JPH1178619A - 車両の駆動力制御装置 - Google Patents

車両の駆動力制御装置

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JPH1178619A
JPH1178619A JP9242946A JP24294697A JPH1178619A JP H1178619 A JPH1178619 A JP H1178619A JP 9242946 A JP9242946 A JP 9242946A JP 24294697 A JP24294697 A JP 24294697A JP H1178619 A JPH1178619 A JP H1178619A
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speed
target engine
driving force
transmission
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JP9242946A
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English (en)
Inventor
Shusaku Katakura
秀策 片倉
Masayuki Yasuoka
正之 安岡
Shinsuke Higashikura
伸介 東倉
Masajiro Sato
正次郎 佐藤
Yoshinori Iwasaki
美憲 岩崎
Katsuhiko Tsuchiya
克彦 土屋
Hideaki Watanabe
英明 渡辺
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 要求車軸駆動力が最低燃費で実現されるよう
無段変速機の変速制御およびエンジンのスロットル開度
制御を行う。 【解決手段】 21で、センサ14によるアクセル開度検出
値APS およびセンサ19による検出車速VSP を基に要求車
軸駆動力TS を求め、22は、センサ18による検出変速機
出力回転数Nsec をファイナルドライブギヤ比iF で除
算することで車軸回転数NS を求める。23は、要求車軸
駆動力TS と車軸回転数NS との乗算により要求馬力H
S を算出し、24は、エンジンの特性線図を基に、要求
馬力HPSを最低燃費で発生させるエンジン回転数目標
値Ne * およびエンジン出力目標値Te * を求め、Ne
* に対応した変速機目標入力回転数Npri * を求める。
25は、Npri * をNsec で除算して求めた目標変速比i
* を出力し、26は、目標エンジン出力Te * を発生させ
る目標スロットル開度TVO* を求めて出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無段変速機を搭載
された車両の車輪駆動力を、エンジンの燃費が最低にな
るような態様で制御するための装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】Vベルト式無段変速機や、トロイダル型
無段変速機に代表される無段変速機は、一般的にエンジ
ン要求負荷および車速から目標変速比を求め、実変速比
がこの目標変速比になるよう変速制御する。従って、運
転者がアクセルペダルを踏み込んでエンジン要求負荷を
増すような加速時は、目標変速比が大きくなる(低速側
の変速比になる)よう変更され、無段変速機は当該大き
くされた目標変速比へダウンシフト変速され、逆に運転
者がアクセルペダルを戻してエンジン要求負荷を低下さ
せるような低負荷運転時は、目標変速比が小さくなる
(高速側の変速比になる)よう変更され、無段変速機は
当該小さくされた目標変速比へアップシフト変速され
る。
【0003】一方で、車両の要求駆動力を求める技術と
しては従来、例えば特開平7−172217号公報に記
載されているようなものがある。この技術は、車速とア
クセルペダル踏み込み量から車両の目標駆動力を求め、
これに、車速から推定可能な走行抵抗分を加算して車輪
に伝達すべき要求駆動力とするものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した一
般的な無段変速機の変速制御では、上記の文献による技
術で求めた要求駆動力を正確に実現することができない
し、まして、無段変速機の変速制御のみでは如何にして
も、求めた要求駆動力をエンジンの燃費が最低になるよ
うな態様で実現することは不可能である。
【0005】請求項1に記載の第1発明は、エンジンの
出力制御と無段変速機の変速制御との適切な組み合わせ
により、エンジンの燃費が最低になるような態様で要求
駆動力を正確に実現し得るようにした車両の駆動力制御
装置を提案することを目的とする。
【0006】請求項2に記載の第2発明は、エンジンの
燃費が最低になるような態様で要求駆動力を発生させる
エンジンの出力制御と無段変速機の変速制御との組み合
わせを最も簡便に求め得るようにすることを目的とす
る。
【0007】請求項3〜6に記載の第3発明〜第6発明
はそれぞれ、エンジンの燃費が最低になるような態様で
要求駆動力を発生させるためのエンジンの出力制御と無
段変速機の変速制御を別の方式により求め得るようにす
ることを目的とする。
【0008】請求項7に記載の第7発明は、エンジン回
転数が制限される場合において、第3発明〜第6発明を
更に進展させることを目的とする。
【0009】請求項8〜10に記載の第8発明〜第10
発明はそれぞれ、エンジンの燃費が最低になるような態
様で要求駆動力を発生させるためのエンジンの出力制御
と無段変速機の変速制御を更に別の方式により求め得る
ようにすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】これらの目的のため、先
ず第1発明による車両の駆動力制御装置は、アクセルペ
ダル操作以外の因子によっても補正可能な目標値に向け
てスロットル開度を制御されるエンジンと、無段変速機
との組み合わせになるパワートレーンを搭載した車両に
おいて、車両の運転状態や走行条件により決まる要求車
軸駆動力と、車軸回転数との乗算により要求馬力を求
め、該要求馬力を最低燃費で発生させるための目標エン
ジン回転数および目標エンジン出力の組み合わせを求
め、前記目標エンジン回転数に対応した変速機目標入力
回転数となるよう前記無段変速機を変速制御するととも
に、前記目標エンジン出力となるようスロットル開度を
制御するよう構成したことを特徴とするものである。
【0011】第2発明による車両の駆動力制御装置は、
上記第1発明において、前記要求馬力を最低燃費で発生
させるための目標エンジン回転数および目標エンジン出
力の双方をエンジン特性線図から求めるよう構成したこ
とを特徴とするものである。
【0012】第3発明による車両の駆動力制御装置は、
上記第1発明において、前記要求馬力を最低燃費で発生
させるための目標エンジン回転数および目標エンジン出
力のいずれか一方をエンジン特性線図から求め、他方
を、該エンジン特性線図から求めた目標エンジン回転数
または目標エンジン出力で前記要求馬力を除算すること
により求めるよう構成したことを特徴とするものであ
る。
【0013】第4発明による車両の駆動力制御装置は、
上記第1発明において、前記要求馬力を最低燃費で発生
させるための目標エンジン回転数および目標エンジン出
力のうち目標エンジン回転数をエンジン特性線図から求
め、目標エンジン出力を、該目標エンジン回転数と車軸
回転数との比で表される車輪駆動系目標変速比により前
記要求車軸駆動力を除算することによって求めるよう構
成したことを特徴とするものである。
【0014】第5発明による車両の駆動力制御装置は、
上記第1発明において、前記要求馬力を最低燃費で発生
させるための目標エンジン回転数および目標エンジン出
力のうち目標エンジン回転数をエンジン特性線図から求
め、目標エンジン出力を、該目標エンジン回転数と変速
機出力回転数との比で表される変速機目標変速比にファ
イナルドライブギヤ比を掛けて得られる車輪駆動系目標
変速比により前記要求車軸駆動力を除算することによっ
て求めるよう構成したことを特徴とするものである。
【0015】第6発明による車両の駆動力制御装置は、
上記第1発明において、前記要求馬力を最低燃費で発生
させるための目標エンジン回転数および目標エンジン出
力のうち目標エンジン回転数をエンジン特性線図から求
め、目標エンジン出力を、該目標エンジン回転数と変速
機出力回転数との比で表される変速機目標変速比によ
り、前記要求車軸駆動力とファイナルドライブギヤ比か
ら求めた変速機目標出力を除算することによって求める
よう構成したことを特徴とするものである。
【0016】第7発明による車両の駆動力制御装置は、
上記第3発明〜第6発明のいずれかにおいて、前記目標
エンジン回転数を制限する場合、該制限後の目標エンジ
ン回転数を用いて前記目標エンジン出力を求めるよう構
成したことを特徴とするものである。
【0017】第8発明による車両の駆動力制御装置は、
上記第1発明において、前記要求馬力を最低燃費で発生
させるための目標エンジン回転数および目標エンジン出
力のうち目標エンジン回転数をエンジン特性線図から求
め、目標エンジン出力を、変速機入力回転数と車軸回転
数との比で表される車輪駆動系実変速比により前記要求
車軸駆動力を除算することによって求めるよう構成した
ことを特徴とするものである。
【0018】第9発明による車両の駆動力制御装置は、
上記第1発明において、前記要求馬力を最低燃費で発生
させるための目標エンジン回転数および目標エンジン出
力のうち目標エンジン回転数をエンジン特性線図から求
め、目標エンジン出力を、変速機入力回転数と変速機出
力回転数との比で表される変速機実変速比にファイナル
ドライブギヤ比を掛けて得られる車輪駆動系実変速比に
より前記要求車軸駆動力を除算することによって求める
よう構成したことを特徴とするものである。
【0019】第10発明による車両の駆動力制御装置
は、上記第1発明において、前記要求馬力を最低燃費で
発生させるための目標エンジン回転数および目標エンジ
ン出力のうち目標エンジン回転数をエンジン特性線図か
ら求め、目標エンジン出力を、変速機入力回転数と変速
機出力回転数との比で表される変速機実変速比により、
前記要求車軸駆動力とファイナルドライブギヤ比から求
めた変速機目標出力を除算することによって求めるよう
構成したことを特徴とするものである。
【0020】
【発明の効果】第1発明においてはエンジンが、アクセ
ルペダル操作以外の因子によっても補正可能な目標値に
向けてスロットル開度を制御され、該エンジンからのス
ロットル開度に応じた出力が無段変速機により変速され
てパワートレーンの出力となる。ところで第1発明にお
いては特に、車両の運転状態や走行条件により決まる要
求車軸駆動力と、車軸回転数との乗算により要求馬力を
求め、該要求馬力を最低燃費で発生させるための目標エ
ンジン回転数および目標エンジン出力の組み合わせを求
め、上記目標エンジン回転数に対応した変速機目標入力
回転数となるよう無段変速機の変速制御を行うととも
に、上記目標エンジン出力となるようエンジンのスロッ
トル開度を制御することから、要求車軸駆動力を最低燃
費で発生させるような態様で無段変速機の変速制御およ
びエンジンのスロットル開度制御が行われることとな
り、燃費の改善と過不足のない動力性能とを両立させる
ことができる。
【0021】第2発明においては、上記要求馬力を最低
燃費で発生させるための目標エンジン回転数および目標
エンジン出力の双方をエンジン特性線図から求めるか
ら、これら目標エンジン回転数および目標エンジン出力
を最も簡便に求めることができて有利である。
【0022】なお、上記要求馬力を最低燃費で発生させ
るための目標エンジン回転数および目標エンジン出力を
求めるに当たっては、第3発明のように、これら目標エ
ンジン回転数および目標エンジン出力のいずれか一方を
エンジン特性線図から求め、他方を、該エンジン特性線
図から求めた目標エンジン回転数または目標エンジン出
力で前記要求馬力を除算することにより求めることがで
きる。
【0023】また、上記要求馬力を最低燃費で発生させ
るための目標エンジン回転数および目標エンジン出力を
求めるに当たっては、第4発明のように、これら目標エ
ンジン回転数および目標エンジン出力のうち目標エンジ
ン回転数をエンジン特性線図から求め、目標エンジン出
力を、該目標エンジン回転数と車軸回転数との比で表さ
れる車輪駆動系目標変速比により前記要求車軸駆動力を
除算することによって求めても良い。
【0024】更に、上記要求馬力を最低燃費で発生させ
るための目標エンジン回転数および目標エンジン出力を
求めるに当たっては、第5発明のように、これら目標エ
ンジン回転数および目標エンジン出力のうち目標エンジ
ン回転数をエンジン特性線図から求め、目標エンジン出
力を、該目標エンジン回転数と変速機出力回転数との比
で表される変速機目標変速比にファイナルドライブギヤ
比を掛けて得られる車輪駆動系目標変速比により前記要
求車軸駆動力を除算することによって求めることができ
る。
【0025】また、上記要求馬力を最低燃費で発生させ
るための目標エンジン回転数および目標エンジン出力を
求めるに当たっては、第6発明のように、これら目標エ
ンジン回転数および目標エンジン出力のうち目標エンジ
ン回転数をエンジン特性線図から求め、目標エンジン出
力を、該目標エンジン回転数と変速機出力回転数との比
で表される変速機目標変速比により、前記要求車軸駆動
力とファイナルドライブギヤ比から求めた変速機目標出
力を除算することによって求めることができる。
【0026】第7発明においては、上記第3発明〜第6
発明において、上記目標エンジン回転数を変速速度の制
御などのために制限する場合、制限後の目標エンジン回
転数を用いて前記目標エンジン出力を求めることから、
目標エンジン回転数の制限時も目標エンジン出力を、本
来の目的に符合したものにすることができる。
【0027】第1発明におけるように要求馬力を最低燃
費で発生させるための目標エンジン回転数および目標エ
ンジン出力を求めるに当たっては、第8発明のように、
これら目標エンジン回転数および目標エンジン出力のう
ち目標エンジン回転数をエンジン特性線図から求め、目
標エンジン出力を、変速機入力回転数と車軸回転数との
比で表される車輪駆動系実変速比により前記要求車軸駆
動力を除算することによって求めることができる。
【0028】第1発明におけるように要求馬力を最低燃
費で発生させるための目標エンジン回転数および目標エ
ンジン出力を求めるに当たっては、第9発明のように、
これら目標エンジン回転数および目標エンジン出力のう
ち目標エンジン回転数をエンジン特性線図から求め、目
標エンジン出力を、変速機入力回転数と変速機出力回転
数との比で表される変速機実変速比にファイナルドライ
ブギヤ比を掛けて得られる車輪駆動系実変速比により前
記要求車軸駆動力を除算することによって求めることが
できる。
【0029】第1発明におけるように要求馬力を最低燃
費で発生させるための目標エンジン回転数および目標エ
ンジン出力を求めるに当たっては、第10発明のよう
に、これら目標エンジン回転数および目標エンジン出力
のうち目標エンジン回転数をエンジン特性線図から求
め、目標エンジン出力を、変速機入力回転数と変速機出
力回転数との比で表される変速機実変速比により、前記
要求車軸駆動力とファイナルドライブギヤ比から求めた
変速機目標出力を除算することによって求めることがで
きる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳細に説明する。図1は、本発明の一実施の形
態になる駆動力制御装置を具えた車両のパワートレーン
と、その制御系を示し、該パワートレーンをエンジン1
と無段変速機2とで構成する。エンジン1は、運転者が
操作するアクセルペダル3にリンク連結せず、これから
切り離されて、ステップモータ4により開度を電子制御
されるようにしたスロットルバルブ5を具え、ステップ
モータ4を目標スロットル開度(TVO* )指令に対応
した回転位置にすることでスロットルバルブ5を目標ス
ロットル開度TVO* にして、エンジン1の出力を、ア
クセルペダル操作以外の因子によっても制御し得るよう
なものとする。
【0031】無段変速機2は周知のVベルト式無段変速
機とし、トルクコンバータ6を介してエンジン1の出力
軸に駆動結合されたプライマリプーリ7と、これに整列
配置したセカンダリプーリ8と、これら両プーリ間に掛
け渡したVベルト9とを具える。そして、セカンダリプ
ーリ8にファイナルドライブギヤ組10を介してディフ
ァレンシャルギヤ装置11を駆動結合し、これらにより
図示せざる車輪を回転駆動するものとする。
【0032】無段変速機2の変速のために、プライマリ
プーリ7およびセカンダリプーリ8のそれぞれのV溝を
形成するフランジのうち、一方の可動フランジを他方の
固定フランジに対して相対的に接近してV溝幅を狭めた
り、離反してV溝幅を広め得るようにし、両可動フラン
ジを、目標変速比(i* )指令に応動する油圧アクチュ
エータ12からのプライマリプーリ圧Ppri およびセカ
ンダリプーリ圧Psec に応じた位置に変位させること
で、無段変速機2を実変速比が目標変速比i* に一致す
るよう無段変速させ得るものとする。
【0033】目標スロットル開度TVO* および目標変
速比i* はそれぞれ、コントローラ13により演算して
求めることとする。これがためコントローラ13には、
アクセルペダル3の踏み込み位置(アクセル開度)AP
Sを検出するアクセル開度センサ14からの信号と、ス
ロットル開度TVOを検出するスロットル開度センサ1
6からの信号と、プライマリプーリ7の回転数(プライ
マリ回転数)Npri を検出するプライマリプーリ回転セ
ンサ17からの信号と、セカンダリプーリ8の回転数
(セカンダリ回転数)Nsec を検出するセカンダリプー
リ回転センサ18からの信号と、車速VSPを検出する
車速センサ19からの信号とをそれぞれ入力する。
【0034】コントローラ13はこれら入力情報を基
に、図2に機能別ブロック線図で示すように無段変速機
2の変速制御およびエンジン1のスロットル開度制御を
以下のごとくに行う。要求車軸駆動力演算部21では、
センサ14により検出したアクセル開度APSおよびセ
ンサ19により検出した車速VSPを基に、例えば前記
文献に記載された方法により車両の運転状態や走行条件
に応じた必要最小限の要求車軸駆動力TS を求める。他
方で車軸回転数演算部22は、センサ18により検出し
たセカンダリ回転数Nsec 、つまり変速機出力回転数
を、ファイナルドライブギヤ組10のギヤ比(ファイナ
ルドライブギヤ比)iF で除算することによって、車軸
回転数NS を求める。そして要求馬力演算部23は、上
記のようにして夫々求めた要求車軸駆動力T S と車軸回
転数NS との乗算により要求馬力HPS を算出する。
【0035】制御目標値演算部24では、図11に例示
するエンジンの特性線図を基に、上記算出した要求馬力
HPS を最低燃費で発生させるためのエンジン回転数N
e の目標値Ne * およびエンジン出力(トルク)Te
目標値Te * を求め、次に目標エンジン回転数Ne *
対応した変速機目標入力回転数(目標プライマリ回転
数)Npri * を求める。ここで図11は、エンジン回転
数Ne と、エンジン出力(トルク)Te との関係を、燃
料消費率が同じになる等燃費線αとして、また、出力馬
力が同じになる等馬力線βとして示し、更に各等馬力線
β上で最も燃料消費率が良くなる点を結んだ最低燃費線
をδにより示したものである。図11上において、要求
馬力HPS に対応した等馬力線βと最低燃費線δとの交
点が例えば図11のZ点であるとすると、当該要求馬力
HPS を最低燃費で発生させるための目標エンジン回転
数Ne * および目標エンジン出力Te * は、図11に示
すようにZ点から横軸および縦軸にそれぞれ下ろした目
盛り値として求めることができる。なお無段変速機搭載
車においては、動力伝達中の大半時間に亘りトルクコン
バータ6を、入出力要素間が直結されたロックアップ状
態にしているため、本実施例では変速機目標入力回転数
pri * を目標エンジン回転数Ne * に同じ値として取
り扱うこととする。
【0036】変速機目標入力回転数Npri * は目標変速
比演算部25に入力され、この演算部25は、当該変速
機目標入力回転数Npri * を変速機出力回転数Nsec
除算することにより、変速機目標入力回転数Npri *
対応した目標変速比i* を求めて図1のように油圧アク
チュエータ12に出力し、無段変速機2を目標変速比i
* が達成されるよう、つまり目標入力回転数Npri *
達成されるよう変速させる。
【0037】目標エンジン出力Te * は目標スロットル
開度演算部26に入力され、この演算部26は、当該目
標エンジン出力Te * が発生するような目標スロットル
開度TVO* を求めて図1に示すようにステップモータ
4に出力し、スロットルバルブ5を目標スロットル開度
TVO* となるよう開度制御する。
【0038】以上のような本実施の形態によれば、運転
条件や走行条件から求めた要求車軸駆動力TS (要求馬
力HPS )を最低燃費で発生させるような態様で無段変
速機の変速制御およびエンジンのスロットル開度制御が
行われることとなり、燃費の改善と過不足のない動力性
能とを両立させることができる。そして、要求車軸駆動
力TS (要求馬力HPS )を最低燃費で発生させるため
の目標エンジン回転数Ne * (目標変速機入力回転数N
pri * )および目標エンジン出力Te * の双方を図11
のエンジン特性線図から求めることから、その処理を最
も簡便に行うことができる。
【0039】図3は本発明の他の実施形態を示し、本実
施の形態においては、要求馬力HP S を最低燃費で発生
させるための目標エンジン回転数Ne * (目標変速機入
力回転数Npri * )および目標エンジン出力Te * のう
ち、前者の目標エンジン回転数Ne * (目標変速機入力
回転数Npri * )を上記した実施の形態と同様に図11
のエンジン特性線図から求めるが、目標エンジン出力T
e * は以下のように演算により求めるようにしたもので
ある。つまり、目標エンジン出力演算部27において、
要求馬力HPS を目標エンジン回転数Ne * (目標変速
機入力回転数Npri * )で除算することにより目標エン
ジン出力Te * を求め、これをもとに演算部26で目標
スロットル開度TVO * を演算する。
【0040】かかる構成によれば、目標エンジン出力T
e * を上記の演算により求めるから、マップ検索の手間
が半減するとともに、マップのデータも図11の全てが
必要ではなくなり、メモリ容量に余裕を持たせることが
できる。
【0041】なお図3では、要求馬力HPS を最低燃費
で発生させるための目標エンジン回転数Ne * (目標変
速機入力回転数Npri * )および目標エンジン出力Te
* のうち、前者の目標エンジン回転数Ne * (目標変速
機入力回転数Npri * )を図11のエンジン特性線図か
らマップ検索し、後者の目標エンジン出力Te * を演算
により求めることとしたが、逆に、目標エンジン出力T
e * を図11のエンジン特性線図からマップ検索して求
め、目標エンジン回転数Ne * (目標変速機入力回転数
pri * )を演算により求めても同様の作用効果を達成
し得ることは勿論である。
【0042】図4は本発明の更に他の実施の形態を示
し、本実施の形態においては図3と同じく、目標エンジ
ン回転数Ne * (目標変速機入力回転数Npri * )を図
11のエンジン特性線図からマップ検索するが、目標エ
ンジン出力Te * を以下の演算により求める。つまり車
輪駆動系目標変速比演算部28で、目標エンジン回転数
e * (目標変速機入力回転数Npri * )と車軸回転数
S との比で表される車輪駆動系目標変速比iT * を算
出する。次いで目標エンジン出力演算部29において、
前記の要求車軸駆動力TS を車輪駆動系目標変速比iT
* により除算することによって目標エンジン出力Te *
を求める。この場合も図3の実施形態によると同様の前
記作用効果を達成することができる。
【0043】図5は本発明の更に別の実施形態を示し、
本実施の形態においては図3と同じく、目標エンジン回
転数Ne * (目標変速機入力回転数Npri * )を図11
のエンジン特性線図からマップ検索するが、目標エンジ
ン出力Te * を以下の演算により求める。つまり、変速
機目標変速比演算部30において、目標エンジン回転数
e * (目標変速機入力回転数Npri * )と変速機出力
回転数Nsec との比で表される変速機目標変速比iC *
を求め、車輪駆動系目標変速比演算部31で、変速機目
標変速比iC * にファイナルドライブギヤ比iF を掛け
て車輪駆動系目標変速比iT * を求め、目標エンジン出
力演算部32において、要求車軸駆動力TS を車輪駆動
系目標変速比iT * により除算することで目標エンジン
出力Te * を演算する。この場合も図3の実施形態によ
ると同様の前記作用効果を達成することができる。
【0044】図6は本発明の更に別の実施形態を示し、
本実施の形態においては図3と同じく、目標エンジン回
転数Ne * (目標変速機入力回転数Npri * )を図11
のエンジン特性線図からマップ検索するが、目標エンジ
ン出力Te * を以下の演算により求める。つまり、一方
で変速機目標変速比30において、上記目標エンジン回
転数Ne * (目標変速機入力回転数Npri * )と変速機
出力回転数Nsec との比で表される変速機目標変速比i
C * を求め、他方で、変速機目標出力演算部33におい
て、前記要求車軸駆動力TS をファイナルドライブギヤ
比iF により除算することにより変速機目標出力TC *
を算出する。そして、目標エンジン出力演算部34で変
速機目標出力TC * を変速機目標変速比iC * により除
算することにより目標エンジン出力Te * を求める。こ
の場合も図3の実施形態によると同様の前記作用効果を
達成することができる。
【0045】なお、上記した図3〜図6に示す実施の形
態におけるように、目標エンジン回転数Ne * (目標変
速機入力回転数Npri * )を図11のエンジン特性線図
からマップ検索し、これを基にして変速機目標出力TC
* を演算により求めるものにあって、変速速度制御など
のために当該目標エンジン回転数Ne * (目標変速機入
力回転数Npri * )を制限する場合、例えば図3に対応
する図7に示すようにそのために設けた目標変速機入力
回転数制限器35で制限された後の目標回転数NpriS *
を演算部27での目標エンジン出力Te * の演算に資す
るのが良い。本実施の形態によれば、変速速度制御など
のために当該目標エンジン回転数N e * (目標変速機入
力回転数Npri * )を制限する場合においても、目標エ
ンジン出力Te * を本来の目的に符合したものに維持す
ることができる。
【0046】図8は本発明の更に別の実施形態を示し、
本実施の形態においては図3と同じく、目標エンジン回
転数Ne * (目標変速機入力回転数Npri * )を図11
のエンジン特性線図からマップ検索するが、目標エンジ
ン出力Te * を以下の演算により求める。つまり車輪駆
動系実変速比演算部36で、センサ17による変速機入
力回転数検出値Npri を車軸回転数NS により除算し
て、両者間の比で表される車輪駆動系実変速比iT を求
め、目標エンジン出力演算部37で、要求車軸駆動力T
S を車輪駆動系実変速比i T により除算して目標エンジ
ン出力Te * を算出する。この場合も図3の実施形態に
よると同様の前記作用効果を達成することができる。
【0047】図9は本発明の更に別の実施形態を示し、
本実施の形態においては図3と同じく、目標エンジン回
転数Ne * (目標変速機入力回転数Npri * )を図11
のエンジン特性線図からマップ検索するが、目標エンジ
ン出力Te * を以下の演算により求める。つまり、変速
機実変速比演算部38において変速機入力回転数Npri
を変速機出力回転数Nsec により除算し、両者間の比で
表される変速機実変速比iC を求め、車輪駆動系実変速
比演算部39において、変速機実変速比iC にファイナ
ルドライブギヤ比iF を掛けることで車輪駆動系実変速
比iT を求める。そして目標エンジン出力演算部40
で、要求車軸駆動力TS を車輪駆動系実変速比iT によ
り除算することによって目標エンジン出力Te * を求め
る。この場合も図3の実施形態によると同様の前記作用
効果を達成することができる。
【0048】図10は本発明の更に別の実施形態を示
し、本実施の形態においては図3と同じく、目標エンジ
ン回転数Ne * (目標変速機入力回転数Npri * )を図
11のエンジン特性線図からマップ検索するが、目標エ
ンジン出力Te * を以下の演算により求める。つまり、
変速機実変速比演算部38において変速機入力回転数N
pri を変速機出力回転数Nsec により除算し、両者間の
比で表される変速機実変速比iC を求め、変速機目標出
力演算部33において、前記要求車軸駆動力TS をファ
イナルドライブギヤ比iF により除算することにより変
速機目標出力TC * を算出し、目標エンジン出力で、当
該変速機目標出力TC * を変速機実変速比iC により除
算することによって、目標エンジン出力Te * を求め
る。この場合も図3の実施形態によると同様の前記作用
効果を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態になる駆動力制御装置を
具えた無段変速機搭載車のパワートレーンを、その制御
システムと共に示す概略説明図である。
【図2】同実施の形態においてコントローラが実行する
変速制御およびスロットル開度制御の機能別ブロック線
図である。
【図3】本発明の他の実施の形態を示す変速制御および
スロットル開度制御の機能別ブロック線図である。
【図4】本発明の更に他の実施の形態を示す変速制御お
よびスロットル開度制御の機能別ブロック線図である。
【図5】本発明の更に別の実施の形態を示す変速制御お
よびスロットル開度制御の機能別ブロック線図である。
【図6】本発明の更に他の実施の形態を示す変速制御お
よびスロットル開度制御の機能別ブロック線図である。
【図7】図3に示す実施の形態において目標変速機入力
回転数が制限される場合の制限器の配置に関する提案を
示す変速制御およびスロットル開度制御の機能別ブロッ
ク線図である。
【図8】本発明の更に別の実施の形態を示す変速制御お
よびスロットル開度制御の機能別ブロック線図である。
【図9】本発明の更に他の実施の形態を示す変速制御お
よびスロットル開度制御の機能別ブロック線図である。
【図10】本発明の更に他の実施の形態を示す変速制御
およびスロットル開度制御の機能別ブロック線図であ
る。
【図11】エンジン回転数軸およびエンジン出力トルク
軸により規定した2次元座標上に、等燃費線、等馬力
線、最低燃費線を示すエンジンの特性線図である。
【符号の説明】
1 エンジン 2 無段変速機 3 アクセルペダル 4 ステップモータ 5 電子制御スロットルバルブ 6 トルクコンバータ 7 プライマリプーリ 8 セカンダリプーリ 9 Vベルト 10 ファイナルドライブギヤ組 11 ディファレンシャルギヤ装置 12 油圧アクチュエータ 13 コントローラ 14 アクセル開度センサ 16 スロットル開度センサ 17 プライマリプーリ回転センサ 18 セカンダリプーリ回転センサ 19 車速センサ 21 要求車軸駆動力演算部 22 車軸回転数演算部 23 要求馬力演算部 24 制御目標値演算部 25 目標変速比演算部 26 目標スロットル開度演算部 27 目標エンジン出力演算部 28 車輪駆動系目標変速比演算部 29 目標エンジン出力演算部 30 変速機目標変速比演算部 31 車輪駆動系目標変速比演算部 32 目標エンジン出力演算部 33 変速比目標出力演算部 34 目標エンジン出力演算部 35 目標入力回転数制限器 36 車輪駆動系実変速比演算部 37 目標エンジン出力演算部 38 変速機実変速比演算部 39 車輪駆動系実変速比演算部 40 目標エンジン出力演算部 41 目標エンジン出力演算部
フロントページの続き (72)発明者 佐藤 正次郎 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 岩崎 美憲 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 土屋 克彦 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 渡辺 英明 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクセルペダル操作以外の因子によって
    も補正可能な目標値に向けてスロットル開度を制御され
    るエンジンと、無段変速機との組み合わせになるパワー
    トレーンを搭載した車両において、 車両の運転状態や走行条件により決まる要求車軸駆動力
    と、車軸回転数との乗算により要求馬力を求め、 該要求馬力を最低燃費で発生させるための目標エンジン
    回転数および目標エンジン出力の組み合わせを求め、 前記目標エンジン回転数に対応した変速機目標入力回転
    数となるよう前記無段変速機を変速制御するとともに、
    前記目標エンジン出力となるようスロットル開度を制御
    するよう構成したことを特徴とする車両の駆動力制御装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記要求馬力を最低
    燃費で発生させるための目標エンジン回転数および目標
    エンジン出力の双方をエンジン特性線図から求めるよう
    構成したことを特徴とする車両の駆動力制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記要求馬力を最低
    燃費で発生させるための目標エンジン回転数および目標
    エンジン出力のいずれか一方をエンジン特性線図から求
    め、 他方を、該エンジン特性線図から求めた目標エンジン回
    転数または目標エンジン出力で前記要求馬力を除算する
    ことにより求めるよう構成したことを特徴とする車両の
    駆動力制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記要求馬力を最低
    燃費で発生させるための目標エンジン回転数および目標
    エンジン出力のうち目標エンジン回転数をエンジン特性
    線図から求め、 目標エンジン出力を、該目標エンジン回転数と車軸回転
    数との比で表される車輪駆動系目標変速比により前記要
    求車軸駆動力を除算することによって求めるよう構成し
    たことを特徴とする車両の駆動力制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、前記要求馬力を最低
    燃費で発生させるための目標エンジン回転数および目標
    エンジン出力のうち目標エンジン回転数をエンジン特性
    線図から求め、 目標エンジン出力を、該目標エンジン回転数と変速機出
    力回転数との比で表される変速機目標変速比にファイナ
    ルドライブギヤ比を掛けて得られる車輪駆動系目標変速
    比により前記要求車軸駆動力を除算することによって求
    めるよう構成したことを特徴とする車両の駆動力制御装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1において、前記要求馬力を最低
    燃費で発生させるための目標エンジン回転数および目標
    エンジン出力のうち目標エンジン回転数をエンジン特性
    線図から求め、 目標エンジン出力を、該目標エンジン回転数と変速機出
    力回転数との比で表される変速機目標変速比により、前
    記要求車軸駆動力とファイナルドライブギヤ比から求め
    た変速機目標出力を除算することによって求めるよう構
    成したことを特徴とする車両の駆動力制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項3乃至6のいずれか1項におい
    て、前記目標エンジン回転数を制限する場合、該制限後
    の目標エンジン回転数を用いて前記目標エンジン出力を
    求めるよう構成したことを特徴とする車両の駆動力制御
    装置。
  8. 【請求項8】 請求項1において、前記要求馬力を最低
    燃費で発生させるための目標エンジン回転数および目標
    エンジン出力のうち目標エンジン回転数をエンジン特性
    線図から求め、 目標エンジン出力を、変速機入力回転数と車軸回転数と
    の比で表される車輪駆動系実変速比により前記要求車軸
    駆動力を除算することによって求めるよう構成したこと
    を特徴とする車両の駆動力制御装置。
  9. 【請求項9】 請求項1において、前記要求馬力を最低
    燃費で発生させるための目標エンジン回転数および目標
    エンジン出力のうち目標エンジン回転数をエンジン特性
    線図から求め、 目標エンジン出力を、変速機入力回転数と変速機出力回
    転数との比で表される変速機実変速比にファイナルドラ
    イブギヤ比を掛けて得られる車輪駆動系実変速比により
    前記要求車軸駆動力を除算することによって求めるよう
    構成したことを特徴とする車両の駆動力制御装置。
  10. 【請求項10】 請求項1において、前記要求馬力を最
    低燃費で発生させるための目標エンジン回転数および目
    標エンジン出力のうち目標エンジン回転数をエンジン特
    性線図から求め、 目標エンジン出力を、変速機入力回転数と変速機出力回
    転数との比で表される変速機実変速比により、前記要求
    車軸駆動力とファイナルドライブギヤ比から求めた変速
    機目標出力を除算することによって求めるよう構成した
    ことを特徴とする車両の駆動力制御装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2804071A1 (fr) 2000-01-26 2001-07-27 Toyota Motor Co Ltd Dispositif de commande d'un vehicule equipe d'une transmission variable en continu et procede de commande de celui-ci
US6389348B1 (en) 1999-08-05 2002-05-14 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Control system for vehicle having continuously variable transmission
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