとアーム及びバッ
クアップローラーの構成を説明する図、図３はアームブ
ラケットとアーム及びバックアップローラーの作動状態
を説明する図である。

【００１７】先ず、図１によりコンベア装置の構成につ
いて説明する。図に示すコンベア装置は、鉱石、石炭、
石灰石等の塊状体、微粉炭、砂、穀物等の粉体や粒体、
水処理スラッジ等の流体、等を被搬送物として低位置か
ら高位置へ、或いは高位置から低位置へと搬送するため
のコンベア装置である。

【００１８】コンベア装置は、エンドレスベルトからな
る支持ベルト１とカバーベルト２とが互いに重合し得る
ように対向配置され、これらのベルト１、２の当接位置
に被搬送物を受け入れるための開口３が形成されてい
る。この開口３は被搬送物の受け入れを円滑に行うこと
が出来るように、直進する支持ベルト１にカバーベルト
２を楔状に導入して形成されている。

【００１９】支持ベルト１は、高い位置に設けられた駆
動ローラー１ａと、低い位置に設けられたテールローラ
ー１ｂと、リターンローラー１ｃ、１ｄとの間に巻き掛
けられると共に矢印ａ方向に駆動されて搬送及びリター
ンし得るように構成されている。またカバーベルト２
は、高い位置に設けられたヘッドローラー２ａと、低い
位置に設けられたテールローラー２ｂと、リターンロー
ラー２ｃ、２ｄとの間に巻き掛けられて支持ベルト１と
共に移送され、且つリターンし得るように構成されてい
る。

【００２０】支持ベルト１及びカバーベルト２には、夫
々のテールローラー１ｂ、２ｂに設けた張力付与機構４
ａ、４ｂによって夫々長手方向に作用する張力が付与さ
れている。そしてベルト１、２が互いに重合し、且つ該
ベルト１、２の間に被搬送物が導入されたとき、前記張
力が被搬送物に対する押圧力として作用し、このときの
摩擦によって被搬送物を挟持すると共に垂直を含む急傾
斜搬送し得るものである。

【００２１】上記コンベア装置は、支持ベルト１の低い
位置に設けられたテールローラー１ｂから開口３までの
水平搬送部５ａと、この水平搬送部５ａに連続して形成
された第１湾曲搬送部５ｂと、この第１湾曲搬送部５ｂ
に続く垂直を含む急傾斜搬送部５ｃと、更にこの急傾斜
搬送部５ｃと連続した第２湾曲搬送部５ｄと、この第２
湾曲搬送部５ｄに続く水平搬送部５ｅとから構成されて
いる。そして水平搬送部５ａと第１湾曲搬送部５ｂとの
接続位置に開口３が形成され、また第２湾曲搬送部５ｄ
と水平搬送部５ｅとの接続位置に開放部６が形成されて
いる。

【００２２】水平搬送部５ａ、５ｅでは支持ベルト１の
みによって被搬送物を搬送し、第１湾曲搬送部５ｂから
第２湾曲搬送部５ｄに至る間では支持ベルト１とカバー
ベルト２とを重合してこれらのベルト１、２の間に被搬
送物を挟持して搬送するものである。

【００２３】水平搬送部５ａ、第１湾曲搬送部５ｂ及び
第２湾曲搬送部５ｄには夫々複数の支持ローラー７が所
定の間隔で配置されている。この支持ローラー７は水平
に設けたローラーの両側に所定のトラフ角を持った２本
のローラーを配置して構成されており、これらのローラ
ーは夫々ブラケットに回転可能に支承されている。

【００２４】水平搬送部５ａであって開口３の上流側所
定位置には公知のホッパー８が設けられている。このホ
ッパー８には図示しないコンベア或いはバケットクレー
ン等により被搬送物が供給された収容されている。そし
てホッパー８内に収容された被搬送物は該ホッパー８に
形成したゲートの形状に応じて支持ベルト１に定量供給
される。

【００２５】急傾斜搬送部５ｃには、重合されたベルト
１、２の幅方向の端部と接触するローラー９が所定の間
隔で千鳥状に配置されている。このローラー９はベルト
１、２の矢印ａ方向への移送に伴って回転され、ベルト
１、２の重合端部を押圧すると共に該ベルト１、２に長
手方向の張力を付与するものである。

【００２６】また急傾斜搬送部５ｃには、重合されたベ
ルト１、２の背面を付勢するために図２、図３に示すよ
うに構成された一対のバックアップローラー10が所定の
間隔で千鳥状に配置されている。このバックアップロー
ラー10はベルト１、２の移送方向に対して直交する方向
（ベルト１、２を幅方向に横断する方向）に直列に配置
され、夫々のバックアップローラー10が互いに独立して
ベルト１、２の背面を付勢し得るように構成されてい
る。

【００２７】従って、ベルト１、２によって挟持された
被搬送物が該ベルト１、２の幅方向に均一に分布されて
いない場合、或いはコンベア装置に対する被搬送物の供
給量が変化してベルト１、２の移送方向に対して被搬送
物が均一に分布されていない場合等であって、ベルト
１、２によって保持し得ない被搬送物が生じる虞のある
場合に、該ベルト１、２を背面から付勢して被搬送物に
対する挟持力を増加させることが可能である。

【００２８】バックアップローラー10は、図１〜図３に
示すように、コンベア装置のフレーム11を構成する急傾
斜搬送部フレーム12であってベルト１、２の移送方向に
沿って所定位置に千鳥状に固着したＬ字型のアームブラ
ケット13に取り付けられている。このアームブラケット
13はベルト１、２の移送方向に対し直交する方向に配置
されて急傾斜搬送部フレーム12に固着されている。

【００２９】アームブラケット13は、予め設定された間
隔を持って、例えば最も下方に位置するアームブラケッ
ト13が支持ベルト１側に配置された場合には、このアー
ムブラケット13の上方に位置するアームブラケット13は
カバーベルト２に配置され、更に隣接した上方に配置さ
れるアームブラケット13は支持ベルト１側に配置され
る。このように、アームブラケット13はベルト１、２の
移送方向に沿って交互に、即ち、千鳥状に配置されてい
る。またアームブラケット13はベルト１、２の幅方向を
横断した状態で対向した位置に設けられている。

【００３０】Ｌ字型に形成されたアームブラケット13
は、一方の片13ａが急傾斜搬送部フレーム12に固着さ
れ、他方の片13ｂが支持ベルト１或いはカバーベルト２
の背面側に突出している。この突出片13ｂの突端にピン
14が設けられており、該ピン14にＬ字型のアーム15が回
動可能に取り付けられている。

【００３１】アーム15は、一方の片15ａの突端がピン14
を介してアームブラケット13に回動可能に取り付けられ
ることで、他方の片15ｂがベルト１、２の幅方向と並行
した状態に配置される。また一方の片15ａの所定位置に
はバネ16の一端が係止されており、該バネ16の他方の端
部はネジ棒17を介してアームブラケット13の片13ａに係
止されている。更に、他方の片15ｂにはバックアップロ
ーラー10が回転可能に装着されている。

【００３２】上記の如く構成されたアーム15は、図３に
実線で示すように、バネ16によって付勢されピン14を中
心に回動してバックアップローラー10をベルト１、２の
背面に押圧させる。また同図に二点鎖線で示すように、
ベルト１、２に被搬送物が挟持されて該ベルト１、２が
膨出したとき、この膨出に伴ってアーム15はバネ16の付
勢力に抗して回動し、ベルト１、２を幅方向の端部側か
ら中央側に付勢する。

【００３３】またバネ16の付勢力を調整する必要が生じ
た場合には、ネジ棒17をアームブラケット13の片13ａに
係止するナット18を回転させることで、バネ16の初期撓
み量を適宜調整することが可能である。この場合、ナッ
ト18がコンベア装置のフレーム11に接近しているため、
作業員が容易に調整することが可能である。

【００３４】

【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明に係る
コンベア装置では、ベルトの幅方向の両側に対向させて
一対のアームブラケットを配置し、且つこのアームブラ
ケット対を重合したベルトの背面の両側に千鳥状に複数
配置し、個々のアームブラケットにＬ字状に形成され一
方の片にバックアップローラーを回転可能に装着したア
ームを回動可能に取り付け、更に、アームブラケットと
アームをバネによって接続してバックアップローラーを
常にベルトの背面方向に付勢し得るように構成したの
で、ベルトの幅方向に対向して配置した一対のバックア
ップローラーは互いに独立してベルトの背面を付勢する
ことが出来る。

【００３５】従って、ベルトに挟持された被搬送物が幅
方向に一様に分布することなく、偏った部位が膨出して
いるような場合であっても、互いに独立した一対のバッ
クアップローラーによって重合したベルトの背面を膨出
度合いに応じて付勢することが出来る。このため、被搬
送物の分布状態に関わらず重合したベルトの背面を合理
的に付勢することが出来る。

【００３６】特に、バックアップローラーを装着したア
ームがアームブラケットに対し回動可能に取り付けられ
ているため、バックアップローラーは重合したベルトの
膨出度合いに応じて該膨出部をベルトの中央方向に向け
て付勢することが出来る。このため、重合したベルトに
挟持された被搬送物の幅方向への拡散を防止することが
出来る。

【００３７】またバックアップローラーを独立したアー
ムブラケットに取り付けることによってコンベア装置の
フレームの幅方向の寸法を小さくすることが出来る。ま
たネジ棒の端部がコンベア装置のフレームに接近するた
め、バネの調整を行う際に作業が容易となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】コンベア装置の構成を説明する模式側面図であ
る。

【図２】急傾斜搬送部の断面図であり、アームブラケッ
トとアーム及びバックアップローラーの構成を説明する
図である。

【図３】アームブラケットとアーム及びバックアップロ
ーラーの作動状態を説明する図である。

【図４】重合したベルトを付勢する従来のローラ構造を
説明する図である。

【符号の説明】

１ 支持ベルト １ａ 駆動ローラー １ｂ、２ｂ テールローラー １ｃ、１ｄ、２ｃ、２ｄ リターンローラー ２ カバーベルト ２ａ ヘッドローラー ３ 開口 ４ａ、４ｂ 張力付与機構 ５ａ、５ｅ 水平搬送部 ５ｂ 第１湾曲搬送部 ５ｃ 急傾斜搬送部 ５ｄ 第２湾曲搬送部 ６ 開放部 ７ 支持ローラー ８ ホッパー ９ ローラー 10 バックアップローラー 11 コンベア装置のフレーム 12 急傾斜搬送部フレーム 13 アームブラケット 14 ピン 15 アーム 16 バネ 17 ネジ棒 18 ナット

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 対向して配設した２枚のベルトを重合し
   て被搬送物を挟持し、該被搬送物を垂直を含む急傾斜搬
   送するコンベア装置に於いて、被搬送物を急傾斜搬送す
   る急傾斜搬送部に前記ベルトの移送方向に対し直交方向
   で且つベルトの搬送面と平行な方向に対向させて一対の
   アームブラケットを配置すると共に該アームブラケット
   をベルトの移送方向に沿って千鳥状に複数対配置し、各
   アームブラケットにＬ字状に形成されたアームを回動可
   能に取り付けると共に該アームに前記ベルトの背面と接
   触するバックアップローラーを回転可能に装着し、更
   に、前記アームブラケットと前記アームとの間にバネを
   配置してアームに装着したバックアップローラーをベル
   トの背面方向に付勢するように構成したことを特徴とす
   るコンベア装置。