JP6376484B1 - 紙類保持具、紙類保持体、及び紙類保持ファイル - Google Patents
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Abstract
【解決手段】紙類保持具1は、基材2に固定されて使用され、紙類Pを保持するためのものであって、先端に設けられたガイド部5、ガイド部5と連結され、紙類Pを押さえる押さえ部6、押さえ部6と連結され、紙類Pの一端を支持する懐部7を有するへの字状の第一部材3と、押さえ部6の懐部7側の端部を上側から押圧する押圧部8、押圧部8と連結され、懐部7を外側から覆う覆い部9、覆い部9と略垂直に連結され、基材2に固定される固定部10を有するコの字状の第二部材4とを備えている。そして、この紙類保持具1は、第一部材3が弾発力を有する部材で構成され、基材2に固定された状態において、押さえ部6が押圧部8から押圧されることで、腰バネとして作用し、紙類Pの出し入れが自在にできる構成をとる。
【選択図】図2
Description
また、バネを備える留め具によって綴じられたファイルから、目的の紙類を取り出す場合、バネの付勢力を一端解除してから、目的の紙類を取り出さなければならず、手間が生じる。
また、取り外した紙類は、再度ファイルに綴じずに、いつでも取り出せるようにしたいという要望もある。
また、上記の紙類保持ファイル、及び紙類保持体の紙体は、廃材を使用するため、低コストで作成することができることに加え、環境に優しい再利用の手段となる。
紙類保持具1は、図1に示すように、基材2に固定されて使用され、紙類Pを保持するものである。紙類Pの種類は特に限定されず、例えば、帳票、資料、書類、新聞、雑誌、メモ帳が想定され、さらに、保持される対象は、これらの紙類Pが収容されたクリアファイルや封筒等も含まれる。
基材2には、例えば、牛乳パック、段ボールを切断した紙材や、下敷きなどのプラスチック製品が使用される。この紙類保持具1と基材2との間に紙類が挿入される。
本実施形態では、図1(a)及び図1(b)に示すように、2種類の紙類保持具1を例に挙げて説明する。以下、図1(a)に示したものを第一の紙類保持具1A、図1(b)に示したものを第二の紙類保持具1Bとする。
第一部材3は、弾発力のある素材で構成され、この第一部材3には、例えば、プラスチック素材を使用できる。第一部材3は、矩形状のプラスチック素材を折り曲げられることにより、作製される。このプラスチック素材には、例えば、長さが7cmから4cm、幅が1.5cmから2.5cmのものを使用する。
懐部7の長さWは、例えば5mmから15mmとすることができる。この長さWは、適宜変更することができ、
この第二部材4は、例えば、押圧部8と押さえ部6とをホッチキスや両面テープの固定手段により、第一部材3に固定される。
固定部10の長さは、押圧部8の長さよりも長く形成されている。固定部10は、例えば、両面テープやホッチキスによって基材2に固定することで、第二部材4が基材2に固定される。
基材2に固定された状態で、第一の紙類保持具1Aのガイド部5は、基材2から所定の距離だけ離れ、基材2とガイド部5との間には隙間が形成されている。この隙間を介して紙類Pが出し入れされる。
基材2に固定された状態で、第二の紙類保持具1Bのガイド部5の一部は、基材2に当接され、ガイド部5の先端部と基材2との間には、隙間が形成されている。
紙類保持体11は、図3(a)に示すように、矩形状の紙体12と、この紙体12の下辺縁部の中央に1つ設けられた紙類保持具1、及び紙体12の右辺縁部に2つ設けられた紙類保持具1とを有している。
紙体12は、ある程度の強度を有するものを使用し、この紙体12には、例えば、使用済みの牛乳パックを使用できる。なお、紙類保持体11では、紙体12が基材2の役割を担う。紙類保持具1は、押さえ部6が紙体12のおもて面、固定部10が紙体12のうら面となるように固定されている。
紙類保持ファイル20は、図3(b)に示すように、同じサイズの使用済み牛乳パックを2つ連結させた紙体21(右側部21A、左側部21B)と、紙体21の一方の牛乳パックである右側部21A(図3(b)右側)の下辺縁部の中央に1つ設けられた紙類保持具1、及び紙体21の右辺縁部に2つ設けられた紙類保持具1とを有している。使用済みの牛乳パックが連結された部分は、連結部22となる。連結部22は、牛乳パックの端部を重ねて、両面テープやホッチキスで連結される。牛パックの内側が紙類保持ファイル20の外側、牛パックの外側が紙類保持ファイル20の内側となるように折り畳まれる。
また、紙類保持ファイル20において、右側部21Aは、紙類Pを保持する裏表紙を構成し、左側部21Bは、紙類Pを保持する表表紙を構成する。
一方、第二の紙類保持具1Bでは、ガイド部5の基端部が基材2(紙体12,21)と接触し、押さえ部6は基材2(紙体12,21)を押圧する。そうすると、数枚の紙類Pを差し込んだ場合でも、挿入した紙類Pをしっかり保持することができる。
また、本実施形態に係る紙類保持具1の構造は簡単であり、プラスチック素材を使用するため、低コストで作成することができる。
また、この紙類保持体10及び紙類保持ファイル20には、紙類Pのみならず、紙類Pを収容したクリアファイル等も保持することができる。
例えば、本実施形態の紙類保持具1のように、押さえ部6が斜め下向きとすることで、紙類等の一枚単位の挿入や取り出しが簡単にできる。一方、押さえ部6が基材2(紙体12,21)と平行となるようにした場合、分厚い紙類Pの挿入及び取り出しが容易にできる。また、分厚い紙類Pを保持する場合、懐部7の長さも適宜変更する。
このように、基材2(紙体12,21)と押さえ部6との角度、及び懐部7の長さを調整することで、どのような厚さの紙類Pでも保持でき、多様性のある紙類保持体11や紙類保持ファイル20を作成することができる。
そのため、本実施形態に係る紙類保持体11及び紙類保持ファイル20は、使用者にとって、利用しやすいものである。
例えば、本実施形態では、紙類保持具1を右辺縁部に2つ固定する例について説明したが、3つ以上設けることもできる。この場合、紙類Pの一端が保持される面積が大きくなるため、より安定して、紙類Pを保持することができる。
また、紙体12,21には、使用済みの牛乳パック以外にも、例えば、段ボール等の廃材を使用することができる。
1A 第一の紙類保持具
1B 第二の紙類保持具
2 基材
3 第一部材
4 第二部材
5 ガイド部
6 押さえ部
7 懐部
8 押圧部
8A 折り曲げ部
9 覆い部
10 固定部
11 紙類保持体
12 紙体
13 ファイル
14 裏表紙
20 紙類保持ファイル
21 紙体
21A 右側部
21B 左側部
22 連結部
30 突き出し部
W 長さ
P 紙類
Claims (4)
- 基材に固定されて使用され、紙類を保持するための紙類保持具であって、
先端に設けられたガイド部、前記ガイド部と連結され、前記紙類を押さえる押さえ部、前記押さえ部と連結され、前記紙類の一端を支持する懐部を有する、への字状の第一部材と、
前記押さえ部の前記懐部側の端部を上側から押圧する押圧部、前記押圧部と連結され、前記懐部を外側から覆う覆い部、前記覆い部と略垂直に連結され、前記基材に固定される固定部を有する、コの字状の第二部材と、を備え、
前記第一部材は、弾発力を有する素材で構成され、
前記基材に固定された状態において、前記押さえ部は、前記押圧部から押圧されることで、腰バネとして作用し、前記紙類の出し入れが自在にできる、
ことを特徴とする紙類保持具。 - 前記押圧部の先端が、コの字状に折り曲げられ、折り曲げられた先端部によって、前記押さえ部が押圧される、
ことを特徴とする請求項1に記載の紙類保持具。 - 請求項1又は請求項2に記載の紙類保持具が、廃材の紙体に設けられた紙類保持体であって、
前記紙類保持具が、前記押さえ部が前記紙体のおもて面、前記固定部が前記紙体のうら面となるように、前記紙体の下辺縁部の中央に一つ、前記紙体の右辺縁部に複数固定されている、
ことを特徴とする紙類保持体。 - 請求項1又は請求項2に記載の紙類保持具が、紙体に設けられた紙類保持ファイルであって、
前記紙体は、廃材同士がつなぎ合わされることで構成され、つなぎ合わされた部分を折り畳み部とし、
前記紙類保持具が、前記押さえ部が前記紙体の内側、前記固定部が前記紙体の外側となるように、前記紙体の下辺縁部の中央に一つ、前記紙体の右辺縁部に複数固定されている、
ことを特徴とする紙類保持ファイル。
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JPS50150417U (ja) * | 1974-05-30 | 1975-12-15 | ||
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JPH11157269A (ja) * | 1997-11-27 | 1999-06-15 | Tamotsu Yuri | クリップボード |
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JP2012106440A (ja) * | 2010-11-18 | 2012-06-07 | Song Co Ltd | クリップとその製造方法 |
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