JPH0885377A - 自動車用マット - Google Patents

自動車用マット

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JPH0885377A
JPH0885377A JP25135394A JP25135394A JPH0885377A JP H0885377 A JPH0885377 A JP H0885377A JP 25135394 A JP25135394 A JP 25135394A JP 25135394 A JP25135394 A JP 25135394A JP H0885377 A JPH0885377 A JP H0885377A
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JP
Japan
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peripheral wall
inner peripheral
automobile
mat
edge
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JP25135394A
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English (en)
Inventor
Masaaki Muratsubaki
正晃 村椿
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車の各座席に対応したフロアに適合して
敷くことができる自由度の高い安価な自動車用マットを
提供する。 【構成】 自動車内の各座席に対応したフロアに敷くこ
とができる所定の大きさのシート主体2の周縁部の一部
又は全部に、所定の高さの内周壁3を立設すると共に、
この内周壁3の先端部を外側に湾曲させて折り曲げるこ
とによって内周壁3と所定の間隔を存して対向する外周
壁4を連続的に形成し、この外周壁4の先端部を床面と
水平になるよう外側に折り曲げて周縁部5を設けて自動
車用マット1とし、前記周縁部5をシート主体2方向に
押圧することによって内周壁3と外周壁4との間隔を狭
めて長さ又は/及び幅を調節する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車内の各座席に
対応するフロアに敷いて使用するための自動車用マット
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車内のフロアに敷く自動車用マット
には、一般的にカーペットのように繊維素材からなるも
のと、塩化ビニル樹脂や合成ゴムなどの軟質シート素材
を所定の寸法に成形したものなどがある。なかでも、軟
質シート素材を使用した自動車マットは、シート主体の
周縁部に所定の高さの側縁部を形成した盆状のものは、
スキーなどに際し靴に付着した雪や泥が床面に飛散しな
いため広く使用されている。
【0003】一方、かゝる自動車用マットは、車内の大
きさや床の凹凸に対応させるため、たとえば、実開平1
−120438号公報においては、周縁体の内部に突起
部を設け、突起部の内端面の位置を周縁体の縁幅のほぼ
中央に設定することにより、周縁体の奥までマット本体
を挿入せずに取付け得、周縁体の内側面と突起部の外端
面との隙間の部分だけマット本体の大きさは小さくて済
むなど、突起部の位置を変えることによってマット本体
周縁体の隙間を調整でき、周縁体の縁幅を広くすること
のできる自動車等のマットが提案されている。
【0004】また、実開昭60−108543号公報に
おいては、自動車のフロアに形成された大きな曲率の凹
凸に適合させるために、その部分のカーペットの部位に
襞状ないしΩ状の伸縮可能部を形成した自動車用カーペ
ットが開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記の各種のマット
中、盆状のマットは泥などが周囲に飛散しない点で効果
的であるが、大きさが一定のため車種別にマットを用意
する必要があった。一方、前記公報に開示されたマット
はいずれも自動車内のフロアの内部に対応させてできる
だけ汎用性を持たせようとしている点で共通している
が、実開平1−120438号公報におけるマットは、
マット本体と周縁部を別途に製作するため構造が複雑と
なり、製作費が高くなると共に、周縁体の装着幅をフロ
アに合わせて調節する作業がすこぶる厄介である。他
方、実開昭60−108543号公報の自動車用カーペ
ットは、対応する自動車に形成されている固有の凹凸に
合わせて伸縮可能部を形成して床面を大きく覆うように
しているものであるので、結局は汎用性に欠けたものと
なってマットとしての自由度が低い欠点があり、製作加
工のための費用も安価なるものではないと考えられる。
【0006】この発明はかゝる現状に鑑み、きわめて簡
単かつ容易にフロアの大きさに合わせてその大きさを調
節することのできる自動車用マットを提供せんとするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、この発明の自動車用マットは、シート主体の周縁部
の一部または全部に所定の高さを有する内周壁を形成
し、この内周壁の先端縁を外側に折り返して前記内周壁
と所定の隙間を存して対向する外周壁を連続的に形成す
ると共に、この外周壁の先端縁に床面と接する周縁部を
設けたことを特徴とするものである。
【0008】より具体的には、この発明の自動車用マッ
トは、シート主体の前縁部を除く周縁部に沿って所定の
高さの内周壁を形成し、左右側縁部の後半部から後縁部
の内周壁の先端縁を外側に折り返して前記内周壁と所定
の隙間を存して対向する外周壁を連続的に形成し、この
外周壁の先端縁に床面と接する周縁部を設けると共に、
開放された左右側縁部の前縁端間を前記内周壁の傾斜角
よりも緩い傾斜角を有する側壁によって閉塞したことを
特徴とするものである。
【0009】この発明において、自動車マットは全体が
ゴムや比較的軟質の合成樹脂材料による成形品であっ
て、シート主体の周縁部に形成される内周壁は、周縁部
の全部であっても、一部であってもよい。すなわち、運
転席や助手席の場合には、内周壁は前縁部を除く左右側
縁部と後縁部にかけて形成するが、それ以外の場所に使
用する場合には全周部に内周壁を形成することが好まし
い。この内周壁の高さはおおむね20〜50mmの範囲
であって、20mm以下の場合には伸縮効果が少なく、
50mmを越えると高すぎて実用的ではない。
【0010】内周壁に連続して形成する外周壁は、運転
席や助手席に使用する場合には、内周壁は左右側縁部の
後半部から後縁部にかけて形成するが、それ以外の場所
に使用する場合には全周部に形成することが好ましく、
形成した外周壁の先端部はこれを水平方向に折って床面
と接する周縁部とするものである。その際、外周壁と内
周壁との間隔は、下部における最大間隔で20〜40m
mとなるよう設定することが好ましい。この間隔が狭す
ぎると調節幅が少なく、大きすぎると体裁が悪くなる。
【0011】シート主体は、基本的には床面と接するよ
うに平坦とするものであるが、シート主体の周縁部に内
周壁を形成した場合、雨水などが溜まってズボンの裾を
濡らすおそれがあるので、中央部から後縁部に向けて内
周壁に対して上り勾配で傾斜させることが好ましい。
【0012】
【作用】この発明の自動車用マットは、シート主体の周
縁部の一部または全部に内周壁を形成すると共に、この
内周壁に所定の間隔を存して外周壁を対向させて形成し
ているので、外周壁と内周壁との間隔を縮めたり、延ば
したりすることによってフロアの形状や大きさに適合し
て敷くことができる。
【0013】
【実施例】以下、この発明の自動車用マットの一実施例
を添付の図面に基づいて具体的に説明する。図1は、こ
の発明の自動車用マットの一実施例を示す斜視図であっ
て、運転席もしくは助手席に敷く自動車用マットであ
る。自動車用マット1は、合成ゴム製の所定の厚みを有
する矩形状のシート主体2の前縁部を除く周縁部に沿っ
て約75°程度の傾斜角で高さ約40mmの内周壁3を
一体的に形成すると共に、左右側縁部の後半部から後縁
部の内周壁3の先端縁を外側に折り返し、前記内周壁3
と所定の隙間を存して対向する外周壁4を連続的に形成
し、この外周壁4の先端縁に床面と接する周縁部5を設
け、開放された左右側縁部の前縁端間を前記内周壁3の
傾斜角よりも緩い傾斜角を有する側壁6によって閉塞し
て全体を盆状としたもので、シート主体2の座席側に位
置する後半部は、特に図2で明らかなように後端縁に向
けて緩やかな上り傾斜となっている。
【0014】内周壁3と外周壁4とは、図2における最
大幅dが約30mmとなるよう全体が波状に湾曲したも
ので、矢印方向に押すことによって外周壁4と内周壁3
との間隔が狭くなって自動車マット1の幅や長さが一定
の間隔で調節することができるものである。
【0015】図3に示す自動車用マット11は、シート
主体12の全周に沿って高さが約40mmの内周壁13
を形成すると共に、この内周壁13の先端部を外側に湾
曲させて折り曲げ、内周壁13と所定の間隔を存して対
向する外周壁14を形成すると共に、この外周壁14の
先端部を水平方向に折り曲げて周縁部15を連続して形
成したもので、後部座席の床面に敷設して使用するもの
である。
【0016】
【発明の効果】この発明の自動車用マットは、自動車内
の各座席に対応したフロアに敷くことができる所定の大
きさのマット本体の周縁部の全部又は一部に所定の高さ
を有する内周壁を立設し、この内周壁の全部又は一部に
内周壁と対向する外周壁を連続して形成しているので、
外周壁と連続する周縁部をシート主体方向に押圧するこ
とによって内周壁と外周壁との間が狭まる。したがっ
て、適用せんとする自動車のフロアに合わせて外周壁と
内周壁との間を伸縮させることによって所望の大きさに
アジャストすることができる。
【0017】特に、この発明の自動車用マットは、所定
の間隔を存して対向する内周壁と外周壁との間隔を伸縮
させるというきわめて簡単な方法によって敷設せんとす
る部位の大きさに合わせて自動車用マットの大きさを調
節することができ、しかも内周壁と外周壁とはシート主
体と一体的に形成するため構造も簡単で取扱いも容易な
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の自動車用マットの一実施例を示す一
部切欠斜視図である。
【図2】図1に示す自動車用マットの縦断面図である。
【図3】この発明の自動車用マットの他の実施例を示す
一部切欠斜視図である。
【符号の説明】
1,11 自動車用マット 2,12 シート本体 3,13 内周壁 4,14 外周壁 5,15 周縁部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート主体の周縁部の一部または全部に
    所定の高さを有する内周壁を形成し、この内周壁の先端
    縁を外側に折り返して前記内周壁と所定の隙間を存して
    対向する外周壁を連続的に形成すると共に、この外周壁
    の先端縁に床面と接する周縁部を設けたことを特徴とす
    る自動車用マット。
  2. 【請求項2】 前記シート主体は、座席側に位置する後
    部が内周壁に対して上り勾配で傾斜していることを特徴
    とする請求項1記載の自動車用マット。
  3. 【請求項3】 シート主体の前縁部を除く周縁部に沿っ
    て所定の高さの内周壁を形成し、左右側縁部の後半部か
    ら後縁部の内周壁の先端縁を外側に折り返して前記内周
    壁と所定の隙間を存して対向する外周壁を連続的に形成
    し、この外周壁の先端縁に床面と接する周縁部を設ける
    と共に、開放された左右側縁部の前縁端間を前記内周壁
    の傾斜角よりも緩い傾斜角を有する側壁によって閉塞し
    たことを特徴とする自動車用マット。
JP25135394A 1994-09-20 1994-09-20 自動車用マット Pending JPH0885377A (ja)

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