JPH1178339A - パンチ - Google Patents

パンチ

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JPH1178339A
JPH1178339A JP24054297A JP24054297A JPH1178339A JP H1178339 A JPH1178339 A JP H1178339A JP 24054297 A JP24054297 A JP 24054297A JP 24054297 A JP24054297 A JP 24054297A JP H1178339 A JPH1178339 A JP H1178339A
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JP
Japan
Prior art keywords
punch
pressing member
abutment
hole
paper
Prior art date
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Pending
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JP24054297A
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English (en)
Inventor
Akihiko Fujita
昭彦 藤田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 穴開けとはとめ取付けを簡単且つ迅速に行う
ことができるパンチを提供する。 【解決手段】 支台10と、支台10に当該支台に対し
て進退可能に取付けられた押圧部材20と、押圧部材2
0を支台10から離れる方向に付勢するコイルバネ22
と、押圧部材20を押したときに支台10の孔11に突
入し、コイルバネ22により押圧部材20が復帰したと
きに支台10の孔11から出るように押圧部材20に固
定されたポンチ30とを備え、ポンチ30の下端部に、
複数のはとめを相互貼着による積層状態で挿通・支持す
るはとめ支持部31を設け、ポンチ30が紙を貫通した
ときに、最下のはとめが紙に形成された穴の周囲に貼付
されるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙に穴を開けるの
と同時に穴の周囲にはとめを取付けるパンチに関する。
【0002】
【従来の技術】紙を綴じるために紙の端に穴を開けるた
めのパンチは、1穴式と2穴式に大別される。例えば2
穴式のパンチは一般的に、支台と、この支台に当該支台
に対して進退可能に取付けられた押圧部材と、この押圧
部材と支台とに係合し、押圧部材を支台から離れる方向
に付勢するバネと、押圧部材を支台側に押したときに支
台の孔に突入し、バネにより押圧部材が復帰したときに
支台の孔から出るように押圧部材に固定されたポンチと
を備える。このパンチにより紙に2つの穴を開け、この
穴を利用してファイルに綴じる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、或る程度ま
とまった枚数の紙を綴じる場合は、余り問題はないが、
特に1枚のみを綴じる場合、紙に穴が開いているだけな
ので、穴から紙の端まで簡単に破れ易い。このため、パ
ンチで穴を開けてから、穴の周囲にはとめを貼付し、穴
を補強することが行われている。はとめは、一般的に複
数個がシートに貼付されており、シートから1個ずつ剥
がして使用する。
【0004】しかしながら、パンチによる穴開けと、は
とめ取付けを別々に行う必要があるだけでなく、一度開
けた穴の周囲にはとめを正確に位置決めしてから貼付し
なければ、はとめの位置ずれで穴が部分的に塞がれてし
まう場合があるなど、その作業が面倒で時間が掛かる。
従って、本発明は、そのような問題点に着目してなされ
たもので、穴開けとはとめ取付けを簡単且つ迅速に行う
ことができるパンチを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のパンチは、支台と、この支台に当該支台に
対して進退可能に取付けられた押圧部材と、この押圧部
材と支台とに係合し、押圧部材を支台から離れる方向に
付勢する付勢部材と、押圧部材を支台側に押したときに
支台の孔に突入し、付勢部材により押圧部材が復帰した
ときに支台の孔から出るように押圧部材に固定されたポ
ンチとを備えるパンチにおいて、前記ポンチの下端部
に、はとめを挿通・支持するはとめ支持部を設け、ポン
チが紙を貫通したときに、はとめが紙に形成された穴の
周囲に貼付されるようにしたことを特徴とする。
【0006】このパンチでは、通常のパンチと同様に紙
に穴を開ければ、それと同時に穴の周囲にはとめが貼付
され、穴開けとはとめ取付けが同時に行われるので、従
来のように別々に行う必要がなく、作業が迅速且つ簡単
である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態に基づ
いて説明する。その一実施形態に係るパンチの要部断面
図を図1に、その平面図を図2に示す。図1のパンチは
1穴式のもので、支台10と、支台10に当該支台10
に対して進退可能に取付けられたキャップ兼用の押圧部
材20と、押圧部材20と支台10(案内板19)とに
係合し、押圧部材20を支台10から離れる方向(上方
向)に付勢するコイルバネ(付勢部材)22と、押圧部
材20を支台10側に押したときに支台10の孔11に
突入し、コイルバネ22により押圧部材20が復帰した
ときに支台10の孔11から出るように押圧部材20に
固定されたポンチ30とを備える。
【0008】支台10は、ポンチ30が挿通される孔1
1の下側に、穴開けによる紙片を溜める紙屑収容部12
を有し、支台10の底部にはカバー15が着脱可能に取
付けられ、カバー15を外すことで、紙屑収容部12に
溜まった紙片を取り出すことができる。支台10上には
支持板17が蝶ネジ18により固定され、この支持板1
7に形成された貫通孔に案内板19が固定されている。
【0009】案内板19は、上側が2重筒状になってお
り、その環状の脚部19aが支持板17の貫通孔の内周
面に沿って位置する。案内板19の外側の空洞部から押
圧部材20にかけてコイルバネ22が配置されている。
コイルバネ22の一端(下端)が案内板19に係合し、
他端(上端)が押圧部材20に係合することで、押圧部
材20は上方向に付勢される。案内板19の内側の空洞
部にはポンチ30が挿通され、ポンチ30の上端はネジ
24により押圧部材20に固定されている。従って、押
圧部材20を押し下げれば、ポンチ30は押圧部材20
と一体に下方向に移動する。押圧を止めれば、ポンチ3
0は押圧部材20と共にコイルバネ22の付勢力により
元の位置(図1の状態)に復帰する。又、ポンチ30の
刃先が摩耗し、切れ味が悪くなったときは、ネジ24を
外してポンチ30を交換することができる。
【0010】ポンチ30の下端部には、はとめを挿通・
支持するはとめ支持部31が設けられ、この実施形態に
おけるはとめ支持部31は、ポンチ30の周面よりポン
チ30の軸方向に垂直方向に突出する突板である。この
ポンチ30のはとめ支持部31より下方の部分と案内板
19の脚部19aとで囲まれた空間は、はとめを収容す
るはとめ収容部分32であり、はとめ収容部分32に後
述のはとめがポンチ30に挿通された状態で収容され
る。
【0011】はとめ収容部分32に収容されるはとめ
は、図3に示すように、複数のはとめ41が相互に粘着
・積層された積層体40になっている。各はとめ41は
ポンチ30に挿通するための穴42を有する。この穴4
2の直径は、ポンチ30の直径より幾分小さく、各はと
め41(即ち積層体40)は、ポンチ30に挿通したと
きにポンチ30から落下しないようになっている。又、
はとめ41の下面41aには粘着剤が塗布されており、
積層状態では下側のはとめの上面41bに上側のはとめ
の下面41aが粘着する。この場合、下面41aの紙に
対する貼着力がはとめ相互の貼着力及びポンチ30に対
するはとめの係合力より強くなるように設定されてお
り、これにより、1つのはとめ41だけが積層体40及
びポンチ30から離れて紙に容易に付着する。
【0012】なお、粘着剤には特に限定はなく、例えば
貼って剥がせる事務用のメモ紙片に使用されているよう
な粘着剤でよい。又、はとめは積層体40である必要は
なく、1つずつをはとめ収容部分32に設けてもよい
が、積層体40のまま用いる方が便利である。次に、上
記パンチの作用について図4を参照して説明する。ポン
チ30のはとめ支持部31には、図3に示すはとめの積
層体40を装着しておく。そして、通常のパンチと同様
に紙Pを所定位置にセットし、押圧部材20を押し下げ
る〔図4の(a)参照〕。すると、押圧部材20と共に
ポンチ30が下降し、ポンチ30の先端が支台10の孔
11に突入することで、紙Pに穴が開き、除去された紙
片P′は紙屑収容部12に落下する。これと同時に、積
層体40の最下のはとめ41が紙Pの穴の周囲に圧接・
貼着される〔図4の(b)参照〕。
【0013】その後、押圧部材20を押すのを止めれ
ば、ポンチ30は押圧部材20と共にコイルバネ22の
付勢力によって元の位置に復帰する。この時、前記した
ように、はとめ41の紙に対する粘着力がはとめ41同
士の粘着力及びポンチ30に対するはとめ41の係合力
より強いので、最下のはとめ41は積層体40及びポン
チ30から分離し、紙Pに貼付したままとなる〔図4の
(c)参照〕。この結果、図5において、紙Pに穴Pa
が形成されるのと同時に、穴Paの周囲にはとめ41が
貼付され、穴Paがはとめ41により補強される。但
し、図5では2穴が示されているが、図1の1穴式のパ
ンチで2箇所に穴を開ければよいのは勿論である。
【0014】別実施形態に係るパンチの要部断面図を図
6に、その平面図(一部省略)を図7に示す。このパン
チは2穴式のもので、ポンチの下端部以外の構造は通常
の2穴式のパンチとほぼ同様である。即ち、支台80
は、ポンチ100が挿通される孔81と、除去紙片を収
容する紙屑収容部82とを有し、支台80の底部にカバ
ー85が着脱可能に取付けられる。支台80に蝶ネジ9
8によって固定された支持板86の貫通孔には、案内板
89が取付けられ、この案内板89にポンチ100が挿
通されている。
【0015】一方、支持板86には、押圧部材90を揺
動可能に取付ける取付板87が垂直に立てられ、取付板
87の上部には、ポンチ100が挿通された水平方向の
支持片88が設けられている。ポンチ100を垂直方向
に貫通する支持軸95は、取付板87に形成されたスリ
ット(図示せず)内をポンチ100の上下動に伴って移
動するようにスリットに挿通されている。
【0016】押圧部材90は、支点軸91により上下動
(揺動)可能に取付板87に支持されている。支点軸9
1にはバネ92(図7では一方側のみ示す)が巻回さ
れ、バネ92の一端(下端)が支持板86に係合し、他
端(上端)が押圧部材90に係合することで、押圧部材
90が上方に付勢される。ポンチ100ははとめ支持部
101を有し、はとめ支持部101の下方の部分と案内
板89とで囲まれた空間がはとめ収容部分102であ
る。
【0017】この2穴式のパンチでは、通常のパンチと
同様に紙に穴を開ければ、紙に2つの穴が形成されるの
と同時に、各穴の周囲にはとめが貼付される(図5参
照)。この場合は、一度に2つの穴開けとはとめ取付け
が行われるので便利である。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のパンチに
よれば、通常のパンチと同様に紙に穴を開けると、それ
と同時に穴の周囲にはとめが貼付され、穴開けとはとめ
取付けが同時に行われるので、従来のように別々に行う
必要がなく、作業が迅速且つ簡単であり、しかも穴の周
囲にはとめを正確に取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態に係るパンチの要部断面図である。
【図2】図1のパンチの平面図である。
【図3】図1のパンチに装着されるはとめ積層体を示す
図である。
【図4】図1のパンチの作用を説明するための概略断面
図である。
【図5】図1のパンチにより穴開けとはとめ取付けを行
った紙を示す図である。
【図6】別実施形態に係るパンチの要部断面図である。
【図7】図6のパンチの一部省略平面図である。
【符号の説明】
10,80 支台 11,81 孔 20,90 押圧部材 22,92 バネ(付勢部材) 30,100 ポンチ 31,101 はとめ支持部 40 はとめ積層体 41 はとめ P 紙

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支台と、この支台に当該支台に対して進退
    可能に取付けられた押圧部材と、この押圧部材と支台と
    に係合し、押圧部材を支台から離れる方向に付勢する付
    勢部材と、押圧部材を支台側に押したときに支台の孔に
    突入し、付勢部材により押圧部材が復帰したときに支台
    の孔から出るように押圧部材に固定されたポンチとを備
    えるパンチにおいて、 前記ポンチの下端部に、はとめを挿通・支持するはとめ
    支持部を設け、ポンチが紙を貫通したときに、はとめが
    紙に形成された穴の周囲に貼付されるようにしたことを
    特徴とするパンチ。
  2. 【請求項2】複数のはとめが相互貼着による積層状態で
    はとめ支持部に挿通・支持され、最下のはとめのみが紙
    に形成された穴の周囲に貼付されるようにしたことを特
    徴とする請求項1記載のパンチ。
  3. 【請求項3】前記はとめは、紙に対する貼着力がはとめ
    相互の貼着力より強いことを特徴とする請求項2記載の
    パンチ。
  4. 【請求項4】前記はとめ支持部は、ポンチの周面よりポ
    ンチの軸方向に垂直方向に突出する突板であることを特
    徴とする請求項1、請求項2又は請求項3記載のパン
    チ。
  5. 【請求項5】前記押圧部材は、1つのポンチを有するも
    のであることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項
    3又は請求項4記載のパンチ。
  6. 【請求項6】前記押圧部材は、間隔を置いた2つのポン
    チを有するものであることを特徴とする請求項1、請求
    項2、請求項3又は請求項4記載のパンチ。
JP24054297A 1997-09-05 1997-09-05 パンチ Pending JPH1178339A (ja)

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JP24054297A JPH1178339A (ja) 1997-09-05 1997-09-05 パンチ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150063585A (ko) * 2012-10-18 2015-06-09 쉴로모 아르빌리 바인딩 및 천공 결합 어셈블리

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150063585A (ko) * 2012-10-18 2015-06-09 쉴로모 아르빌리 바인딩 및 천공 결합 어셈블리

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