JPH1179278A - 表面実装スイッチの梱包構造 - Google Patents
表面実装スイッチの梱包構造Info
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- JPH1179278A JPH1179278A JP9252792A JP25279297A JPH1179278A JP H1179278 A JPH1179278 A JP H1179278A JP 9252792 A JP9252792 A JP 9252792A JP 25279297 A JP25279297 A JP 25279297A JP H1179278 A JPH1179278 A JP H1179278A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 特別な梱包機を必要としない上、余計な加工
費、材料費を伴わずに梱包が可能になるばかりか、自動
実装を容易にする表面実装スイッチの梱包構造を提供す
る。 【解決手段】 表面実装スイッチＡを、可動端子１５に
接触された一方の固定接点１６を有する一方の固定端子
１３と、可動端子１５の押圧により、この可動端子１５
の可動接点１５Ｂが接触する他方の固定接点６Ｂを有す
る他方の固定端子９とを備えた端子構成体２を、基板１
上に配置して構成し、リール１９の捲回される搬送用キ
ャリア１０と端子構成体２とを一体に成形して、一方及
び他方の固定端子１３、９の延長上に連結用アーム部１
１Ａ、１１Ｂを出して、これらの連結用アーム部１１
Ａ、１１Ｂを搬送用キャリア１０の側縁部に連ねた。
費、材料費を伴わずに梱包が可能になるばかりか、自動
実装を容易にする表面実装スイッチの梱包構造を提供す
る。 【解決手段】 表面実装スイッチＡを、可動端子１５に
接触された一方の固定接点１６を有する一方の固定端子
１３と、可動端子１５の押圧により、この可動端子１５
の可動接点１５Ｂが接触する他方の固定接点６Ｂを有す
る他方の固定端子９とを備えた端子構成体２を、基板１
上に配置して構成し、リール１９の捲回される搬送用キ
ャリア１０と端子構成体２とを一体に成形して、一方及
び他方の固定端子１３、９の延長上に連結用アーム部１
１Ａ、１１Ｂを出して、これらの連結用アーム部１１
Ａ、１１Ｂを搬送用キャリア１０の側縁部に連ねた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面実装スイッチ
を、例えば、ユーザ−方に運搬する場合の梱包構造に関
するものである。
を、例えば、ユーザ−方に運搬する場合の梱包構造に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、表面実装スイッチを、例えば、ユ
ーザ−方に運搬する場合には、図１０に示すような透明
な合成樹脂で成形されたスチィック３０と、このスチィ
ック３０の蓋として機能するフイルム状のエンボステー
プ３１とを組み合わせた梱包構造が用いられる。
ーザ−方に運搬する場合には、図１０に示すような透明
な合成樹脂で成形されたスチィック３０と、このスチィ
ック３０の蓋として機能するフイルム状のエンボステー
プ３１とを組み合わせた梱包構造が用いられる。
【０００３】すなわち、このスチィック３０は帯状の合
成樹脂製の板材３２に一定の間隔をおいて多数の収納凹
部３３を成形し、板材３２の片側に一定の間隔をおいて
多数の送り用孔３４を形成して構成してある。
成樹脂製の板材３２に一定の間隔をおいて多数の収納凹
部３３を成形し、板材３２の片側に一定の間隔をおいて
多数の送り用孔３４を形成して構成してある。
【０００４】そして、表面実装スイッチ３５を、例え
ば、ユーザ−方に運搬する場合には、収納凹部３３に表
面実装スイッチ３５を収納して、スチィック３０の表面
にエンボステープ３１を張り付けて表面実装スイッチ３
５を密封状態にし、このようにスチィック３０に坦持さ
れた多数の表面実装スイッチ３５は、リール（図示せ
ず）にスチィック３０を捲回することでリールに巻き付
けられる。
ば、ユーザ−方に運搬する場合には、収納凹部３３に表
面実装スイッチ３５を収納して、スチィック３０の表面
にエンボステープ３１を張り付けて表面実装スイッチ３
５を密封状態にし、このようにスチィック３０に坦持さ
れた多数の表面実装スイッチ３５は、リール（図示せ
ず）にスチィック３０を捲回することでリールに巻き付
けられる。
【０００５】そして、多数の表面実装スイッチ３５を坦
持したスチィック３０を巻回したリールを、表面実装ス
イッチ３５の梱包物として、ユーザー方に運搬し、ユー
ザー方で、リールからスチィック３０を巻き戻してエン
ボステープ３１を剥がし、表面実装スイッチ３５を取り
出す。
持したスチィック３０を巻回したリールを、表面実装ス
イッチ３５の梱包物として、ユーザー方に運搬し、ユー
ザー方で、リールからスチィック３０を巻き戻してエン
ボステープ３１を剥がし、表面実装スイッチ３５を取り
出す。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
の、表面実装スイッチを運搬するための梱包構造にあっ
ては、板材３２に一定の間隔をおいて多数の収納凹部３
３を成形し、板材３２の片側に一定の間隔をおいて多数
の送り用孔３４を形成したスチィック３０と、収納凹部
３３に収納した表面実装スイッチ３５を密封するための
エンボステープ３１とで構成してあり、しかも、表面実
装スイッチ３５を梱包する場合、この表面実装スイッチ
３５を収納凹部３３に収納して、スチィック３０の表面
にエンボステープ３１を張り付けるための特別な梱包機
が必要であるために、単価の低い表面実装スイッチ３５
を梱包する割りには、梱包がコストアップになるという
問題点がった。
の、表面実装スイッチを運搬するための梱包構造にあっ
ては、板材３２に一定の間隔をおいて多数の収納凹部３
３を成形し、板材３２の片側に一定の間隔をおいて多数
の送り用孔３４を形成したスチィック３０と、収納凹部
３３に収納した表面実装スイッチ３５を密封するための
エンボステープ３１とで構成してあり、しかも、表面実
装スイッチ３５を梱包する場合、この表面実装スイッチ
３５を収納凹部３３に収納して、スチィック３０の表面
にエンボステープ３１を張り付けるための特別な梱包機
が必要であるために、単価の低い表面実装スイッチ３５
を梱包する割りには、梱包がコストアップになるという
問題点がった。
【０００７】また、自動挿入時、表面実装スイッチ３５
を取り出した後のスチィック３０が廃棄物になるため
に、環境問題となる場合もあり、また、スチィック３０
の体積分１リールの巻き個数に制限があり、一度に多く
の表面実装スイッチ３５を梱包することができないとい
う問題点があった。
を取り出した後のスチィック３０が廃棄物になるため
に、環境問題となる場合もあり、また、スチィック３０
の体積分１リールの巻き個数に制限があり、一度に多く
の表面実装スイッチ３５を梱包することができないとい
う問題点があった。
【０００８】本発明は、上記の問題点に着目して成され
たものであって、その目的とするとところは、特別な梱
包機を必要としない上、余計な加工費、材料費を伴わず
に梱包が可能になるばかりか、自動実装を容易にする表
面実装スイッチの梱包構造を提供することにある。
たものであって、その目的とするとところは、特別な梱
包機を必要としない上、余計な加工費、材料費を伴わず
に梱包が可能になるばかりか、自動実装を容易にする表
面実装スイッチの梱包構造を提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項１の発明に係る表面実装スイッチの梱包構
造は、表面実装スイッチを、可動端子が接触した一方の
固定接点を有する一方の固定端子と、前記可動端子の押
圧により、この可動端子の可動接点が接触する他方の固
定接点を有する他方の固定端子とを備えた端子構成体
を、基板上に配置して構成し、リールに捲回される搬送
用キャリアに、前記表面実装スイッチを、この表面実装
スイッチの前記一方及び他方の固定端子を前記搬送用キ
ャリアに連ねて担持させたことを特徴とする。
めに、請求項１の発明に係る表面実装スイッチの梱包構
造は、表面実装スイッチを、可動端子が接触した一方の
固定接点を有する一方の固定端子と、前記可動端子の押
圧により、この可動端子の可動接点が接触する他方の固
定接点を有する他方の固定端子とを備えた端子構成体
を、基板上に配置して構成し、リールに捲回される搬送
用キャリアに、前記表面実装スイッチを、この表面実装
スイッチの前記一方及び他方の固定端子を前記搬送用キ
ャリアに連ねて担持させたことを特徴とする。
【００１０】かかる構成により、表面実装スイッチは、
一方及び他方の固定端子の部分で搬送用キャリアに連ね
られた状態であるために、この搬送用キャリアをリール
に巻き取ることで、搬送用キャリアに接続された多数の
表面実装スイッチをリールに取り付けることができる。
一方及び他方の固定端子の部分で搬送用キャリアに連ね
られた状態であるために、この搬送用キャリアをリール
に巻き取ることで、搬送用キャリアに接続された多数の
表面実装スイッチをリールに取り付けることができる。
【００１１】このために、搬送用キャリアをリールに巻
き取った状態で梱包し出荷して、ユーザー先で、搬送用
キャリアを自動実装機にかけて搬送用キャリアをリール
より繰り出し、表面実装スイッチを実装する直前に、表
面実装スイッチを切り離し、この表面実装スイッチのみ
を基板等に実装することができる。
き取った状態で梱包し出荷して、ユーザー先で、搬送用
キャリアを自動実装機にかけて搬送用キャリアをリール
より繰り出し、表面実装スイッチを実装する直前に、表
面実装スイッチを切り離し、この表面実装スイッチのみ
を基板等に実装することができる。
【００１２】このように、多数の表面実装スイッチを坦
持した搬送用キャリアを、そのまま、表面実装スイッチ
の梱包物として、ユーザー方に運搬することができる。
このために、特別な梱包機を必要としない上、余計な加
工費、材料費を伴わずに梱包が可能になる。しかも、自
動挿入後の搬送用キャリアの残りが、スクラップとして
再生可能なために、近年問題になっている環境問題に対
処することができるし、スチィックの体積分が不要にな
って、１リールの巻き個数が増え、一度に多くの表面実
装スイッチを梱包することができるし、段取り替えが少
なくなる。
持した搬送用キャリアを、そのまま、表面実装スイッチ
の梱包物として、ユーザー方に運搬することができる。
このために、特別な梱包機を必要としない上、余計な加
工費、材料費を伴わずに梱包が可能になる。しかも、自
動挿入後の搬送用キャリアの残りが、スクラップとして
再生可能なために、近年問題になっている環境問題に対
処することができるし、スチィックの体積分が不要にな
って、１リールの巻き個数が増え、一度に多くの表面実
装スイッチを梱包することができるし、段取り替えが少
なくなる。
【００１３】また、上記の目的を達成するために、請求
項２の発明に係る表面実装スイッチの梱包構造は、請求
項１に記載の表面実装スイッチの梱包構造において、前
記搬送用キャリアと前記端子構成体とを一体に成形し
て、前記一方及び他方の固定端子の延長上に連結用アー
ム部を形成して、これらの連結用アーム部を前記搬送用
キャリアの側縁部に連ねた。
項２の発明に係る表面実装スイッチの梱包構造は、請求
項１に記載の表面実装スイッチの梱包構造において、前
記搬送用キャリアと前記端子構成体とを一体に成形し
て、前記一方及び他方の固定端子の延長上に連結用アー
ム部を形成して、これらの連結用アーム部を前記搬送用
キャリアの側縁部に連ねた。
【００１４】かかる構成により、表面実装スイッチは、
搬送用キャリアに、一方及び他方の固定端子側において
連結用アーム部を介して接続された状態であるために、
この搬送用キャリアをリールに巻き取ることで、搬送用
キャリアに接続された多数の表面実装スイッチをリール
に取り付けることができて、上記した請求項１の発明の
作用効果と同様な作用効果を奏し得る。
搬送用キャリアに、一方及び他方の固定端子側において
連結用アーム部を介して接続された状態であるために、
この搬送用キャリアをリールに巻き取ることで、搬送用
キャリアに接続された多数の表面実装スイッチをリール
に取り付けることができて、上記した請求項１の発明の
作用効果と同様な作用効果を奏し得る。
【００１５】また、上記の目的を達成するために、請求
項３の発明に係る表面実装スイッチの梱包構造は、表面
実装スイッチを、可動端子が接触した一方の固定接点を
有する一方の固定端子と、前記可動端子の押圧により、
この可動端子の可動接点が接触する他方の固定接点を有
する他方の固定端子とを備えた端子構成体を、基板上に
配置して構成し、リールに捲回される搬送用キャリア
に、前記表面実装スイッチを、この表面実装スイッチの
前記基板を前記搬送用キャリアに連ねて担持させたこと
を特徴とする。
項３の発明に係る表面実装スイッチの梱包構造は、表面
実装スイッチを、可動端子が接触した一方の固定接点を
有する一方の固定端子と、前記可動端子の押圧により、
この可動端子の可動接点が接触する他方の固定接点を有
する他方の固定端子とを備えた端子構成体を、基板上に
配置して構成し、リールに捲回される搬送用キャリア
に、前記表面実装スイッチを、この表面実装スイッチの
前記基板を前記搬送用キャリアに連ねて担持させたこと
を特徴とする。
【００１６】かかる構成により、表面実装スイッチは、
その基板の部分で搬送用キャリアに連ねられた状態であ
るために、この搬送用キャリアをリールに巻き取ること
で、搬送用キャリアに接続された多数の表面実装スイッ
チをリールに取り付けることができる。
その基板の部分で搬送用キャリアに連ねられた状態であ
るために、この搬送用キャリアをリールに巻き取ること
で、搬送用キャリアに接続された多数の表面実装スイッ
チをリールに取り付けることができる。
【００１７】このために、搬送用キャリアをリールに巻
き取った状態で梱包し出荷して、ユーザー先で、搬送用
キャリアを自動実装機にかけて搬送用キャリアをリール
より繰り出し、表面実装スイッチを実装する直前に、表
面実装スイッチを切り離し、この表面実装スイッチのみ
を基板等に実装することができる。
き取った状態で梱包し出荷して、ユーザー先で、搬送用
キャリアを自動実装機にかけて搬送用キャリアをリール
より繰り出し、表面実装スイッチを実装する直前に、表
面実装スイッチを切り離し、この表面実装スイッチのみ
を基板等に実装することができる。
【００１８】このように、多数の表面実装スイッチを坦
持した搬送用キャリアを、そのまま、表面実装スイッチ
の梱包物として、ユーザー方に運搬することができる。
このために、特別な梱包機を必要としない上、余計な加
工費、材料費を伴わずに梱包が可能になる。しかも、自
動挿入後の搬送用キャリアの残りが、スクラップとして
再生可能なために、近年問題になっている環境問題に対
処することができるし、スチィックの体積分が不要にな
って、１リールの巻き個数が増え、一度に多くの表面実
装スイッチを梱包することができるし、段取り替えが少
なくなる。
持した搬送用キャリアを、そのまま、表面実装スイッチ
の梱包物として、ユーザー方に運搬することができる。
このために、特別な梱包機を必要としない上、余計な加
工費、材料費を伴わずに梱包が可能になる。しかも、自
動挿入後の搬送用キャリアの残りが、スクラップとして
再生可能なために、近年問題になっている環境問題に対
処することができるし、スチィックの体積分が不要にな
って、１リールの巻き個数が増え、一度に多くの表面実
装スイッチを梱包することができるし、段取り替えが少
なくなる。
【００１９】また、上記の目的を達成するために、請求
項４の発明に係る表面実装スイッチの梱包構造は、請求
項１に記載の表面実装スイッチの梱包構造において、前
記搬送用キャリアと前記基板とを一体に成形して、前記
基板の両側に連結用アーム部を形成して、これらの連結
用アーム部を前記搬送用キャリアの側縁部に連ねた。
項４の発明に係る表面実装スイッチの梱包構造は、請求
項１に記載の表面実装スイッチの梱包構造において、前
記搬送用キャリアと前記基板とを一体に成形して、前記
基板の両側に連結用アーム部を形成して、これらの連結
用アーム部を前記搬送用キャリアの側縁部に連ねた。
【００２０】かかる構成により、表面実装スイッチは、
搬送用キャリアに、基板側において連結用アーム部を介
して接続された状態であるために、この搬送用キャリア
をリールに巻き取ることで、搬送用キャリアに接続され
た多数の表面実装スイッチをリールに取り付けることが
できて、上記した請求項１の発明の作用効果と同様な作
用効果を奏し得る。
搬送用キャリアに、基板側において連結用アーム部を介
して接続された状態であるために、この搬送用キャリア
をリールに巻き取ることで、搬送用キャリアに接続され
た多数の表面実装スイッチをリールに取り付けることが
できて、上記した請求項１の発明の作用効果と同様な作
用効果を奏し得る。
【００２１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図１は本発明に係る表面実装スイ
ッチの梱包構造（実施の形態例１）の一部省略した平面
図、図２は同表面実装スイッチの梱包構造における１つ
の表面実装スイッチ部分の斜視図、図３は表面実装スイ
ッチの基板の平面図、図４は表面実装スイッチの端子構
成体の平面図である。
に基づいて説明する。図１は本発明に係る表面実装スイ
ッチの梱包構造（実施の形態例１）の一部省略した平面
図、図２は同表面実装スイッチの梱包構造における１つ
の表面実装スイッチ部分の斜視図、図３は表面実装スイ
ッチの基板の平面図、図４は表面実装スイッチの端子構
成体の平面図である。
【００２２】表面実装スイッチＡは、基板１と、端子構
成体２と、保護用シール３で構成してある。すなわち、
基板１は、図３に示すようにその中央部に、平面視で円
形の凹部４を有しており、基板１の４つの隅角部には切
欠きより成る端子導出部５が形成してある。
成体２と、保護用シール３で構成してある。すなわち、
基板１は、図３に示すようにその中央部に、平面視で円
形の凹部４を有しており、基板１の４つの隅角部には切
欠きより成る端子導出部５が形成してある。
【００２３】また、端子構成体２は、図４に示すように
中央接点体６と外側接点体７とを有しており、この中央
接点体６は、平面円形状の固定接点形成部６Ａの中央部
に円形状の固定接点（他方の固定接点）６Ｂを突出形成
し、固定接点形成部６Ａの周部に連結部８を介して固定
端子（他方の固定端子）９を接続して構成してある。こ
の固定端子９の両端部には実装用端子部９Ａが折り曲げ
加工により形成してある。
中央接点体６と外側接点体７とを有しており、この中央
接点体６は、平面円形状の固定接点形成部６Ａの中央部
に円形状の固定接点（他方の固定接点）６Ｂを突出形成
し、固定接点形成部６Ａの周部に連結部８を介して固定
端子（他方の固定端子）９を接続して構成してある。こ
の固定端子９の両端部には実装用端子部９Ａが折り曲げ
加工により形成してある。
【００２４】外側接点体７は、端子本体１２Ａに、固定
接点形成部１２と、この固定接点形成部１２に連設され
た固定端子（一方の端子）１３と、固定接点形成部１２
に折曲げ用アーム部１４を介して連設されたドーム状の
可動端子１５とを形成して構成してある。
接点形成部１２と、この固定接点形成部１２に連設され
た固定端子（一方の端子）１３と、固定接点形成部１２
に折曲げ用アーム部１４を介して連設されたドーム状の
可動端子１５とを形成して構成してある。
【００２５】すなわち、固定接点形成部１２は平面視で
略Ｃ形状を成していて、この固定接点形成部１２は端子
本体１２Ａの面部１２ａより一段低くなっていて、周方
向に３つ以上の固定接点（一方の固定接点）１６が突出
形成してある。そして、固定接点形成部１２の周部には
固定端子１３が連設してあり、この固定端子１３の両端
部には実装用端子部１３Ａが折り曲げ加工により形成し
てある。また、固定接点形成部１２の周部には折曲げ用
アーム部１４を介して可動端子１５が連設してあり、こ
の可動端子１５の周部には、前記折曲げ用アーム部１４
とは反対側に位置させて係止突起部１７が設けてある。
また、固定接点形成部１２の周部には、前記折曲げ用ア
ーム部１４とは反対側に位置させて係止部１８が設けて
ある。
略Ｃ形状を成していて、この固定接点形成部１２は端子
本体１２Ａの面部１２ａより一段低くなっていて、周方
向に３つ以上の固定接点（一方の固定接点）１６が突出
形成してある。そして、固定接点形成部１２の周部には
固定端子１３が連設してあり、この固定端子１３の両端
部には実装用端子部１３Ａが折り曲げ加工により形成し
てある。また、固定接点形成部１２の周部には折曲げ用
アーム部１４を介して可動端子１５が連設してあり、こ
の可動端子１５の周部には、前記折曲げ用アーム部１４
とは反対側に位置させて係止突起部１７が設けてある。
また、固定接点形成部１２の周部には、前記折曲げ用ア
ーム部１４とは反対側に位置させて係止部１８が設けて
ある。
【００２６】そして、中央接点体６は、その固定端子９
の実装用端子部９Ａにおいて連結アーム部１１Ａを介し
て搬送用キャリア（フープ材）１０に接続してあり、ま
た、外側接点体７は、その固定端子１３の実装用端子部
１３Ａにおいて連結アーム部１１Ｂを介して搬送用キャ
リア（フープ材）１０に接続してあって、中央接点体６
の平面円形状の固定接点形成部６Ａは、外側接点体７の
平面視で略Ｃ形状の固定接点形成部１２内に空間Ｈを存
して配置してある。
の実装用端子部９Ａにおいて連結アーム部１１Ａを介し
て搬送用キャリア（フープ材）１０に接続してあり、ま
た、外側接点体７は、その固定端子１３の実装用端子部
１３Ａにおいて連結アーム部１１Ｂを介して搬送用キャ
リア（フープ材）１０に接続してあって、中央接点体６
の平面円形状の固定接点形成部６Ａは、外側接点体７の
平面視で略Ｃ形状の固定接点形成部１２内に空間Ｈを存
して配置してある。
【００２７】上記のように構成された端子構成体２は基
板１上に重ねられて接着されている。この場合、固定接
点形成部１２は凹部４に嵌入しており、固定端子９、１
３の実装用端子部９Ａ、１３Ａは、基板１の４つの隅角
部にある端子導出部５より外方に導出している。そし
て、可動端子１５の表面には保護用シール３が貼着して
ある。
板１上に重ねられて接着されている。この場合、固定接
点形成部１２は凹部４に嵌入しており、固定端子９、１
３の実装用端子部９Ａ、１３Ａは、基板１の４つの隅角
部にある端子導出部５より外方に導出している。そし
て、可動端子１５の表面には保護用シール３が貼着して
ある。
【００２８】したがって、基板１と端子構成体２と保護
用シール３とで構成された表面実装スイッチＡは搬送用
キャリア１０に連結アーム部１１Ａ、１１Ｂを介して接
続されているために、この搬送用キャリア１０を、図７
に示すようにリール１９に巻き取ることで、搬送用キャ
リア１０に接続された多数の表面実装スイッチＡをリー
ル１９に取り付けることができる。
用シール３とで構成された表面実装スイッチＡは搬送用
キャリア１０に連結アーム部１１Ａ、１１Ｂを介して接
続されているために、この搬送用キャリア１０を、図７
に示すようにリール１９に巻き取ることで、搬送用キャ
リア１０に接続された多数の表面実装スイッチＡをリー
ル１９に取り付けることができる。
【００２９】このために、搬送用キャリア１０をリール
１９に巻き取った状態で梱包し出荷して、ユーザー先
で、搬送用キャリア１０を自動実装機にかけて搬送用キ
ャリア１０をリール１９より繰り出し、表面実装スイッ
チＡを実装する直前に、表面実装スイッチＡを連結アー
ム部１１Ａ、１１Ｂの切断箇所イで切り離し、この表面
実装スイッチＡのみを基板等に実装する。
１９に巻き取った状態で梱包し出荷して、ユーザー先
で、搬送用キャリア１０を自動実装機にかけて搬送用キ
ャリア１０をリール１９より繰り出し、表面実装スイッ
チＡを実装する直前に、表面実装スイッチＡを連結アー
ム部１１Ａ、１１Ｂの切断箇所イで切り離し、この表面
実装スイッチＡのみを基板等に実装する。
【００３０】なお、可動端子１５は、その折曲げ用アー
ム部１４の中間点で折曲げられて、その係止突起部１７
を係止部１８に係止することにより固定接点形成部１２
に重ねられ、可動端子１５の周縁部１５ａが固定接点１
６に当接する。そして、この可動端子１５を指先で押す
ことにより、可動端子１５が有する可動接点１５Ｂを固
定接点６Ｂに接触させて、スイッチオンの状態にするも
のである。
ム部１４の中間点で折曲げられて、その係止突起部１７
を係止部１８に係止することにより固定接点形成部１２
に重ねられ、可動端子１５の周縁部１５ａが固定接点１
６に当接する。そして、この可動端子１５を指先で押す
ことにより、可動端子１５が有する可動接点１５Ｂを固
定接点６Ｂに接触させて、スイッチオンの状態にするも
のである。
【００３１】上記した表面実装スイッチＡでは、その固
定端子９、１３を搬送用キャリア１０に連結アーム部１
１Ａ、１１Ｂを介して接続して、この搬送用キャリア１
０に表面実装スイッチＡを連設したが、図８及び図９に
示すように基板１の両側縁部１ａに連結アーム部２０
Ａ、２０Ｂを形成して、これらの連結アーム部２０Ａ、
２０Ｂを搬送用キャリア２１に連ねるようにして、搬送
用キャリア２１に表面実装スイッチＡを連設してもよ
い。この場合にも、搬送用キャリア２１をリール１９に
巻き取ることで、搬送用キャリア２１に接続された多数
の表面実装スイッチＡをリール１９に取り付けることが
できる。
定端子９、１３を搬送用キャリア１０に連結アーム部１
１Ａ、１１Ｂを介して接続して、この搬送用キャリア１
０に表面実装スイッチＡを連設したが、図８及び図９に
示すように基板１の両側縁部１ａに連結アーム部２０
Ａ、２０Ｂを形成して、これらの連結アーム部２０Ａ、
２０Ｂを搬送用キャリア２１に連ねるようにして、搬送
用キャリア２１に表面実装スイッチＡを連設してもよ
い。この場合にも、搬送用キャリア２１をリール１９に
巻き取ることで、搬送用キャリア２１に接続された多数
の表面実装スイッチＡをリール１９に取り付けることが
できる。
【００３２】このために、搬送用キャリア２１をリール
１９に巻き取った状態で梱包し出荷して、ユーザー先
で、搬送用キャリア２１を自動実装機にかけて搬送用キ
ャリア２１をリール１９より繰り出し、表面実装スイッ
チＡを実装する直前に、表面実装スイッチＡを連結アー
ム部２０Ａ、２０Ｂから切断箇所ロで切り離し、この表
面実装スイッチＡのみを基板等に実装する。
１９に巻き取った状態で梱包し出荷して、ユーザー先
で、搬送用キャリア２１を自動実装機にかけて搬送用キ
ャリア２１をリール１９より繰り出し、表面実装スイッ
チＡを実装する直前に、表面実装スイッチＡを連結アー
ム部２０Ａ、２０Ｂから切断箇所ロで切り離し、この表
面実装スイッチＡのみを基板等に実装する。
【００３３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
表面実装スイッチは搬送用キャリアに連ねられた状態で
あるために、この搬送用キャリアをリールに巻き取るこ
とで、搬送用キャリアに接続された多数の表面実装スイ
ッチをリールに取り付けることができる。
表面実装スイッチは搬送用キャリアに連ねられた状態で
あるために、この搬送用キャリアをリールに巻き取るこ
とで、搬送用キャリアに接続された多数の表面実装スイ
ッチをリールに取り付けることができる。
【００３４】このために、搬送用キャリアをリールに巻
き取った状態で梱包し出荷して、ユーザー先で、搬送用
キャリアを自動実装機にかけて搬送用キャリアをリール
より繰り出し、表面実装スイッチを実装する直前に、表
面実装スイッチを切り離し、この表面実装スイッチのみ
を基板等に実装することができる。
き取った状態で梱包し出荷して、ユーザー先で、搬送用
キャリアを自動実装機にかけて搬送用キャリアをリール
より繰り出し、表面実装スイッチを実装する直前に、表
面実装スイッチを切り離し、この表面実装スイッチのみ
を基板等に実装することができる。
【００３５】このように、多数の表面実装スイッチを坦
持した搬送用キャリアを、そのまま、表面実装スイッチ
の梱包物として、ユーザー方に運搬することができる。
このために、特別な梱包機を必要としない上、余計な加
工費、材料費を伴わずに梱包が可能になる。しかも、自
動挿入後の搬送用キャリアの残りが、スクラップとして
再生可能なために、近年問題になっている環境問題に対
処することができるし、スチィックの体積分が不要にな
って、１リールの巻き個数が増え、一度に多くの表面実
装スイッチを梱包することができるし、段取り替えが少
なくなる。
持した搬送用キャリアを、そのまま、表面実装スイッチ
の梱包物として、ユーザー方に運搬することができる。
このために、特別な梱包機を必要としない上、余計な加
工費、材料費を伴わずに梱包が可能になる。しかも、自
動挿入後の搬送用キャリアの残りが、スクラップとして
再生可能なために、近年問題になっている環境問題に対
処することができるし、スチィックの体積分が不要にな
って、１リールの巻き個数が増え、一度に多くの表面実
装スイッチを梱包することができるし、段取り替えが少
なくなる。
【図１】本発明に係る表面実装スイッチの梱包構造（実
施の形態例１）の一部省略した平面図である。
施の形態例１）の一部省略した平面図である。
【図２】同表面実装スイッチの梱包構造における１つの
表面実装スイッチ部分の斜視図である。
表面実装スイッチ部分の斜視図である。
【図３】表面実装スイッチの基板の平面図である。
【図４】表面実装スイッチの端子構成体の平面図であ
る。
る。
【図５】表面実装スイッチの梱包構造における１つの表
面実装スイッチ部分の一部省略した平面図である。
面実装スイッチ部分の一部省略した平面図である。
【図６】図５のＶ−Ｖ線に沿う断面図である。
【図７】多数の表面実装スイッチを坦持した搬送用キャ
リアをリールに巻回した状態の斜視図である。
リアをリールに巻回した状態の斜視図である。
【図８】本発明に係る表面実装スイッチの梱包構造（実
施の形態例２）の一部省略した平面図である。
施の形態例２）の一部省略した平面図である。
【図９】同表面実装スイッチの梱包構造における１つの
表面実装スイッチ部分の一部省略した平面図である。
表面実装スイッチ部分の一部省略した平面図である。
【図１０】従来の表面実装スイッチの梱包構造の一部省
略した斜視図である。
略した斜視図である。
１ 基板 ２ 端子構成体 ６Ｂ 固定接点（他方の固定接点） ９ 固定端子（他方の固定端子） １０ 搬送用キャリア １１Ａ 連結用アーム部 １１Ｂ 連結用アーム部 １３ 固定端子（一方の固定端子） １５ 可動端子 １５Ｂ 可動接点 １６ 固定接点（一方の固定接点） １９ リール Ａ 表面実装スイッチ
Claims (4)
- 【請求項１】 表面実装スイッチを、可動端子が接触し
た一方の固定接点を有する一方の固定端子と、前記可動
端子の押圧により、この可動端子の可動接点が接触する
他方の固定接点を有する他方の固定端子とを備えた端子
構成体を、基板上に配置して構成し、 リールに捲回される搬送用キャリアに、前記表面実装ス
イッチを、この表面実装スイッチの前記一方及び他方の
固定端子を前記搬送用キャリアに連ねて担持させたこと
を特徴とする表面実装スイッチの梱包構造。 - 【請求項２】 前記搬送用キャリアと前記端子構成体と
を一体に成形して、前記一方及び他方の固定端子の延長
上に連結用アーム部を形成して、これらの連結用アーム
部を前記搬送用キャリアの側縁部に連ねた請求項１に記
載の表面実装スイッチの梱包構造。 - 【請求項３】 表面実装スイッチを、可動端子が接触し
た一方の固定接点を有する一方の固定端子と、前記可動
端子の押圧により、この可動端子の可動接点が接触する
他方の固定接点を有する他方の固定端子とを備えた端子
構成体を、基板上に配置して構成し、 リールに捲回される搬送用キャリアに、前記表面実装ス
イッチを、この表面実装スイッチの前記基板を前記搬送
用キャリアに連ねて担持させたことを特徴とする表面実
装スイッチの梱包構造。 - 【請求項４】 前記搬送用キャリアと前記基板とを一体
に成形して、前記基板の両側に連結用アーム部を形成し
て、これらの連結用アーム部を前記搬送用キャリアの側
縁部に連ねた請求項３に記載の表面実装スイッチの梱包
構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9252792A JPH1179278A (ja) | 1997-09-02 | 1997-09-02 | 表面実装スイッチの梱包構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9252792A JPH1179278A (ja) | 1997-09-02 | 1997-09-02 | 表面実装スイッチの梱包構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1179278A true JPH1179278A (ja) | 1999-03-23 |
Family
ID=17242323
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9252792A Pending JPH1179278A (ja) | 1997-09-02 | 1997-09-02 | 表面実装スイッチの梱包構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1179278A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3734627A4 (en) * | 2017-12-26 | 2021-04-28 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | MOBILE CONTACT POINT, SWITCH WITH MOBILE CONTACT POINT, AND EMBOSSED STRIP TO CONTAIN A MOBILE CONTACT POINT |
-
1997
- 1997-09-02 JP JP9252792A patent/JPH1179278A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3734627A4 (en) * | 2017-12-26 | 2021-04-28 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | MOBILE CONTACT POINT, SWITCH WITH MOBILE CONTACT POINT, AND EMBOSSED STRIP TO CONTAIN A MOBILE CONTACT POINT |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |