JPH1179090A - 船外機 - Google Patents
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Abstract
供する。 【解決手段】 船外機は、外部の水を取り入れる冷却水
取入口(11)と、この冷却水取入口から導入された冷
却水を吸い上げている冷却水ポンプ(27)と、冷却水
ポンプからの冷却水が流入する冷却水流入口から上方へ
延びる第1冷却水上昇流路(65,72)と、上端がこ
の第1冷却水上昇流路に接続されているとともに下方に
延びる第1冷却水下降流路(62)と、下端がこの第1
冷却水下降流路に接続されているとともに上方に延びる
第2冷却水上昇流路(61,71)と、上端がこの第2
冷却水上昇流路の上端に接続されているとともに下方に
延びる第2冷却水下降流路(63)と、第2冷却水上昇
流路の上端部付近に設けられているサーモスタット(7
7)と、第1冷却水下降流路または第2冷却水上昇流路
に接続されているフラッシング用ジョイント(81)と
を備えている。
Description
ョイントを備えている船外機に関する。
に示すように、外部から水を導入して、冷却水ポンプで
吸い上げて、エンジンの冷却水流路に供給して、エンジ
ンを冷却している。そして、特に、外部からの水が海水
などの場合には、冷却水流路に塩付きなどが発生する。
したがって、時々、エンジンの冷却水流路の洗浄すなわ
ちフラッシングを行っている。このフラッシングの際に
は、水道管などに連結されている水道パイプをフラッシ
ング用ジョイントに接続し、このフラッシング用ジョイ
ントから、エンジンの冷却水流路に水道水などを流し込
んでいる。従来、このフラッシング用ジョイントは、エ
ンジンの冷却水流入口付近に設けられている。
グ用ジョイントから流入した水道水などの洗浄水は、二
手に分岐して、一方は冷却水ポンプへ流れ、他方はエン
ジンの冷却水流路の冷却水流出口側へ流れて外部に排出
されている。この冷却水流路には、サーモスタットが設
けられており、水の流れの抵抗となっている。したがっ
て、洗浄水は、主に、冷却水ポンプへ流れている。その
結果、エンジンの冷却水流路の冷却水流出口側へ流れる
量すなわち冷却水流路内の流量が減少している。
昇、下降を繰り返して、蛇行している形式がある。この
様な形式の場合には、エンジンの冷却水流入口からの冷
却水流路が長くなる。そして、前述のように、冷却水流
路を流れる水量が少ないので、長い冷却水流路を少ない
流量でフラッシングしており、フラッシングの洗浄効率
が良くなかった。
めのもので、フラッシングの洗浄効率が高い船外機を提
供することを目的とする。
の水を取り入れる冷却水取入口(11)と、この冷却水
取入口から導入された冷却水を吸い上げてエンジン(1
6)に吐出する冷却水ポンプ(27)と、エンジンの下
端部に形成されているとともに、冷却水ポンプからの冷
却水が流入する冷却水流入口と、この冷却水流入口から
上方へ延びてエンジンを冷却する第1冷却水上昇流路
(72,65)と、上端がこの第1冷却水上昇流路の上
端に接続されているとともに下方に延びて、エンジンを
冷却する第1冷却水下降流路(62)と、下端がこの第
1冷却水下降流路の下端に接続されているとともに上方
に延びて、エンジンを冷却する第2冷却水上昇流路(6
1,71)と、上端がこの第2冷却水上昇流路の上端に
接続されているとともに下方に延びて、エンジンを冷却
する第2冷却水下降流路(63)と、この第2冷却水下
降流路の下端に形成されている冷却水流出口と、第2冷
却水上昇流路の上端部付近に設けられているサーモスタ
ット(77)と、第1冷却水下降流路または第2冷却水
上昇流路に接続されているフラッシング用ジョイント
(81)とを備えている。
第1冷却水下降流路と第2冷却水上昇流路との接続部分
付近に配置されている場合がある。
が、三叉ジョイントで構成され、かつ、このフラッシン
グ用ジョイントは、第1の端部が第1冷却水下降流路ま
たは第2冷却水上昇流路に接続され、第2の端部がフラ
ッシング用パイプ(82)に接続され、また、第3の端
部がパイロット用パイプ(83)に接続される場合があ
る。
施の一形態を図1ないし図6を用いて説明する。図1は
本発明における船外機を横から見た断面図である。図2
は船外機の上部の平断面図である。図3は船外機内部の
上部の側面図である。図4は図2の IV-IVの要部断面図
である。図5はエンジンにおける冷却水の流れを説明す
るための説明図で、(a)がシリンダボディの正面図、
(b)がシリンダボディの側面図である。図6はエンジ
ンにおける冷却水の流れを説明するための冷却水流路の
概略の回路図である。
ング1、ロワーカウリング2、アッパーケーシング3お
よびロワーケーシング4からなるハウジングで覆われて
いる。アッパーケーシング3およびロワーケーシング4
で、ケーシングが構成されているとともに、ロワーケー
シング4には、冷却水取入口11および冷却水排出口1
2が形成されている。
ーカウリング2からなるカウリング内にエンジン16が
設けられ、エンジン16のクランクシャフト17は、ド
ライブシャフト19に連結されている。ドライブシャフ
ト19はアッパーケーシング3の内部を上下方向に貫通
し、その下端はロワーケーシング4の下部に達してお
り、傘歯車などの伝達機構21を介して、後端部にプロ
ペラ22が取り付けられているプロペラシャフト24を
回転駆動している。これらドライブシャフト19、伝達
機構21およびプロペラシャフト24により推進機の駆
動系が構成されている。ドライブシャフト19の中間部
には冷却水ポンプ27が設けられ、ドライブシャフト1
9の回転により駆動されている。さらに、シフトロッド
29の下端部が、前記伝達機構21を前進、中立または
後進に切り換えている。
けブラケット33は、小型船舶のトランサム36などに
取り付けられて固定されている。この取り付けブラケッ
ト33の後部に、ピボット軸などを介して船外機本体が
回動自在に取り付けられている。また、ピボット軸の上
端には、ステアリングブラケット37が設けられてい
る。
ドエキゾースト38上に載置固定され、L型の4サイク
ル4気筒であり、そのシリンダボディ39には、略水平
なシリンダー41が上下方向に4個設けられており、各
シリンダー41にはピストン42が摺動可能に配置され
ている。このピストン42には、コンロッド43の一端
が連結され、コンロッド43の他端は、クランクシャフ
ト17に連結されている。シリンダボディ39のクラン
クシャフト17側はクランクケース44で覆われ、一
方、シリンダボディ39の燃焼室45側はシリンダヘッ
ド46で覆われている。エンジン16のエンジンケース
47はアルミ合金製で、上記シリンダボディ39、クラ
ンクケース44およびシリンダヘッド46などからなっ
ている。
ガスは、シリンダヘッド46のヘッド側排気流路51お
よびシリンダボディ39のボディ側排気流路52を通
り、エンジン16の下方に排気され、マニホールドエキ
ゾースト54などを介して、プロペラ22のボスから船
外機の外に排気されている。
ダー41の周りに、シリンダー周り冷却水流路61が、
また、ボディ側排気流路52の周りに、第1冷却水下降
流路としての排気流路周り第1冷却水流路62、第2冷
却水下降流路としての排気流路周り第2冷却水流路6
3、および第1冷却水上昇流路としての排気流路周り第
3冷却水流路65が設けられている。さらに、排気流路
周り第1冷却水流路62の下方には、冷却水流入部64
が設けられている。排気流路周り第1冷却水流路62は
排気流路周り第3冷却水流路65よりも外側に形成され
ている。また、排気流路周り第1冷却水流路62、排気
流路周り第2冷却水流路63および冷却水流入部64の
外側側面は開口しており、この開口はカバー66で覆わ
れている。
45の周りに、燃焼室周り冷却水流路71が、また、ヘ
ッド側排気流路51の周りに、ヘッド側排気流路周り冷
却水流路72が形成されており、このヘッド側排気流路
周り冷却水流路72は、シリンダボディ39の排気流路
周り第3冷却水流路65と連通しており、この排気流路
周り第3冷却水流路65とともに第1冷却水上昇流路を
構成している。燃焼室周り冷却水流路71は、シリンダ
ボディ39のシリンダー周り冷却水流路61と連通して
おり、このシリンダー周り冷却水流路61とともに第2
冷却水上昇流路を構成している。
は、シリンダヘッド46のヘッド側排気流路周り冷却水
流路72およびシリンダボディ39の排気流路周り第3
冷却水流路65の下端と連通しており、このヘッド側排
気流路周り冷却水流路72および排気流路周り第3冷却
水流路65の上端は、シリンダボディ39の排気流路周
り第1冷却水流路62と連通している。また、この排気
流路周り第1冷却水流路62の下端は、シリンダヘッド
46の燃焼室周り冷却水流路71およびシリンダボディ
39のシリンダー周り冷却水流路61と連通している。
そして、燃焼室周り冷却水流路71の上端およびシリン
ダー周り冷却水流路61の上端は、サーモスタット77
を介して、シリンダボディ39の排気流路周り第2冷却
水流路63と連通している。この排気流路周り第2冷却
水流路63の下端の冷却水流出口からエンジン16の下
方に排水されている。
下端部には、フラッシング用ジョイント81が接続され
ている。このフラッシング用ジョイント81は三叉ジョ
イントで構成され、カバー66に埋め込まれて固定され
ているとともに、第1の端部は前述の様に排気流路周り
第1冷却水流路62に接続され、また第2の端部はフラ
ッシング用パイプ82が接続され、さらに第3の端部に
はパイロット用パイプ83が接続されている。パイロッ
ト用パイプ83の他端は、ロワーカウリング2を貫通し
て、外に導出されている。一方、フラッシング用パイプ
82の他端は、ロワーカウリング2を貫通して、外側に
導出されるとともに、その先端には接続コネクター84
が設けられている。そして、この接続コネクター84は
プラグ86に嵌め込まれている。このプラグ86は、取
付フランジ87でロワーカウリング2の外側面から突出
して設けられている。このプラグ86および取付フラン
ジ87は、図4に図示するように、ステアリングブラケ
ット37よりも上方に位置している。また、パイロット
用パイプ83がロワーカウリング2を貫通している部分
(すなわちパイロット用貫通孔)、および、フラッシン
グ用パイプ82がロワーカウリング2を貫通している部
分(すなわちフラッシング用貫通孔)には、図4に図示
するようなグロメットなどの密封部材89が取り付けら
れている。なお、図2においては、密封部材89の図示
は省略されている。
冷却水流入部64にはアノード91が設けられ、このア
ノード91がシリンダボディ39およびシリンダヘッド
46を防食している。また、排気流路周り第1冷却水流
路62におけるフラッシング用ジョイント81の上方す
なわち冷却水ポンプ27側に、感温センサー92が設け
られている。この感温センサー92が検出した水温で、
エンジン16を制御している。
16が稼働すると、エンジン16の燃焼室45内の燃焼
ガスすなわち排気ガスは、シリンダヘッド46のヘッド
側排気流路51およびシリンダボディ39のボディ側排
気流路52を通り、マニホールドエキゾースト54など
を介して、プロペラ22のボスから船外機の外に排気さ
れている。
の外の水すなわち冷却水は、冷却水ポンプ27で汲み上
げられて、パイプ96などを介して、図5および図6に
おいての矢印で図示するように、エンジン16の下端
部に形成されている冷却水流入口から冷却水流入部64
に流入している。そして、この冷却水は、図5および図
6においての矢印で図示するように、シリンダヘッド
46のヘッド側排気流路周り冷却水流路72およびシリ
ンダボディ39の排気流路周り第3冷却水流路65を上
昇しながら、ヘッド側排気流路51およびボディ側排気
流路52を冷却している。ついで、図5および図6にお
いての矢印で図示するように、シリンダボディ39の
排気流路周り第1冷却水流路62を下降している。そし
て、図5および図6においての矢印で図示するよう
に、シリンダボディ39のシリンダー周り冷却水流路6
1およびシリンダヘッド46の燃焼室周り冷却水流路7
1を上昇しながら、燃焼室45およびシリンダー41を
冷却している。その後、サーモスタット77を介して、
シリンダボディ39の排気流路周り第2冷却水流路63
に流入し、図5および図6においての矢印で図示する
ように、この排気流路周り第2冷却水流路63を下降し
ながら、ボディ側排気流路52を冷却している。排気流
路周り第2冷却水流路63を下降した冷却水は、エンジ
ン16の冷却水流出口から下方に排出され、プロペラ2
2のボスなどから船外機の外に排水されている。
は、エンジン16の温度が低く、サーモスタット77に
達した冷却水の温度が低い場合には、サーモスタット7
7は排気流路周り第2冷却水流路63への冷却水の水量
を絞っている。さらに、フラッシング用ジョイント81
からパイロット用パイプ83を介して、船外機の外に冷
却水が少量常時流出している。この冷却水の流出を確認
することにより、冷却水ポンプ27が正常に稼働してい
るか否かを判断することができる。
水などで汚損されることがあるので、その様な際には、
エンジン16が停止している状態で、接続コネクター8
4をプラグ86から外して、水道ホースなどに接続す
る。すると、水道水などの洗浄水が、フラッシング用ジ
ョイント81からエンジン16の冷却水流路内に流入す
る。この流入した洗浄水は、二手に別れ、一方は、排気
流路周り第1冷却水流路62、排気流路周り第3冷却水
流路65およびヘッド側排気流路周り冷却水流路72を
介して、冷却水ポンプ27に流れ、船外に排出されてい
る。他方は、シリンダー周り冷却水流路61、燃焼室周
り冷却水流路71、サーモスタット77および排気流路
周り第2冷却水流路63を介して、船外に排出されてい
る。なお、冷却水ポンプ27へ流れる洗浄水の水量は、
サーモスタット77側へ流れる洗浄水の水量よりも多く
なっている。この洗浄水の流れにより、エンジン16の
冷却水流路を洗浄して綺麗にすることができる。
ン16の冷却水流路が、上昇下降を繰り返しているが、
エンジン16の冷却水流入口と冷却水流出口との間にフ
ラッシング用ジョイント81が設けられている。したが
って、フラッシング用ジョイント81とサーモスタット
77との距離が、フラッシング用ジョイント81をエン
ジン16の冷却水流出口付近に配置した場合よりも相対
的に短くなる。この様に、フラッシング用ジョイント8
1とサーモスタット77との距離が短いため、フラッシ
ング用ジョイント81からサーモスタット77への水量
が相対的に少なくても、効率よくエンジン16の冷却水
流路を洗浄することができる。
が、第1冷却水下降流路または第2冷却水上昇流路の下
端付近に配置されているので、カウリング1,2の下部
に形成されているフラッシング用パイプ82の導出口や
パイロット用パイプ83の導出口との距離を短くするこ
とができる。その結果、パイプの取り回しが簡単にな
る。
6が設けられ、フラッシング用ジョイント81に接続さ
れているフラッシング用パイプ82の先端が、このプラ
グ86に取り付けられている。そして、フラッシングの
際には、フラッシング用パイプ82をプラグ86から外
して、水道パイプなどに接続している。ところで、従来
は、アッパーカウリング1をロワーカウリング2から取
り外して、フラッシング用ジョイント81を露出させ、
このフラッシング用ジョイント81に水道パイプを接続
していたが、前述の様に、この実施の形態では、アッパ
ーカウリング1をロワーカウリング2から取り外す必要
はない。その結果、フラッシング作業が容易となる。
下降流路の下端または、第2冷却水上昇流路の下端付近
に配設されており、エンジン16の稼働中に冷却水が無
くなることが少ない。したがって、冷却水が無くなっ
て、感温センサー92の検知温度が上昇することを防ぐ
ことができる。その結果、オーバーヒートなどの誤動作
信号を発生することを防止することができる。
本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、
特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、
種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例を
下記に例示する。 (1)実施の形態においては、エンジン16は4サイク
ル4気筒であるが、気筒数などは適宜変更可能である。
たとえば、2気筒にしたりすることも可能である。
下降を繰り返しているならば、その配管経路は適宜変更
可能である。 (3)フラッシング用ジョイント81は三叉ジョイント
であるが、ジョイントの構造は適宜変更可能である。フ
ラッシング用パイプ82などのパイプを一本のみ取り付
けることができる構造とすることも可能である。
第1冷却水下降流路または第2冷却水上昇流路に設けら
れているならば、その配置は適宜変更可能である。ただ
し、第1冷却水下降流路の下端付近または第2冷却水上
昇流路の下端付近に設けることが、フラッシング用パイ
プ82やパイロット用パイプ83の配管の取り回しの都
合上、好ましい。
ントが第1冷却水下降流路または第2冷却水上昇流路に
接続されているので、フラッシング用ジョイントから流
入した洗浄水は、二手に分かれ、一方が概ね第1冷却水
下降流路および第1冷却水上昇流路を洗浄し、他方が概
ね第2冷却水上昇流路および第2冷却水下降流路を洗浄
することになる。この様に、エンジンの冷却水流路内で
二手に分かれているので、エンジンの冷却水流路を効率
よく洗浄することができる。また、サーモスタットが第
2冷却水上昇流路の上端付近に設けられ、このサーモス
タットが抵抗となって洗浄水の水量が絞られている。し
かしながら、サーモスタットとフラッシング用ジョイン
トとの流路の距離が、従来の様にフラッシング用ジョイ
ントがエンジンの冷却水流入口付近に設けられている場
合と比して、短くすることができるので、洗浄効率がよ
り向上する。
却水下降流路と第2冷却水上昇流路との接続部分付近に
配置されている場合には、フラッシング用ジョイントか
ら流入した洗浄水は、第1冷却水下降流路および第2冷
却水上昇流路の両方に、円滑に流れることができる。
ジョイントで構成されている場合には、フラッシング用
パイプおよびパイロット用パイプを接続することがで
き、一個のジョイントをフラッシング用およびパイロッ
ト用に兼用することができる。その結果、ジョイントの
設置個数を減少させることができる。
図である。
るための説明図で、(a)がシリンダボディの正面図、
(b)がシリンダボディの側面図である。
るための冷却水流路の概略の回路図である。
路) 62 排気流路周り第1冷却水流路(第1冷却水下降流
路) 63 排気流路周り第2冷却水流路(第2冷却水下降流
路) 65 排気流路周り第3冷却水流路(第1冷却水上昇流
路) 71 燃焼室周り冷却水流路(第2冷却水上昇流路) 72 ヘッド側排気流路周り冷却水流路(第1冷却水上
昇流路) 77 サーモスタット 81 フラッシング用ジョイント 82 フラッシング用パイプ 83 パイロット用パイプ
Claims (3)
- 【請求項1】 外部の水を取り入れる冷却水取入口と、 この冷却水取入口から導入された冷却水を吸い上げて、
エンジンに吐出する冷却水ポンプと、 エンジンの下端部に形成されているとともに、冷却水ポ
ンプからの冷却水が流入する冷却水流入口と、 この冷却水流入口から上方へ延びて、エンジンを冷却す
る第1冷却水上昇流路と、 上端がこの第1冷却水上昇流路の上端に接続されている
とともに、下方に延びて、エンジンを冷却する第1冷却
水下降流路と、 下端がこの第1冷却水下降流路の下端に接続されている
とともに、上方に延びて、エンジンを冷却する第2冷却
水上昇流路と、 上端がこの第2冷却水上昇流路の上端に接続されている
とともに、下方に延びて、エンジンを冷却する第2冷却
水下降流路と、 この第2冷却水下降流路の下端に形成されている冷却水
流出口と、 第2冷却水上昇流路の上端部付近に設けられているサー
モスタットと、 第1冷却水下降流路または第2冷却水上昇流路に接続さ
れているフラッシング用ジョイントとを備えている船外
機。 - 【請求項2】 前記フラッシング用ジョイントが、第1
冷却水下降流路と第2冷却水上昇流路との接続部分付近
に配置されていることを特徴としている請求項1記載の
船外機。 - 【請求項3】 前記フラッシング用ジョイントが、三叉
ジョイントで構成され、かつ、このフラッシング用ジョ
イントは、第1の端部が第1冷却水下降流路または第2
冷却水上昇流路に接続され、第2の端部がフラッシング
用パイプに接続され、また、第3の端部がパイロット用
パイプに接続されることを特徴としている請求項1また
は2記載の船外機。
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JP25269097A JP3907086B2 (ja) | 1997-09-03 | 1997-09-03 | 船外機 |
US09/146,094 US6109987A (en) | 1997-09-03 | 1998-09-03 | Coolant flushing system for outboard motor |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP25269097A JP3907086B2 (ja) | 1997-09-03 | 1997-09-03 | 船外機 |
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1998
- 1998-09-03 US US09/146,094 patent/US6109987A/en not_active Expired - Lifetime
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