JPH1178648A - フロアマット及びその製造方法 - Google Patents

フロアマット及びその製造方法

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Publication number
JPH1178648A
JPH1178648A JP25005497A JP25005497A JPH1178648A JP H1178648 A JPH1178648 A JP H1178648A JP 25005497 A JP25005497 A JP 25005497A JP 25005497 A JP25005497 A JP 25005497A JP H1178648 A JPH1178648 A JP H1178648A
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JP
Japan
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groove
floor mat
band
ridge
shaped ridge
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Application number
JP25005497A
Other languages
English (en)
Inventor
Arimoto Ikeda
有基 池田
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Japan Vilene Co Ltd
Original Assignee
Japan Vilene Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フロア壁との密着性に優れ、土砂などのフロ
アへの侵入を防止可能で、デザイン的にも優れたフロア
マット及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 平坦部4とそれを囲む周縁部とからな
り、周縁部の少なくとも一部が、周縁51と実質的に平
行に連続的に伸びる帯状隆起部5を含み、帯状隆起部の
平坦部側端縁と周縁側端縁とが実質的に平行であり、帯
状隆起部が下面において、帯状隆起部の長さ方向に延び
る溝を含み、帯状隆起部が変形可能領域61と形状保持
領域62とを含み、形状保持領域が、溝の一方の側面の
一部に、溝の底面の一部に、あるいは、溝の一方の側面
の一部とそれに連続する溝の底面の一部とに、帯状隆起
部の長さ方向に連続的に延びるウネ部8を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フロアマット及び
その製造方法に関する。特には、フロアマットの周囲を
壁に接触させ、場合によっては周囲が折れ曲がる程度の
力が加えられて、壁に接触させて配置するフロアマッ
ト、例えば、自動車用フロアマット、あるいは店舗や家
庭の入口用フロアマットに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車用フロアマットでは、フ
ロアが汚れるのを防止すると共に、靴等に付着した、
土、砂、泥、又は砂利などがフロアマットの外側へ飛散
するのを防止するために、周縁部に帯状隆起部の土手を
設けて、周縁部を中央の平坦部よりも高くしたフロアマ
ットが知られている。この型のフロアマットの最も一般
的な製造方法は、シート状材料をプレス成形する方法で
あるので、中央の平坦部の壁厚と周縁の帯状隆起部の壁
厚とが、一般にほぼ同じ壁厚になる。従って、周縁の前
記帯状隆起部の下面側は、帯状隆起部の形状に相当する
溝が形成されている。このように、前記帯状隆起部の下
面側は溝状の中空部を有しているため、帯状隆起部を靴
などで押圧した場合や、周縁が壁面に押しつけられた場
合には、帯状隆起部が変形し、フロアマットの位置ずれ
が起きたり、フロアマットの下に土砂などが入り込むと
いう欠点があった。
【0003】こうした帯状隆起部の形状安定性を向上さ
せるために、特開平6−24265号公報には、前記の
溝内部に、中空の溝部分を横断方向(幅方向)に横切る
線状リブ部を設けたフロアマットが開示されている。こ
のフロアマットによれば、帯状隆起部の形状安定性は増
強されるが、帯状隆起部の溝天井部に横断方向に横切る
線状リブ部を設けたために、逆に、溝状成形部分(すな
わち、帯状隆起部)を簡単に押し広げたり狭めたりして
変形させることが困難になった。従って、溝状成形部分
の形状を変化させることによって、例えば、フロアマッ
トとフロア壁とを密着させることが困難になり、かえっ
てフロアマットとフロア壁との間から、土砂などがフロ
アマットの下に侵入するという問題があった。
【0004】また、帯状隆起部の一部を、フロアマット
の上面側から下面側の方向に部分的に突出させて、溝状
成形部の内部に、不連続な独立突起部を周期的に設ける
ことにより、帯状隆起部の形状安定性を向上させること
も考えられる。しかし、その突起部の上面側には、帯状
隆起部の一部が下面側に向かって陥没した窪みが形成さ
れることになり、帯状隆起部の滑らかな表面形状が損な
われるので、デザイン的に不自然な印象を与える場合も
あった。従って、これとは別の観点からの解決手段が求
められていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の課題
は、従来技術の前記の欠点を解消して、適度な形状保持
性と変形性とを有し、フロアマット周辺に接触する壁面
に密着させて設置することが可能で、位置ずれを起こし
にくく、しかも土砂などがフロアマットの下に侵入しに
くいと共に、帯状隆起部の滑らかな表面形状を損なわず
に、デザイン的にも優れたフロアマット、及びその製造
方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の課題は、本発明に
よる、平坦部と、その平坦部を取り囲む周縁部とからな
り、その周縁部の少なくとも一部が、周縁と実質的に平
行に連続的に伸び、上面方向に突出した帯状隆起部から
なるフロアマットであって;前記の帯状隆起部の平坦部
側の端縁と、前記の帯状隆起部の周縁側の端縁とが実質
的に平行であり;前記のフロアマットの下面において、
前記の帯状隆起部が、その帯状隆起部の長さ方向に延び
る溝を含み;前記の帯状隆起部が、圧力変化に対応して
変形可能で、前記の帯状隆起部の長さ方向に連続的に延
びる変形可能領域と、圧力変化に対して帯状隆起部の形
状を保持することができ、前記の帯状隆起部の長さ方向
に連続的に延びる形状保持領域とを、相互に平行な状態
で含み;前記の形状保持領域が、溝の一方の側面の一部
に、溝の底面の一部に、あるいは、溝の一方の側面の一
部とそれに連続する溝の底面の一部とに、前記の帯状隆
起部の長さ方向に連続的に延びるウネ部を有する;こと
を特徴とする前記のフロアマットによって解決すること
ができる。また、本発明は、前記の形状を有するフロア
マットをプレス成形することのできる一対の成形型に、
プレス成形可能温度に維持されたシート材料を送り、前
記成形型により前記シートをプレス加工し、個々のフロ
アマットに裁断することを特徴とする、前記フロアマッ
トの製造方法にも関する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明のフロアマットを、
その1実施態様を示す図1〜図4に沿って主に説明す
る。図1は、本発明のフロアマット1を上面側から見た
斜視図であり、図2は、そのフロアマット1のコーナー
部1a(図1の破線部)を切り取って、上面側から見た
拡大部分斜視図であり、図3は、図2のコーナー部1a
を下面側から見た拡大部分斜視図であり、図4はそのコ
ーナー部1aの拡大部分断面図である。フロアマット1
は、成形した弾性軟質材料シートからなる下地層2と、
カーペットなどからなる表材層3との積層体である。ま
た、表材層を担持せずに、成形した弾性軟質材料シート
のみからなるフロアマット(図示せず)も、本発明で用
いることができる。下地層2には、滑り止めの突起21
を設けるのが好ましい。図1に示すように、本発明のフ
ロアマット1は、中央部の平坦部4と、その平坦部4を
取り囲む周縁部4aとからなり、周縁部4aは、周縁5
1に添ってそれと実質的に平行に連続的に伸び、上面方
向に突出した帯状隆起部5を含む。また、図2〜4に示
すように、フロアマット1の下面には、帯状隆起部5に
相当する部分、すなわち、帯状隆起部5の裏側には溝6
が形成されている。
【0008】図1に示すように、本発明によるフロアマ
ット1の上面においては、前記の帯状隆起部5の平坦部
4側の端縁5aと、前記の帯状隆起部5の周縁51側の
端縁5bとが実質的に平行である。フロアマット1は、
一般的に、少なくともその一辺(典型的には全周縁)を
壁面に接触させて用いるので、図1に示すように、コー
ナー部が、場合により弧状(平坦部側に中心を有する弧
状)になることがあることを除けば、他の辺は実質的に
直線状である。従って、本発明によるフロアマット1の
上面においては、一般的には、前記の帯状隆起部5の平
坦部4側の端縁5aは、実質的に直線状の端縁のみから
なる場合(コーナー部は角を形成する)、及び実質的に
直線状の辺端縁と、平坦部側に中心を有するコーナー部
の弧状端縁とからなる場合がある。すなわち、一般的に
は、前記の帯状隆起部5の平坦部4側の端縁5aと平坦
部4との境界線が、ジグザグ状又は波型の境界線になる
ことはない。
【0009】帯状隆起部5の上面側には、その上面側表
面から更にフロアマット1の上面方向へ突出する突起を
設けないだけでなく、その上面側表面から逆にフロアマ
ット1の下面方向へ陥没した窪みも形成させないことが
好ましく、帯状隆起部5の上面側は、滑らかな平面から
なるのが好ましい。また、帯状隆起部5の下面側に形成
される溝6の幅や深さは、特に限定されるものではな
く、帯状隆起部5の壁厚は、帯状隆起部5の長さ方向及
び/又は幅方向に関して、実質的に一定であることもで
きるし、連続的に減少させることもできるし、連続的に
増加させることもできる。なお、本明細書において、
「帯状隆起部5の壁厚」とは、本発明のフロアマットが
下地層と表材層との積層体からなる場合には、その下地
層の帯状隆起部5における厚さを意味し、本発明のフロ
アマットが表材層を担持せずに、成形シートのみからな
る場合には、その成形シートの帯状隆起部5における厚
さを意味するものとする。また、製造工程が一層容易に
なることから、前記の帯状隆起部5の全体の壁厚が、ウ
ネ部8を設けた部分を除いて、前記平坦部4の壁厚と実
質的に同程度となる幅及び深さの溝を設けることが、よ
り好ましい。もっとも、帯状隆起部5において、図2〜
4に沿って後述する形状保持領域62を構成する壁部
(例えば、一方又は両方の側壁部63)の壁厚を他の壁
部(例えば、もう一方の側壁部63及び/又は天井部6
4)の壁厚よりも厚くすることにより、ウネ部8による
形状保持機能を補助することができるので、壁厚を変化
させることが好ましい場合もある。
【0010】帯状隆起部5は、側壁部63と天井部64
とを含み、圧力変化に対応して容易に変形することので
きる領域、すなわち変形可能領域61と、圧力変化に対
して帯状隆起部5の圧力の作用した箇所における形状を
保持することのできる領域、すなわち形状保持領域62
とからなる。図1〜図4に示す態様においては、ウネ部
8を設けた部分が形状保持領域62に相当し、その他の
部分、すなわち、天井部64の一部(中央部)と側壁部
63の一部(帯状隆起部5の平坦部4側の端縁5a及び
その隣接部、並びに帯状隆起部5の周縁51側の端縁5
b及びその隣接部)とが変形可能領域61に相当する。
ウネ部8は、前記の帯状隆起部5の長さ方向に連続的
に、しかも平行に延びるので、変形可能領域61と形状
保持領域62とは、それぞれ前記の帯状隆起部5の長さ
方向に平行に設けられる。
【0011】本発明のフロアマット1は、前記のとお
り、一般的に、弾性軟質材料シートからなる下地層2と
カーペットなどからなる表材層3との積層体シートであ
るか又は表材層を担持しない弾性軟質材料シートである
ので、前記の変形可能領域61は可撓性を有している。
また、本発明のフロアマット1は、一般的に、周縁部4
aの周縁51で壁面に密着するようにして用いる。従っ
て、フロアマット1には、一般的に、その壁面に対して
押す方向への圧力(図4の矢印Bで示す方向)、又は壁
面から引く方向への圧力(図4の矢印Cで示す方向)が
働く。例えば、帯状隆起部5に対して平坦部4の方向か
ら、前記の押す方向(矢印Bの方向)への圧力が加わっ
た場合には、前記の変形可能領域61を構成する天井部
64及び/又は側壁部63の一部がたわんで、溝6の幅
を狭くすることができる。一方、帯状隆起部5に対して
平坦部4の方向へ引く方向(矢印Cの方向)への圧力が
加わった場合には、たわんでいた天井部64及び/又は
側壁部63の一部を広げることにより、溝6の幅を元の
長さに戻すことができる。前記の変形可能領域61は、
こうした変形が可能な領域である。
【0012】形状保持領域62は、前記変形可能領域6
1と平行して配置され、従って、帯状隆起部5が配置さ
れている部分には、その帯状隆起部5の長さ方向に平行
して、形状保持領域62が変形可能領域61と共に相互
に平行に連続的に存在する。この形状保持領域62は、
前記の帯状隆起部5の長さ方向に連続的に延びるウネ部
8を有する。ウネ部8は、溝6の一方の側面65a,6
5bの一部(幅方向に関して)からフロアマットの下面
方向に突出していることもできるし、溝6の底面(すな
わち、溝内部の天井面)66の一部(幅方向に関して)
からフロアマットの下面方向に突出していることもでき
るし、あるいは、溝6の一方の側面65a,65bの一
部(幅方向に関して)及びそれに連続する溝の底面(溝
内部の天井面)66の一部(幅方向に関して)からフロ
アマットの下面方向に突出していることもできる。
【0013】すなわち、本明細書において、「ウネ部」
とは、帯状隆起部の溝の一方の側面の一部、溝の底面
(溝内部の天井面)の一部、又は帯状隆起部の溝の一方
の側面の一部とそれに連続する溝の底面の一部に設ける
ことができ、前記溝から突出し、前記帯状隆起部の長さ
方向に帯状に連続的に延びる突出部を意味する。ウネ部
は、帯状隆起部の溝の側壁部表面及び/又は底面(天井
面)の一部に担持されているので、ウネ部における前記
側壁部表面又は底面からの突出は、前記側壁部表面又は
底面の一部において(幅方向に関して)、連続的又は断
続的に増加して、最大突出点に達した後、連続的又は断
続的に減少する。
【0014】なお、本発明のフロアマット1において
は、溝6の一方の側面65a,65bの一部(場合によ
り、更に、それに連続する溝の底面66の一部)、又は
溝の底面(溝内部の天井面)の一部にウネ部8を設ける
のであって、溝6の一方の側面65a,65bの全部
(幅方向に関して)、及び/又はそれに連続する溝の底
面66の全部(幅方向に関して)にウネ部8を設けるも
のではない。また、ウネ部における前記側壁部表面又は
底面からの突出の程度は、特に限定されるものではない
が、長さ方向に関して実質的に一定であることが好まし
い。
【0015】図1〜図4に示す態様においては、このウ
ネ部8は、前記溝6の一方の側面65aの底面側の一部
(幅方向に関して)及びそれに連続する底面66の一部
(幅方向に関して)からフロアマットの下面方向に突出
して設けられたウネ部8aと、前記溝6のもう一方の側
面65bの底面側の一部(幅方向に関して)及びそれに
連続する底面(すなわち、溝内部の天井面)66の一部
(幅方向に関して)からフロアマットの下面方向に突出
して設けられたウネ部8bとからなる。図1〜図4に示
す態様は、ウネ部8を溝6の両側面側に設けた態様であ
るが、本発明のフロアマットにおいては、ウネ部8を溝
6の一方の側面側にのみ設けることもできる。
【0016】本発明のフロアマット1においては、溝6
の一方の側面65a,65bの一部(場合により、更
に、それに連続する溝の底面66の一部)、又は溝の底
面(溝内部の天井面)66の一部にウネ部8を設けるの
で、ウネ部8の下面側表面(すなわち、本発明によるフ
ロアマット1を床面に敷いた場合に、床面に対向する底
面)は、変形可能領域61が成形時の状態(すなわち、
本発明によるフロアマット1を床面に単に置いて敷いた
だけで、特に力を加えていない状態)を基準として、平
坦部4の下面延長面にまで到達していない。しかしなが
ら、床面に置敷したフロアマット1に力が加わり、変形
可能領域61が変形した際には、ウネ部8が床面に接触
して、ウネ部8を備えている形状保持領域62の形状を
保持することができることが好ましい。
【0017】本発明のフロアマット1において、ウネ部
8は、中空溝6の内側壁面に突出部を担持させた形状で
設ける。すなわち、帯状隆起部5の上面側の形状に影響
を与えない態様で溝6の内側壁面に突出部を設ける。従
って、帯状隆起部5の上面側から観察した場合には、少
なくとも形状の上で、ウネ部8が設けられている位置と
設けられていない位置とが区別できないようにする。こ
うして、本発明によるフロアマット1においては、フロ
アマットに対するデザイン的な要請を満足させることが
できる。
【0018】形状保持領域62は、帯状隆起部の長さ方
向に連続的に延びるウネ部8を有するので、各種の方向
の力に対する充分な形状保持作用を示す。例えば、帯状
隆起部を靴などで押圧した場合や、周縁が壁面に押しつ
けられた場合であっても、ウネ部8によって、優れた形
状保持作用を示す。
【0019】次に、形状保持領域62の別の態様を、図
5〜図7に模式的に示す。図5〜図7は、本発明による
フロアマット1の別の態様の模式的拡大部分断面図であ
る。本発明によるフロアマット1においては、ウネ部8
を、溝6の側面65a,65bの一部に設ける場合に
は、前記側面65a,65bの底面66側の一部(幅方
向に関して)、前記側面65a,65bの中央部付近の
一部(幅方向に関して)、あるいは、前記側面65a,
65bの下面方向側(端部を含む)の一部(幅方向に関
して)のいずれの部分にも設けることができる。
【0020】図5は、前記側面65a,65bの中央部
の一部(幅方向に関して)にウネ部8a,8bを設けた
態様を示す。この態様では、帯状隆起部5の側面65
a,65bの中央部付近が、形状保持領域62となり、
その他の領域が変形可能領域61となる。図6は、前記
側面65a,65bの下面方向側(端部を含む)の一部
(幅方向に関して)にウネ部8a,8bを設けた態様を
示す。この態様では、帯状隆起部5の側面65a,65
bの下面方向側(端部を含む)の領域が、形状保持領域
62となり、その他の領域が変形可能領域61となる。
【0021】図7は、溝6の一方の側面65aの一部
(幅方向に関して)及びそれに連続する溝の底面(すな
わち、溝内部の天井面)66の一部(幅方向に関して)
に、各表面からの突出距離が、断続的に増加して、最大
突出点に達した後、断続的に減少するウネ部8を設けた
態様を示す。この態様では、ウネ部8を設けた側面65
aの一部及びそれに連続する底面66の一部が、形状保
持領域62となり、その他の領域が変形可能領域61と
なる。なお、図5〜図7においては、カーペットなどか
らなる表材層を有さない態様のフロアマットに関して説
明したが、図5〜図7の説明は、表材層を有する積層体
シート型フロアマットに関してもそのまま当てはまる。
【0022】これまでの説明から明らかなように、本発
明によるフロアマットにおける「溝」とは、帯状隆起部
に形成され、天井部及びそれに連続する側壁部からなる
窪みであって、しかも、その内部にウネ部を全く設けず
に、溝内部全体を中空状態とした場合に、その壁厚が、
前記側壁部全体及び/又は前記天井部全体において、帯
状隆起部の長さ方向及び/又は幅方向に関して、実質的
に一定であるか、連続的に減少しているか、あるいは、
連続的に増加している窪みを意味する。従って、溝6の
断面形状(溝の幅方向の断面形状)は特に限定されない
が、例えば、半円形、半楕円形、若しくは多角形[例え
ば、台形(図2〜図4参照)、正方形、天井部を長辺若
しくは短辺とする長方形、若しくは三角形]、又はそれ
らの組合せであることができる。
【0023】なお、本明細書における前記溝には、前記
「天井部」及び前記「側壁部」が必ず含まれるものと
し、前記溝における前記「天井部」とは、フロアマット
の平坦部の下面延長面からの高さ(深さ)が最大値を示
す部分、又は最大値及びそれに準ずる値を示す部分を意
味し、前記溝における前記「側壁部」とは、前記天井部
に連続し、溝の端縁まで伸びる部分を意味するものとす
る。溝の断面形状が、例えば、台形、正方形、又は長方
形である場合には、溝の概ね中央部(溝の幅方向に関し
て)に位置する水平部分(台形、正方形、又は長方形に
おける上辺に相当)が前記「天井部」に相当し、それに
連続する部分(台形、正方形、又は長方形における側辺
に相当)が前記「側壁部」に相当する。また、溝の断面
形状が、例えば、半円形又は半楕円形である場合には、
溝の概ね中央部(溝の幅方向に関して)に位置する実質
的に水平な部分が前記「天井部」に相当し、それに連続
する部分が前記「側壁部」に相当する。また、溝の断面
形状が、例えば、三角形である場合には、高さ(深さ)
が最大値を示す部分(三角形における頂点に相当)と、
その両側に位置する近傍とが、前記「天井部」に相当
し、それに連続する部分が前記「側壁部」に相当する。
【0024】また、ウネ部の断面形状(溝の幅方向の断
面形状)も、特に限定されず、前記の溝の断面形状、及
び形状保持領域に付与すべき形状安定性に応じて適宜決
定することができる。具体的には、例えば、大略円若し
くは大略楕円の一部分である大略扇形、大略三角形、又
は大略四角形などを挙げることができる。更に、ウネ部
の断面形状は、帯状隆起部の長さ方向に関して、大きさ
が同じで、しかも同一形状であることが好ましいが、連
続的及び/又は断続的に形状及び/又は大きさを変化さ
せることもできる。
【0025】例えば、図4に示すフロアマット1におい
ては、帯状隆起部5の平坦部4側の端縁5aと、前記の
帯状隆起部5の周縁51側の端縁5bとの距離(g)が
約10〜50mmであり、しかも、溝の高さ(深さ:
h)が約5〜35mmである溝6に対して、ウネ部8の
垂直方向の寸法(d)は約4〜34mmであることが好
ましく、ウネ部8の水平方向の寸法(c又はf)は約5
〜25mmであることが好ましく、溝の底面66の内、
ウネ部8を設けない領域の幅方向の寸法(e)は約2〜
20mmであることが好ましい。
【0026】本発明のフロアマット1では、図1〜図4
に示すように、その周縁部4aの全体に帯状隆起部5を
設けるのが好ましいが、周縁部4aの少なくとも一部に
帯状隆起部5を設けることもできる。例えば、図1〜図
4に示すフロアマット1〔辺(a)、(b)、(c)、
(d)、(e)及び(f)を有する〕を自動車の運転席
用フロアマットとして使用する場合には、運転者の足か
らの圧力が主に進行方向(図1の矢印Aの方向)に加わ
る場合が多い。そこで、辺(a)、辺(c)、及び辺
(e)に帯状隆起部5を設けると、前記の圧力による位
置ずれを有効に防ぐことができる。また、辺(b)、辺
(d)、及び辺(f)に帯状隆起部5を設けると、運転
席への乗降時の踏力による位置ずれを有効に防止するこ
とができる。
【0027】本発明のフロアマットは、それが下地層と
表材層との積層体からなる場合にはその下地層用成形材
料として、または表材層を担持せずに、成形シートのみ
からなる場合にはその成形材料として、従来のフロアマ
ットと同様に、熱可塑性樹脂、例えば、熱成形性のポリ
塩化ビニル、エチレン−酢酸ビニル共重合体、又はポリ
エチレン;熱可塑性エラストマー、例えば、スチレン系
熱可塑性エラストマー、ポリオレフィン系熱可塑性エラ
ストマー、又はポリ塩化ビニル系熱可塑性エラストマ
ー;熱硬化性樹脂、例えば、フェノール樹脂、ポリウレ
タン、又は不飽和ポリエステル樹脂;あるいは天然ゴ
ム、又は合成ゴム、例えば、スチレン−ブタジエンゴ
ム、ブタジエンゴム、イソプレンゴム、又はニトリル−
ブタジエンゴムなどからなることができる。なお、熱成
形性材料の硬度(ショアーA硬度)は、好ましくは50
〜90、より好ましくは65〜80である。
【0028】これらの中でも、熱可塑性エラストマーは
比較的柔らかく、フロアー壁との密着性に寄与するので
好適に使用することができる。また、熱可塑性エラスト
マーは、再生利用が可能であり、通常の成形機械で成形
が可能であり、成形時間が短く、そして連続成形が可能
であるなどの利点もある。スチレン系熱可塑性エラスト
マーとしては、例えば、ポリスチレン−ポリブタジエン
−ポリスチレン(SBS)熱可塑性エラストマーや、ポ
リスチレン−ポリイソプレン−ポリスチレン(SIS)
熱可塑性エラストマーなどを使用することができ、ポリ
オレフィン系熱可塑性エラストマーとしては、例えば、
EPDM(エチレン−プロピレン−ジエンコポリマー)
などのオレフィン系ゴムとポリプロピレンなどのオレフ
ィン系樹脂とのブレンド、アロイ又はブロック共重合体
などを使用することができ、ポリ塩化ビニル系エラスト
マーとしては、例えば、ニトリルゴムとポリ塩化ビニル
とのブレンドなどを好適に使用することができる。な
お、熱可塑性エラストマーを用いる場合には、架橋処理
を行うことができる。これら熱可塑性エラストマーの中
でも、オレフィン系熱可塑性エラストマーは、軽量で、
耐候性に優れているため、好適に使用することができ
る。
【0029】本発明のフロアマットが下地層と表材層と
の積層体からなる場合には、その表材として、例えば、
タフテッドカーペット、ニードルパンチカーペット、又
は織物基布などを使用することができる。
【0030】本発明のフロアマットは、種々の方法によ
って製造することができるが、例えば、成形材料が熱可
塑性樹脂である場合には、図8〜図10に示す、以下の
方法によって製造するのが好ましい。すなわち、図8に
示すように、ベルトコンベア11a上を搬送される表材
用カーペット12(図示していない供給ロールから供給
される)の上に、熱可塑性エラストマーシート13を押
出成形ノズル14から供給する。なお、押出成形ノズル
14から熱可塑性エラストマーシート13をベルトコン
ベア11a上に直接に供給し、その上にカーペット12
を載せて、次の工程へ送ることもできる。続いて、場合
により設けた緩衝部15を経て、ベルトコンベア11b
により補助加熱器17へ送る。補助加熱器17では、エ
ラストマーシート13を、次のプレス工程にて冷間プレ
スが可能な温度にまで加熱する。もっとも、エラストマ
ーシート13の温度が成形加工温度に維持されて搬送さ
れてくる場合には、補助加熱器17で加熱する必要はな
い。
【0031】続いて、ベルトコンベア11bにより積層
体を冷間プレス装置18に搬送してからベルトコンベア
11bを一時的に停止して、冷間プレス装置18にて一
対の成形型18a,18bを順次上下させ、前記の積層
体に、平坦部4と、平坦部4を取り囲む周縁部4aに相
当する位置に帯状隆起部5と、ウネ部8と、そして場合
により平坦部4の下面方向側の面に滑り止めの突起21
とを形成させ、同時にカーペット12とエラストマーシ
ート13とを接着させる。次に、プレス成形された積層
体を切断装置19へ搬送し、個々の周縁51で切断して
本発明のフロアマット1を製造し、ベルトコンベア11
cで搬送することができる。前記の冷間プレス装置18
に切断手段を設け、プレス成形工程と切断工程とを同時
に実施することもできる。また、冷間プレス装置18及
び切断装置19による処理とベルトコンベア11bの一
時的停止とを同期させるのが好ましい。なお、前記の緩
衝部15は、前記のベルトコンベア11aによる一般的
に連続的な搬送とベルトコンベア11bによる一般的に
断続的な搬送とを調節するための緩衝部として設けるの
が好ましい。
【0032】あるいは、図9に示すように、ベルトコン
ベア11a上に熱可塑性エラストマーシート13を押出
成形ノズル14から供給し、ベルトコンベア11aによ
り補助加熱器17へ送り、続いて、その上に表材用カー
ペット12(供給ロール12aから供給される)を載せ
る。補助加熱器17では、エラストマーシート13を、
次のエンボスローラ20a,20bによるプレス工程に
て冷間プレスが可能な温度にまで加熱する。もっとも、
エラストマーシート13の温度が成形加工温度に維持さ
れている場合には、補助加熱器17で加熱する必要はな
い。なお、図9に示す工程で、ベルトコンベア11a上
を搬送されるカーペット12の上に、エラストマーシー
ト13を押出成形ノズル14から供給することもでき
る。
【0033】続いて、ベルトコンベア11aによりエン
ボスプレス装置20へ送る。エンボスプレス装置20に
おいて、エンボスローラ20a,20b間に積層体を通
過させ、前記の積層体に、平坦部4と、平坦部4を取り
囲む周縁部4aに相当する位置に帯状隆起部5と、ウネ
部8と、そして場合により平坦部4の下面方向側の面に
滑り止めの突起21とを形成させ、同時にカーペット1
2とエラストマーシート13とを接着させる。次に、プ
レス成形された積層体を、ベルトコンベア11b及び場
合により設けた緩衝部15を経て、ベルトコンベア11
cにより切断装置19へ搬送し、ベルトコンベア11c
を一時的に停止して、個々の周縁51で切断して本発明
のフロアマット1を製造し、ベルトコンベア11dによ
り搬送することができる。なお、前記の緩衝部15は、
前記のベルトコンベア11a,11bによる一般的に連
続的な搬送とベルトコンベア11cによる一般的に断続
的な搬送とを調節するための緩衝部として設けるのが好
ましい。
【0034】更に、図10に示すように、平行に配置し
たエンボスローラ20a,20bに、表材用カーペット
12と熱可塑性エラストマーシート13とを、それぞれ
直接に、供給ロール12a及び押出成形ノズル14から
供給することもできる。この場合には、エラストマーシ
ート13が、エンボス装置20による冷間プレスが可能
な温度で供給されるので、補助加熱器を設ける必要はな
い。エンボスプレス装置20において、エンボスローラ
20a,20b間に表材用カーペット12と熱可塑性エ
ラストマーシート13との積層体を通過させ、前記の積
層体に、平坦部4と、平坦部4を取り囲む周縁部4aに
相当する位置に帯状隆起部5と、ウネ部8と、そして場
合により平坦部4の下面方向側の面に滑り止めの突起2
1とを形成させ、同時にカーペット12とエラストマー
シート13とを接着させる。次に、プレス成形された積
層体を、ベルトコンベア11a及び場合により設けた緩
衝部15を経て、ベルトコンベア11bにより切断装置
19へ搬送し、ベルトコンベア11bを一時的に停止し
て、個々の周縁51で切断して本発明のフロアマット1
を製造し、ベルトコンベア11cにより搬送することが
できる。なお、前記の緩衝部15は、前記のベルトコン
ベア11aによる一般的に連続的な搬送とベルトコンベ
ア11bによる一般的に断続的な搬送とを調節するため
の緩衝部として設けるのが好ましい。
【0035】以上、本発明のフロアマットの製造方法の
例として、成形材料が熱可塑性樹脂である場合について
図8〜図10に基づいて説明したが、成形材料が熱硬化
性樹脂又は未加硫ゴムを用いる場合には、前記冷間プレ
ス装置18に代えて、加熱プレス装置を用いて本発明の
フロアマットを製造することができる。
【0036】本発明のフロアマットは、フロアマットの
周囲を壁に接触させ、場合によっては周囲が折れ曲がる
程度に密着させて配置する用途、例えば、自動車用フロ
アマット、あるいは店舗の入口用フロアマットや家庭の
入口用フロアマットとして用いることができる。
【0037】
【発明の効果】本発明によるフロアマットは、帯状隆起
部が可撓性を有するので、フロア壁との密着性に優れ、
土砂などがフロアマットとフロアとの間に侵入すること
を防止することができる。また、ウネ部によって形状保
持性に優れているため、フロアマット上に土砂などを保
持することができる。更に、帯状隆起部を有し、しかも
ウネ部が存在するので、滑りにくく、しかも皺になりに
くい。また、ウネ部の形状が帯状隆起部の上面に現れな
いので、デザイン的にも優れている。更にまた、フロア
壁との密着性に優れているため、従来必要であったテー
プによる処理やオーバーロック処理が不要になり、製造
工程が簡略化され、製造コストも低下する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1態様のフロアマットを上面側から見
た斜視図である。
【図2】図1のフロアマットのコーナー部を上面側から
見た拡大部分斜視図である。
【図3】図1のフロアマットのコーナー部を下面側から
見た拡大部分斜視図である。
【図4】図1のフロアマットの拡大部分断面図である。
【図5】本発明による別の態様のフロアマットの模式的
拡大部分断面図である。
【図6】本発明による更に別の態様のフロアマットの模
式的拡大部分断面図である。
【図7】本発明による更に別の態様のフロアマットの模
式的拡大部分断面図である。
【図8】本発明によるフロアマットの製造工程を模式的
に示す説明図である。
【図9】本発明によるフロアマットの別の製造工程を模
式的に示す説明図である。
【図10】本発明によるフロアマットの更に別の製造工
程を模式的に示す説明図である。
【符号の説明】
1・・フロアマット;2・・下地層;3・・表材層;4
・・平坦部;4a・・周縁部;5・・帯状隆起部;6・
・溝;8・・ウネ部;11a,11b,11c・・ベル
トコンベア;12・・カーペット;13・・エラストマ
ーシート;14・・押出成形ノズル;15・・緩衝部;
17・・補助加熱器;18・・冷間プレス装置;18
a,18b・・成形型;19・・切断装置;20・・エ
ンボスプレス装置;20a,20b・・エンボスロー
ラ;21・・突起;51・・周縁;61・・変形可能領
域;62・・形状保持領域;63・・側壁部;64・・
天井部;65a,65b・・溝の側面;66・・溝の底
面。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平坦部と、その平坦部を取り囲む周縁部
    とからなり、その周縁部の少なくとも一部が、周縁と実
    質的に平行に連続的に伸び、上面方向に突出した帯状隆
    起部からなるフロアマットであって;前記の帯状隆起部
    の平坦部側の端縁と、前記の帯状隆起部の周縁側の端縁
    とが実質的に平行であり;前記のフロアマットの下面に
    おいて、前記の帯状隆起部が、その帯状隆起部の長さ方
    向に延びる溝を含み;前記の帯状隆起部が、圧力変化に
    対応して変形可能で、前記の帯状隆起部の長さ方向に連
    続的に延びる変形可能領域と、圧力変化に対して帯状隆
    起部の形状を保持することができ、前記の帯状隆起部の
    長さ方向に連続的に延びる形状保持領域とを、相互に平
    行な状態で含み;前記の形状保持領域が、溝の一方の側
    面の一部に、溝の底面の一部に、あるいは、溝の一方の
    側面の一部とそれに連続する溝の底面の一部とに、前記
    の帯状隆起部の長さ方向に連続的に延びるウネ部を有す
    る;ことを特徴とする前記のフロアマット。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の形状を有するフロアマ
    ットをプレス成形することのできる一対の成形型に、プ
    レス成形可能温度に維持されたシート材料を送り、前記
    成形型により前記シートをプレス加工し、個々のフロア
    マットに裁断することを特徴とする、請求項1に記載の
    フロアマットの製造方法。
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